10/Ⅻ.(火)2024 はれ Blu-ray「愚物語/つきひアンドゥ」が届く。ポスターとクリアファイル付き。
今回は恒例(?)の大岡山デート、今年最後です。
今日の為にオシャレをして来ましたよ。銀座でネイル。下は銀座6丁目のランドマークである「銀座シックス」。銀座シックス、だから、GSIX。
ネイルはシャンパンゴールドとピンクでお正月模様。
市松模様になっています。
親指はハローキティ。
お正月仕様なのですが、クリスマス対応にもなりますね。
3時間半かかりました。
フェイシャルもケアしましょう。
美容皮膚科でお手入れしました。
お昼ご飯は、ラーメンにしませんか?前にも紹介した、マックの先にある「むらもと」のつけ麵。
これが、つけ汁と刻みチャーシューです。
これはトッピング。海苔・煮卵・チャーシュー3枚・ほうれん草・メンマ。
こっちは、大岡山北口商店街の「ひるがお」の、チャーシューつけ麵。Wエンジン、の、チャンカワイの説によると、ラーメンはチャーシューを先に食べれば太らないそうです。
今日のデートは、丁度模様替えをしたからクリニックに招待します。今回のテーマは「令和に昭和を」です。
昭和天皇崩御の新聞記事の一面は、朝日新聞と東スポです。それを挟むのは、「ダンダダン」で再注目されてる高倉健のポスター。
昭和天皇が崩御された年にまるでその後を追うように6月、美空ひばりも亡くなりました。美空ひばりの周囲を山口百恵で囲んでみました。
後の扉には、山口百恵とブラックジャック。この普段着のような山口百恵のポスターは「花ざかり」というコンセプトアルバムのおまけについてました。「伝説」や「神話」になる直前のこの一瞬の百恵ちゃんが隣のお姉さんみたいな装いで僕はこの時の山口百恵が一番好きです。
ブラックジャックの作者はご存じ、手塚治虫。手塚治虫も昭和天皇崩御の年に美空ひばりと同じく2月に亡くなりました。
ブラックジャックのトイレットペーパー。
名セリフが書いてあるそうです。使うのがもったいないですね。
篠山紀信が撮る山口百恵は可愛いですね。上の報知新聞の号外は「原辰徳が巨人に入団した時」のものです。
昭和を代表するひとを挙げた時に筆頭に来そうなのが、ミスター長嶋茂雄です。このポスターは、ナンバーの表紙を拡大コピーして作った物です。長嶋が空振りをしてヘルメットが飛んでいますが、ミスターは「魅せる野球」をするために、空振りをした時にこのようにヘルメットを飛ばす練習もしてたという逸話があります。本当でしょうか?
長嶋と言えば、王貞治との「ONコンビ」ですね。といっても若い人は知らないですよね??うちの文化部長のスーちゃんでさえわかりませんでした。王貞治と長嶋茂雄のイニシャルをとって、ON(オー・エヌ)コンビと言います。
僕が中1の時に、東京の五反田に住んだのですが、丁度その頃、アグネスラムが黒船のように日本に来襲しました。父が知り合いから、「これから売れるから」とまだデビュー前のアグネスラムの生写真を2枚貰って来ました。僕には4つ上の兄がいました。父はアグネスラムの2枚の写真を「高2の兄と中1の僕にどう分けるか」悩んだ挙句、2枚とも僕にくれました。変った父だとお思いでしょうが、母も兄も何の不思議も持たず、昭和50年・川原家は平和でした。
ここには植木等を。
昭和30年代の高度経済成長のサラリーマンに元気を与えたのが植木等演じる無責任男です。僕の選ぶ日本の喜劇映画№1はこの二つです。この二つは別々の映画ですが、「ニッポン無責任時代」が前編だとすると、「ニッポン無責任野郎」が後編とも言えます。どちらも傑作なのですが、あえてこの二つをセットと考え、「ニッポン無責任時代」を壮大なフリと考え、「ニッポン無責任野郎」を強烈なオチだと考えると胸が踊ります。是非、二本続けて観て下さい。順番を間違えないようにしてね。「時代」→「野郎」の順です。
それでは夜ご飯に行きますか。寿司屋を予約しておきました。日本酒も限定銘柄を用意させました。
寒いからウヰスキーをお湯で割ってホットウヰスキーもいいですね。日本製の二銘柄。
にごり酒もあります。
今年最後のデートなのでブランド蟹を用意しました。
茹でるとこんなです。
蟹は「接待に向かない」と言われるように話をそっちのけで剥くのに必死になるから、大将に剥いてもらいましょう。
最近の寿司屋は決まった「コース料理」ばかりで嫌になりますね。なので今回は各々が自分のペースで好きなものを頼んで行きましょう。僕はクジラベーコンを。
生ガキを檸檬で食べます。
本シシャモを焼いてもらいます。一本あげましょうか?
僕はここからはツメ(タレ)シリーズで。まずはタコの足の先。
続いてイカの足の先。
かんぴょう巻きにワサビをたっぷり入れて三つ葉と一緒に巻いてもらいました。一個、食べる?
子持ち昆布。
白魚を軍艦で。
カツオはニンニクで。
明太子を大根のかつらむきで。
最後は蟹汁。
こんな感じです。
エピローグ。
この寿司屋の写真は、実際はO君とKちゃんと「O君の退院祝い」を昼呑みした時のものです。僕とKちゃんが大酒飲んで、病み上がりのO君がタクシーで帰るのを見送って、Kちゃんはかなり酔っぱらってるから「川原君、このまま帰りたくない。もう一軒」と言うけど、時間は昼の4時くらい。だから大岡山の珈琲館へ行く。彼女は珈琲と珈琲ゼリーのパフェを注文するけれど泣き上戸で、「O君、可哀そう」と泣き出し、珈琲やパフェには手をつけず。店の人が気を利かせて「奥の席へどうぞ」と移動させてくれたけど、「このパフェどうしたの?」と自分で頼んだことも覚えてなく、ただひたすら泣いている。まるで僕が泣かしてるみたい。大岡山の珈琲館にしなきゃ良かった、と思ったのも後の祭り、誰かに見られたら「センセーが喫茶店で女の人を泣かせてた」とまるで別れ話を切り出してる場面と勘違いされそうで、「変な噂が立たなきゃいいけど」と僕はすっかり酔いが醒めたのでした。
以上、今年ラストの大岡山デートはいかがでした?ひとりでも喜んでいただける方がいたら来年も続けますね。
BGM. 吉田拓郎「外は白い雪の夜」