GWはライブ三昧~今日は中野

26/Ⅳ.(日)2015 はれ
今年のゴールデンウィークはライブ三昧で。
その火蓋を切るのが、今日の中サン大森靖子。
中サンとは中野サンプラザの略、なかさん。
昔は、サンプラと略していたが、爆風スランプが売れてサンプラザ中野の認知度が上がるに連れて、話がややこしくなり、
中サンと順番重視で略して呼ぶようにしている。だけど、中サン、ほとんど通じないです。
そんなことはどうでもよくて、今日は、大森靖子全国ツアー(はーと)爆裂!ナナちゃんとイくライブ洗脳ツアー「はーと」
~ノスタルジック 中野サンプラザ~、を観に行く。↓。

大森靖子はオオモリセイコと読み、今やカワクリではセイコちゃんと言えば松田聖子ではなく、大森靖子が常識です。
カワクリの常識は世間の非常識、世間の常識はカワクリの非常識、をテーマに頑張って行こうと思います。
今日は午前中に美容院に行き、明日の東京ドーム、ポール・マッカートニー仕様にヘアスタイルをマッシュルームカットにして、
ネイルはブリティッシュにしました。
そんなバタバタなスケジュールだったから、眼鏡を家に忘れてきてしまいました。
だけど、僕の近眼は老眼と相殺されて今は視力むしろアップしています。
それに席が一階の前の方の列だったから眼鏡不要で助かりました。
僕の席の隣には今回のツアーのマスコット的な存在のナナちゃんのぬいぐるみが置かれていました。
下がナナちゃん。↓。

係の人がいて、横の人には「演出上、ここは見切れ席なので他の席へ」と誘導していた。僕はギリギリ観れる席で移動なし。
隣には可愛い女の子が1人いて、その列は僕ら二人だった。
彼女は「私達だけになっちゃいましたね」と不安気で。
僕が曖昧な返事をしていたら、「そのTシャツは今日のためですか?」と食い付いてきた。
僕が<?>な顔をしていると、「だって、中野、って」。
僕は「けいおん」の変Tシャツ「いなかの米」を着て、その上にオーバーオールを履いていた。
だからサスペンダー的な部分が両端の「い」の字と「米」の字を隠していて、「なかの」に見えたというオチだった。
下が、「いなかの米」Tシャツ。想像して見て下さい。↓。

その子は今日のためにスカートを新調して来たのだという。
白地に水玉の大きめのドットが白黒のコントラストで目立ちなくないけど主張したい、みたいな雰囲気を醸し出していた。
彼女は「今日のために買って来たんです」とスカートの裾を持ってアピールした。
<判った。落ち着いて。取り敢えず、座って>。
それで僕らは打ち解けて(?)、彼女は「私はコンサート自体が始めてだからどうしていいか判らない」と頼ってきた。
いや、それは、ちょっと、迷惑かもしれない、僕には。
あのね、僕らの世代はノリノリでライブを観るのには照れがあり、サイリュウムも振らないし、着席して観てる事が多い。
そんな僕にライブ初心者の指南役は荷が重い。
まぁ、結果的にはセイコちゃんが一曲づつ「これは座って」「これは立って」と手のひらを上にしたり下にしたりして
合図で指示してくれたから助かったけど。
彼女は僕に「いくつなんですか?」と尋ねるから、<きっとあなたの親より上だよ>、って答えたら、
その子は「私は普通なら4月から高校2年生になる年です」と言った。
僕は、<平成も27年のこのご時世に‘普通’も何もないよ>と答えると彼女はしばらく考えて、「頭、良いんですね」と驚いた。
僕は、<さっき美容院に行ってきたばかりだからね。頭の形はね。良いでしょ?>とヘアスタイルを自慢した。
初期のビートルズをインスパイアしたマッシュルームカット。
中サンのトイレの鏡で映してみました。↓。

鏡と言えば、セイコちゃんは皆の鏡みたいな存在になりたいと言って、7月にリリースされるニューシングルは「マジックミラー」というタイトルだそうだ。
アンコールで披露されて一足先に聴けました。
セイコちゃんは、5月に引っ越すらしく、引越し後のお部屋で、兼ねてからの夢だった「自宅ライブ」の開催決定も発表された。
それに今日来場した人の中から、抽選で1名様をご招待だそうだ。
もうカーテンくらいしかないガラーンとした部屋だけど、ピザでも食べながらやりましょう、って言ってた。
まず、当選する訳ないけれど、もし当たったら、早目に外来終らせて良いですか?
ま、まず当たんないけどね。
でも、ちなみに木曜日ね。
今日のコンサートに行くと言っていた人を何人か知ってたから、会場で誰かに会うかなと思ってたけど。
さすがに中サン・クラスだと会わないものですね。
1人だけ、終演後のロビーで声をかけてくれた人がいて。
その挨拶というか声かけが、「やっぱりいた!」だったのには、思わず笑っちゃいました。
会えなかった人も、ライブ良かったね。
セイコちゃん、ひた向きでパワフルでしたね。
休みの日はややもすると家でゴロゴロしていたい誘惑に駈られて、ライブに出かける直前まで「行くの止めようかな」と思う
シンドロームは、結構、皆さんもあるみたいで。
でも、ライブは裏切らないから。
明日は、東京ドーム、ポール・マッカートニー。
BGM.大森靖子「子供じゃないもん17」


男達のホワイト・デー

今回は、以前のブログ記事「タグ」の中で予告した「ゆたかさん」と中西先生の友情を軸にした特別企画です。
「男は強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きて行く資格がない」
知らない皆さんも多いかと思うので説明すると、これは「野生の証明」という映画のキャッチコピーでした。
「野生の証明」は、「人間の証明」に次ぐ角川映画の第2弾で、薬師丸ひろ子のデビュー作です。主演は、高倉健。
ちょっと男っぽい、導入をして、2人にゴマをすってみました。
先日、「ゆたかさん」から電話をもらった。
「ゆたかさん」は僕の大学の先輩で、それは恐ろしい先輩だった。
出来れば、あまり関わりを持ちたくないような怖い人だった。
昔の上級生には、本当に恐ろしく怖い人がいたものだ。
それに比べて、中西先生の優しかったこと。
その二人が同期で仲良しだと言うから、人生は味わい深い。
僕の入学した大学には、学生会館というロッカーや食堂やロビーのある棟があった。
そこの1階にはジュースの販売機や喫煙スペースがあり、ベンチがあって学生の休憩場所だった。
学生の休憩場所だから、自由に使って良い物と思い、入学したての僕は派手な格好でデカイ態度でくつろいでいた。
その頃の学生会館を牛耳っていたのが、「ゆたかさん」だった。
僕は何人かの人に、「ゆたかさん」に目を付けられない様に注意しろ、と忠告を受けていた。
しかし、僕はまさか大学生にもなって、そんな原始的な上下関係が通用するものか、と相手にしなかった。
「ゆたかさん」はしばらく僕を泳がせて様子を見ていたらしい。
そして、僕の一挙手一投足を観察しては、周りのものにリサーチしていた。
僕のクラブの先輩は、普段は喋ったこともない怖い先輩に呼び出され、僕の事で尋問されたらしい。
「あいつは、なんで、南軍の帽子をかぶって、学校に来てるんだ?」
「あいつは、なんで、フェース・ロックにチキン・ウイングを合体させた技を使うんだ?」
僕の先輩達は可愛そうに、僕の服装やプロレス技のことで、問い詰められ、答えられないと鉄拳制裁だ。
そして、先輩達は、「川原、なんで、その帽子なの?それより目立つ格好、やめて」とか、
「川原、なんで、チキンなんとかって技を選んでるの?それより、学生会館でプロレス技、かけないで」って懇願した。
僕は当時、アメ横の中田商店というアーミーな店で軍隊の服を買って来ては好んで着ていた。
また当時は、UWFがブームで、ス-パー・タイガー(佐山サトル)がチキン・ウイング・フェースロックを流行らせた。
「ゆたかさん」は古くからのプロレス通だとは聞いていた。
だから、僕は学生会館で「卍固め」や「足4の字」をかけてる分には、見過ごしてくれたのだろう。
しかし、当時のUWFは、既存のプロレスを否定し、派手な技より地味にギブアップを奪える技が決め技だった。
その代表が、チキン・ウイング・フェースロックだった。
これは背後から相手の片腕を手羽先の様に「く」の字にとって、逆の手で相手の顔を横に引っ張り、自分の両手を
ロックさせる。これは両手の人差し指1本をフックするだけで、極まった。
多分、この辺が、「ゆたかさん」の臨界点だったようで。
僕は、「ゆたかさん」に呼び出しをくらった。
覚悟はしてたが、ついに来たか、という感じだった。
僕は大勢の取り巻きを引き連れた「ゆたかさん」に学生会館の屋上か何かに連れ出され、ボコられるのかと覚悟した。
殴られたら、すぐ女子の所に行き、同情票を引いて、女子を扇情して心理的に逆襲に出ようと作戦を練っていた。
しかし、「ゆたかさん」は1年生相手にそんな野蛮な手段はとらなかった。
取り巻きはなし。1人で来て、「メシをおごってやる。付いて来い」と言った。
そして、僕らは、学生食堂ではなく、ちょっと高級な病院のレストランに行った。
「ゆたかさん」は、「川原って言ったな?何でも好きな物を頼め。遠慮はするな」と微笑んで言った。
僕のシュミレーションとは違った展開なので、少し拍子抜けした。
そんな人を相手に、この場面で遠慮をするのは、かえって危険だ。
先輩の顔を潰すことになると空気を読み、そのレストランで1番高いメニューの「焼肉定食」を注文した。
しかし、これにはきっと罠があることくらいの想定はしていたから、僕は苦手の「きゅうり」対策として、、
ウエイトレスにこっそり、<きゅうり、は抜いてね。サラダからも、漬物からもね>とお願いしておいた。
「おごってやったんだから、残すな」とか言いそうだし。
僕が、「きゅうり」を嫌いなことをリサーチしてる可能性だって、ゼロではないからね。
そして、僕らは他愛のない話をしていると、「焼肉定食」がテーブルに届いた。
ちなみに「ゆたかさん」はコーヒーしか頼んでいない。
<「ゆたかさん」は食べないんですか?>と尋ねると、「俺はいいから。お前、食え」。
<そうですか、じゃ、遠慮なく>、「ちょっと待て」。
「ゆたかさん」は、「ただし、箸を使って食うな」と言った。
は~、なるほど。
そういうこと言うんだ。
だったら、サンドイッチとかにしときゃ良かったよ。
「焼肉定食」は、焼肉が盛り付けられた皿と、白飯、サラダ、汁物にデザートだ。
箸を使って食うな、って犬食い、するしかないな。
それでこういうちょっと高級なレストランに連れて来た訳か。
恥をかかせて、上下関係を叩き込もうという作戦か。なかなか、頭脳犯だな。
そうなったら、トンチ合戦だ。トンチと言えば、一休さん、だ。
一休さんが「この橋を渡るべからず」の看板を、堂々と橋の真ん中を渡り、「端ではなく真ん中を渡りました」
と言ったトンチを応用して、僕は箸を持ち、焼肉の皿の真ん中の肉を食べた。
ゲンコツが飛んできた。
イテっ。
「箸で食うな、と言っただろう」との怒声。
僕は頭をさすりながら、<だから、端じゃなく真ん中で食べました>と答えた。
「ゆたかさん」はしばらくポカンとして、トンチに気付いたら、「お前、面白いな」とニヤリと笑った。
そして、急に良い人になって、「ゆっくり食え。俺は行くから。何か困ったら、俺に言え。力になるぞ」って。
僕は「ゆたかさん」が去った後、ゆっくりと焼肉定食を堪能した。
さすが病院のレストランで1番高いメニューだ。うまかった。ご飯、オカワリした。
翌日から、学生会館に行くと、風景は様変わりした。
「ゆたかさん」は僕の姿を見かけると、「お~!川原!元気か?」と声を掛けてくれ、僕も南軍の帽子をとって挨拶した。
それを見かけたクラブの先輩は、「なんで、「ゆたかさん」が川原に挨拶するの?」と慌てていた。
僕が、<仲良くなったから>と答えると先輩は頭を抱えていた。
史上最強の先輩と史上最悪の後輩がタッグを組んだから。
それからと言う物、僕は「ゆたかさん」が用心棒をしてくれることを良い事に益々、増長して行く訳である。
僕らの大学には、2つの野球部があった。
「硬式野球」と「準硬式野球」。準硬(ジュンコー)は、B球という芯が硬式と同じで周りが軟式のようなゴムボールを使う。
医学部の野球部は、ジュンコーの方が一般的で、クラブ数も多かった。
うちの大学では、ガチで野球をやりたい猛者が硬式に入り、おっかない人や柄の悪い奴が多かった。
一方、ジュンコーは、芸能人野球大会みたいな華やかなプレーをしたい人が集い、カッコいい滑り込みの練習とかをしてた。
僕は、ジュンコーに所属して、背面キャッチや天秤打法などの練習をしていた。
ちなみに、「ゆたかさん」と中西先生は、硬式野球部のチームメイトだった。
そして、冒頭の「ゆたかさん」の電話につながるのだ。
今度、「ゆたかさん」の代の硬式野球部の面子で、3月14日に、豚しゃぶを食べにいくらしい。
で、その時に、中西先生の写真が欲しいのだが、誰も持ってないから、「川原に頼むしかない」とのお願いだった。
3月14日と言えば、世間は、ホワイト・デーだ。
しかし、硬派の男達には関係のないイベントだ。
男ばかりで豚しゃぶを食うらしい。
豚を食うところが、また男っぽい。
そして、そんな同期の会に中西先生も参加させたいという男気だ。
中西先生はもう死んでいて、死人に口なしだけど、同期だから一緒に豚しゃぶを食べたいと云う優しさに心を動かされた。
まさに、「男は強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きて行く資格がない」を地で行っている男達のホワイト・デー。
<判りました。任せて下さい。何とかします>と僕は大見得を切った。
そして、中西先生が開業する直前まで、同じ病院に勤務していたF.に電話した。
すると、F.は「俺は、写真を持たない主義だ。だったら、サスガに頼むと良い」と教えてくれた。
サンキュー。
だけど、F.って写真を持たない主義だったのか?初耳だ。
あいつは昔から、今さっき決めたことでも、「俺の主義だ」とカッコつける癖があるからな。
きっと最近、浮気の現場写真でも見つかって懲りたんだろう。
そして、僕はサスガに電話して、これこれこう言う訳で、中西先生の写真が欲しいのだが、と聞いてみた。
すると、サスガはあっさりと、「有りますよ」と言った。
「中西先生のお別れの会で、僕らでスライド・ショーを作って、評判が良かったんですよ。
硬式野球部の方も一部、見えていて、感動して泣いてましたよ。
あれ?川原先生は中西先生のお別れの会に来ませんでしたか?」
と批判的な口調で言った。
<いや、行くつもりだったのだが、その日はきゃりーぱみゅぱみゅのコンサートとかぶってさ。
靴を投げて中西先生の会に行く予定だったんだけど、直前にきゃりーちゃんのスキャンダルが発覚してさ。
きゃりーちゃん、落ち込んでるかと思って応援に行かなきゃと思い直してさ。
それに、お別れの会って言ったって、中西先生がそこにいる訳じゃないし。俺が行かなくても会には関係ないだろうしさ>
って言い訳をした。
サスガは、仕方ないなと言う感じで、「判りました。先生のクリニックに送ればいいですね」と言い、ミッション終了!
中西先生と僕とサスガは不思議な縁で、高校と大学と医局が同じで、先輩後輩の仲なのです。
順番は、中西>川原>サスガです。
精神科は他大学との交流のため、毎年、野球のリーグ戦があった。
僕らの医局は、中西・川原・サスガの3人が主力メンバーだった。
そうそう、サスガもジュンコーです。だから、あいつは、高校も大学も部活も医局も僕の後輩になります。
ある年の野球大会。僕は派遣病院に出向していて、そこのMSさん(秘書みたいな人。ケースワーカーの卵。若い女子)
が野球観戦の応援に行きたいと言うから、3人くらいを僕の私設応援団員として帯同した。
そうしたら、若い女の子の前ですから、ちょっと良い所を見せたいと思うじゃないですか?判るでしょ?だんな。
僕は、サスガに、<おい、ピッチャーを変われ>と途中からマウンドに立って。
しかし、僕の下心はナインにみえみえで、「大丈夫なのか?」と心配の声があがって。
僕は、<大舟に乗ったつもりで。こう見えても、中学の頃は「小さな巨人」と呼ばれてたくらいだから>って、
ドカベンの里中を持ち出して。
実際、僕は中学の頃、草野球で、「小さな巨人」と呼ばれていた。
ま、正確には、友人に<そう呼べ!>と脅迫していたからで、皆は不要な争い事を避けたいから、自分の損失にならない
範囲では俺の言う通りにしていた。
他にも、「キャプテン」と呼ばせていた事がある。
これは、キャプテン・ハーロックとリリーズの「好きよキャプテン」をかけていた。
教師には、「川原、お前は一体、何のキャプテンなんだ?」とよく聞かれて、説明するのが面倒くさかった。
<何かに限定された範囲のものではなく、将来、トップに立つ資質のようなものを中学生の嗅覚が嗅ぎ分けるのでは?>
などと適当な事をフカしておいた。
話が脱線したが、僕はリリーフとしてマウンドに立った。
僕はドカベンの里中のように華麗なアンダースローから幾つかの変化球を投げ分けた。
しかし、練習は裏切らない、というか、ボールは正直だ。
1球として、ストライク・ゾーンに入らない。3者連続フォアボールで、あっと言う間に無死満塁。
風雲急を告げ、大ピンチだ。
400戦無敗で知られるヒクソン・グレーシーが最強の男であった1番の理由は、負けそうな相手とは戦わない、
というのがあって、前田や桜庭の挑戦からは逃げていた。
でも、これは案外、生きる知恵だ。
戦場で生き残るのは、必ずしも勇敢な兵士ではない、と言うのと同じだ。
僕は、ピンチに強い男と自認しているから、負けそうなピンチはヒクソン方式で分母から消そう。
そうすれば、勝率は下がらない。
これは良いアイデアだ。
そこで僕は、マウンドにサスガを呼び、<おい、ピッチャーを変われ>とリリーフを押し付けると、
「嫌ですよ、僕は!自分で蒔いた種なんですから、自分で責任をとって下さい。次から、クリーンナップですからね」
と言い放って、自分の守備位置に戻って行ってしまった。
あいつは、高校も大学もジュンコーも医局も俺の後輩のくせに、少しも俺を尊敬してないな。
平気でこういう冷たい態度をとる。
普通、男の上下関係って、上が「黒」って言ったら、「白」でも「黒」だろ。
なんて僕がブツブツ文句を言ってると、マウンドに駆け寄ってきて優しい言葉をかけてくれたのが、その時のキャッチャーで、
女房役とは良く言ったもので、キャッチャーマスクをとって、
「川原、切り替えて行こう!
野球では、ピンチはチャンスだ。
川原の得意のフォームは、スリークォータだったよな。あの投球を俺に見せてくれないか?」
と優しくなだめる人物こそが、そうです!中西先生だったのです。
そうして僕はマンガの真似をやめて、中西先生のおだてに乗って、このピンチを最小失点で切り抜けた。
それで、試合は次の回に中西先生が逆転タイムリーを打って、残りのイニングをサスガがピシャリと抑えて、我々の勝利。
試合後の打ち上げで、<今日のMVPは誰か?>、と僕が言い出して、
「逆転打を打った中西先生では」とか「ピッチャーとして、先発とリリーフの両方の役割をしたサスガでは」と意見が分かれた。
しかし、もっとも大勢を占めたのは「野球はチームプレー。皆で勝ち得た勝利だから、皆がMVP」というぬるま湯のような意見だった。
僕はそこでも譲らず、新日世代闘争の時の前田が空気を読まず「誰が一番強いか決めればいい」と言ったフレーズがいつも頭の隅にあったから、
<誰がMVPかをはっきり決めるべきだ>と主張して、座はシラケた。
その時、中西先生がこう言った。
「今日のMVPは川原だよ。こんなに試合を盛り上げてチームに一体感を抱かせたんがから」と。
その意見にその場にいる皆が救われて、「MVPは川原」、ということになった。
僕はその時、中西先生って何て優しくて、正しい意見の持ち主なんだろう、と感心した。
僕はおそらく、そんな風な発言もした。
すると中西先生は、わざとらしく頭をかいて、照れるポーズをして、それを見て皆が笑って。僕も笑った。
そんな事を思い出しながら、僕はサスガから送られて来た中西先生の写真を「ゆたかさん」に送った。
電話口で「ゆたかさん」は、何度も何度も礼を言った。
<いや~、僕はただサスガに送ってもらったのを渡しただけだし>って。
それでも、「ゆたかさん」は繰り返し繰り返し、礼を言った。
「ホント、川原サンキューな。今度、メシ、おごるから。ホントに!」って。
<良いって、良いって。もう律儀なんだから、「ゆたかさん」ったら>
でも、あんまり断るのも失礼かな。
この場合、模範的な後輩の態度としては、おごられるべきなのかな?
目上の人の顔を立てて。
だったら、しょうがない、ゴチになるかぁ。
何にしようかな?
寿司が良いかな。
座っただけで、何万円みたいな店で。
よし、寿司にしよう。
寿司なら、箸がなくても食べれるからね。
豚しゃぶ、なんかに連れて行かれたら、大変だ。
やけど、しちゃうよ。
BGM. かまやつひろし「我が良き友よ」


金曜日はフライで!

17/Ⅳ.(金)2015 はれ
人の噂も75日というが、最近は、スピード社会で、良くも悪くも、ニュースなんて2週間位で忘れちゃう。
だから、今日は忘れないうちに、最近、大岡山北口商店街で気になってることを書いておこうと思う。
お昼休みは、受付の中番&心理と基本的には一緒にご飯を食べに行くのですが、受付は、新人の山﨑さんがトレーニング中なので、
まだ2交替制で、中番がいません。
なので、お昼は、しばらくは心理と一緒に行っています。
金曜日の心理は、徳田さん。
時間の関係で、お蕎麦屋さんに行くことが多いのですが、日替わりメニューが「フライ盛り合わせ」だ。
ちょっとボリュームがあり過ぎるメニューなので普段は敬遠していたが、ふと、徳田さんと一緒の時はいつもだなと思った。
そして、僕はひらめいた。日替わりフライ=フライデー=金曜日、と。
そのアイデアを徳田さんに話したら、「お店の人が、そこまで考えてたらすごいですよ」と笑ってて。
僕は注文をとりに来たお店の人に、<いつも金曜はフライだけど、フライデーだから?>と聞くと、
お店の女性は大笑いして、「そんな訳ありませんよ。一応、店主に聞いてきます」と奥に戻った。
すると、その女店員はニコニコしてやってきて、「店主に聞いたら、そうですって。でも今まで誰も気付かなかったそうです」
と僕らに報告してくれた。
僕は自分のひらめきが当たったことより、店主のユーモアのセンスが報われた瞬間に立ち会えたことが嬉しかった。
それは徳田さんも同じだったようで、僕らは2人とも、日替わり定食=フライ盛り合わせ=金曜日はフライで~を注文した。
下が、それ。↓。

ずっと気になっていたその2は、商店街の入り口のコンビニに貼ってあるポスターだ。
それは大田区の災難に備えて準備を喚起するもので、そのキャラクターがカンガルーなのだが、名前が、「びちく」君。
僕はこれを毎朝、目にする訳だが、判っていても、頭で漢字に変換すると、「備蓄」ではなく「乳首」になってしまう。
それはきっと、カンガルーの属性のせいだと思う。
カンガルーは、赤ちゃんをお腹の袋に入れて、走るイメージがあるから、母性本能と緊急避難の相性の良さから選ばれたのだと勝手に思っているのだが、
赤ちゃん=おっぱい、との連想から、「びちく」が「乳首」に読み間違えてしまうのだと考察した。
赤ちゃんが「乳首」を吸うのは、「唇」だが、これも平仮名にすると「くちびる」で、「ちくび」の並び替えで、サブリミナルな後押しをする。
僕は毎朝そんなことを考えながら、商店街に入り、果物屋のおじさんと大声で、「おはよう!」と挨拶を交わしスイッチがONになる。
それが僕の日課。昔、「毎日、呑むウイスキーは?」ってなぞなぞがありましたね。答えは、「ニッカウヰスキー」。
下が、問題の「びちく」君。↓。

どうですか?、「ちくび」に見えて来ませんか?
「びちく」って早口で10回くらい言うと、「ちくび」にならないかな?
BGM. 渡辺真知子「唇よ、熱く君を語れ」


スポ根!

14/Ⅳ.(火)2015 小雨
今日こそは、「男達のホワイト・デー」を書こうと思っていたのですが、後輩のヤスオが参ってるみたいで。
急遽、予定を変更して、ヤスオを励ます記事にします。
義を見てせざるは勇無きなり、だ。
ヤスオの場合はもらい事故に近い気もするが、よく事情も知らないのに、勝手なことを書いて迷惑かけちゃいけないし。
今は我慢だよね。
ヤスオと僕の接点は野球だから、今日、<人生は野球と同じで、ピンチがチャンスだ!>とハガキに書いて投函した。
と言う訳で、今日のお題は、野球つながりで、スポ根にしてみました。
僕の子供の頃のヒーロー・マンガはこぞって、スポ根もので、だから僕のメンタリティーもこう見えてスポ根で出来ている。
カワクリのそこかしこに、スポ根が隠し味であります。
下が、テレビ側の待合室の「巨人の星」。↓。

ウォーター・サーバーの近くには、「あしたのジョー」。↓。

そして、ブルース・リー。あれ、ブルース・リーはスポ根じゃないか。↓。

僕が1番影響を受けたのは、「タイガーマスク」です。プロレス好きもそこからです。
小学校3~4年からの筋金入りです。
だから高校の体育の柔道にも、僕はプロレス技を持ち込み、弓矢固めや回転揺りイス固めやグランドコブラを炸裂させ、
体育の教師を唖然とさせました。
うちの学校の柔道は安全性を考慮して、結構縛りが多くて、絞め技や関節技は禁止だった。
僕のプロレス殺法は教師に言わせると、それに該当するらしかったが、僕は<これは寝技だ>と主張し、一部の技の了承をとった。
乱取りでは皆が背負い投げや大外刈りを掛け合ってる真ん中で、僕はツバメ返しの練習をしていた。
うちのクラスに、イノー君、という長身で体躯の良い子がいた。
授業の練習試合で、僕はイノー君と対戦になった。身長差20cmの無差別級の試合だ。
イノー君は、運動神経も良くて、柔道も強そうだった。
これはまともに行ったら負けるな。
そこで僕のとった作戦は、はじめの合図と同時に猛ダッシュで片足タックルに行き、相撲の小股すくいの要領で片足立ちにさせた。
だけど、イノー君はバランスが良くて、それでも倒れなかった。
ならばと僕はとった片足を思いっきり担ぎ上げ、軸足を蹴って、相手を背中から倒した。<やった!一本!>
しかし、判定は、「川原、反則負け!」。柔道では、軸足を攻撃するのは反則らしかった。
倒れた際、軽量級とは言え、僕の全体重が、イノー君の片足にかかって、イノー君は軸足を骨折した。
イノー君のお父さんも医者で、うちの父親はイノー君のお父さんに頭が上がらなかったらしい。
うちの父は短歌もやっていたが、それもイノー君のお父さんの導きだったから。
そう言えば、母の歌集にもイノー君のお父さんに世話になったと書いてあった。
しかし、僕はそんなことは、イノー君の骨を折るまで知らされてなかった。
両親が、「どうしよう、どうしよう」とあんなに困り果ててる姿をみたのは、あれが最初で最後だ。
両親は、イノー君の家まで、謝りに行った。僕は連れて行かれなかった。だって親同士の問題に子供が口を出すのもね。
しかし、イノー君はとっても良い奴で、「気にしなくていいよ」と松葉杖をつきながら、笑っていた。
イノー君は、治療の為、何日か学校を休んでいたので、僕はその間、普段とらないノートをとって貸してあげた。
「そうしろ」って親に言われたから。
サービスで、ノートの下にパラパラマンガも書いてつけておいた。
パラパラマンガのストーリーは、小股すくいから軸足蹴りで一本そして骨折の巻。
反省の色なし、だ。
でも、イノー君はそれをみて笑っていた。「よくこんなの思いつくね」って。人格者だな。
こいつは一本取られた。って、うまいこと、言ってるつもり。
ある雨の日。僕は友人と地下鉄の駅へ坂を下ろうとしてるところだった。
イノー君は、松葉杖で傘もさせないで、目白方面へのバス停に濡れながら歩いてるのが見えた。
僕はその姿を遠巻きに見てるだけで、体が動かなくって。
みかねた友人が「オイ、いいのかよ」と僕に声をかけて、それで僕は我に返って<あぁ>と答えて。
その瞬間、他の生徒が、イノー君に傘を差し出して入れてあげる光景がみえた。
僕は今でも、そのシーンを鮮明に思い出す。
だけど、その時の僕は、もうことは済んでいたので、<行こうぜ>と言って、友人と池袋へ出て遊んで帰った。
僕はサンシャイン60の中のソニプラで、アメリカ製のおもちゃの光線銃を買った。
それは、レバを引くと、けたたましい7色の音がして、未来っぽかった。
僕はそれを翌日、学校に持って行き、友人達に乱射した。(音しか出ませんから、念のため)
そうしたら誰かがチクったらしく担任の教師に怒られた。
そいつは前の週に僕がおもちゃの刀を持って行き、廊下でチャンバラをしてたら「川原、幼稚なことをするな!」と怒った奴で。
つまり、2週連続で、僕と担任はおもちゃの武器のことで怒ったり怒られたりしていたことになる。
イノー君とは、その後なんの接点もないが、確かどこかの医学部に行ったはずだ。
良い奴だったから、きっと、今頃、立派な医者になってるんだろうな。
何科になったのかな?
自分の体験を活かして、整形外科医になって、多くの骨折患者さんの治療をしてるのかな。
それとも親の後を継いでるのかな。
元気でやってるかな。
あれから何年、経ってるんだろう?
去年、石野真子がデビュー35周年って言ってたから、そのくらいかな。
今日みたいな雨の日は、古傷がうずくかな。
なんか全然、スポ根な記事じゃなかったですね。
すみません。
昨日、ネイル、ミルキーっぽくしたんだよ。見る?

じゃぁね、ヤスオ、頑張れ、俺がついてるぞ。
BGM. 忌野清志郎「空がまた暗くなる」


チェンジ!

8/Ⅳ.(水)2015 小雨
昨日、椅子が壊れた。
前々から左の肘掛が、ばか、になっていたけど。
兆しはあったけど、その破壊は派手で、いきなり一気にカバーが飛び散った。
開業時から使っているから、丸8年、一緒に頑張ってきてくれた縁の下の力持ちだ。
下が、カバーが飛び散って、バーが剥き出しになった椅子。↓。

まだ機能的には、使えるっちゃ使えるが、なんか椅子が壊れるって縁起悪いよな。
椅子って、「社長の椅子」とか「総理の椅子」とか、地位やポストのメタファーに使われるから。
川淵チェアマンなんて呼称もあるでしょ?サッカー、よく知らないけど。
四月のカワクリは新人が何人か入ったから、院長らしくどっしり座っていろ、というメッセージを、
椅子が自らの寿命とともに、自身を破壊することで伝えてくれたのかもしれない。
椅子には口がないからね。物ってこういうことするよね。中でも、時計がよくするかな。
そういう訳で、椅子よ、ありがとう。
悪いことがそうそう続いてたまるものか。
感謝して新しいものにチェンジしよう。
エネルギー療法の先生が教えてくれたが、最近は馬具メーカーの出している椅子用のマットが良いらしい。
良い姿勢を保ってくれるそうで、それだけでダイエット効果もあるそうだ。
高いけどドイツの馬具メーカーからは、椅子そのものも売り出されているそうだ。
それにしようかな。
それはともかくとして、今日のテーマはチェンジです。
カワクリのインテリア(ポスターや置物の配置など)は必ず、毎日、どこか変わっています。
全く同じ日は絶対ないです。
今日は天気も悪く、縁起も悪かったので、気分転換にいつもより多目に色々とチェンジしました。
受付の3人は、通常業務の合間に、ラミネート加工やポスターの張替えなどを忙しく命じられました。
受付の労を労って、今日の成果の一部を紹介しましょう。
まずは、診察室から。
皆さんの座る正面の本棚には、きゃりーちゃんのなりきりメガネの色違いを、段違いに並べてみました。↓。

隣の大きい本棚には、BABYMETALの各メンバーへのお誕生日おめでとうポップを。
プレゼントを渡しているドクロの顔の部分に自分の写真を入れられるようになっています。
証明写真の余りがどこかにあるはずだから、みつけたらはめ込もう。↓。

ソファ側は、「物語シリーズ」のフィギュア達です。
チラチラと見てる人が多いけど、写メ、撮ってもいいですよ。↓。

綾波マトリョーシカは、見やすくティッシュBOXの上に並べました。
今年の花粉症シーズンに、タリオンはゴジラを広告に起用しました。
花粉を吹き飛ばすイメージかしら?
逆サイドには、アスカ他の登場人物のマトリョーシカがあります。
診察机の脇のサイド・テーブルだから、良かったら見て下さい。↓。

診察室のパソコン側の壁には、一面にLPレコードが飾ってありますが、その間隙を千石撫子で埋めてみました。↓。

その横、診察室の入り口、あかりをつけるスイッチのそばに、BABYMETALの1月さいたまのリストバンドを。
その横には、まどマギの「さやか」が並べてあります。↓。

診察室の意外な盲点シリーズ。これは厳密には、今日、貼ったのではないですが、ついでなので紹介しますね。
天井にアインシュタインがアッカンベーしています。ドイツ語で、アインシュタイン、は、1つの石、という意味ですね。↓。

診察室の扉の内側は、忍野忍だらけですが、その1部を。今日の追加分。↓。

診察室を出て、お会計の際、受付カウンターの下に、大森靖子、のポスターを4枚揃えて並べてみました。
見所は、真ん中の2枚、「きゅるきゅる」の似たポスターを見比べてみて下さい。
大森靖子は、もうすぐ、中サン、のライブですね。↓。

新刊のマンガ達です。どれも、きわどいです。普通、クリニックに置くか?という内容です。ご用心。↓。

ファイヤー・シスターズのタペストリーも今日、飾りました。
僕は只のタペストリーだと思っていたのですが、これにはジャックが付いていて、何かに繋げると、喋るそうです。
受付の山崎さんがその機能を発見しました。皆さんは、受付の新人の名前を覚えてくれましたか?
山崎さんです。よろしくね。
ファイヤー・シスターズの上の絵は、丸尾末広。↓。

ファイヤー・シスターズをここに配置したおかげで、洗濯ばさみ型クリップが余ったので、それを有効利用すべく、
しずかちゃんコーナーに、POCKY、も加えてみました。喫煙所の前の壁です。↓。

最近の喫煙所は、曜日によっては、盛り上がっていますね。にぎやかな時は炎上してますね、喫煙所だけに。
皆さんが仲良くなるのはいいのですが、そのためのスペースを作ったのも僕ですが、
本当に最近は凝集性がアップしていて、トラブルにならないかが心配です。
基本的には、喫煙所だけの関係に、カワクリ内だけの関係にしておいて下さい。
まぁ、大人の皆様に、僕が言うのも、柄じゃないのですが、節度のある関係でいて下さい。
距離が近くなり過ぎて、トラブルになると僕が大変になるからです。
トラブル回避のため、メアドやラインの交換を禁止しました。
喫煙所の、ポスター達に、吹き出しを付けて、注意勧告させました。
この作業も受付が今日、しました。受付、大忙しでしたね。ご苦労様です。
まずは、ゆうこりん。この防災ポスターは、僕が開業する際に前に勤めていた病院の掲示板に貼ってあったものを、
医局の秘書さんにお願いして、くすねて来てもらった戦利品です。↓。

ウルトラセブンのアンヌ隊員からも。メッセージが。
ちなみに、横に見えるオードリー・ヘップバーンはキセルを吸ってるから、喫煙所にいます。
アビーロードの横断歩道を渡る、ポール・マッカートニーは裸足でタバコを持っています。同様に喫煙所だからね。
もうすぐ、ポールも来日しますね。僕は、F.とドームに行きます。
下が、アンヌ隊員。↓。

上戸彩のコメントは、きびしめです。↓。

それでも、女の言うことじゃ聞かない人もいるかもしれないから、健さんからも言って貰いました。↓。

ま、これだけ言っても、やろうと思えば、いくらでも内緒で出来る訳ですが。
僕の好きな格言に、
神は罪を憎むのではなく、罪のバレる愚かさを憎むのである。
というのが、あります。ですから、皆、うまくやって下さいね。
僕に余計な仕事を増やさないでくれれば、それで良いのですよ、はっきり言えばね。
さて、喫煙所ついでで、可憐Girls、のCDのジャケットも貼ってあるから注目して下さい。
これは喫煙所の中からでも、外からでも、見れます。つまり、両面って意味ですね。
この中に、今のBABYMETALのスー・メタルがいます。
当ててみて下さい。
わかるかな?
探してみて下さい。↓。

さぁ、次回こそ、「男達のホワイト・デー」を渾身を込めて書きます。可憐Girls、の絵柄の後に何ですが。
BGM. 可憐Girl’s「Over The Future」


RESET

3/Ⅳ.(金)2015 はれ
金曜のお昼に、心理の徳田さんと、お蕎麦屋さんに行き、最近、僕が考えていることを話して意見を聞きました。
1つは、たまに患者さんから聞かれるのですが、「診察とカウンセリングの違いは何ですか?」。
医者と臨床心理士の違い、とか、保険と自費、とか、時間とか構造の差、とか、そういう教科書的な答えは、なし、でね。
そもそも、カワクリのコンセプトは、狭い意味での病気以外の相談も受けます、で、
思春期相談や家族相談は、日常の悩みの相談をあくまで専門的な視点で対応します、というスタンスで、
そこには心理学や精神分析的な知識も用いられます。
つまり、それはジャイアント馬場が、U.W.F旋風が吹き荒れてシューティングという言葉がプロレス雑誌を席巻した最中でも、
「シューティングも含めてプロレスだ」と発言したのとちょっと似ています。
僕の診察を受けてから、カウンセリングに繋がった患者さんが、「診察とカウンセリングで話す内容を変えるべきか?」
と悩む気持ちはよく判ります。
僕が薬だけ出して、<話はカウンセリングでしてね>って言えば、患者さんは混乱しないんだろうけど。そうはしないから。
だけど、2つをどう使い分けたらいいのか、それを判りやすい言葉で納得いくように説明してあげるのが案外、難しいのです。
僕は、ここのところ、ずっとそんなことばかり考えていて、少し答えが見えかけてきたところです。
あと、もう一息。そこで徳田さんに質問して、その答えを聞いて、参考にしようと。
それに人に質問する時点で、相手に伝わるように話さないといけないから、自分の考えの整理にもなるし。
そんな昼休みでした。
この問いには、徳田さんもちょっと困ってました。でも、質問の意図は伝わっていました。
なので近いうち、ブログ「相談室だより」から「診察とカウンセリングの違い」を書いてもらうようにリクエストしました。
だけど彼女、曖昧な返事だったから、うやむやにする気かも。ま、気長に待ちましょう。
そうしたら僕も、同じタイトルで記事を書くつもりです。
医者と心理が別の立場から、「診察とカウンセリングの違い」をそれぞれ記事にして、それを皆さんに読み比べて貰って、
カワクリの臨床スタイルを判断して貰おうと云う企画です。
あとね、もう1つ、最近考えることがあって、それも徳田さんに聞いてみたけど、「私もわからない」みたいな暗礁に乗り上げて。
小難しくなるから、割愛しますが、それで昼休みは、タイム・オーバー。
本当は、さらにもう1つ、ネタがあったんだけど、それは時間がなかった。
全然話は変わりますが、(って言う場合、実は変わってないことが多いんだけどね、フィーリング的な部分においてね)、
近頃、僕がどんな髪色にしようと、ネイルを変えても、診察室の飾りの変化も、皆さんはほぼスルーですが、
それは「私はここに治療に来ている」という強い意志により、邪念に惑わされないように、話に集中されているのだと思っています。
或は、強すぎる刺激は、びっくりして反応するのは最初だけで、かえって、慣れっこになりやすい法則がある気もしています。
だから、今さら、僕が春に麦藁帽子をかぶっていようと短パンを穿いていようと、いきなりオーバーオールを着て来ようと、
皆さんにはありふれた診察室の風景に過ぎないみたいですね。
そんな風に思っていました。ところが、金曜の僕の服は、反応する人が多かったですね。
「そのスイッチ、押してもいいですか?」
みたいな事を言う人が多かった。
僕のこの日のTシャツは、白地に赤く四角いボタンが描かれていて、RESET、の文字と、
※このボタンを押すと元に戻ります。
と書かれていました。中野ブロードウェイで買いました。
元に戻る(す)、で思いつくのは、「まどマギ」と「涼宮ハルヒの消失」ですね。
ネタバレになるので、ここでは診察室のグッズを紹介。
「まどマギ」は劇場版を見た時のポップコーン・セットの箱で、「消失」のフィギュアです。↓。

あとは、「ひぐらしのなく頃に」もそうですね。これもネタバレになるので内容には触れないでおきますね。
下が、待合室のテレビ側の「ひぐらし」コーナーです。
それっぽい格言も、貼ってあるから好きな人は見てみて下さい。きっと楽しんでもらえるはずです。↓。

これだけ、アニメの主要なテーマにもなるのだから、RESET=やり直したい、という願望はきっと皆にあるんでしょうね。
人生はやり直しは利きますが結構、労力がいる作業だから、RESETボタンがあると簡単で良いんでしょうね。
南義孝の歌ではないけれど、人生はゲーム、みたいにね。
下が、皆さんをとりこにした、RESET、Tシャツ。↓。

さて、次回こそ、「男達のホワイト・デー」を書くぞ。
BGM. 南義孝「スローなブギにしてくれ(I want you)」


恋の噂

3/Ⅳ.(金)2015 はれ
昔の病院の同僚の女医さんと、お互い、経営者は大変だね、って気持ちを分け合っていたはずだった。
確か、最初はそんなメールのやりとりだった。
メールを何往復かしてるうちに、心理士の話になり、僕が開業をする時に前の病院から引き抜いた心理士は、
僕の新しい恋人、だという噂があった、という話を聞いた。
マジか?
知らなかった。
それに、新しい恋人、って、まるで古い恋人、の存在を暗に言ってるじゃん。
でもね、僕が引き抜いた心理士って、男なんだけど。
俺は、ホモか?
そう答えると彼女は、びっくりして、「川原先生と働くからには、絶対に女性だと決め付けてました」だって。
そして、「まぁ、川原先生には恋の噂は絶えませんでしたからね、フフフ」だって。
まぁ、今さらこんな正論を言っても始まらないが、人の噂など気にしててもしょうがない。
山本リンダの歌ではないけれど、噂を信じちゃいけないよ。
人の口には戸が立てられない。
あれ?このことわざ、意味、違っちゃうか?
だけど、僕のイメージってそんな風に思ってる人もいたんだ。
それも共有されていて。そんな空間がこの世にあっただなんて。
あ~、でも、ゲレンデで恋をするな、みたいな話かな。
スキー場から帰って、街で会ったらガッカリ、みたいな。
シチュエーションの魔法。
病院での医者って、白衣なんか着ちゃってるから、カッコ良く見えちゃったり。頼もしく見えちゃったり。
そういう類かな。
それなら、有るのかな?恋の噂。
それでも、今のカワクリのスタッフに言ったら、皆、ビックリするだろうな。
およそ、そんなイメージないと思うよ。おそらくね。
あっ、でも、そうか。
今は白衣を着てないから、シチュエーション・トリックが稼動しないのかも。
ま、稼動されても、困るのだが。
そんな僕も、一応、白衣は1枚、持っているのです。
何年か前の夏に冷房が効きすぎて、寒くなって、薄着で羽織る物がないから、白衣を着たことが1回だけあった。
そしたら、なじみの患者さんに、「どうしたんですか?コスプレですか?」って真顔で言われて、それっきり、着ていない。
BGM. 研ナオコ「うわさの男」


アニバーサリー・リアクション

2/Ⅳ.(木)2015 はれ
今回こそ、前々々回の記事『タグ』で予告した、「ゆたかさん」と中西先生の友情を軸にした特別企画「男達のホワイト・デー」
をお届け出来るつもりだったのですが、これが案外難儀で、本日も、挫折。
もう4月になっちゃったし、ホワイト・デーでもないし、もう誰も予告ブログなんて気にしてないだろうし。
ブログの検閲を頼んでる「顧問」も、「ブログは、センセーの発散に使って、ブログがストレスにならないように」
と事あるごとに言ってくれてるし。
この記事の右側に並ぶ「タグ」の項目の「川原達二の履歴書」というネーミングを考案してくれたのも、「顧問」です。
メールで、色々とやりとりをして、一晩寝かせて、3月19日にそのベールを脱いだのです。
その数日前、僕は何か落ち着かなくて、気忙しくって、何かをしないではいられなくて、夜中中、タグを付けてて。
「トモトモさん」などリアルタイムでタグが増えてくところを見ていたそうで。
「顧問」も異変に気付いて、「何をやってるんですか?!」と忠告をしてくれて。
その辺の顛末は、『タグ』に書いてあるから、興味があったら見て下さい。
それで何を言いたいかと言うと、その時期の僕は傍目から見てても、心配になるみたいで疲れてるみたいで。
憑かれてるみたいで?
心理の徳田さんが、「ストレス社会で闘う人のためのチョコ」をわざわざ買って来てくれたくらいです。
しかし、精神科医にそんなチョコをあげるなんて、按摩の肩を揉む、のにも似た行為ですね。
さすが、ストレス社会、みんなが紙一重だ、という徳田さんの臨床心理士としてのメッセージか。
徳田さんがくれたチョコは2種類あって、BABYMETALみたいに「黒」と「赤」の2バージョンあります。
これが、「黒」。疲れて机に突っ伏した吉田拓郎と一緒に撮ってみました。↓。

そして、これが「赤」。山口百恵のLPを背景に撮影しました。百恵ちゃん、これでハタチですよ。
うひょー、セクシー、…って言うより、老けてないか?。今のきゃりーちゃんで22だよ。↓。

ストレスと言えば、前回のブログを読んで、元・同僚がメールをくれました。
彼女も自身で医院を開業されていて、「人を雇うって大変よね、もう頭に来ちゃうことばっかり」みたいな内容でした。
まぁ、本当はそこまで露骨な言い回しではなかったのですが、そんなニュアンスも何割かあったってことです。
いわゆる「開業医アルアル」でした。
しかし、疲れるけど、新しい人が入って来てくれるのは、刺激になるから良い面もありますね。
昨日、紹介した山崎さんや心理の高橋さんや原さん。
あしたの風、って感じです。
あしたの風、と言えば、それは僕の母の第一歌集のタイトルです。
母の、第二歌集は遺歌集になりました。
あとがきは僕が書きました。
それは、母の一周忌に合わせて出版しました。
平成19年の3月19日の出版です。
ちなみにカワクリの開業は、平成19年1月だから、僕は開業準備と平行して、本を編む作業をしてたことになります。
そうなのです!
僕がやたらと「タグ」を付けまくってたのが母の命日の前日で、「川原達二の履歴書」のタグを発表したのが命日でした。
これは別に考えてそうやったのではなくて、たまたま、偶然、重なったのです。
そうは言っても、僕らは職業柄、偶然なんてあまり信用しなかったりもします。
たとえば、アニバーサリー・リアクションは、頭で考えるのではなく、その季節になると自然に体が思い出すことを指します。
つまり、思ってなくても、木々のざわめきや、空の高さや空気感、雑踏の季節感が、時空を超えて心をタイム・スリップさせるのです。
日本語では記念日反応と訳しますが、命日反応と言う場合もあります。
命日に限ったワケではないのに、命日反応と言う訳が存在するのが、日本人の死生観のようなものを表しているような気がしてこっちの方がしっくり来ませんか?
僕は、母が死んでから、墓がある寺の坊主と喧嘩して、墓参りには全然行きません。
行ってられっかよ!
大体、あんな神奈川の田舎の北の寂れた墓に、母や父がいるとは思いません。
生前に何のゆかりもない寺ですからね。
神仏は人間が信仰するから、はじめて存在しうる、という考え方も一般的にありますね。
なので僕が墓参りに行かなければ、父母の魂はあんな薄暗い墓に葬られていられないという計算式も成り立ちます。
そう考えると、僕が信仰しないおかげで父母の魂は開放されていて、案外、俺、親孝行じゃん。
なので僕は墓参りをしません。
父母の命日や誕生日には、心の中で話しかけるようにしています。
でも、タグの「川原達二の履歴書」の公開日が3月19日だったのは、意図的ではないです。
かと言って、無意識の仕業だけでもないのです。
なぜなら、それは「顧問」との共同作業だし、「顧問」は母の命日のことを知らないはずだから、たまたまです。
だけど、こうも考えます。
逆に母が、自分の命日を忘れないでね、と働きかけ、それに霊的なポジションで僕が呼応して、3月19日になったのだと。
偶然ではなくてね。
ちょっとオカルトチックな発想かな。
墓参りとか行かないくせに、信心深いのか罰当たりなのか、紙一重ですね。
BGM. BABYMETAL「ギミチョコ」


もっと光りを

1/Ⅳ.(水)2015 小雨
本来なら、前々回の記事『タグ』で予告した、「ゆたかさん」と中西先生の友情を軸にした特別企画「男達のホワイト・デー」を
お届けする予定だったのですが、いざ書き出してみたら思いの他、大変で。取り敢えず、挫折。
もう4月になっちゃったし、ホワイト・デーでもないだろう、とのことで、新年度っぽい記事に変更します。
カワクリに新加入した秘密兵器の紹介です。
秘密兵器その1.
今日の昼過ぎから、来られた方にはもうお馴染みでしょうが、受付の新メンバー、待望の3人目、山﨑さんです。
今週は、小森さんと一緒に遅番の担当です。皆さん、どうぞよろしく。
秘密兵器その2.
ちょっと昔のディスコチックな香りさえ漂わせるのは、七色に光りが変化するライトです。
これは、待合室のテレビ・モニターの方にあります。↓。

最近のカワクリのブームは、光り物です。
先輩順に紹介して行きましょう。
受付に皆さんから向かって右には、でんでん虫、のライトがいます。↓。

受付の逆サイドには、花柄のライト。
この辺り、少しだけフラワー・ムーブメントっぽくしてあります。↓。

診察室のソファの側に、皆さんから見て、右手のスモーク君の上に、みみづくのライトがいます。
ふくろう、と、みみづく、の違いは、みみ、みたいのがあるかどうかです。↓。

受付に戻って、会計のトレイのそばにマリア様が光っています。
よく見ると、蛇を踏んづけています。蛇は、悪者なんでしょうかね?異端の象徴だからですかね?。↓。

受付カウンターには、寝釈迦のポーズ・コーナーがあります。
前にも書きましたが、僕がこのポーズが好きな理由は、
「悟り」や「反抗」や「満足」や「怠惰」や「挑発」や「お色気」を同時に発信する記号だからです。
その寝釈迦コーナーに、にくまれそうなNEWフェース、光るイエス様、が参入し、すわ宗教戦争勃発か。
でも、最近は「聖☆おにいさん」のおかげで仲良しだから、大丈夫ですね。↓。

そして、またまた診察室に戻って、皆さんの正面の本棚に光り輝くのは、マリア様です。↓。

「もっと光りを」を今年度のカワクリのモットーにしたいと思っています。もっと光りを、だけに、モットーね。
そう言えば、僕が昔、公立病院に勤務した時、院内報で新入職員が紹介されました。
僕の同期の医師や看護士や事務の人など40人くらいが、アンケートの答えと共に顔写真つきで載りました。
アンケートの項目は、血液型・出身地・好きな食べ物…などで、他に・あなたのモットー、というのがありました。
僕は、<モットー?何じゃそりゃ。死語じゃん>とか思って、ふざけて、<いや~ん、モットー♡>と答えました。
まぁ、普通に却下されて、提出し直しだと思って書きました。
ちなみに他の人は、「笑顔」とか「日々新たに」とか「向上心」とか「食う、寝る、遊ぶ」などが代表的な回答でした。
そんな中での、「あなたのモットーは?」<いや~ん、モットー♡>です。
大学病院や民間の病院の時なら、100%怒られて書き直しです。
十中八九N・Gです。
ところが、公立病院はすごいですよ。
そのまま、院内報に載って病院中に配布されました。
検閲なし、かよっ!
僕は、公務員ってすごいなぁ、と感心しました。
懐が深い、というか、目が節穴、というか。
誰ですか?そんなことを思っている人は?怒られますよ。
そんなことはどうでもいいことで、山﨑さんの新加入で、僕の転職時のお恥ずかしいエピソードを思い出したという訳で。
それでは皆さん、新スタッフの山﨑さんをよろしくお願い致します。
それから山﨑さんは、とても照れ屋なので、あまり個人情報を聞かないであげて下さい。
年令とか、前職とか、どこに住んでるか、とか。もし聞きたくても、そこはグッとこらえて下さい。
まぁ、性別くらいなら、聞いても良いです。
と言う訳で、今回のお題「もっと光りを」でした。
これは、ゲーテの最後の言葉として有名ですが、カワクリは今回、紹介した新人の山﨑さんやライトたちと力を合わせ、
絶望的な世の中を、照れ屋ながら、明るく照らして行きたいと思っています。
BGM. ハニカムズ「ハヴ・アイ・ザ・ライト」