うなぎ

よく色んな飲食店の店主やマスターやオーナーと話をするのだが、共感し合うのは、
「いつ混むのか、まったく予想出来ない」「分散して来てくれればいいのに」ってことだ。
うちは飲食店ではないが、そういう発想は、うちのクリニックも同じ。
もっと予約制を徹底させれば違うのだろうか。

後輩が開業している日を5日から2日に減らして、完全予約制にしたらキャンセルがなくなったと笑っていた。
そういうことをすればいいのかもしれない。

しかし、今日は行きたくない、突然今日行きたい、ということもあるのが、僕らの診療科の特徴だと思うし、
大学病院や医療センターと違って町のクリニックの役割ってそういうことだと思ってる。
いつでも開いてる安心感が生命線だ。

僕の行きつけの寿司屋はAM11時開店だが、AM9時から暖簾がおりてる。
それを店主に聞いたら、おかみさんが勝手に出してしまうのだという。
「もうやってるよ」という安心感を出してるらしい。
うちのクリニックが昼休みも閉じないで通しで開けておくのと同じ理由だ。
その店は店主が27才の時にオープンして、今年店主は77才、50年開業してることになるそうだ。
50年間休みなく、毎日営業、朝11時から夜10時までぶっ通しで、昼休みも作らないでやってきた。

僕は人が多い店は嫌いで混んでる店が嫌いだから、休みの日にこの店の昼過ぎに行くと、丁度ランチが終り、
ディナーの前の静かな時間帯は僕の’貸切’になるからゆっくり酒を呑み、つまみを食べ、本を読み、時に店主と会話して、
3時間くらい店にいて、そろそろ店が混んでくると、おいとました。

その店も今年いっぱいで営業形態を変えるらしい。
定休日をもうけ、昼休みを作り、その間は店を閉じてしまうらしい。店主は少し淋しそうに、「普通の店にします」と言った。
そうなると、もう僕の行く憩いの店ではなくなってしまうな。
せいぜい、今年いっぱい通いつめ、来年からのことは来年考えようと思う。

話を戻すが、よく色んな店の人が、いつ混むのかわからない、というが、逆に、この日はカレーを食べたい、とか、
ハンバーグを食べたいとか、うなぎを食べたいというお天気にもよく似た生理のようなものが人間にはあるのかもしれない。

僕がある日訪れた、うなぎ屋、は7名の団体と2グループ入っていて、僕が入ったらほぼ満席になった。
きっと、うなぎを食べたくなる陽気だったのかもしれない。

7名の団体は小さな会社のようで、おじいさんの会長が若い女の子から50才過ぎの男たちまでを引き連れて、
うなぎを振る舞い、コミュニケーションをとる会合のようだった。
数日前、杉山さんの歓迎会を自由が丘の中華料理屋でスタッフ全員でやったばかりだったが、およそ景色が違った。
僕らの会はシーンとしていて、皆、出方をうかがって、会が終ると開放される…みたいな緊張感に支配されていた。
ところが、うなぎ屋は和気あいあいとして、若い女の子たちも遠慮せず、よく呑んで焼酎のボトルもお代わりされて、
ベラベラしゃべってケラケラ笑って、50才くらいのオヤジギャグが店内に響いて、それを若い子がツッコンで笑いに換え、
会長さんは機嫌良くなって「来年はハワイへ社員旅行だ」と言って、歓声があがって、盛り上がって、
「次はカラオケに行こう!」とノリノリだった。
僕は数日前のクリニックの会と大違いだと思って、自分のリーダーシップのなさ、というか器の狭さを痛感していた。

ところが、その会長が、「じゃ、お開き。解散!」と宣言すると、会長を残して6人がサッサと店を出て次の店に消えた。
会長はヨボヨボのじじいだ。
咳をして、女将さんにお水をもらったり、残ったうな重を「明日の朝ごはんにする」とパックしてもらったりしていた。
そうして会計をして領収書をもらってる姿は寂しそうで、僕は小声で、「ハワイになんか連れてくな」ってつぶやいた。

数日前の会はお開きでもダダをこねて中々帰らない僕がやっと店を出た時、皆、店の前で待ってて、
駅までは皆で話しながら歩いて帰った。
振り返ると、うなぎ、より、全然いい会だと思いました。

BGM.ザ・ランチャーズ「真冬の帰り道」


10月最期の頁(ページ)~2018

31/Ⅹ.(水)2018 くもり 前々回の記事をみて「何か私に出来ることがあれば」と言ってくれる患者さん多数。感謝。

母が生きてる頃、大きな病院に肝炎で入院してて、退院する時、お世話になった病棟の看護婦さんたちにお礼の品物を、
買いに行くのを付き合った。
横浜元町の近沢レースという店でタオル生地にレースの刺繍が施されたものを人数分と、皆で食べる洋菓子と、
医者には現金を包んでた。
そういう時代だった。

しかし、時は流れ、ある日から「患者さん」を「患者様」と呼ぶようになり、その頃からだろうか、
「患者様からのお届け物は一切ご遠慮いたします」という貼り紙がナースステーションに貼られるようになった。

いつも言うが、この世は振り子の単振動で、極端から極端に振れる。
陰きわまれば陽にいたり、陽きわまれば陰にいたる、陰陽論。デカルト的二元論だ。
今の古い体質(スポーツ界や医学部や役所のハラスメントなど)が次々と事例化してるのは、
何も今になってそれが増えてるのではなく、今まで大目にみられ過ぎていたからの反動で、その証拠に、
やり玉にあげられた当人は「罪の意識」に欠ける。
本音を言えば、「今まで良かったじゃん」とか「皆だって、そうじゃん」みたいな感じなんだろう。

そこでプレゼントである。
今、冒頭の母のようにプレゼントを病院に持って行ったら、100%断られる。もし、もらったら上から怒られる。
こんな話がある。
病院に長期に入院してて、なんとか修学旅行に行けた中学生が病棟でお世話になった看護婦さんに「赤福」をお土産に
買ってきたら、バカナースはマニュアル通り、「そういうものはお受取出来ません」と断った。
その子はしょんぼりしてた。自分のお小遣いでやりくりして買って来たのだろうに。
僕はみるにみかねて、「それは俺がもらう」と赤福をひきとって、「後で皆で食べるから」とその子に言ったら嬉しそうに笑った。
僕は杓子定規は嫌いだ。

だから、ワイロはよくないが患者さんの気持ちは有り難くもらうようにしていた。
しかし、ここにも陰陽論が当てはまり、もらい過ぎると、弊害も出る。
何しろ時代が時代でそういうのに厳しいし、「指導」もある。
だから皆さん、すみません。
これからお歳暮やクリスマスのシーズンですが、贈り物は気持ちだけにして、品物はご遠慮下さい。

全然話は変わるが、昨日、仕事を終え、大岡山北口商店街入口の、新源、によって、つけ麺を食べてたら、
「ちわーっす」と声をかけられ、誰かと思ったら、東工大の方にある、やきとん屋「三鶴(みつる)、の若旦那。
新源のおやじは、「あれ?知り合い?」と言い、あらためて僕の髪をみて、「お店、やってるの?」と言ったら、
三鶴が、「お医者さんだよ」って言ってその場にいた一同、ビックリ。

ラーメン屋の帰り道、暗い曲がり角に、新米のおまわりさんが立っていた。きっと、ねずみ取りでもしてるのだろう。
こんな車も通らない道で。僕は「大変だなぁ」と思って軽く会釈して通り過ぎた。
急に肌寒くなったから、立ち止まって、リュックから、豹柄のカーディガンを出して羽織って歩いて行くと、
ふいに背後から自転車の気配がして、何かと思ったら、さっきのポリ公だ。
奴が言うには、
「さっき目があったら目を伏せましたよね。身分証明書、見せてもらえますか?」とぬかしやがった。
俺は頭に来て、
「ふざけんな!暇そうにしてたから、(ご苦労様)って挨拶してやったんじゃねぇか。
大体、大岡山界隈でこんな髪色してる人間を知らねぇのか!さては、てめぇ、もぐりだな。
交番に戻って上役に聞いて来い!」と言ってやった。

最近の僕はちょっと余裕がない。
今朝になって、ちょっと言い過ぎたかな、と反省してる。

BGM. 忌野清志郎「赤い原付」


大岡山グルメ・パラダイス①~おなかいっぱい赤信号

3/Ⅶ.(火)2018 暑い。歌丸死ぬ。早朝のベルギー戦、視聴率30・8%、占拠率驚異の87・8%。

九絵(クエ)も二度目なら、少しは上手に、定食の配分、考えたい。

九絵とは、「孤独のグルメ」という番組でも紹介されたことがある大岡山にある漁師料理の店だ。
クリニックに面する大岡山北口商店街はチェーン店が多いが、それと並行して走る北本商店街は名店揃いと評判だ。
その中の一つが、九絵。
九絵という幻の魚と、おやじさんが「エサじゃねぇんだ、食事を食わせてぇんだ」という意気込みの「食えー!」を
掛けてある店名だそうだ。
一見、ちょっとガラが悪く、引くが、根はいい人だ。

ランチの九絵定食は、分厚い刺身がタップリの野菜の上に盛られ、野菜はドレッシングをかけてサラダにして食べる。
その他に、煮魚、なめろう、卵焼きやキンピラ、あらの味噌汁、ごはんはおかわり自由で、2000円だが、
そのボリュームに驚かされる。
迂闊に行くと残してしまうが、二度目なら腹具合や食べる配分を考えて臨みたいものだ。
おやじさんが言うには、残す人もいるから、タッパーを持ってくれば、持って帰ってもいいよ、とのこと。結構、親切だ。

この店は素材にこだわっていて、とんかつ用の肉も良い肉を使っている。
おやじさんは、たまに、「とんかつにしなよ。アニキに、とんかつ、食べさせたいんだよ」と勝手にこちらのメニューを
決めてくる傾向もあるから、そこは注意して自分の食べたい物を頼みましょう。

ちなみに、冒頭のポエムは、今日のお昼にどこの店に行こうか考えた時に思い浮かんだもの。
受付のうかいさんと心理の原さんは、一回、連れて行ったことがあるから。

九絵(クエ)も二度目なら、少しは上手に、定食の配分、考えたい。

中森明菜の「セカンドラブ」のメロディーで歌ってもらえると、替え歌にもなっている。

BGM. 中森明菜「セカンドラブ」


てらぺいあ

25/Ⅵ.(月)2018 猛暑日。NEWS手越、テレビに出てる!W杯金星の恩赦か?

またまたコラムを書くことになった。
今度は、「てらぺいあ」という精神科専門雑誌の1コーナーだ。
最近感じている、日常臨床で気付いたことを自由に書いていいらしい。

…って、本当に自由に書いていいのか?本当に自由に書くぞ。(脅してどうする?)
前にも同様のことを言ったが、これは専門誌のコラムだから、ある程度「まじめ」な人が読む。
だからと言って、僕の文章を「ふまじめ」だと非難されても筋違い。
それは僕に依頼した編集者が悪い。以上、言い訳おわり。

今回のコラムは、日常で気付いたことがテーマだから、わざわざネタを考えることもなく、
これまでブログに書いた記事の中から、それらしいものをピックアップして、それ様に編集して使い回そうと思う。

字数制限が800字というから、結構、コンパクトにまとめなきゃいけないのが難儀だ。
下が、うなぎ、だ。う~、ナンギ!(談志、「やかん」より)。回文、「うなぎ、なう」。↓。

話を戻すが、今の所、候補は「映画にならない話」。
声優などのオタクっぽい情報をカットしてスリムに仕上げようかと思っている。

てらぺいあ、とは、語源はギリシャ語で、「世話」とか「抱っ子する」という意味で、それが派生して、「治療」の意味らしい。
テラペイア。アロマテラピー、なんていうものね。
セラピー→、テラピー→、テラペイア。
ポケモンの3進化みたいな語呂ですね。

ということで、次回は、大平さんの、ポケモン色の強い記事をお送りします。
うかいさんも「ラジオ・パート2」に着々と着手しています。お楽しみに!

そして僕は原稿を書く。

BGM. 早見優「ニュースにならない恋」


夏への優越感

19/Ⅵ.(火)2018 NEWS手越のニュースにはやはり忖度が介在するらしく、しつこく追求してるのは東スポだけ。

大きな箱が届きました。
中から出てきたのは、新品のイスです。
背もたれのデザインは、野球のバックネットみたいにも見えますし、
マスクメロンの皮の模様にも見えますね。
何色か色のヴァリエーションがあった中から、カワクリのイメージカラーでコレを選びましたが、
夏への無意識が働いていたのかもしれません。↓。

それまでは開業以来、10年使っていたイスがあります。
「けいおん」の唯ちゃんのカバーを敷いていました。
この唯ちゃんは、本来は自家用車の助手席にカバーすると、唯ちゃんとドライブ気分に浸れる
オタクグッズだったのですが、僕は車は運転しないので、
自分のチェアに掛けてるので、毎日、唯ちゃんの膝の上に乗ってたことになりますね。↓。

このチェアは色んな機能がついてるハイテクなスグレモノだったのですが、さすがに10年も使うとあちこちガタが来て、
今回、思い切って新旧交代です。↓。

今は新しいイスが診察室で待っています。夏らしいと評判です。↓。

夏らしいと言えば、ヘアスタイルも夏模様にしました。
美容師さんが7月半ばで産休に入ってしまうので、少しインターバルを短くして行きました。
今回は、黄色いスイカ=こだまスイカ、です。↓。

美容師さんがイメージしてくれたメモ書きです。箱庭のサンドに並べてみました。↓。

うしろもスイカっぽく、黄色と白の縦じま。ただし、前回のブリティッシュの名残りで白が真っ白とはいきませんでした。
次回、もう1回ブリーチして、わずかな赤みを消す予定です。↓。

髪はスイカですが、受付の、うかいさんによると、今の季節パフェ業界はマスクメロンがオススメだそうです。
ということで、新宿のタカノフルーツパーラーで、マスクメロンパフェ、を食べてみました。↓。

スイカがメロンを食べるという、フルーツ下克上、今はちがう季節です。

BGM. 石川秀美「恋はサマーフィーリング」


ダイエット必勝法!

5/Ⅱ.(月)2018 「好きだった人」の誕生日イブ。おはスタに「さくら学院」生出演

友人の何人もが、ダイエットを実施中で、やれ水泳が良いだの、有酸素運動がどうだの、どこそこのジムに入っただの、
個別のトレーニングが良い、だのと勧めてくる。
若い頃は何をしなくても太りなどしなかったのだが、これも年のせいか、朝まで呑んで帰りにラーメンを二杯も食べる生活を続けると、たちまち百貫デブだ。
クリニックと家の間に、24時間営業のスポーツジムがあるから、そこに通ってみようかと目星をつけてみた。
家とクリニックは徒歩で30分弱だから、往復歩くだけでも、ちょっとした運動になるはずだ。
それが、診療が終って、こうも寒い毎日だと、歩く気力もなく、電車に頼ってしまうのも人情だ。
そんな人間が、仕事帰りに、スポーツジムなどに通える訳がない。いいカモだ。

そうなると食べる量を制限するしかないのだが、仕事柄、他人の悩みを聴いていると、自然としっかりとした人間でいないといけないと気張るから、
まるで弟や妹が出来た上の子のように、構って欲しいのにそうもいかない理不尽から、唇が淋しくなり、
さすがに指をしゃぶったり、爪を噛む年でもないし、かといって、タバコものまないし、平日は禁酒してるから、
どうしても食べてしまう。
「甘えたい」気分が文字通り、味覚にもそう訴えて、甘いものが食べたくなる。
甘いもののカロリーが高いのも理屈ではわかっている。わかっちゃいるけどやめられない。
僕のお気に入りは、ランチパックのピーナッツ、と、プッチン・プリンだ。
とくに後者は特大サイズがあるから、それをツルリと食べてしまう。
僕の母が僕が赤ちゃんの時分に乳癌で片っ方の乳房がなかったから、
プッチン・プリンは、見た目が、おっぱいみたいだから、母の無きおっぱいの補完、ともいうべき郷愁もある。
なので、ダイエットはなかなか難しいのである。

そんな僕は今日、お昼に大岡山の鰻屋へ行った。
肝焼きと白焼きと蒲焼を食べた。
となりに座ったおじいさんは店の常連のようで、酒と肝焼きを注文したが、肝焼きはもうおしまいだった。
つまり、僕が最後の1本を食べたことになり、「ないのかぁ」とあまりに悔しがっていたから、
店主に<僕の分を回してあげてもよい>といらぬおせっかいを言ってみたが、
店主は「いえいえ」と丁寧に断った。

僕は文庫本を読みながら、うなぎを食べていると、となりの常連客が帰り際にこう話しかけて来た。
「あたしも、鰻が好きでね。
本当は特上を食べたかったんだけど、今年80でね、こう見えても、年取ると食べれなくてね。上を頼んだんだ。
あなたの食べっぷりを見てると気持ち良くってね。
若いうちだから、大いに食べなさい。
年取ると食べれないから、食べれるうちにね。肝焼きは、タッチの差で悔しかったけどね」
と言い、
「すみません。年寄りの小言」とヨロヨロして店の人に心配されて、介護されて、帰って行った。
しかし、言ってることはもっともだ。
ダイエットしようなんて思っていた自分をみすぼらしく思った。
アンチエイジングなんて、くそくらえだ。沢田研二を見習え。
近頃、アンチエイジングを謳い文句にしている心療内科もあるときく。
心を扱う医療をなんだと思っているのだ。
ふざけるな!
文句があるならかかってこい。
なんなら、謝るよ。しまいにゃ、おごるよ。←往年のツービートのギャグです。

鰻屋の帰り道、今さっき、工事中の細い路地を通り抜けようとしてたら対向車に青いポルシェがやって来た。
案の定、通れるはずもなく、車は止まった。
僕は頭に来て、窓ガラスをコンコンと裏拳でノックして、運転手を呼び出した。
ナンバープレートからも読みとれる田舎者だった。
「下がれ。こんな道、通れると思っているのか。それともお前の車は、ミニカーか?」と言ったら、
血相を変えて怒って車から降りて来た。慌てて、工事現場の交通整理人が静止に来たから大事にはならなかった。
道理を言っても無理が通る世の中か、危なっかしいたらありゃしない。交通整理人もそもそも何のためにいるんだ。
まったく、世の中、狂ってる。

そんな気分を吹っ飛ばすために、これから、セーコちゃんのライブだ、新宿LOFT。
せいぜい暴れて、カロリーを消費して来る。

BGM. よしだたくろう「やせっぽちのブルース」


非学術派宣言

23/Ⅰ.(火)2018 はれ 昨日の雪は、積雪10cm、商店街は綺麗に雪かきされていた

二十歳前の頃の友人と会った。
彼の指定した「ちょっと良い店」で会食した。
彼の恋愛相談(不倫だが…)に乗った。

不倫はどうでも良いのだが、彼の刺身の食べ方が、醤油を付け過ぎでとても気になった。
鍋料理の汁も全部飲むし、箸はこちらに向けて置く。
僕が突端恐怖症の彼女だったら、それだけでお断りだ。
ま、僕は彼女でもないし、突端恐怖症でもないから、相談には乗れたけど。って言うか、勝手に喋るのを聞いてただけ。

それで思ったのは、こいつはよくもまぁ自分の秘密(弱味)を他人に話せるなぁ、と感心したこと。
僕には出来ないな。
彼なら、万が一、自殺したくなったら、僕か僕以外の誰かに相談するのだろうな、と思う。
僕が逆の立場なら、相談は出来ないなぁ。
専門家になってしまった分、同業者に相談も出来ないし。
おちおち、自殺念慮も抱けない。
こんな仕事をしてて、こんなことを言うのはなんだが、他人に相談するのって、ハードルが高いと思う。
そんなことを言う奴に診てもらってるのか、とガッカリした人へ、それでもそういう気持ちがわからない医者より、
そういう気持ちがわかる医者なんだから、ちょっとはマシだ、と堪忍して欲しい。

そう言えば、ちょっと前にちょっとお話した、専門雑誌に書いたコラムについて。
僕のは論文ではないから、なるべく非学術的に書こうと、素人が読んでもわかるような専門用語を廃した文章にした。

不倫相談が一段落して、2件目の店に行き、会話が僕の近況に移ったから、僕は自分の悩みはあまり探られたくないから、
用意しておいた、その専門誌の自分の書いたページに付箋をつけ、<こんなの書いたよ>と彼に渡した。

彼はその場で読もうとするから、<それあげるから、時間ある時に読んで>と打ち切ったが、
彼は、「いや」と言って、眼鏡を外し、その場でコラムを読み出した。
そんなに長い文章ではないが、そんなに短くもない。
彼は真剣な表情で丁寧に読んでいた。
その間、僕は手持ち無沙汰。自分の書いた文章を目の前でマジマジと読まれるのは案外、恥ずかしいものだ。

彼は、読み終わると、さっきまでとは打って変わったしみじみした顔で、「皆に読ませる」と言って鞄にしまった。
そして、山崎の水割りを勝手に2杯頼んだ。

僕はその時、こいつは食べ方は汚いけど、きっとモテるんだろうな、と思った。ただなんとなく、そう思った。

この記事のカテゴリーを「グルメ」にしてしまったから、過去の記事から、僕の嫌いな食べ物を紹介しましょう。

1位、キュウリ
2位、干しぶどう
3位、給食

嫌いと言われると好きが気になるものですね。
僕の好きな物は、川原3大好物にあります。ここの最後の段落から飛べます。良かったらみてね。

BGM. 戸川純「好き好き大好き」


十中八九N・Gアーカイブス 「メロメロ」

6/ⅩⅠ.(月)2017 はれ  トランプ・安部迎賓館に、ピコ太郎

奇数月は、大相撲の本場所と、受付と僕の4人の合作の絵が発表されます。
今回のテーマは、「好きだった人」。
詳細は近々、受付の大平さんがアップしてくれるでしょう。
そこで、「好きだった人」特集のアーカイブスをお送りします。

当初は、忌野清志郎 の曲にリスペクトして「メロメロ」という記事にしようと思って書き出しました。
そして、「君にメロメロ」に変更して、どうせなら、「君にメロロン」にしました。
君にメロロン、は、しょこたんが歌う「墓場鬼太郎」のエンディング曲のタイトルです。
歌い出しが、君にメロメロ~メロメロ~、です。

下は、新宿小田急千疋屋の、小田急百貨店55周年記念・55周年メロンフルーツパフェです。↓。

僕は二十歳の頃、「初恋の人はどんな人?」って聞かれると、照れくさくて、
<次の恋が初恋さ>と答えていたものです。
皆さんの、「好きだった人」はどんな人ですか?

BGM. 豊田 清 「青春PART1」


十中八九N・Gアーカイブス 「大雨」

28/Ⅸ.(木)2017 雨 新海「君の名は。」ハリウッド実写化!
大雨と言って思い出すのは、カワクリ雨漏り事件。
沖縄の焼酎、じゃないですよ。
本当に、雨漏り、がしたのです。
当時の状況を知りたい人は、2013年7月23日の記事、「嵐を呼ぶバースディ、漂流クリニック」をどうぞ。
10年もやってると、色んなことがありますね。
「今まで何度、倒れただろうか。
だけど俺はこうして立ち上がった。
頑張れよ~、なんて言うんじゃないよ。俺はいつでもサイコーなのさ、アハハハ・ハハハン。
俺は、不滅の男。俺は、不滅の男~」
という、エンケンの「不滅の男」のフレーズが脳内にリピートされます。
しかし、上記の記事を見直す限り、自称・不滅の男は、これだけ大変な時に、患者さんも受付に協力して復興作業してる中、
報道カメラマンのように写真だけ撮ってたのだから、我ながらあきれる。
でも、そこがかわいい。
オバQ、で、皆で特ダネ写真を撮って新聞社に送ろう、という回があった。
オバQ、正ちゃん、ドロンパが、事件や事故のニュース写真をスクープしようと競い合うのだ。↓。

ところが、オバQ は火事をみつけて写真を撮りに行くも現場が大変だからカメラを放って救出活動をしてしまう。
そして、放火魔を見つけても捕まえることに夢中で、写真どころじゃない。
そこに後から来た、ドロンパにスクープ写真を横取りされてしまう。
ドロンパの写真が新聞各紙に掲載されるが、その見出しは、全部、オバQがヒーローだ、というオチ。↓。

つまり何を言いたいかと言うと、オバQを見習え、ということでした。
お昼にいったん、雨は上がる。勝つ気マンマンで、お昼は、カツ煮膳、を食べた。

BGM. 遠藤賢司「不滅の男」


川原は夏休みをどう過ごしたか

25/Ⅸ.(月)2017 はれ 
カワクリは、9/17~9/25が遅い夏休みでした。↓。

・17(日)は夏休みに入って気が抜けたのと台風のせいで疲れが出てしまい、1日中、寝ていた。
夕方に1回起きて、サザエさん、だけみてまた寝る。
サザエさん、は、磯野家が、松茸、を有り難がる話。↓。

味よりもブランド感が先にたって萎縮してしまうケースは、松茸、以外の食材にもある。
サザエさんは嫁いで苗字が「フグ田」になってることから思い出したのだが、その一つが、ふぐ、だと思う。
昔、ふぐ、が高級なので臆してしまうから、今の内にやっつけておこう、と浅草の専門店で飽きるほど食べた。
その甲斐あって、それ以来、あまり、ふぐ、を食べたいと思わなくなった。
今度、松茸、もやっつけるか。
・18(月・祝)大森靖子、生誕30才ライブ。下北沢ガーデン。↓。自称「大森靖子の弟子」、ぱいぱいでか美、がエモかった。
チェキ、撮りたかった。
大森靖子は、やすこ、ではなくて、「おおもり・せいこ」と読みます。
カワクリでは、「せいこちゃん」と言えば、松田聖子でなく、大森靖子です。カワクリの常識は世間の非常識、これでいいのだ。

帰宅してから、おそ松さん、の再放送の最終回をみる。第2期は、10/2からテレビ東京ほかにて毎週月曜深夜1時35分スタート。
・19(火)資格をとるため、eラーニングしようとクリニックに来たら、期限が切れていて、色んな方面の人に連絡してバタバタ。皆、親切だった。
みずほ、が、「夏の魔物」を10/29で脱退すること知る。こちとら、ナミエ・ロスの比じゃない。
それだけ価値が多様化した世の中ということか。これでいいのか。
・20(水)美容院に、ちょっとソフトにパンク路線に、誰も気付かないように、少しづつ移行していく方針にする。
ネイリストさんは体調崩して、無期限休養。無理難題、出し過ぎたせいかしら?
知り合いのネイリストは、エチオピアに旅立ったと人づてに聞いた。しばらくは、ノーネイル。
美容院のあと、ひとり焼肉。ハープの演奏を聞きたかったが、平日のランチタイムだから奏者がいなくて残念。↓。

クリニックへ戻り、シングルレコードを貼ったり、貼り変えたりして、模様替え。
ウォーターサーバー・コーナーの上。ロウィナ・コルテスのジャケに光がどうしても反射してしまう。↓。

診察室も少し、変えた。シングルのおまけのステッカーなどもお披露目してみた。↓。

・21(木)新宿へ、佳子さまと、可愛かった頃の小倉優子の写真をラミネートしに行く。高野フルーツパーラーでブランチ。
フルーツサンド。↓。

栗のパフェ。↓。

・22(金)朝早く起きた。最近食べ過ぎなので、ランニング始めて10分ほどしたら小雨が降って来た。ダイエットあるある。
Uターンして家に戻るうちに雨は上がった。本気度を試されたみたいだ。
ランニングはよして、eラーニングのためクリニックへ。2時間で完了。
夕方には、法人化のことで税理士さんと面会。
税理士さんは、普段ブログを読んでくれていて、
「受付の方は絵がうまいし、文章も上手ですね。あれは採用面接のポイントなのですか?」と真顔で聞かれ、苦笑、嬉しくもあり。
夜は開放された思いで、松茸、をやっつけに行く。
松茸焼き↓。

松茸の土瓶蒸し

松茸のフライ。↓。

松茸の握り。↓。

当分は、松茸、にコンプレックスを抱かずに暮らせそう。
・23(土・祝)早起きして、「皇室アルバム」(TBS)をみる。佳子さまの英国留学がトップニュース。↓。
番組で使われる映像素材はワイドショーのそれと同じなのだが、処理の仕方でこんなに違うものに仕上がるのか。
まるでシェフの腕の差、僕はこっちの方が好み。雅、なのである。

夜は、恵比寿ガーデンプレイスくんだりまで。↓。

東京03、のコントライブへ。↓。

本編終了後に、ゲスト、バカリズム、が加わり、ショートコントを。↓。

・24(日)風邪をひいて寝込む。ハチミツにつけた生姜にお湯を注いでひたすら寝る。
もはや長期休暇の時の恒例のジンクス。ルチーンワーク。
少し具合が良くなったから、録画しておいたUFCの日本大会の放送をみる。
UFCは、勝つパターンのテクニックやストラテジーが確立され格段にレベルアップしてる分、
まるでスポーツ競技化していて面白みがなく、マンガのヒーローみたいな選手が出にくく、さびしい。
火の玉ボーイ・五味隆典もあっさり負けた。
・25(月)体調回復、校医へ。明日からの調整、夏休みボケのウォーミングアップになった。…って言い方は失礼ですね、すみません。
一生懸命やりました。
BGM.ロウィナ・コルテス「あのね」