たっちゃんの春を呼べ

4/Ⅱ.(土)2023 立春。嫌いな二世タレント・ランキング、2位・花田優一(父は、貴乃花)、3位・Matt(父は、桑田真澄)を抑えて1位は、いしだ壱成(父は、石田純一)。ちなみに4位は、長嶋一茂(父は、長嶋茂雄)。

 

ブログを読んでくれてる人はお判りでしょうが、週ごとに、レコードを入り口に陳列しています。今週のレコードたちはビートルズでした。

来週の7枚。まずは、所ジョージのLP、と、はしだのりひこのユニット・シューベルツ。所は、アビーロードのパロディ。本家ではポールが裸足なので(死者を意味する)と「ポール死亡説」が流れたくらい有名なジャケットで、所もちゃんと3人目のポールの位置で裸足になっています。はしだのりひこは、「帰ってきたヨッパライ」のフォークルのメンバー。なんとフォークルのさよならコンサートのゲストに「はしだのりひことシューベルツ」として登場します。代表曲は「風」です。杉田二郎(のちのジローズ=戦争を知らない子供たち)が在籍。

鮎川誠は死んじゃいましたね。博多出身のロックバンド、前身は「サンハウス」ですね。「レモンティー」が性的なメタファーだと中高生に受けました。

左のエンケンのLPには代表曲「カレーライス」が収録。三島由紀夫の自害さえテレビから流れる一風景にしか過ぎないという、生きることに精いっぱいのカップルには革命など生活とはほど遠いというフォークの世界観を歌っていますが、表題曲「満足できるかな」はハードフォークというかパンクというか、のちの80年代ニューウエーブに登場する「東京ワッショイ」への架け橋として重要なカギで、そのタイトルから、ローリングストーンズ(サティスファクション)に対する日本からの解答とも言えなくはないでしょうか?

尾崎豊の「卒業」は卒業シーズンなのでチョイスしてみました。当時、水中でもがく尾崎のプロモビデオが印象的でした。よくTVKで流れてました。

左は「SMAP」のレーザーディスク。文化部長のスーちゃんに持たせてみました。自己紹介みたいですね。このアルバムにはヒット曲がいっぱい入っていますが、清志郎がキムタクに送った「弱い僕だから」も収録されています。きっかけはキムタクが番組で「勇気をもらった一曲」という質問に「RCサクセションの、君が僕を知っている」と発言したことに、清志郎が答えてくれたものです。スマスマでは、二人でデュオしましたね。

ラス1は、「日本一早いモーニングショー」でおなじみの「グッドモーニング」から派生したユニット・オナッターズの1st&ラストアルバム。パントマイムの中村ゆうじなどが出演した超面白いバラエティ番組でした。左下が小川菜摘です。ビートルズの「ハードデイズナイト」を水野晴郎が「ビートルズがやってくる。ヤー・ヤー・ヤー」と訳したのは有名ですが、それをおちょくって「オナッターズがやってくる。ハッ・ハッ・ハー」と副題をつけてました。

西尾維新の物語シリーズの原作はラノベですが最近は全然読んでないのでどうなってるか分かりませんが、知ってる限り、阿良々木暦が警察官になってるのまでは知ってます。アニメは原作に忠実ですが、このコミックスは当初から暴走しています。たとえば戦場ヶ原を全裸で土下座させたり、原作にはない妄想が展開しています。誰もあまり読まないと何するかわかりませんよ。この表紙も中学生の千石撫子にこんな表情をさせるなんて「確信犯」ですね。それに「20巻」に千石撫子は登場もしないのに。

昨日は「節分」でしたが、帰りのお持ち帰り専用の寿司屋さんは大行列でした。恵方巻を売ってたから。コンビニもすごいたくさんの種類と数の恵方巻がありました。いつからこの文化が東京に根付いたのでしょう?

帰り道、地元の「氷屋さん」ではおじいさんが小さな声で、豆を数粒もって、店を出入りしながら、「鬼は外、福は内」とやってました。

僕は今度の休み、久々に世界堂に行って、上で紹介した千石撫子のイラストを拡大カラーコピーしてラミネートして、自家製ポスターにして飾ろうかと思っています。「節分」だけに「接吻」なんてどうでしょう。

BGM. 遠藤賢司「満足できるかな」


18 Replies to “たっちゃんの春を呼べ”

  1. 80年代は、まだ団塊の世代の人たちが元気でしたから、色々な、例えば若いバンドとベテランのバンド、アーティストが混合してましたね。
    シーナ&ザ・ロケッツのこのジャケットは覚えてますよ。鮎川誠さんが亡くなった年齢は、74歳。最近、どうしてなのかと思うぐらい、74歳で亡くなる人が多いので、気になってます。
    サンハウスが「レモンティー」を演奏しているフェスティバルのライブLPを持っているんですが、シーナ&ザ・ロケッツになっても、ニューイヤーロックフェスで、「レモンティー」やってましたね。ザ・モッズといい、九州出身のバンドには、良いビートバンドが多いですね。
    スターリンのファーストが大好きで、ダウンロードしたんですが、まあ、過激なバンドでしたね。雑誌「宝島」の常連。RCと同じく。
    オナッターズがLP出していたのは、知りませんでした。当時、この3人の冠番組があって、見たんですが、作り手の思い入ればかりが先行して、あまり面白くなかったな。
    私も、平成、令和に入って、すっかりサウンド指向が、変わっちゃいましたが、カワクリで昭和歌謡、昔のアニメの主題歌を聞くと、「いい歌多かったな、考えたら」と感じます。

    1. papaさん、こんにちわ。

      スターリンの「虫」というLPがピクチャーレコードでジャケットを丸尾末広が手掛け、怪傑黒頭巾の絵でした。
      あれは誰かにかしたまま返してもらってないですね。スターリンの遠藤ミチロウはアラーキーの浪漫写真(ガロ)でF●CKしたり脱線しまくってるパンクロッカーでした。

      オナッターズの冠番組ってたぶんそれが「グッドモーニング」です。最終回をネットでみつけました。今の季節っぽい「ギブミーチョコレート」は女子勢ぞろいでラインダンスを踊って古城千賀子(てんぱいぽんちん体操第2、で窓際に座り体操をせずアンニュイなボーカルを披露する)をメインボーカルに置き、中村ゆうじがマッカーサーの扮装をしてバレンタインと終戦を引っかけたコミックソングですが、残念ながら音源化してません。国生さゆりの「バレンタインキッス」に独占されないパンチのある楽曲だけに残念です。
      グッドモーニングはまだこれからという時に打ち切りされましたが、「プレイボーヤクラブ」というタイトルで4ちゃんにお引越ししましたが、オナッターズ不在があまりにも大きく長続きしませんでした。

      https://www.youtube.com/watch?v=XtwG4SJwzW8

  2. いや、今日、今は夜なんですが、変な陽気だ。夜が更けるにつれて、この怪しげな陽気は深まるばかり。いくら立春を迎えたからといっても、おとといまでは、部屋を閉め切って、暖房かけて、セーター着ていても寒かったのに、突然・・・・なんだ、このびらんな陽気は。おとといの夜より、妙に暖かくて、突然、春の陽気が来たような。先生の文章も、先生が微妙にこの陽気を感じていたせいなんじゃ? 真面目な話、変な性犯罪が起きなければいいんだが・・・・。

    1. papaさん、こんばんは。

      返信が遅くなりました。また寒いです。変換ミスして、「股寒いです」になりました。変態度数、0.1、まだ大丈夫です。

  3. 川原先生、こんばんは。

    千石撫子は、こんなキス顔はしないはずですよね笑。コミック版、恐るべしです。阿良々木暦が、警察官になったお話が「結物語」ですが、その後に発売されたラノベの原作では、どんどん撫子ちゃんが主役のお話になっていきます。阿良々木君が警察官になったように、最終的には、撫子ちゃんはどんな職業につくでしょう?もう知っていたらすみません…。漫画家ではないです。正確には、漫画を描きながら、それだけでは自立できないから、他の職業につきます。見習いから始めます。
    もし続きを読む予定が無さそうなら、今度こっそり教えますね。

    ちなみに、西尾維新作品は、3月に「怪人デスマーチの退転」という最新シリーズ(返却怪盗シリーズ)の第2冊目が、5月17日には「戦物語」物語シリーズの最新作品が発売になります。コミックス盤「化物語」最終22巻と同時発売だそうです。21巻は多分3月16日発売。あと2冊、どんな表紙になるか楽しみです。コミックス版は集めていないので、発売されたら見せてください♪

    1. いずみさん、こんばんは。

      返信が遅くなりました。
      撫子の職業知りません。なんだろう??「昼はつけ麵屋で、夜は塾講師?」。
      今、木々嵩太郎、という探偵小説と、澁澤龍彦の「妖人奇人館」という本を読みだしたので、しばらくそっちには手が回りません。
      今度こっそり教えて下さい。

  4. 小耳にはさんだニュースで、結構大事なことだと思うんですが、いわゆる首都圏直下型地震の被害想定を、今までの半数に減らす必要がある、というニュース。
    なにが理由か分かりませんが、地震そのものだって、起きるかどうかわからない・・・・・・東日本も全くの想定外だったし・・・・・。
    どっちにしろ、備蓄とか、耐震構造をしっかりしておくに越したことはないですが。

    1. papaさん、こんばんは。

      返信が遅くなり申し訳ありません。なんてことを言ってるうちに、トルコの大地震です。地球上で安全な場所などないですね。謎の気球が中国のじゃなくて、侵略者だったらいいのに、とついつい夢見がちなことを考えてしまうお年頃です。

    1. こぶたさん、こんばんは。

      返信が遅くなりすみません。
      子豚の長男ブーは上機嫌です。次男のフーはおめでたい。三男のウーは…。
      子豚は二人兄弟でした。「ブーフーウー」は僕が子供の頃に見てた幼児番組で結構大人になっても、ブーフーウーの茶碗を使ってました。

    1. こぶたさん、こんばんは。

      昨日、ラジオビバリー昼ズに萩本欽一が出てましたが、元気でした。
      僕は欽ちゃんのレコードを何枚か持っています。1番好きな歌は、「今がチャンス!」という歌です。

    1. umiさん、こんばんは。

      難しいテーマにぶつかりましたね。日本のウッドストックと言われる、「第3回中津川フォークジャンボリー」のフィルムを持っているのですが、冒頭で女子に「なぜここに来たのですか?あなたは誰ですか?」としつこくインタビューするのですが、その子は堂々としたもので「私は私。オンナノコ!」と答えます。1971年のドキュメンタリーです。

  5. 1日早いけれど、はっぴーばれんたいん

    私は無事、●●の研修を一年終えました。
    腰を壊してしまって、仕事に復帰できるかわからないけれど、頑張ります。

    先生もお仕事頑張ってくださいね。
    。゚(゚´ω`゚)゚。

    えいえいおー!

    1. umiさん、こんばんは。

      バレンタインメッセージありがとう。
      最近は義理人情もめっきり廃れて「義理チョコ」もなくなりました。
      全盛期はものすごいもので、トラック3台分もチョコレートをもらったものです。
      トラック1台にチョコ1つ。

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