今田の昔

31/Ⅰ.(月)2011
深夜テレビ「お願いランキング」に、今田耕司が出てるのをみた。
ホスト役のブラマヨとやり取りをするトーク形式の番組だが、その中で「何故、今田さんはピン芸人なのですか?」
という質問に、今田は昔ホンコンさんと「Wホルモン」というコンビを組んでいたという。
解散の理由は、当時の今田は全然朝が起きれなくて、いつも寝坊して、
それでもああ見えてホンコンさんはとても優しい人で、ずっと許してくれていて、
それでも今田はずっと寝坊して、ある日、ホンコンさんが「このままでは2人とも駄目になる」と解散したらしい。
今田耕司は当時を降り返って「本当にダメ人間でした」と言っていた。
それは、本人が当時を振り返っても説明できないことだった。
学生の頃、忌野清志郎の売れない頃の日記を読むと、「この人はダメ人間だなぁ~」と思って、とても安心した。
そういえば僕も医者になりたては結構遅刻とかして怒られていた。
何年目かにある先生との出会いで衝撃というか影響を受け、真面目になった…というか、過剰に働くようになった。
それは今でもそのままで、人間は一生のうちで働くトータル時間が定められているのかもしれない。
まだ返済期間みたいだ。
何年か前に、指導医の先生にお会いして近況を報告したら、「へ~、川原君、朝から仕事してるの?」と驚かれた。
人間はいつか何かの拍子にガラっと変わる時期がある。
風向きとか潮の満ち干きに喩えられるようなものだ。
だから、今、駄目な人もそういう時期が来れば自然と変わるから、それまではあまり努力をしないでいいと思う。
…無責任な発言だなぁ。
BGM. ハナ肇とクレージーキャッツ「ホンダラ行進曲」 


10 Replies to “今田の昔”

  1. 私のだめっぷりはいつまで続くのか・・
    自分がだめだと思う時・・税金の督促状が届く、買い物した服が山積みになっている、酔うと昔の男に電話する、アホだと思った相手に声を荒げてしまう、丸二日寝込む時がある、、数えあげたらきりがないです。。
    今は片付けの指南書がベストセラーになっていますね。使えないガラクタや着れなくなった服や昔の男からもらったラブレターやきゅんとするような恋愛経験や澱みたいに溜まった過去なんかをざーっと捨てられたら心は軽くなってどんどん生産的になれてだめんずから抜けられるのな・・

  2. 私、半年も失業してて、友達にドンドン差をつけられた気がして・・・。それに、なかなか再就職できない焦りも
    あったけど、川原先生の「何かの拍子にガラッと変わる、それまで努力しなくても・・・」って、言葉に、
    なんと、涙ぐんでしまいました。気持ちが軽くなりました。ありがとうございます!気持ち切り替えて、頑張ります。

  3. 「だめっぷり」って誰かが決めた「普通」と比較してですかね。
    じゃぁ、その「普通」を今の自分にしたら、ダメでも何でもないかも。
    とか、生意気なこといってすみません。
    今のご時世誰かが決めた「普通」「一般」に当てはまってるヒトの方が少ないと思います。
    「言語」にしたって色々あるんですから「普通」も色々あってグー(古っ)
    ♪スーダラ節(植木等がやめられねぇ)

    1. waltz(以下、略します)さん
      いつもコメントありがとうございます。「だめ」や「普通」に関してのご意見、まったく異論ありません。

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