10/Ⅹ.(木)2019 くもり 今週末は歴史上、まれにみる台風が来るらしい!よって土曜は休診!
パソコンの壁紙を、他の女の写真に一瞬変えた。気分転換のようなものだった。
すると、受付が大騒ぎだ。
「ぺろりん、から手紙が届きましたよ」と、封を開けてみると、こないだの生誕祭のお礼のメッセージカードだった。
「まるで先生が壁紙変えたの知ってたみたいですね」と言うから、壁紙を、ぺろりんに戻した。
下が、そのカード。メッセージの内容は、「言われなくても、判ってることよ」という内容。↓。
このカードは、先日、紹介したチェキと並べて、傘立て横の、ぺろりんコーナー、にうかいさんに貼ってもらいました。よかったら、見てみて下さい。↓。
最近釘付けなのは、テコンドーの会長。久々にみるパンチの効いたキャラクターだ。ウォッチングしがいがある。
出来たら、大晦日に、紅白の裏で、男・山根会長と一騎打ちして欲しいものだ。視聴率、取れるぞ。
会場は奈良県でやって、試合は判定で山根会長の勝ち、それをテコンドー協会が、奈良判定だろ!、と文句をつける場外乱闘〜なんて盛り上がると思うのだが。
アンダーカードに、ライジンの解説で不評を買った、GACKTがテコンドー有段者だそうだから(本人が言ってた)、GACKTを出したい。
対戦候補をネットで探してたら、東方神起の、ユンホ、がテコンドーの黒帯らしいから、この二人を戦わせたら、女子がキャーキャー言いそうだ。
ま、夢はいくらでも広がる訳だが、しかし、今朝のワイドショーは、昨日、日本人がノーベル化学賞とったから、そのニュースばかりで、テコンドー会長が見れなくて、つまんなかった。
さて、今日は10/10ですが、何の日だか知ってますか?
うちの父親は眼科医で、「10月10日は、目の日」だと言ってました。「10」の「1」を漢字の「一」にして「0」の上に置くと眉毛にみえて、目の形が二つ出来るからです。
僕が子供の頃によく聞かされましたが、当時は一般的には「10月10日は体育の日」でした。
それが昨日、帰り道に近所のお好み焼き屋に行ったところ、「明日は、お好み焼きの日」だと教えてもらいました。
その心は「ジュージュー」と焼くからだって。ダジャレです。…目の日とどっこいどっこいですね。
ジュージューなら焼肉でもいいじゃないかという意見が聞こえてきますが、そう言えば昔、馬事公苑の近くに「十々」という焼肉屋がありました。ネギタン塩とガーリックライスが美味しい店でしたが、もうないです。
そのお好み焼き屋には僕が学生の頃に読んでたマンガが揃っていて、時々、野球マンガが読みたくなると寄るのですが、
テーブルが2つで、奥の方に野球マンガがあるのですが、そっちに先客がいて、
多分、群馬から駆け落ち同然で出て来た若いカップルが近くのアパートで同棲を始めるお祝いにこの店に寄ったから(全部、僕の推理)邪魔しちゃいけないと思い、
手前のテーブルの棚にあった「らんま1/2」を読みました。
さて、そんな今日この頃ですが、皆さんはカワクリのレコードジャケット・キャンペーンを覚えてますか?
診察室の壁に貼るシングルレコードを、僕のストックの中から、皆さんに選んでもらうという企画です。
あれの途中経過を報告しましょう。
選んで下さった方と、その曲にまつわる(僕の)エピソードトークです。
まずは、宮さんが選んだ、これ。
この曲は僕が中学の時にブラバンでやりました。
太田裕美の大ファンだった奴が、政治力を駆使して顧問に取り入って、選曲させたのです。文化祭で吹きました。僕はホルンでした。↓。
I君が選んだのは、2枚。聖子ちゃんと百恵ちゃん。本当は1人一枚のつもりだったのですが、聖子ちゃんが神田正輝と結婚する時、ワイドショーのレポーターが、「神田さんと郷さん、どちらが好きですか?」とバカな質問をして、聖子ちゃんは律儀にも、「私は人に順位はつけません!」と答えてたのを思い出し、両方採用しました。↓。
今更、百恵ちゃんに関して語ることはありませんが、こないだユーチューブで、さだまさしが紅白歌合戦で「関白宣言」を歌ってる若い頃の映像をみました。両軍が応援するのですが、この歌のサビで、「俺が愛する女はお前、ただ一人」というフレーズの際、紅組の山口百恵がアップで映るというシーンが印象的でした。多分、さだまさしが、百恵ちゃんの「秋桜(こすもす)」の作者だったということもあるのでしょうが、男女が大晦日に歌で対決する番組で、唯一、男女和気あいあいと仲良しな空気を演出する場面で、それを歌うアーティストを差し置いて目立っちゃう百恵ちゃんって、さすが、「昭和と寝た女」だとしみじみしたものです。↓。
Kさんが選んでくれたもの。丁度、太田裕美が乳がんになったことを発表した日だったから、エールの意味もこめて、選出してくれたそうです。↓。
TMさんも2枚選んでくれました。まずは、ケメ。僕はニッポン放送でやっていた、「あおい君とさとうクン」という番組から、コッキーポップ、たむたむたいむ、オールナイトニッポンという黄金のようなリレーを中高とほぼ毎日、聴いていました。その、さとうクン。女の子に人気がありましたね。↓。
これは、映画の主題歌です。ムーンリバーが「ティファニーで朝食を」、モアが「世界残酷物語」。モアは綺麗なメロディーです。残酷な映像の背景に流れると心が溢れそうになりました。エヴァンゲリオンの戦闘シーンのバックに「翼をください」や「今日の日はさよなら」を流す効果に似ています。↓。
papaさんのチョイス。
彼女らは、資生堂のシャワーコロンのために即席に結成されたモデルたちで、この曲も含め2枚のシングルを出しました。僕はどっちも持っています。後年、この中の一人の子と、東中野でちゃんこ鍋を食べる機会があって、レコードを持ってることと、「夜のヒットスタジオ」と「ツービートの笑ってごまかせ」に出てた時の映像を持ってるよ、と言ったら、「今すぐ、捨ててください」と言ってました。黒歴史なのかしら?↓。
Sさんのチョイス。Sさんは菊地桃子が大好きだそうで、後、岡田有希子も大好きみたいです。レコードの隅のカードは、石丸電気で買った時の特典で、裏に歌詞が書いてあります。↓。
Hさんのチョイス。EPOは何故か、僕が大学で入った準硬式野球部で大人気でした。野球の試合をする時は、先輩の車に分散して遠征するのですが、どの先輩の車に乗っても、EPOの「う・わ・さ・に・な・り・た・い」というアルバムが流れてました。あまりに聴き過ぎて、全曲、歌えます。大学には野球部が2つあり、硬式野球部はガチな体育会系でした。僕は髪も伸ばしたいし、ユニフォームも綺麗に見えるようなスライディングをしたいから、準硬式に入り、1年生なのに上級生に、「硬式野球との差別化を図るため、我々の目指す野球は、芸能人野球大会にすべき」だと進言し、「面白い奴だ」と可愛がられました。↓。
同じくHさんの選曲。サザンって意外と、シングルだけの曲が多いですね、これもそう。両A面で、「ごめんねチャーリー」のチャーリーとは、レイ・チャールズのことです。レイ・チャールズは、よしだたくろうがエレック時代の2ndアルバム「ともだち」でカバー曲を歌ってるほどの偉大な黒人アーティストで、盲目のソウルマンです。ずっと経って、レイ・チャールズがサザンの「いとしのエリー」をカヴァーしてくれたことへのアンサーソングみたいな感じで、出した歌です。レイ・チャールズは映画「ブルース・ブラザーズ」にも楽器店主として出演し、ブルース・ブラザーズを応援します。そして2人がライブを開けると喜んで宣伝のポスターを楽器店に貼ってくれますが、映画ではそれを逆様に貼ります。つまり、映画を観てる人は、楽器店主=レイ・チャールズだと判ってますから、暗黙に目が見えないから逆様に貼っちゃったというギャグになります。当時、毒ガスと異名をとったビートたけしでさえ、「あれはすごい。日本で竜鉄也にやらせられないもん」って言ってました。竜鉄也とは、当時、奥飛騨慕情、をヒットさせた盲目の演歌歌手です。日本とアメリカの差別や笑いの理解や解釈の違いや難しさを表現したのだと思います。しかし、もう10年前くらいでしょうか、「全盲の少女が普通学級に入った」というニュースがあり、インタビュアーが少女に「中学生になったら何をしたいですか?」と尋ねたら、「一目惚れ」と答えてたのを覚えています。日本人でもすごい人がいるなぁと感心したものでした。↓。
SSさんのチョイス。これは元は自切俳人(じきる・はいど=北山修の別名義)の歌です。自切俳人がオールナイトニッポンをやってるころ、海洋で、恐竜の死体が捕獲されたというニュースがありました。結局は、サメ、だってことになったのですが、自切俳人は「それでは夢がない」と言って、この生物に「ユメカシーラ」という名前をつけ、歌まで作ってラジオで流してました。だから僕は音源を持ってますが、何故か、自切俳人はラジオで流してレコード化しない曲が多いです。他にも、「世界は君のもの」とか「来てよ、キャプテン」などはいまだに音源が商品化されてないです。だからラジオのテープは捨てずにとってあります。この曲も、自切の音楽仲間の高石ともやとナターシャセブンがシングル化したものです。↓。
Mさん(♂)のチョイス。これを選ぶセンスには脱帽です。石川ひとみのアイドルとしての悲劇は美人過ぎたことですね。↓。
Mさん(♀)の選曲。西田佐知子は関口宏の奥さん。この曲は、後年、荻野目洋子もカヴァーしてヒットしましたね。確か、紅白出たんじゃなかったか。↓。
sinさんが選んだ4枚。これは、「ジャケットで選んだ」そうです。宇沙美ゆかり、は、あだち充の「みゆき」が映画化された時のヒロイン・若松みゆき役です。ちなみに、もう1人のみゆき=鹿島みゆき、を演じたのは、三田寛子でした。花の82年組の時代です。人材は豊富なのに、何故、宇沙美&三田なのか?あまりにもミスキャストな人選に呆れたものです。↓。
僕は浅香唯のファンクラブ「神奈川4番」でした。ちょっと自慢です。↓。
この子も花の82年組。もっともその前に、ヤンジャンのグラビアで人気でした。ライバルが多かったせいかあまりパッとしなかったですね。途中から、昔の曲のカヴァーを続けて出していて、僕は「もう投げたな…」と思ったものでした。下は、大瀧詠一の代表曲。↓。
sinさんの4枚目。sinさんといえば、「ハルヒ」ですよね!。↓。
なかなか、この企画が遅々として進まないから、宮さんが2回り目5曲選んでくれました。本当はもっといっぱいチョイスしてくれたのですが、彼のセンスは僕の好みと似ていて、直前まで貼ってあったものが多く、没ばかりでした。そんな中、勝ち残ったのがこれらです。まずは、これ。どういう歌かというと、都会に彼が出て行き、田舎に彼女は残る。それでも2人の心が変わらないなら、ブドウを一房、ベランダに飾る約束。彼が都会から帰って来たと友人に聞いて知った彼女。自転車で彼の家まで。角を曲がれば、彼の家。自転車を倒して彼の部屋をみると、紫のブドウが風にそよいでいた、という話。良い話ですね。…ってか、これ、幸せの黄色いハンカチ、じゃん。松本隆の作詞です。↓。
薬師丸ひろ子、原田知世に次ぐ、角川映画第三の刺客でした。この人も美人過ぎたのが仇になりましたね。映画、「晴れ、ときどき殺人」でユーミンの旦那の松任谷正隆が出てるのですが、その狂人っぷりは良かったですよ。僕は「あこがれ座」というアルバムを大学3年の頃、死んだ父の書斎で勉強するときのBGMによくかけていました。父の書斎は膨大な本と資料の倉庫で、その圧倒的な知識量に圧殺されそうでした。それの緩和剤に何故か、渡辺典子が向いたようです。何故なんだろう、不思議だ。↓。
こういうのって定期的に流行りますね。日本人って、不良→更生、ってパターン好きですもんね。↓。
霜降り明星、の、せいや、はアグネスの大ファンです。今はユーチューブがあるから、そういうファンの出現の仕方もあるのですね。ナイツの塙が、♪おっか、のうんえ~ひ~なげし~のはんなぐわ~♪と甲高い声で歌ったら、「マジでそういうのやめて」って切れてました。↓。
この子も一世を風靡しましたね。キッコーマンの「ガンバレ!玄さん」のCMで歌を忘れちゃう、NGシーンを起用して、見事にヒットした制作の勝利ですね。その人気に便乗して、CMとは全然関係ないこの曲がリリースされました。僕の知ってる限り、1度もテレビで歌っていません。↓。
という訳で、まだ壁には、余白があります。我こそはと思う人も、思わない人でも協力してくれる人はスタッフに声をかけて下さい。物語は、これから始ります。物語のはじめに立ち会うのも悪くないと思いませんか?。↓。
ウッディ・アレンのまね。撮影、渡辺さん。↓。
つづく。