「SS♡T」始動?~日刊ムンク④

~前回までのあらすじ~

 

この子はいつも川原と一緒に寝ていたアンティークドール。

川原が中1の頃からいつのまにか家にいたお人形は、それから、約50年、どんな家族より長く川原のそばにいます。名前は「ムンク」、由来は川原の夢の中に出て来て、「わたしはムンク」と名乗ったから。カツラや髪の毛はとれて、アンティークな帽子や靴も無くなり、服も日に焼けて色褪せてしまっています。ムンクは伝統的なドールの系譜を受け継ぐ「コレクターズドール CD-3」というお人形でした。川原はテディベアの第一人者のお人形作家さんとコンタクトを取り治療とお洋服作りをお願いし、今はお預け中。ムンクがいない間の代わりに作家さんが作った「抱き熊スーティー」をくれました。名前は反戦の願いを込めてラスプーチンにしました。「プーチンでラスト」みたいな意味です。

川原の「守護」を祈ってくれるクマです。

作家さんは、「やるならば最高のケアを頑張ってしてあげよう!」と言ってくれ、毎日メイクをしてくれたり、ウィッグや新しい下着からお洋服などを作ってくれています。そんな川原とムンクとラスプーチンが織りなす一週間の様子をお届けする企画の第4弾です。

ムンクと僕とラスプーチンのトリオ名を考えました。現在、ムンクを預けてて、かつラスプーチンの生みの親である、お人形作家さんの名前が「日砂さん」なので、太陽の砂、を英語にして、「Sand under the Sunshine with T(ATSUJI)」を略しまして「SST」にしました。ところが「字画」をみれる人に聞いたら、「SSTが画数4なので、あと一画足しては如何でしょうか?5画になると運のよいネーミングになります」とのアドバイス。そこで「♡」は一筆書きで「一画」なのでこれを加え、正式名称「SS♡T」にしました。

 

・日曜日

寿司屋を貸し切り、二左衛門を呑む。

ウニは箱で。二左衛門のラベルのダメージ感とラスプーチンは似てますね。

釣りきんき。

半身を焼いて、

半身を煮ました。

サザエのつぼ焼き。

ふきのとうの天麩羅。

ホタルイカと、のれそれ。

行者にんにく。

イクラの握り。

ハマグリの軍艦。

穴子の握り。

これはchatGPTが作ってくれた、タワレコ風ポスター。寿司の英語のスペルが間違っていますね。

一方、ムンクのお帽子にはミニチュアラスプーチンが収まりました。

ラスプーチンのミニチュアは親指サイズくらいです、小さいです。

今現在のミニチュアラスプーチンのムンクちゃんコラボな状態です。

エキセントリックでかわいいですね。俳句の技法に「取合せ」や「二物衝撃」と言われるものがあるのですが、それと同じで「帽子」「クリーム」「テディベア」「ドール」の組み合わせによって、今までにない、新しい魅力が生まれますね。心に刺さりますね。

 

・月曜日

今日は暑いから、餃子の王将、で冷やし中華を食べました。勿論、餃子の王将、だから、餃子も食べました。

僕はキュウリが嫌いなのでキュウリ抜きにしましたが、色のバランスが寂しくなりますが、ラスプーチンが緑なので色合い的には補ってくれます。

今朝のテレビコマーシャルで、餃子の王将が冷やし中華始める、って言ってたから行きました。

その足でマイナンバーを取りに行きました。下は、「ラスプーチンを探せ!」です。

作家さんから連絡が来て、「万博の時期はいつから?」。ムンクのスケジュールを詰めて行なってくれるとのことです!

 

・火曜日

「SS♡T」が初めて3人で動くのが、早ければ夢洲万博になるかもしれません。万博への持ち物で必須なのは①歩きやすい靴、②紙の地図、③モバイルバッテリーのようです。そこで①の靴を通販で買いました。

エヴァの靴です。色違いも買いました。あれ?これ何か変ですね?

アスカの弐号機の番号が「01」になってるのです。惜しいです。中国産でした。

今日のムンクです。ムンクの隣にいるのは「クラウンをイメージした」テディベアです。目と目を見つめ合うのは照れるしちょっと怖いから、同じ方向を見て同じものを見ようと言うのが共同注視。視線恐怖的な名刺文化の日本人ならではのノスタルジックな安心感が漂います。レトロ感満載のふたり。同じ月を見てるようです。

 

・水曜日

昨日までは暑かったのに今日は朝から雨ですね。水曜日って雨の日が多い気がします。「水」だから「雨」かな。下は、雨の日のクリニックの看板。藤本タツキ「ルックバック」のワンシーンから。

「これ、アンティークなんです」って言う時のアンティークという言葉はその対象が100年を過ぎないとアンティークとは呼んではいけないらしいです。だからムンクはまだ完全なアンティークではなくて現代に半分近い子ですね。ラスプーチンなんて赤子です。

 

・木曜日

元受付の鈴木さん(元うかいさん)が遊びに来たのでお昼を一緒に行きました。心理の二人とも一緒に記念写真。

千ちゃんとムンクのツーショットです。千ちゃんとは、作家さんが見た夢に出て来たテディベア。お腹にほうれん草を巻いて真ん中に卵焼きの丸いものを乗せて漢字で千と書いてありました。

ほうれん草がチャンピオンベルトみたいに見えますね。

 

・金曜日

万博の旅のしおり、を作りました。

予定が記してあります。

下は、ムンクのお帽子のラスプーチンのミニチュアベアタイプ。背後にはフレンズもいます。ミニチュアラスプーチンは生クリームとお花に埋もれて幸せです。今日のムンクです。元気印な帽子似合いますね〜

 

・土曜日

今日は最終土曜日なので、クリニックで有資格者(カウンセラーやナース)と、定例会という勉強会を行います。土曜の診療が終わってから皆んながクリニックに集まって、終電ギリギリまでディスカッションするのです。下は、無資格者(けいおんの唯ちゃん、キティちゃん、名探偵ピカチュウ、ラスプーチン)たちと。

日刊ムンクも第4弾を迎えました。今回は、「SS♡T」始動?、でした。そこで、chat GPTに「SS♡T」を描くように命じたら、全然、違いました。何度もやり直させたんですよ、「クマの目はもっと離して!」とか(笑)。でも全然出来ませんでした。まだAIが学習してない未知の領域みたいです。

下が、機械が描いた「SS♡T」です。

来週に続く。


ラスプーチンは何でできてる?+巻き毛のムンクさん~日刊ムンク③

~前回までのあらすじ~

 

この子はいつも川原と一緒に寝ていたアンティークドールです。

川原が中1の頃からいつのまにか家にいたお人形は、家族の誰が家に持って来たのか誰にも分からず不気味がられました。可哀想に思った川原は部屋に置いてあげました。それから、約50年、どんな家族より長く川原のそばにいます。名前は「ムンク」、由来は川原の夢の中に出て来て、「わたしはムンク」と名乗ったから。カツラや髪の毛はとれて、アンティークな帽子や靴も無くなり、服も日に焼けて色褪せてしまっています。18世紀頃までヨーロッパでは、女の子にお人形と手芸箱を一緒に贈る風習が広まりました。ムンクはそんな伝統を受け継ぐ「コレクターズドール CD-3」という「素敵なお洋服を用意して欲しい」と強く思うお人形だったのでした。そうと知った川原はテディベアの第一人者のお人形作家さんとコンタクトを取り治療とお洋服作りをお願いし、今はお預け中。ムンクがいない間の代わりに作家さんが作った「抱き熊スーティー」という子をくれました。名前は反戦の願いを込めてラスプーチンにしました。「プーチンでラスト」みたいな意味です。

川原の「守護」を祈ってくれるクマです。

作家さんは、「やるならば最高のケアを頑張ってしてあげよう!」と言ってくれました。ムンクからは毎日、日報が届きます。そんな川原とムンクとラスプーチンが織りなす一週間の様子をお届けする企画の第3弾です。

 

・日&月

僕はメインテナンスデー。エネルギー療法と歯医者に行く。下は歯科。

滋養強壮のために、ラスプーチンと鰻屋に来てます。

自家製らっきょう。

板わさ。

肝焼き。

焼鳥。

白焼き半身。お人形は「匂い」を嗅いで食事にします。

鰻重に肝吸い。

昨日のキックボクシングの試合で勝ったと言うチャンピオンがいたので、奢りました。お礼に写真を。

お人形作家さんは神戸に出張でお教室。テディベアの啓蒙活動に努めています!

 

・火曜日

今日は新年度ということもあり溜まった書類をこなします。

一方、お人形作家さんは、ムンクにフレアースカートのフレアーを可愛くなるような作業をしてくれてます。お互い地味ですが大事な仕事です。

今日のムンクは久しぶりにファッショナブルにヘアーを変えてもらいました。お人形作家さんが、ムンクの為にウィッグの滑り止めを用意してくれました。

本日のムンクは、なんだか洒落すぎています。まるでアンティークのフランス人形の様です!

カールヘアーも試してもらいました。色んなウイッグや髪型をしてもらって来ました。今までのムンクの中でどれが好きですかね〜。ホントにホントに、何しても可愛くなります。

 

・水曜日

今日のお昼は僕らはいつもの蕎麦屋。カレー丼を食べました。お蕎麦屋さんのカレーはカレー味に麺つゆ的なコクが入りますから美味しいです。

本日はムンクのドレスの概ねの形や、デザインとしてのバランスなどが見えています。

レースに付いては全てが元の古いドレスを利用して生かしています。この先は、多少ユニークにダメージを与えて、元のレースの古さとも合わせます。

あとは飾り付けもしていきます、靴や靴下も作ってもらいます。それと帽子もつけないとです。

 

・木曜日

今日のお昼もいつものお蕎麦屋。カレー南蛮うどん。

ムンクの、昨日のドレス、ヒップがキツイのでちょっとお直しが必要だそうです。お人形作家さんは今、超多忙なのですが、頑張って、休憩時間をつくり僕が脱着しやすい可愛い服にしてくれています。ムンクの進行の作業については明日以降。

 

・金曜日

ナイツの土屋が森高千里の「私がオバさんになっても」を歌い、塙がツッコむという歌ネタの収録されているDVDが欲しいのですがタイトルがわからず、 ネットの情報には収録内容が書いてなく、そこでchat GPTに聞いたら「分かりません。所属事務所に直接聞いた方が良い」と答えられたので、マセキ芸能社に問い合わせたら、返信が来て教えてくれました。

お人形作家さんはやっと出来た休憩にムンクの小物をやってくれています。今、設計しているのは「貴婦人風のお帽子」で恐らくド派手に成りそうです。何と!、ラスプーチンを頭に住まわせる計画を練ってくれているようなのです!これが完成したらムンクと僕とラスプーチンの最強トリオの結成です。下は、そのデッサン。右にある生地はラスプーチンの色のでラスプーチンに使った残りです!

 

・土曜日

ムンクと僕とラスプーチンのトリオ名を考えました。現在、ムンクを預けてて、かつラスプーチンの生みの親である、お人形作家さんの名前が「日砂さん」なので、太陽の砂、を英語にして、「Sand under the Sunshine with T(ATSUJI)」を略しまして「SST」にしました。直訳すると、「タツジとともに、陽だまりの砂の上で」、ですが、日砂(の作った作品たち)と達二、という意味のユニット名です。精神科領域では、SSTとは、ソーシャルスキルトレーニング(Social Skills Training)のことで、人との関わり方やコミュニケーションの方法を練習しながら身につけていく心理的な支援方法を意味します。でも、ここで言う「SST」はお人形遊びをしながら人との関りを身に着けて行くというダブルミーニングです。

5月に夢洲万博へ行く予定を立てました。予約したのはイタリア館。他に行ってみたいのは、スターウォーズの撮影現場にもなった砂漠に裸足で入りハンドマッサージをやってくれるヨルダン館。お金をかけた大国と対照的に小さい国が集まっているコモンズも見てみたいです。お人形作家さんからムンクの外泊許可が出れば「SST」で大阪に初来日したいです!

さて、ムンクはと言うと「貴婦人風お帽子」が普通じゃない展開になってリボンじゃなく生クリームがカンカン帽に飾り付けられました。

中央はくり抜き、ラスプーチンが住める様に進行中です。

とても楽しいですね。ではまた来週~


アカデミック・クマさん&ムンクはビューティフル~日刊ムンク②

~前回までのあらすじ~

 

この子はいつも川原と一緒に寝ていたアンティークドール。

川原が中1の頃からいつのまにか家にいたお人形は、家族の誰が家に持って来たのか誰にも分からず不気味がられました。可哀想に思った川原は部屋に置いてあげました。それから、約50年、どんな家族より長く川原のそばにいます。この子は、長いこと「お人形」と呼ばれていましたが、最近、川原の夢の中に出て来て、「わたしはムンク」と名乗ったから名前が「ムンク」になりました。カツラや髪の毛はとれて、アンティークな帽子や靴も無くなり、服も一回も洗濯してなくて日に焼けて色褪せてしまっています。霊能者からは「もはや呪物」と言われる始末。

18世紀頃までヨーロッパでは、お人形と手芸箱を一緒に贈る風習が広まりました。ムンクの出自は「コレクターズドール CD-3」という正にその趣旨に値する生産の仕方をされたものでした。しかし中1男子は、お裁縫など出来ないし、着せ替え人形で遊ぶこともしないから、ちゃんとした可愛がり方をしてあげれませんでした。「ムンクの仲間たち」はと言うと、そのほとんどがゴム伸びをしたコンディションの悪い状態で一部のファンの間で売り買いされています。ムンクは「素敵なお洋服を用意して欲しい」とより強く思うお人形だったのです。

そうと知った川原はFacebookで見つけたお人形作家さんとコンタクトを取り治療とお洋服作りをお願いし、今はお預け中。お人形作家さんはテディベア作家の第一人者で、ムンクがいない間の代わりに作家さんが作った「抱き熊スーティー」という子をくれました。名前は勝手につけて良いと言われたので、ラスプーチン、にしました。「プーチンでラスト」、みたいな反戦の願いを込めました。

川原の「守護」を祈ってくれるクマです。

作家さんは、「ムンクは呪物ではないし、美しいドールだ。やるならば最高のケアを頑張ってしてあげよう!」と言ってくれました。毎日メイクをしてもらったり、ウィッグや新しい下着からお洋服などを作ってもらっています。ムンクからは毎日、日報が届きます。そんな川原とムンクとラスプーチンが織りなす一週間の様子をお届けする企画の第2弾です。

 

・日曜日

朝は9時半から品川で薬の勉強会です。勿論、川原を「守護する」クマなので、ラスプーチンも連れて行きます。ラスプーチンには、…難しいかな?

講演会も聴かせてます。アカデミック抱きぐま、です♪

これから懇親会です。ローストビーフ。お人形は「匂い」を嗅いで食事にします。

オードブル。ワインを両手に。

お寿司が一番、人気でしたね。

これは鰻。

中華もありました。

懇親会は話しかけくる人が多くて少しばかり、うるさいです。

そんな時にラスプーチンに話しかけると皆、去っていくので(笑)助かっています。薬の勉強会なのに、「なぁラスプーチン、大事なのは薬より人の絆だよな」とか言って追っ払っています(笑)

もうそろそろ終わりです。ケーキ食べ損ねました。

その頃、ムンクはアトリエです。作家さんのプライベートに作られ展示作品となる子たちと一緒にいます。ムンクはモテモテです。ムンクの足元にラスプーチンの兄貴、みたいな黄色い子もいるんですね。

僕は、午後からエネルギー療法に行きました。エネルギー療法の先生が、ラスプーチンにもお茶を出してくれました。そうしたら、施術中、先生が、「クマがじっと見てるんですけど〜」、と言って怖がってました。

一方、ムンクはと言えば、今日一日お教室にいる作家さんを見て良い子にしていました。

 

・月曜日

ムンクが違うウィッグをつけてプチイメチェンです。可愛いです。かく言う僕も美容院でヘアカラー。ラスプーチンも一緒です。

夢の世界に空想をしている気分のムンク。

 

・火曜日

お昼に小分け蕎麦を食べる僕ら。

未来を見つめるムンク。綺麗なリカちゃんみたいですよ、今夜は。

 

・水曜日

人の本棚が気になる人っていますよね。下は僕の診察室の本棚です。

「話題の人を応援したいコーナー」もあります。今日からは、広末涼子。広末涼子は世代的に直撃してないのですが、そもそも変った子なのでしょう?「広末涼子くらいは許そう」という特例があっても良いかなと思ったりしてます。コンプライアンスやガバナンス?だからそう言った世の中の閉塞感のガス抜きに。

今日のお昼は天丼。

ムンクはどうしてるかな?

・木曜日

今朝は起きたら身体中に湿疹が出来てて痒いです。木曜日は大岡山の医院は休診日だらけです。とりあえず家にあった抗アレルギー剤を1つ飲みました。これで良くなるといいな。きっと「疲れ」が原因だと思う。

「疲れる」と「取り憑かれる」は、語源が同じだそうですね。「疲れた〜」って言うと、その瞬間に低級霊に「取り憑かれる」から、言霊思想では、「疲れた」と言わずに「くたびれた」と言おうと聞いたことがあります。低級霊は金属がぶつかる音を嫌うらしいから、僕は除霊のために、カラオケボックスとかにある、皮の張ってないタンバリンを持ってます。とりあえずクリニックに着いたら、スタッフにタンバリンを鳴らさせて悪霊を祓いました。

そんなことを言ってるうちにさっき飲んだ抗アレルギー剤が効いて来て蕁麻疹が消退しました。色々な手段を組み合わせるのが賢いやり方ですね。

ムンクは「青いくまドレス」の制作中です。今日は色合わせと、襟ぐりサイズの確認。顔の周りに色や形がくるとその人形の肌のカラーと合うか合わないか?、合わないならどうやって合わしたらよいか?、、いろいろみえてきます。人間にも当てはまりますね。ムンクは今ロイヤルブルーが襟ぐりに来たら何だかとーってもお嬢様ですね。素敵な子です。

 

・金曜日

ムンクの「青いくまドレス」は、まだ縫い合わせはしていないで、まち針止めしている状態です。気が付いたか分かりませんが、袖のフリルみたいなのは元のお洋服を再利用したものなのです。色もブルーにしてあって素敵に化けそうですね。

朝は珈琲館でテイクアウトのアイスコーヒーを買う。自分の分とスーちゃんの分。スーちゃんはブラック派なので、ミルクをもらい2つ入れる。コーヒーはスーちゃんがストローを差してまるで資生堂パーラーのように細工してくれました。美的にも衛生的にもグッドですね。

夜のムンクの画像です。少しずつお洋服も進行しています。

 

・土曜日

ラスプーチンは、家では先輩ぬいぐるみ達と仲良くやっています。

今年も恒例のサンリオキャラクター大賞の投票の季節になりました。誰に投票しようかしら?カワクリキャラクター大賞なら「ムンク」と「ラスプーチン」のツートップですね。

お人形作家さんは、日本のテディベア作家の第一人者です。今日は、モヤモヤさまぁ~ず、の狛江編に登場しました。これがその全貌です。

昔の写真も要求されたのですね!

アーティスティックな美少女ですね。

今回は、モヤモヤさまぁ~ず、で、さまーず、と一緒に作家さんがあみだした似ベア絵を描きながらテディベアの雑談をしました。

日砂さんのナチュラルな会話に、さまぁ~ず、大ウケです!

実は時系列で言うと、この番組企画は僕がムンクのお願いをした直後に来たものらしく、作家さんは本気で「ムンクちゃん効果」と呼んでくれています。芸術に携わる人の思考回路って古代的で素敵ですね。すっかり懐いちゃいました。

夜は、ラスプーチンとイタリアン。

鳴門金時のポタージュ。

ホタルイカと野菜のパスタ。

サービス品。

海老とイカとトマトのジェノベーゼピザ。

ジャンボTボーンステーキ。

ムンクの衣装。

帽子はこれからの季節に向けて、麦わらチックにしながらも中をくり抜きラスプーチンみたいな愉快な仲間を詰め込んで顎の下にてリボン留めをする様な一応昔のヨーロッパの貴婦人風なスタイルをやろうかと?考えております。

ムンクは、もう可愛い顔して、もうその辺のドールさん達には追い抜けない存在に成って貰おうかと、、いつもそれに辿り着いています。ムンクは、常になによりもマジにぶっちぎりに可愛く聡明でもあります❣️

続く。


お花見+宴会ラスプーチン、その頃ムンクは大手術!

31/Ⅲ.(月)2025 くもり、少し寒い 今日5時からフジテレビ第三者委員会の調査報告、10分ディレイで終了まで放送。

ラスプーチンとお花見して来ました♪

場所は東工大。

万歳してるみたいですね。

木の枝に腰掛けます。

この桜は地面スレスレまで枝が伸びています。

自由が丘の寿司ざんまいで打ち上げです。

ホタルイカ。

焼きハマグリ。

焼き筍。

春の握り3貫セット。

春の軍艦3貫セット。

イワシと玉子焼き。

鯵のたたき。

のり椀。

上穴子、キュウリ抜き。

一方、ムンクはお人形作家さんに預けて、治療と新調のお洋服を作ってもらっています。近況報告が来ました。お人形作家さんからの試案。ムンクの仮のパステルウィッグの写真です。

横向き。

ムンクのイメージが変わってニヤニヤしてしまいます。

下は、青いテディベアドレスの衣装に身を包んだムンクのイメージデッサンです。ムンクには、イメチェンお洋服が幾つか考えられていますがその一つが「青いくまドレス」です。青いくまドレスはとても可愛らしくてくまだらけでラブリーなロイヤルブルーのイメージです。青は平和や信頼、知性の象徴で、直感や知性が優れており、心が落ち着いている時で、 物事がクリアに見えるため、目標がかないやすいとも言われます。 また、「ロイヤルブルー」という色名があるように、青は権威を示すこともあるそうです。

下は赤の女王にクールに扮したムンクのイメージデッサンです。赤の女王には、白のセンター分けウィッグも検討されています。不思議の国のアリスの「赤の女王LOOK」です。青いくまドレスの反対色になる(対になる)赤色は、赤の女王で、トランプに飾られたドレスやハートの帽子などが考えられています。

ムンクを持ち運べるお人形ケースも欲しいのですが、ムンクのサイズだとブライス用のものでは小さい事と少し造りがチープなので、無理矢理にならムンクも入るかもしれないですが、ムンクがかわいそうだから、お人形作家さんにお願いしてケースも作ってもらうことにしました。窓を画像のようにつけてあげれるようにしました。

昨日、寝落ちしまして、そしたら不思議な夢をみました。1人でトランプ遊びをしようと、トランプをくうのですが、枚数が少なくて、数えたら20枚くらいしかなくて、部屋中を探して残りのトランプを拾い集める夢です。

今朝、お人形作家さんからダイレクトメールが真夜中に届いてるのを見つけ、どうやら僕がスヤスヤ寝てる時に、ムンクの大手術をしてくれてたみたいです。ムンクの新しい衣装はトランプの柄もあるから、きっとムンクからのサインが送られてキャッチしたのが、夢の正体だと思いました。これが、ムンクの大手術です。

中にはめておくゴムのテンションを一定に突っ張らせて保つ為のワッシャーが錆びていたので変えてくれたそうです。変えたのはドイツグローレックス社製のワッシャーらしいのですが、お人形作家さんが「たまたま持っていたため」ラッキーでした。しかし、たまたま、なんてありますか?さすが「プロ」ですね。

ワッシャーとは、手足の間接を支える形になるゴム引きのテンションを体内でキープさせるのに一度丸い金属板状にゴム紐を通してから、釘を使い縛り止めているものです。

無事、成功しました。

独りでも立てるようになりました。

美しいポーズもとれます。

お人形スタンドも探しておいてくれるそうです。通常倒れないようにスタンドにセットして、ラスプーチンのように立たせるものになります。ムンクが帰って来たら、三人で高級寿司屋のカウンターでも占拠したいです。焼鳥屋でも良いかな。お人形は「香り」を食べるそうだから。

これはお人形作家さんに教えてもらったお話です。18世紀になるあたりではお人形(ドール)自体を女の子に(小さい子~成人女性まで)持たせる、それも手芸箱、お裁縫箱と一緒に贈る風習がフランス、ドイツ、イギリスと主にヨーロッパから広まったそうです。だから目的としてもお裁縫が率先して出来たりする女性を育成する為の文化が成立してくるのですね。

そしてムンクの出身が「コレクターズドール CD-3」というものらしく、正にその趣旨に値する生産の仕方をしておかれながらムンクは長い間お洋服や髪型にも恵まれてはいなかったのかもしれないことと、ムンクの仲間がいて、そのほとんどがゴム伸びをしたコンディションの良いとは言えない状態で一部のファンの間で売り買いされている様子なのだそうです。

僕とムンクはもう50年以上の付き合いですが、今まで放置していたのは仕方なかったのですが、今、お人形作家さんに会えて、大手術をして素敵なお洋服を用意してもらえるのはとても幸せだと強く思います。

下は、お人形作家さんがムンクだけに、ムンクの叫び、をイメージして描いたイラストです。これは手術前だって。

BGM. サディスティック・ミカ・バンド「お花見ブギ」


大岡山デート~ミントとピンクは反対色で強調しあう!

24/Ⅲ.2025 はれ 全国に先駆けて東京で3/24開花予想も…

さてドジャースの日本開幕戦のフィーバーも去り、一部で評判(?)の大岡山デートの今年第1弾です。男も身だしなみです。あなたとデートに行く前に美容院に行きました。

今日の髪色のテーマは「大阪万博」です。東京ではイマイチ盛り上がっていない大阪万博を応援したく、万国旗をイメージしました。

これはワックスを使いセットしますが、自分でやると、つい昔の癖で、ツンツンとパンクのジョニー・ロットンっぽく立ててしまいます。

前髪は普段は下ろしますが、気分で上げたりします。デートの時は、思いっ切りワックスつけて、シルエットが菱形◇になるように上に横にツンツンして行きますね!

ネイルもします。桜の開花宣言まではもう少しかかりそうですね。一足先にネイルは桜爛漫🌸サクラモチーフのデザインで。

左手の人差し指は負傷中、バンドエイドがないためアルミホイルで応急処置。

「抱き熊・スーティー」=ラスプーチンを抱っこして。ラスプーチンは僕を守護してくれる人形なので、最近はいつも連れ回っています。ネイリストさんも、ラスプーチンに興味津々でした。

ラスプーチンのミルキーなミント色と桜色は反対色同士で強調しあったり、人の目に真っ直ぐに入り込んでくるコンビネーションみたいですよ、色彩学的に。

さて、デートの手土産に商店街入り口で、焼き芋を買って行きましょう。ここは木曜と日曜だけの営業です。

焼き芋は、すごく甘くてねっとりしていてスイートポテトみたいで美味しいと評判です。

こんな釜で焼くそうです。これはオブジェ。

実際は下の3台で焼くそうです。焼き上げてもあっという間に完売しちゃうって。

前にここの場所に、きくや、って洋服屋さんがあったから「関係あるのか?」と聞いてみたら、「娘です」だって。そうやってお店の屋号を残して引き継いでいくのは良いことですね。

僕らのデートは東工大へ独自の開花チェックをしに行きましょう。

ラスプーチンも連れて行きますね。こう見ると曲芸みたいに体幹がしっかりしてるように見えますが、実は台座に乗ってるので安定しています。

桜はボチボチですね。

左手に、ふたつ、見えます。

ラスプーチンを台座から外して直接、木に乗せました。

これは別の品種の桜かしら?それとも梅?

それでは夜ご飯に行きますか。日本料理の「佐とう」を予約しておきました。僕は日本酒を飲みますが、あなたはどうします?僕が二合頼むから、一口、飲みますか?好きなおちょこをどうぞ。

日本酒が呼んでるようです。「お久しぶり」って。

一品目は、「くちこ」。なまこの卵巣、それはちょっとしかない希少部位だから、寄せ集めて三角形にしたものです。菜の花も。

これは何だっけ?あっ、そうだ、牡蠣のパティをお餅で包んでパリパリに焼いたものです。

これも何か忘れた。あっ、北海道産のゆりねをチップスのように低温調理したと言ってました。百合だと思ったら、さつまいもみたいな甘い味でした。

お椀が出て来ました。

筍とわらびのです。

これはお造りです。

この焼いた魚に見えるのは、多分、さわらの煮付けです。この辺だとお酒が回ってて何の記憶もないです。手前のダイダイが杏。

ハマグリと、こごみですね。ネギっぽいのが入ってるからネギじゃないけど嫌いならよけるといいよ。或いは、もらってあげる。

またお椀です。

今度はお肉でした。玉ねぎと味噌仕立てで。

〆は炊き込みご飯。店主が混ぜてくれますが、混ぜる前の段階で写真を撮っておけば良かったですね。蟹を沢山入れた炊き込みご飯です。

赤出汁のお味噌汁って酒の肴になるから好きです。

デザートは果物です。

以上、今年初の大岡山デートはいかがでした?ひとりでも喜んでいただける方がいたら今年も続けますね。

BGM. さくら学院 from SUZUKA 「桜色のアベニュー」


ラスプーチンも加入

今日は「ムンク」のその後です。

よくよく考えたらムンクは僕が中学の時に、1年だけ五反田に住んでた時に、マンションにいた子です。しばらくして、「ところでこのフランス人形どうしたの?」って聞いたら、誰も知らない、って。いつのまにか家にいた。皆気味悪がったから僕が引き取った。以来ずっと僕の部屋にいる。もう母が死んで20年くらい経つ。僕とこいつの関係の方が50年くらいだから母を抜いた。誰よりも長い。

残念ながら、ムンクに何か特別な力がある訳ではなくて、ただ、僕の中学受験のための塾通いの頃から中学合格、その後の僕の生活をずっと見てきて知っている。僕がマンガを読んでいる時も、投函しそびれたラブレターを書いていた時も、ホルンの練習をしていた時も、深夜ラジオを聴いていた時も、友達が遊びに来て馬鹿騒ぎしてる事も、親に隠れてウイスキーをこっそり飲んだことも、憬れのアイドルのピンナップも、好きなプロレスラーのポスターも、僕のお気に入りの歌手とレコードも、整髪料で髪型に異常にこだわって鏡の前に立っていた姿も、それから、僕の喪服姿も何度か見て知っている。
僕の歴代の彼女も、一回きりの人も僕の部屋に遊びに来たことのある人は皆会っている。

今は、霊能者から「もはや呪物だから、手離した方が良い。呪物コレクターを紹介します」と言われてしまいましたが、それではムンクが可哀想です。球体関節人形なのですが、関節もイカれて脱臼しているし、髪の毛もとれちゃっています。対症療法でいいから治してあげたいのですが、まずは綺麗なお洋服を着せてあげたくて、Facebookで見つけたお人形作家さんにダイレクトメールしてみたら、色良い返事が来たのでムンクのお洋服の交渉をしました。

お人形作家さんが今週の水曜日、クリニックまで来てくれると言うのでそこでムンクと対面してお話をしてお渡しです。だから家からムンクを連れて来ました。

厳重に袋にしまって。

中を開けますね。

あらあら、髪の毛が取れちゃった。

こうやって乗っけていますが、ボンドか何かで接着した方が良いのかな?それも相談しよう。

帽子もボロボロになっちゃって。

これも上にかぶせるだけです。新調してもらいましょう。

これが現状の「ムンク」です。

この子の名前は長いことなくて「お人形」と呼んでいましたが、僕の夢の中に出て来て「わたしはムンク」と名乗ったから、それで名前はムンクです。

ムンクひとりを預けると寂しがりそうだからいつも一緒に寝てるサンリオの人形もお供させます。

おうちで寝てるムンクたち。

仲良さそうに寝ていますね。

ムンクを預ける時に一緒に旅立たせます。埴輪の発想です。

文化部長のスーちゃんにも抱っこしてもらいました。最初は恐る恐るですね。

でも、しばらくすると慣れて、優しく抱っこしてくれました。

人形作家さんが来てくれてムンクを預けました。そうしたら預けてる間の代わりのお人形をくれました。ムンクの友達にして欲しいと、抱き熊スーティー、というそうです。木毛(もくもう)とお腹は「激落ちくん」というスポンジで出来てるそうです。アンティーク調ですが、全部、新品です。チョコミントのミント色はなんとなくカワクリのロゴの色とも似てますね。赤い蝶ネクタイがポイントです。

お人形作家さんが作ってくれた、抱き熊スーティー、を運ぶ時の布バッグ。だきぐまSOOTY、とはイギリスの番組にいた「耳黒スーティー」から来てるそうです。

「気持ちよく心地よく過ごせるように僕はいつも君のことを守ってみてるよ」っていう子なのです。

名前は勝手につけて良いと言われたので、ラスプーチン、にしました。意味は、反戦を願って、プーチンでラスト、みたいな願いを込めました。

ラスプーチンを連れてお昼に行きます。鍋焼きうどんを分けてあげます。

いつも守ってくれる約束だから、連れて出かけますよ。

 

お人形作家さんは、テディベアの第一人者です。実はムンクを渡した翌日にテレビのロケでお教室にテレビ局が来たそうです。芸人のさまーずの二人が来て、一緒に作家さんがあみだした似ベア絵を描きながらテディベアの雑談をしたそうです。時系列で言うと、この企画は僕がムンクのお願いをした直後に来たものらしく、作家さんは「ムンクちゃん効果」と本気で呼んでくれています。

アートな仕事をする人の思考回路って古代的で素敵ですね。すっかり懐いちゃいました。

ムンクをお預けした3月19日は、偶然、母の命日だったから、とても感慨深かったです。

僕は、ムンクの居場所にラスプーチンを配置して一緒に寝ています。

ムンクの服が仕立てあがるのが楽しみです。


ラジオごっこ~うお座の君

2月20日は、ミスター長嶋茂雄とアントニオ猪木と志村けんの三大スターの誕生日。ちなみに、志村と一緒にコントをやってた石野陽子の誕生日も2月20日。その数日ちがいが、うちの娘の誕生日。みんなうお座。

娘は最近では家のリフォームの際、僕の地下室の部屋の模様替えをしてくれて本棚を入れて雑誌やマンガ本を作者別、コミックスの巻数順に綺麗に並べてくれた。中には「エロマンガ」とかそれっぽいのもあるけど、今更、みる方(娘)もみられる方(僕)も慌てたりしないのが歴史の強みだ。

娘と僕は普段は滅多に口をきかないが、彼女が大きくなってから2人きりで海外旅行に2回行ったことがある。香港・マカオとシンガポール。

娘が予定や準備や段取りを全部して、僕は金を出すだけ。シンガポールはコナンの映画の舞台になった屋上にプールがあるホテルに泊まって、観光は僕の好きそうな教会や寺院や郷土の言い伝えみたいな場所を組み込んでくれ、後は娘の買い物に付き添ってお金を出して荷物を待つ。香港・マカオも同じような行程なのだが、不思議だったのは、2人とも好きでない「カジノ」がコースに入ってる。僕はパチンコもしないし、ルーレットもバカラも興味がないので、2人で只の飲み物を飲んでブラブラ歩いてカジノの雰囲気だけ味わって、「もう出るか?」と言っておしまい。これはシンガポールでもそうだった。

なんで娘との旅行に「カジノ」が入ってるのかと言うと、母親が教えてくれたのだが、娘が小学校の頃は僕は仕事が忙しく家族旅行などまるで行ったことがなかった。娘が通ってた学校は私立だったから夏休み明けには、夏はどこへ行ったという話で持ちきりになるらしい。娘と仲の良かった女の子のお父さんは海外旅行で「カジノ」に行ってとっても楽しそうだった、という話を聞いてたらしく子供心に「家族旅行」=「カジノ」=「父、喜ぶ」とインプットされたらしく、三つ子の魂百までも、で、とりあえず、海外旅行では父をカジノに連れてってみる、と言う予定を入れてみたのだそうだ。そうだったのか、失敗した。だったら、もっと楽しそうな演技をすれば良かった。

田舎に引っ越した患者さんが挨拶に来てくれて、お土産に、もなかの詰め合わせ、をくれた。「皆さんでどうぞ」というのは色んな味のもなかが一口サイズで食べれる詰め合わせなんだという。ここで言う皆さんとはクリニックのスタッフだろう。でも、娘の誕生日だ。「皆さん」=「ご家族」と拡大解釈し、家に持って帰ってやろう。娘が和菓子を好きかどうかは知らないが。

山口百恵 お菓子職人

 

さて、問題です。箱の中身は何だろな?

ヒントは、大谷翔平ではない、野球の功労者です。

しかし毎日、寒くて寒くて。寝ても疲れが取れないですから、朝からカレーに納豆を入れて食べたら少し元気になりました。粘り強いイチローみたいな狙いです。下は大谷翔平投手とイチロー野手の揃い踏み。

続いてはこの曲を。僕が大学1年の時に流行りました。

三好鉄生 『涙をふいて』 1982年

 

朝のニュースで、ワカサギ、が豊漁だと言っていた。ワカサギは冬のイメージだが、山中湖では6月まで釣れるらしい。ワカサギは初心者でも簡単に釣れるらしく、そう言えば、ゴーゴーキッチン戦隊クックルン、でもクックルン3人がワカサギを釣りに行く回があった。まだブルーレイのハードディスクに残ってるかもしれないから探してみる。クックルンはEテレの15分番組で子供向けで短いから、脳が疲れてアニメを見るのもしんどい時の娯楽に丁度良い番組でした。僕はクックルン・イエローのファンでした。

3曲目は、俊ちゃんのナンバー。

田原俊彦 ラブ・シュプール

 

旦那が倒れて奥さんだけで店を開けて旦那の帰りを待つ、そんな店を応援したい。メニューは「焼かない物」ばかり。

おにぎりを頼みました。さて、問題です。中身は何と何でしょう?

正解は「しらすと明太子」なのですが、何故か来たのは「しらす2個」でした。本当は平日は呑みたくないのです。翌日の集中力が落ちるからね。でも、義を見てせざるは勇無きなり、でお店を助けに行きましたよ。あの食べ物の値段だとドリンクを注文しないときびしそうだからウーロンハイも頼んで。

お店は不規則的に営業するらしい。店の前を通ってみないとやってるかどうかわからない。店は助けたいけど、平日はやはり呑みたくない葛藤がある。カフカの「転落」という小説で主人公は寒い夜に川のそばを通ると溺れてる人がいる。この寒空に川に入るのは嫌だけど、助けないとひとでなしだと噂されてしまう。そこで主人公はどうしたかというと、決して川のそばを歩かないことにしたという。気持ちが分かるなぁ。僕も焼鳥屋の前を通らないようにしよう。

Tシャツに口紅(ラッツ&スター) – YouTube

 

寒い日の帰り道は回鍋肉定食を食べたくなり奥沢の店に寄る。でも、着いたのが遅かったため、ご飯がおしまい。仕方ない、五目あんかけそば、を食べました。

こんな感じのお店です。

寒い毎日ですが、明日くらいから暖かくなるらしい。僕は獅子座だから寒い冬は苦手なのです。春よ来い。

新田恵利 (Eri Nitta) – 冬のオペラグラス


ラジオごっこ~白鳥の歌なんか聞こえない

高1の時、学習塾で知り合った女の子にやたら長電話をする子がいた。
その子は電話魔で、一時期、毎日のように電話がかかってきた。
当時は、携帯電話などない時代で、家の電話にかかってきた。それで、平気で2~3時間、喋るのだ。内容は、どうでもいいことばかり。たとえば、世良公則&ツイストの新曲について、とか。
僕はその子と塾の友達たちで海水浴に行ったことがある。
その子は、高1のくせに真っ赤なビキニを着ていて、それがまた何とも色っぽくなかったことを、真夏の強烈な日差しとともに思い出す。
その子は、僕をそのグループで「1番可愛い子」とくっつけようと色々とおせっかいを焼いては、すべてを台無しにした。「私に任せておきなって~」みたいなことを言って、すべて台無し。悪気はないんだよなぁ。
その子のお兄ちゃんは小さな暴走族のリーダーをしていて、その子は、それをとても嫌がっていた。
僕は、「そんなことはどうでもいいことさ」、と電話越に言ったことがある。本当にそう思ったし。珍しくその子は、黙り込んでいた。
今、思うと僕は、その子のことが好きだったのだと思う。今日の1曲目は「紫のハイウエイ」。

クールス / 紫のハイウェイ

 

東中野の近所のマンションに高校の先輩が住んでいた。ある日、「これから遊びにおいでよ」と招待された。地下の駐車場にはジャガーというアメ車があって、先輩はそれを乗り回してると言った。良いのか?高校生がジャガーに乗ってて。「巨人の星」の花形満じゃあるまいし。
先輩は「俺はこれから家庭教師と勉強。彼女が来るから相手してて」と言い残して部屋に消えて行った。僕はだだっ広いリビングのソファに一人でいると、その彼女という人が入って来た。大理石のように冷たい表情の美人で、僕は軽く挨拶をした。彼女は、「隣に来ない?」と誘ったり、「吸う?」と吸いかけの薄紅いタバコを手渡そうとしたりした。何だ、これは?誘惑してるのか?
そもそも、あの先輩は何のつもりだ?家庭教師なんか来ないじゃないか。
そうか、きっと僕たちのやりとりを部屋からこっそり見てて、こっちが女に手を出したら、「俺のスケに何してんだ?」って美人局みたいに出てくるつもりか?
それとも、倦怠期のカップルが刺激を求めて、チェリー・ボーイを交えて倒錯的な趣味に走るつもりか。3Pとか。「ん~、弱ったものだ」と頭をフル回転させてると、先輩が部屋から出て来て、驚いたことに後ろに家庭教師がいた。
「あれ?本当に勉強してたの??家庭教師、いつ部屋に入ったの?あっ、先にいたの?じゃ、3Pは?なし?」よく聞いたら、ジャガーも父親が運転するのに同乗してるだけなんだって。普通じゃん。馬鹿みたい。2曲目はこれ。

多岐川裕美 酸っぱい経験

 

ポケモンセンター限定で、ロコンの「サイコソーダ・リフレッシュ」のぬいぐるみが発売された。つぶなら瞳が魅力でどうしても欲しくて、そうしたら友達がポケセンに行くついでがあるからと買って来てくれた。ロコンをゲット出来てすごく嬉しい。

3曲目はジューシーフルーツで。

燃ゆる瞳

 

寺山修司の詩に「肖像画に間違って髭を描いてしまったから髭を生やすことにした。門番を雇ってしまったから門を作ることにした」というあべこべの理論があるけど、「生まれてしまったから生きることにしてる」って人が多いと思う。お墓が出来たらそろそろ死ぬつもり、と言いそうだが、お墓って早く作ると長生きするみたいですね。4曲目はトノバン。

Moshimo, Moshimo, Moshimo

 

ネットに載ってた日高屋のアレンジメニューを真似してみた。中華そばとレバニラ炒めを注文する。

中華そばの上に

レバニラ炒めを

乗っけます。すると、レバニララーメン。

これで1000円ジャスト。5曲目は、かぐや姫おんすてーじ、から。

田中君じゃないか (LIVE)

 

鰻屋で聴いた噂。新しく、中華料理店(キックボクシングジムの上)の横に、夫婦で中華料理店が出ると言う。おかみさん曰く、「良い人だからよろしくね」だって。

商店街の入り口の、焼き芋屋の前は、おばあちゃんがやってる「洋服屋さん」だったんだって。…あえて、ブティックと言わない。その屋号「きくや」をそのままに焼き芋屋をやってるから、「きっとお孫さんがやってるんじゃない?」だって。だったら良い話ですね。

今日の6曲目は「えんだん」。

五つの赤い風船「えんだん」

 

「OL、って今、差別用語なの?」「レディとかウーマンって言葉を嫌う人がいるってだけでしょ。無難なのはキャリア」「キャリアウーマンは❌?⭕️?」「ウーマンが付くから❌かな?」。OLは「会社員」とか?今どきはテレビのインタビューとかで20代会社員と書いてある気がする。ジョンレノンの、ウーマン、って良い歌なのにな。今日の7曲目はジョンの「ウーマン」。

WOMAN. (Ultimate Mix, 2020) – John Lennon (official music video HD)

 

帰り道。奥沢にある、焼鳥屋。

昔、徳田さんと2人で飲みに行ったこともある店。今、こんならしい。

奥沢は地元なんだけど、10年前にあった店が次々となくなってて、ちょっとセンチメンタルなのです。まあ、なんとか助けますよ。今日は寝るけど。

待ちぼうけ(井上陽水 “氷の世界” LPアルバムより)

 

10代の頃に読んだ庄司薫の「白鳥の歌なんか聞こえない」という小説の中で、主人公が知り合いの女の子の家に呼ばれ、老人(もう死ぬ間際)の部屋に通され、そこに聳え立つ書棚と本に圧倒されるというシーンを、僕は強く印象に残っている。
僕の父は僕が大学2年の時に胃癌で死んで、当時、僕は東中野で自由に暮らしていたのだが、母が一人になってしまうとか、色々な理由で茅ヶ崎に帰った。
実家の庭には、父の書庫があり、それは小さな一軒屋くらいあるプレハブ小屋で、中には、「白鳥~」の老人のように、天井に届かんばかりの本棚が図書館のように隣接して立ち、夥しい数の書籍が几帳面に本棚に並べられていた。
それは、医学書や短歌の歌集やら文学全集や何かの資料集だったりするのだが、手当たり次第に選んだ本のどれもに何らかの読んだ形跡があり、「こんな膨大な知識を持っても、死んでしまったら無になるのかな」などと思ったりしたものだ。
僕は、医学部の試験の勉強をこの書庫でした。背中に沢山の本に見守られ勉強をした。それはとても心強かった。文字通り、父がバックアップしてくれている感覚を抱いていた。そして、それは僕に実力以上の物を引き出させた。
診察室に座られた方は判ると思うが、他人の本棚って興味あるものですね。近くに寄って、見ても良いですよ。

お別れの曲は、ラジオごっこだけに、ラジオっ娘にしました。

茅ヶ崎サンライズ – ラジオっ娘 (Lady, oh!)


ラジオごっこ~Listen To The Music

今日は寒いからサボりたいです。学生時代ならふけてますよ。そんな時はこの曲で気分を無理矢理盛り上げました。撫物語のオープニングテーマです。

『caramel ribbon cursetard』「撫物語」ノンクレジットOP映像|『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』

 

僕がもしも大学生で、僕らがもしも同級生で、僕が車でも持ってたらドライブに誘って湘南にでも連れていけるのに。大学生でもなければ、同級生でもないし、自家用車も持ってないから。大滝詠一の「雨のウェンズデイ」を。

大滝詠一 雨のウェンズデイ

 

2月と言えば僕の時代は医学部の受験シーズン。

高校時代は塾に通ってたもので、僕は男子校だったからそこで知り合った他校の女子と話すのが楽しみでそのために塾に通ってたくらい。

高1では7人くらいの男女で仲良くなって夏は海水浴に行こうと、僕のウチが湘南の茅ヶ崎だったからウチを海の家代わりにして集まった。同年代の女子の水着姿を初めてみた。僕がちょっと好きだった子は赤いビキニを着ていて、僕は不思議と全然いやらしい気分にならなかったのをよく覚えてる。当たり前か。ブライアン・ハイランド の「 ビキニスタイルのお嬢さん」を。

ブライアン・ハイランド – ビキニスタイルのお嬢さん(和訳付き)

 

高2の冬に塾で仲良くなった子と映画を見に行った。アメリカのコメディ映画だった。僕はその子のことが好きだったらしく、今でもその子の名前と同じ銘柄の日本酒を好んで呑んだりする。グループサウンズの名曲です。

ザ・ランチャーズ The Launchers/真冬の帰り道 Mafuyu No Kaerimichi (1967年) 視聴No.31

 

高3の秋に塾で付き合うことになった女子は手慣れた女で僕の家に誰もいない時に「遊びに来たい」とやって来た。僕の部屋に初めて同年代の女子が来た。僕はステレオのコンポを部屋に持ってたから、何かレコードを掛けようとPPMを選んだら、掛けて「秒」で、こっちにしようよ、と僕のレコードラックから別のLPを取り出して僕の選曲にNGを出した。

僕のチョイスがこれ。

ピーター・ポール&マリー(PPM)/虹と共に消えた恋(Gone The Rainbow)

彼女のチョイスがこれ。

Blue Lagoon

 

僕の学校は目白にあったから帰り道にカッコつけて高田馬場のJAZZ喫茶に寄ったことがあり、その時にノートを広げて散文を書いてたのだけれど、それは後々大学生になった時にエピソードを付け足してマンガに「昇華」するのだけれど、そのきっかけになった店で掛かってたJAZZがセロニアスモンク。そして、出来上がったマンガは大学生の時に描いたこれ。読み方は「川原」の「川」の書き順みたいに左上から下へと読んで行きます。

二枚目の読み順は「三」とう漢字のように一番上の左から右に読んで上から下に進めます。

それでは、曲はセロニアスモンクの「煙が目にしみる」をどうぞ。

Thelonious Monk Piano Solo – Smoke Gets in Your Eyes

 

高1の時、母が家庭教師を見つけて来た。東大の芸術学科の8年生だと言っていた。僕が、「なんで、そんなに長く大学にいるの?」と聞くと、「なるべく長く大学にいたいんだ」と答えた。僕は心の中で、「お前はモラトリアムかっ!」とツッコんだものだ。僕らは勉強の為の契約を交わしていたはずなのだが、勉強以外のことばかりしていた。スパゲティー・ミートソースを本格的に作るとか、東大のグラウンドで知らない人に声を掛け、4人対4人くらいの草野球をするとか。音楽の話をしたり、レコードを持ち寄って鑑賞会をしたり。カテキョーの音楽は主にクラッシックばかりで退屈だった。僕は、日本コロムビアから出たばかりの10枚組みのフォークソング大全集を持って行った。カテキョーは、その中のフォー・クローバース「冬物語」をとても気に入っていた。カセット・テープを持参し、「冬物語」を録音してくれとリクエストされた。僕はとんちを利かせ、こっそり別の曲に差し替えて録音しカセットを渡した。次に会った時のカテキョーの第1声は、「何だい?あの曲は?」だった。僕は石野真子のピンナップをチラつかせ、「春ラ!ラ!ラ!」と答えた。すると、カテキョーはマジマジと石野真子の写真を見て、「あなたに似てるね」と言った。頭の悪い人じゃない。きっと目が悪いのだろう。うちの父は眼医者だ。今度、父に診察させようと思った。カテキョーは大学8年生だったが、ついに就職が決まった。大手広告代理店だった。カテキョーは髪を切り、スーツをきめていた。カテキョーは、モラトリアムを卒業するんだと実感した。就職祝いに今度こそ、本当に、「冬物語」を録音してカセットをあげた。この歌のサビは、♪春は近い~春は近い~足音が近~い~♪というフレーズだから、うってつけだと思ったものです。それでは、「冬物語」と「春ラ!ラ!ラ!」を。

冬物語   フォークローバース

【HD】 石野真子/春ラ!ラ!ラ! (1980年)

 

ちょっとラジオっぽい遊びをしてみました。お別れの曲は、DJにちなんだこの2曲。サザンと真子ちゃんの共通点はどっちも1978年デビュー。僕が高1の時でした。

サザンのDJ

サザンオールスターズ-お願いD.J. – YouTube

真子ちゃんのDJ

私のD.J.


寿司で友を偲ぶ

28/Ⅰ.(火)2025 はれ 大谷翔平の首振り人形が届く。

昨日は休診日だったのでフジテレビの会見をずっと見ちゃいました。4時から「イット!」に始まり予定を変更して放送が続く。日を跨いで1時までCMが一切なく、まるでNHKの国会中継みたいで民放じゃないみたいでした。僕はトイレに2回行っただけでずっと見てました。東京新聞の女・記者がガヤで騒いでたり、怒号が飛び交ったり質問者の質が悪かったり動物園のようでした。10時間やってましたよ。バカみたいですよ。それをずっと見てた僕が一番バカですね(自爆)。

落語の「野ざらし」の枕にこんなのがあります。「バカと言っても色々ありますが、バカの番付というのがあるらしく、西の横綱が『醤油を一升飲んだ奴』。確かに醤油を一升も飲むなんてバカですね。それを抑えて東の横綱に輝いたのが『つり、をする奴』。なんで、つりをする奴?ですって。つれるかつれないか分からなにのに何時間も糸を垂らしてるからバカだということだそうです。『おい、あいつ、バカだよ。釣れもしないのに10時間もああやってやんの』『確かにバカだな。しかし、なんであいつが10時間もやってるなんてわかるんだ?』『だって、俺、ずっと見てたもん』『あっ、お前が一番バカだ』」ってのと同じですね。

僕がそんなテレビを観覧してる最中、スマホのグループLineは稼働しっぱなしで、それと言うのもこないだ死んじゃった旧友の「偲ぶ会」をやろうという集まりで、①彼(死んだ奴)の死因の病気は何だったのか~病状をあまり誰にも喋ってなかったから断片的に皆が知ってる情報を拾い集めてパッチワークのようにして分析してた~、②彼はどんな生活をしてたのかという家族背景など~孤独だったようだ~、③彼は死ぬ間際どんな話をしていたのか~これも人によって話してる時期や内容が違うから繋ぎ合わせて~、結局、彼のことを皆んな「何も知らなかったなぁ」と共有しまして。

僕は彼が死を宣告されて医者にも見放され一時退院した時に行きつけの寿司屋に連れて行ったのが一緒に呑んだ最期。高級な寿司屋はどこも今は予約制でコース限定で自分の好きなペースで自分の好きな物だけ食べる(例えば、いきなりウニを食べたい、とか、穴子だけ20貫)って訳にはいかないから。大岡山の寿司屋ならワガママが言えるので、彼は色々食べたいけど病気でたくさんは食べれないから、連れて行った訳です。

 

その寿司屋にこないだ行きまして、世話になったから「死んだ」ことを話したら彼が最期に呑んでたものと同じのを「献杯」してくれました。ホットウヰスキー。「一緒に呑んでる気分で」だって。

僕は楽器正宗。福島のお酒。

自家製塩辛をつまみに。

ハマグリ焼き。

のれそれは、穴子の稚魚。

だったら「親」の穴子もつまみで。

彼は寿司をつまみながら呑むのが好きだったから今日は「握り」で呑もう。ながざる貝。フルーティな味。

とろさわら。

これはブランド物らしい。タグがついてる。三重県の物。

ぶどう海老は、幻の海老、と言われています。

頭もバリバリ。

ヒラメ。

鬼かさご。

ほんま赤身。

中トロ。

青柳。青柳は土地の名前で正式名称は「バカ貝」。

本ミル。

白イカ。

サヨリ。

炙りホッキ。

小肌。

数の子。

5日熟成カンパチ。よく噛んで食べるとトロッとした味わいになります。

カツオはニンニクで。

クジラの尾の身。

イクラとウニ。

甘エビの味噌汁。

 

立川談志がよく言ってたジョークをひとつ。ある男がひとりで店に来るが必ず「ふたつ」酒を注文する。誰かと吞んでるように「ふたつ」頼むから、バーテンが気になって「失礼ですが、いつもふたつ、頼まれていますが」。「あっ、いやこれは遠く離れた友人を想って一緒に呑んでる気分に浸っているんです。いえ、彼は遠くでちゃんと生きています」。ある日、その客が来て今日は「ひとつ」しか酒を頼まない。バーテンが気になって「ご友人に何か?」と尋ねると、その男、「いや、彼は元気です。ただ、私が禁酒したのです」だって。

BGM. よしだたくろう「おきざりにした悲しみは」