夏の思い出

8/Ⅷ.(火)2016 はれ 暑い! 
今はオリンピックのシーズンだが、僕はまずオリンピックやサッカーのワールド・カップなどを観ない。
とにかくイヴェントっぽいものや風物詩のように皆でにわかに盛り上がるものが嫌いだ。
プロ野球の日本シリーズや高校野球も観ない。
昔は観てたから、いつからこんな屈折した性格になったのだろう。
早く直さなければ。(うそ)
ところが、今日、久し振りに、甲子園の放送を生で観た。
大会2日目の第2試合に出る、大分高校の女子マネージャーがなかなか可愛いと評判だから。
僕らが二十歳を過ぎた頃、「いつからが大人か?」という議論をよくしたものだ。
選挙権とか、車の免許をとれるとか、酒が呑めるとか、パチンコに行けるとか、ポルノ映画館に入れるなど、ではなく、
もっとメンタリィティーな命題だった。
その結果、当時、1番説得力があったのが、「高校野球の球児をみて、全員が年下にみえること」だった。
これは今の若者にも通用するのかな?
ちなみに、僕は全員、年下に見えましたよ、今日。
高校野球のマネージャーで思い出したのだが、僕が高1の時に通っていた学習塾で一緒だった女子がそうだった。
彼女は、塾で1番可愛い女子で、一緒に海水浴に行ったこともある。
その塾には電話魔の女子もいて、その子が僕とその子をくっつけようとしていた。
あれ、これは前にも書きましたね?(「電話の話」2013年4月の記事)
で、その可愛い女子が、夏場になると、ノー・スリーブの服を着て来ていて、彼女が伸びをするたびに男子たちが、
彼女の脇の下をみて興奮していた。それは彼女が脇の下の毛をそのままにしていたからで。
僕は彼女と帰り道が途中まで一緒で、僕らはいつも同じホームで別の電車を待っていた。
僕は彼女に、<ノー・スリーブ、やめたら?>と言ったら、彼女は、「不自然なことはしたくないのよ」と言った。
それでも、彼女は翌日から、Tシャツを着て来るよになった。
時系列でいうと、その後に僕らは海水浴に行ったことになる。
その時に彼女がどうしていたのか覚えていない。多分、記憶からデリートしたのだと思う。
僕はこのやりとり以降、彼女に限らず、薄着の女の子がいると過剰にそこに目をやらないようになった。
少し、強迫的だったとも思う。
友人に「脇坂」という男がいたが、彼の名を、<日本一、ひわいな名前だ>と思ったことさえある。
今はそこまで極端ではないが、すっかりクセになっていて、だから薄着の女性をチラチラみなくて、
セクハラと間違われる率も低くて、結果オーライだ。
なんて思っていたら、最近の若い女性の間では、脱毛をしない、というのがブームのきざしだと聞いた。
理由は、自然なままで、ということらしい。
本当?
BGM. 吉川晃司「サヨナラは八月のララバイ」


14 Replies to “夏の思い出”

  1. 蝉は20年くらい土の中にいて、成虫になったとたんに、「やーりたーい、やーりたーい」と叫んで数週間でその生涯を終えるいう、変な生き物です。と誰かが言っていました。
    今オリンピックをやっていますね。テレビで見ましたが、リオのカーニバルの後、未婚の母が増えるんだそうです。
    人間も蝉もたいして変わらないですね。
    好きだからあえて、 それはいかがなものかと思うのかなとも思うのですけど、最近のファッションて透けすぎではないだろうか。
    ま、いいか。それが流行というものなのだから。

    1. やさぐれ久蔵さん、こんばんは。
      セミは、種の保存という本能的なもので、人間の性欲は少し趣が違うのかと思っていましたが、
      リオのカーニバル説を聞くと、人間もセミと変わらず、本能なのですかね?
      だったら、しょうがないですね。(何がしょうがないんだ?)
      最近のファッションは、透け透けが流行ってるのですか??
      気付かなかった。
      てっきり、この夏の女子は、ポロシャツが流行っているかとばかり思っていました。
      迂闊でした。
      ではまた~

  2. お邪魔させてもらいます。大人についての話は感慨深いですよね、自分はかつては自身も感じただろう大人社会の矛盾、不条理を受け入れて「これが大人なの」と言いつつも本当は葛藤を抱いて行動する人を大人と呼ぶのかな~なんて思ってみたり。
    後は自分はドラマやバラエティーなんかをみて自分より若い人たちが主体になりはじめたころ自分は若さ足りないかも?と思いました。
    最後にちょいハレンチなお話ですが、高校生の頃知り合いに英和和英辞書を貸すと必ずと言っていい位にハレンチな用語に蛍光ペンが引いてあるのです(笑)あれには戸惑いましたね。

    1. 猫ズッキーさん、こんばんは。
      大人についてですが、そう言えば、よく、「川原、大人になれよ」となだめられたことがありました。
      <そんな理不尽なことが通るなら、大人になんかならなくていい!>なんて答えたりして(笑)
      子供っスね。青くてゴメン。
      こないだ「笑点」を見てたら、司会の春風亭昇太がオバマ大統領より年上だと言ってて衝撃を覚えました。
      最後の辞書の話、そういう奴いましたね。
      それと似てるのに、地図帳でハレンチな地名を一生懸命探して、丸で囲ってる奴もいました(笑)。
      レマン湖、とか、オマーン、とか、アルゼンチン、などでしょうか。
      あれにも戸惑いましたね。
      ではまた~

  3. 先生、こんにちは。
    透け透けの着物だったら一枚持っていますよ。
    でも中にしっかり襦袢を着るので、あまり透けません。
    浴衣も襦袢着用派なので、普通です。
    暑くて、初めてエアコンの「切りタイマー」を入れて寝たら(それまではエアコン無しで寝てました)、朝は喉が変になりました。
    いろいろ気になる毎日です。でも、一日づつ終わって、また次の日になるので、大丈夫大丈夫と自分で呪文のように唱えています。
    明日から夏休みですよね。本当にいつもお疲れ様です。
    どうぞ、日常とは違う日々をご堪能ください。

    1. トモトモさん、こんばんは。
      透け透けの着物なんて、あるんですね?
      僕は、白地の下に着た濡れたスクール水着が透けてみえる柄、のTシャツを持っていますよ。
      エアコンの切り忘れで喉を痛める人、多そうですね!
      そんな皆さんへの良い忠告になりそうですね。
      毎日、大変そうですが、僕も夏休みだから、呪文唱えるの、手伝いますね、大丈夫大丈夫、と毎日。
      僕の夏休みはベルハーのライブ以外予定はないです。
      あとは、映画でも観に行きます。アリスとゴジラと原田知世版の「時かけ」。
      そして、16(火)は新宿タワレコのベルハーのイベント。それで今年の夏は終わりです。
      ではまた~

  4. こんばんは。 コチラでは随分とお久しぶりです。
    ”夏の思い出”を綴るコーナーじゃナイことは承知しているつもりなのですが。ちょっとだけ失礼を。
    まず、こずえちゃんから「夏の思い出が欲しい」などと詰め寄られた五代くんが泡食っていたのを思い出しました。 でも。そんな夜に寝付けない五代くんは。管理人さんが”経験者”であるコトを今さらながらに認識するワケで、そっちの方が重たそうでした。
    かく言うワタクシめにも、中二の夏にありました。 自宅のホコリを被った百科事典にて図説付きで女性の構造を紐解き、「…三つ目があったのか!」などと。 そんな翌日の試合ではヘロヘロな投球内容にベンチの顧問(アダ名: とっつぁん)から檄を飛ばされ、最終回にようやくバットの方で巻き返した。ニガぃ夏の思い出です。 果たして参考になりますでしょうか。
    BGM. L’Arc~en~Ciel 『 夏の憂鬱 [time to say good-bye] 』

    1. 散文気分さん、お久し振りです。
      夏っぽい描写ですね。
      光景が目に浮かびましたよ(笑)
      特に、野球は、岩谷テンホーの4コマを彷彿とさせました。
      僕は大怪我をして入院してた時期、何故か、「めぞん一刻」が読みたくなり、病室で読んでましたよ。
      あれは、冬の思い出でした。
      またコメント下さいね。ではまた~

  5. 今は自然なままが流行っている、本当なんでしょうか?
    にわかに信じがたい現実があるのでしょうか?
    受付シスターズの皆さんに是非聞いてみて実情を確かめてみて下さい!

    1. sinさん、こんばんは。
      確かに、にわかに信じられませんよね。
      でも、受付シスターズには、聞けませんよ。
      クリニックでは、男性は僕だけで、おまけに院長ですからね。
      そんなことを聞こうものなら、このご時勢、セクハラですよ。
      サッカーなら、即、レッド・カードです(笑)
      ま、そういうことには、きわめて寛容な人たちですが、そこに甘えてばかりもいられません。
      院長もつらいよ、です。
      ではまた~

  6.  先生、ご無沙汰です。
    高校球児を見て、自分の年齢を客観的に捉え直す?記事に、
    思わず、うんうんと、頷いてしまいました。
    大人の定義はともかく、その感覚は自分自身にも確かに有ったものです。
    先生の「高校野球のマネージャーで思い出したのだが、」
    を見て思い出したのが、
    以前このブログで、あだち充の「タッチ」の回顧録をしたことです。
    時代が変わっても、現実でも、アニメのヒロインでも、
    「高校野球のマネージャー」の存在感は未だ健在ですね。

    1. ボクシングファンさん、こんばんは。
      思わず、調べちゃいましたよ。
      あれ、懐かしいやりとりでしたね!
      チクりババアと南ちゃん」ですね。2013年5/31の記事でした。
      で、感想ですが、僕ら男子って、基本的に成長しませんね(笑)
      それを、「若い」と言い換えられる年齢になってしまったものだ、と照れ隠ししたりして。
      またディープなコメント、待っています!!

  7. 法人化が何なのかよく知らないですけど、お弟子さんとられたらどうでしょうか。
    たぶん先生の考え方に賛同するひとは少なからずいると思うんですけど。
    先生以外の精神科医に出会ったことはあまりないので、何とも言えませんが。
    少なくとも僕のみた範囲ではしょーもない人ばかりでしたよ。

    1. やさぐれ久蔵さん、こんばんは。
      ご指摘の通り、<ワシは、弟子をとらん主義じゃ>、なんて言ってられないですね。
      後継者(医者)探しは、考えているのですが、医者に知り合いが少なくて。
      誰か、良い人、知りませんか?
      条件は、「テロリストがクリニックに押し入って来ても、患者さんを守る気概のある人」です。
      法人化については、皆さんもピント来ないみたいだから、今度、記事を書きます!
      ヒント、ありがとう!

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