パレイドリア

5/Ⅲ.(木)2020 はれ、風が冷たい 習近平主席訪日延期

近くて遠いは男女の仲、などと言いますが、精神医学では感覚器官を通じて外界に存在するものを意識することを、知覚、と言います。

実際にあるものが違ったものに知覚されるものを錯覚といい、たとえば柳の枝が揺れるのが幽霊にみえる、などです。実際に存在しないものが知覚されるものを幻覚といって、区別します。

空の雲や壁のしみを見ていると怪獣や人の顔になったりするけど、現実にはそれは雲やしみだと知ってるのを「パレイドリア」と言います。中学の同級生だった岩本君が、「俺の部屋にフランシスコ・ザビエルがいるんだぜ」というから見に行ったら、柱の木目でした。

下は、お馴染みのクリニックの階段。↓。

そのUターン地点に、古代オリンピックの選手をみつけました。↓。

心理検査のロールシャハテストも図をみせて何にみえるかパレイドリア的に調べるのです。ロールシャハ検査については過去に書いた記事が面白いから良かったら見てみて下さい。ここ

BGM. 山下達郎「パレード」


5 Replies to “パレイドリア”

  1. こないだ雨上がりの帰り道、アスファルトの地面に水溜りがあって、3つの輪っかから出来ていて、まるでミッキーマウスの顔。
    ディズニーなんて全然好きじゃないのに、見えちゃうんだよなぁ、困ったものよ。

  2. こんにちは。
    「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。こういう俳句があるそうですが、大学時代に何度も経験しました。ある時は人、いや、たいていは、人でした。つまり、恐そうに見える人も、実際は、そうでもない。そんな感じでしたね。
    ロールシャハも、ちょっとやってみました。最初の模様、何か、マニアックなロックのジャケット・デザインに使われていましたよ。

    1. papaさん、こんにちは。

      僕も若い頃は霊感体質で、川のそばのアパートに住んでたら幽霊にとりつかれて大変でした。
      最初は玄関にいて、次の日はキッチン、次の日は寝室と近付いて来て、その話を友人にしたら、「うそつけ!」ってバカにしたから、うちに泊めたら金縛りにあってやがりましたよ(笑)
      沖縄の海でも、浅瀬で白い服を着た女に足をひっぱられスネにミミズバレが出来て、「ハブ園」で買ったオイルを塗ったら著効してミミズバレが消えた思い出があります。なんのこっちゃ。
      ロールシャハのジャケットのLP何かわかったら教えて下さい!ではまた~

  3. 今、アルバムを見たら、割合とロールシャハの最初のと、そっくり・・・。自室のコレクションから。
    jesse wolff and whings という人のアルバムで、1972年のもの。アルバム名も同じです。ジャンルとしては、swampと呼ばれるものです。

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