クリスマス気分に浮かれろ!

29/Ⅺ.(金)2024 はれ 11月29日は「良い肉」の日だから、今日誕生日のひとに「良い肉」を贈った。

 

今年の小学校の学芸会の出し物に「モモ」が多くないですか?ミヒャエル・エンデの。今流行りの「ダンダダン」のヒロインの名前も「モモ」ですし、お久しぶりのガールフレンドの飼い犬の名前も「モモ」。何か気が付けば周りが「モモ」だらけです。
学芸会で思い出したのですが、僕の小学校はカトリック系だったのでクリスマスになると聖劇をやりました。各学年からメンバーが選抜されて「キリストの降誕」をやります。
僕が小学校3年生。キリストの降誕を祝いに行く「羊飼い」のひとりに選ばれたのですが、劇の最中、上級生の女子が演じる「マリア様」(主人公)役の子が可愛くて、「なんでヨセフの役は俺じゃないんだ!俺は何故、羊飼いなどやってるんだ!」と情けなくなったのですが、隣の「羊飼いB」の男子生徒がニコニコと満足そうにしてることに余計に腹が立ち、持っている蝋燭の火をその子のターバンに付けてやったら、いち早く教師が気が付いたのと燃えにくい素材だったから良かったのですが、火が「羊飼いB」に燃え移りそうになり、劇は中止になり、翌年から、イエス様のお祝いに行く者たちが持つ蝋燭の火は懐中電灯になりました。翌年の聖劇に僕は選ばれませんでしたが、母は不満そうで「なんで、達二が出ないの?それに懐中電灯じゃ迫力が出ないわね」と性懲りもない発言をしてたので、僕は小4ながら「しっかりしなきゃ」と思ったものです。

僕の苦手な11月とも、もうおさらばですね。今年も残すところあと約1か月。12月と言えば、クリスマスですね。サンリオでは、キキララ、の誕生日が12月24日です。いちご新聞の付録のポスターを貼りました。

クリスマスと言えば、リアルが充実してないひとには忌々しいイベントかもしれませんが、そんな「非リア充」のひとにも安全なクリスマス気分に浮かれる記事にしました。

2019年11月29日の記事、「完璧版・聖劇 ファイブ・フォト・セッション~クリスマス気分にのせられ~」の復刻です。

サザンオールスターズの活動初期、「いとしのエリー」とか「C調言葉にご用心」が売れてテレビに出過ぎて疲れた彼らが、活動休止というかメディアに出ないで、毎月一枚づつシングルを出すという時期があって、セールスは伸びなかったけれど、僕はサザンはこの時期が一番好きです。
この時、5枚のシングルを出して、「いなせなロコモーション」とか「わすれじのレイドバック」などで、この企画を「ファイブ・ロック・ショー」と呼んでました。そのネーミングも好きでした。

今回、聖劇を記事にするにあたり、タイトルをどうしようかと思った時、これを思い出し、そこに敬意を表して、「ファイブ・フォト・セッション」としました。

100枚以上の写真から厳選し、加工&編集してくれたのは、うかいさん(元・受付。後の「鈴木さん」)の手柄です。誉めてやって下さい。

どうぞ。↓。

 

◆第一章 ザアカイ◆

ザーカイは、お金持ちですが高利貸で皆から嫌われていて、お友達もいませんでした。だから余計に、お金に執着したのでしょう。悪循環ですね。ザーカイの身体的特徴は、とても背の低い男でした。下が、ザーカイ。↓。

ザーカイの町に、人気絶頂の、イエス様がやってきて、たくさんのファンを魅了しました。怪獣のフィギュアが民衆で、豹柄+王冠の後姿がイエス様。↓。

ザーカイもイエス様を一目見ようと訪れましたが、人がいっぱいで後ろの方では、背の低いザーカイには、イエス様がみえません。↓。

そこでザーカイは、どうしてもイエス様を見たくて、近くにあるイチジクの木に登りました。↓。

今回の記事の中で唯一の屋外ロケです。必死に登るザーカイ役の川原先生。目測で、標高約20センチメートル。↓。

舞台を屋内に戻します。そんなザーカイをイエス様は、「ザーカイ、降りてここに来なさい」と認知してくれました。↓。

イエス様には何もかもお見通しです。「ザーカイ、悪いことはダメですよ」。ザーカイは、たくさんのファンの中から自分だけにリプくれたと喜ぶオタクのように、嬉しくて、反省ザルのように素直になりました。↓。

そして悪い事して余計に儲けた金品やお宝をイエス様に渡し、寄付しました。↓。

ザーカイが寄付したお宝たち。長門有希のガレキ。スペース長門。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その1。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その2。↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレー、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレーの器に入れて、ふるまい、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、麻雀牌で一緒に遊び、↓。

それ以来、ザーカイの評判は鰻の滝登り。友達も出来て、お金より大事なものを知り、幸せに暮らしたとさ。

 

 

◆第二章 マグダラのマリア◆

マグダラのマリアは、娼婦です。セックスワーカーともいいます。これは性風俗に関する偏見に対して、これも立派な仕事だと支援する時に使う言葉だそうです。そう言えば、人類でもっとも古い職業は「売春」だと中学の授業で習ったことがあります。セックスワーカー、覚えておきたい単語ですね。下は、マグダラのマリアの根城、ピンクのカーテンで仕切られています。美保純、元気かな?。↓。

これが、マグダラのマリア。花瓶でスカートの奥を華麗に隠しています。↓。

これは、けいおん、のうちわを何枚も重ねて持つことで、フラメンコ風の(あるいはジュリアナ風の)扇子を模擬しています。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、うかい&杉山。↓。

セックスワークは、どんな相手が来るかわかりません。蒲田君のようなシャイな子は優しく包みます。↓。

時には権力者の相手もします。ピンクのフラミンゴは、ウイリアム・テルが住む村の村長です。(柿と、クマと、ウィリアム・テル参照)。↓。

時には娼婦は看護師のようにお客さんの体調も気遣います。下は、ペンライトで瞳孔をチェックしてるところです。中国製のピカチュウの目が変てこだからです。↓。

そんなマグダラのマリアの生涯を変える一大事がおきました。イエス様と偶然、バッタリ出会ったよ。でも、これは偶然ではなく、必然だったのだと思います。↓。

それ以来、マグダラのマリアは、イエス様に帯同し、身の回りの世話をします。雪が降る日は傘をそっと差し出します。まるで、高倉健に対する池部 良の立ち位置です。↓。

↓こんな感じ↓

夏の暑い日には、汗をお拭きします。ボクシングのセコンドみたいですね。↓。

さぁ、急展開だ~!そこに、イエス様をよく思わない権力者が、イエス様を悪人扱いし、ひっ捕らえに来ました。盾と槍をもった憲兵です。頭にかぶったヘルメットは、コンビニのレジ袋を使用。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、川原。↓。

憲兵は、おそろしい形相と逞しい肉体美でイエス様を追い詰めます。↓。

憲兵の1人が、ついにイエス様を捕らえました。死刑、確定です。↓。

磔(はりつけ)です。昔、漫画「タイガーマスク」の覆面ワールドリーグ戦に、ゴルゴタ・クロス、というレスラーが出てきました。タイガーマスクは「虎の穴」からすれば裏切り者です。裏切り者といえば、ユダ、なのでしょうが、そこは梶原一騎の腕の見せ所、タイガーマスクを十字架にかけることによって、実はタイガーは裏切り者じゃなく、救世主なのだと読者にメッセージを送ったのです。ちなみに、ゴルゴタとは、イエス様が十字架にかけられた丘の名前です。そう考えるとすごいリングネームですね、ゴルゴタ・クロス。↓。

あっ、すみません。話をタイガーマスクから、聖劇に戻しましょう。

こうなると、イエス様の弟子たちも逃げてしまいました。憲兵の追っ手による尋問にも、ニワトリが鳴くまでの間に3回も「イエスなど、知らない」と言ったものもいます。↓。

それもそのはず、この磔はむごい死刑だから、誰だって腰を抜かして逃げ出します。こんな風に、手足を縛られ身動き出来ないのに、槍で突かれるのです。↓。

ついに、イエス様は死んでしまいます。憲兵が木魚を鳴らします。死す間際まで、自分の宗教を否定されます。↓。

息絶えたイエス様。そこを最期まで、看取ったのが、マグダラのマリアでした。↓。

悲しみに泣き疲れる、マグダラのマリア。↓。

イエス様の死体は、その後もゴルゴタの丘に、見せしめのように放置されていたのですが、3日後、マグダラのマリアがお参りに行くと、イエスの姿がありません。↓。

一体、これは何なの?イエス様の復活を予感するマグダラのマリアは周囲を見渡します。↓。

すると誰かが、ワックスをかけたばかりでピカピカの廊下に倒れていました。↓。

かけよるマグダラのマリア。「あっ、イエス様だわ。復活なさったのね」。↓。

マグダラのマリアは、娼婦時代に培った全ての才能を駆使します。まずペンライトで瞳孔反射を確認します。「生きてる。助かるわ。いいえ、私が助けるわ」。↓。

マグダラのマリアは、昔の自分の根城にイエス様を連れて行きます。憲兵に見つかるとまずいですからね。↓。

そして、ピンクのカーテンを開けます。↓。

「体温が下がってるから、温めなきゃ」。↓。

そして、鼻から魔法を吹き込むわ。「エコエコ・アザラク、エコエコ・ザメラク」。↓。

仕上げは、これよ。「さぁ、どうぞ。ここに。膝枕よ」。↓。

杉山耳かき店です。↓。

「はい、反対側も」。↓。

「生き返ったぞ~!」。イエス様の復活です。↓。

喜びのあまり、嬉しく抱きつく、マグダラのマリア。本編、クライマックスの百合シーン。サービスショットです。↓。

こうしてマグダラのマリアは、性女から聖女へとなったのです。下は、マグダラのマリアのポストカード。画家は、エル・グレコ。↓。

 

◆第三章 盗っ人女◆

罪深い女は、窃盗の常習犯です。村人も怒り、ボーリングのピンを持って、追いかけます。これで叩いてやらなければ気がすみません。↓。

「なんてすばしっこいんだ。やっと捕まえたぞ」と村人Aが言います。↓。

「盗んだものを出せ。出さないと殴るぞ」と村人A。手前の村人Bはボーリングのピンをバットに見立てて、一本足打法の構え。「かっ飛ばしてやる」という意気込みが、いつもちょっとズレたパフォーマンスになる村の陽気なおじさんです。↓。

罪深い女は、白状しました。「私が盗んだ物は、顔です。綾瀬はるかの美しい顔を盗みました」。↓。

盗んだものが顔だと知り、そのシュールな犯罪に余計怒りを抑えられない、村人AとB。↓。

そこにイエス様が降臨です。「待ちなさい。この中で、一度も他人の顔を欲しがったことのない者、その者だけが、彼女を叩く権利があります」。↓。

村人A「う~ん、そう言われると困ったな。他人を羨ましいと思ったことはあるわ」。村人B「わしゃ、チュートリアルの徳井の顔が欲しかった」とひょっとこ顔をしました。↓。

イエス様「じゃ、これからは皆で仲良く暮らすのよ。心の空虚さが埋まれば、盗みを働く必要もないでしょう。なぜなら、欲しいのは他人の顔ではなく、人の心の温もりや、もっと言えば他者からの関心だったのだから」。↓。

 

◆第四章 親子の絆◆

この子は神童と呼ばれる、ジャグリングの天才。↓。

ちなみに、神童と天才の違いは何かと言うと、「神童とは、子供のくせに大人のようなことが出来る子のこと。だから、神童もはたち過ぎればただの人」という所以です。この子は、そう言った意味では天才です。金になりますね。↓。

2人の「母親」を名乗るものが現れ、この子の取り合いです。↓。

騒ぎを聞きつけた、イエス様がやってきて、解決策を提案します。「母親は一人です。どちらも譲らないなら力ずくで決めるしかないでしょう。両側からこの子の手を引っ張り合って子供を奪いなさい」。↓。

よ~し、せいのせいの。オーエス、オーエス。↓。

子供「痛いよ~。痛いよ~」。↓。

ほりゃ、あちきのモンじゃい。↓。

へへへ、やったぜ、この子は銭のなる木だ。↓。

おれのモンだ~!イエ~イ!↓。

「ちがいます」。イエス様が言いました。「子供が泣き叫ぶ姿を見て、心が痛み思わず手を離してしまった、こちらの女性が本当の母親です。親の愛とはそういうものです。」。↓。

「さぁ、あなた達、これからは幸せに暮らすのよ」。「はい」。↓。

 

 

◆第五章 三方一枚損◆

村人Xが、煙草を吸って休憩していた。↓。

そう長居もしてられない。その場を去る、村人X。↓。

「あ~腰が痛ぇな。休憩でもするか」と村人Yがやって来た。↓。

村人Yが煙草を吸う。↓。

「おや?こんな所に忘れ物がある。ベルハーのCD3枚。今となっては貴重な物だ」。↓。

「おいおい、お前さん、忘れ物だよ」。↓。

「ベルハーのCD3枚、あそこのベンチに忘れてあったぞい」。↓。

村人X「確かに、これは元はあっしのだ。しかし、一度、あっしの手から離れた物だ。拾ったお前さんの物だ」。↓。

村人Y「いやいや、あちきだって、ナザレの生まれよ。こんな物を受け取った日にゃ、村の笑いモンだ。お前に返す」。↓。

なにを~、わからずやめ~。こうなりゃ、フェンシングで決闘だ、望むところよ。↓。

やめれ、やめれ~。喧嘩はいけねぇだ~。↓。

誰か仲裁ばしてけろ~。↓。

そこに現れしは、ナザレのイエス。「どういう訳で喧嘩になったか経緯を教えてくれないか?」。↓。

「なるほど。3枚のCDを、落とした方も、拾った方もお互いに受け取らず、相手に与えようとしてる訳だな」。↓。

何か良い解決策がないものか。無駄な血を流させる訳にはいかない。↓。

ひらめいた!「ここにもう一枚、同じベルハーのCDがある。これは私の物だ」。↓。

これをさっきの3枚に加えると合計4枚になる。↓。

それを2枚づつに分けて、おのおのに分けることにしよう。↓。

村人Yは、本当なら3枚もらえるところが2枚だから、1枚の損。↓。

村人Xは本来なら3枚戻ってきていいのに、2枚しかないから、1枚の損。↓。

そして、かくいうイエスも自分のCDを与えたのだから、1枚の損。↓。

「こうして、みんな平等に、1枚づつ損をした、ということでどうだ?」「なるほど、それなら合点がいくぜ」「こりゃ、一本とられた」。

これぞ、名裁き「三方一枚損」。↓。

アホか~!どこが聖劇やねん。最後の二つは、大岡裁きじゃないか。いい加減にしろ。↓。

という訳で、おしまい。田舎のお母さん、見てる~?アーメン。

編集後記、

川原:僕の友人のF.は精神科の診療所を開業してる医者で、言ってみれば僕と同じ立場の経営者ですが、時々、このブログを見に来てくれる。
今年の年賀状に、「ブログ、どんどんパワーアップして行くね。よくスタッフが君の遊びに付き合ってくれるね」と感心(あきれ?)してました。時代は、まだ「コロナ以前の作品」(2019年)です。

うかい(当時の受付):この撮影の唯一覚えているのは、床に寝転ぶのが嫌だったことと、ゆりゆりシーンで杉山さんにとても気を遣わせてしまったことです。
二人で「ごめんなさい」と言い合いながら撮影しましたね。

BGM. サザンオールスターズ「ふたりだけのパーティ~Tiny Bubbles Type A」


旅のしおり(涼宮ハルヒの消失のロケハン)

27/Ⅺ.(水)2024 東京は那覇より暖かいらしい。今日は、父と「けいおん」の唯ちゃんの誕生日

子供の頃は遠足に「しおり」がありましたが、「こんなもの必要か?」とバカにしてましたが、大人になるとその大事さがわかりますね。今年の12月に予定している「涼宮ハルヒの憂鬱」&「涼宮ハルヒの消失」の聖地巡礼の旅の準備をしていますが、中々、スケジュールを組むのが大変です。そんな意味で今回は、聖地巡礼のための「旅のしおり」とでも言うべき記事にしました。

まずは新宿へ行きました。タカノフルーツパーラーでローストビーフサンドを食べました。

紅茶。

ヨーグルトが付いてきます。

そして栗のパフェを食べました。

ハルヒの学校は山の上にあるし寒い季節に行くのでダッフルコートを買いました。

防寒着ですね。

今回は「劇場版・涼宮ハルヒの消失」を中心に復習します。

まずは書籍から入ります。

脚本から読み直します。

コミックスも見ておきましょう。

光陽園学院のハルヒ。

朝倉涼子のキャラソン「小指でぎゅっ!」は良い歌です。

それでは実際の映像をみていきます。

これはBDーBOXです。

映画が始まります。

「の」の字がクルクル回るのが特徴です。

涼宮ハルヒの消えた世界で動揺するキョン。携帯のアドレスからも「消えています」。「さ行」の一番上に、さりげなくいるのは、後で重要人物になる「佐々木」です。もう「涼宮ハルヒの消失」で伏線を張ってたんですね。

「佐々木」はキョンの中学時代の同級生。クリニックの壁から。

「佐々木」は、後の「涼宮ハルヒの分裂」~「涼宮ハルヒの驚愕」で重要な人物として登場します。WONDAの缶コーヒーについていたおまけのフィギュア。

涼宮ハルヒの立体、として売り出されました。

全5種類です。

それの「佐々木」のフィギュアです

時空間改変後の長門有希。キョンを自分のマンションに招きます。途中にあるファミマは今もあるでしょうか?チェックして来ます!

長門の家に着くと来客が。

朝倉涼子が長門有希のために「おでん」を差し入れです。

そのシーンのグッズやフィギュアを持っいます。

谷口からハルヒは「光陽園学院」にいると知らされ授業をさぼり駆け付けるキョン。

少し着くのが早過ぎました。

学校の前に花屋があります。

このアニメの元になった、夙川(しゅくがわ)学院系キャンパスは神戸に移転したそうです。

ハルヒと古泉が歩いて来ます。

元夙川学院エリアは広大なマンションになってるそうです。

このハルヒが回し蹴りした花屋もないそうです。

光陽園学院の警備員とキョンがいる正門近くにも聖地巡礼の旅で行きたかったのですが、今はマンションだそうだから…。

置き去りにして花屋の脇を去って行く2人。

キョンが、キョンとハルヒしか知らないことを叫びます。

「あなたがジョンスミスなの?」とハルヒが聞く耳を持ちます。これはテレビ版「笹の葉ラプソディー」をみておく必要がありますね。

もう神戸に移転してる、というのでここでは、2010年3月の映画公開にあわせ聖地巡礼ツアーに行った時の写真を載せます。ハルヒが「転校」していた「光陽園学院」、2枚。


ハルヒの下校時間までキョンが待つ花屋のあたり。実際に花屋がありますね。アニメとそっくりですね。

改変された世界のハルヒと古泉に、キョンが事件を説明する喫茶店は、サイゼリア。

古泉が「パラレルワールド説」を唱えた場所でもあります。サイゼリアの看板が見えますね。

この角度で撮影するのが流行りました。

この角度も。

僕が撮った「この角度」です。以前に行った聖地巡礼から。


サイゼリアから、3人が北高に向かいます。ハルヒは潜入するため、キョンの体操着に着替えます。

この後、キョンのリクエストでポニーテールになります。

寒くないのでしょうか?

これと同じデザインのフィギュアを持っています。フィギュア棚から。

北高沿いなのでここは行けるでしょう。

長門有希が時空間改変をする直前。ここも行けます。

この電柱や看板も見て来ます。

長門有希と対峙するキョン。

時空間改変をした後の長門有希。

キョンにナイフを突き刺す、バックップの朝倉涼子。ここも北高の門の前。

ナイフが血で染まっていますね。キョンは「銃」を握っています。北高の門の前。

かがんで長門有希に話しかける朝倉涼子。ここも北高の門の前。

阪神エリアの夜景を背景に立つ朝倉涼子。お馴染みの「ハルヒ坂」ですね。

負傷して倒れるキョン。ここも北高の門の前。

いつもキョンを朝倉涼子から守るのは長門有希です。フィギュア棚から。右が眼鏡なし。左が眼鏡あり。

「甲南病院」はキョンが入院してた病院。実際にあります。御影エリアのようです。梅田から25分くらいで行けます。御影駅からバスで10分とあります。大事なスポットなので見に行かねば。

涼宮ハルヒの消失、のラストに登場する中央図書館は、数年後に移転予定だそうですが間に合いそうです。月曜休みなのでスケジュール注意ですね。

内部は撮影不可でしょうが行けば雰囲気は味わえるかもしれません。

長門ファンにとって非常に重要な意味を持つ場所、です。

涼宮ハルヒの消失、のエピローグで長門有希が訪れます。

長門有希が本で顔を隠すのがラストシーンです。撮影不可でもここのソファには座って来たいですね。阪神本線、香櫨園(こうろえん)駅から徒歩5分にあります。

こことは別の「北口図書館」では「ハルヒコーナー」があり撮影可能のよう!北口図書館には涼宮ハルヒシリーズが「訪れてみたい日本のアニメ88箇所」に選ばれた時の記念プレートほか、ハルヒコーナーがあるようです。

また、ららぽーと甲子園内にある西宮市の情報発信スペース「クリエートにしのみや」に「長門有希の100冊コーナー」があるそうです。下はクリニックに飾ってある「長門有希の100冊」のポスター。

涼宮ハルヒの憂鬱、の第5話でみられる踏み切り。

ここで立ち止まり、涼宮ハルヒが「憂鬱な理由」を語ります。

「あんたさ、自分がこの地球でどれだけちっぽけな存在なのか自覚したことある?」の踏み切りです。

ここに阪急電車が通ります。

阪急マルーンという小豆色の電車で、1910年の開業時からこのマルーンカラーだそうです。マルーンとは、フランス語のマロン(栗)に由来して、紫がかった赤、一般的には赤と黒の中間に位置する色を言うそうです。

今はトムとジェリーと阪急電車がコラボをやってるようです。

ハルヒの帰り道は、本当はキョンもそっちの方が近いのですが、背中が「ついてくるな」と言ってる様で見送ります。

この踏み切りは、甲陽園駅と苦楽園口駅の丁度間にあります。聖地巡礼の時は北校からの帰り道に寄るといいですね。

「涼宮ハルヒの消失」のきっかけになったと言われる「笹の葉ラプソディー」もロケハンしておきましょう。

この公園は長門有希が待っていた公園と同じです。ここも北口駅周辺だから、踏み切りと同日に行くのが良いですね。

大人の朝比奈さんと3人のベンチも探しましょう。

涼宮ハルヒの出身中学、東中。

通りがかりに門だけなら見れそうです。

柵を越えようとしてる子がいます。

ここも通りすがりなら見れそうです。

同じく。

柵を越えようとしてたのは、中1の涼宮ハルヒでした。可愛いですね。

下は、クリニックの「涼宮ハルヒコーナー」にある東中時代のハルヒ。

ここも通りすがりなら見れそうです。

校庭に白線で文字を描くキョン。

これは実はハルヒの命令でキョンが描いたのです。意味は、「わたしはここにいる」。

キョンがハルヒに自分の名前は「ジョンスミス」だと言う場面です。

同じような話を8週間続けて放送した、当時不評だった「エンドレスエイト」。この退屈さを共有体験したからこそ、長門有希のバグである「涼宮ハルヒの消失」の長門有希の暴走に共感出来た訳です。

ここが「SOS団」の待ち合わせ場所です。

ここを撮影して来ます。

ここは再開発されたそうですが、駅舎の面影は残っているような。

北口駅周辺には「ハルヒの自販機」もあるみたいです。

ここが「SOS団」がたむろする喫茶店、ドリーム。

エンドレスエイトでは長門有希はソーダを頼むことが多いです。

ストローを通る液体の色がソーダの黄緑色ですね。

やはりソーダ水です。

たまに、クリームソーダを頼むこともありました。

ドリームのメニューにクリームソーダはないそうです。

でも聖地巡礼に来る人はそれを頼むから、メニューにはないけど出してくれるようです。

エンドレスエイトの8話目は雨です。

強い雨。

SOS団のメンバーが雨宿りをします。

ここが「ビゴ」という喫茶店です。聖地巡礼の小休憩にちょうどいいですね。月曜が休みみたいです。図書館とビゴは、日曜日に回らないと。

エンドレスエイトとは「永遠に終わらない8月」のことで涼宮ハルヒがやり残したことがあるから夏休みがタイムループして終わらないのです。画は、ハルヒの夏休みの予定表。

キョンの提案で「終わらない8月が終わります」。

聖地巡礼の旅の為に美容院にも行きました。「涼宮ハルヒの消失」はクリスマスで終わるから、クリスマスをイメージして。

ツリーですね。

これが仕上がり。

後はこう。

座った方が光が当たります。

登頂部の黄色は星のイメージです。

旅行会社から新幹線とホテルが取れたとメールが来ました。プリントアウトしたら、まさに「旅のしおり」みたいでした。それにこの記事で紹介した聖地をパズルのピースのように埋め込んで行けば「聖地巡礼のしおり」が完成です!

BGM. 朝倉涼子 (CV.桑谷夏子)「小指でぎゅっ!」


談志の命日

21/Ⅺ.(木)2024 雨 きのうの午後休んだせいで今日は混む。

もう今年は大々的に談志の追善興行はやらないらしい。という訳で、ここでは談志の供養の記事に。まずは昔の記事の抜粋から。

①6/Ⅲ.(日)2011
新百合ヶ丘で、立川流一門会。
新百合で談志をみるのは、2度目だ。1度目は、談志に癌がみつかった直後の落語会で、ワイドショーのレポーターがいっぱい取材に押し寄せて来てた。その日の談志の演目は、「居残り佐平次」だった。


「居残り佐平次」を、ある落語評論家は「落語の品位を落としている」作品だというが、談志は、これこそが落語の料簡だ、という。
佐平次は、人生成り行きと決めつけ、金もないのに何人も引き連れ女郎屋でさんざん飲み食いし、夜中のうちに連れを帰し、自分が居残りをする。居残った後もまるで反省の色はなくいい加減の限りを尽くすが、これが全部うまく行く。
川島雄三という人気の映画監督が、フランキー堺・主演で「幕末太陽傳」という映画にしている。「幕末太陽傳」でも、落語の原作でも、佐平次は肺病を患っている、設定になっている。しかし談志は、佐平次を肺病にしなければいけない理由が判らない、と、談志の落語では、佐平次が肺病だという描写はない。
ところが、談志は癌になった。癌を患った談志が、「佐平次」を演じる。命をかけて悲壮なまでに「いい加減」を演じる談志。まるで、ジグソーパズルの最後のピースがおさまったみたいで、談志は、この日のために佐平次を病気にしないでとっておいたのではないかとさえ勘繰りたくなった。その日に立ち会えたのは、僕にとっては今では勲章のように思っている。

②23/ⅩⅠ.(水)2011 勤労感謝の日 寒い、少し雨
夕方、寝ていたら息子に「談志が死んだ」と起こされた。
寝ぼけて、「ダンス・ハ・スンダ?」とミカ・バンドの歌かと思い聞き返すと、「立川談志が死んだんだよ」と大声で言われた。そりゃ、大変だ、とあわててTVをつけると、4チャンが特集みたいにしてやっていたから、それを観ていた。談志は「笑点」の初代司会だから、4は力を入れたのかな?ゲストが始めは「きくぞう」だったが、後半に円蔵(昔の円鏡)が加わったのは良い人選だと思う。円鏡は何度も、「洒落じゃないの?なさけないなぁ。生きてなきゃ。洒落じゃないの?」と画面越しにもガッカリしてみえた。
談志と円鏡と言えば、「談志・円鏡の歌謡合戦」という番組が伝説だ。
談志の言うイリュージョンの世界だ。今はCDで聴ける。↓。


談志はおととい亡くなったらしい。
息子が、夜の9時から「ニコニコ生放送」が独占で遺族による記者会見をするという情報をゲットしたので、8時半くらいから2人で、パソコンの前に椅子を並べ、中継を待った。すると、8時51分に、「ご遺族の意向により、中継中止となりました」というテロップが流れた。
ここに一冊の手帳がある。これは、1999年8月10日から2000年11月30日までの、談志の「ひとり会」や「独演会」に行った時に用いたものだ。↓。


爆笑問題の太田光が何かで談志と落語について語っていたことがある。
落語には‘まくら’と言って本題の前にウォーミングアップみたいな小話が入る。
そこで談志は漫談のようなことを長々と言うのだが、そのジョークの数々がウイットに富み、毒を含み、社会に切り込み、そして爆笑をさらう。
それは自分たちの漫才よりもすごいものを見せつけ、その立川談志が談志よりも落語はすごいのだと言って見せ付けられる「落語」にはかなわない、という様な趣旨のことを言っていた。

僕はこの手帳に、その‘まくら’のジョークを走り書きでメモした。
その日の着物の様子も後で思い出せるようにスケッチした。↓。


国立演芸場の「ひとり会」は毎月欠かさず通ったし、その他の「独演会」もほぼ追っかけた。99年8月10日の「ひとり会」の前座は、アンジャッシュと底ぬけエアラインが出演。NHKの「オンエアバトル」の審査員を談志がして、目をかけた彼らを「ひとり会」の舞台にあげたのである。12月9日の「ひとり会」の前座は志の輔がつとめ、談志は「もったいない前座。今度は、小さんを使おう」と自分の師匠である小さんの名前をあげたりしていた。2000年になると、談志の体調は悪くなり、落語が出来ず、テリー伊藤や毒蝮や山藤章二が舞台にあがりトークをしたりした。ファンは、それで十分だった。ただ、そこに座って、お茶を飲んだり、居眠りしてるのを見てるだけで十分だった。しかし、談志自身が一番それを嫌った。ファンに満足行く落語を見せれない葛藤を吐露していた。
1月11日の「ひとり会」は前座の後、談志が出るかと思いきや、何と突然、円楽(笑点の司会をしてた、もう死んだ人の方)が登場して「蒟蒻問答」を一席演じた。
談志は、普段から「笑点は俺が作ったんだ。あいつらは、俺のおかげで食えてるんだ」みたいなことを言い、円楽のこともバカにしたりしてたのに、談志のピンチに円楽が駆けつけるとは思わなかった。
皆、ビックリして、そして歓迎した。円楽が舞台を下りると、談志が登場し、
「風邪で今、ボーっとしてんだよ。それで、俺よりもボーっとしてる奴、前に出しゃいいと思ってね」と憎まれ口を叩いて、友情への感謝の表現としていた。
そして毒蝮や山藤章二や西丸震哉も壇上に上がり、座談会をしようということになり、円楽も呼ぼう、ということになったら、楽屋から「円楽師匠、お帰りになっちゃいました」という声。
ヒーローは颯爽と登場し、ピンチを救うと、姿を消す、みたいな感じだった。
だけど、円楽の方が、先に死んだんだよな。
久しぶりに、「ひとり会」のビデオでも観てみるかな。↓。


二期のサインには、「遺言がわりに…」と書いてある。
2000年正月だから、上記の円楽が助っ人に来た頃だ。↓。


せっかくだから、メモ帳に書かれてる中味を少し紹介しましょう。
・野球好きの2人。先に死んだ方が、天国にも野球があるか知らせようと約束。
1人が死んで、約束通り(幽霊になって)やってくる。
「良い知らせと悪い知らせがある。良い知らせは、天国にも野球がある」。
生きてる方は喜び、<で、悪いのは?>、「来週の火曜、お前が先発だ」。
・「あなた!変なことすると妹を呼ぶわよ!」。
<じゃ、俺も弟を呼ぼうか?>。
・酒は人間を駄目にするのではなく、酒は人間が駄目だということをわからせるためのもので、呑んで後悔するためにあるもの。
・「人生は真面目に生きなさい」って言うけど、「そうはいかないよね。いいんだよ、ちゃんとしなくって」というのが落語だった。それが、近頃、みんな、ちゃんとしなくなって、落語家が「ちゃんとしよう」と言わなくちゃいけなくなった。これを「末世」という。
・「芸人ってのは、どんなにつらくても客にサービスをして」って言うでしょう?
オレ、そういうのないから。
嫌でしょ?オレがそんなことしても。お互い、嫌な思いしても。
・(横山ノックが訴えられた時)芸能界では、女の人が来たら、お尻触ってやるのが礼儀ですよ。触り方に、センスがいるんですよ。
・オレん所に来る客は一筋縄でも二筋縄でもいかない連中。良く言えば、マニアック。社会から認められてない連中。傷を舐め合ってるんだ。
・(国立演芸場での「ひとり会」は今日でおしまい。毎回「ひとり会」の券を買うのが大変だったという話から)。「もう走らなくっていいから。ごめんね、苦労かけてるって知らなかった。でも、知ってると、心配したり、変に優越感にひたったりするから。また、どこかでやる。引退なんて言ってないし、できない」。
2000年3月9日。
・酔っ払って、最後にチンポコ出して踊ってるんだ。一緒に連れてった、(ビート)たけしも出すよ。小朝は出さないんだ。ここに差がある。下品ね、って言われりゃ、それまでだけど。円楽は出さないね。志ん朝は出すかな。勘九郎は出すね。意外に、染五郎は出すと思うよ。鶴瓶は出すね。
ざこばは、言う前に出すよ。こういうところに差が出るんだよ。

ここからは、カワクリでみれる談志関連のものの紹介です。

まずは化粧室を出た正面にある談志コーナー。談志の訃報を伝える新聞紙の一面は「談志が死んだ」。

これはチケット。

談志の「志」が週刊誌の「誌」にミスプリされてる珍しいチケット。

診察室の本棚から。

談志がアメリカに落語を布教させようとデーブ・スペクターに監修させて作った英語字幕のビデオ。

診察室の本棚2。

談志のCD「アメリカ」。

「談志の遺言」という新刊が販売された時に、娘の弓子さんがいたのでサインを頼むと、それは謙虚に、「私でいいの?」と聞いて、「人生成り行き、立川談志byゆみこ」と書いてくれました。クリニックにも1冊買って来たので、見てみて下さい。


談志とたけしと太田の対談本。談志の言う「落語とは人間の業の肯定」とか「イリュージョン」とか「江戸の風が吹く」などの意味がわかります。クリニックにも置いておきますが、自分で買ってもいいかも。

サイン色紙。診察室から。

待合室から。

以上こんなもので、今日はおしまい。

BGM. 太田上田「人生で一番緊張した瞬間について語りました」


遅れて来た少女

19/Ⅺ.(火)2024 曇り、寒い 明日は午後休診。

行きつけの寿司屋でボトルキープしているのは「獺祭」。エヴァで葛城ミサトさんの部屋に空き瓶がゴロゴロしてたお酒です。

寿司屋の娘さんは小学生だけれど「2025年7月に日本が消滅する」という都市伝説を信じているそうで、親が「勉強しないと将来~」と説教しても「その頃、日本はない」と口答えするそうです。ノストラダムスの大予言、を信じてた頃の自分を思い出します。

2025年7月は確かに何かありそうですが、そういう悪い噂をみんなが信じるとパラレルがそっちに引っ張られるから「何も起きないよ」と伝言を頼んでおきました。獺祭を吞みながら今日の「あて」は、ウニとカニ。

池上彰の番組でやってましたが、最近、インドでは寿司が流行っていて昔だったら食べなかった「ウニ」も好物になってるそうです。だから外国人女性にモテたいひとは、このように「ウニ」を箱で買うとよろめくかもしれませんよ。

今日の主役は「カニ」。生きています。

茹で上がりました。

カニをむくのは苦手なのでほぐしてもらいます。

これは味噌。

味噌に熱燗を入れて「カニ酒」にします。ほとんど、酒というより、「つまみ」です。

残ったカニで炊き込みご飯を作ってもらいました。

脚はカニ汁。

11月は毎年のジンクス通り今年もなかなか苦しいので、あの手この手で自分を元気づけてる訳です。

寿司屋の帰りにクリニックに寄ったら、こんなお届け物が配達されてました。大きい箱ですね。

これをカッターで開けます。

手を切らないようにして、

箱を開けます。

箱の中身は何でしょう?

おっ、見えましたか。

空中写真。

赤いリボンが目印ですね。

お待たせしました。キティちゃんです。キティちゃんの生年月日は、1974年11月1日です。今年が「50周年」で色んな企画やグッズが出てます。

左耳に「赤い」リボンがキティちゃんです。

双子の妹のミミィは反対(右耳)に「黄色い」リボンを付けてます。これは、キティちゃんのママが見分けるために付けました。

キティちゃんはリンゴ5個分の身長ですが、実物よりデカいです。

体重もリンゴ3個分ですが、それより重いです。

袋から出しましょう。

ヨガマットを敷きます。このキティちゃんは、抱き枕なのです。

どうやって抱くんだ?

アマレスみたいになってしまいますね。

あっ、僕の着てるこのセーターが、12月の聖地巡礼用に買ったセーターです。

やっと抱き枕を抱っこしました。

しばらくキティちゃんと遊ぶ姿をお見せします。

キティちゃんの血液型はA型です。ちなみに僕はB型です。

お~っと、動きが出ました。

戦いごっこ、を始めたようです。

キティちゃんの猛攻です!

レスリングならフォール負けですね。

プロレスでも、スリーカウント・フォールに入ります。ワン!

ツー!!

ス…、スリーカウントをギリギリで返しました。

場外に出そうなのでマットに戻します。

そろそろ試合時間が終ります。

キティちゃんとプロレスごっこも終わったので、前もって用意しておいたソファに寝かしつけます。

この抱き枕は「11月1日から順次配送」で、やっと届きました。

サンリオの公式では、キティちゃんは猫ではなく女のコ、です。つまり、この記事のタイトル「遅れて来た少女」とはコレのことでした。

BGM. サザンオールスターズ「猫」


聖地巡礼のための冬支度

15/Ⅺ.(金)2024 朝は雨 今日は寒いから「ウルトラマン」に登場する「ウー」みたいなカーディガンを着る。

すっかり寒くなって来て、涼宮ハルヒの「闇鍋」か朝倉涼子の「おでん」を食べたい季節になりましたが、涼宮ハルヒの憂鬱、を知らない人には何のことだか分からない挨拶ですね。そんな僕らの街にもそれ相応の変化があって、行きつけの蕎麦屋さんが冬限定のメニュー「煮込みうどんシリーズ」を今週から始めました。

火曜日には、鍋焼きうどん、を食べました。

翌日は、けんちんうどん。味噌味が少し甘い出汁です。

昨日はクリニックで人気ナンバーワンの、雑炊うどん。

れんげですくうと、うどんの下にご飯が雑炊になって隠れています。外面は良くて中はぐちゃぐちゃという、日本人にありがちな性格の鎧のようですね。それが人気の秘密かな?

さて今回の記事は、僕が12月に予定してる「涼宮ハルヒの憂鬱&涼宮ハルヒの消失」の聖地巡礼の準備です。アニメはほぼ実在の土地をアニメ化してるので、そこと同じ場所を訪れるのが目的です。決して観光名所ではないところがポイントですね。

まずは主人公(?)のキョン(涼宮ハルヒのクラスメート)の通学路。急勾配の長い坂を自転車で駆け上がります。

自転車置き場。

これは第1話の最初の、キョン、のモノローグです。この階段も実在します。

長い階段なので途中でベンチがあります。

キョンがまだ涼宮ハルヒに会う前の登校の道です。

同じく。

このぼやけた信号機も実際にあります。同じアングルで、写真に撮って来ます。

キョンと涼宮ハルヒが通う、北高、の前の坂。キョンに話しかける後姿の女生徒は、朝倉涼子。

委員長で、実は情報統合思念体の「急進派」。

得意料理は、おでん。商品化されたこともあります。

長門有希に借りた本に挟まっていた栞に書かれた公園にも行かなければ。

公園のベンチで待つ、長門有希。

寒いと珈琲でも飲みたいですね。これも商品化されたものです。

長門有希は、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。端的に言うと、「宇宙人」。これは、ワンフェスで買ったガレージキット。

ここは「変人のメッカ」で、朝比奈みくる(未来人)、とキョンの「デート」の場所でもあります。

ここのベンチもみつけよう。

このアングルで写真を撮るか。自撮り可能か?

この公園にある川。朝比奈みくる、がキョンに「時間断層」の説明をする時に映る背景。

これは「SOS団」の待ち合わせに使われる駅前にある時計。一度は撤去されたらしいが、ファンや住民の声で復活したそうです。

「SOS団」の待ち合わせ場所は、西宮の駅前?

「SOS団」がミーティングする喫茶店の「ドリーム」は場所を移して「涼宮ハルヒの聖地」になっているそうです。

長門有希は文芸部の部長なので本好きです。長門とのデートは「図書館」ですね。

ここをみつけられるか?

同じく。

図書館の中はきっと撮影、出来ませんね。

これはカワクリの「涼宮ハルヒ・コーナー」にある「長門有希の100冊」のポスターの額装。

長門有希の住むマンション。

これは東京MXで深夜に再放送されていた時のスポットCM。さっきの坂を光陽園学院らしき制服を着た「涼宮ハルヒ?」らしき女生徒が駆け上がって来ます。この風景を撮影して来ます。

光陽園学院の制服を着た「涼宮ハルヒ」のフィギュア。

この風景を撮影して来ます。

同じく。

阪神エリアの街が見えます。

「涼宮ハルヒの憂鬱」のDVDのCMでした。

「涼宮ハルヒの消失」の映画化のポスター。

涼宮ハルヒの消失、も聖地巡礼する箇所がいっぱいあります。こういうフィギュアも出ました。

それこそ、光陽園学院とか。アニメを見直して、ロケハンしないと。

ロケハン以外の準備も必要ですね。聖地巡礼に履いて行く靴はまだ一度も下していない、広島カープ黄金時代モデル、のスニーカーにします。

横からみるとこんなです。

後はこんなです。かっこいいですね。

2泊3日で行くので、セーターも二枚買いました。左の緑のはダブっと着るといいので、XL、のサイズを買いました。

クリニックの天井にぶらさかってる、長門有希ちゃん&涼宮ハルヒちゃん、のぬいぐるみ。

苦手な11月をなんとか耐え忍んで、12月の聖地巡礼を楽しみに頑張る。

BGM. 涼宮ハルヒの消失 「ジムノペディ 第1番 E.Satie」


キテイちゃんは11月クライシスを救えるか?

9/Ⅺ.(土)2024 やや曇り ダンダダン第5話の、たらいを頭に落とされた女子が第6話で主要キャラだと判明(某スタッフ曰く、だいたい髪がピンクのキャラはサブキャラにならない)

よくひとは「酒は呑むもので呑まれちゃダメだ」と言いますが、冗談言っちゃぁいけねぇ、立川談志は「酒は反省するために呑むものだ」と言っておりました。

その年の冬は僕は過酷な過重労働で肉体的に疲弊しており、あまりに体調が悪いので、内科の先生に診てもらったら「多血症」の所見が出ました。「多血症」はストレスでもなるらしく、治療法は「血を抜く」しかないらしい。なんて野蛮な治療法があるものでしょう。
その直後、僕は大学の精神療法センターの忘年会に参加。疲れていたし破滅的な呑み方をするから、泥酔しました。運が悪いことにその時、原稿の作成中でノートパソコンを持ち歩いていて、僕は急な階段で足を踏み外し、両手をふさがれたまま顔面から落下。受け身が取れなかった~その後の記憶なし。
そのまま自分の出身大学であり、自分がかつて勤務していた救命センターに搬送されて、ICUに緊急入院となりました。ICUと言っても国際基督教大学じゃないですよ。集中治療室。僕の病状は大量の出血と顎の骨の骨折でした。大量の出血は、僕の多血症の治療に役立ち、血液検査のデータは正常に戻りました。その後全身状態も回復し形成外科の病棟に移りました。大学病院に入院したことがない人でも、ドラマなどで、見たことがあると思いますが、教授回診というのがあります。主任教授を筆頭に医局員が全員大名行列のようにゾロゾロとベッドサイドを回るやつです。「白い巨塔」とかで見ませんか?僕の部屋にも、教授回診はやってきました。形成外科の教授はいかにも職人気質の融通のきかなそうな無愛想な男でした。教授は、僕のレントゲンを見て、「う~む、見事な骨折線だ」と言うと、一同が口を揃えて、「見事ですね」と賛美しました。骨折線を誉められても、別に嬉しくもないのですが、誉められて嫌な気分はしませんでした。後になって知ったのですが、精神科の医者たちが形成外科の先生たちに、「川原君は誉めながら治療をして下さい」と頼み込んでいたそうです(笑)。
僕の治療は、手術ではなく、顎間固定と言う、口が開かないようにワイヤーで上下の歯茎をくくりつける方針になりました。顎間固定の期間は、3ヶ月だって。その間は口から物も食べれないので入院生活です。僕は1ヶ月くらいで退屈な入院生活に我慢が出来ず、点滴を自己抜去し、病院を無断離院して、家に帰りました。家族があやまりに病院に挨拶に行き、僕は「傷病手当金」の給付を受けて自宅療養です。家でなるべく液状のもので栄養がとれるような生活をしました。
しかし、暇でした。「男はつらいよ」の全シリーズを1作目から全部観たり、太宰治の小説を年代順に読み直したりしました。いよいよ、3ヶ月がたって、顎間固定が外れました。まだ、顎の骨がずれるといけないので、頭のてっぺんと顎を包帯でグルグル巻きにして、僕は現場に復帰しました。その姿は痛々しくて、無理に出なくても良いんじゃないか、という賛否両論も聞かれました。
僕の外来患者さんは、3ヶ月間、他の医者の外来で代診してもらって、「君の患者さんはすごいね。まるで手がかからなかったよ」と感心されました。「薬も、川原先生の出したものをそのままで、って3ヶ月間、何も問題がなかったよ」と言われました。僕は内心で、「お前に言ってもしょうがない、と思ったんだろう」と思っていました。その証拠と言っちゃなんですが、復帰後、ある少女からもらったカセット・テープです。
彼女は、家族以外で口を利くのは僕くらいで、僕も彼女との診察時間を大切にしていて、そんな彼女にしてみれば、いきなり僕が怪我で3ヶ月入院と聞かされた時にはショックだったことの予想は出来ます。彼女は気丈にも、僕と会えない日々を、本来なら診察時間が約束されてる時間帯にカセットにメッセージを吹き込んでいまして。
初回は、DJ風に、「達二先生がいなくても、意外と私は大丈夫です。今日の1曲目は、Xの紅、です」って感じで。そして、普段なら診察でお話するような他愛もない話を、明るい口調でユーモラスに独り語りしていて。1ヶ月が4週とすると、3ヶ月×4週=12回分の収録がありました。最初の方は、そんな感じでDJ風のセッションなのだが、2ヶ月目になると途端に無口になって行き、そして、最後の1ヶ月は、泣き声と嗚咽で。「私は達二先生に会いたいが、患者だから、お見舞いにも行けない。立場が違うから。今までそんなことにも気づかなかった。
そんな自分が馬鹿でくやしい。達二先生に、会いたい」と言って泣いていた。
これにはやられた。おそらく僕の担当の患者さんの代表の意見だと思った。
僕は人生で後悔することはしょっちゅうあるが、反省することは滅多にない。
だけど、さすがにこれを聞いた日には猛省した。彼女がこのテープを吹き込んでいる頃、僕は家で「暇だ~暇だ~」と文句を言っていたのだから。あかんたれ、だと思った。それから心に誓ったことがある。「翌日に診療のある日には酒を呑むのは、よそう」。酒が残って、患者さんの話を集中して聞けなかったらいけない、と思ったからです。それが僕のマイ・ルール。

うちのクリニックは日・月休みなので、呑めるのは、土曜と日曜です。下は日曜の昼によく行く近所の蕎麦屋。そば焼酎をロックで。

つまみは、シュウマイともつ煮。「シュウマイはウマイから毎週(マイシュウ)食べたいのだ」←バカボンのパパのフレーズです。

つまみと〆を兼ねて、生姜焼き定食たぬき蕎麦付き。

生姜焼きはつまみでも行け、なんならライスもつまみで行けます。「用心棒」で三船敏郎がどんぶり飯に酒をかっ食らってる姿がカッコ良かったから。

うどんもつまみになります。伸びないし。

いよいよ11月ですね。11月は亡き両親の誕生日があったり父の命日やらなんやら、なんなら立川談志の命日まであってこの空気感や季節感が当時にタイムスリップさせるから苦手なのですが、なんとか胡麻化したいものです。

11/1はキティちゃんの誕生日ですし、今年は50周年のアニバーサリーです。キティちゃんで乗り切ろうかしら。

11/1はキティちゃんの誕生日。

サンリオの「いちご新聞11月号」の付録もキティちゃんのポスターでした。

久々にザギンに行き、ネイルをして来ましたよ。キティちゃんをイメージしたクリスマス風なデザインです。

キティちゃんの寝そべり抱き枕を注文したから、11月になったら順次送られて来るそうで、届いたら置く場所を確保しないと。鬼滅の刃のこの子たちに場所を譲ってもらいましょう。

ここのソファです。

だから、この子たちは欲しい人にあげます。デカいけど。

後はキティを待つばかり。11月9日午後3時現在、気配なし。

キティちゃんよ早く来い!

BGM. ダンダダン第5話で「白鳥 愛羅(しらとり あいら)」登場!


SC(スクールカウンセリング)セカンドオピニオン外来

こんにちは、とくだです。

タイトルにもあるように、新専門外来、『SCセカンドオピニオン外来』のご提案です。

昨今、子どもを取り巻くメンタルヘルスの問題としてよく耳にするのは、例えば、発達障害(発達障害の過剰診断?とも最近では言われますが)にまつわるさまざまな話題、子ども、10代の人たちの自殺率の増加、子どものうつ病などの気分障害の罹患率の増加・・・などが挙げられます。

そして、彼らの生活に大きく影響する学校現場の疲弊した様子が最近よく聞かれるようになっています。

ひと昔、ふた昔前の、『そういう子もいるよ』『あまり気にしなさんな』という牧歌的な『学校』という組織が機能していた時代と比べると、現代のように、価値観は多様化し、グローバル化もしているし、家庭と学校の関係性の変化も起きている時代です。昔のままの制度では学校側の対応が追いつかなくなってきている現状があるようです。最近ではクラス担任をなくして、チーム担任の制度を導入している学校もあるそうです。それだけ学校現場も大変です。

政府も子どものメンタルヘルスには問題意識を持っていて、例えば、東京都の小中、最近は高校もSC全校配置や、SCによる小5、中1、全員面接、などが行われています。「問題」を未然に防ぎ、なるべく早めに対応できるように、という動きがあります。

ただ、多くの場合、SC来校日は、週1回、多くて2回。相談のニーズは多いけれど、SCを利用できる時間にも限界があり、場合によっては、相談がいっぱいであるとか、じっくり1人の子をみる、ということは難しいことがあります。

学校の先生方やカウンセラーは問題を見落とさないために、重め?厳しめ?に子どもの「問題」(あるいは問題になりそうな点)を指摘することがあるようです。それは未然に「問題」に対処するために、診断がつくのであれば診断名を、ということが背景にはあるのだろうと思われます。SCの相談に行ったら、発達の問題について、キツめに言われてしまい、ショックを受ける場合もあるようです。

また、別の視点になりますが、SCとしては、『親、家族に問題がありそう・・・』という場合には、診断や発達への助言と同じくらいに言いにくい場合があり、やんわりと、「専門家にご相談されては」と助言するしかない場合もあるようで・・・。

もし、そう言われたら、それは子どもの問題だけではなく、親や、家のあり方を問題視されていると翻訳して考えてみるのも良いかもしれません。これは決して悪いことだけではなく、子どもの問題の背景に、「社会」(家族も小さな社会)がある場合、学校はその子どもの処遇に寛容になる場合があるので、ここは親としても適切に動くべきポイント!になります。

そういうことも含めて、子どものこと、家族のことなどを考えていける場として、SCセカンドオピニオン外来が機能していけるようにと思っています。

そこで、今回の『SCセカンドオピニオン専門外来』では、学校での相談でわからなかったことやモヤモヤした思い、診断についてのご相談、などをカウンセリングの中で少し整理していきませんか?というご提案です。学校現場と医療と家庭と、そういった連携を作ってお子さんのサポートを考えていけるといいと思います。

今回のテーマを松井さんと原さんのお考えも伺っています。

まずは松井さん、よろしくお願いします!

心理の松井です。学校で指摘される「問題」のある子、という括りの「問題」とは、一体何を指すのでしょうか。 
ひとつ、自分のSC時代のできごとを、守秘義務を考慮して、細部を少し変えて話したいと思います。

SCの見回り業務として、小学1年生の教室に入った時のことでした。その子は興味のないことには集中できず、みんなと同じ集団行動ができないといった特徴があって、担任の先生のキツい言葉が飛んでくることもありました。
授業中、窓近くのカーテンの内側に入り、席に戻らずそこから動かなくなりました。私はそっとそのカーテンの裏にお邪魔して、たしか「何が見えるの?」と聞いたと思います。するとその子は「ここがね、キラキラしてるの」と、太陽の光が反射してピカピカしている窓枠や、カーテンを照らすチラチラした光の模様を指差しました。それが本当に綺麗で、こりゃあ授業より面白いだろうな、と思ってしまいました。

先生からしたら、カーテンの裏に入るより、漢字を書いたり計算をするために、椅子に座ってほしいに決まっています。
でも、あんな目を見てしまっては、席に戻ろうとは言えませんでした。それに、その子はとても楽しんでいる。自分なりに学校を楽しんでいるのです。これが果たして「問題」なのでしょうか?

そうは言っても、先生には先生のプレッシャーがあると思います。椅子に座らせようとしないことが「職務放棄」と捉えられてしまうかもしれません。学校として子どもを教育していないとクレームが入ったら大変と、出る杭を打たねばと思うかもしれません。

SCという立場であっても、学校の空気にのまれ、適応的で集団に馴染める子以外の存在を、どうにかしなければと躍起になったりすることもあります。
親は親として、「こんなんで社会に出てやっていけるのか?」と心配になったり、個人面談や呼び出しなどといった形で不安を受け取り、頭や心を悩ませたりします。

つまり、不安なのはずっと大人の方なのです。

そんな時に、子どもは学校で何を体験しているのか?何を感じているのか?実は誰が困っているのか?…といったこと、「この子はこれでいいじゃない」と、色んな視点から、子どもの特性や伸ばしていける能力、感性、発想、そういったものについて話せたら、みんなの心が少し軽くなって、みんなの生き方の選択が広がっていくと思うのです。

そういう話ができる場所として、クリニックに行ってみようと思ってもらえたらいいなと思います。

 

「問題」とは、誰にとっての、どんな「問題」か?

そういうことを考えることのたいせつさを思い出させてくれる気がしますね。

とはいえ、学校という集団の場で、どう過ごしていくか、その観点も抜かせません。そういった観点からも 次は原さん、よろしくお願いします!

 

 心理の原です。セカンドオピニオン外来は、SCや学校に言われて困ったり悩んだりした時「親として適切に動くにはどうしたらいいか」という方に役立ちます。

子どもは、親や家庭と同じくらい長い時間を「学校」で過ごします。子どもが安心して学校生活を送るためには、どうしたらいいでしょうか。

つまり、親だけではなく「先生や学校の協力」が必要なことも多いでしょう。

セカンドオピニオン外来は、学校の先生に「学校がその子のためにできること」をフィードバックすることができます。つまり、子どもが安心して学校生活を送る上で「学校は何をしたらいいのか」を伝えることができます。

以前は、学校の先生の中には「特別扱いはできない」から「そんな配慮はできない」という先生もいましたが、それはアウトです。合理的配慮は学校に義務付けられています。合意的配慮は、特別扱いではなく、その子が安心して学校生活を送るための専門家の「知恵と工夫」です。「前例がないから」はやらない理由にはなりません。

そうはいっても、学校の先生も本当に忙しい。先生ほど働き方改革の進まない職場もないかもしれません。

本人の特性に合わせて「合理的配慮をしてください」と言われても、学校の先生は具体的にどうしていいのか、分からないこともあります。

そこでセカンドオピニオン外来です。

医師や専門家の意見として、

「外からの刺激に過敏な子なので、テストは別の部屋で受けることが望ましいでしょう」

「席替えでは、前のほうの席が落ち着くでしょう」

「修学旅行は親しい子が同じグループであれば、緊張や不安が和らぐでしょう」

「音楽のテストは、大勢の前で歌えなくても、自分で歌って動画をとってくれてもOK」

「教室に入れなくても部活動だけでも気が向いたら行けるといいね」

「読み書きに課題があるため、板書はすべて写真に撮影してもらうとよいでしょう」とか。

 

「専門家(医師)の意見」があると、学校は動きやすいし、担任の先生も校長先生に伝えやすい、ということがあります。

 

セカンドオピニオン外来は、本人が学校生活を少しでも安心して送るための「知恵と工夫」を客観的な情報に基づいて学校に伝えるお手伝いをします。

子どもが過ごす環境のサポート、「合理的配慮」とは、どこをサポートしていくのか?

その点を考えていくことは、個人より少し視点を広げて、環境にも目を向けていくことが必要ですね。

ちなみに、あまり知られていないかもしれませんので、補足情報として。

「合理的配慮」は、2016年に施行された「障害を理由とする差別の解消推進に関する法律(障害者差別解消法)」によって義務付けられているものです。

障害のある子どもたちや発達のつまずきがある子どもたちが共に学校教育を受けるために、学校(20244月からは私立も含む)が、状況に応じて提供する個別に必要とされる支援や配慮、と言われています。

この法律では、20244月から企業などの事業者も合理的配慮について義務付けられるようになりました。

 時代の流れとともに、学校現場に求められるあり方が変わってきています。こういった法的な取り決めが、子どもたちが過ごす環境において、心の通った意味あるものにしていけるようにしていきたいです。そのためにも、私たちも、心を機能させて考えていくことができるよう、SCセカンドオピニオン外来が皆さんにとって活用しやすい場にできるよう努めたいと思っています。気になった方はぜひご連絡ください。


嘘と善悪とビデオテープ

1/Ⅺ.(金)2024 くもり ハローキティの誕生日。50周年。

昨日は寝落ちしたので、今日は早起きしました。昨日は鰻を食べたので写メを送ろうかと思ったのですが、朝から鰻の気分じゃないといけないからやめときます。大谷翔平が優勝しましたね。怪我が心配で僕まで左肩が痛くなりましたが(笑)、一安心ですよ。皆さんはご機嫌いかがでしょう?

子育てしてる人は、毎日、大変ですね。僕も子供の頃、どうでもいい嘘(誤魔化したり、得をするためじゃない嘘)をついてました。だのに、自分の子育ての時に、子供が嘘をつくと「なんで嘘をつく?嘘はつくな!」とマジギレしてました。あれは何だったんでしょうね?今思うと、そんなに大したことでもないし、自分のことを棚に上げてますから、親や教師が聞いてたら「お前が言うな!」って総ツッコミされてましたよ(笑)。きっと、勝手に「馬鹿にされた気がして」キレてたんだと思います。今ならもっとうまくやれると思うけど、あの時は忙しかったし若かったから仕方なかったんだと思います。現在進行形の方は、65点の育児を目指しましょう。100点満点は無理ですからね。

しかし、台風が近づいてきているらしく気圧が変ですね。天候が悪いと体調が悪くなり、体調がすぐれないと気分が落ちて、気分が落ちるとネガティブな思考パターンになりますね。逆に、秋晴れだったりすると体調もよく、体調が良いと気分も良く、気分が良いとポジティブシンキングになるから「環境」「身体症状」「気分」「思考」は循環しているものなのですね。好循環な時はあまり考えませんが、悪循環にハマると潜伏している「人間不信」や「ひと嫌い」がムクムクと寝た子を起こすように目覚めます。個別にみるとみんな良い奴なのに、集合体としてみると「人類なんて破滅してしまえ~」などという呪詛がうっかり口からこぼれます。

よく「あなたは性善説を支持しますか?性悪説ですか?」などと言い合いますが、僕は初等教育が「キリスト教」なので「性善説」です。小さい頃は道を歩いてても「地面さんが踏まれて痛くないかな?地面さん、ごめんね」って言いながら歩いてる子でした。バカですね(笑)。思春期になって「知識」に目覚めると「性善説」ってウソっぽい感じがして「性悪説」に惹かれました。落語(談志)を好きなのも岸田秀(唯幻論)に傾倒したのもそういう理由です。
でも60になって人生が360度一回転すると、また元の位置に戻るようで今は「性善説」が好きです。それは幼い頃に戻ったというより、これまでの運動量を抱えたまま、「性善説って馬鹿っぽいけど、性悪説だと人生はつまらない。可能性は低いけど、不完全な人間同士が接する時に生じる摩擦は、善、だったらいいな、という儚い希望」なのです。こういう仕事をしてると、自分はそういう立ち位置でいたいな、と思うのです。…偽善的に聞こえるかもしれませんが。

それでは、ここのところ2回続けて「お家デート」で昔のビデオテープを紹介しましたが、同時に発掘して懐かしかったものがあるから一緒にみましょう。これは1984夏-1985夏くらいまでの女性アイドルの歌ばかりをコレクションしたものです。ちょっと解説すると、中森明菜・松本伊代・早見優・堀ちえみ・石川秀美・シブがき隊・三田寛子などがデビューしたのが1982年でその豊作ぶりから「花の82年組」と呼ばれました。その反動か翌年は、松本明子・大沢逸美・森尾由美・徳丸純子・吹田明日香・小林千絵・桑田靖子らがいましたが「不作の83年組」と呼ばれまして、このテープはその翌年の物です。84年-85年にデビューした人もいますし、その前のひともいます。ただし、「花の82年組」は3年目ですから、アイドルとしては鮮度が落ちているから三田寛子を除いては今回採用しませんでした。参考までに、当時、どんな感じだったかというと、中森明菜「十戒1984」・松本伊代「流れ星が好き」・早見優「ミスターセーラーマン」・堀ちえみ「東京シュガータウン」・石川秀美「熱風」・シブがき隊は収録していませんでした(男だから)。

という訳で、まずは三田寛子から。

この子はデビュー曲こそ井上陽水が作ってポップでしたが、後は地味目でしたから、なんかこの曲は脱皮した感じでした。

これはフジテレビのCM。

宇佐美ゆかりは、あだち充の「みゆき」を実写化した時に主人公の「みゆき」の役をしました。ちなみにもう一人の「みゆき=鹿島みゆき」役は三田寛子でした。

この頃のフジテレビはノッていましたよ。

この子は「欽どこ」から生まれたユニット「わらべ」にいた「可愛い子」です。

僕はこの歌の新曲発表&握手会に行ったことがありますよ。

ドレスの裾がお花柄になっていて清楚だけど可愛いですね。

岡田有希子のセカンドシングルです。

後で曲も聞かず何かをいじってる黄色い眼鏡とパンツの男は司会の片岡鶴太郎です。

可愛い子でしたね。

不作の83年組から森尾由美。この子はデビュー当時から、僕の周囲では人気がありました。僕もデビュー曲から連続5枚くらいはシングルを持っていました。

ね、可愛いでしょう?

歌のバックにお料理を作る映像が流れます。「アイドル・パンチ」ならではの演出です。

これで出来上がりました、のOKサイン。

最後は自分で試食します。

この番組は「レッツゴー・アイドル」ですね。

教室コントの流れですからセーラー服で歌います。

後で手拍子をして応援する河合奈保子。

同じく三原順子。ちょっとリズム感が悪いです。っていうか、ヤンキーっぽいですね。

僕は菊池桃子のファンクラブにも入っていました。

森尾由美の爽やかなCMです。

海辺でDJをやってる80年代に実際にあったシチュエーションです。

ニキビ専用の治療クリーム、クレアラシルのコマーシャルです。

ニキビは青春のシンボルですからね。

武田久美子は中学生でデビューしてこの時まだ15才くらいですよ。

全身の衣装ががうつる鏡が背景です。

この子は大人っぽい、というかエロいですね。

貝殻ビキニを最初につけて有名になったのもこの子ですよ。

フルーツシャワーのCM。

横の二人の共演者は、森尾由美と田中律子です。

真ん中は工藤夕貴です。井沢八郎の娘であることを内緒にデビューしました。

もっとも若者は、工藤夕貴を知って井沢八郎の存在を知る訳ですが。

すごく事務所がお金をかけてプロモーションしてデビューしましたが、可愛かったから別にどっちみち売れてたと思う。

間下このみちゃん。ガンバレ玄さんのCMです。

何者だかわからない玄さんに幼女がエールを送るCMが受けました。

インスタントのお粥です。

夜のヒットスタジオ、で演歌にチャレンジする原田知世。

この頃は「天国に一番近い島」の映画に主演して同名の主題歌を歌ってました。

演歌を歌う原田知世。

感情を込めます。

ん?音程が難しいか?

嘘をつくと目が泳ぐ子みたいですね。

なんとか難所は乗り越えました。

最後は笑顔で、「長崎は今日も雨だった」の元歌を歌う内山田洋とクールファイブにバトンを渡します。

原田知世の出身地は長崎です。これも縁ですね。

出ました。1億人のクラスメイト・伊藤麻衣子。

この子は美少女なのにあまり売れませんでしたね。美少女過ぎたのかな?

さっきのフジテレビのCMに起用されていた宇佐美ゆかり。

この子は、可愛くスタイルもよく歌も上手でした。

引き際もあっさりしてた気がします。

続きまして、荻野目ちゃんの歌。

これは深夜テレビで「歌う天気予報」と言って、歌手のPVに天気予報のテロップを入れるファンにとっては邪魔な文字情報でした。

東京の天気。

埼玉の天気。

神奈川の天気。

千葉の天気。

茨城の天気。

この子は、NHK教育テレビ「YOU」の二代目アシスタントを務めた河合美智子です。

「さかなかな」というスナック菓子のCMです。

河合美智子は「本日晴天、さかなかな」というシングルも出しましたが、ジャケットが僕的にはあまり良くなかった気がします。あまり売れなかったし。河合美智子の顔をアップにしたアイドル風のジャケットにすれば良かったと思うのに、現物は背伸びをしてる全身の写真でした。一応、買いましたが。

CMではさかなが出ると、

河合美智子が大きく口を開けて笑うのが可愛かったです。

商品説明です。

不作の83年組の中では美人でしたね、吹田明日香。彼女が何故か「マドンナ」の曲のカバーをします。意表をつかれた感じでした。

美人なのはわかるのですが、決してお色気ムンムンな子じゃなかったから、あまりしっくり来ませんでした。

こんなカメラアングルや、

こんな唇のアップを映しますが、

吹田明日香は吹田明日香でした。美人なんですが。

原田知世の「時をかける少女」のパロディで、セーラー服姿でやかんを持ってカップラーメンのお湯を走って届けてくれる「お湯をかける少女」で衝撃デビューした工藤夕貴。さっきのシャンプーのCMの子のレコードデビューです。

工藤夕貴も可愛いのですが、「野生」というイメージは皆無なのでどうしてこの曲なのか不思議でした。

案の定、売れませんでした。もっとポップな曲にすれば良かったのに。地方で生玉子ぶつけられたりしたらしく可哀想でした。

角川3人娘で一番美人だった渡辺典子。

「あこがれ座」というアルバムも出しました。僕は持っていてよく聴きました。

この子もなんでいまいちブレークしなかったのでしょう。顔が整いすぎてたのでしょうか。

このCMが出た時、この子の名前を知りませんでした。

わかりますか?今井美樹です。

こうやって彼氏っぽい男子に寄りかかり、

そう言えばこの頃はラグビー部の男子がモテました。

女子がこんなにしても揺るがない男らしさ、らしいッスよ。

お味噌汁のCMでした。

僕らの間では「あの子、誰?」って話題になって、名前がわからないから、

とりあえず、「ハナマルキ・ベイビー」って呼んでました。

この子も可愛いのにデビュー曲がサスペンス調で僕は「?」でした。

でも衣装は可愛いというか艶やかですね。スタイルも良いし、

可愛いです。あっ、名前言ってなかったですね。本田美奈子です。

この子は笑顔が可愛くて器用な頭のいい子です。

高田文夫が「ラジオビバリー昼ズ」をやるに当たって「アシスタントは?」と聞かれこの子を指名したのは有名な話。でも現場の人が間違えて「松本典子」じゃなく「松本明子」を呼んじゃった、というのはもっと有名な話。

志村けんのだいじょうぶだぁ、にも出てましたね。

志村けん、つながりで石野陽子を。

志村けんとの就寝コントで、この曲を本番で流されて赤面する彼女がいました。

その位、照れ屋なのか、歌手が嫌だったのか、

とにかく視線が一回もカメラに向かない珍しいアイドルです。

この頃、バスケットシューズネタが流行ってたのでしょうか?ミッチョンです。

おはようスタジオは当時はデビューしたてのアイドルがよく出てました。

曲名通り、白いバスケットシューズを履いてますね。

この子らを知ってますか?

セブンティーンクラブと言います。

おニャン子に加入する前の工藤静香がいました。

こんなキスのふりとか、

ボーイッシュなキャップ姿をみせます。

オフショットでお菓子を食べさせてもらってますね。

雑誌「セブンティーン」のコンテストから作られたグループでした。

アニメ「タッチ」の主題歌です。

岩崎宏美の妹・岩崎良美の代表作ですね。

番組は、レッツゴーアイドルです。「レッツゴーアイドル」が土曜で、「ヤンヤン歌うスタジオ」が日曜にやってました。

この番組は不明ですが、曲紹介と自己紹介をしてから歌う珍しい手法です。

好きなタイプは、頼れてスポーツマン、だそうです。

佐野量子ちゃん。武豊の奥さんになりました。理想の人ですね。

井森美幸のデビュー第2作目。

ホリプロスカウトキャラバン・グランプリ。当時のキャッチフレーズは、「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」。

先にも解説しましたが、このテープは1984夏-1985夏くらいまでのものをコレクションしています。僕が医学部の2年生から3年生にかけての時期で、最後の井森美幸が1985年7月発売で、同じ年の同じ月におニャン子クラブが「セーラー服を脱がさないで」でデビューしますから、芸能史的に言うと、「花の82年組以降」&「おニャン子前夜」という位置づけになると思われます。

BGM.  間下このみ、ガンバレ玄さんCM「間違えちゃった」バージョン


文化部通信~その伍拾玖~

こんにちは、文化部通信59弾。文化部長のスーです。

11月3日は文化の日ですね。
せっかくなので文化部らしい事をしてみましょう!
先生と受付スタッフにお願いして

「カワクリ内での”今の”お勧めの1冊」

を選んでもらいました。ではどうぞ。

先生のおすすめ「スキエンティア」
「スキエンティア(科学の女神)」と呼ばれる像が掲げられた超高層タワーが建っている街でのヒューマンSFストーリー。短編集なので読みやすい!

わたなべさんのおすすめ「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」うまく言葉を話せず、孤独な高校生活を送る女の子の葛藤と青春のストーリーです。
普段マンガを読まないわたなべさんが、思わず読み進めてしまったとのこと。

はねださんのおすすめ「推しの子」
新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作!
クリニックで流れるアニメ推しの子の音楽を聴きながら読むとより入り込めるかも!?

私スーのおすすめ「からかい上手(?)の西片さん」
高木さんシリーズを締めくくる、もう一つのからかいの物語です。青春です。

興味を惹かれるものはありましたか??
推しの子以外は1巻で完結するものになるので、サクッと。
推しの子は現在15巻まで出ています。待ち時間のお供にぜひ。

文化の日は博物館や美術館の入園料が無料になるところもあるみたいです。
最近行ってないな~って方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

~文化部通信アーカイブス~
掘り起こしのイラストをどうぞ。

11月生まれの10人?のイラストです。

1「亀井静香 11/1」

2「いかりや長介 11/1」

3「手塚治虫 11/3」

4「明治天皇 11/3」

5「野口英世 11/9」

6「忠犬ハチ公 11/10」

7「田中邦衛 11/23」

8「フワちゃん 11/26」

9「ブルース・リー 11/27」

10「バカリズム 11/28」

このイラストを描いた当時の1000円札は、まだ野口英世ですね。
1000円札を折って作る「ターバン野口」覚えてますか?
お守りとして財布に入れていた方もいたのでは・・。
新しいデザインのお札が出て来て野口1000円を見る機会も減ってきたので、最後の思い出に折ってみました。

・・なんだか可愛いですね。お財布の中の番人になってもらおうかな?
新紙幣でも新しい折り方が出て来るのかなと少し楽しみです♪