昨日のつづき

18/ⅩⅡ.(金)2020 寒い 涼宮ハルヒの消失、の日。

毎日寒いですね、冷たい風は世間のようです。ついつい人肌恋しくなっていけない恋に走らないようにしたいものですね。
クリニックは診察室は暖かくて気づきませんでしたが換気で寒気が入ってくるから受付は寒がって凍えています。
ドトールで今、キテイちゃんとのコラボをやっていてキティちゃんの体重がリンゴ三個分だからでしょう、リンゴキャンペーンです。
そこで受付に温かいアップルティーやアップルカフェオレなどを差し入れして点数を稼ぐ僕ですがこのクジがなかなか当たりません。↓。

 

皆さんは「テキーラ事件」って知ってますか?
どこかの金持ちが高級バーのVIPルームで女の子にテキーラを一本飲めたら「10万円あげる」って言ってチャレンジした子が死んじゃったんですって。
その金持ちは上級国民なのであまりニュースになってないそうです。
死んじゃった子、可哀想ですね。「断れない雰囲気」もあったんでしょうか。
しかし、テキーラって強いお酒です。僕がこの話を聞いた時の感想は、「10万円って安くないか?」です。「一杯、10万」ならわかるけど。
最近の日本の金持ちはどうなってるんでしょう。
そこへ行くと菅総理は立派です。「GO TO」停止の直後に行ったステーキ屋さんは最低でも一人10万円だっていうから、一国の総理が安い店に行ってたら笑われますからね。
「GO TO」を使った人に聞くと、それはお得なのだけれどそれ以上に「旅行してもいいよ」って免罪符的な効果が大きいのだそうです。
日本人は他人の目を気にしますから極端な話、自粛警察、などを恐れてる訳で大義名分がないと目立ったことが出来ない国民性なのでしょう。
ですから、「GO TO」を止めた直後に菅総理が会食した意味は大きく、年末年始の過剰な自粛に免罪符として、「だって総理だってやってるじゃん」って言えて少しは経済が回りますものね。良く出来た筋書きだ。これを考えた人、頭良いな。

コロナで1番怖いのは感染力やワクチンがないことではなく、人の悪意を炙り出して「絆」を破壊するところだと思います。夫婦や家族喧嘩や同窓会ラインでの揉め事も聞きます。スピリチュアル的に言うとコロナで我々人類は次のステージへ行けるかを試されているようです。
そんな今年はコロナ禍でラジオを聴くリスナーが増えたそうです。
緊急事態宣言の頃、僕が聴いたラジオはナイツのチャキチャキ大放送で、ナイツの塙が「夏と言えば、虫取りだけど、知ってる?ジャンポケの斉藤さんの話」といわゆる彼の持ちネタを紹介しました。小学校の頃、夏休みにジャングルポケットの斉藤が友達に虫取りに誘われて早朝山の上に虫取りに行き、先頭を歩くよう言われ「あれ?虫なんかいないよ」って振り向いたら一斉に「お前が虫だ」って網をかぶせられたってオチです。塙は話が上手いから相方の土屋も大笑いして、聞いてる僕も笑ってました。
そうしたらその数週後、夏休みのネットニュースで「いじめに負けるな」みたいな特集記事でジャンポケの斉藤が登場しこの話をして、斉藤は話が上手いからそれはいじめの悲惨さとそれに負けなかったが心の痛みを訴えていて僕はあらためて、イジメ・ダメ・ゼッタイ、と思ったものです。

同じ話なのに言い方で違って聞こえるのがいじめの怖さですね。いじめてる方に自覚がない、という。
いじめに打ち勝ちいじめを排斥しようと運動してるタレントの代表格がしょこたんです。しょこたんは胃腸が悪く中学の頃、教室で戻してしまったら、変なあだ名をつけられた過去があります。↓。

最近の学校では、いじめの温床になるからという理由であだ名を禁止してるところもあるといいます。これに対して取材を受けたしょこたんは、「それは行き過ぎでしょう」と答えていました。
こういう被害者と加害者の構図のディスカッションの時にどんな専門家の見識より「一被害者の意見」に重みが感じられるもので、あだ名でいじめられた当事者のしょこたんが「いい」というならそれ以上言えない雰囲気になる。あくまでいじめられたたくさんの人の中のワン・ノブ・ゼムに過ぎなくて考えてみれば他の意見もあるのだろうにだ。
それにしょこたんは特異な例です。「しょこたん」という呼称がそもそもあだ名です。確かに彼女は変なあだ名で傷つけられたが「しょこたん」という別の良いあだ名によって救われたのです。上書きされたのです。だから「あだ名肯定派」。ところがみんながみんなそうは行かないのでいまだに過去を引きずって「あだ名否定派」はいるでしょう。

何を言いたいかというと、人によって傷ついた人は人によってしか癒されないように、あだ名で傷ついた人はあだ名で救われる。ひょっとしたら男によって傷つけられた人は男によって癒されるのが道理なのかもしれない。人間不信を救うのは人間で、医療不信を払拭するのは医療でありたいと思う。

アレキサンダーという精神分析の傍流にいる人が「修正感情体験」ということを言っている。かつての嫌な体験と全く違う感情体験を治療者との間で情緒的に体験する学習・教育的な治療概念であり、なんとなくそれに似てると思う。
僕が治療的に大事にしてることの一つにそういうものもあると思っている。

今日のつづきは明日。


8 Replies to “昨日のつづき”

  1. やっぱりいじめはやっちゃダメ。お話にならない。いじめっ子もいじめられっ子も、へたすれば、人生狂っちゃう。
    人生狂わせたくなかったら、下手な手は出さないほうが、いいですよ。

    1. papaさん、こんばんは。

      昔、某・有名私立の校長が「うちの学校でいじめがありません」と言い張ってて違和感を覚えました。
      いじめのない学校ってあるのか?ただ見つけられてないだけでは?と思ったものです。
      だからいじめられた人が勇気を出していじめがあった、と告発するしかないと思うし、そこをちゃんとすくい上げるシステムが大事だと思っていました。
      そうしたら小林麻耶が「グッとラック!」のスタッフにいじめられた、と主張しましたが、その途端、事務所を契約解除&番組降板になりました。
      世間も彼女ら夫婦のおかしさ(?)ばかりに注目し、いじめ自体も彼女の虚言(?)ということに処理されました。
      「証拠」を出すのも難しいし、「冤罪」もあるかもしれないし、いじめは難しいですね。
      ジャンポケの斉藤の件も加害者はいじめた意識がないと思います。
      人間社会からいじめはなくならないと思うので、だからこそいじめは駄目だと言い続けることが大事かと思いました。
      まるで憲法第9条を守るかのごとくです。

  2. 川原先生こんばんは。

    いじめは、ダメですよね。
    いじめられた子本人だけじゃなく、下手すればその両親や、兄弟姉妹、家族全員の人生の歯車を狂わせちゃいますからね。その覚悟があっていじめるならいいですが、そんな背景、考えながらいじめをする子なんていないですよね。

    いじめのその先に、うつ、強迫性障害、家庭内DV、ひきこもり、等々何年にもわたってその家族全体を苦しめる。それを知っても、あなたは、いじめ、やる覚悟ありますか?

    って教えたら、ちょっとは減らないカナ…。なんてちょっと私情が混ざり熱くなりました♫

    大きなキティちゃんのぬいぐるみ、可愛いです。是非当ててください。私は、呪術廻戦を見始めました。面白いかはまだ分かりません。

    1. いずみさん、こんばんは。

      今、ヤフオクをみてみたら、ドトールのキティちゃんのぬいぐるみ「3万9千円」で転売されてましたよ。
      呪術廻戦は、グッとラック!でも特集されてました。ノンスタ井上やかまいたち山内やサンシャイン池崎などの芸人さんが推していて、どうしたのかな?と思ったら、TBSで放送なのですね。声優陣も豪華です。けいおんの「秋山澪ちゃん」役の人も出てました。しかしどうしても二匹目のドジョウ感は出てしまいますね。アグネス・ラムの後のステファニーみたいな。なんて言ってもわかりませんか。宮崎美子の後の斉藤慶子的な。もっとわかんないか。
      自律神経失調は交感神経と副交感神経の乱れだから、回復させるにはオンオフをしっかりつけることが大事で休息と活動のバランスを意識して生活するのが大切です。
      つまり頑張って疲れた人の「仕事」はまずゆっくり休むことです。「うつ」って1番得意なことから出来なくなるものだって教科書には書いてあるから、ルチーンをさぼるのが得策ですよ。ではまた~

  3. こんにちは。 あした参上いたします。
    さて。 ・・・【人肌の恋しくなる季節】などを取り沙汰されますと、いわゆる ひとつの 『きゅん。』とか、感じてしまいます。

    きゅん嫌い(笑

    で。 話は変わりますが。
    夕べ、夕食後にpc前でパチパチしてて、小一時間ほどでしたか。
    既にうとうとしてました。 足元にはエレクトリック・メソッド・タイプのイージーな暖房設備を灯しておったワケでして。

    気付けば辺りは真っ白け。 なんともかぐわしい【焚き火の香り】が漂っているでは あーりませぬか。 非常事態とか緊急事態の類の?『caution! caution! caution!・・・』 が脳内で鳴り響く中、足元を見やれば 『おっ、萌えている。』

    まだ【夏・仕様】のスリッパ《足裏の接触面が竹製》を履いていまして、そのつま先部分から出火しておりました。

    人体的には被害無しでしたから、まずは全ての窓を開放。次いで防衛庁から支給されたサーキュレーターもフル稼働させました。
    ・・・厚木基地・飛行航路の真下に位置する我が家でして。

    たぶん、ほんの2~3分の間の出来事じゃないかと思うのです。
    しかし室の匂いが取れませぬ。 燻製系? そう訊かれましてもねぇ。
    困ったものだな。

    BGM. Celine Dion 『ALL BY MYSELF』
     ※たまに歌ってます。 主にまねきねことかコートダジュールで。

    1. 散文気分さん、こんにちは。

      今年は世界的に災難の年。年末になって、火難・水難・あとは女難が重なればハネマンですね。
      昔の人は年末に悪いことがあると、今年中に厄落とし出来た、と強がったそうです。
      そうでも言わなきゃもたないという江戸っ子の心意気てなもんでしょうか。
      ではまた~

        1. papaさん、こんばんは。

          夏目漱石の「坊っちゃん」、赤塚不二夫の「もーれつア太郎」、高田文夫の「ラジオビバリー昼ズ」てなものでしょうか。

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