衰退しつつあるテレビ業界の人も、お仕事を頑張っている。
それはきっと今も昔も変わらないでしょう。
そして視聴者側、つまり私がそこを汲み取らずにテレビに難癖をつけて批判することは、非情に簡単である。
こんにちは、受付うかいです。
先生からのバトンをうけとりました。
とてもどうでもいい訂正ですが、私は雪をザクザク踏むのが好きなのではなくて
表面が固まっていなくて、ツルツルしていなくて、だからといってパウダースノーのふわふわな雪でもなく、
その中間の、シャリふわの雪を踏むのが好きで、
プチプチは高級感のある、触り心地のいいプチプチを潰すのが好きなのです。
はい、ほんとうにどうでもいいですね。
ある時、テレビのチャンネルをポチポチ変えていたら、それぞれの業界の裏話を暴露するという趣旨の番組をやっていて
「こういうのは、視聴者側があれこれ勝手な想像をして勝手なことを言うのが面白いのであって、
そちら側から暴露されても引くだけでちっとも面白くないんだよね!ふん!」
と独り言を放ち、すぐにチャンネルを変えてしまいました。
ある時、心霊映像を流す番組が放送されていて、
私はホラーが大好きなので喜んで観ていたのですが
どの映像もインターネット上で話題になった動画ばかりで目新しさの欠片もなく
私はスナック菓子を食べながら(-_-)←こんな顔で終始観ていたのでした。
ある時、バラエティ番組を観ていたら
天然の芸人の方々を、他の芸人の方々が大勢で笑っていて
私は「何笑ってるんだよ!そんなの飲み会でやってくれよ!
天然は最強だけどそれに頼らずに天然に負けないくらい笑わせてくれよ!」
と心の中で叫び、静かにチャンネルを変えたのでした。
観ていないくせに不満を垂れるのは不公平ということを重々理解していますが
それでも!あえて!私は!声を大にして言いたい!
『最近のテレビ、一体どうした!?』
“最近のテレビは面白くない”
いつの頃からかささやかれているこの言葉は、日々の忙しさで一足早くテレビから離れていた私にとっては現実味がありませんでした。
久しぶりに大衆番組をしっかりと観てみて、はじめてその言葉の意味を飲み込むことが出来ました。
最近のテレビに失望してしまった私ですが、それでも心のどこかでは、応援と期待せざるを得ません。
なぜなら、私はテレビと共に育ってきたからです。
小中学生の頃は、好きなテレビは毎週毎週すごく楽しみで
流行っているものは見逃すだけで次の日の学校では話しの輪に入れませんでした。
人気の番組を全部ビデオに録画している者はヒーロー扱いをされ、
ビデオからビデオに録画できる機器を持ってる者はレジェンドでした。
私の家は貧乏だったので、映画はテレビ放送を待ち、
ジブリ作品はテレビ放送をビデオに撮り、それを長年見せられていました。
なので私がいつも見ていたジブリ作品には、必ずCMが入っていました。
毎日違う局で歌番組があり、それを観ているだけで流行りの歌やアーティストは覚えるし、
CDを買わなくても流行っている歌は1番だけなら歌詞を見ずに歌えました。
NHK(教育)の朝8時以降の番組は、学校を休んでいるときにしか観られなくて
バカ元気だった私にとってはレアなご褒美でした。
テレビという娯楽は生活の一部であり、コミュニケーションにおいては武器でもありました。
今の私にとってそうでなくなったのには、色々な要因があると思います。
昔よりも規制が厳しくなっていたり、制作費がないのも問題なのかもしれません。
あとは、今まで色々な番組をやってきて、アイデアが出尽くした感じも正直あるかもしれません。
視聴者側に媚を売っても面白いものは出来なくて、
どんなに一生懸命作っても視聴者は常に厳しく、やらせだなんだと騒ぎ立て、
騒ぎ立てるやつには「嫌なら見るな」と言う。
今は、視聴者はもうテレビに期待していなくて
制作側も視聴者に期待をしていないような印象を受けます。
現代はインターネットの発達で、情報が一方通行でなくなりました。
そのおかげで一人一人の価値観が複雑化し、社会は多様化しています。
娯楽もコミュニケーションもテレビを使う必要性はなくなり、
ニュースも楽曲もバラエティも映画も、全てインターネットで済んでしまいます。
それらを取り入れて上手く利用しているテレビ(または芸能人)も目立ってきました。
昔々、そのまた昔、と言ってもそんなに昔ではありません。
60~70年ほど前でしょうか?
少なくとも私は生まれていません。
その頃の芸能人といえば「映画スター」で、映画館へ足を運ばなければ姿を拝むことは出来ず
銀幕の向こう側の人々はその名の通り、遥か彼方でキラキラと輝く星のように、とても遠い存在だったそうです。
その後テレビが家庭に普及すると、映画館へ足を運ばなくてもお茶の間でスイッチをひねれば世界は広がり、
映画スターよりは身近だが画面の中には手の届かない、そんな近くて遠い存在、【アイドル】が生まれました。
お笑いも同じ様ように、落語や軽演劇、ラジオを経て現代のテレビに移行しました。
アイドルがアイドルを生み、芸人が芸人を生み、テレビの世界はいつだって華やかで、王様でした。
しかし王様も歳をとります。
若者を引っ張って行くはずが、知らぬ間に時代に取り残されてしまいました。
新しいものがどんどん出てくるこの現代で、流れについていけないものは淘汰され過去のものになっていくのです。
『昔はよかった』としきりに言う人のことを懐古厨というそうです。
過去は神であり、新しいものや人を受け入れたがらない人のことらしいのですが
私は、生まれてくる時代を間違えたのかなんなのか、自分が生まれる前の時代に憧れがあります。
もはや懐かしさは皆無なのですが、一応私も懐古厨です。
今のテレビで昔の番組を流してほしいです。垂れ流しでいいので!
昔の夜ヒットの映像なんて素敵です!
セットも豪華で、生歌で生バンドで生放送!
曲を聴かせるアイドルの原点回帰につながるかもしれない!
ひょうきん族の「ラブユー貧乏」聴きたいです!
たけしの元気が出るテレビで100人隊や寝起きバズーカ見たいです!
ドラマも再放送があるのなら、その他の番組も是非してほしいです!
見まくりますよわたしは!
皆で過去に戻ろうじゃないか!
。。。
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。。。
。。。
このようなふざけたことを書いて
あ~もうなんか今回のブログすごい嫌だな~
読み返すのもためらうくらい嫌な文章だな~
結局何が言いたかったんだっけ?よくわからなくなってきたな~
なんてことを感じていたら、先日、私が大好きだった番組が復活スタートをしました。
最初は、心を鬼にして最近のテレビを痛烈に批判するつもりで書いていましたが
復活が嬉しい私の中には、もう鬼が消え去ってしまいました。
なのでこの記事はこれで終わりです。
視聴者って勝手なんです。
BGM:スピッツ 「テレビ」