忙しさには、波がある。

 28/Ⅵ.(金)2013 はれ
昨日までの忙しさが嘘のよう。今日はお昼休みが、1時間半もとれました。
せっかくだから、ランチに、天明さんと新しい心理の筒井さんと3人で東工大の精養軒に行きました。
あそこは静かな空間で、僕はいつもどこか学会で地方に来てるような時のような錯覚に陥ります。
昨日のブログ記事を読んだ方へ、天明さんから、昨日のお花の名前、「キノブラン」だそうです。
植物つながりで、これは先日、Kさんにもらった「カジュマル」です。↓。

カジュマルって、カジュアルに字面が似てますね。
そこで他にも、語呂が似てる言葉とか、響きが似てるフレーズとか、ダジャレっぽいものを色々と考えてみたのだけれど、
あんまり何も思いつかない。
大喜利は苦手みたい。
せいぜい、浮かんだのが、「天体観測」と「変態監督」くらいで、我ながら、情けないよ。
カジュマルは別名「歩く木」というそうだ。
大きくなると株が分かれて、歩いてるように見えるかららしい。
カジュマルは沖縄の木なので、冬が注意なんだって、Sさんから教わった。
カワクリでは、受付が植物係りも兼ねています。
そうそう、受付の新メンバーをきちんと紹介していませんでしたね。
天明さん、富田さん、後藤さんの3人です。受付は名札をしてないから、よろしく、名前を覚えてあげて下さい。
カジュマルが越冬できるかは、彼女らにかかっている。カワクリの未来もね。頑張ってもらわなきゃ。
BGM. アルバート・ハモンド「カリフォルニアの青い空」


インテリア

 14/Ⅵ.(金)2013  曇り
毎朝、早番の人が、診察机のサイドにカップを用意しておいてくれています。「けいおん」がお水用で、もう1つが紅茶用。↓。

早番の人は、クリニック内のお掃除の時に、キーボードの「けいおん」のシールも綺麗にしてくれています。↓。

さて、ここからは2013年6月の診察室の模様替え風景です。
新宿世界堂で大型ラミネートした2枚のポスターは、診察室に貼りました。
皆さんの右斜め後ろの白い壁には、「おろち」の少女のポスターが。↓。

そして、皆さんの正面、僕の後ろには、「ナンバー10」の表紙のミスターを拡大したものです。↓。

「ナンバー10」の元の雑誌は、これです。見たかったら見せてあげます。↓。

診察室を入るとすぐ右手、つまり座ると背後に、立川談志の手ぬぐいの額装を掛けました。
「落語とは、人間の業の肯定」と書かれています。深いですね。↓。

先日、テレビで「風水」の特番をやっていました。僕は昔からよくあるその手の番組だと思ってみていたら、違いました。
始めこそ、風水的に縁起の良いことを紹介していました。
たとえば、クッションなら2つ並べて置いた方が良い、とか。ちょっと、取り入れてみました。↓。

その番組の最後には、極端に風水を信じきる芸能人の豪邸を紹介しました。
その家は、家具まですべて風水で計算し尽されて作ったもので、見てて、「こわい」と感じさせました。
実際に、司会の今田耕司が「こわい」と言ってました。つまり、そういう趣旨で作られた番組ですね。
新手ですね。
何事も極端にやり過ぎてはいけない、という啓蒙なのか、あるいは、最早、メディアにメッセージなどないという宣言なのか。
単に風水をおちょくっているのか。でも、豪邸を紹介された芸能人、「こわい」と言われても、嬉しそうだった。
それが、最も、こわかった。
風水では「ふくろう」グッズが、「不苦労」とか「福来郎」と引っ掛けて縁起が良いらしく、人気だそうです。
何だかんだ言って、僕はこの番組に影響を受けてしまったんですね、後日、「みみずくのランプ」を買いました。
僕は、「ふくろう」と「みみずく」の違いが良く判らないまま、同じ様なものだろう、と判断したのです。
獣医学部の人に聞いたら、耳のような羽根が頭に付いてるのが「みみずく」で付いてないのが「ふくろう」だそうです。
確かに、「みみずくのランプ」には耳の羽根のようなものが付いてました。
でも、同じ獣医学部の人が言うには、そういう分け方をしてるのは日本だけで、外国では皆、「ふくろう」と言うそうです。
つまり、僕の買った「みみずくのランプ」も、「不苦労」で「福来郎」で良い訳です。良かった。
しかし、ここで問題が発生しました。「みみずくのランプ」は、持ち帰って、コンセントを入れても、点灯しないのです。
僕は、すぐにそれを購入した店に電話して、電話のやりとりで、向うの指示に従いました。
「電球が切れてるのかもしれません。下の蓋を開けてみて下さい」と言われたが、受話器片手では、うまく行きません。
僕は、あっさりとあきらめて、<これは人間の力では、開きませんね>と溜息まじりに答えました。
すると相手は、「そ…そんな…、いえ、に…人間の力なら、か…必ず、開くはずです!」と説得というか勇気づけられちゃいました。
そこで、受話器を脇に置いて、両手で下の蓋を回したら、簡単に開きましたよ。
僕は、テンパルと、物事を大袈裟に言うクセがありますね。いくつになっても、治りません。
結果、電球が切れてただけでした。
受付の後藤さんに替えの電球を、天明さんには延長コードをそれぞれ用意してもらい、スタンバイ完了しました。
下が、そのランプ。↓。


ランプと言えば、トイ・ストーリーのランプも、常時、スイッチ・オンにすることにしました。
横にチラリと見えるのは、「かんなぎ」のナギ様とざんげちゃんです。↓。

これは診察室ではなくて受付カウンターですが、遠藤賢司のピンナップ。LP「満足できるかな」についてたもの。懐かしいです。↓。

遠藤賢司の「ピラミッド・カレー」については、以前に、ブログの記事に書いた記憶があります。
このページの右側に、「search」という空欄があり、そこにワードを入力すると、ブログ内の検索が出来る機能があります。
「遠藤賢司」と入力したら、3つ、の記事が見つかりました。
遠藤賢司の「ピラミッド・カレー」について書いたのは、2013年1月18日の、「おわカレー」ですね。
良かったら、見て下さい。
この検索機能は、面白いので、ついでに、色々、入力して調べてみました。
「しょこたん」「小倉優子」「立川談志」「けいおん」「涼宮ハルヒ」「徳田さん」、どれも10件以上、見つかりました。
以上、最新のインテリア事情でした。
診察室の風景なのに、インテリアなんて呼ぶと、ちょっとインテリっぽくてかっこいいですね。
インテリと言えば、蛭子能収(えびすよしかず)のマンガに「痴漢と云う名のインテリ」というのがあります。
シュール・ド・エロという新境地で、単行本「狂ったバナナ」に収録されています。面白いですよ。
最後に、紹介したいのは、今日、久しぶりに、Kさんが来クリして、お花を届けてくれたことです。
ひょっとしたら、最近のブログを読んで心配して、お見舞いしてくれたのかしら?
だったら、ありがとう。診察机のサイドに飾りました。↓。

BGM. さだまさし「吸殻の風景」


5月のマンガ~その②、(もう6月になっちゃったけど)

5/Ⅵ.(水)2013 ホントに梅雨??快晴
6月になってしまいましたが、「5月のマンガ~その②」です。
今日、紹介するのは、新刊ではなく、続きが出てるのに、気付かなかった編です。
まずは、「おやすみプンプン」⑧~⑪です。↓。

「おやすみプンプン」の内容は、「ひどく」なって来ていて、果たして、クリニックに置いていいのか判らない程です。
でも、置きました。まだ、見てない人は、読まないほうがいいかも。
読むと、続きが読みたくなるし、読むと、読後がよい気がしませんので。あっ、でも、それは人それぞれか。
プンプンを知らない人のために。プンプンのぬいぐるみは、こないだまで、受付のカウンターにいました。
オイル時計の進出のため、異動になりました。昨日付けで、本棚のバタイユの本の前に座らせました。↓。

次いで、「涼宮ハルヒの憂鬱」の⑮~⑰です。「分裂編」がスタートです。↓。

何日か前の読売新聞の夕刊に、「涼宮ハルヒの憂鬱」の歌に合わせてセーラー服を着て、ダンスする外国人男性がいるという記事がありました。記事の内容は、日本の文化を海外に輸出する、とかいうものだったと思いますが、よく読みませんでした。
多分、「ハレ晴レユカイ 」のことを言っているのでしょう。
知らない人のために、「ハレ晴レユカイ 」とは、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の第一期のエンディングのテーマ曲で、登場人物が歌に合わせてダンスを踊るもので、それをコスプレしてグループで真似をするのが、海外でも流行してるという訳です。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は、劇場版にもなりましたが、アニメは第一期が断然面白いです。
原作は、ライトノベルですが、これはとても面白いです。
僕は、全巻読んで、徳田さんにも全巻貸して、無理矢理、読ませました。でも、面白がっていたから、良かったです。
そして、「ハルヒはマンガもあなどれない!!」のキャッチコピーがあるようにマンガも面白いです。
アニメの斬新さやラノベの心理描写にはかないませんが、マンガにしかないエピソードがあるのです。
たとえば、「カマドウマの事件」の後キョンが田舎のお婆ちゃんの家に行く、とか、ミヨキチの後日談とか。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は、過去にもマンガ化されていますが、一巻で打ち切り(?)になっています。
好みの問題はあるでしょうが、今の方が面白いので仕方ないです。下が、旧ハルヒです。興味がある人は見せてあげます。↓。

アニメのモデルとなった土地を訪ねるのを、「聖地巡礼」と言います。僕は、2010年の3月に行きました。
その時の様子は、このブログの2010年12月18日の記事「涼宮ハルヒの消失」を良かったら、見て下さい。
自分で見返してて、また行きたくなりました。あっちには、友人もいるから、また会えるといいな。
ハルヒは夏っぽいし、今年の夏休みに、また行こうかな。
BGM. 河合奈保子「夏のヒロイン」


マニック・ディフェンス

4/Ⅵ.(火)2013 ホントに梅雨??快晴
日・月の僕の連休は、自由が丘のストレッチと中野ブロードウェイの探索。
6月になり、カワクリも色々と変化を迎えたが、そこは雑貨類などの買い物で、
マニックにディフェンスして、乗り切ろう。
ストレッチのトレーナーさんが、ひょんなことから、楳図かずおのファンと判明。
特に、「漂流教室」が好きらしい。
そこで、中野のタコシェで「漂流教室」の手ぬぐいを買い、次回にでも、プレゼントするつもり。
それは、クリニックの喫煙所付近の天井に貼ってあるのと同じです。↓。


タコシェで僕は自分用にお財布も買いました。
ランチタイムに持ち歩く財布は、何かの雑誌の付録についていた物です。↓。


これの中側がボロボロになってたので、代わりを探していたところ、丁度、良いのを見つけました。
楳図かずおの「洗礼」柄の財布です。↓。


これは、財布の中にも「洗礼」のデザインが施されています。↓。


これは別の店で見つけた「ドラえもん」と「ドラミちゃん」のこけしです。↓
エヴァのマトリョーシカを後ろに追いやりました。


ボーリングのピンに人の顔を描いた置き物も買いました。↓。


これは、これからの夏のシーズンに麦わら帽子などをかぶる機会が増えるから、帽子掛けに使えそうです。↓。


そして、オイル時計を7種類そろえました。
砂時計と同じ要領です。3分計なので、カップラーメンを作る時にも便利です。
まずは、ピンクの蝶々のイラスト。↓。


次いでブルーは、天使と雲の柄。↓。


同じくブルーで、これはピエロです。バックの「かっこいいドラえもん」と被って絵が見づらいですね。↓。


バイオレットは、ダンスをする男女です。↓。


これは、ひよこと鶏です。↓。


グリーンは、動物達です。象にキリンにシマウマに駝鳥です。↓。


ラストは、子供と白鳥とお日様です。↓。太陽サンサン、という感じです。


これらは、受付のカウンターの前に飾ってあります。もし、止まっていたら、ひっくり返してみて下さい。
オイルが、流れて、ちょっと涼んで、楽しいですよ。↓。


BGM. ソフトクリーム「ごめんあそばせガンバリ娘」


5月のマンガ~その①

25/Ⅴ.(土)2013 快晴
近頃、皆さんから、よく「○×の何巻が出ましたよ」などと催促ともとれる、お知らせをもらう。
突然、何を言ってるのかと思いましたか?
クリニックの待合室に置いてあるマンガのことです。
新刊が出たのを知らないものばかりでなく、ボロボロになってしまった本や、紛失している巻もあるようです。
そこで、受付の天明さんが、クリニックのマンガを総点検してくれて、一覧表にしてくれました。
天明さんの功績を称え、カワクリ初代・図書委員長に任命しようかしら。何の特典もないけど。名誉だけ。
僕は、その天明カワクリ初代・図書委員長が作成してくれた表を持参して、先日、本屋に行って揃えて来ました。
その一部を紹介しましょう。
まずは、「喰う寝るふたり住むふたり」の2巻です。仲村さんの脇に置いてみました。↓。

「3月のライオン」は、7&8巻を補充しました。↓。

「聖おにいさん」8巻です。↓。オリジナルアニメーションDVD付きの特装版というのもありました。興味ある方はどうぞ。

「鈴木先生」の1巻はボロボロになってたので、新しいのに買い換えました。1巻が、読めないで、続きだけあるのもモドカシイですからね。↓。

一番、リクエストが多かったのが、「イキガミ」の最終巻10巻でした。↓。

これには、「藤本賢吾フィギュア付き」の特装版もありました。こんなフィギュアです。寝釈迦の側で撮影してみました。↓。

そして、待ち時間の短縮のための対処策も考えました。
今日から、お知らせのチラシを配布開始しました。
塚田さんと会う人やカウンセリングの人は、今まで通りなので、混乱するといけないから、紙はお渡ししないでおきます。
近いうちに、ホームページでも内容を紹介します。
待ち時間の短縮に繋がれば良いんだけれど。
マンガは、待ち時間に読んで下されば幸いです。診察が終って、会計が済んだ後でも、暇なら読んでってくれてOKです。
ところで、カワクリに置いて欲しいマンガのリクエストの1位は、何だと思いますか?(リクエスト、してないんだけど)
断トツのブッチギリでランキングの第1位は、「進撃の巨人」です。
僕は、10巻まで持ってはいるのですが、果たして、これをクリニックに置くのにふさわしいのかどうか迷っているところです。
まぁ、「ひぐらし~」とか置いてあるから、それに比べたら、どうってことないか。何を今さらですね。
マンガ紹介は、また続きをやります。今日はここまでです。
BGM. ナンシー・シナトラ「シュガータウンは恋の町 」


新宿の休日。(GW②)

2013年、ゴールデン・ウイークの過ごし方。パート2.
「中野の休日。」の続き。
中野から中央線で1駅、新宿へ。
世界堂にビートルズのポスターのラミネートを頼んでおり、出来上がったのでそれの受取りに。
大型のラミネートは、その日には出来なくて、2日後の仕上がりになるためです。
その前に、まず南口から出て、タワーレコードへ。
このゴールデンウイークは、アニメ的には「ヱヴァンゲリオンQ」のブルーレイorDVDが発売されて賑わっていますね。
新宿タワーレコードには、アスカの等身大フィギュアが飾られていました。↓。

クリニックの待合室のモニター用に、エヴァQを購入しました。
当分はクリニックのソファの処のテレビで流れてるはずです。
クリニックでは消音して字幕にして流してるのですが、試しに観て発見したのですがQは字幕で観ると判りやすくなりますよ。
僕がタワーレコードに出向いたもう1つの目的は、クリニックで流してるBGMの音源探しです。
今回は「特徴的な声の人の歌謡曲」をコンセプトに探してみました。
当然、初期の郷ひろみは外せないと思ったのですが、意外に郷ひろみの初期の曲はベスト盤に網羅されていないのです。
何種類かのベスト盤や豪華何枚組みとかも調べたのですが、ベイ・シティ・ローラーズのカバーである「バイ・バイ・ベイビー」や
楳図かずお作詞の「寒い夜明け」がどこにも見当たりませんでした。
HIROMI GOは、もう変な声じゃなくなってるからなぁ。
今回のコンセプトからズレてしまう。なむさん、郷ひろみはあきらめよう。
そうなると次に思いつくのは、松本伊代です。
低いハスキーヴォイスでロネッツのリードヴォーカルに似てると評判でした。
伊代ちゃんは不思議なポジションのアイドルでした。
僕の周囲で、普段なら絶対芸能人に興味を持たないような人がファンになっていましたから。
当時の文化人が好んで深読みしたせいもあるのかな?。
そんな松本伊代は、「オールウェイズI・Y・O」というベスト盤がほぼ完璧だったので、購入しました。↓。

本来の趣旨から離れますが、これにはスペシャルDVDがついていて、
「クイズ・ドレミファドン」より、当時のテレビ映像がコレクションされています。
「センチメンタル・ジャーニー」(1982.1.10.OA)から始まり、大体のものは収録されています。
「時に愛は」がないくらいです。
個人的に言えば、DVDに「恋のKNOW-HOW」が未収録なのが残念でした。
あの曲は確か、独特の振り付けだったから。
さて話をもとに戻して、郷ひろみ×、松本伊代○、と来ました。
もう1つくらい欲しいなと思って棚を見ていたら、懐かしいものを発見しました。
多分、皆さんは知らないのではないでしょうか、ソフトクリームです。
いや、でも、こうやってタワーレコードのJ-POPのコーナーに置いてあるんだから、それなりのニーズがあるんだな。
よく考えたら、ちょっと人気あったし。ヤクルトの荒木投手と一緒にCM出てたりしたしね。これが、ソフトクリーム。↓。

ソフトクリームのCDも松本伊代みたいに当時の映像をつけてくれれば良かったのにな。
僕は、実は、ソフトクリームだけを専用に録画してるビデオを作成していたのですが、
兄貴が間違ってそのビデオに洋画を録画してしまい貴重な資料は消失してしまった痛い記憶があります。
ソフトクリーム専用ビデオがあった、ということは、他のビデオにはソフトクリームは録画されていない、ということを意味します。
ソフトクリームの映像が現在、手元にない現実。
今、こうして想い出して、キーボードを打ってるだけで、悔しくなってきたよ!
確か、「リオ・ブラボー」だったよ!
せっかくのコレクション、水の泡だよ!
全然、ブラボーじゃないよ!
棒に振ったよ!
それ以来、西部劇が嫌いになったよ!
と言う訳で、僕が何で西部劇が嫌いなのか、自己分析できたので、話を元に戻しましょう。
今回のコンセプトの「特徴的な声」ということについて。
よくバンドでメンバー紹介する時に、ギター・ベース・ドラムスと同列にヴォーカルがあるでしょう。
だから僕はヴォーカルは楽器と同等だと思うのです。
歌がうまいという条件の中に、ヴォイスという音の要素は大きいと思う。
そう考えると、ビートルズやディランや吉田拓郎や忌野清志郎の声は、特別な音色をしていた。
そう言えば、5月2日のキヨシの命日にちなんで、3人組の頃のRCサクセションの未発表音源がCD化された。
RCの特に初期の未発表曲なんていっぱいあると思う。
だからかな、オフィシャル・ブートレグと書いてある。
これはチャボが加入する前のフォークトリオの時代のものだけれど、
フォークと言っても、それはアコースティックを使ってるというだけで、内容的には「ロック」というか「ソウル」である。
そのCDのタイトルは、「悲しいことばっかり」。キヨシっぽいよ。そして、思ったより、E.作品集でした。↓。


よく「キヨシで(RCで)一番好きな歌は何ですか?」と質問されるが、それは難しい。
ビートルズで1曲、ってのと同じくらい難問。
その時の気分で変わるだろうし、良い歌が多すぎて1つに選択できない。
「けいおん」で付き合うなら誰?ってのと同じくらい選べない。
ちょっと意味は違っちゃったけれど、これ(「けいおん」で1人選べ)もよくされる質問なので、まとめて難しいと言っておきます。
クリニックのBGMは定期的に変えるのではなく、気分で変えています。コンセプトもきまぐれなのです。
そうして僕は、タワーレコードで3枚のCD(伊代・ソフトクリーム・RC)を買い、本来の目的である世界堂に行きました。
ビートルズのポスターは、4人が囚人服みたいな水着を着て、陽気にこちらに手を振ってる図柄。
彼らのアイドル時代のものでしょう。これも中野の古本屋で千円ちょっとで買ったのです。
紙だと汚れたり破けてしまいますが、ラミネートすると綺麗な状態を維持できるので、クリニック内に貼ってある物はほぼそうしてあります。
そして、ビートルズのポスターは、診察室の窓際のソファの辺りの壁に貼りました。
丁度、皆さんが、診察に入ると、正面に僕がいて、斜め右方向で、帽子を振って出迎えてくれるはずです。↓。

さて、これから自由ヶ丘に向かいます。自由ヶ丘では、ストレッチをやっています。
世界堂から新宿三丁目の駅はすぐ近くにあります。
東横線と副都心線が繋がって、新宿から乗り換えなしで自由ヶ丘に行けるようになり、便利になったものです。(GW③)へ続く。
BGM. ソフトクリーム「やったね!春だね!!」


ロンドンへの手紙

22/Ⅲ.(金)2013 はれ
ロンドンに留学していたショージ君が、この夏に帰国するそうだ。
5年間も本場で精神分析のトレーニングを受けてきたのだから、帰ってきたらうちの心理の面倒を見てよとお願いしてみた。
考えておく、とのこと。ロンドンはとても寒いらしい。日本は桜が咲いてるよ、と写メを送っておいた。
と言っても、普通に桜の写真では面白くないので、今、ファミマで売ってる「桜ミクマン」の画像を送った。
「桜ミクマン」は、初音ミクの緑の髪の毛が桜色になっていて、中味はこし餡だ。
だけど、5年もロンドンで真面目に精神分析の勉強に打ち込んでいて、初音ミクを知らなかったらどうしよう。
ひどくバランスの悪い人間になってるぞ。帰国したら、リハビリが必要かも。
そうだ、ショージ君が、来日したら、リハビリを兼ねて、うちのクリニックを案内しよう。
ロンドンの苦労話も聞きたいし。日英文化交流というタイトルにしよう。ポスターも手書きで作ろう。
なんか、勝手な憶測をして、余計な心配をして、1人で盛り上がっていますね。
失礼しました。下が、「桜ミクマン」。↓。

せっかくですから、今日はカワクリ・初音ミク特集にしましょう。昨日が東工大・桜特集だったからね、バランス良く。
まずは、カワクリの入口脇にある額装ポスターです。ちょっと誘惑的ですね。艶っぽいでしょう。↓。

そして、受付カウンター横には、立川談志の色紙の隣にショッピング袋。↓。これの裏面は、「ひぐらしのなく頃に」なのです。

フィギュア棚を開けてみましょう。これは何かのおまけでした。↓。

これは、ウェット・ティッシュ。アニメイトでポイントをためて交換しました。↓。

診察室に入って、椅子に座ると、正面にこれが見えるでしょう。↓。後ろのサインは僕の好きな女優さんのものです。

診察室の本棚の一番下の段に、「ねんどろいど」というフィギュアが収納されています。↓。

取り出してみましょう。これが、普通の初音ミク。↓。

そして、これが「はちゅねフェイスVer.」。↓。ネギが、小道具として入っています。

初音ミクと言えば、何故かネギを持って踊ってる印象が強いですが、昔、コミケでコスプレする人が皆、ネギを持ってきて、会場の床がネギの切れ端で埋まり、滑って転ぶ人も出て、それ以来、生物の持込が禁止されたって聞いたことがあります。
そんな時に商品化されたのが、本物のネギそっくりの「新鮮ネギ」です。プニュプニュして気持ちいいです。↓。

最後に、「かんなぎ」と初音ミクのコラボです。↓。コミックスの特典についてきました。カワクリの入口近くに貼ってあります。

以上、初音ミク特集でした。カワクリは、心理もいよいよ最終選考段階です。ショージ君、SVよろしくね。
BGM. 郷ひろみ「女であれ、男であれ」


真冬の帰り道

14/Ⅲ.(木)2013 はれ、風が強い
新しく受付に入るメンバーが決まりました。頑張って、面接した甲斐があるはずです。
「お知らせ」にも書きましたが、しばらくは、新メンバーへの教育に力がかかるので、新患はGW明けまで診れません。
しかし、ここ1年の受付の出入りは、目まぐるしかったな。5人やめて、6人入ったのかな。まるで回転ドアみたい。
同じ科の友人や先輩や後輩からは、さまざまな励ましや、アドヴァイスをいただいた。でも、皆、それぞれだよな。
人それぞれだよ。そりゃそうか。
ある人は、「受付は、2年毎に替えるのが、丁度いい」と言う。
 →受付は、「顔」だから長いこと勤めて欲しい。
ある人は、「君のところは遅くまで働かせすぎなんじゃない?昼も閉めないし。労働条件が悪いんだよ」と言う。
 →二交代制にしてるよ。それに、今回の応募だって、たくさん来たけど…。
ある人は、「無駄な仕事が多いんじゃないか?なぞなぞ、とかやめたら?」と言う。
 →うーむ、確かに…。そんなのやってる時じゃないのかな?。
ある人は、「他人に求めすぎなんだよ。要求水準が高すぎる。君の求めるような人は、クリニックなんかに務めない」と言う。
 →そんなことは、ないだろう?。そんなこと言うな。
ある人は、「面接時間がもったいない。君の時給、いくらだと思ってるの?その時間、よそでアルバイトしてごらん」と言う。
 →実際、計算して金額出してみたよ。「たとえば」の話なのに。
ある人は、「先生の体が心配です。過労死しますよ」と言う。
 →大丈夫。君と違って、休みの日に、ゴルフとかしないから。
ある人は、「よほど変なことさえしなければ、受付は誰でも一緒ですよ。」と言う。
 →反論する気がうせる。しかし、こういう人こそ、孤高と言うべきか。
でも、人は人だ。うちは独自色を打ち出して行くのだ。これからも。どこまでも。
今回の採用面接で、一番工夫したのは、1人に複数回、会って、僕の考えを伝えて反応の良かった人を選んだこと。
精神科医療とは何をすべきか?その中でカワクリのすべきことは何か?カワクリのアイデンティティーを確立するのだ。
後は、臨床心理士の人選だ。ふー…。
もう、ブログの記事に採用面接絡みのことを書くのは、終わりにしよう。同じことの繰り返しになりそうだから。
そうだ!、タッチの南ちゃんについて書かなきゃだった。去年の年末に、新春第1弾に書く、みたいなこと言ってなかったっけ?
しかし、あれはあれで体力のいる記事だから、しばらく経って落ち着いてからになりそうです。
まぁ、誰も期待してないテーマだろうけど。とは言え、何故に今、「タッチの南ちゃん」なんだ?カワクリ、どこへ行く?
BGM. ザ・モップス「何処へ」


仲良し

7/Ⅲ.(木)2013 はれ、暖かい
ここのところ、ブログで「焼肉ハンター」や「ブリしゃぶ」に行ったと書いているから、
「センセーはスタッフにやさしい」と言うコメントを頂く。同様に、「スタッフといい関係だ」とも。
まぁ、確かに仲が悪くはないが、こういう記事で気分を害する人が一定数いるのは承知だ。
内輪の和気あいあいを見せ付けられて羨望する人もいるだろうし、今がうまく行っていない人には不愉快だろうし。
だったら、わざわざ、そんなデリケートな部分を刺激するようなことは書かなければいい、と思う人もいるだろう。
いくらでもブナンなちょっと愉快な記事は書けるのだから。
確かに意図的に「仲良さそう」感を強調してる面は認めよう。
今の世の中は、不況だの、閉塞感だの、ハラスメントだの、人の付き合いもギスギスしている。
気のせいか、道行く人は、皆、疲れているか、不機嫌そうだ。(他人は自分の鏡かな?)
勉強して良い大学に入っても、良い会社に入っても「幸せ」じゃないって皆が言っている。
子供たちは、そんな大人たちを見て、どう思うのかな?
自分達のことは棚に上げて、「勉強しなさい」って言われても、説得力あるのかな?
子供たちの目に、大人は楽しそうに映るのかな?
大人は子供を馬鹿にしてるのかな?
子供は騙されたふりしてるのかな?。それとも、子供は馬鹿なのかな?
そもそも馬鹿って言い方、馬と鹿に失礼だと思わないのかな?
僕は、クリニックの仕事を通して、子供たちに「そうではない」空間もあるのだということを示したい。
それは、カワクリがそういう空間だとアピールしているのとは少し違うのです。
それに僕が伝えたいのは、スタッフと仲良し、ってことじゃなくて、意識やスローガンの共有ということだ。
実際、仲良しのクリニックって、世の中にはあるそうで、休日に皆でピクニックに行ったりするとこもあるそうだよ。
わざわざ、休日に。僕は、そういう「仲良し」はいらないな。
僕がクリニックを開くきっかけは後付でいくらでも出来るんだけど、
その中のひとつに「居場所」っていう概念があった。
不登校の中には、親には心配かけないように、制服を来て、家を出て、行く当てもないから、
山手線にずっとグルグル一日乗っている子も多い。
だけど、そんなものはいずれバレて事例化され、僕と会う。学校で。クリニックで。
思春期の患者さんが行くデイケアというのもある。
僕は、何人かの患者さんが、そういったデイケアから断られているのを知っている。
デイケアと言っても、それはグループ活動だから、輪を乱す1人は、「切る」のだ。
そんな患者たちのガッカリや、主治医である僕のいらだちの受け皿は、この世の中にはなかった。
初期のカワクリは、そんな人達が毎日来て良い場所にしていた。
受け皿がないんだったら、自分で作れば良い。
だから、カウンターも勉強しやすい用に作った。
受付のスタッフにも、関わりや声掛けを依頼した。
だからスタッフの人選も、資格や経歴やマナーではなくて、人柄で選んだ。
内科や外科と比べると、我々・精神科が治療的な戦略に使える道具はあきらかに少なかった。
だから、「人」を治療の道具にするしかないと思った。
「人」で傷ついた人は、「人」でしか癒せない、という人もいるが、僕はそれはよく判らない。
ただ、その空間と、そこに人がいることが大切だと思った。
そのうち人と人とが関わるには、何か媒介するものがあった方がいいと思った。
それで、「なぞなぞ」を作って貼るようにした。
カワクリは、開業して7年目だ。始めのうちは、患者さんの数も少なかったから、ゆっくりした居場所感はあったと思う。
でも、今はどうだろう?
今の受付の仕事は大変だと思う。
「会計」をして、「電話」をとって、「DVDの交換」をして、「待ち時間の苦情」を聞いて、
「カウンセリングのキャンセルや予約変更」をして、
その間に「なぞなぞ」のヒントや答を聞かれて。
こんなことをやらされるクリニックどこにもないよ。割りに合わないかもよ。
朝から夜までクリニックは開きっぱなしで。昼は閉めるところも多いでしょう?
だから、他のクリニックと比べたら、無駄や非効率が多い。
これに意味があると思ってくれる人じゃないと勤まらないよ。
それが僕の目指してるチーム・ワーク。
決して、仲良しじゃないでしょう?
だけど、そんなことを心底、共有する人なんているのかな?
あっ、でも、そんなことを言ったら、頑張ってくれている今のスタッフやこれまでのスタッフ達に失礼ですね。
だけど、自問自答。
「なぞなぞ」とか出してて、本当に意味があるのか?
今、採用面接の最中だから、色々と心が揺れるのかな。疲れてるのかも。
実は、意外にも、親切で助言してくれた仲間の精神科医の言葉が響いてるのかな。
ま、いいや。俺は俺だし。こうやるって決めて、始めたんだし。割とうまくやってる方だし。
ついて来てくれるスタッフもいるんだし。新しいスタッフも加わるし。
近いうちに、「鯛のコース」でも食べに行こう。鯛は今が、シーズンらしいし。
BGM. 南こうせつ「愛する人へ」


ししがしら~大岡山グルメリポート

1/Ⅲ.(金)2013 春一番のち雨
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
大岡山グルメランチ情報を春一番の風にのせてお届けしましょう。
今日のお昼は、徳田さんと中華料理屋に行きました。久々に行ったら、
ランチの定番メニューがリニューアルされていました。
その中に、聞きなれない一品が。それは、「ししがしら・ナントカ風」というもの。
ナントカの部分は何て読むのか判らないし見たこともない漢字でした。
だから漢字に変換できず、ここではナントカにしました。
僕は強風に好奇心をあおられて、「ししがしら」を注文しました。
一方、徳田さんったら無難に、ビーフン、とかを頼んでやんの。
あっ、誤解した人がいたらいけないので、別に徳田さんや「ビーフン」を批判してる訳ではないですよ。
無難に、の方をです。
何を食べようが人の勝手ですね。話を「ししがしら」に戻しましょう。
皆さんは、「ししがしら」ってお料理を知っていましたか?
僕は知らなかったので、見てビックリしました。
こんなのです。↓。

ジャンボでしょう?
運ばれて来た時には、僕と徳田さんは2人して、ハンバーグ?、と声を揃えました。
徳田さんがスマホで調べてくれたところによると、「ししがしら」とは肉団子の大きいもの、だそうです。
これに、中華スープとライスとお新香とサラダと杏仁豆腐がついたセットで、780円です。
皆さんも、カワクリに寄った帰りに訪れてみてはいかがでしょう。
北口商店街をカワクリから駅と逆の方に歩いて行くと、右側にある中華料理屋です。
目印は、地下が「RIKIX」というキックボクシングのジムになっています。
ビックリつながり。
昨日の記事で、ポピーのつぼみと「ポケモンのマダツボミ」が似てる、と書きましたが、
ポピーは順調に花を咲かせています。
そして今日、ポケモン・カードのファイルを見直していたら、お花の咲き始めの、ポピーに似てる「マダツボミ」をみつけました。
「エリカのマダツボミ」です。乙女チックに、ほんのり赤く染まっているのが、愛らしいです。↓。

本物の咲いたポピーは、順次、カワクリ内に飾られて行きます。今日は、心理相談室にも飾られていました。
徳田さんのカウンセリングを受けた方は気付かれたかしら?
集中してると、それどころじゃないかしら?。
カワクリでは、世の中が無機質にどんどん季節感を無くして行くのに抵抗して、シーズン毎の風物詩を飾るようにしています。
今日から、いよいよ3月ですね。3月と言えば、ひなまつり、ですね。受付のカウンターに雛人形を配置しました。
お雛さまの両脇に咲き始めたポピーの花を並ばせて、撮影してみました。こんな風です。↓。

BGM. はっぴぃえんど「風をあつめて」