心理療法(カウンセリング)のすすめ

杉山です。
先生が患者さんにカウンセリングのアナウンスをするセリフを、私を患者に見立てシミュレーションしてくれたのを、それがまた早口で、一生懸命口述筆記しました。
それを記事にしてみましたので、後はよきに。

今、あなたがここに居て、これこれこういう問題があると。
そこにはあなたの性格とかいわゆるアイデンティティーというものが、関わっているわけなんだけれども、そういったものは、
昨日今日始まったようなものではない。と。
三つ子の魂百までもと言うように、あなたが生きてきた年数、
幼稚園時代とか小学校中学校高校、どこでどんな体験をしたか、
今まではそこをやり過ごしてきたかもしれないけれど、思春期とか青年期になると、寝た子を起こすように過去の固着していた問題が出てきたりするものなのだ、と。
だから、問題を解決するためには、何が問題なのかを
自分でわかる必要があって、そのためにカウンセリングでは、
最初の4~5回でカウンセラーの方から質問をして、
今あなたの困っていることと、あなたの歴史がどう関わっているのかを、見立てる作業をする。

それで納得いってくれれば、継続面接が始まっていく。
そこで、アセスメントの段階で聞かれる事は、
あなたの歴史を大河ドラマ的に分析していくことで、そのためには、
DNAレベルで父親とか母親とかの血も受け継いでいるわけだから、
親がどんな人間であるかだとか、その親にもまた親がいる訳だから、
おじいちゃんおばあちゃんがどんな人なのか。
プラス人間は、社会的な動物だから、兄弟とか親戚とか、
友人関係に留まらず、時代とか文化とか流行りとか風土とかも関係してくる。
そういうものを全部聞いたうえで、それらにどのぐらい影響されているのか、あるいは反発しているのか、それを全く知らない他人であるカウンセラーにしゃべる事によって、相手に伝わるように喋らないといけないから、話しているうちに自分の整理にもなる。
これを毎週1回50分やる。
よく考えて欲しい、人生の中で生きてく中で、自分のことだけを話題にして、50分話し続ける空間などない。
それを人工的につくって、専門家と一緒に見つめていく作業がカウンセリングで。
これは本当の事を言うと、全ての人がやった方がいい。
ただそんな事に、厚労省は金を出さんと言っているから、
保険がきかなくて、1回7000~8000円かかる。
まぁ、高いように感じるかもしれないけれど、何かに比べれば高くないんじゃないかな。

唐突ですが、下にあるイラストは先生が描いたフロイト。色塗りは杉山が担当しました。↓

 

 


令和はじめてのチュー

5/ⅩⅡ.(木)2019 はれ 大岡山のタピオカ店、1件つぶれる??

もうそろそろ年賀状を準備しないといけない季節だ。僕は前もって年賀状を書くことはせず、大抵、正月に書いている。

年内に「新年おめでとう」なんて書くのは、うそつきみたいで嫌なのだ。って、そんな潔癖症でもないのだが、要は、明けてもないのに「明けましておめでとう」って気分になれないのである。

だから、先輩や恩師から年賀状が元日に届いても、それをみて返事を書いてるような失礼な現象が起きている。今年は大殺界だし、改めようと思い立ったのです。

来年は、調べたら、ねずみ年だ。どうせ、ミッキーかピカチュウにイラストが片寄るに違いない。ちょっと皆の意表をつきたい。ねずみ…チュー…で思いつくもの。荒井注だ。そこでこんな年賀状のイラストを作ってみた。↓。

荒井注を選ぶ人もいるかもしれないから、あえて流行語の「なんだ、バカ野郎」と「This is a pen」を避けてみた。

「だからオレが悪かったよ」とは、「ドリフのツンツン節」で荒井注のパートの♪借金、月賦は踏み倒し♪の歌詞のあと、荒井注が捨てゼリフのように語るワードだ。これは歌詞カードにも載ってないから、これはかぶるまい。そう満足してたら、受付のうかいさんは、荒井注・自体を知らず、「なんだ、バカ野郎」と「This is a pen」だって、かぶりませんよ、と自信満々だ。

これはメモ用紙に走り書きしたのだが、出来が良いので、このままでいいかなと思う。ビートルズの「レット・イット・ビー…ネイキッド」のような荒々しさを残したい。荒井注だけに。そのため右下に裏のカレンダーが写り込んでいるが、それでもいいやと思ってる。初期のボブ・ディランのレコードも椅子のキッキッって音が入ってるし。気にしない気にしない。

年賀状で思い出したのだが、僕が医者になったのは平成元年。だから医者になって始めての年賀状は平成2年の午年だった。こないだの入船の記事にも登場したボスは、僕を入局させてくれた恩人なのだが、当時は助教授だった。

正月明けに、ボスは少し怒ったような顔で、「おい、川原。あの年賀状は、なんだ?」。<えっ、午年だからですよ>と答えたら、「うちのカミさんに、あなた悪い事してるの?、って疑われただろうが!余計な物、送ってくるな!」と八つ当たりされた思い出があります。

どんな年賀状かというと現物はないので、再現してみました。こんな感じです。↓。

あとは、機械の操作さえうまく行けば、荒井注の年賀状、皆さんへのお返事としても送れますね。

BGM.吉田拓郎「お正月」

P.S. 受付の杉山です。
この年賀状を受け取ったときに、色はこのままでいいんですか?と聞いたら、
書き終えたばかりの先生は、「荒井注はモノクロの時代の人だからこのままでいいんだよ。」と言っていたのですが・・・お昼を食べ終えて気が変わったのか、「色、塗っといてもらえる?」とのお触れが出ました。
なので、塗ってみましたがいかがでしょうか。↓

色鉛筆、背景塗りすごく難しいですね・・・。でも、私にしてはよくできたと思います。・・・200点!


ジョンが味方なら…

4/ⅩⅡ.(水)2019 はれ 今日は浅香唯の誕生日

大慌てで来たから(食パンの代わりに、ダッフィーを使用)。↓。

左右別々の靴で来てしまった。↓。

主催者にバカにされた。↓。

僕は肩身の狭い思いだった。↓。

主催者はさらに僕をいたぶる。↓。

僕は自分が情けなくなった。↓。

そんな時、ジョンが現れた。↓。

ジョンは格好良くギターを抱えて、「ツイスト&シャウト」を歌ってくれた。↓。

♪ツイスト&シャウト♪。↓。

主催者もウットリだ。↓。

ジョンのジャンバーは射殺される2日前のインタビューで着てた、袖に般若心経の刺繍が施された、あのジャンバーだ。↓。

よく見たら、ジョンも左右別々の靴を履いていた。↓。

ジョンの靴。↓。

ジョンは暗に僕と同じ立ち位置だと言ってくれている。↓。

いつも、ジョンはそんなやり方なんだ。↓。

結局、時代が動いて主催者も左右別々の靴を履くような世の中になった。↓。

僕は始めから何も変える必要などなかったんだ。↓。

おしまい。

BGM.ザ・ビートルズ「ツイスト&シャウト」


心の護美箱⑮~アーカイブミックス

その子は、学校も家も友人関係もうまくいかなくて、毎週、クリニックに通院していて。
薬を出すような症状もないから、毎週、ちょっとの時間だが、診察で話をしていた。
彼が、その頃、なんとかしのいでいられたのは、診察もそうだったかもしれないが、「少年ジャンプ」の存在だった。
月曜日にジャンプを読んで、週末クリニックに来て、一週間づつ乗り切っていたのだ。
そこに、「3.11」である。
色んな流通とかにも影響が出て、ジャンプは1週発売を延期した。
東京に住んでいる我々の電力の多くは東北の被災地に依存していたし、東京も計画停電をしていた頃だ。
テレビの番組もあまり不謹慎な番組は自粛されていた。
実際に被害にあった方のことを思うと、ジャンプ1週間延期、なんて何てことのないことだった。
だけど、彼は毎週、ジャンプを読むことで、日々をなんとかしのいでいたから、彼にとってはジャンプがないのは痛かった。
しかし、そんな事を言える世の中でないことを彼は重々知っていた。
彼は悶々としていて、自己嫌悪にもなっていた。
僕は、<ここで喋ったことは外に漏れない。人間はそもそも不完全で放っておけば不謹慎になるもの。
外では言ってはいけないことも、ここでは喋って良いんだよ。心は治外法権だから>と保障した。
すると、彼は小さく息を吸って、大きな声で、「ジャンプ、読みてぇ~!!」と叫んだ。
世間でそんなことを言ったりやったりしてはいけない考えや思いも、ここだけの話ならば良しとする。それが精神科という場所で、我々の守るべき一線だと思う。

心の護美箱、も、もう⑮弾になりました。
はじめて、このブログを読まれた方は何のことだか、判りませんね。
とりあえず、グチを書き込めるページなのです。
つまり心に溜め込んでるものを、捨てる、ゴミ箱、のようなものです。非公開を希望の人は、そう書いてくれればアップしませんし、こちらが判断して「不適切」なものはアップを控えます。
溜め込むのは良くないです。「王様の耳はロバの耳」と言いましょう。
最短でも通院間隔は1週間に1回ですね。1週間という単位は、色々ある時はありますからね。
ですから、酔った勢いでも、ネガティブになった時でも、送って下さい。身元がバレるようなことはしませんから。
まぁ、グチに限らず、要望や苦情やエールやラブレターでも構いません。この記事に関する感想コメントなら、尚結構!

↓。今回は2つの記事をミックスしたアーカイブスにしてみました。↓。

 

大相撲ブームの再来ですね!
秋場所も豪栄道の全勝優勝で終りましたね。
日本人力士の全勝優勝は、貴乃花以来、20年ぶりだそうです。
知り合いが、この秋場所の期間中だけ、両国国技館の清掃(?)の バイトをやっていて、
そのバイト募集のキャッチコピーが、「力士、見放題」だって。それには笑った。
1番人気は、十両の、宇良(うら)、ですね。
小兵なのに、巨漢力士の股の中をくぐって反り投げでぶん投げたり、足とりで転ばせたり。
判りやすく言うと、舞の海みたいです。
両国国技館ののグッズ売り上げでも、№1は、横綱・大関を抑えて、十両の宇良(うら)だって。
だけど、僕は宇良(うら)より、序の口の、服部桜、に夢中です。
服部桜、の無気力相撲が面白いです。
ハッケヨイノコッタ、でいきなり両手をペタンと地につける。
これには行司もびっくりして取り直し。
次の仕切りでは、ハッケヨイノコッタ、でいきなり相手の股の間にヘッドスライディング。
これも、駄目。仕切り直し。
3回目のハッケヨイノコッタ、では後ろにひっくり返る。
僕は、<この動きは誰かに似てるなぁ>と思って考えたら、判った。ビートたけしのボケだった。
結局、これも審判部長に怒られて、4回目の仕切り直し。
そーっと立って、相手にさわって、相手が加減してポンとはたいて引き落としされました。
これは面白いですよ。「2016年9月場所3日目 服部桜ー錦城 」で検索すると観れます。
オススメです。
僕は、服部桜、に夢中で、暇さえあれば、服部桜、のことを考えています。
服部桜とは何者か?、というサイトがあって、そこの書き込みに、
「これが後の大横綱である」
というのを見つけた時、それには笑った。
服部桜、は子供の時からお相撲さんになりたくて、体は小さいけど、苦労して力士になった真面目な人だ。
今場所の、服部桜、は首を痛めていたらしく、真面目だからか休場をせず、だけど怪我もしたくないから、
結果的に、無気力相撲、になってしまったようで、あまり笑っては可哀想だ。
しかし、僕はますます興味が出て、この人の育ってきた風土が知りたくなった。
そうして調べたら、なんと僕と同郷の茅ヶ崎だった。
なんか急に親近感が沸いてきた。
<そうそう、茅ヶ崎で幼少期を育つと、そうなるよね!>とか話し合ってみたい。
北口に住んでたのかな?南口かな?
知りたいなぁ、もっと、服部桜、のこと。
<本名は、何って言うの?>とか、今風に言えば、<君の名は?>。
調べたら、服部、だった。四股名が、服部桜、だからそうかなとは思ったけど。
<じゃ、これからは、ハットリくん、って呼ぶね!>と言って、エア対談終了。
ハットリくんと言えば、忍者ハットリくん、が思いつくが、何かで見た藤子不二雄の人気ランキングでは、
1位がドラえもん、2位がキテレツ、3位がパーマン、4位がエスパー魔美で、
忍者ハットリくん、はベスト10に入ってなかった。下が、ハットリくん。↓。


藤子不二雄作品は異色なコラボレーションが、ファンサービスとして、チラッとあるから嬉しい。
たとえば、ドラえもんの24巻に、星野スミレ、が女優役で登場する。↓。


星野スミレ、とはパーマン3号(パー子)の正体の名前で、将来の夢が大女優、のチャイドルだ。
つまり、ドラえもんの作品の中では夢がかなった、ことになっている訳ですね。
ドラえもん、では星野スミレは熱愛報道でマスコミに追い回されるが、それはガセネタ。
星野スミレには意中の人がいました。
のび太は、星野スミレが落としたロケットを拾ってあげます。↓。


そのロケットの中の写真は、どうみても、パーマン1号の、みつ夫、の少年時代の顔です。↓。


ちなみに、みつ夫の本名は、須羽満夫。スーパーマンのモジり、です。
後に、スーパーマンは「バードマン」と名前が変わって、そっちの方が、なじみの人も多いでしょう。
でも、パーマンの名前の由来は「スーパーマン」だから、ちょっと納得行きませんね。
まぁ、大人の事情なのでしょう。
下が、パーマン1号のプロフィール。
「藤子不二雄ファンクラブ月刊UTOPIA創刊号(昭和57年7月31日発行)」から。
11才だって。↓。


ドラえもんとのコラボに話を戻します。
星野スミレは、「その人は会えないくらい遠くにいるの」と言い、それに対して、のび太は生意気な口をたたきます。
のび太のくせに。↓。


これは、パーマンの最終回で、みつ夫が日本のパーマンの代表として「スーパー星」へ留学したことを暗示しています。
判る人だけ判る、のが、マニアックな心をくすぐるのです。
下は、単行本未収録「帰ってきたパーマン」より、パーマン1号が遠い国にいる証拠。↓。


僕の年代には、星野スミレ、が憧れのヒロインという人が多く、「結婚相手は、星野スミレ、という名前の人にしたい」
と言ってた奴が何人かいた。
あまり知られていないことだが、初期設定では星野スミレ、は芸名で、パー子の本名は、鈴木伸子、です。
僕が研修医の時に所属していた大学病院の医局の先輩に、鈴木伸子、という名前の女医さんがいて、驚いた。
下が、パーマン3号の紹介。出典は、みつ夫と同じ。↓。


ところで、僕が1番好きな藤子不二雄ヒロインは、エスパー魔美、です。
僕の青春の後半はバブル期だったそうだが、僕は医学校の高学年だったので、病棟実習や試験試験に追い回され、
バブル期など実感したことは1度もない。
その頃の僕の数少ない楽しみの1つが、TVアニメ「エスパー魔美」だった。
そんな思い入れのせいで、今でも、エスパー魔美は好きです。
こないだDVD・BOXを買っちゃいました。
下が、クリニックの、エスパー魔美コーナー。↓。


そんなエスパー魔美、でも、藤子不二雄の他作品とのコラボがみられます。
僕は、タイトルを「かまいたち」と勘違いして覚えていましたが、
正式には、マンガでは「ウソ×ウソ=?」で、TVアニメでは「ウソ×ウソ=パニック」といいます。
この回は、魔美がついたちょっとした嘘が発展して大騒動になるというドタバタです。
ここで、嘘を拡散させる重要なマッチポンプの役割をするのが、ご近所の「細矢さん」です。
僕の知ってる限り、細矢さんの初出作品は、「旧・オバQ」です。
細矢だから、放送屋、というあだ名のおしゃべりおばさんです。
てんとうむしコミックスの「オバケのQ太郎」5巻の「放送屋だまれ」に主役として出てきます。↓。


放送屋が、ははあん、と言ったら注意です。↓。


エスパー魔美でも、かまいたち、を発見するのは、細矢さんです。↓。


そして、町中にいいふらして、尾ひれがついて学校でも大騒ぎ。↓。


ここから、ドラえもん、とのコラボがみられます。
街角で、スネ夫が都市伝説を言いふらす場面に魔美が通り過ぎます。
スネ夫が話してる相手は、のび太&しずかちゃん&ドラえもん(の後姿)です。↓。


アニメ版の「かまいたち」では、魔美が道を歩くシーンで、一瞬、空をタケコプターで飛んで行くドラえもんが映ります。
昔、ヒッチコックが自分の映画に必ずチョイ役(通行人とか)で出てたのと同じくらい、本編に影響しないサービスショットで、
一瞬だから、見逃しちゃうかもしれませんよ。↓。


SFとは、サイエンス・フィクション、の略ですが、藤子不二雄は、SFのことを「少し、不思議」の略だと言いました。
前提である1つの不思議を除けば、後の全てが科学的・現実的な理屈通りに動いていなければならない。
それが、良いSFの条件です。

(月)は、学校医の後、「君の名は。」を観に行こうかと思ったのですが、
「傷物語」をまだ観てないのに、そんなのを先に観たら、忍ちゃんに怒られるかと自惚れ、
大人しく家に帰って、新海誠作品のDVD「秒速」と「言の葉」を続けて観ました。
これらは、クリニックの待合室のモニターで流す候補として買ったものです。
「言の葉」の声優は、主人公の男子が「おそ松さん」のトド松で、女教師が「化物語」の千石撫子です。
「言の葉」は雨の描写が効果的で、特にラストの方の大降りの音響はリアルだな、と感心して観ていたら、
実は外が大雨で、たたきつけるような雨音を、映画の音響だと勘違いしてて、雨戸を閉めなかったから大変でした。
噂にたがわず、映像が綺麗で、雨の演出が見事で、映画が終っても、雨の残像が見えました。僕の涙でした。
と言う訳で、僕は、この映画をクリニックで流すことにしました。
そこで、字幕スーパーをつけて、もう1度、観ました。
すると、情報量が何十倍にもなりますね。
背景、人物の表情、字幕、音響、会話、ナレーションで脳のキャパを越えました。
その結果、字幕を読みながら映像の輪郭をみて、BGMをバックに、セリフは頭に入らず。
トッティ(トド松)、と、↓。


なでこ(千石撫子)が、↓。


普通に、お喋りしてる「おそ松さん」と「化物語」の素敵なコラボ・アニメに脳内で変換されました。
まぁ、クリニックでは、消音して流すから情報量はコントロールされるので、そんな奇跡は起きないでしょうが。
そして、今日、「君の名は。」を観てきました。傷物語、まだ観てないけど…。

ゴジラの新宿TOHOシネマズです。↓。


平日14:30スタートなのに、ほぼ満席でした。
最近は機械でチケットを買うから、その操作がよく判らなくて、適当にボタンを押してたら、
千円札を2枚入れたのに、なかなか券が出てきません。
お金が足りないそうでした。
結局、2800円という値段で、<随分、高いなぁ>と思っていたら、プレミアム・ボックス・シート、と言って、
隣と敷居があって遮断されてて、物を置くスペースもあり、ゆったりとした贅沢な席でした。
そこまで必要かな?と思いましたが、まぁ、普段の自分へのご褒美だと思うことにしました。
ネタバレしないように気をつけて、僕の印象的だったシーンの感想を書きます。
主人公の少女が巫女さんで、口噛み酒、を造る儀式があります。
口噛み酒、とは、神様に奉納する神聖なお酒のことで、少女がお米をよく噛んで、液体状になったら吐き出すのです。
「はじめ人間ギャートルズ」の猿酒の要領と似ています。
受付の大平さんと一緒にお昼を食べに行った時、「君の名は。」を観て、<泣いた>、と言ったら、
「どこでですか?」と聞かれたから、<口噛み酒>と答えたら、ドン引きされました。

主人公の少女は、その儀式を同級生にみられるのを嫌がっいてましたが、おませな妹が、励ましのように、
「いっそ、生写真とメイキング映像もつけて、口噛み酒、を売り出せば良い」と発言してました。
僕は、<商品化したら買おう>と一瞬、思いましたが、昔、ブルセラというのが社会問題になっていた頃、
摘発された店主(おっさん)が、女子高生の「つば」、と偽って、自分の唾液を売っていたというニュースを思い出し、
産地を見極める、とか、食の安全、ということにあらためて思いをめぐらせたものでした。
そんな主人公の女の子の巫女さんの衣装が、「ひぐらしのなく頃に」の古手梨花ちゃまの巫女さんのコスチュームに
よく似てるな、と思ったのですが、「君の名は。」の舞台は飛騨で、確か、「ひぐらしのなく頃に」の聖地巡礼も
そっちの方だったような気がするから、似てて当然なのかも。
それとも日本全国、巫女さんの正装って同じなのかしら?
今度、大学の同窓会があるから、巫女さんに詳しい人に聞いてみよう。(いるのか?巫女さんに詳しい人)
下が、古手梨花ちゃまの巫女さん姿。↓。


もう一箇所、印象的だったのは、最後の方で、学校の放送室をジャックして、ニセの避難勧告を出す女子は、
「魔法少女まどか☆マギカ」の、鹿目まどか、の声ですね。
あの放送は良い声だったな。下が、鹿目まどか制服バージョン。↓。


この映画は、我々の世代には受けると思いました。それは、大林宣彦の尾道三部作のジュブナイル映画を彷彿させ、
監督のちょっとした洒落っ気なのですかね?、ちょっとオマージュしてる場面もあってニヤニヤします。
「ある!ない!」と自分のオッパイをもんだり、上半身裸で姿見に映るのは、「転校生」の小林聡美ですね。
小林聡美は「転校生」の冒頭で大胆にもオッパイを見せましたが、「君の名は。」ではボカシが入っていましたね。
これは映倫とか都条例とかの影響ですかね?
コミケ関係でも、結構、問題になってましたね。
「女子高生はヤバイから、女子校生にしよう」とか。
女子高生は18歳以下でアウトだけど、女子校生なら専門学生とか短大もOKみたいな、議論を聞いたことがあります。
そんなことを言ったら、エスパー魔美なんて、今は放送禁止ですかね?それとも芸術だからいいのか。
魔美のお父さんは画家で、そのバイトで魔美はヌード・モデルをやってる描写だから。↓。


あっ、すみません。話が、エスパー魔美になってしまいました。
話を、「君の名は。」で大林宣彦の映画っぽいところに戻します。
原田知世の「時をかける少女」のエッセンスもありました。
「君の名は。」でも、タイムトラベルは重要なテーマですからね。
原田知世の「時をかける少女」では、未来人・深町くん、が未来へ帰る時に、原田知世の質問に答えてこう言います。
「時は過ぎるのではなく、やってくるものだ。だから、また会える。でも、その時、2人とも記憶はないんだ」と。
それに答えて、原田知世は「また会えるの?私にはわかるわ」と本来なら絶対的な力を持つ「時間」に対して、
私は忘れない、というピュアで強い意志の力のみで抗おうとする決意表明をします。↓。


この時に、意味は判りませんが、深町くんは、原田知世のほっぺに墨のようなもので、まるで落書きのようにします。
上の写真の、原田知世の画面左側のほっぺが黒いのはそのせいです。
「君の名は。」でも、ほっぺに落書き、はコミカルなシーンとして登場してますね。
顔に落書きと言えば、劇場版「涼宮ハルヒの消失」の終盤でも、キョンが意識を失い入院してる時、
「団長の責任」として、病室の床に寝袋で泊まり込んでいたハルヒが、
意識を回復してキョンに起こされた時に発したセリフが「私の顔にイタズラ書きとかしてないでしょうね」
というツンデレで、キョンも「したかったけどな」と返しています。
こちらは、コミック9巻から。↓。



「涼宮ハルヒの憂鬱」でも、「時をかける少女」や「なぞの転校生」などには敬意を払っていますから、
これらのテーマは世代を越えて青春には鉄板で、寝顔に落書きはラブコメの王道なのかもしれませんね。
あっ、すみません。話が、「涼宮ハルヒの憂鬱」になってしまいました。
「君の名は。」で、大林宣彦の映画を連想した話に戻します。
「時をかける少女」のラストの方で、大きくなった原田知世は、大学の薬学部に勤めていて、
図書をいっぱい抱えて廊下を歩いていると、大人になった深町くんらしき人とぶつかって道を聞かれます。
道を教えて、別方向に歩いて行くのですが、お互い記憶がないけれど、何かを感じたのでしょうね、
まずは、深町くんが振り返って、原田知世は気づかずです。↓。


そして、深町くんが歩いて行くと、今度は原田知世が振り返りその背中を見送ってすれ違いのまま…。↓。


これは「君の名は。」では、歩道橋の上みたいなところで、よく似たすれ違いのシーンがみれました。
これは、きっと監督はわかっててファン・サービスしてる気がしました。
「時をかける少女」は、原田知世と深町くんの二人の強い意志が運命を手繰り寄せる予感をさせて終ります。
何年も心に引っ掛かっていた、青春の忘れ物の続編を、映画「君の名は。」で、みせてくれたような気がしました。
プレミアム・シートという隣と敷居のある席だったから、周囲を気にせず泣けて良かったです(笑)
以前の記事で、観てもないくせに、新海誠のことをディスりましたが、すみません。お詫びにもう1回観ます。
ちなみに、尾道三部作の残りの1つは、富田靖子の「さびしんぼう」。
BGM.トワ・エ・モワ「初恋の人に似ている」


入船という店があった~12月だ!タッちゃん!ガンバレ!巻き返し!の章~

11月30日で、入船、が店を閉じた。店主が27才の時にオープンして51年やったそうだ。翌日の、12月1日に店の様子を見に行った。もう看板も取り外された。↓。

 

裏口に回ってみる。↓。

ご自由にお持ち下さい、と容器などが外に出され、「ここのは良いのを使ってるからね」と見知らぬおばあちゃんに話しかけられ、仲良くなる。↓。

いっぱい人が来てました。↓。

車庫にも器類が置いてあります。↓。

店の中を探索してみましょう。↓。

数が揃ってる器は業者が買い取りに来るそうで、綺麗に揃えて準備してあります。↓。

水槽も空ですね。いつも、車えびが泳いでいた水槽。↓。

入船は、個人事業主としては初めて、本場所に懸賞金を出した唯一の店です。この額装入りの物が、等身大の本物の懸賞旗です。↓。

お店はスケルトンにする必要があるから、こういうお宝も取り外します。↓。

業者に売らない、お宝類は軽トラックに積み込まれます。↓。

これが、その車の中。↓。

このお店は僕の医局のボスの行きつけでもありました。ボスは毎週、火曜日の昼くらいから相撲の終る時間くらいまで1人でチビチビ呑んでたそうです。主に、ウヰスキーを好んでました。

ボスは僕が医学部の6年の時の入局面接の担当官でした。彼の手元には僕の資料があり、2つ質問されました。「第三希望まで書くところがあるのに、何故、精神科としか書いてない?」に、僕は「精神科医になるため、医学部に入ったから」と答えました。「ふ~ん」とボスは答えると、僕の成績表に目を落すと急に声を荒げて、「君、とっても成績悪いよ。医局説明会どころじゃない。今日はもう早く帰って勉強しなさい。君が無事卒業して国家試験に受かったら、我医局は君を喜んで受け入れるから、さぁ、帰りなさい」と僕だけとっとと返されました。そんなボスももう死んでしまいました。

ボスは死ぬ前日も、入船で呑んでたそうです。店主が言ってましたが、相撲の結びの一番どっちが勝つか、大トロ炙り一貫、賭けて勝負したそうです。店主は横綱、ボスは平幕。そうしたら、その一番は大番狂わせで横綱が負けたって。つまりボスの勝ち。でもボスは「もうおなかいっぱいだから」と「今度来た時、大トロ炙り、をもらうよ」と言って帰ったそうで、それがまさかの最後のボスの笑顔だったそうです。入船の店主は、ボスの葬儀にもみえてましたよ。義理堅いですね。

そんなボスの呑み残したウヰスキーのボトルもあるそうです。店の後片付けをしてる人に、「センセー、持ってきますか?ウヰスキーの中身は新しいのに変えておきますよ」って。↓。

下は、ボスがペンネームで書いた自伝的小説。主人公は、アル中の大学教授。この本が出版された時、医局員は半強制的(自主的に?)に買ったものだが僕は買わなかった。なんで持ってるかというと、入船の店主に「センセーも読んだ方がいいよ。うちの店が出てくるから」って貰ったから。↓。

これが、入船について書かれてる箇所。↓。

 

さて、そういう僕は入船ではいつも冷酒を呑むのですが、記念にその冷酒を入れる容器をもらいました。「ねぇねぇ、ついでに冷酒もない?冷蔵庫に2-3本残ってるでしょ?」って言うと、お酒の余りは業者が回収にくるそうだが、旦那さんも数まで数えてないだろうから、と3本もらった。家で呑むつもり。↓。

11月30日の最終日は、土曜日で、おまけに最終土曜だから、クリニックはミーティング。最終日には、顔を出せないから、前日の金曜のお昼にクリニックを抜け出して寄ってみた。満杯だったが、入れてくれた。もうおしまいも近づくと、名残惜しいと客がたくさん集まる。自然と、店主に負担がかからぬように、皆、おまかせ寿司コース、しか頼まない。これだと同じものを同じ順に握ればいいから、店主が楽だろうと。

まずは赤身から。↓。

中トロ。↓。

アジ。↓。

サバ。↓。

トロタク。↓。

お椀。↓。

さっきまで水槽にいた、車えびの湯がきたて。↓。

これぞ江戸前寿司、穴子&蒸し鮑&卵焼き。↓。

イカは塩味になっています。↓。

大トロ炙り。これが、因縁のボスが食べ損ねて死んだ、寿司です。↓。

ここで、店主がパフォーマンスを。大間のマグロをおろしていく。皆んな、一斉にカメラを持ってフラッシュがたかれる。↓。

これが、日本一のマグロ。このワンブロックで、300万円だってさ。↓。

それをひときれ、ニンニク醤油で、配られる。これがうまい。↓。

入船の屋号の継承権のある人と話をした。当然だが、規模を小さくしても良いから、店を続けてくれないか、とリクエストが多いそうだ。ただ、そこは慎重で、暖簾を汚したくない、という。また正直、今の時代、魚は厳しいらしい。名店と言う寿司屋は大抵スポンサーがついてるらしく、入船のような個人店はむしろ少ないらしい。寿司は単価は高いが儲けは少ないらしく、正直うまみはないそうだ。彼には実は「ある考え」があって、それをこっそり教えてくれた。僕はそれは面白いと思った。実現したら教えてくれると約束した。機密事項だから、ここでは言えません。ごめんね。

そして、さっきの入船の懸賞旗とか、お宝を乗せた軽トラックはどこへ行ったでしょう?

実は、カワクリに来たのです。↓。

 

これがお品書き。↓。

これがお品書き・小。↓。

これはお店に来た有名人のサイン。王貞治や鶴瓶。↓。

これが実際に使われる、力士がもらう懸賞袋。↓。

これは店主が、朝青龍の断髪式に出て、ハサミを入れてるところの写真。↓。

白鵬は、個人事業主がはじめて懸賞金を出したと聞いたら、お店に駆け付けたそうです。日本人の心を持っていますね。↓。

その時の、白鵬の手形。↓。

これが額装入りの懸賞旗。玄関に出してたら、誰かが寿司屋と間違えて入ってきそうだ。ただでさえ、「ここ、病院でいいんですか?」と聞かれることが多いというのに。↓。

次期継承者に僕は2回車で送ってもらったことがある。店と自宅は徒歩圏内だが、僕が酔っ払って店で転んだ時と、台風の日の帰りだ。

今回もクリニックまで僕とお宝を運んでくれたのは彼だ。彼が見たがるから、クリニックの中を案内してあげた。「センセーの所には、きっとご家族にも見せれないものを収納する秘密部屋があるのでは?と想像してたんですが、まさか丸ごとクリニックがそうなんですね~」と感心し、「けいおん、だ。あの花、だ。物語シリーズ、だ。ベビメタ、だ」と一々声に出して反応してくれるから、こちらも嬉しくなる。「センセー、ここ夜はバーにしたらどうですか?流行りますよ」とアドヴァイスをくれ、「へ~、こんな店のやり方もあるんだなぁ」と言っていた。そんな彼が、もっとも反応したクリニック内の物は何だと思いますか?

ヒントは、診察室にあるものです。

正解は、↓。

宮沢りえ、の新聞広告でした。彼は、「この写真集、持ってましたよ」と懐かしそうに笑っていました。


完璧版・聖劇 ファイブ・フォト・セッション~クリスマス気分にのせられ~

◆第一章 ザアカイ◆

ザーカイは、お金持ちですが高利貸で皆から嫌われていて、お友達もいませんでした。だから余計に、お金に執着したのでしょう。悪循環ですね。ザーカイの身体的特徴は、とても背の低い男でした。下が、ザーカイ。↓。

ザーカイの町に、人気絶頂の、イエス様がやってきて、たくさんのファンを魅了しました。怪獣のフィギュアが民衆で、豹柄+王冠の後姿がイエス様。↓。

ザーカイもイエス様を一目見ようと訪れましたが、人がいっぱいで後ろの方では、背の低いザーカイには、イエス様がみえません。↓。

そこでザーカイは、どうしてもイエス様を見たくて、近くにあるイチジクの木に登りました。↓。

今回の記事の中で唯一の屋外ロケです。必死に登るザーカイ役の川原先生。目測で、標高約20センチメートル。↓。

舞台を屋内に戻します。そんなザーカイをイエス様は、「ザーカイ、降りてここに来なさい」と認知してくれました。↓。

イエス様には何もかもお見通しです。「ザーカイ、悪いことはダメですよ」。ザーカイは、たくさんのファンの中から自分だけにリプくれたと喜ぶオタクのように、嬉しくて、反省ザルのように素直になりました。↓。

そして悪い事して余計に儲けた金品やお宝をイエス様に渡し、寄付しました。↓。

ザーカイが寄付したお宝たち。長門有希のガレキ。スペース長門。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その1。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その2。↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレー、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレーの器に入れて、ふるまい、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、麻雀牌で一緒に遊び、↓。

それ以来、ザーカイの評判は鰻の滝登り。友達も出来て、お金より大事なものを知り、幸せに暮らしたとさ。

 

 

◆第二章 マグダラのマリア◆

マグダラのマリアは、娼婦です。セックスワーカーともいいます。これは性風俗に関する偏見に対して、これも立派な仕事だと支援する時に使う言葉だそうです。そう言えば、人類でもっとも古い職業は「売春」だと中学の授業で習ったことがあります。セックスワーカー、覚えておきたい単語ですね。下は、マグダラのマリアの根城、ピンクのカーテンで仕切られています。美保純、元気かな?。↓。

これが、マグダラのマリア。花瓶でスカートの奥を華麗に隠しています。↓。

これは、けいおん、のうちわを何枚も重ねて持つことで、フラメンコ風の(あるいはジュリアナ風の)扇子を模擬しています。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、うかい&杉山。↓。

セックスワークは、どんな相手が来るかわかりません。蒲田君のようなシャイな子は優しく包みます。↓。

時には権力者の相手もします。ピンクのフラミンゴは、ウイリアム・テルが住む村の村長です。(柿と、クマと、ウィリアム・テル参照)。↓。

時には娼婦は看護師のようにお客さんの体調も気遣います。下は、ペンライトで瞳孔をチェックしてるところです。中国製のピカチュウの目が変てこだからです。↓。

そんなマグダラのマリアの生涯を変える一大事がおきました。イエス様と偶然、バッタリ出会ったよ。でも、これは偶然ではなく、必然だったのだと思います。↓。

それ以来、マグダラのマリアは、イエス様に帯同し、身の回りの世話をします。雪が降る日は傘をそっと差し出します。まるで、高倉健に対する池部 良の立ち位置です。↓。

↓こんな感じ↓

夏の暑い日には、汗をお拭きします。ボクシングのセコンドみたいですね。↓。

さぁ、急展開だ~!そこに、イエス様をよく思わない権力者が、イエス様を悪人扱いし、ひっ捕らえに来ました。盾と槍をもった憲兵です。頭にかぶったヘルメットは、コンビニのレジ袋を使用。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、川原。↓。

憲兵は、おそろしい形相と逞しい肉体美でイエス様を追い詰めます。↓。

憲兵の1人が、ついにイエス様を捕らえました。死刑、確定です。↓。

磔(はりつけ)です。昔、漫画「タイガーマスク」の覆面ワールドリーグ戦に、ゴルゴタ・クロス、というレスラーが出てきました。タイガーマスクは「虎の穴」からすれば裏切り者です。裏切り者といえば、ユダ、なのでしょうが、そこは梶原一騎の腕の見せ所、タイガーマスクを十字架にかけることによって、実はタイガーは裏切り者じゃなく、救世主なのだと読者にメッセージを送ったのです。ちなみに、ゴルゴタとは、イエス様が十字架にかけられた丘の名前です。そう考えるとすごいリングネームですね、ゴルゴタ・クロス。↓。

あっ、すみません。話をタイガーマスクから、聖劇に戻しましょう。

こうなると、イエス様の弟子たちも逃げてしまいました。憲兵の追っ手による尋問にも、ニワトリが鳴くまでの間に3回も「イエスなど、知らない」と言ったものもいます。↓。

それもそのはず、この磔はむごい死刑だから、誰だって腰を抜かして逃げ出します。こんな風に、手足を縛られ身動き出来ないのに、槍で突かれるのです。↓。

ついに、イエス様は死んでしまいます。憲兵が木魚を鳴らします。死す間際まで、自分の宗教を否定されます。↓。

息絶えたイエス様。そこを最期まで、看取ったのが、マグダラのマリアでした。↓。

悲しみに泣き疲れる、マグダラのマリア。↓。

イエス様の死体は、その後もゴルゴタの丘に、見せしめのように放置されていたのですが、3日後、マグダラのマリアがお参りに行くと、イエスの姿がありません。↓。

一体、これは何なの?イエス様の復活を予感するマグダラのマリアは周囲を見渡します。↓。

すると誰かが、ワックスをかけたばかりでピカピカの廊下に倒れていました。↓。

かけよるマグダラのマリア。「あっ、イエス様だわ。復活なさったのね」。↓。

マグダラのマリアは、娼婦時代に培った全ての才能を駆使します。まずペンライトで瞳孔反射を確認します。「生きてる。助かるわ。いいえ、私が助けるわ」。↓。

マグダラのマリアは、昔の自分の根城にイエス様を連れて行きます。憲兵に見つかるとまずいですからね。↓。

そして、ピンクのカーテンを開けます。↓。

「体温が下がってるから、温めなきゃ」。↓。

そして、鼻から魔法を吹き込むわ。「エコエコ・アザラク、エコエコ・ザメラク」。↓。

仕上げは、これよ。「さぁ、どうぞ。ここに。膝枕よ」。↓。

杉山耳かき店です。↓。

「はい、反対側も」。↓。

「生き返ったぞ~!」。イエス様の復活です。↓。

喜びのあまり、嬉しく抱きつく、マグダラのマリア。本編、クライマックスの百合シーン。サービスショットです。↓。

こうしてマグダラのマリアは、性女から聖女へとなったのです。下は、マグダラのマリアのポストカード。画家は、エル・グレコ。↓。

 

◆第三章 盗っ人女◆

罪深い女は、窃盗の常習犯です。村人も怒り、ボーリングのピンを持って、追いかけます。これで叩いてやらなければ気がすみません。↓。

「なんてすばしっこいんだ。やっと捕まえたぞ」と村人Aが言います。↓。

「盗んだものを出せ。出さないと殴るぞ」と村人A。手前の村人Bはボーリングのピンをバットに見立てて、一本足打法の構え。「かっ飛ばしてやる」という意気込みが、いつもちょっとズレたパフォーマンスになる村の陽気なおじさんです。↓。

罪深い女は、白状しました。「私が盗んだ物は、顔です。綾瀬はるかの美しい顔を盗みました」。↓。

盗んだものが顔だと知り、そのシュールな犯罪に余計怒りを抑えられない、村人AとB。↓。

そこにイエス様が降臨です。「待ちなさい。この中で、一度も他人の顔を欲しがったことのない者、その者だけが、彼女を叩く権利があります」。↓。

村人A「う~ん、そう言われると困ったな。他人を羨ましいと思ったことはあるわ」。村人B「わしゃ、チュートリアルの徳井の顔が欲しかった」とひょっとこ顔をしました。↓。

イエス様「じゃ、これからは皆で仲良く暮らすのよ。心の空虚さが埋まれば、盗みを働く必要もないでしょう。なぜなら、欲しいのは他人の顔ではなく、人の心の温もりや、もっと言えば他者からの関心だったのだから」。↓。

 

◆第四章 親子の絆◆

この子は神童と呼ばれる、ジャグリングの天才。↓。

ちなみに、神童と天才の違いは何かと言うと、「神童とは、子供のくせに大人のようなことが出来る子のこと。だから、神童もはたち過ぎればただの人」という所以です。この子は、そう言った意味では天才です。金になりますね。↓。

2人の「母親」を名乗るものが現れ、この子の取り合いです。↓。

騒ぎを聞きつけた、イエス様がやってきて、解決策を提案します。「母親は一人です。どちらも譲らないなら力ずくで決めるしかないでしょう。両側からこの子の手を引っ張り合って子供を奪いなさい」。↓。

よ~し、せいのせいの。オーエス、オーエス。↓。

子供「痛いよ~。痛いよ~」。↓。

ほりゃ、あちきのモンじゃい。↓。

へへへ、やったぜ、この子は銭のなる木だ。↓。

おれのモンだ~!イエ~イ!↓。

「ちがいます」。イエス様が言いました。「子供が泣き叫ぶ姿を見て、心が痛み思わず手を離してしまった、こちらの女性が本当の母親です。親の愛とはそういうものです。」。↓。

「さぁ、あなた達、これからは幸せに暮らすのよ」。「はい」。↓。

 

 

◆第五章 三方一枚損◆

村人Xが、煙草を吸って休憩していた。↓。

そう長居もしてられない。その場を去る、村人X。↓。

「あ~腰が痛ぇな。休憩でもするか」と村人Yがやって来た。↓。

村人Yが煙草を吸う。↓。

「おや?こんな所に忘れ物がある。ベルハーのCD3枚。今となっては貴重な物だ」。↓。

「おいおい、お前さん、忘れ物だよ」。↓。

「ベルハーのCD3枚、あそこのベンチに忘れてあったぞい」。↓。

村人X「確かに、これは元はあっしのだ。しかし、一度、あっしの手から離れた物だ。拾ったお前さんの物だ」。↓。

村人Y「いやいや、あちきだって、ナザレの生まれよ。こんな物を受け取った日にゃ、村の笑いモンだ。お前に返す」。↓。

なにを~、わからずやめ~。こうなりゃ、フェンシングで決闘だ、望むところよ。↓。

やめれ、やめれ~。喧嘩はいけねぇだ~。↓。

誰か仲裁ばしてけろ~。↓。

そこに現れしは、ナザレのイエス。「どういう訳で喧嘩になったか経緯を教えてくれないか?」。↓。

「なるほど。3枚のCDを、落とした方も、拾った方もお互いに受け取らず、相手に与えようとしてる訳だな」。↓。

何か良い解決策がないものか。無駄な血を流させる訳にはいかない。↓。

ひらめいた!「ここにもう一枚、同じベルハーのCDがある。これは私の物だ」。↓。

これをさっきの3枚に加えると合計4枚になる。↓。

それを2枚づつに分けて、おのおのに分けることにしよう。↓。

村人Yは、本当なら3枚もらえるところが2枚だから、1枚の損。↓。

村人Xは本来なら3枚戻ってきていいのに、2枚しかないから、1枚の損。↓。

そして、かくいうイエスも自分のCDを与えたのだから、1枚の損。↓。

「こうして、みんな平等に、1枚づつ損をした、ということでどうだ?」「なるほど、それなら合点がいくぜ」「こりゃ、一本とられた」。

これぞ、名裁き「三方一枚損」。↓。

アホか~!どこが聖劇やねん。最後の二つは、大岡裁きじゃないか。いい加減にしろ。↓。

という訳で、おしまい。田舎のお母さん、見てる~?アーメン。

BGM.吉田拓郎「もろびとこぞりて


父の誕生日に。

27/ⅩⅠ.(水)2019 寒い。一昨日と昨日の温度差が、10℃!

朝方、自宅の玄関を出たらゴミの収集車が止まっていた。その前には、トラック。
トラックのせいで、ゴミ収集がしづらそうだったが、2人の係りの人は文句も言わず、遠回りしてゴミを積み込んでいた。
トラックの中を覗くと、運転手が頭から毛布を被って寝入っている。
起こすのが可哀想だったのかな?優しいな、と思った。

今日、11月27日は亡き父の誕生日。そこで父の思い出話をひとつ。
僕が小3の時、父から聞いた話。
近所のナントカ先生(医者仲間)の息子が警察に捕まった。タバコ屋の自動販売機をこじあけ、金を奪った罪らしい。
その自販機の前を父と一緒に通った時に、
「ナントカさんの息子は、今、ゴミの収集の仕事をしている。達二も真面目に勉強しないで悪い事をするとそうなるぞ」
と言うのを聞いて、僕はこのオヤジは何を言ってるんだ?と耳を疑った。

僕は茅ヶ崎のカトリック系の幼稚園と小学校に通っていて、毎朝、賛美歌を歌ったり、聖書の話を聞いて育っていた。
聖書の教えは、職業に貴賎はなし。
キリストの教えに登場する人物は「卑しい」仕事の人が多かったが、心のまずしい人は幸いである、とは、そういう人にこそ幸あれ、みたいな意味だと習った。

そういう教育を受けさせたのは父であり、その本人が自ら子供に向って矛盾したことを言うなんて。
世は高度経済成長の時代で、医者の子は医者になり後を継ぐのが、よし、とされた時代でもあった。
父はそういう意味では、「普通の事を言う普通の人」だった。僕はもう小3だったから、そういう父にも寛容でいられた。
問題は、父の意見を支持するか、聖書の教えを是とするかの板ばさみだった。
これは、ダブル・バインドと言って、子供を精神的におかしくする方法だ。

僕はその頃、「善悪」というものにも疑問を持っていたから、ウルトラマン・シリーズや仮面ライダーは子供っぽくてみなかった。
唯一、ウルトラセブンの、ノンマルトの使者、は例外だったが。

僕は、キリストと父のどっちの味方をしようかと、楽しんだ記憶を思い出した。
次回は、うかいさんが、聖書をモチーフにした激写メ・ストーリーを発表してくれます。乞う、ご期待!

BGM. ザ・ビートルズ「ヘイ・ジュード」


大岡山事変~奥沢異変

寒い冬だ、蕎麦屋のメニューに、鍋焼きうどん、が登場した。↓。

これは、うかいさんに教えてもらった、鎌倉のぬれせんべい。めちゃうまい!心理の徳田さんが、休日に鎌倉へ行くというので、お土産に買ってきてもらう。お返しに、100均の、ぬれせんべい、を与える。↓。

これは、うかいさんの友人が発信源。「ストレスに効く飴」だと。中々買えないという評判でアマゾンで調べたら、あった。↓。

お試しに2袋買うつもりが、また間違えて、10袋入りを2パック買ってしまった。…ネット、ショッピングはおそろしい。「値段でわかるようなモンでしょう」みんなから責められた。↓。

ポケモンキッズの大人買い以来の失策だ。しかし、失敗は成功の母。皆さんに、お配りしてます。バレンタインにチョコをあげることもあるのだが、心なしか今回の方が皆さんの笑顔の含有量が多い。「義理チョコ」感と、「川原センセーのドジ」というほのぼの系お笑い熱量の差か。↓。

こないだの休日、奥沢を散歩。中華料理屋のドアの貼り紙。多分、「本日貸切」と書きたいんじゃなかったのかな?「本日賃貸(ちんたい)」だって。少し笑った。↓。

ここは奥沢のなじみの豆腐屋。買ったことはないが、こういう店はずっとあって欲しいものだ。↓。

だけど、世の中の流れなのか、閉店だって。奥沢はこないだも、同様の文房具屋や本屋がつぶれた。↓。

僕の行きつけの寿司屋も11月いっぱいで閉店。丁度、松葉ガニが解禁になったから、カニと一緒にさよならだ。この世の中の最小単位は、ひも、だという超ひも理論に基づいて、関係性や切っても切れない縁も、カニのはさみでチョキチョキとひものように切ってしまおう。↓。

とっとり松葉がに、のタグが、和紙を使ってるのが、こだわりですね。カニの足で日本酒の熱燗、かに酒は、ふぐのひれ酒、より旨い。↓。

呑みすぎ注意。↓。

昼間から呑むのは、特別感というか優越感がある。お日様を背にうけて、自分の歩く前の道にあらわれる巨人を楽しむ。↓。

BGM. ザ・ランチャーズ「真冬の帰り道」


ベージュな俺

21/ⅩⅠ.(木)2019 寒い。立川談志の命日。

機械が狂ってる。冬が攻めてくる。
クリニックの機械たちが一斉に狂い出してる。
まず、テレビモニターにつないでるDVDの再生機器の調子が悪く動かなくなる時がある。
毎日毎曜日、フル稼働だから疲弊してしまったのだろうか。
そして、クリニックのパソコンのメールの授受が出来なくなってしまった。
そのため各方面に支障が出てしまった。各方面の方へ、ご迷惑をかけてすみませんでした。

そのせいでこないだ校医をすっぽかしてしまった。
こんなことは初めてなので、相手方にも大変心配をかけて、「入院してるんじゃないか?」などと憶測も。
最終的に教育委員会の方まで巻き込んでしまった。
事前にブログの記事で「安楽死」の記事なんて書いてたのも心配に拍車をかけたか。
いやぁ、申し訳ないです。

僕は医者になってすぐ無断欠席をして以来、怪我以外で、休んだ事はない。
僕の昔を知ってる人は、「川原がこんなにワーカホリックになるとは思わなかった」と言われるほどです。

僕は学校生活もそんなに成績も良くなくて、素行も悪かったから、進級はいつもぎりぎりだった。
そんな僕が医師国家試験だけは、山が的中し、余裕でクリアした。
僕はこれこそ神の啓示で、
「お前はこの仕事しか出来ないのだから、力を今貸してやるから、一生、人のためになる行いをせよ」と言われてると思った。
そして、なるべくそうしてるつもりだ。

うちのクリニックのスタッフにはそういう人が多く集まっている。
偶然だけど、そういう人材の巣窟だ。

僕は平成元年に医者になったから、平成の時代は、経験年数を勘定する時、平成の年数をそのまま言えば良いから便利だった。
つまり僕は31年ぶりに、「ズル休み」した。
時計の針が一回りした感じだ。
第2章の始まりだ。

1章分が31年だとすると、僕は第2章を遣り遂げる年齢は、57+31で、88才。米寿になる。医者に定年はない。これが、この記事のタイトルの意味。米寿な俺。
31年経つと、今、15才の子も、46才。子供が中学生でもおかしくない年だ。
もし大変だったら、診ますよ。そうなると、最大3世代、ホームドクターの面目躍如だ。

BGM. 柏原よしえ「第二章・くちづけ」


11月に負けない50の方法

14/ⅩI.(木)2019 木枯らし1号 新庄、現役復帰?

こないだ紀伊国屋で本を買ってクレジットのサインを頼まれてボールペンを渡されたけど書けなくて、
「これ、インク切れてるよ」って言ったら、「弱く書いて下さい」だって。
筆圧が強すぎると書けないペンらしい。弱く書いたら書けた。
「ややこしいもん使うな!」と怒ってしまった。いかんいかん。11月だ、我慢我慢。

ブログを読んでくれてる人が結構いて有り難いことで、「11月、大丈夫ですか?」などと優しい声援をいただく。

こないだ大岡山の寿司屋に行ったら、その日はたまたま母の誕生日で、大旦那と話していたら、
「いつ亡くなったの?」みたいな話になって、「それじゃ去年が13回忌だ」と言われた。
僕は寺の坊主が気に喰わねぇから墓参りには行かないし、母が死んでからは実家の茅ヶ崎にも行ってない。
兄とも疎遠で年賀状のやりとりさえしてないからお互いの近況を知らず、従って13回忌というものがあったのかなかったのか、
ただ呼ばれなかったのか?も知らない。
まぁ、上下関係から言えば、弟の僕が兄にお伺いをたてるのが世の常識なのだろうが。

日本のシステムって、統計的に皆が弱りそうな時期に、家族や親類・友人が集まって故人の思い出話や後悔を語り合って、
足して人数分で割って薄めるという作業をしてるのだろうが、そういうものに参加してないから11月の猛威に毎年おびやかされている。
好きでそうしてるのだから、誰も責める訳でもない。
そんな僕も11月を乗り切らねばならないし、やり過ごさなければならないから、日常の中で些細な楽しみを拾い集めよう。

僕の都会のオアシス、カフェの「インパラ娘」はあだ名を「ラビットちゃん」に変えました。
彼女がいる時だけ店に寄って、サンドイッチを食べて、帰り際に、受付用のテイクアウトを買う大義名分でもう1度、レジに行く。
「女の子3人にお土産にするんだけど、今日の気分だとどれがオススメ?」
と聞いて、ラビットちゃんに選んでもらうのが近頃の作戦。今の僕のビタミンになる。

下は、こないだ寿司屋でみたキンキの頭たち。これを煮付けにすると旨い。このデザイン可愛いでしょう?
トライポフォビアの人にはダメでしょうが。
僕はこのデザインのシルクハットが欲しいな。ちょっと明るい気分になる。↓。

クリニックのちょっと先の裏通りにバレエスタジオがある。
10年前は中を覗けたが、ここ数年は白いカーテンで中が見えないようになっている。
きっと変質者が覗くからにちがいない。↓。

そのバレエ教室の前にこんな観光地にあるようなパネルが設置された。↓。

早速、顔を入れてみた。↓。

嫌がる杉山さんのも撮ってやる。↓。

大岡山では前にも報告したがギボムスの第2弾(?)の撮影が始った。
お正月特番か?撮影のコースだけお正月飾りに変わってる。↓。

 

これがクリニック前の運送屋が不動産屋に変わった証拠写真。↓。

鍵屋はベーカリーに変わっていた。↓。

不動産屋で綾瀬はるかを、ベーカリーで佐藤健と綾瀬&上白石萌歌を間近でみた。
これに便乗しない手はない。丁度、Hさんから聞いた「すみっこぐらし」の映画の筋が面白かったから、それにインスパイアされて、
ギボムス・写メストーリーも作ったので、お楽しみに。近日公開!

僕は茅ヶ崎生まれだが中学からは東京に出てきているので気分は東京人。
中1の時、親戚の集まりで教師をやってる叔父さんに「東京と茅ヶ崎、どっちがいい?」と聞かれ、
皆は「茅ヶ崎」と答えて欲しそうだったから、「東京」と答えた。
それが決定打で僕は東京人のアイデンティティーで生きてるから(泳げないから湘南のアイデンティティーないし)、ちょっと照れ屋である。
最近、歯の矯正を始めたけど、それがどういう段取りでやってゆくかという説明も聞いてない。シャイだから。
100万円かかるんだけど、「安いね」なんてキャッシュでポンと払って、家帰って奥さんに怒られたりしてる。
怒ったって何も変わらないのに。イソップの「北風と太陽」でも読ますか。

黒澤明の「生きる」の、小田切みき、のような存在が、死人のような人間が生きてく上では必要だと実感できる年頃になった。
「僕の小田切みき」は、僕の一方的なメールを4回に1回くらい返事をくれて、今度僕が中高時代に住んでた東中野が今どう変わっているか散策する、
青春プレイバックという企画を面白がって付き合ってくれそう。

こないだ有名な女優が死んだ時、その人が「男はつらいよ」に出てたシーンを追悼で流してて、
「私、寅さんといると気が楽になるのよ」というセリフで寅さんが照れる場面をみてて気付いたのだが、
渥美清のイメージって、いつも最後には振られるが、マドンナも寅さんにちょっと魅かれてて、でも不器用だったり照れだったりで上手くいかない、
って図式だと解釈していたが、つまりこのワイドショーはそれを踏襲してた訳であるが、
「フーテンの寅」という山田洋次じゃない監督の回を先日見直したら、マドンナの新珠三千代は、
寅に恩はあるけれど男としてはまるっきし相手にしてないという話で、それはそれで共感した。「僕の小田切みき」もそんな感じかな、と思ってる。

まぁ、そんなこんなしてなるべく笑顔で生きている。
今日のお昼、ナースの塚田さんと、うかいさんが先に行ってる店に後から行った。何か話し込んでるから悪いから遠い席に座った。
メニューにある、お酒のつまみ用の「手羽先のパリパリから揚げ」を注文して、店員さんに、
「あちらのお客様からです、って、バーみたいに渡して来て」と送りつけた。
あっちはビックリして笑ってたが、あとで「お腹の量を考えて注文してるんですから勝手に増やさないで下さい」と注意された。
でも、それも笑顔だったから良しとして、11月と一緒に笑い飛ばしてしまおう。

BGM
クレージーの人気が、コント55号やドリフの台頭で下火になった頃、蝋燭の炎が消える瞬間、一瞬パッと明るくなるように、
クレージーの最後の方の映画「ぶちゃむくれ大発見」は面白かった。勿論、リアルタイムで観てないが。

父が死んで僕の医大の成績は低空飛行で将来に自信を失い迷いも出てる頃、好きな女の子に男が出来て、打ち明ける前に振られて、
金もないから缶ビールを一気飲みして町内を走って酔いを回すなんて生活をしてた頃、
近所のレンタルビデオ屋が廉価で古いビデオを売りに出していて、その中にこれがあって、それを買って家でみた。
ものすごく勇気をもらった映画だ。
特にラストシーンの、大銀座パレードで歌うクレージーの「笑って笑って幸せに」は今みても感涙にむせぶ。
という訳で、

BGM. ハナ肇とクレージーキャッツ「笑って笑って幸せに」