22/Ⅸ.(日)2019 くもり 台風17号せまる。九州のライブは軒並み中止。
恵比寿のリキッドルームは、ネットによると日比谷線の2番出口から3分とあるが、これが中々ムズい。
なぜなら、僕はその昔、小倉優子のファンクラブ限定シークレットライブでそこに行ったのだが、迷って迷った記憶があるからだ。
ちなみに小倉優子はファーストアルバム「フルーチュタルト」を出したあとにファンクラブを募り、そのタイミングでゲリラ的なライブをやり、
僕の知ってる限り、その後、小倉優子はライブをやっていない。つまり1回こっきりの貴重なライブだ。
映像化すればいいのに。小倉優子のMVビデオ「ポッポポーン」にちょっとだけライブの様子が収められてるだけで、そのコーフンは伝わるまい。
僕は当時、年長者を気取って、若い奴らを押しのけて最前列で待機していたが、いざ、小倉優子が登場すると、一気に人垣が前に押し寄せ、
僕は民衆に押し潰され、前のバーとサンドイッチ。死ぬかと思って、逃げようと振り向いても、人・人・人。
仕方なく、しゃがみこんで、人の股を這うようにして、後ろまで逃げた教訓がある。
リキッドルームは前方が平坦なスペースで、一応、中央くらいに寄りかかれるバーがあって、一見、そこが楽そうだが、床に高低差がないから、
背の低い人や女子には不向きです。ただ、暴れたい人はこちらがよいでしょう。
静かに観たい人は、後ろの方に一段高いカウンターがあって、そこにはドリンクとか荷物も置けるし、体重かけて寄っかかれるし、頬杖つけるし、おすすめ。
ステージとの距離も、国立演芸場にたとえるなら真ん中よりやや後ろくらいで、出演者の表情や動きもバッチリみえるし、
パノラマ的にステージ全体がみえるからかえっていいです。
ドリンクが置けるというのは、ライブハウスは入場の時、チケット代金とは別にドリンク代500円払いコインをもらうので現金を用意しておく必要がありますが、
それをコーナーでビールやジュースやジントニックやモスコミュールやコーラに変えて会場に持ち込めるのですが、そう言えば緑色のソーダ水を持ってた可愛い子もいました、
これをテーブルに置けるという意味で楽ですよ。
10月以降は消費税アップでドリンク代が値上がりするかもなので注意が必要ですね。
そんなリキッドルームへの行き方です。
さっきも書きましたが、ネットのアクセスでは日比谷線の2番出口から3分とありますがもっとかかります。きっと足の速い人の測定でしょう。
僕の体感では5分です。まっすぐの道なのですが、これで合ってるの?と不安になります。
なので、もしもリキッドルームにはじめて行く!という人のために案内板を作りました。
日比谷線の2番出口、を上がって目に入る光景です。↓。
ここをまっすぐ行きます。↓。
一つ目の信号はまっすぐです。角に鯛焼き屋があります。↓。
ここを直進して横断歩道を渡ります。↓。
ここも直進です。もう3分たってない?と思った頃、恵比寿一丁目、の看板が見えます。ここ直進。↓。
駒沢通りの大きな道にぶつかるから、ここを道なりに左折します。それしか行けないから迷いません。↓。
すると景色はこんなです。↓。
この辺はおしゃれな町なので、自分の目当ての出演者のライブに行きそうな格好の人を見つけると安心しますね。ここをまっすぐです。↓。
左手に、こんな文字の建物があったらそこです。リキッドルームの「リ」の字も書いてないのが不親切でそれが、しゃれおつ、って言うんですかね。そう言えば、品川のプリンスホテルとかの界隈の高級ホテルも建物に名前書いてないから、わかんないですよね。学会とかで呼ばれても、どこだかわからなくて帰ろうかと思っちゃう。↓。
入口はこんな感じです。これを左に入るとやっとこんな看板がみえます。これで、リキッドルーム、と判れっていうのは、判らない奴は、シッシ、って言われてるようでムカつきませんか?。↓。
恵比寿というおしゃれな町できょどきょどするのは恥ずかしいですね。でも迷ったら、恵比寿っぽくない風体の人をみつけてその人について行けばいいのです。僕は幕張で複数のイベントが重なった時はそうしてます。「おそ松さん」と「ゴールデンボンバー」と「X JAPAN」とプロ野球のナイターが重なった時など便利な方法でしたよ。その時は、帰りの電車で、「おそ松さん」が小さくなり、「ゴールデンボンバー」が無邪気で、「X」が幅を利かせてました。でも、電車が舞浜についたら、ミッキーの耳をつけてた人が大勢乗り込んできて、「おそ松」も「金爆」も「X」さえ隅に追いやられて、クラスカーストってあるんだな、と実感したものです。
道案内してたのに、話は随分横道にそれてしまいましたね。さて、ここで何が行われたかというと、ぺろりん先生の誕生日会でした。今は、チケットも、電子チケット、になって買うのが大変でした。受付に聞きながら、やっとゲットしました。この前段階の画面を入口で見せると、スタンプみたいなのを画面に押され、そうすると、こんな風になるのです。↓。
ぺろりん先生、とは、でんぱ組、の鹿目(かなめ)凜(りん)のニックネームです。下は、熱心なファン達の贈り物ですね。↓。
この会には、ぺろりんの好きなアイドルをゲストに呼んで、ぺろりんの「オレトク」にしました。それが、ぺろりすと(ぺろりん、のファンのこと)にも喜ばしいからです。
まずは、ぺろりん本人が前説に出て、ゲストを呼び入れます。しょこたんのバースディでは、あばれる君、のやってた役割を、ぺろりん自身でやってます。
初っ端は、スウィニー、です。6人組ですが、5人でした。何か事情があったのでしょうね。楽曲披露の後、ぺろりんがまた出てきて、やりとりしますが、スウィニーは自ら「コミュ障」というくらい、マイクパフォーマンスが出来ない人たちで、そこも良かったです。でも、歌は「楽曲派」でした。アイドルが好きそうなアイドルですね。昔、マンザイブームの時、ツービートや紳介が、売れてない頃の明石家さんまを高く評価して客に紹介してたのと似てます。
つづいて出てきたのは、ラビリス、です。僕はこの人たちをうかつにも知らなくて、でんぱ組の、りさ、に似てるな、と思ってみてました。縦のりの怖い感じの二人組の女の子ですが、最終的には、ぺろりんをアシストする優しいお姉さんで、それもそのはず、りさ、の別名義のユニット、でした。
ラストは、虹コン、です。でんぱ組の、根本凪、が兼任してるグループです。今回の曲はあまり聞いたことないな、と思ってたら、全曲、ぺろりんのリクエストによるセトリだったそうです。虹コン、は12人組で、振り付けが複雑なので、根本凪、はでんぱ組の幕張もあるから練習大変だったろうなと思いました。
そのあと、ぺろりんがソロで2曲歌って、でんぱの歌とベボガの歌でした。僕らは入口でファンの運営(?)に渡された、たまご色のサイリゥムを振って応援しました。ぺろりんはベボガの歌を歌うかどうかすごく迷ったと言ってましたが、それはベボガから応援してくれてる人と、今から2年前のでんぱからファンへのメッセージの葛藤が選曲にも反映した訳ですが、僕はでんぱから好きになった派ですが、ベボガの曲をやって良かったと思います。そしてまたまた虹コンを呼び入れ、ベボガの歌をやり、最後に全員を呼んで、グダグダのマイクパフォーマンスをします。要約すると、「もうここまで来たら、ぺろりん、俺たち要らないよね、なんて思わないで。ゼッタイ、いるから!」と不安を吐露しました。そう言えば、ちょっと前のブログでも、でんぱ組の握手会で自分の列が一番短くて泣いた、という記事がありました。そんな、ぺろりんのグダグダの冗長な支離滅裂な感謝の言葉をうまく、ラストの曲・でんぱの「オレンジリウム」に導いたのも、りさ、でした。
僕はプレミアム・チケットを買ったので、ライブの後、ツーショットチェキが撮れる特典がありました。昔、地下アイドルにはまってる頃はよくやったものです。ベルハーの、みずほの列は長かったです。ぺろりんは、アクビと違ってディアステージ、チェキ列が整理整頓されていて、サクサクとツーショットが進み、かつ、はがしもきつくなかったです。
僕は、ぺろりんと接触するのははじめてで間近にした時、「はじめて来ました」と挨拶すると、「素敵な髪ね。それとタオル買ってくれてありがとう」と言われ、ツーショットを撮りました。
僕はポラロイドの写真が焼きあがる数秒に、ぺろりんと握手したら、係りの人から、「握手はなしです」と言われて、「すみません、はじめてなもので」と謝ったら、ぺろりんは、「幕張も来てね」と笑うから、幕張も行こうと思います。