後日談~Answer夢

24/Ⅳ.(水)2024 雨 大谷翔平6号、137m弾に「少し詰まった」と冗談も…今季2度目の2試合連続ホームラン

前回の記事の後日談。あれ以来、国試の夢はピタっと見なくなった。「ムンク」がうまくやってくれたのだろう。その代わりというか、Answer夢で、僕は歌舞伎役者のはしくれに。大舞台の演目は、同じ場面を繰り返し繰り返しリフレインして意味を持たせるシュールな謎とアクロバティックな動きを見せ場とする。

千秋楽。女座長が女主人公の着物の紐を解くと中から小さな人形が幾つも飛び出すからくりが失敗し、「もはやこれまで」となった時、僕は機転を利かせ舞台袖にあった個包装の物を手当たり次第、「♪たんたん、たぬきの〇〇〇〇は~♪」と歌い乍らホイホイとそれを客席に投げてその場をしのいだ。会場は大喜びで舞台の大御所たちも苦笑しながら認めてくれている。若い世話役のキリッとした少女が飛んできて「それはいけませぬ。それは皆さんが終演後に召しあがるお茶うけなのですよ」。これを聞きつけた「通な」客が「ほほほ、それは傑作」と扇子を広げて口元を隠して笑うのが合図になり劇場は大爆笑。僕のアドリブが許され成功したことになった。演者も皆笑ってくれている。看板女優さんだけが「たんたん、たぬきは、いただけませんよ」と厳しい目をしてお小言だがそれも含めてご愛敬だ。

目のキリッとした少女は若いのにこの一座のプロデューサーもしているのか?僕の鼻と鼻の穴をじっと眺めて「髭は生えますか?鼻毛は咲かせられますか?」と言いながら「うんうん」と勝手にうなづき、「かんすう、に興味はありませぬか?」と聞くから「函数ですか?」と答えると「いえいえ、一、二,三、四…十、廿、丗などの漢数字です」。少女は「今度、漢数字を扱った演目があり、是非、あなたにそれを」と言うから言葉をさえぎって、「あ~、そういうことですか。私は野球と数学が大好きで小さい時は自分のことを‘数’の’馬‘と書いて’数馬(すうま)‘と読ませ、星数馬(ほし・すうま=星飛雄馬の駄洒落)と名乗って野球をやってたくらいです」と言うと、大御所や後援会の「通」の客に大変ウケて、「それはいい。そのままの芸名で行こうではありませぬか」と話がトントン拍子に進んで行き、こうして私はのちの名役者・初代「星数馬(ほし・すうま)」を襲名することになったという出世話でありました。

Answer夢とは、夢で見た内容をこちらが味わい理解しようとした結果、解釈した内容やアクションを、「それで正しかったのかどうか」を夢自身が「次の夢」で答えてくれる不思議な現象。不思議だが意外とよくある。

BGM. 巨人の星オープニング「HDリマスター前後比較ムービー」


我々はどこから来たか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?

10/Ⅳ.(水)2024 はれ 4/11、2024年サンリオキャラクター大賞OPEN!

まずは夢日記。先日みた夢。「医師免許の継続可能試験があって、それに落ちた。何の仕事をしよう?看護助手をするも、流れ流れて南国のペットショップの類人猿の娘に貝殻のビキニをあげたら、恋に落ちて、懐かれて、禁じられたのにSEXしたら、子供が出来た。人間が生まれるらしい」。

日曜に、裏金問題で離党する世耕さんのニュースをサンジャポでみてたら世耕さんが「ゴーギャンの絵の気持ちだ」と言って、爆笑問題の太田が「絵を見せてくれ」と言ってたのが頭に残り、そんな夢の題材になったのでしょう。

下は、「世紀末の美と夢6(非在の地)」、「夢想への逃亡」。

この本の「見返し」がゴーギャンの「我々はどこから来たか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?」。

僕が高校の頃、adidasから世界の島シリーズというスニーカーが出て、僕は友人の誘いで「タヒチ」というスニーカーをお揃いで買い、お揃いで履いて通学してました。僕の学校の制服は上下黒の詰襟だったので、全身黒に足元だけネイビーブルーというのが自分でもお気に入りで、「川原お気に入りスニーカーランキング」歴代2位です。1位は、中学の時、石野真子がニューバンのコマーシャルで履いてた蛍光色のような黄緑のナイキのスニーカー。これも、黒の上下に映えました。

ファッションの話になったから、今日のおめかしはイヤリング。片耳が麻雀牌の「中」。

もう片方は同じ赤でも「薬のカプセル」。

宝石箱。

今、NHKの100分de名著で、フロイトの夢判断、をやってるのはタイムリーです。「夢判断」というと「夢占い」を連想させ、「ヘビ=SEX」みたいな辞典形式に思う人も多いでしょうが違います。フロイトのそれは患者が夢を報告し、連想して行くうちに「自分で気付く」のです。無意識の発見です。

一方、スピリチュアル的には、夢は、違うパラレルを見せられたか、もしくは、違うパラレルを見せること守護霊(?)が何かを気付かせようとすると考える訳です。だから「医師免許剥奪」は「今」の「薬一辺倒な医療」や「診断学に合わせすぎ」な自分のやり方を反省し本来目指していたのはそっちでいいのか?と立ち止まるチャンスをくれているのかもしれません。Eテレ100分de名著、「フロイトの夢判断」好評放送中。

無意識にたどる王道は「夢」かもしれませんが、日常の色んなものが無意識と関係しています。僕は色々と模様替えをしますが、今回は「からかい上手の高木さん」を整えました。何故数ある中からこれを選んだのでしょう?また、模様替えはしょっちゅうしてて、全部を記事にはしてません。何故、今回に限り、記事にしたのでしょう?これも無意識への接近に有効な問いですね。

「1月」~「12月」。どれが「何月」か分かりますか?並べてくれたのは、受付羽田さんの「無意識」。

ここには観光地巡りと、僕の顔写真のコラージュという「意識」も混ぜて。

何年か前のクリアファイル型ミニカレンダーは「1月」「4月」「7月」「10月」。An=1+(n-1)×3。

さて、ここにも「無意識」への切り口が。最近僕が「何故か」購入したものです。それは「新聞紙ストッカー」です。捨てられない新聞をとっとく台車です。

たとえば、WBC日本優勝。

安倍さん死亡。

この日のビッグニュースはこれなのに、デイリーは愚直なまでに「一面」は「阪神」。「安倍元首相銃撃され死亡」が端っこに書いてありますね。デイリーにとっては「青柳完封」の方が「一大事」なのです。ケネディ大統領が暗殺されて各新聞の一面がそれだった時、東スポだけが「銀髪鬼・場外悶絶」という、フレッド・ブラッシーが力道山の空手チョップで場外リングアウト負けになった事件を報告したのと同じ主張ですね。でも、こういう風潮はいいことで色んな価値観がある訳で、何より全体主義にならないのは「戦争」を防ぎそうで良いことでしょう。

戦争と言えば、ロシアはいつまで続けるのかしら?

僕が好きな女子アスリート第1位は、須崎優衣です。

アマレスが須崎さんなら、いつのまにかフワちゃんが…。

この新聞紙も捨てられません。

何故、その新聞?と思われたでしょう。それが僕の無意識。というより、何故この記事?という東スポの意識に反応してるのですが。数ある中でなぜこれを選んだ?というのも無意識。

どうでしたか?無意識を集めた記事にしてみました。そんな僕が皆さまに紹介したい映画です。

ルイス・ブニュエルの「自由の幻想」は、冒頭で女の子たちが公園で遊んでいると怪しげなトレンチコートの男が近寄り子供らに数枚の写真を見せます。子供たちがそれを見入っている横で男はニヤニヤ。それに気づいたお母さんたちが、「どうしたの?」と叫んで走り寄ると、男は一目散に逃げてしまいます。残された写真を母親たちが見ると、思わず「まぁ!!」とビックリして口々に「いやらしい」「お下劣な」「破廉恥」と嘆きます。カメラが母親たちの手元の写真をアップに映すとそれは「夕焼け」や「青く澄んだ海」や「虹」だったりします。場面が変わり、皆大人たちは正装して談話を楽しんでいます。その中に小さい少女を連れたご婦人がいるのですが、少女は皆の前で「ママ、おなか空いた」と言います。すると全員が話を止め、少女と母を睨みつけます。母親はペコペコ皆にお辞儀しながら謝って、「すみません、すみません」と平身低頭、少女を連れ出し、個室に一緒に入ります。トイレのような個室です。母親は少女に、食べ物を差し出し、「はい。食べなさい」と言い、少女はそこで物を食べます。カメラはさっきの社交場を映すのですが、正装した紳士淑女はカメラが引いて分かるのですが、みんな下半身をおろして便器に座っていたのです。そうです、ここはこの世とあべこべの世界だったのです。

僕の紹介する映画は「面白そう!」と飛びつく人が多いのですが、僕の古い友人に言わせると「君が紹介してくれた映画は面白そうなので観るんだけど、大抵、筋が違うんだ。悪いことに君の説明の方が面白いから、観て損した気分になるんだ」ですって(笑)。

どうして数ある映画の中からこれを選んだのでしょうね?無意識の現実世界への支配は際限なく興味深いですね。

BGM. 石野真子「ワンダーブギ」


役立たずの神様を覚醒させる素敵な神棚

19/Ⅲ.(火)2024 はれ、風が強い。 母の命日。母は大正13年=1924年生まれ。生きてれば今年で100才。

 

おはよう。戦争は終わったかい?神も仏もない世の中とは言うが、本当に神様は何をやってるんでしょう?役立たずですね。ハードロックばかり聴いてるのでしょうか?

僕はここ数日、目の周囲が痒くて花粉のせいかしら?僕はすぐに病院に行くのですが、例外的に眼科だけは足が遠いです。きっと深層心理に何かあるのでしょう。無意識の「理由」が顕かになれば問題は解決するのでしょうが。

仕方がないからそれまでは売薬で対処。

それもこれも神様がちゃんとしないからで、神様がちゃんとしないのは我々の信仰心が足りないからという説もあり、そこで一つ神棚をリニューアルしてみました。

ヒステリック・グラマーでもらった紙のお皿をベースに使います。

黄色と緑があります。

まず、下地を作りました。ここにお供えをします。

僕の還暦の誕生日に当時のスタッフたちが、元受付の鈴木さん(元鵜飼さん)を中心にみんなで寄せ書きをした「達二」というお酒の銘柄の特注です。よく見ると「イソベやん」のシールも貼ってあります。もったいなさ過ぎて呑めません。それと昭和37年7月24日の新聞記事のコピーもくれました。テレビ欄に「てなもんや三度笠」がありました。

そこに産土神である奥沢神社のお札。

この二つを並べます。

さらに「奥沢」のお酒。製造は「真澄」と同じとこだとか。

奥沢にある全国の物産を取り扱う店に、銚子電鉄の濡れ煎餅を買いつつ、中を物色。

これは裏にレシピが書いてあって、「ラーメンに入れると、味変、して、味が変になります」と面白いことが書いてあります。タモリ俱楽部っぽいですね(笑)

丹波のちまき、だって。

このお店でゲットした「海の幸」。

このお店でゲットした「山の幸」。

そこに大岡山名物、大岡山スイートポテト。

これらをお供えします。良い見栄えになりました。

僕は神道だけでなく、あらゆる神様に奮起を願います。下は、キリスト教。

仏教。

オウム真理教。

その他、イスラム教もヒンドゥー教も精霊主義もシク教もゾロアスター教も、みんなにお願い。戦争をやめろ。

下は、セージ。悪魔祓いに使います。ちょっと燃やしてすぐ換気します。すごい匂いだから。昔、ものすごく可愛い子がいて、その子の前でセージを炊いてあげたら、エクソシストの映画のようにもだえ苦しみ出しました。彼女は悪魔だったのでしょう。可愛い子だったのに惜しいことだ。

ムンクちゃんもピカチュウのガウンを着たいというからかけてあげる。

寝る前に間違ってこっちを飲んじゃった。

なんとか寝なきゃ。

カフェインとラベンダーの勝負です。

 

そう言えば、最近、家のインターフォンがやたらとなり、出ると誰も居ないという怪現象が続いています。もう神棚を作ったから大丈夫でしょう。

そのことを、友達に話したら、「気功の先生が人形のこと言ったことで、色んな現象を人形に結びつけてしまいますよね💦「厄年」と同じですね。 でも「そのせい」に出来る部分で逃げ道があるのもいいこと?かもしれないですね🤔 まずはインターホンが壊れてないかを確認しましょう✨」だって。世界の信者数が多い宗教ランキングの第3位は「無宗教・無神論者」で約11億9300万人だそうです。彼女はこれですね!

 

面白い話を。

気功教室の二回目。ムンク(お人形)を「お焚き上げしろ」と言った先生の家でマンツーマンでやるのですが、突然すごい音がして、隣の家の塀が崩れてギリギリ、窓が割れそうになりました。僕は咄嗟に思いました。「ムンクの奴😅」。

でも気功の先生は平気の平左で、「 地震が来る前に倒れてくれて良かったです!揺れてたら絶対窓割れてましたし、今もギリ割れてなくてラッキーです✨色々と奇跡に感謝です👍️✨」と自分の「結界」を自慢してたので、さっきの友達にチクったら、「 確かにわたしがムンクでもそれくらいしますね🤔。その先生はお会いしたことないですが毎回文字だけ見ると、なんだか浅野いにおの漫画に出てきそうなキャラクターですね🤣」とお戯れを。

 

 

下は、Gさんがくれた母の命日の花。

BGM. 忌野清志郎「GOD」


「わたしはムンク」

17/Ⅲ.(日)2024 はれ 旧友から、直感だが人形は大事にした方が良いと思う、と応援Line。ありがたい。今度飲もう!

本当はこの記事の前の「スピリチュアル4部作」を先にみて欲しいが、ま、みなくても全然平気です。

寝る前にお人形(そう言えば名前がない)に、「お前を捨てたりしないから。僕が死んだ時に、棺桶に一緒に入ろう」と声を掛けた。

他方、聞くところによると世の中には「呪物コレクター」なる人もいると。だから、もし縁起でもないが俺が死んで呪物コレクターの目に留まったら、お前の判断で「そっちに行ってもいいよ」と話しかけて、「夢の中で答えをちょうだい」と話しかけて寝た。今日の記事はその日の夜の明け方の「アンサー夢」。夢日記。

 

 

僕はテレビのADか売れないタレントで爆笑問題の日曜のワイドショーの撮影クルーの一員。下っ端。東京に大雪が降ったから爆笑・田中とビルに登って、彼を撮る係だが、僕は何回も墜落したり雷に打たれたりして、結局、スターより目立ってしまった。渋谷の駅前では僕の知ってるモデルの卵がすっかり有名になって雪遊びをしてる。その傍らで、爆笑問題と伊集院光と僕は担架で運ばれてゆく。するとモデルの彼女が僕を指さし、「私、この人、知ってる。昔、ピーターパンの妖精をつかまえる、って言ってた。勉強習いに家まで通ってたのよ。部屋に色んなものが飾ってこっそり写メを撮ったものよ」と笑う。すると女子アナが「その人の写真って…」と墜落シーンや落雷シーンの写真をフリップで見せてくれるが、「どれも顔の写ってない写真ばかりで」と、女たちは「オーラがない」「影もない」とかしましい。

しかしそれきっかけで僕は雷に打たれるような雷雨があると呼ばれるようになり、教え子のおかげで仕事にありつけた。「決してカメラにうついらない奇人」と評判に。ある番組で占い師に鑑定され、「あなたは、絶対何があっても手離さないと言ってたギターを空腹に負けて手離した怨念だ」と言われる。テレビの企画は進行し、僕は「ムンクへ」という自作の歌をオカリナで吹く。紫と赤のオカリナ。歌詞は

「どんな時が来ても、つまらないテレビの朝の番組でさえ、派手なねぇちゃんにえばられても、ムンク、君と僕はいつも一緒だった。いつか何が来ても爆弾が落ちても君と別れない約束をしたのに、ごめんねムンク、君は心の中に今もいるよ」

というブルースで会場はヤヤウケしたが緊急ニュース速報が入り、埼玉県で行方不明になっていた女子小学生5年生・宮崎ゆーりちゃん(仮名)本人からテレビ局の生放送中に電話が入り、「今はデパートの屋上。雷も鳴って来て怖くて怖くて動けない。森アナウンサー(この番組の冠番組をやってる人気アナウンサー。男前)助けて~」。しかし森アナは出張中でいないけど、番組にとっては一大スクープ。救出と撮影を兼ねて、クルーを編成。報道局長は「ここには是非、この人にいてもらいたい」と女子アナに僕の名前をあげさせた。スタジオのご意見番・美輪明宏も「一緒に~行って~くれると~いいわ~」と言うから行くことになりそう。ムンクを置き去りにしたリベンジを宮崎ゆーりちゃん(仮名)救出で果たす時が来た。ムンクは多分、人形が夢の中で自分に付けた名前なのだろう。

今日から、ムンク。

BGM. 志村けんと石野陽子のコント(8分22秒)


スピリチュアル4部作②「少年よ大志を抱け」

池の鯉に一目ぼれした少年たつじは、鯉が英語でカープであると知って、広島カープを応援する。少し野球をやるがすぐ止めた。ウルトラマンやポケモンにもはまったことがあるがすぐ飽きる。月日だけ流れて自分だけ何もしていない。世間体を気にする親から「何かしたら?」とつっつかれ、ネットでみた「大谷翔平、100人の子供たちを米国留学に招待」の記事になんとなく応募。

たつじは20才をとうに超えていたが、人工知能のエラーで選ばれてしまった。渡米したたつじが配属されたのは医学校だった。医学校は「20世紀最後の天才」メロス川原が指導していた。メロス川原については下の参考文献を。丁度漢字の「川」の字の書き順で読むこと。

未完。

メロス川原は、大谷翔平枠の留学生のたつじを可愛がった。「昔は医学と宗教はセットだった。それは、救済、という名前だった。しかし文明が発展し医学と宗教は袂を分かつことになる。元々一緒だった分、両者の中は最悪になる。医学は宗教を金目当てだと切り捨て、宗教は薬は有害だと訴えた。困ったのは間に挟まれた患者だった。その溝を埋める医療の復興を私は目指している。たつじよ、お前は私と一緒に働かないか?」とスカウトした。今まで誰にも承認されたことのない、たつじは二つ返事だ。メロス川原とたつじは医学界の革命児と騒がれたが、一方でそれを恐れたのがアメリカ政府だった。メロス川原をセクハラの冤罪で逮捕した。メロス川原は失望し、一大決心をした。それは「即身仏になる」だった。メロス川原は水の枯れた井戸の下に幽閉した。取り残されたたつじは「俺はこれからどうしたらいいのだ?」と狂気した。そしてメロス川原の井戸に四六時中座り込み、対話した。「メロス川原よ。何故、俺を置いていく?」「たつじよ、私はもう人類に絶望したのだ。最後の望みは、たつじよお前だ。今だから言おう。お前が二十歳過ぎてるのにここに入れたのも、医学校に進学したのも、AIのミスなどではない。私の采配だったのだ」「師よ、だったら何故、私を置いていくのですか?」「お前は人類が残した最後の良心だからだ。お前はひとりで苦しみながら、私たちが追及した、カタカムナ医学を完成させるだぞ。うっ…さ…寒い」。たつじは羽織を脱ぎ、それを井戸の格子に掛けた。「こうすれば寒さも少しはマシになるはず」。たつじも寒い中、井戸のそばを動かなかった。屈強なガードマンたちもその迫力に制止が出来なかった。結果、メロス川原は酸素不足で死んだ。引きずりだされた「即身仏」をみてたつじはつぶやいた。「ミ…ミイラじゃないか」。それでも、救済を求める患者の後は絶たない。師匠を失った無力なたつじに何が出来る?そして、カタカムナ医学はどうなった?

それはこれからの時間軸。大岡山での、たつじの活躍に刮目せよ。

BGM. 長渕剛「俺らの家まで」


スピリチュアル4部作③「パラレル封鎖」

昨日の夢。今回は夢日記。

 

新宿の雑居ビル7階建て。下の2階が高級レストラン。上がBARやパブ、その上が風俗店。僕は久しぶりに下のレストランに。ハンバーグとソーセージばかりのメニュー。胸がやける。店はなんとなくソワソワ。会計で揉める。水が一杯7万円だ。結局ボッタくりなので金を払わず帰るが、お店には素敵なカップルがデートや紳士たちが同窓会を開いてる。帰り道、道路交通整備の警官に「この辺りに何がありましたか?」と聞かれたから事情を話すと、「その店は私の管轄区域です。これから捜査するのでご協力を」と頼まれ店にUターン。その警官はとても優秀で氷の入った水を一杯持って来させ、そこに蝋燭で火を点け、明細を炙り出すと、「水一杯7万円のとんでもない手口」がわかる。店は即閉店。それでも食事を楽しんでる人たちは高額な請求に金を出そうとするから僕は止める。すると上の階の女給が「あ~ら、おひさ~」と手を振る。この上のBARは僕がまったく孤独な時によく知らない友人に誘われて飲んではしゃいで裸になったり大笑いしたりバカ騒ぎした店だ。僕はいつから来なくなったんだ?当時の友人が2人僕に寄り添い肩を抱く。「あれは○○、あれは××。レイナもミイナもいるな」。女の子たちは友人には挨拶するが僕のことは覚えていない。僕はもう何年も来てないからな。少し寂しい。警察の摘発は本気で、警部は店長を頭突きして白状させてる。地下から派手なコスチュームを着たアイドルみたいな10代の子が何も知らずに連行されてる。12才の女の子たちは記念に写真を撮りあっている。その写真、欲しいなぁ…。一人の男がずっとカメラを回してるから、「それをキミんちで上映会しない?見たいんだ」と言うと、「おおよ。そう言えばお前はしばらく見ないな。薄情もんだな」と笑う。その通りだ。僕は天涯孤独な時にその上の風俗店に行き女の子数人と顔見知りになったのに、もう何十年も前の話。いや、パラレルの記憶かもしれない。その子たちは僕をやさしく抱いて報酬を受け取らなかったのに。今、こうして僕のタレこみで、僕の思い出の僕の来たこともない店が、足を踏み入れたこともないのに街から消えてゆく。僕のパラレルがひとつ消えた。パラレルも僕を構成してる大事な記憶だ。僕は女遊びをしたり女とイチャイチャしたりセックスしたり派手なその場しのぎの快楽に酔いしれてやり過ごした夜たちが僕の過去から消えた。マッチ売りの少女がマッチをすって優しいおばあちゃんに会いに行ってたみたいに、人間には孤独を埋めるためにパラレルを交差させる力があるのかもしれない。しかし、パラレルは消えた。僕が封鎖したから。僕は平凡な真人間。女の子に免疫がない奥手な女性恐怖症。いよいよ、結婚してるこのパラレルも怪しくなってきた。パラレル封鎖のドミノは起きるのか?思い出という事実が火葬場の紫の煙のように宙に舞ってゆく。僕はからっぽなんだ。今に始まったことじゃない。こいつが夢をみさせてくれたのかな?

どんな時もおまえが夢の中で色んな女になりかわってくれてたのかな。まるで親鸞の観音様のように女犯を肯定してくれるのか?ありがとう。

この世は夢。夢の夢こそまこと、だと開き直ってみよう。乱歩のように。

人は不慣れな幸福より慣れた不幸を選ぶという。幸せな未来・アサーションより、貧困な妄想や誇大的な空想や進歩しない日常や堕落した感情に居心地の良さを感じてしまう。心が腐っているのだと思う。ハートが汚れ切ってるのだと思う。僕は最終電車に乗り遅れたヨッパライみたいに次元上昇から取り残されたまた別の孤独を味わうのかもしれまい。

 

そう言えば、母の命日がそろそろだということも忘れてた。死んだ日を祝うのも悪趣味だから、それでいいのだけれど。

BGM. よしだたくろう「むなしさだけがあった(よしだたくろう LIVE ’73)」


自由を語るってなんて不自由なんだろう

21/Ⅻ.(木)2023 寒い 1014億円男・大谷翔平がサイン貰って感激「大事に飾ります」。2人のやり取りが「泣ける」と米話題

今日は自由が丘の話。受付の羽田さんは自由が丘の学校を出た人で仲間も自由が丘にいっぱいいて自由が丘を根城にしてるのだとばかり思っていたら、勘違いらしく本人曰く、「一度も自由が丘の駅に降りたこともない」そうです。こういう勝手なイメージが先行して事実と違うのに流通しちゃうことってありますよね。実はビートたけしは一度も「ダンカン、バカヤロー」と言ったことはない、など。

こないだ見た夢の話。

 

藤巻の渋谷のマンションは昔僕が住んでた登戸のアパートの外観に似てる。中はオール電化。サーフィンとマライアキャリーのクリスマスソングを流してる。藤巻は「豊重と第2ステップまで行った」と自慢するが僕は「第2ステップ」の意味がわからない。恋愛関係の用語かな?すると、家主は「君はここにとどまるだろう」と言い残して出て行った。後を便利な家電に任せて。しかし、その機械が誤作動し出した。僕はあわてて藤巻に電話するが、今の電話はインターネットだから皆につながり、弟と名乗る人物が来た。あれ?藤巻に弟、いたっけ?弟は藤巻と共同で所有してるという蔵書をみせてくれる。「成田悠輔選集24巻」や「精神分析の洋書」など。彼もなんだかんだ言いながら精神科医になったようだ。ベルが鳴るさっきのインターネット電話で呼び出された弟の友人だ。彼は僕のことを知っていて、なんと尊敬してるそうだ。趣味の悪い男だと思った。みんなで呑もうと言うが、僕は薄気味悪くって外へ出る。駅まで向かう道すがら「焼肉屋へでも寄るか」と思うと、「そうですよね!」と弟とその友人が現れた。彼らは僕の心が読めるらしく、言葉は必要ない、と言う。豊重も合流する。白髪が禿げたおばあちゃんだ。しかし、ちょっと目を離したらシュッとした綺麗にカラーリングしたレディになってて、「どうしたの?」と僕が驚くと、「あなたの髪を染めてあげてるの誰だと思ってるの?」と恩着せがましく言うが、心当たりがない。彼女は「藤巻はとても善い人間だ」と言う。彼女は僕のことは「ひどい男だ」と言う。特に女の子の扱いが最悪らしい。「砂浜に女の子を座らせて足だけ舐めて放って一人で帰るなんて」と心底軽蔑した表情だ。占い師のコンピューター予測にもかけられた。僕の過去の女性関係はプロアマの区別は不明だが天文学的な数値だとはじき出された。そして「友人はゼロ」だという鑑定結果。「えっ?藤巻は?」「ちがいます」。「木代は?」「ちがいます」。「家族は?」「ちがいます」。「あなたは孤立した孤独なひとりです」。「代わりに、あなたが傷つけた人はこれだけいます」。いくらでも出てくる。「今更詫びようもありません」。「何故なら、もう死んだ人もいるからです。あなたには懺悔の値打ちもありません」。僕には人間としての価値がない、のか。するとコンピューターが提案してくれたのが、僕が許される方法。体から質量をなくすこと。そうすればトイレもしやすくなるのだという。「どうでもいい特典だ」と思う僕に差し出された1枚の契約書。「来年の2024年の5月5日か7月7日」と記載されている。そこにサインをしろ、と言う。何のサインだ?には、みんなは「みんなの仲間入りすること」だと言う。彼らはみんな質量のない生活をしてるという。そう言えば、藤巻って死んでなかったっけ?豊重も。ひょっとして、「死亡診断書?」。僕がその日に死ぬということか。僕は拒否するがもう無重力に空間が支配されてしまった。藤巻は「これは規定事項だが未来事項だから君のサインがないと人類が消滅出来ないんだ」と説得する。僕はここで「これは夢だ」と夢の中で気付く。「だったら夢から脱出すればいい」。しかし、これは人類にとってとても重大なメッセージだから記録してから夢を覚まさないとと思うと、藤巻がメモとペンを差し出してくれるが、僕は書きながらその文房具に質量がないことに気付く。「チェッ」と奴らは悪だくみが失敗した悪党どもで、僕は夢から脱出しなきゃ、ともがいていると…。

ここからはリアルの話。友人からLineが来て目が覚めた。朝の7時10分だった。僕は体を起こして急いでメモに夢の内容を書いた。「ほぼ日手帳」に「トンボのボールペン」で速記した。それが上に記した文章。僕には友人がいた、というオチでした。

 

しかし、なんとなく寿命が気になる夢だ。手相は変わると言われるが、なんだか生命線が途中で途切れてる気がする。念のため、占いに行っておくか。とりあえず自由が丘に行けばなんとかなるはず。

占い師はどこも偶然たまたま「遅刻」してたり「風邪」をひいてたりして不在。占い師に頼るなという先祖の啓示か。仕方がないから和菓子を買う。

受付のお茶うけに差し入れしよう。

 

自由が丘の駅前ロータリー側は再開発中。

トットちゃんの映画のイラストが。

トットちゃんの通ってたトモエ学園は、自由が丘にありました。日本で初めてリトミック教育を実践的に取り入れた学校で、昔は「自由ヶ丘学園」と呼ばれてました。自由が丘の地名と駅名は、自由ヶ丘学園の名前に由来するそうです。

 

BGM. RCサクセション「自由」


絶望教教祖爆誕?

3/Ⅹ.(火)2023 くもり 江川紹子、「ジュリー氏も、虐待の被害者では?」。「メリーはライオンで私はシマウマ」、ジュリー氏の手紙より。

 

月曜日、迷った挙句、こないだ「夢で出会った少女」に逢いに行ってみた。5時の下校時間のちょっと前。スクールゾーンを3回往復する僕の姿はまるで不審者だ。しかし、5時のチャイムがなっても誰も出て来ない。一人も生徒が出て来ないのだ。学級閉鎖か?それとも「10月1日」が都民の日だから、月曜の10月2日は代休で休みなのか?とりあえず、夢世界との交流が一時休止になった。今日も夢の話。

 

アメリカのコミック雑誌に閉じ込められてしまった。駐車場で敵対勢力が攻防を繰り広げるのを車の陰でおびえながらみる。本当に恐ろしい。そこに入ってきたポリスに寝こそぎ連行される。僕も囚人になった。「檻」の中はとても怖い世界だ。アメリカは人口を調整するために男からは出来るかぎりの精液を搾り取り、後はくじ引きで順番に去勢してしまうとのこと。怖がってばかりもいられない。僕は弱いけれどこんなおかしな仕打ちからは逃げ出さないといけない。同室の黒人は名前も取り上げられていた。彼は腕が太いから僕は「アーム・ジョー」という名前を付けてあげる。ヴィクトル・ユーゴーの「あゝ無情」から拝借したダジャレだ。

僕はアーム・ジョーをそそのかし、脱獄を企てる。僕がカギを盗み、アーム・ジョーが戦車を奪った。しかし、戦車は「科学と学習」の」付録のようなペラペラの折れ線の入った紙だ。僕は悲嘆にくれ、「くそ~!」と嘆くと、ペラペラの紙が軍用の戦車に変わった。どうやらアメリカ軍の兵器は最新鋭で全部「ことば」で管理されてるらしい。僕がたまたま発した「くそ~」が正解だった。ついてるぞ、とアーム・ジョーが戦車に乗り込み僕は助手席に乗る。そろそろ追っ手が来そうだ。車を発車させようとすると「ガソリンがゼロだ」とアーム・ジョーが言う。僕は本当に悔しくて「絶望だ!」と頭を抱えると、それが管理パスワードだったらしく、戦車が動き出した。僕らは市街地へ逃れることに成功した。

そう言えば、僕は前世で空を飛んでたことを思い出し、空を飛ぼうと試みると、空を飛べるのだが今世の僕は体重が重すぎる。これでは長くは飛べない。でも僕はこの世界軸で必要なのは「言霊」だと悟った。自分が飛べない代わりに、「モスラ!ラドン!」と大声をあげると、モスラとラドンが飛来して、支配者たちのビルを破壊する。僕は「ゴジラ!マンモス!ティラノザウルス!」と大声を出し彼らを召喚して街を破壊する。小さな少年がやってきて、「僕にも手伝えることはある?」と聞くから、「ポケモンは言えるか?」と聞くと、「200は言える」と言うから、「心を込めて名前を叫べ!」と命令すると、リザードンやギャラドスやカメックスなどが登場した。

アーム・ジョーは僕のことを肩車して、「キング!」と呼んだ。アーム・ジョーは「キング!みんなのために命令を」と僕を見上げてそう言った。振り返ると沢山の抑圧された民衆が僕らのあとを追ってくる。口々に「キング!キング!」とコールしている。人々は僕のことを「絶望王」と呼ぶ。あらためてアーム・ジョーが「キング!言葉を」と繰り返すから、僕はアーム・ジョーに担がれながら後ろを振り向き、「いいか~、みなども、絶望だ~!」と叫ぶと、民衆は「絶望だ~」「絶望だ~」と大声で叫び、怪獣や恐竜や巨大ポケモン達が壊すビル群を横目に、戦車が道を切り開いて行く。僕らは何物にもおびやかされる必要はない。自分たちの自由と権利と幸福のために突き進むのだ。合言葉は「絶望だ!」。

 

BGM. あがた森魚「最後のダンスステップ」


27/Ⅸ.(水)2023 くもり 貴乃花、初恋の人と再婚。

 

今日は夢の話。

見たことのある川。地元の人はそこにかかった橋を上手に渡るのだろうが、ちょっと危ない。「急がば回れ」ではないが迂回する道もある。僕は器用にピョンピョンと橋を渡る。渡り切ったあたりで後ろを振り向くと幼い少女が橋を渡ろうとしてるが見るからに危なっかしい。僕は橋を反対方向から戻って少女に「危ないからあっちから行きな」と指をさし、ついでだから一緒に迂回路を歩く。少女は紅いおべべを着てて、髪の毛は文金高島田。(随分、古臭いファッションの子だな)と心で思ったが口にはしない。少女はなんか僕に話しかけてどうやら僕のことを知ってるらしい。僕が(何故、知ってるんだ?)と不思議に思ってると、「兄から聞いてませんか?」と言われて、ちょっと考えて僕は慌てて飛び起きた。そんな夢をみました。

実は、その二日前、僕の大学の後輩の友人だと名乗る男に川のそばで話しかけられる夢をみた。さっきの川が見覚えあるのはこの川だったからだ。僕は「ごめん。君のこと知らないよ」と言うと、彼は「そうでしょう。川原さんは精神科のお医者さんですよね。頼みがあって妹をみて欲しいのです」。僕は、いいよクリニックに予約の電話をして、と答えた夢。

ひやっとした。その時の妹というのが少女だったのだ。

夢が現実と同時進行してパラレルワールドになってシリーズ化してる。ま、いいか。時々あることだし。「現実」が1枚の葉っぱだとしたら、「夢」は無意識の産物でもう1枚の別の葉っぱ。同じ「僕」という樹の幹で繋がってるから何も恐れる必要はない。そう思ってた。月曜までは。

月曜日。これは本当の話。夕方5時ごろ小学生の下校時間みたいだ。最近は防犯意識か集団で下校したり、迎えにきてる自転車のお母さんもいる。月曜は休診日だから僕は近所を散歩中。向こうから一人の少女が紅いランドセルを背負って歩いてくる。あれ?なんでこの子は一人なんだろう。そう思ってすれ違いざまに顔をみて驚いた。夢でみた紅いおべべの子と同じ顔をしてる。僕がちょっとビックリしてる姿は傍からみたら不審者だと思われるかもしれない。それなのにその少女は僕の顔をじっとみて「こんにちは」と挨拶してすれ違って行った。見ず知らずの人に挨拶するか??僕は「夢の世界」が「現実」に侵入して来たような妄想に恐怖した。一体なんだったんだろう?来週の月曜日も同じ時間に同じルートを歩いてみるか?いや、やめておくべきか。最近、「お札」をなくしたり、ロザリオがちぎれたりしてるから、君子危うきに近寄らず、か。

 

橋の少女のお話でした。橋といえば、笹公人の短歌にこんなものがありました。

・処女にしか渡れぬ橋がありましてC組の女子だれも渡れず

・童貞しか渡れぬ橋もありましてC組の男子つぎつぎ渡る

笹公人が妄想で書いた短歌です。「念力図鑑」に載ってます。面白いですよ。

 

BGM. 清水アキラ、橋幸夫のマネで「恋のメキシカン・ロック」ご本人登場