あの娘とスキャンダル

6/Ⅴ.(火)2014 曇、少し肌寒い
GWも今日で終わり。
3日は、自由が丘の駅のロータリーのところで「スィーツ・フェス」というライブをやっていたので観覧した。
トリを地元の私立女子高のブラバンがつとめて、客席には同じ制服を来た女生徒が応援に駆けつけ掛声を掛けたりしていた。
女生徒達は声を揃えて曲の間合いに、「テキーラ!」と叫んだ。その日は天候も良く、屋外ステージは和やかな空気だった。
僕はその後、いつもの美容院でネイルをする。↓。


しかし、この連休は「しょこたんの熱愛発覚」から「隠し子騒動」そして「破局」という急展開で予定が狂った。
しょこたんの誕生日は5月5日のこどもの日で、4日&5日のバースディーライブ~昼夜2公演、全4公演~に行く予定だった。
しかし、直前にそんなゴシップがマスコミに出て、<これ、宣伝?>とか一瞬、思ったが、しょこたんはそういう戦略はしない。
マジか?
なんか一気に興醒めした。トーンダウン。
せっかく、しょこたんのバースディーライブで弾みをつけて、「5/18問題」学会準備に気持ちを切り替えようと思っていたのに。
ライブは、お昼から舞浜で行われる。だから、11時くらいに起きる予定。
なんだか、ライブに行く気がうせた僕は、ヤケ酒みたいに深酒をして、初日は起きたら、夕方だった。
半分意識的&半分無意識的な、意思表示。ストライキ、ボイコット、サボタージュ。
徳田さんがフォローで、「ファンの立場は複雑でしょうね」とメールで、「こんな時こそファンの声が救いになるのでは??」と
ライブに行くことを勧めた。
家族も心配し、何度か、代わる代わる、「行かなくていいの~?」と声を掛けに来る。
<わかってるよ!>と俺は、頭から布団をかぶったまま答え、前の日の酒で、体も重く、気も重い。
4日はサボたったが、5日が本当の誕生日だ。応援に行くか。徳田さんも、そう言ってたし。家族もうるさいし。
でも、よく考えてみよう。
確かに、ここ1年くらいのしょこたんは「子作り宣言」など、それらしき何かをファンに伝えてきてはいた。フェアである。
中川翔子のファンなら、それらをすべて肯定して見守るべきなのか?
本来、アイドルは擬似恋愛の対象だから、昔のアイドルは「恋人がいる」なんて絶対言わなかった。
言った時点で、アイドル廃業。
今でも、AKBとかジャニーズとか、そういう掟があるんじゃないのかな。
つまり、何を言いたいかと言うと、そもそもは「しょこたんの熱愛発覚」である。これを許して良いのか?
しょこたんには幸せになって欲しいし、そう思わせる魅力のあるタレントだが、このポイントを許したら、
アイドルでなくなってしまわないか?
中川翔子というタレントの解釈も難しく、王道のアイドルではないからこそ、好きになった、という経緯もあるし。
微妙。
アイドルも人間だ。だから、いつか結婚したり、引退したりする。
こちらが良い気分で夢を見てるのに、無理矢理起こす。
僕は石野真子小倉優子の時にものすごくショックを受けたので、もう芸能人を好きになるのをやめた。
そこに「アニメ」のブームが来た。2次元のヒロインは、いつまでもバーチャルで現実を突きつけて来ないから安心だ。
だけどアニメばかり見てると、現実社会や生身の人間に興味がなくなる恐れがある。元々、そういう素地はあるし。
そんな折、発見したのが、中川翔子だった。
中川翔子は、現実とバーチャルの接点に住んでるような人で、比較的安心し、面白い子だったのでファンになった。
しょこたんは僕にとって、リハビリのような存在で、彼女を通じて、アニメのヒロイン以外の現実のアイドルも好きになれた。
きゃりーちゃんとかBABYMETALとかベルハーとか。
今や、アニメよりベルハーですから。
僕は、中川翔子を見てて、<この人は現実での幸福を放棄している>と思っていた。
彼女がライブの最後に叫ぶ、「お前ら~、みんな、俺の嫁だ~!」は、本気だと思っていた。
そんな彼女に何があったか知らないが、猫好きで朝まで一緒にゲームが出来る相手が現実に出来たのは嬉しかったと思う。
だから今回の事件の顛末は~誕生日の直前、マスコミ報道で知る~はショックだったろう。
しょこたんはプロ意識が強いから、それでも、つよがってライブを成功させるのだろう。
ファンにとってしょこたんは庇護の対象でもあるから、きっと、会場が一体感となった良いライブになったのだと思う。
だけど、僕はそこには居たくなかった。
もし逆の立場で、僕が傷心して、それを皆が心配して、「大丈夫?」なんて集まって来られたら、たまらないから。
しらんぷり、しておいて欲しいからね。俺はね。そっとしておいて欲しい。
自分の意見が正しくない、ということは「この件に限らず」判ってるつもりだけど。どうしても、そう思ってしまう。
そういう訳で、しょこたんのバースデーライブには行きませんでした。
WOWOWの生放送が録画されてるので、少し、落ち着いたら、観てみます。
今日は明日からの仕事に備えて、Dr.ストレッチに行って来て体のメンテナンスをしてきました。万端です。
さっき、ブログ記事を書きに、クリニックに寄ったら、ポストに中川翔子ファンクラブ「ギザぴんく!」からの葉書が。
貪欲会11、日帰りバスツアーのお知らせだ。
だから~、6月8日は、ベルハーのセカンド・ワンマンだって、言ったじゃん。↓。


BGM. 郷ひろみ「ハリウッド・スキャンダル」


6 Replies to “あの娘とスキャンダル”

  1. 切ないですね。。。
    切ない男は、生きている以上は切ないのですね。。。
    こんな時に、何故か切ない歌を聴いてしまうのは、何故でしょうか?
    BGM. 中村雅俊「俺たちの旅OP」

    1. ボクシングファンさん
      コメント、ありがとうございます。
      切ないので、気の効いた応答が出来なくてすみません。
      BGMの曲、ありがとう。味わって聴きました。

  2. こんにちは。
    僕は、しょこたんはものすごく疲れている状況にいるのではと感じるのです。猫好きアピールも彼女の数少ない現実逃避の手段なのではないか、と。恋人ができるのも当然のなりゆきなのでないかと思うんですよね。

    1. 太郎さん
      こんにちは。
      ご指摘の通りかも。
      ちなみに、しょこたんの最新アルバム「9lives」完全生産限定盤には、豪華ブックレットがついていて、エッセイ・小説・イラスト集などが載っていて、読み応えありです。
      そこには、しょこたんが結婚する男性の条件なども書いてあります。(ちょっと、宣伝してみました)。

  3. 先生のしょこたんに対する思いはそういうものだったのですね・・・・・
    奥が深いです。
    でも先生元気出して下さい、しょこたんはきっとそんな思いをしてるファンからの声援を待ってますよ!

    1. Sinさん
      さて、しょこたん、とは?
      今までに聞いた事のない言葉ですね。
      何を指し示す名詞なのでしょう?
      などと、まだまだ、思いっ切り、否認をしていたい気分です。

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