8月は、オーガスト

千代の富士が死んだそうで、千代の富士の思い出と言えば、高校の同級生が、
「千代の富士は、陸上選手なみに足が速い」と言っていたことで、
だから、相撲取りだからとバカにして頭を小突いて逃げても、
全速力で追いかけられて捕まってしまうから、「千代の富士には手を出すな」、と。
「栃赤城ならいい」、らしい。
東スポで、千代の富士死亡記事を読んだが、あらためてみると記録がすごい。
昔、千代の富士が現役時代、山手線に乗っていたら、内回り、新大久保を過ぎたあたりで、
僕の横に「相撲オタク」が2人いて、その会話が耳に入って来た。
「千代の富士には、大鵬には柏戸のような、輪島には北の湖のような、ライバルがいない。
だから、千代の富士は、記録をライバルにして、記録と戦っているんだ」との、
相撲オタクの、息継ぎをしないものすごいスピードと興奮してハイトーンな音域が今も耳に残っている。
ライバル不在のため記録と競う、で思い出すのは王選手だ。
長嶋が現役時代のON砲は2人とも三冠王をとれていない。
長嶋が二冠とっても王が本塁打王をとったり、
王が苦手の首位打者をとっても長嶋が打点王とか、切磋琢磨していたから。
戦後、日本で三冠王をとってたのは、南海の野村克也だけでしょう。野村、パ・リーグだけどね。
それで、長嶋が引退したら、王はすぐに三冠王をとって、あとはベーブ・ルースやハンク・アーロンの記録とか、
800本とか、数字と戦っていた。
その頃のなぞなぞで、
「巨人軍がピンチになるのは、何月?」というのがあって、
答えは、「8月。オーガスト。王がスト、だから」。
その位、王選手の活躍に依存していた訳だ。今では通じない、なぞなぞですね。
僕は8月になって、AUGUST、の文字をみるたびに王選手とこのなぞなぞを思い出す。
千代の富士の命日は、7月31日だから、来年からは、千代の富士のことも一緒に思い出すかもしれない。
まぁ、どっちも、そんなに好きな選手じゃなかったけどね。
それは千代の富士と聞いて最初に思いつくのがラジオっ娘の「茅ヶ崎サンライズ」のサビの歌詞だったりするほどに。
王選手の場合は矢野顕子の「行け!柳田」であったりするだけに。


6 Replies to “8月は、オーガスト”

  1. 先生の嫌いな原因の歌の意味が残念ながら解りません・・・・
    二人とも偉大な選手で私は好きですけどね。
    先生の嫌いな理由・・・・歌の意味はなんですか?

    1. sinさん、こんばんは。
      二人とも、国民栄誉賞ですもんね。
      僕は、国民栄誉賞をとった人にあまり思い入れがないんですよ。
      あっ、長嶋がいた。
      このコメントはちょっと誤解があって、(多分、僕の書き方が悪いのでしょうが)、
      歌は二人の名前を聞いて最初に思い浮かぶもの、という意味です。
      歌が嫌いな訳じゃないです。そして、歌が原因で嫌いな訳でもないです。
      つまり、それらの歌が最初に思い浮かぶくらいに、思い入れが少ないという意味です。
      OKですか?

    1. sinさん、こんばんは。
      このギャグをよく使う?良い職場ですね。
      僕がうちのクリニックで使ったら、セクハラですよ。即、レッド・カード(笑)
      ではまた~

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