馬鹿の番付け

14/Ⅰ.(金)2011 寒い
大晦日の「Dynamite!!」の青木真也vs長島☆自演乙☆雄一郎の試合の地上波解説陣の面白さは以前にも紹介したが、
なんと「紙のプロレス」が2月号で、魔裟斗&須藤元気&谷川プロデューサーの実況解説を、紙上で再録してくれている。
このVTRは全くもって面白いので僕は何度も観て大体のセリフを覚えてしまったが、改めて文章で読むとまた格段と面白い。
さすが、紙プロだ!、よくこんな馬鹿な企画を考えた。
サブタイトルの「声に出して読みたい!」というのもイカしてる。
馬鹿騒ぎな大会の馬鹿みたいなカードを馬鹿みたいに解説している実況を、正月早々のトップ記事にもってくる馬鹿馬鹿しさ。
それを喜んで、こうしてここに紹介している自分が一番の馬鹿みたいだ。
「馬鹿」で思い出したが、「野ざらし」という落語のまくらに、‘馬鹿の番付け’というのが出てくる。
西の大関は‘醤油を三升飲んだ奴’で、こいつを西へ追いやって、堂々と東の大関を張ったのが、なんと意外や‘釣りをする人’。
なぜ‘釣りをする人’が馬鹿かというと、水の中に魚がいるかいないか判らないのに、そんな所にノウノウと糸を垂れてる奴は、‘
馬鹿の親玉’だということだそうだ。
ここから「野ざらし」の噺に入っていく。
立川談志は、このまくらの後、1つジョークを入れた。
「こないだ馬鹿な奴を見たよ。釣れもしないのに、一日中、ジッと糸を垂れてる奴」。
<なんで一日中ってわかるんだ?>。
「だって、俺、一日中、見てたもん」。
<お前が、一番、馬鹿だ>。
そんな感じかな♪。
BGM. ウルフルズ「バカサバイバー」


4 Replies to “馬鹿の番付け”

  1. お遊び程度ですが、釣り好きです。
    3時間やって1匹も釣れなかったこともあります。
    クソッ!とは思いますが時間を無駄にした感覚がないのが馬鹿たる所以!?
    せっかちな人の方が釣りにはむいているそうですね。
    「今釣ってやる、今釣ってやる・・」といつのまにやら3時間。
    「私の時間を返せ!」とは言わないところが馬鹿のいいところ!?

    1. とうきび@道産子さん
      4文字熟語で書くと、立派な感じがしますね。いつも、コメントありがとうございます。

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