戦争はいけない

26/Ⅲ.(土)2022 はれ 「ONE」で青木真也vs秋山成勲、秋山13キロ減量

ロシアがウクライナの産婦人科とか小児科とか子供を攻撃してるといって世界中の非難を浴びている。ひどい映像も目にする。心が痛む。

しかし、戦争って本来そういうものだと聞いたことがある。女や子供を殺しておかないと、今勝っても何年か後にその子孫が復讐してくるからだそうだ。平家も牛若丸を逃がしてしまったのが敗因だと、授業で習った記憶がある。

だから「悪い戦争」も「良い戦争」もあったものではなく、そういう区別がおかしく、戦争が悪いのだ。核や生物兵器が駄目で、空爆はセーフ、なんておかしい。じゃ、経済制裁は良いのか???ロシアでは猫の砂が10倍になったと市民が嘆いていたぞ。クレジットカードが使えないからってプーケット島から帰れないと裕福なロシア人もビーチで困ってたぞ。

デカルト=ニュートン的な弁証法的二元論は前時代的なもので、たとえば理論物理学では「光は粒子性と波動性を併せ持つ」などというように、21世紀にはパラダイムシフトがおきているはずだったが、戦争に関してはまだ善悪二元論が通用するようだ。それだけ、プーチンが突出しているということか?

かと思ったら、僕はテレビしかみないからニュースが偏っているらしく、陰謀論?都市伝説?とも思えるほど真反対の説もあるそうだ。皆さんは知ってましたか?

そもそも僕はオバマ元大統領は「良い人」だと思っているのですが、この人はヒトラーの愛人の孫で、こないだの東北に起きた地震も実は「3・11の余震」などではなく、オバマが地震兵器を使って日本を攻撃してきたそうなのだ。にわかには信じられないが、その説には続きがあり、オバマとウクライナの芸人が結託し生物兵器を作ったり人身売買をしていて、その秘密をプーチンが掴んで「バラすぞ」と言ったらハメられて世界中がロシアをいじめてる訳で、それでもプーチンは屈せず、ウクライナの新兵器や人々を救うために攻撃をしてる、という話で、僕が聞いてる話と随分違う。その説だと、正義の味方・プーチンは追い詰められてるが、それに手助けできる人物が平和のためにロシアに協力しようと動いてるそうで、それが誰かというとトランプ前大統領なんですって。知ってましたか?

ここでも出て来ましたが、やはりヒトラーというのは絶対的な悪役の座を誰にも譲りませんね。そんなヒトラーに敬礼をしなかった、ドイツのプロボクサーがいたのを知ってますか?梶原一騎の「英雄失格」というマンガの最終回に出て来ます。このマンガはスポーツの分野で活躍し一度はヒーローになるのですが、運命に見離され、ヒーローの座から転げ落ちるという梶原一騎の好きな「英雄失格」という文字通りのテーマでいくつかの話が創作されてるのですが、最終回だけは実話なのです。

ヒトラーが支配するドイツで、天才的なボクサー、カール・シュミット、が登場します。宣伝大臣のゲッペルスは彼をドイツの英雄にし、隣国のボクサーを倒させ、そしてヒトラーに敬礼させれば国民の心を掌握できると計算しました。カール・シュミットは「もし生きてたら歴史上、10本の指に入る名ボクサーだったのでは?」と言われるほどの実力を持っていました。次々と諸外国の選手をノックアウトします。そしてヒトラーに呼ばれて全国民の前で敬礼させる段階で彼は敬礼を拒否したのです。戦争反対者だったのです。

ヒトラーはカンカンに怒りますがゲッペルスが機転を利かせ、「最強のボクサーでも閣下の前では緊張してしまいました。それをも許すヒトラー閣下の懐の深さに拍手!」と言って人々を納得させます。でも、ヒトラーは、カール・シュミットにこう耳打ちするのです。「これが最後だからな」と。

カール・シュミットはその後も連勝しますが、ナチスの侵攻がひどくなってきた時に、ヨボヨボのユダヤ人ボクサーとの対戦が決まります。ヒトラーは一気にユダヤ人狩りをしたいので、勢いをつけるマッチメイクです。ここで「英雄失格」のエピソードが起こります。カール・シュミットはその試合で片八百長のように手を抜いてわざとユダヤ人ボクサーに負けるのです。ヒトラーは怒り、カール・シュミットを強制収容所に送ります。そこには過酷な生活が待っています。それでも黙々と働くカール・シュミットでしたが、子供が軍人に殺されそうになるのを止めに入って軍人を何十人も殴り倒してやっつけるのですが、「こりゃ手に負えない」と一斉射撃をくらって射殺されてしまうのです。そんな話を思い出しました。「英雄失格」は今は絶版だと思いますが、「まんだらけ」に行けばあると思います。

戦争は悲惨ですね。早く終わるといいですね。平和の祈りをこめて、「ウクライナ人道Tシャツ」を買いました。ビートルズの「愛こそはすべて」のお盆と、ジョンとヨーコのベッドインのレーザーディスクを持って、平和をアピールします。

 

BGM. ザ・フォーク・クルセダーズ「大統領殿」

 


心の護美箱(53)~親ロシア派の肩身

24/Ⅲ.(木)2022 はれ 「梨泰院クラス」の日本版ドラマリメイク確定「六本木クラス(仮題)」。

もし大谷翔平をマンガにしたら「やり過ぎ!」と言われるという。ロシアとウクライナの戦争やコロナの感染もあれだけテレビでやるってことは視聴率がとれるからだろうし、教育庁や厚労省からも生徒や患者に「あまりニュースを見過ぎるな」と警告しろとの指導があった。下手な作り物より、今の現実の方が「よく出来てる」みたいだ。若い子に聞いたのだが、最近のマンガも普通のスポーツものは流行らないらしく「異能者もの」が主流だそうだ。「異能者もの?」と尋ねたら、ふつうのスポーツに一人「どこからでも3ポイントシュートが打てる選手」がそれぞれのチームにいる、みたいなものらしい。

 

それで思い出したのだが僕が子供の頃に「アストロ球団」というマンガがあった。戦前の巨人に沢村栄治という不世出の投手がいて、ベーブ・ルースから三振を取ったり今の「沢村賞」はこの人を称えたものだ。沢村は戦争で死んでしまうため余計神格化されたのだと思う。ここまでが本当の話。「アストロ球団」は沢村栄治が戦死した時に9つのボールに魂が分かれ、選ばれた赤ん坊に宿り、9月9日に生まれた9人の子供には必ず体のどこかにボールのアザがあり、その9選手をアストロ戦士といい、この9人で作った「アストロ球団」はアメリカの大リーグにも勝てる「超人」たちの集まりだという設定でした。梶原一騎の「巨人の星」が終わり、水島新司の「男どアホウ甲子園」や梶原一騎の「侍ジャイアンツ」がやってたころです。テレビでは「アパッチ野球軍」というこれも放置できないアニメがやっていましたが、今回はスルーします。いずれにしろ、日本人がメジャーで活躍するなんて誰も想像してない時代背景です。

アストロ球団の特殊性は、それぞれの選手が「超人」らしい技をみせます。宇野球一は「スカイラブ投法」や「ジャコビニ流星打法」という魔法のような二刀流。球七&球八兄弟はバカでかい弟が身軽な兄を思いきり宙に投げホームラン級の打球を全部捕球してしまいます。伊集院球三郎は人気レーサーでしたが事故で失明しますが打者になって「心眼」で打ちまくります。これまでの「巨人の星」などがおとぎ話のようでしたがそれなりに無理な前提を受け入れれば論理的に成立したり(たとえば、消える魔球は、星一徹ゆずりの魔送球を使ってる、など)それなりに技を習得する特訓(大リーグボール3号は禅寺に行き、打たれまいと思わず打っていただこう、という境地に達し開眼する)をしてたものですが、「アストロ球団」は違います。論理や努力はほとんどありません。説明は全部「超人だから」です。伊集院球三郎など「ロッテ戦」の途中死にますが、センターに死体を放置しておいて、その後監督がヘリコプターを用意して球三郎を空中から落としてそのショックで生き返るという離れ業さえみせる始末です。氏家という特攻隊の生き残りの投手は試合中に燃え尽きて、今まえの時間を取り戻し、白髪のヨボヨボのお爺ちゃんになるという衝撃シーンもありました。

アストロ戦士は初めから9人いるわけでなく、話が進むうちに「こいつかな?」と思う登場人物が出て来ます。カミソリの竜はアストロ戦士でしたが、無七志(む・なし)や東北のゴールドフェンスやリョウ坂本は違いました。僕は個人的にリョウ坂本はアストロ戦士だと睨んでいたから、彼がソ連に渡り格闘技の「サンボ」を学ぶと聞いた時には「サンボって何?」と色めき立ちました。まだ日本人にサンボが浸透してない時代でした。僕は必死にサンボを調べ、どうやら柔道着の上着と短パンを着て、柔道のような投げ技と足への関節技が許されていると知ります。高田馬場にビクトル古賀という人がやってるジム(事務?)があることも知りました。ビクトル古賀はサンボのチャンピオンでビクトル投げという技が有名です。ずーっと後の時代、初代タイガーマスクの佐山サトルが前田らとUWFを作った時に、「週刊プロレス」にビクトル古賀の特集記事があり、僕はそれをまだ持っています。だから僕にとっての「ソ連」は「サンボ」であり、「アストロ球団」の思い出があるから、幼少時、おばあちゃんに「ソ連は戦争で負ける寸前で裏切って北方領土を取って行ったずるい国だよ」と教えられましたが、どうも嫌いにはなれず、「かくれ親ソ連派」として生きてきた歴史があることを今この場で初めて打ち明けました。そう言えば、プーチンもサンボマスター(サンボのチャンピオン)ですね。リョウ坂本が昨日の夢のようだ。

 

心の護美箱(52がいっぱいになったので、(53)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

ロシアといえば声優の上坂すみれ、がロシア通で有名ですが、今回の戦争で随分バッシングされてるそうです。「いつもはロシア推しのくせにだんまりかよ」とか「KGBのスパイめ」とか「土下座しろ」とか。心無いですね。彼女に戦争責任はないと思うのですが。上坂すみれは、今度アニメ化でリメイクされる「うる星やつら」のラムちゃん役が決まっています。精神的にやられてなけりゃいいけど。

そんな僕のもとへ今日、「うる星やつら」のエプロンが届きました。

とりあえず買いました。

用途はこれから考えます。それが僕の悪い癖。

BGM. 上坂すみれ「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」


戦争と節約

23/Ⅲ.(水)2022 はれ、寒い。 市川海老蔵がSNSナンパで多重交際。

今日は国会でゼレンスキーがしゃべるそうですね。何を話すのか?出方次第ですね。そんな僕に「ウクライナ、人道スリッパ」が届きました。これは日本製だそうです。

戦争反対です。

せっかく可愛い色合いのスリッパですが、履いてしまうと、ただの青いスリッパです。

だからちょっとふんぞり返って、足をテーブルの上に投げ出すような無頼派なポーズがお似合いですね。

しかし戦争の影響はいろんなところに出ていて、うちのクリニックで使う水はカナダ産なのですが日本に届かないらしいです。ロシアの上空を輸送出来ないのかな?アンカレッジ経由パリ行きとか?だからしばらくは日本製で代用します。

国内は先日の地震の影響で節電を呼びかけられてます。「電気が足りない」と言われると原発推進派の作戦では?と勘繰りたくなりますが、そう言えば、何年か前にたくさんの人が子連れのお母さんとかもデモに参加して国会を取り巻くような、原発反対運動があったと思うのですが、あの人たちはどうしてるのでしょうか?とりあえず、そうは言っても節電してと頼まれてるから、クリニックでもコンセントから電気を引っ張るインテリアは「オフ」にしました。

診察室のミミズク。耳があるのがミミズクで、ないのがフクロウです。ミミズク豆知識でした。

受付カウンターから、カタツムリ。

受付カウンターから、お花のランプ。花は平和の象徴です。与えるだけだから。争わないし。手前の懐中時計は、まどマギ。

お花つながりの長靴の前にある7色に変化するランプもオフ。

テレビも節電です。ポスターは受付のウカイさんが作ってくれました。

節約、と、ケチ、ってちょっと似てると思うのですが、こないだの笑点に落語協会会長の柳亭市馬が病気療養中の円楽の代打で出たのですが、僕はこの市馬と志らくの二人会を昔、赤坂レッドシアターでみたことがあるのですが、市馬ってのは何かと歌います。歌も上手なのですが、「ところであなた仕事は何?」ってくらいに歌います。案の定、笑点でも(クレージーキャッツの歌を)歌ってました。僕がビックリしたのはその選曲です。それは「スーダラ節」とか「ハイそれまでよ」とか「五万節」とか「無責任一代男」とか「だまって俺についてこい」などの代表作ではなく、「ショボクレ人生」だったのです。ショボクレたケチな男の歌です。

これは映画「ニッポン無責任時代」では植木等が社長の家に乗り込む時に口ずさむ、いい加減な鼻歌でとても映画を盛り立てるのですが、レコードセールスはそんなでもないはずです。でも市馬はそれを歌い、会場は手拍子で一体になる。それはとてもショボクレていて、とても良い曲のチョイスだな、と僕はうなったのでした。

BGM. ハナ肇とクレージーキャッツ「ショボクレ人生」


ピンチに力を合わせる

22/Ⅲ.(火)2022 雪 エンゼルス大谷が沈む魔球試投、捕手も困惑。

1970年の反戦映画「ひまわり」は主演のソフィアローレンの美しさ(好みではないが)とヘンリーマンシーニーの素晴らしい音楽が感動的で、画面にいっぱいのひまわり畑のロケ地が旧ソ連のウクライナのキエフから少し離れたところだということから、今や京都や柏で単館上映して、売り上げのいくらかを支援金にすると聞いた。僕も新宿武蔵野館で「ひまわり」をみたことがある。あの映画は大きいスクリーンで見た方が良いと思う。

いつも履いてる上履きがボロになったからアマゾンで調べてた。すると、足の甲の部分が、まるで南国の青い空のような綺麗な青で、中敷きが「ひまわり」のような綺麗な黄色。余計なデザインはなしのシンプルなツートンカラー。2000円位で、出品名をみたら「ウクライナ人道スリッパ」だって。これは絶対、支援金にまわらないとにらんだ。

ラジオを聞いてたら何かのコマーシャルで鶴光とアシスタントの女子、「もうおしまいなんやから、あの4文字、言っちゃいなませ」「鶴光さん、言える訳、ないじゃないですか」「ほ~、さよなら、なのに」という相変わらずの鶴光でした。

今、笑点、は、(六代目)円楽が、脳梗塞の後遺症のリハビリと基礎疾患である肺がんの治療のため「夏頃まで」休養中。あえて、代役を立てず、毎週週替わりでピンチヒッターが円楽の席に座るのが、「待っている」感があってよい。司会の春風亭昇太がフリップを使って「東京には落語団体が4つあり、1・落語協会、2・落語芸術協会、3・円楽一門、4・立川流」と説明してました。東京には4つですが大阪に「上方落語協会」があって日本では5つの勢力図になるのですが、先週の笑点の円楽の代打は「上方落語協会」の「鶴光」だったのです。日曜の夕方の地上波で小遊三と鶴光が並ぶツーショットは平和の象徴に見えました。そしておとといの代打は、落語協会会長である柳亭市馬です。司会の昇太が落語芸術協会の会長ですから二大協会会長の揃い踏みです。「笑点」を作ったのはご存じ・立川談志ですが、喧嘩して追放されてから、立川流は誰も笑点に出てません。さていよいよ「円楽の代打」の、残るは「立川流」のみとなりました。昇太が、番組の途中で円楽が主宰してる「博多天神落語まつり」のポスターをかざして、「円楽さ~ん、宣伝しておきましたよ~」と言いました。これは円楽がプロデュースしてる会派を超えた落語会で今度が16回目です。昇太が広げたポスターに顔写真入りの演者がみえるのですが、僕の動眼視力は、「立川志の輔」「立川志らく」を並んで捕らえました。これは次回以降の笑点に立川流から、志の輔か志らくが出る予兆では?と胸が躍ります。何故だか僕の動眼視力は立川談春を見つけることは出来ませんでした。だからどうだということではないのですが、落語界は一致団結しています。ピンチに力を合わせること、とてもいいことだと思いました。

BGM. 映画「ひまわり」のテーマ、ヘンリーマンシーニ


残念ゼレンスキー

17/Ⅲ.(木)2022 はれ 中川翔子、デビュー20周年写真集を6月に発売、大人ランジェリー&王道ビキニ。

ここ2年くらいテレビをよくみるが話題はコロナが独占。時々オリンピックが夏と冬にはさまれその間はコロナはお休みで、オリンピックが終わるとまたコロナでそうかと思ったらいきなり戦争で、3・11も復興の話は形式だけだったのでしばらく戦争で行くのかと思ったら、昨日の夜の地震で今日は朝から地震のニュースばかり。テレビの移り気の早さに今更呆れはしないが、今朝の6ちゃん「ラビット!」はあくまで独自路線で「緑の食べ物を探そう」という特集で「鮭のおにぎり」を女性ゲストがプレゼンして、他のメンバーから「これ黒やん。緑じゃない」と突っ込まれてる意味不明さ。こちらは出掛けで忙しいのに何を放送してるんだか。

皆と違うことをすることはいいことだ。全体主義にならないことが何より戦争を回避する有効策だから。しかし、「ラビット!」の残念なのは、「他局が皆同じ一大事で騒いでる時に、朝からおすすめのランキング」というパッケージは面白いのだが出オチ感が強く内容はつまらない。芸人の腕の品評会になっていて、そうそういつまでももつまい。まぁ、朝の主婦向けのターゲット番組だから「カルトQ」レベルは望めないか。

 

昨日はNHKの9時のニュースで例によってロシアの理不尽なウクライナへの侵攻のニュースをやっていて、10時からゼレンスキー大統領がアメリカの議会にオンラインで参加する模様を生で中継するから特別に放送時間を延長してお送りすると言っていた。これは見なければとチャンネルを変えず、ネットで「ウクライナ人道支援Tシャツ」なるものを見つけ、楽天で買えるのだが、僕は楽天を利用したことがないので家族に頼んで2枚注文した。3月の終わりに届くらしい。売り上げの何%かがウクライナに送られるらしい。ゼレンスキー大統領は、日本にも同様に、オンラインで議会にメッセージを送りたいと申し込んでいて、日本は与党も野党も手を組んで、敵はロシアだウクライナを応援しようと一致団結している。

10時からゼレンスキー大統領の演説が始まった。念のため、テレ朝の報道ステーションを見比べたが、そっちでは生でやらないからNHKにチャンネルを戻した。そこでゼレンスキーが何を言うか注目したが、女の人が2人で同時通訳してたのだが、そこでゼレンスキーが発した言葉に耳を疑った。彼は冒頭の演説でロシアのウクライナへの侵攻を「真珠湾攻撃」や「9・11」を思い出して欲しい、と「同列」で述べたのだ。多分、「アメリカ人が空から襲われる恐怖・縛り」なのだろうが、これから日本の閣議でも演説させて〜、と言ってる直前の発言にしては不用意ではないか?NHKの解説員もあまりここには触れてなかった。この人って意外とセンスのない人なのかも?森喜朗が、女は話が長い、とか、浅田真央ちゃんは大事な時に必ず転ぶ、と発言してバッシングを浴びたことがあるが、森喜朗はどこか愛嬌があるのだがゼレンスキーはスマートな分「KY」だ。大統領なのにスーツを着ないでTシャツでスピーチするのは「自分も前線で戦っている」というメッセージだと好意的に見てたのだが、急にホリエモンにしか見えなくなった。「人前に出る時は襟付きの服で出ろよ」とか「襟を正す、って意味わからないのか?」と、プーチンが怒る訳がわかった気がした。…って言ったら怒られそうだから言わないが、取り合えず人道Tシャツ、キャンセルしました。福島の復興支援にお金を回す。

その後、中村逸郎先生のプーチンの核の使用の可能性の動画を見ていたら、地震が来た。ものすごく長い地震でビックリしました。これが3・11の余震なんですってね。余震って100年くらい続くそうです。地球ってべらぼうですね。にんげんさま、のサイズに合わせる気がないのかしら?

しかし、ゼレンスキーは残念だ。日本の議会で何を話すつもりなのか?日本には大きなモニターを設置してる会場がないから場所は現在、検討中らしいが、さすがアメリカの議会ってそういうのに対応できる設備があるからすごいなと思った。ニュースでみた様子ではゼレンスキーが大画面に映し出されて議員たちがそれをみる後姿が映り込んでいた。さすがに寝てる人はいなかったが、妙に気になったのは、頭頂部から後頭部が禿げあがった人が目算で8割9割はいて、その多さにビックリした。禿が悪いというのではないが、ものすごくインパクトがあった。なんならゼレンスキーが用意した「ウクライナの惨状」を伝えるビデオの邪魔になるほど。本当です。もしみる機会があったらチェックしてみて下さい。すごく気になるから。

BGM. RCサクセション「ツルツル」


神様お願い

15/Ⅲ.(火)2022 はれ、暖かい ロシア教育省、12才少女に「ニセ情報」刷り込み

ブラタモリは面白いですね。こないだの土曜日、「小豆島」の特集をしてたので、小豆島は「からかい上手の高木さん」の舞台なので見てみました。原作にも出てくる「そうめん」が有名です。番組では地形学者みたいな人が、タモリとNHKの女子アナを視聴者代表に見立てて、地形や岩などの質問をして、「わからない」という答えを想定して解説して行く進行なのですが、そこはタモリです。地理や坂道や鉄オタで有名ですが、小豆島の質問をほぼすべて即答で正解してしまうのです。「(この粘土は何だと思いますか?、に)安山岩でしょう」とか「(この土地はどうやって出来たと思いますか?、に)地滑りが原因ですね」とか「(何故そうめんが名物なのでしょう?、に)裏作で麦を作ってた」とか「(ごま油は何故名物?、に)そうめんの保存じゃないですか」と学者も途中から呆れる始末です。「ブラタモリ」の時と「タモリ倶楽部」の時のタモリに変化はありません。ただ周りが真面目かふざけてるかの違いで、タモリは1ミリたりとも違いません。「タモリ=ジャンボ鶴田説」を思い出しました。これには「ジャンボ鶴田最強説」というのがベースにあって、本気を出せば最も強い日本人プロレスラーは、馬場や猪木や藤波や長州や天龍や前田ではなく、ジャンボ鶴田である。だが、ジャンボ鶴田は決して本気を出さない、という説です。鶴田は本当に本気を出さないまま死んでしまいましたね。

 

さて、ジャンボ鶴田の話はこのくらいにして、力でことを解決しようとしてはいけない、と世界が団結しています。下は、力で問題を解決してたジャイアンが「きれいに」なったバージョン。

世界は「プーチンなら口撃してよい」と満場一致です。しかし、自分の中にも「プーチン的」な欲求があるのでは?と気づいた僕は、プーチンのお面を買いました。ちょっと若いですね。「初代プーチン」でしょうか?(プーチン3代目説あり)

この写真のシュールなところは、プーチンからのメッセージが、「なんとかなる」に見えるところです。何がなんとかなるのだ?

ロシアは色々な闇を抱えています。「え~い、ドーピングしてやる」と綾波レイに注射を打たせメダル量産です。

そこに対抗するのは「アメリカ」です。傘をさして、リカちゃん人形の背景にします。傘(雨)+リカちゃん人形(リカ)=アメリカ、というダジャレです。抵抗するにはおしとやかすぎますね。1番右のリカちゃん人形は「かどやのゴマ油」特製です。フロム小豆島。

NATO(北大西洋条約機構)も、ロシアに対抗します。NATO巻き。

おかめNATO。粘り強いぞ。

ハッカー集団もロシアを包囲します。

地球がやばいと大騒ぎする人類。これで世界が終わりなら、宿題しなかった我らが勝ち組だ~

プーチン・サイボーグ説があるが、プーチンを止められるのは…

ロシアの内部からの戦争反対の声(マトリョーシカでロシア人の力を表現)と、

世界平和を願う祈りだ。イエスとブッダとマリア様とナギ様とシーサを一堂に集結。

しかし、祈るだけで平和が手に入るのか?本当は武力じゃないのか?最後にややこしい話になったから、富山産の旬のホタルイカをどうぞ。

飯テロです。

BGM. 大原ゆい子「まっすぐ」


勧善懲悪

11/Ⅲ.(金)2022 はれ 震災から11年、あの日と同じ金曜日

ハッカー集団がロシアをせめるらしい。機械音痴の僕にとってはそもそも「ハッカー集団」って怪しげな雰囲気だが、どうも「対プーチン」だと「正義」になるみたいだ。アノニマスのお面を買った。

これは裏返してみると、顎のところにクッションがあり、間接キス防止になっている。「間接キス」と言えば、「からかい上手の高木さん」の調理実習の回で味見のお皿を通して高木さんと西方が間接キスする話が良かったですね。

今日は3月11日だが、復興のニュースは申し訳程度でやはり戦争の話題が中心。コロナの話もあまり聞かなくなり、韓国の新大統領が決まったというニュースもみたが、ユン大統領の髪型があんこをパンではさんだ「シベリア」みたいで、いわゆるヅラっぽいのが気になったくらいで日本と韓国が仲良くなると良いです。そんな中、ウクライナはよく頑張っていてウクライナの国旗ってドラえもんとドラミちゃんに似てると思いませんか?

そこで僕の髪色を、文化部長スーちゃんに頼んで、パソコン処理してもらいました。パターン1.

パターン2.

手前のお花は、フラワームーブメントを習って、平和の象徴にデコレーションしてみました。愛と平和。ラブ&ピース。

しかし、プーチンはすっかり悪者ですね。暗殺されても反対意見が出なさそう。去年我々は「鬼滅の刃」で「鬼にも鬼になった理由がある」から、昔のような「桃太郎」みたいに一方的に「鬼」を悪だと決めつけれないものだ、と単純な「勧善懲悪」を戒めて水平思考を手に入れたばかりだったのではなかったか?プーチンはそれをも凌駕するのか?

そんな僕は履きなれたスニーカーを履きつぶしたからネットで靴を買いました。

小学生男子が好みそうと笑われたが、確かに1番大きいサイズが24.5㎝でギリギリセーフでした。中身は煉獄さん。

赤い靴はかっこいいですね。赤は魔除けの意味もあり還暦にはピッタリだし、赤はロシアのイメージカラーです。かつて、レッドシューズ・ドゥガンという赤い靴を履いた名レフェリーがいました。猪木対ビル・ロビンソン戦のレフェリーでも有名です。

大岡山商店街に住む「戦争体験のある」おばあさんに、また戦争ですね、と話しかけて感想を聞いたら、「いやね~、物価が上がっちゃう」ですって。突き抜けた答えにビックリしました。

BGM. 遠藤ミチロウ「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」


心の護美箱(52)~カケラを集めて

10/Ⅲ.(木)2022 はれ 小林麻耶(42)、整体師の夫(「あきら。」38)と離婚を発表。

最近は困ったことに毎日同じ夢をみます。夢の中の僕は医学部を出たばかりの研修医。「卒業旅行」にみんなは行ったというが僕は誰にも誘われてません。毎日のお昼も誰かを誘って食堂に行こうとするのですが、時々付き合ってもらうけど、愛想がないというか、のけ者にされてる感じがしてヒシヒシと孤独です。カリキュラムもわからず「何をしていいのかがわからない」のではなく「何がわからないのかがわからない」のです。これはとても不安な悪夢で、夢の途中で「あれ?俺って、クリニックやってなかった?じゃ、これって夢じゃん」と思って目覚めるのです。こんな夢を毎日みてます。まるで並行世界を行き来しているようです。僕は自意識では人気者でグループの中心だった自尊心があるのに、夢は妙にリアルで、もしかして僕は本当はそっち側の人間なのか?と恐ろしくなります。なぜなら僕には夢の舞台である「卒業の頃」や「研修医の頃」の記憶が全然ないのです。当時の話になってその頃の流行歌やドラマや芸能人をまったく知らなくて驚かれるのですが、「それは勉強や仕事しかしてなかったから」だと思ってましたが、よくよく考えたら覚えてないのは「浮世のはやりすたり」ばかりでなく「自分史」も覚えてないのです。

時々、ある時期の記憶がすっぽり抜けてる子がいます。たとえば、小学校3年生の時の記憶が全然ない、など。それは苦痛を伴う記憶を意識にとどめておくと心の負担が大きいから、とりあえず意識の下に押し込めておいた方がよいと判断した自分を守る最終手段みたいな自衛です。「解離」という現象で「抑圧」とか「否認」とか「隔離」という「防衛機制」を駆使しています。「とりあえず全部なし!」みたいに。不自由はしますが、「総合的に評価」すると覚えてないメリットが勝るのです。こういう体験が有る人は「よく生き延びたな、頑張ったな、自分」と自分で自分を誉めてあげて下さい。「症状」というより「苦痛に対する対処」だった訳ですから。戦争中の国の子も大変でしょうが、「平和」な国で生きるのも同じくらい大変なことです。そういう訳で僕にも何か覚えてちゃ不都合な事態があったんですかね?もっとも、僕の場合は長く生きてるから記憶のメモリーがキャパオーバーして「忘却」という名の「老化現象」を起こしているだけなのかもしれないですが(苦笑)。

 

心の護美箱(51がいっぱいになったので、(52)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

 

僕が生まれてすぐに母が病気で入院したためどこかに預けられてたことがあるそうですが記憶にはなく、あまりそのことを詳しく聞かされたこともないです。みんなにとって良い思い出ではなかったのでしょう。共同作業として「なかったこと」にしてました。でも人生って油断ならないですよ。もうすぐ60ですよ、それなのに今頃になって、断片的な「嫌な」「痛い」思いを思い出したりするようになりました。「もういいじゃん」って思わないですか?許してくれないのですね、人生は。

その時の僕は白い足袋を履かされて縄のようなもので足首あたりが縛られてる視界の残像があります。僕らの世代で子供が足袋を履くなんてことはないからおかしな記憶の錯誤です。妙に生々しいのが不思議ですからひょっとしたら「前世の記憶」かもしれませんね。話がスピリチュアルになって来たからもうやめます。

お便りお待ちしております。

BGM. 吉田拓郎「襟裳岬」


主人公

8/Ⅲ.(火)2022 寒い ゼレンスキー氏「キエフにとどまる」

さだまさしの功罪について考えてみた。グレープの時代は別にしても、ソロになってからのさだまさしの人気はすごかった。「雨やどり」は爆発的に売れたし面白かったし。立川流の談春も、談志が死んでからさだのファンを公言するようになり、松本人志もさだまさしは自分の師匠だと発言しててビックリした。でも我々の世代で影響を受けなかった人はいないと思う。僕も「風見鶏」と「私花集(アンソロジー)」という2つのLPを持っていた。僕は山口百恵のファンだったから「さだが『秋桜(コスモス)』の作者だからLPを持ってるんだ」という言い訳も用意した。当時はまだたけしが世に出ておらず、タモリの影響力が大きく、深夜ラジオでタモリが「名古屋ダサい」と「さだまさし軟弱」とバカにしてたから男子としてはさだを聞くなんて軟弱だと思われそうで恥ずかしかった。もし急に女子が家に来て、「エロ本」か「さだのLP」のどちらか一つしか隠す時間がなければ迷わずさだを隠していたと思う。しかし時は魔術師だ。談春が大みそかのさだのコンサートで落語をやり、松ちゃんがワイドナショーで堂々とそんなカミングアウトをする。そしてそれがどれほど大事なことかを知ってる人も少なくなった。

僕の中高時代は、どんなにませてても「生きる意味は?」なんて考えてる子は周りにいなかった。それほど自分の価値にうぬぼれていなくて、言葉にこそしなかったが、「生まれたから死ぬまで生きてよう」くらいに生きていた。自分の人生にそんなに期待してなかった。アントニオ猪木が好きなのも長嶋や王を応援するのも「自分には出来ないこと」をやってるからで、「彼らと同じ時代に生まれて良かった」「同じ空気を吸えて幸せ者だ」と思っていた。

それがいつからだろう。ヒーローがインフレを起こしたのか、「自分の人生」を考えるようになった。僕はそれはSMAPの「世界に一つだけの花」のヒットによるもので、「ナンバーワンでなくてもいい、元々特別なオンリーワン」の呪縛だと思ったりもした。しかし、SMAPも一夜にしてならず。これがどんなに名曲だろうとなんの滑走路もなくいきなり飛び立てるはずがない。何か「プレ・SMAP」的な自己啓発的な力があったに違いない。それは何かをずっと考えていた。主に自分の小学生、中学、高校とその時代の背景にある文化を洗い直してみた。そこで浮かび上がったのが、さだまさし、であった。

さっきも言ったが僕は2枚さだを持っているが、さだまさしの「私花集」のB面のラストに「主人公」という歌がある。これはファンの中での人気投票では必ず1位になる~あなたはあなたの人生の主人公だ、というメッセージの歌である。これまで日本人で日本人に向かってこんなことを言った人を僕は知らない。北山修も吉田拓郎も岡林もユーミンも誰も言ってこない角度からの直撃弾だ。

 

こないだこんな夢を見た。僕は空を飛んでいて、きっと僕は花粉かおしべで風に乗り森の中を川の上を自由に飛び回る。人間のいない世界だ。僕の役割はめしべ的なものをみつけて、遺伝子情報を伝えるべく受粉することだ。僕は次の何かにバトンを渡す役割の象徴化だった。

僕は結構長いこと生きてきて、僕のアイデンティティーの核にあるのは、「僕は母に愛されていた」という体験だった。それはきょうだい葛藤の勝者という意味でもあった。それが近頃、何か忘れていた記憶が蘇って、夢などに出てくる。それらはかけらみたいなものなのだが、パズルのように合わせてみると、なんと「母は僕より兄を愛していた」という数々の場面だ。ずっと封印していた光景だった。僕はもうすぐ60才になるが、還暦というのは人生が一回りして再スタートらしいが、まさかの「たっちゃん愛され神話」の崩壊である。僕は僕の人生の主人公から転げ落ちた。さて、そうなると僕の存在意義とは何なのだろう?兄や親や妻や友人の人生に必要な「モブキャラ」だったのか。それともさっきの夢が暗示するように僕は次の世代に何かを伝える「送りバント」のような役割なのか。

西洋の小説で主人公の祖父はそこそこ名声があったが大酒のみで~などという配役があり、その祖父の残したトラブルの種や未解決の葛藤が世代間伝達され数世代先の主人公たちにちょっとしたスパイスを与えるなんて描写がよくあるが、僕の生きてる意味は子供やその子供たちという主人公の人生を彩る舞台装置の一つなのでは?という新しい落としどころも見つけられるようになった。さだまさしに出会う以前の自分に戻ったようだ。幼い僕の面影たちが優しい笑顔で「お帰り」という。さよなら、主人公。

BGM. さだまさし「主人公」

 


文化部通信~その弐拾漆~

こんにちは、文化部通信27弾。文化部長のスーです。
3月といえば、”ひなまつり”ですね。先日の文化部通信~番外編~でガラスのひな人形や、ひな人形にまつわる漫画を紹介させていただきました。
そんな女の子の節句である今月は、私と先生の独断と偏見で「可愛い女の子」を紹介していきたいと思います。

「かくしごと」後藤 姫ちゃん

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 桐乃&あやせ

キャンディーズ

ピンクレディ

大森晴子

魔法少女まどか☆マギカ まどか&ほむら

女の子戦争

偽物語 ちびっこ組

おそ松さん トト子

推しが武道館いってくれたら死ぬ 舞菜&えりぴよ

少女椿

エヴァンゲリオン レイ&アスカ

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 門出&おんたん

しずかちゃん

 

いや~、厳選しました。なんせ、クリニック内に可愛い女の子が多いんです…。
目移りして大変でした。

上でも紹介した、かわいい女の子が出てくる「デデデデ」という漫画が、先日最終話を迎えました。今月末あたりに、最終巻が発売になるとの事です。クリニックに全巻置いてあるので、まだ読んだことがない方はぜひチェックしてみてください。
私も最終巻前におさらいをしなければ!!と、文化部っぽいお知らせもしてみました。