僕が野球部だった頃。

27/.(木)2010 はれ 昼過ぎに通り雨
看護学校のマネージャーに借りたまま返せていない本を読む。
A.J.クローニン「城砦」。
主人公の青年医師マンスンが、
いくどか絶望しながらも熾烈なヒューマニズムと科学的真理の求道精神に支えられて、
あやまりに陥ってはもどり、誘惑に負けてはそれから逃れ、それらを一つ一つ切りぬけ、
そのたびに医者としても人間としても成長していく話。
マンスンが圧倒的な抵抗をうけたのは、個人の、社会の、そして国家の無知と沈滞。
人間の無知はおそるべき威力をもち、その牙城は微動だにしない「城砦」のようだという。
あの人はどんな想いで貸してくれたのだろうか。
BGM. 野口五郎「青春の一冊」


6 Replies to “僕が野球部だった頃。”

  1. 内容とは関係ありませんが、
    野球部とマネージャー絡みからねずっち並に。
    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
    「マネジメント」を読んだら を読もうと思って買いました。

  2. 面白いので、サッと読んでしまいました。
    川原先生がトライされたのは、
    筆者の岩崎夏海がAKB48のプロデュースに係わり、
    AKB48の何人かがモデルになっているからですか?
    数年前に開成高校が甲子園の東京予選で勝ち進んだ事がありました。
    そのときの監督が、大学院時代の先輩なので、
    今度会う機会があったら、同じような事をしていたか聞いてみようと思います。

  3. 今週の週刊ダイヤモンドの特集は「アキバ」「変態」ですね。
    アキバをビジネススポットとして捉え、AKB48のことも特集されています。
    まだ読んでいませんが、楽しみにしています。

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