電話、今昔物語

12/Ⅹ.(金)2012 くもり
携帯メールに、迷惑メールがたった1日だけで100件以上来る。
色々とブロック機能を駆使するも歯が立たず。
受信ボックスからまとめて削除しても、数十分後に気付くと7件入っていたりする。そして、また削除。
この削除の作業がめんどうくさい、と言うか、いい加減、腹が立つ。
詳しい人に相談したら、アドレスを変えるしかない、とのこと。それで深夜にメアド変更の一斉メールをしました。
関係者の方、夜分に失礼しました。迷惑メールで気が狂いそうだったもので。
翌日、丁寧に何人かの方が「メアド変更、了解しました」と返信をくれたのみで、昨日までの迷惑メールが嘘のよう。
パタリと止まって、ゼロになった。さみしいくらい。
でも、又しばらくしたら来るんじゃないか?、と思ったりして。でも来ない。
マジで来ない。毎日あったものが無くなった。風邪でもひいたのかな?、と知らず知らずに心配してる俺。何言ってんだ?、俺。
それより何より、迷惑メールが来なくなって気付いたのは、俺には誰からもメールが来ない、という事実だった。
もしかして故障かな、と思ってクリニックのパソコンから、携帯にメールを送ってみた。…ちゃんと届いた。
今は昔、大学生の頃、1980年代後半、1人暮らしを始めたばかりに当時最先端の留守電機能付きの電話機を買った女子が、
それはそれは自慢して、よほど嬉しかったのだろう、毎日、学校から帰る時、公衆電話から自宅に電話して、
自分でメッセージを入れていて、その光景がとても微笑ましかった。
ある時、ちょっと沈んだ顔をその娘がしていたから、<どうしたの?>と尋ねたら、その娘は「私以外からの録音がないのよ」と
しょげた顔をしていて、それがちょっと可愛くって。そんな懐かしい日のことを思い出しちまったよ。自分で自分にメールしたから。
今、カワクリの時間外の留守電メッセージの声の主は、旧・受付の岡田さんのままである。
引退後も起用し続け、新しい人にとって代らないなんて、プロ野球だったら永久欠番とか野球殿堂入りみたいな扱いだ。
岡田さんボイスには馴染があるから、そのまま使わせてもらっているが、スタッフも入れ替わったので、この際、新しい人バージョンにしようかな、とか考えたりもしている今日この頃。
今日の携帯はと言えば、迷惑メールはゼロ。そして、岡田さんから、「アドレスの件、了解しました」と皆より1日遅いメールが届いた。
BGM. RCサクセション「あの娘のレター」


6 Replies to “電話、今昔物語”

  1. 先生、自分で自分にメールを送ったのですね!・・・。うう・う・ぅぅ(←泣いてます)
    先生の携帯には誰からもメールが来ないのですか・・・。
    使い方として「緊急性」が高いとしたら、そもそも先生が携帯アドレスを教えてる人が少ないからじゃないですかねぇ。
    とりあえず、メアド変更でおさまってよかったです。学生の頃の女の子の話、とてもかわいらしい思い出ですね。

    1. 花の香りさん
      携帯メールは打つのが面倒なので、あまり人に教えてないんです。緊急連絡する人くらい。
      しょっちゅう緊急事態があっても困り者ですから、ない、方が良いのでしょう。そう考えよう。

  2. 岡田さんボイス 永久欠番で残しておいて下さい。。。
    それにしても迷惑メールそんなに来る物ですかね・・・
    わたしも以前、結構来たので、対策を一通りしたら、今では月に10件も来なくなりました。
    次に沢山きたら、しっかり対策すれば大丈夫だと思うのですが・・・・
    あまりメールが来なくて寂しければ、診察の際に皆に配ればあっというまに沢山来るようになりますが・・・・・・そう言う訳にもいかないですもんねぇ・・・・

    1. Sinさん
      岡田さんボイス、永久保存ですか?。当分はそうします。
      ちなみに、迷惑メールはアドレス変更後、一通もありませんよ。

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