新機軸・全員参加型リニューアル~レコード・キャンペーン

31/Ⅷ.(土)2019 くもり 久し振りに、「さくら学院」のライブチケット当選する!

8月も終りですね。
8月で思い出すのは、僕が中1の時に流行った、「巨人軍がピンチになるのは何月?」という、なぞなぞ、です。
ま、ここまで書けば、答えは、「8月」ってわかりますよね。
でも、何故、8月なのかはちょっと説明が必要ですね。
なぜなら、この、なぞなぞは今では通じないし、当時の時代背景があってのものだからです。

1974年(昭和49年)は、長嶋が引退した年であり、僕が小学校を卒業する年度でした。
長嶋は、引退セレモニーで、有名な、「私は今日、引退しますが、栄光の巨人軍は永久に不滅です」と語ったのでした。
だから僕と同学年の人は、誰かしらが卒業文集に、「私は卒業しますが、○○小学校は永久に不滅です」と書いてたはずです。
これは僕らの学年の特権でした。
1個上も、1個下も、この名セリフを口にする旬ではなかったからで、また小学生だから許されるギャグで、
幼稚園生はそんなこと言えないし、中学卒業時にそんなこと言ってたら、「痛い」し。同じ理由で、高3も大学生も。
ただ、ひょっとしたら、この年に定年退職するオヤジなら許されたかも。日本中の送別会でスピーチされてた可能性はあるな。「私は本日、定年退職しますが、◯△株式会社は、永久に不滅です」。やんややんや。

ま、そんなことはどうでもよくて、僕が中学に上がったのが、1975年(昭和50年)です。
朝日新聞の社説は、「長嶋監督は大変なことになるだろう。何故なら、長嶋茂雄のいない巨人軍の監督を任されたのだから」と書いた。
この予言は、ズバッと当たった。
僕が小学校時代の巨人は9連覇してる常勝チームで、それをON(オー・エヌと読む、王と長嶋のこと)が牽引していたからで、
長嶋が引退したことで、王だけの一枚看板になってしまうからで、その年、巨人は球団創立以来初の最下位になったのです。

そこで冒頭のなぞなぞです。巨人軍がピンチになるのは、8月。8月は英語で、オーガスト。王がスト。王がストライキをするからピンチというトンチです。

もうちょっと説明がいりますね。スト、という言葉は皆さん知ってるでしょうが、一番有名なのは、1975年の国鉄ストです。
これは後にも先にもない大規模なストで、学校や会社は休みになりました。
それでも会社に行かないといけないサラリーマンが、線路を歩いて会社に向う映像を茶の間でみた覚えがあります。
この年に流行った歌が、およげ!たいやきくん、です。
毎日毎日、鉄板で焼かれる鯛焼きがその生活に嫌気がさして、海に逃げ、自由を味わうが、最後は漁師に捕まり食べられ、
「やっぱり僕は鯛焼きさ」と嘆く歌詞が、会社が休みで、ひらけポンキッキ、を子供と一緒にみてたお父さんたちの心に突き刺さり、
童謡のはずがサラリーマンの悲哀を歌った社会風刺だと時代をゆさぶり空前の大ヒットになり、ひょっとしたらレコード売り上げの記録はまだ破られてないかもしれないです。

つまり国鉄がストなどするとは誰も思わなかった時代だからこそ、王がストをするという答えが成立したのです。
下は、フィギュアケースの脇のレコードジャケット達。上の段に、たいやき君、がありますね。↓。

僕は茅ヶ崎の小学校から、東京の中学に進学しました。
小学校から中学、+、田舎から東京、です。
世界が2倍にも3倍にも広がったカルチャーショックを受けた年頃でした。
だから逆に、巨人が最下位になろうと国鉄がストをしようと、「やはり世の中ってそんなに甘くない」とすんなり納得出来たものでした。

この年、流行った歌に、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」もありました。
これは田舎から東京に出てきた男と、それを田舎で待つ女のやりとりを歌った歌で、最初は男が「都会で流行の指輪を贈るよ」なんて調子こいて、
女は冷静に「私はダイヤも真珠もいらないの。だって、あなたのキスほど輝くはずないもの」なんて健気なことを言います。
そんなやりとりが4番くらいまであって、結局、男がやっぱり都会が楽しいからと女に別れを告げ、
女は、いい子で、「わかったわ。でも最後に一つ、わがままを言わせて。涙を拭く木綿のハンカチーフを下さい」っていうのです。宝石なんか要らない、って言ってた子の最初で最後のリクエストですよ。
それが、タイトルの「木綿のハンカチーフ」の意味です。ちょっとしたドラマですね。若い頃の松本隆の仕事です。

僕は中学にあがったばかりだったので、勝手に茅ヶ崎に残してきた女子たちに思いを投影して、頼まれもしないのに、木綿のハンカチーフを送ったものでした。
この歌は今では名曲と語り継がれていますが、発表当時はそうでもなかったのです。

毎月出る月刊明星とか平凡の付録に、歌本(ヤングソングなどと言った)がついていて、歌謡曲の紹介を歌詞入りで載せてました。
僕は今でも覚えてますが、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」がはじめて新曲として紹介されたレビューは散々な書きようで、
「歌詞が長い」「内容がありきたり」などで、評価がA、B、Cで付くのだが、B,だった。
僕はこの曲に思い入れがあったから、当然反発し、思春期だったこともあり、生まれて初めて、「評論家の言うことを鵜呑みにするのはよそう」と思ったものです。
このレコードのジャケットも上の写真の下から2番目の段にありますよ。

 

この年、流行ったものに、ナンセンスなぞなぞ(正式名称ではない)があります。
僕は物心ついてから、ずっとなぞなぞが好きで、今でも好きですが、そのブームほど異常な物を知りません。
何が異常かというと、なぞなぞ、はファッションのように繰り返し、似たような波が来るのですが、このナンセンスなぞなぞの波はこれっきりです。

どんななぞなぞか例を出しましょう。
たとえば、うちの父親がよく出してたなぞなぞに、「電線にスズメが10羽います。猟師が1羽打ち落としました。電線に残りは何羽?」というのがあります。
これは、「10-1=9」で「9羽」と答えたら間違いで、正解は「0羽」です。なぜなら、鉄砲の音に驚いて皆逃げてしまったから、というオチです。

ところがナンセンスなぞなぞだと同じ問題の答えが、「1羽」なのです。えっ、0羽じゃないの?という反応に対し、こう答えるのです。
「残った1羽には、根性があった」。
こういうのがバカ受けしたのです。本も何冊も出てました。皆捨ててしまいました。1つくらい残しておけば良かったな。

それでは、ナンセンスなぞなぞ、ではありませんが、僕の作った、カワクリなぞなぞ、を出しますね。
「顔の中にある建物は何でしょう?」。正解は…。↓。

くちびる、でした。

さて、上の写真の「口ビル」とは何でしょう?それは「水口ビル」の一部です。今、クリニックは改修工事中で、手書きの表札が貼ってあります。↓。

普段と光景が違うのと、工事中のため、クリニックの看板が出せないため、素通りしてしまう人が続出。そこで、手を打ちました。↓。

外壁は改修工事をやっていますが、内装もリニューアルしたく、せっかくだから全員参加型のこんなキャンペーンを考えてみました。↓。

田園調布に駄菓子屋があったので、そこで大量に、あめ、を買ってきました。1個、11円でした。おすすめは、舐めてるうちに味が変わる、カメレオンあめ。下が、駄菓子屋。↓。

これが今日現在の診察室の壁。これを張り替える訳です。記録として、写真に残しておきます。全体風景。↓。

上の、植木等と石野真子は、常設展として残しますから、それより下が入れ替わります。それを皆さんに選んで貰おうと言うのが今回の企画の趣旨です。撤去予定のレコード達。その1。↓。

撤去予定のレコード達。その2。↓。

撤去予定のレコード達。その3。↓。

撤去予定のレコード達。その4。↓。

大きな袋に無造作にシングル盤が詰め込まれています。その中から、皆さんの思い出の曲、あるいは、好みのジャケットを選んでもらおうという企画です。そして、ここからは新しく皆さんが選んだものです。これが代わりに貼られて行きます。まずは、梅ちゃんの選んだもの。↓。

Mさんの選んだもの。せんだ、エライ!。↓。

Aさんの選んだもの。これはCMで流れて復刻された奴ですね。↓。

マリちゃんの選んだもの。喫煙所に貼ってもいいジャケ写真ですね。あっ、ジュリーです。知らない人のため、念のため。客が満杯にならないから、って理由でコンサートをドタキャンした人って言えばわかるかな?。↓。

Kさんの選んだもの。この曲の、映像はユーチューブでみれるけど、ノリノリですよ。レッツゴーヤングのがおすすめ!。会場のファンの女の子が可愛い。↓。

Sさんの選んだもの。ねらわれた学園(テレビ版)の主題歌です。角川映画で薬師丸ひろ子がやった、セーラー服と機関銃、や、ねらわれた学園、は、テレビ帯ドラマでは、原田知世がやりました。そして、それをステップにして、原田知世は、映画・時をかける少女、の主役をゲットするのです。シンデレラストーリーは一夜にしてならず、です。↓。

Aさんのチョイス。流行りましたね。ちなみに同じ年に流行ったのは、サザンの、いとしのエリー、山口百恵の、いい日旅立ち、アリスのチャンピオン、ゴダイゴの、銀河鉄道999、八代亜紀の、舟歌、です。↓。

ホーリーさんのチョイス。ネプチューンの名倉の嫁さん。この人、一時期、台湾通、で売ってましたね。W渡辺、の、渡辺美奈代、の方が可愛かった気がするが、個人の好みはまだしも、どこでここまで差が出るんだろうか?戦略に長けてたのか、それも才能だが…。↓。

でも、ホーリーさんが本当に選んだのは、裏面。キムタクの嫁さんの工藤静香がいますね。↓。

はるにゃんの選んだもの。蛭子さんがイラストを描いてますが、それは同名の作品集を蛭子さんが出してるからです。渋いセレクトですね!。↓。

ボクシングファンさんのチョイス。悩んだ挙句、これですよ。マニアック、さすが!。遠藤ミチロウは、ザ・スターリンのヴォーカル。スターリンのLPでは、「虫」のジャケットが丸尾末広でカッコいいです。当時は、ピクチャーレコードって言ったのかな。↓。

しんがりは、Tさんが選んだこれ。たけし、若いですね。「たけしのオールナイトニッポン」のエンディングに使われましたね。作詞・谷川俊太郎、作曲・坂本龍一の名曲です。↓。

まだまだキャンペーンは、9月いっぱいくらいまでやってるので、参加したいと思う方はスタッフに声をかけて下さい。こちらからもチラシを作って個別に声をかけるようにさせてますが、みてるとタイミングが合わない場合もあるみたいで、声をかけられない場合も多いみたいですね。そんな時にぶち当たった人もスネないで下さいね。悪気はないから。

さて、夏のおわりに、なぞなぞ、を作りました。これは、頭を使う、というよりも、ダジャレクイズです。質ではなく量で勝負しました。パッパッと答えてみて下さい。ウォーターサーバーの横の猫の首にぶら提げました。↓。

レッツ・トライ!。↓。

11万円とは、「11円」の駄菓子屋の、あめ、のことです。昔の大人って、こういうギャグ言ってましたよね。何が面白いんだか。

BGM. 矢野顕子「行け柳田」


シンガポール父娘二人旅(完璧版)

10~14/Ⅷ.2019 夏休み。娘とシンガポールに行く。

入国で僕だけひっかかる。
僕の英語力は極端に低く、相手の発音もきっとなまってるんだろう、何言ってるか通じず。
そこへ、娘が来て、「一緒だ」みたいなことを言ったら通してくれた。
「何、言ってたの?」と聞くと、ニヤニヤして、パスポートと髪の色が違うからでしょ、だって。

東京から7時間、時差は1時間。機内では「名探偵コナン」の映画を観た。
シンガポールに着いたのが、朝6時。ホテルのチェックインは午後3時。
それまで時間つぶし…と言っても当りはまだ暗い。

とりあえず、ホテルまでタクシーで行って、トランクだけ預ける。
ホテルにはカジノがあって24時間オープンだから、「とりあえず、カジノに行こう」。
パスポートを見せて厳重なチェックで入る。
僕はすんなり入れるも、今度は娘がひっかかった。
パスポートの顔と違う、と言われてるらしい。
僕だけ通され、娘を待つ。離れ離れの不安。やっと通ってくるも、2人とも博打に興味がない。
飲み物がただだから、ペットボトルのミネラルウォーターだけもらって帰る。
2人ともケチがついてるから、何かやったら当たったかもしれないのに。

それからホテルの周りを散策。ベンチで眠ってるホームレスが何人もいて、
「こっちのホームレスは身なりがいいな」と言うと、娘は「チェックインまで待ってるんじゃない?」。

マーライオンが遠くに見えるから観に行こう。↓。

 

かつては、世界3大ガッカリスポット、と言われたそうだが、今は位置を変えて人気らしい。
観光客が朝からいっぱいいた。↓。

マーライオンの真裏に、ミニ・マーライオンもいる。これはあまり人気なく人はいない。
ミニ・マーライオンの頭の上に見える白い部分が、マーライオンの後頭部。↓。

 

その後、娘に引率される形で、インド人街や、アラブ人街や、観音堂を観光。

市場。↓。

何かの天井絵。↓。

 

 

裸足になる寺院。↓。

これはレストランみたいです。↓。

 

地元の人が使うスーパーみたいなもの。↓。

アラブ街。↓。

朝早くだから観光客は少なく、熱心な信者がまじめにお参りしに来ていた。
なんでも、たまたまこの日は、シンガポールの建国記念日だったらしく、皆、熱が入っていた。

そんな中で不信心な親子が、観光写真をバシャバシャ撮るのも、罰当りで、
もっとも信心してないからバチの適応外だろうが、そんなことより真面目に祈ってる人の横でのんきに記念写真を撮るほど、
マナーを知らない訳でもなく、場違いを感じつつ巡った。

ようやくAM11時くらいになると町も目覚め出す。
よく歩いた。途中、熱中症になりそうなのを、カジノでくすねた水が救った。
いくつかの商業施設を回って、さすがに疲れたので、早目にホテルに行って、強引にチェックイン。
ホテルの部屋、からみえる光景。↓。

ウエルカムのタオル?↓。

一眠りして、夜はホテルの近くの植物園に。↓。


有料の2つのフラワー施設みたいなパビリオンもみるが、どちらも待ち時間45分。
綺麗なお花がテーマごとに飾られていた。↓。

 

僕はお花に興味がなくこんなのばかり撮っていた。↓。

うさぎ。↓。

チェシャ猫。↓。

アリス。↓。

サボテン達でした。↓。

くまのプーさん。↓。

 

 

 

鳥?↓。

これは水晶のコーナー。浄化されますように。↓。

夜には、ショーをやっていた。ライトアップして。↓。

奥にみえるホテルが泊まったホテル。屋上がプールになってる。↓。

ホテルに着いたのが、夜10時くらいで、もう疲れすぎて、明日も早いから、シンガポール・ヌードルを食べて寝ることに。
ちょっと待った!
その前に、コンビニに寄りたい。ホテルの中に、セブンイレブンが2つあるらしい。しかし、ホテルが広くて迷ってしまった。
すると、娘は「コンビニで何が欲しいの?」。「ミネラルウォーター」と答えたら、「じゃぁ」と答えて、こっちこっちと手招きし、
カジノ行きのエスカレーターに乗った。大した度胸だ。

夜中に起きて、となりの鏡に自分が映ってるのをみてビックリした。下が、ベッドと鏡の位置関係。↓。

翌朝、屋上のプールサイドのレストランでビュッフェ。↓。

2日目になると、少し慣れが出る。言語の通じないコンプレックスもとれて、自然と開き直りが生じる。
「グッ・モニーン」なんて喋りかけられて、「グッド・モーニング」と答えてもツンとされてたのが、
「おはよう!」と日本語で声をかけると、ニコリとされる。

「コーヒー・オア・ティー?」と聞かれても、「紅茶!」と日本語で答えると、「コウチャ、チョットマッテクダサイ」と心なしか喜ばれてる。
紅茶を飲む。↓。

「サンキュー」などと言わず、「ありがとう!」と言うと微笑まれ、
「どうも」なんて言うと、頭を指差して「ナイス!」なんて言われて、そう言えば、この国に来て、初めて髪の毛を誉められた。
「よせよ!」と片手をあげて制止するポーズをすると、
何人かに、英語でぺラペラと髪の毛のことを聞かれる。「チェンジ」という単語が聞こえたから、色は変えるのか、とかそんなとこか?
「照れるだろ」と諭すように言うと、みんなニコニコして頷いてる。お前ら、絶対、こっちの言ってる意味、わかってないだろ(笑)

その後、チャイナタウンを観光。ドリアン。↓。

何か。↓。

寺院。↓。

 

 

 

 

ところで、この表示、何だろう?短パンがダメなの??↓。

どこかの寺院の装飾。↓。

 

偽ピカチュウ、タグなし。↓。

はじめて、コナンに会う。↓。

お昼は、テンテンで、チキンライス。大人気、大行列。↓。


チキンライスとスイカジュースのセットは、映画で鈴木園子が食べてたものだそうだ。↓。

満腹になり、ホテルへ帰り、プールへ。
ここのプールも映画の舞台で、ここのホテルに宿泊した客だけが入れるプールなんだって。↓。


僕は泳げないので、プールサイドで留守番しながら、本を読む。太宰治の「人間失格」。
コナン君もプールに入らなかったって。↓。

夕日が沈む。↓。

 

夜は、ナイトサファリ。面白かったが、すごく混んでた。
特に帰りのタクシー待ちが1時間以上。
今日は行列が多かった。明日は待たないように、娘がホテルの帰りのタクシーの中で、ユニバーサル・スタジオの予約をした。

3日目。朝食はロビーのレストラン。↓。

お粥。↓。

娘が、口でオーダーして来てくれたオムレツが、中がハムとチーズで、僕の好きなセブンイレブンのブリトーを上品にした感じで美味しかった。
いきなり食べて、写メ撮るの忘れた。

まったくの晴天。東京のディズニーランドはファストパスで早乗り出来る券を無料で配ってるが、
大阪のUSJはお金を払うと人気のアトラクションを待たずに乗れるシステムがあるのは、てっきり大阪商法だと思っていたら、
ユニバーサル・スタジオは世界中でそのスタイルをとってるらしく、大阪にすまないと思った。

開園前に着き、列に並ぶが、どこの列だか分らず、娘が調べてくるから、
「とりあえず、ここに並んどいて」と言われたからそうしてたら、係りの長身の若い男がチケットをチェックしに来た。
しかし、娘はいない。どうしよう?

僕の番にやってきて何やら言ってる。「チケッツ」という単語だけ聞き取れたが、もうこっちは英語を使う意志はゼロにしてるから、日本語で、
「あい、すみません。娘がいないんで、分らないのです。娘にただここに立っていろ、と言われただけで、
言ってみれば、かかし、のような者です」と早口に喋ったら、男はなんか慌てて別のベテランの女のスタッフを連れてきたが、
僕は心をこめて素直に、
「そちらもお困りでしょうが、私も困っているのです。何が何だか私には分らないのです。
何を聞かれてるのかも分らないし、何をお答えすればいいかも分りません。自分が何者だかも分らなくなってきた次第です」と言うと、
女の係員は、まぁまぁ、みたいなポーズをとって、後ろの順番の人達のチケットのチェックに入り、つまり、僕は通された。
やったー!日本語、最強!

そこへ娘がやってきて、別のもっと空いてる入口からすぐ入れた。ここがユニバーサル・スタジオ・シンガポール。↓。

 

 

USJは昔、スパイダーマンが出来た時に1回だけ行ったきり。
娘によると、ユニバーサルは世界中でアトラクションが違う、と言われ、「スパイダーマンは~に」と説明されたが、元ネタを知らなかった。
「なんせ、E.T.だって観てないんだよ」と言ったら、「E.T.はもうどこの国にもないよ」と言われた。

それから例のユニバーサル・エクスプレスという早乗りのチケットを買ったが、近くにあった、エジプト・ミイラ、みたいなアトラクションが、
「5分待ち」だと書いてあったから、まずそこに入ることにする。↓。

ここは荷物を全部、ロッカーに入れなくてはならなくて、娘が「小銭だけ持っといて」と言うが、シンガポールの紙幣ならまだしも、コインなんてさっぱりわからない。
そうしたら、10$札一枚を持たされ、あとはしまった。

5分待ちのはずが列が一向に進まない。娘が、「どうしよう…」という。
なんでも、そのロッカーは40分まで無料だが、それを過ぎると2$づつ加算されるらしい。
娘が、「10$で足りるかな?」と言う。
で、アトラクションを楽しむというより、お金と時間の心配で神経を使い、なんとかギリギリ、順番が来て、席についてホッとしたのもつかの間、
それはメチャクチャ絶叫系なのである。

娘に「メガネが飛ばされるかも?」と言われ、不安になり、必死に右手でメガネをおさえて、左手でバーにしがみついた。
1列4名で、娘と僕とその隣に、ボブ・サップみたいな男2人組。
この、ボブ・サップ、がキャーキャー騒いで満喫してるのだ。
僕はその横で必死になってメガネを片手でおさえてバーにつかまって。
やっとこ終った時には、直前の不安やあせりは吹き飛んでいた。ショック療法みたいだ。

出口でアトラクション中の写真を売るコーナーがあって、そこに映ってる自分たちをみたら、娘とボブ・サップ×2はバーにしがみついて頭を下げてるのに、
僕は右手でメガネをおさえ、左手でバーにつかまってるから、正面をみてて、まるでアンニュイな太宰治の頬杖をつくポーズで1人、異彩を放っていた。

5分待ちだからエクスプレスを温存したのが裏目でロッカーに戻ると、4$とられた。でも、10$札持ってて良かったと思ってたら、
僕らの前の中国人の女性の2人組みがロッカー代が足りないらしくあわてている。
娘の通訳によると、「1$貸してくれないか?」と言ってるらしい。「いいよ、こっちは10$あるからね」。

で、清算機に入れたら、おつりの6$が帰ってこない。娘が言うには、「おつりは出ません」って英語で表示されてるらしい。
やられた~!さすが、関西人。うまいこと考えやがったな、こりゃ1本とられた。

そんなことが分ってたなら、先に中国人から有り金とっといて、10$札渡して、「ロッカー、空いたら、残り頂戴」って言えば良かったともっとコスイこと考えたが、
折角の楽しいテーマパークだから黙っておいた。

続いて、ジュラシック・パーク。
これは日本にもあるらしいが、それはジェット・コースターみたいらしいが、ここでは丸いボートに向かい合わせで乗る。
「もう騙されないぞ」とリュックを抱えて、その列に並んだら、気付いたら客の1/3くらいがカッパを被っていた。
結果、水をいっぱいかぶって、リュックはびしょ濡れ。
やるなぁ、関西人。

続いては、長靴をはいた猫。↓。

これは僕の知ってる童話とは違う猫同士の物語みたいにみえたが、これが一番面白かった。↓。

その後、シュレック、に乗るが、これも筋を知らないので、娘に説明してもらってから乗り物に乗ることにしよう。
と思ったら、これは乗り物じゃなくて、ミクロ・アドベンチャー、みたいなメガネをかけて観劇するアトラクションだった。↓。

スパイダーマン的なのは、トランスフォーマー、だって。
何か訳のわからないロボット同士が戦ってるのは勝手だが、こっちに攻撃してきたり、かと思うと助けられたり。
こっちとしてはいい迷惑なのに、最後に「君たちを守ったから安心してくれ」みたいなことを言われたけど(あくまで主観ですよ)
アトラクションは面白かったが、何でこんな目に遭うのかまるで理解出来なかった。
しかし、これも有名な映画らしく、それを観てれば、なるほど合点が行くのでしょう。↓。

ちなみに皆さんは、知ってました?
この車がロボットに変身するそうですよ。↓。

ジェット・コースターなんて乗るの、10年ぶり以上でした。
でも、まぁ楽しかったです。
ホテルに帰って、夜の光と水のショーみたいな奴(コナンの映画にも出てた)を観ようということになって、屋上のプールからならバッチリみれるからと、プールへ行く。

僕は人間失格の続きを読む。娘は、プールから帰ってきて、「ショーが見れるから、プールに行けば?」と言うのだけれど、
丁度、太宰の年表の山崎富栄と玉川上水で入水自殺なんて箇所を読んでたから、水がおそろしくて、「いいよ」と断った。
それでも、娘が幾度も幾度も勧めるから、あんまり断ってると雰囲気悪くなるなぁと思って、気乗りせずにプールへ。
娘は「プールの水温もむしろ温かいよ」と背中を押す。

足をプールに入れたら、本当だ、温かくて、120センチの深さだし、これなら行けるかと思ったら、階段が何段かあって、それを降りたとたんに左足がつって、
膝元くらいの深さで溺れそうになって、監視係りに助けられ、ビーチベッドに引き返した。

娘は「つった足は逆に伸ばしたら?」とアドバイスをくれ、なんとかリカバー。そして再チャレンジ。
胸くらいの深さだから、そんなに怖くなく、プールの縁まで行って、そこまで行けば手すりがあるから、そこにつかまって、体を外に乗り出すようにして下を見たら、
綺麗な光と水のショーがみえた。
みとれるくらいに綺麗だったが、スマホを持ってプールを渡り切る自信がなく写真はないです。

ただ僕がそのショーをみてる時、隣にいたアラブ系の若い美男美女が、ショーも見ずにチューチューしてるから、
こいつら心中しないだろうな、と心配になり、どうせ日本語など通じないんだから、
「溺れるのは、恋だけにしとけよ」とうまいことを言ってみた。

その後、ホテルの中華料理に。
娘は、酒をまったく飲まず、かつ僕が酔うことをすごく嫌う。
だから、この旅は酒は飲めないとあきらめていたが、メニューに地元のタイガー・ビール、というのがあるからそれをじっと見てたら、「飲んだら?」と言われた。
ビールが目の前に来た。「よっ、久し振り!」。↓。

でも、ビールなんて水みたいなもんだから350ccなんてすぐなくなっちゃって、2本目を注文。
僕が3本目を注文しようと思ったら、思うより早く、「もう、やめといたら!」と柔らかい物腰の、強い忠告。「はい…」としか言えない。

ビールのつまみに頼んだ、魚の皮を揚げた料理を見ながら、小さい頃の思い出話をした。
それはうちの父親は眼科医だったが、中国人の従業員の人がいて、4姉妹で、僕が幼稚園の頃から浪人生の頃まで順繰りに働いていて、
だから上と下は姉妹とは言え20歳くらい年が離れてたと思う。
その人は実は横浜中華街の大きなお店の娘さんたちで、
うちの忘年会は必ずそこの店でやった。
すると4人位の人で操る竜の踊りみたいなパレードが出てきたり、だから僕は中華料理とはそういうものだと思いこんでいたが、
大人になってそういうのは特別で、結婚式とか、そういう時のものだと知った。
よくそこの店で出てた料理で、鯉を1匹まるごとあげて何か手を施した料理が懐かしいのだが、その竜のパレードと同じで、
大人になってから鯉の料理はどこでも食べたことがない。

昔、友人たちが、その話を覚えていてくれて、サプライズで、ある高級な中華料理屋に無理矢理注文して再現して祝ってくれたのは嬉しかったが、
味はやっぱり違った。
でも、今日のこの魚の皮は、その料理に一番近いかも~と話したら、娘は「ビール、何本飲んだの?2本?じゃ、もう1本飲んだら?」と許可してくれた。
やったー!

 

店を出るとホテルの下でも、水と光のショーをやっていた。↓。

部屋に戻り、風呂に入って寝よう。
浴槽にお湯をはり、バブを入れてもらい、入浴するが、頭の位置と足の位置を間違えて逆に入ったものだから、
バランスがとれず、浴槽の表面がツルツルしてるから、お尻で滑って、両手を伸ばしたが、そこもツルツルで、ツルンとてんぷく。
まさかのバスタブで、溺れた。

明日は午前11時チェックアウト。朝早くおきて、プールにギリギリまでいよう。
空港に新しくショッピング・ビルが出来たそうだから、そこで飛行機を待とう。
ショッピング・ビルは、ジュエル、といって、建物の真ん中に水の柱が立っている。↓。

階段を降りて行く。↓。

間近で水にさわってみる。↓。

空港で飛行機を待つ間、「もうすぐ日本だな」と実感したら、急にくしゃみを連発し、のどが痛くなり、頭が重く、体がだるい。
長い休みの時は、いつもこうなることを体が思い出したようで、僕は風邪をひいた。
後半の夏休みの3日間を寝て過ごした。

おなか出してたから冷えたかな?↓。

BGM. 加藤和彦「シンガプーラ」


Before→After in カワクリ

う 「渡辺さんって、カワクリに来て何ヶ月経ちました?」
渡 「もうすぐ半年ですね」
う 「ほうほう。杉山さんは?」
杉 「もうすぐ10ヶ月です。うかいさんは?」
う 「2年半ちょいかな?ところでさ、地球誕生は46億年前。ホモサピエンスが誕生したのが20万年前。地球の歴史から見れば人類の歴史はほんのわずかですよね」
渡 「あ・・」
う 「渡辺さんはもうお気付きですね。そう、わたしたちと同じだと思いませんか?」
杉 「なるほど。すごい規模が大きい例えで驚きましたけど(笑)確かに、お仕事には慣れたけど、カワクリの歴史は知らないですね」
う 「わたしが来たときから今のカワクリでしたけど、最初はどうだったのか気にならない?」
渡 「気になりますね」
杉 「同じく」
う 「今回は、Before→Afterで開院当初と現在を見比べてみましょう」

う 「まずは入口からいきましょうか」

Before

After

う 「どうですか?」
杉 「入口からもう川クリ化が垣間見えますね・・」
う 「扉の右も左も音楽っぽい感じなのに、正面には『赤ひげ』ですからね。謎ですよね。より中が気になります。では、足を踏み入れてみましょう」
渡 「探検みたいでワクワクしますね」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「すごい!なんか洗練されてますね」
渡 「綺麗すぎて逆に緊張しますね」
杉 「Afterのほうは…たまに、初めての方が戸惑ってるのを見ますけど、その意味がわかりますね」
渡 「病院ですか?って確認される方もいらっしゃいますよね」
う 「川原先生のポリシーは【病院っぽくしたくない】なので、そういう意味では嬉しい反応ですね」
杉 「わたしたちは慣れちゃったけど、こうして写真で見ると改めてすごいですけどね」
う 「確かに。わたしが気になるのは、ちょっとメルヘンな風船の入手経路です。まだまだ2枚目なので、次もいってみましょう」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「次は受付です」
渡 「Beforeはどこかの会社の受付みたいですね」
杉 「Afterがあるから、余計に無機質な感じがしますね。Afterは・・」
う 「もうあれですね、渋滞してますね、キャラが」
渡 「それはもうカワクリ全体に言えることですね。でもわたし、きれいなジャイアン好きですよ」
杉 「あのフィギュアシリーズはクスッときますよね」
う 「わたしは下のアランドロンがお気に入りです。では次」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「入口から入って右側です。わたしたちは『ソファのほう』『窓のほう』『テレビのほう』って言いますね」
渡 「以前はカフェっぽくテーブルが置いてあったんですね」
杉 「お昼は陽射しが眩しそうですね」
う 「今は大きいけいおんの垂れ幕があるから少しましかな?」
杉 「やわらかい光でついうとうとしちゃしちゃいます・・」
渡 「以前はキャビネットも本棚もなかったんですね」
う 「なんか見通しがいいですもんね(笑)では次」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「今度は入って左側の待合室ですね」
渡 「怪盗キッドが見守ってる感じで可愛いですね」
杉 「本当だ、バッチリ目が合いますね!」
う 「なんかよくわからないけど、この写真見てたら金平糖食べたくなってきた」
渡 「カラフルですもんね。次も見てみましょう」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「端にあるウォーターサーバー付近から撮った写真ですね」
渡 「受付のカウンターってこんな風になってたんですね」
う 「確かに。低くてフラットですよね」
杉 「ここの、写真右側のテーブルは、先生のこだわりがあるんですっけ?」
う 「詳しくはこの記事を読みましょう」
渡 「今はマンガがたくさん置いてあるけど・・・」
杉 「でも、今じゃなくてはならないですよね」
う 「渡辺さんは、お気に入りとかありますか?」
渡 「私は義母と娘のブルース好きです。ドラマも観ましたよ、綾瀬はるかの土下座は見事でした」
う 「クリニックの前で撮影していた関係で、先生も『ドラマは普段見ないけど、あれは面白いね』と言っていました。原作はもうちょっと先のことも描いてあるので、ぜひ読んでほしいですね」

Before

After

杉 「わあ!Before広い!!」
う 「杉山さん、さっきから第一声同じですね」
杉 「バレました?でも本当に広く見えません?」
う 「うん、見えるね」
渡 「目の錯覚なんだけど、本当にそう見えますよね」
う 「Beforeのテレビ、当時は何を流してたんですかね?」
渡 「この画面は東映のオープニングかしら?」
杉 「気になりますね」
う 「そういえば、本棚側の壁に、レコードが貼ってあるじゃないですか?以前業者の人がそれを見て、目をウルウルさせながら『なつかしい…』と言っていたことがありました」
杉 「カワクリにはそんな効果が!」
渡 「世代ドンピシャの人なんかはそうなりますよね」
う 「なんか当時の記憶をみてるような眼差しでしたよ。では次」

Before

After

う 「次は喫煙室です」
杉 「さわやかですね」
渡 「何も貼ってないと天井の空の色が映えますね」
う 「子供部屋感ありますよね」
杉 「大人の場なのに不思議ですね。あと、サークル方式から対面方式になってますね」
渡 「Beforeは談話室みたいでコーヒー飲みたくなりますね」
う 「確かに談話室っぽいですもんね。談話しすぎて仲良くなってトラブルの元になることを危惧して、今は『連絡先の交換は禁止』と四方八方に貼ってあります。では次」

Before

After

杉 「お!ここは唯一そんなに変わってないですね」
渡 「トイレにはあまり貼ってないですもんね」
う 「変わったところがあるとすれば、入口のドアくらいですね」
杉 「そこに貼ってある『あずにゃんを探してください!』って、探してる人いますか?」
う 「あまり声をかけられないので、自分たちも忘れちゃいそうになります(笑)」
渡 「トイレに入るときにあまりドアは見ないですもんね」
杉 「遊び心があって面白いんですけどね~」
う 「もしかしたらこのブログを読んで、探してくれる人が増えるかもしれませんよ」
杉 「楽しいのでぜひ!!では次にいきましょう」

Before

After

う 「ここは処置室です」
杉 「配置が今と違いますね」
渡 「配置が違うだけで雰囲気がだいぶ違う気がするのは私だけ?」
う 「いえ、全然違いますね。今のほうが暖かい感じがします。気のせいかもしれないですけど」
杉 「使いやすい形に変化していったんですね、では次!」

Before

After

う 「相談室です」
杉 「ここも配置が変わってますね。ソファも違います」
う 「この新ソファ、触り心地と座り心地がよくてとっても好きです」
杉&渡 「わかります~!」
渡 「ソファの色と光の関係かとっても明るく感じますね」
杉 「どっちもシックだけど、温かみをより感じる色合いになってますね、次にいきましょう」

Before

After

う 「最後に、診察室です」
杉 「な、なんですかこのBeforeのおしゃれな空間は!」
う 「なんだか逆に落ち着かないですね」
渡 「そうですね、それに、おしゃれ度でいったら今も負けてないと思う」
杉 「確かに、Beforeのほうは『川原先生のお家に来た感』はないですね」
う 「応接室っぽいもんね。ちなみに、窓際に光ってるものがありますが、あれは何だかわかりますか?」
杉 「わかりますよ。朝わたしたちが電源入れますから。ふくろうですよね?」
う 「わたしも何年もずっとそう思ってたんですよ」
渡 「ちがうの?」
う 「『ミミズク』なんですって」
渡&杉 「…へー」
う 「診察室は違うアングルでもう一枚あるので見てみましょう」

Before

After

う 「混沌ですね」
杉 「カオスとも言いますね」
渡 「Beforeの写真の下に写ってるテーブル、こんなおしゃれな感じだったんですね」
う 「あ、ほんとだ!かっこいいですね!」
杉 「今じゃ怪獣達が占拠しちゃってますね」
う 「この子たち、わたし掃除のときに落しちゃうんですよ」
渡 「分ります!私も2、3個落しちゃう時あります」
杉 「一度落とすとなかなかテーブルの上に乗ってくれないんですよね、絶妙なバランスで保ってます」
う 「わたしだけじゃなかったんだ~!よかった」

う 「そういえば、カワクリ開院当初はどんな映画を流してたか気になってたじゃないですか。先生が教えてくれましたよ」

Before

After

杉 「Beforeの中にある爆笑オンエアバトルが、今と通じるところがありますね」
渡 「お笑いもあったんですねー」
う 「しかもラーメンズっていうね(笑)ついでに、BGMも違ったみたいで。」

Before

 

After

渡 「今とは全く違ってビックリです!」
杉 「洋楽JAZZが流れてるなんてオシャレな病院みたいじゃないですか!」
う 「もしこれらが今流れたら『先生、どうしちゃったんだろう』と心配になりますよね」
杉 「中二病を発症したのかと思うとおもいます」
う 「(笑)」
渡 「BGM含め、やっぱり今のほうが落ち着きますよね」
う 「うんうん、入口でビックリしてた患者さんが、2~3回目のとき『最初はびっくりしたけど、慣れたというか、なんだか妙に落ち着く』と言ってくださったのは一人や二人じゃないですよ」
杉 「カワクリマジックですね」
渡 「これだけ色々なものがあると、ほぼ毎日来てるのに『あれ?こんなのあったっけ?』と新たな発見をすることもあります」
杉&う 「あるある!」
う 「患者さんに言われて、はじめて知るってことも恥ずかしながらありますよね」
杉 「逆に、自分が新たに飾ったものやポスターに、気付いてもらえると嬉しくなります。『こんなのあったっけ?』って」
渡 「日々進化してますからね。生きるクリニックですよ」
う 「あはは、確かに(笑)」
杉 「そんな生きるクリニックにも、休息が必要です」
う 「はい。8月9日~8月19日まで夏休みをいただきます。今年はちょっと長めなので」
渡 「皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」
う 「お休み明けたらジャズが流れてる!とかはないので安心してください」
杉 「はい、いつもと変わらずにお待ちしていますよ」

 

P.S

Before

Before

After

 

BGM♪ 松田聖子 【夏の扉】


ミッド・サマー・インフォメーション~どんどんアホになってゆく

7/Ⅷ.(水)2019 はれ、暑い マツコ・デラックス、イメージダウン?

またまた部屋を掃除してたら、写真を発掘しました。これは前にここで紹介した「レナウン娘」の記事に関係するものです。

杉山さんにスキャンしてもらって、前の記事に追加で載せて、「完璧版」というサブタイトルをつけました。良かったらみてやって下さい。どんどんアホになってゆく。