喪の仕事

6/Ⅴ.(木)2010 はれ
今日から仕事。診察で「忌野清志郎さん、亡くなって1年ですね」と言われた。
当時、泉谷しげるは「アイツの死は絶対に受け入れない。通夜も行かない。告別もしない。冥福も祈らない」との名言を
はいた。
それを聞き僕も「訃報を信じません」という同じ立場をとろうと考えた。
元々僕は「別れ」に弱く、アントニオ猪木の引退試合もトイレに行ってて見逃した。
父が死んだ時も靴下を買いに行ってて、棺桶に釘を打つのにあやうく間に合わなくなりそうになった。
そういえば、フロイトも自分の父親の葬式に、行き付けの理髪店に行き待たされたために、遅刻してしまったという。
こういうのは失錯行為と言って無意識の作用らしい。
去年の5月9日に青山ロックンロールショーと銘打たれたファンのための清志郎のお別れ会が行われた。
本来なら僕はここには参列しないのだが、当日、僕の息子に「行ったら?」とすすめられ急遽行くことにした。
その日は土曜日だが外来が終わったのが8時すぎでそこから青山に直行した。
下の写真は会場でもらった記念のもの。息子には感謝している。
BGM. 忌野清志郎「Baby#1」


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