キテイちゃんは11月クライシスを救えるか?

9/Ⅺ.(土)2024 やや曇り ダンダダン第5話の、たらいを頭に落とされた女子が第6話で主要キャラだと判明(某スタッフ曰く、だいたい髪がピンクのキャラはサブキャラにならない)

よくひとは「酒は呑むもので呑まれちゃダメだ」と言いますが、冗談言っちゃぁいけねぇ、立川談志は「酒は反省するために呑むものだ」と言っておりました。

その年の冬は僕は過酷な過重労働で肉体的に疲弊しており、あまりに体調が悪いので、内科の先生に診てもらったら「多血症」の所見が出ました。「多血症」はストレスでもなるらしく、治療法は「血を抜く」しかないらしい。なんて野蛮な治療法があるものでしょう。
その直後、僕は大学の精神療法センターの忘年会に参加。疲れていたし破滅的な呑み方をするから、泥酔しました。運が悪いことにその時、原稿の作成中でノートパソコンを持ち歩いていて、僕は急な階段で足を踏み外し、両手をふさがれたまま顔面から落下。受け身が取れなかった~その後の記憶なし。
そのまま自分の出身大学であり、自分がかつて勤務していた救命センターに搬送されて、ICUに緊急入院となりました。ICUと言っても国際基督教大学じゃないですよ。集中治療室。僕の病状は大量の出血と顎の骨の骨折でした。大量の出血は、僕の多血症の治療に役立ち、血液検査のデータは正常に戻りました。その後全身状態も回復し形成外科の病棟に移りました。大学病院に入院したことがない人でも、ドラマなどで、見たことがあると思いますが、教授回診というのがあります。主任教授を筆頭に医局員が全員大名行列のようにゾロゾロとベッドサイドを回るやつです。「白い巨塔」とかで見ませんか?僕の部屋にも、教授回診はやってきました。形成外科の教授はいかにも職人気質の融通のきかなそうな無愛想な男でした。教授は、僕のレントゲンを見て、「う~む、見事な骨折線だ」と言うと、一同が口を揃えて、「見事ですね」と賛美しました。骨折線を誉められても、別に嬉しくもないのですが、誉められて嫌な気分はしませんでした。後になって知ったのですが、精神科の医者たちが形成外科の先生たちに、「川原君は誉めながら治療をして下さい」と頼み込んでいたそうです(笑)。
僕の治療は、手術ではなく、顎間固定と言う、口が開かないようにワイヤーで上下の歯茎をくくりつける方針になりました。顎間固定の期間は、3ヶ月だって。その間は口から物も食べれないので入院生活です。僕は1ヶ月くらいで退屈な入院生活に我慢が出来ず、点滴を自己抜去し、病院を無断離院して、家に帰りました。家族があやまりに病院に挨拶に行き、僕は「傷病手当金」の給付を受けて自宅療養です。家でなるべく液状のもので栄養がとれるような生活をしました。
しかし、暇でした。「男はつらいよ」の全シリーズを1作目から全部観たり、太宰治の小説を年代順に読み直したりしました。いよいよ、3ヶ月がたって、顎間固定が外れました。まだ、顎の骨がずれるといけないので、頭のてっぺんと顎を包帯でグルグル巻きにして、僕は現場に復帰しました。その姿は痛々しくて、無理に出なくても良いんじゃないか、という賛否両論も聞かれました。
僕の外来患者さんは、3ヶ月間、他の医者の外来で代診してもらって、「君の患者さんはすごいね。まるで手がかからなかったよ」と感心されました。「薬も、川原先生の出したものをそのままで、って3ヶ月間、何も問題がなかったよ」と言われました。僕は内心で、「お前に言ってもしょうがない、と思ったんだろう」と思っていました。その証拠と言っちゃなんですが、復帰後、ある少女からもらったカセット・テープです。
彼女は、家族以外で口を利くのは僕くらいで、僕も彼女との診察時間を大切にしていて、そんな彼女にしてみれば、いきなり僕が怪我で3ヶ月入院と聞かされた時にはショックだったことの予想は出来ます。彼女は気丈にも、僕と会えない日々を、本来なら診察時間が約束されてる時間帯にカセットにメッセージを吹き込んでいまして。
初回は、DJ風に、「達二先生がいなくても、意外と私は大丈夫です。今日の1曲目は、Xの紅、です」って感じで。そして、普段なら診察でお話するような他愛もない話を、明るい口調でユーモラスに独り語りしていて。1ヶ月が4週とすると、3ヶ月×4週=12回分の収録がありました。最初の方は、そんな感じでDJ風のセッションなのだが、2ヶ月目になると途端に無口になって行き、そして、最後の1ヶ月は、泣き声と嗚咽で。「私は達二先生に会いたいが、患者だから、お見舞いにも行けない。立場が違うから。今までそんなことにも気づかなかった。
そんな自分が馬鹿でくやしい。達二先生に、会いたい」と言って泣いていた。
これにはやられた。おそらく僕の担当の患者さんの代表の意見だと思った。
僕は人生で後悔することはしょっちゅうあるが、反省することは滅多にない。
だけど、さすがにこれを聞いた日には猛省した。彼女がこのテープを吹き込んでいる頃、僕は家で「暇だ~暇だ~」と文句を言っていたのだから。あかんたれ、だと思った。それから心に誓ったことがある。「翌日に診療のある日には酒を呑むのは、よそう」。酒が残って、患者さんの話を集中して聞けなかったらいけない、と思ったからです。それが僕のマイ・ルール。

うちのクリニックは日・月休みなので、呑めるのは、土曜と日曜です。下は日曜の昼によく行く近所の蕎麦屋。そば焼酎をロックで。

つまみは、シュウマイともつ煮。「シュウマイはウマイから毎週(マイシュウ)食べたいのだ」←バカボンのパパのフレーズです。

つまみと〆を兼ねて、生姜焼き定食たぬき蕎麦付き。

生姜焼きはつまみでも行け、なんならライスもつまみで行けます。「用心棒」で三船敏郎がどんぶり飯に酒をかっ食らってる姿がカッコ良かったから。

うどんもつまみになります。伸びないし。

いよいよ11月ですね。11月は亡き両親の誕生日があったり父の命日やらなんやら、なんなら立川談志の命日まであってこの空気感や季節感が当時にタイムスリップさせるから苦手なのですが、なんとか胡麻化したいものです。

11/1はキティちゃんの誕生日ですし、今年は50周年のアニバーサリーです。キティちゃんで乗り切ろうかしら。

11/1はキティちゃんの誕生日。

サンリオの「いちご新聞11月号」の付録もキティちゃんのポスターでした。

久々にザギンに行き、ネイルをして来ましたよ。キティちゃんをイメージしたクリスマス風なデザインです。

キティちゃんの寝そべり抱き枕を注文したから、11月になったら順次送られて来るそうで、届いたら置く場所を確保しないと。鬼滅の刃のこの子たちに場所を譲ってもらいましょう。

ここのソファです。

だから、この子たちは欲しい人にあげます。デカいけど。

後はキティを待つばかり。11月9日午後3時現在、気配なし。

キティちゃんよ早く来い!

BGM. ダンダダン第5話で「白鳥 愛羅(しらとり あいら)」登場!


嘘と善悪とビデオテープ

1/Ⅺ.(金)2024 くもり ハローキティの誕生日。50周年。

昨日は寝落ちしたので、今日は早起きしました。昨日は鰻を食べたので写メを送ろうかと思ったのですが、朝から鰻の気分じゃないといけないからやめときます。大谷翔平が優勝しましたね。怪我が心配で僕まで左肩が痛くなりましたが(笑)、一安心ですよ。皆さんはご機嫌いかがでしょう?

子育てしてる人は、毎日、大変ですね。僕も子供の頃、どうでもいい嘘(誤魔化したり、得をするためじゃない嘘)をついてました。だのに、自分の子育ての時に、子供が嘘をつくと「なんで嘘をつく?嘘はつくな!」とマジギレしてました。あれは何だったんでしょうね?今思うと、そんなに大したことでもないし、自分のことを棚に上げてますから、親や教師が聞いてたら「お前が言うな!」って総ツッコミされてましたよ(笑)。きっと、勝手に「馬鹿にされた気がして」キレてたんだと思います。今ならもっとうまくやれると思うけど、あの時は忙しかったし若かったから仕方なかったんだと思います。現在進行形の方は、65点の育児を目指しましょう。100点満点は無理ですからね。

しかし、台風が近づいてきているらしく気圧が変ですね。天候が悪いと体調が悪くなり、体調がすぐれないと気分が落ちて、気分が落ちるとネガティブな思考パターンになりますね。逆に、秋晴れだったりすると体調もよく、体調が良いと気分も良く、気分が良いとポジティブシンキングになるから「環境」「身体症状」「気分」「思考」は循環しているものなのですね。好循環な時はあまり考えませんが、悪循環にハマると潜伏している「人間不信」や「ひと嫌い」がムクムクと寝た子を起こすように目覚めます。個別にみるとみんな良い奴なのに、集合体としてみると「人類なんて破滅してしまえ~」などという呪詛がうっかり口からこぼれます。

よく「あなたは性善説を支持しますか?性悪説ですか?」などと言い合いますが、僕は初等教育が「キリスト教」なので「性善説」です。小さい頃は道を歩いてても「地面さんが踏まれて痛くないかな?地面さん、ごめんね」って言いながら歩いてる子でした。バカですね(笑)。思春期になって「知識」に目覚めると「性善説」ってウソっぽい感じがして「性悪説」に惹かれました。落語(談志)を好きなのも岸田秀(唯幻論)に傾倒したのもそういう理由です。
でも60になって人生が360度一回転すると、また元の位置に戻るようで今は「性善説」が好きです。それは幼い頃に戻ったというより、これまでの運動量を抱えたまま、「性善説って馬鹿っぽいけど、性悪説だと人生はつまらない。可能性は低いけど、不完全な人間同士が接する時に生じる摩擦は、善、だったらいいな、という儚い希望」なのです。こういう仕事をしてると、自分はそういう立ち位置でいたいな、と思うのです。…偽善的に聞こえるかもしれませんが。

それでは、ここのところ2回続けて「お家デート」で昔のビデオテープを紹介しましたが、同時に発掘して懐かしかったものがあるから一緒にみましょう。これは1984夏-1985夏くらいまでの女性アイドルの歌ばかりをコレクションしたものです。ちょっと解説すると、中森明菜・松本伊代・早見優・堀ちえみ・石川秀美・シブがき隊・三田寛子などがデビューしたのが1982年でその豊作ぶりから「花の82年組」と呼ばれました。その反動か翌年は、松本明子・大沢逸美・森尾由美・徳丸純子・吹田明日香・小林千絵・桑田靖子らがいましたが「不作の83年組」と呼ばれまして、このテープはその翌年の物です。84年-85年にデビューした人もいますし、その前のひともいます。ただし、「花の82年組」は3年目ですから、アイドルとしては鮮度が落ちているから三田寛子を除いては今回採用しませんでした。参考までに、当時、どんな感じだったかというと、中森明菜「十戒1984」・松本伊代「流れ星が好き」・早見優「ミスターセーラーマン」・堀ちえみ「東京シュガータウン」・石川秀美「熱風」・シブがき隊は収録していませんでした(男だから)。

という訳で、まずは三田寛子から。

この子はデビュー曲こそ井上陽水が作ってポップでしたが、後は地味目でしたから、なんかこの曲は脱皮した感じでした。

これはフジテレビのCM。

宇佐美ゆかりは、あだち充の「みゆき」を実写化した時に主人公の「みゆき」の役をしました。ちなみにもう一人の「みゆき=鹿島みゆき」役は三田寛子でした。

この頃のフジテレビはノッていましたよ。

この子は「欽どこ」から生まれたユニット「わらべ」にいた「可愛い子」です。

僕はこの歌の新曲発表&握手会に行ったことがありますよ。

ドレスの裾がお花柄になっていて清楚だけど可愛いですね。

岡田有希子のセカンドシングルです。

後で曲も聞かず何かをいじってる黄色い眼鏡とパンツの男は司会の片岡鶴太郎です。

可愛い子でしたね。

不作の83年組から森尾由美。この子はデビュー当時から、僕の周囲では人気がありました。僕もデビュー曲から連続5枚くらいはシングルを持っていました。

ね、可愛いでしょう?

歌のバックにお料理を作る映像が流れます。「アイドル・パンチ」ならではの演出です。

これで出来上がりました、のOKサイン。

最後は自分で試食します。

この番組は「レッツゴー・アイドル」ですね。

教室コントの流れですからセーラー服で歌います。

後で手拍子をして応援する河合奈保子。

同じく三原順子。ちょっとリズム感が悪いです。っていうか、ヤンキーっぽいですね。

僕は菊池桃子のファンクラブにも入っていました。

森尾由美の爽やかなCMです。

海辺でDJをやってる80年代に実際にあったシチュエーションです。

ニキビ専用の治療クリーム、クレアラシルのコマーシャルです。

ニキビは青春のシンボルですからね。

武田久美子は中学生でデビューしてこの時まだ15才くらいですよ。

全身の衣装ががうつる鏡が背景です。

この子は大人っぽい、というかエロいですね。

貝殻ビキニを最初につけて有名になったのもこの子ですよ。

フルーツシャワーのCM。

横の二人の共演者は、森尾由美と田中律子です。

真ん中は工藤夕貴です。井沢八郎の娘であることを内緒にデビューしました。

もっとも若者は、工藤夕貴を知って井沢八郎の存在を知る訳ですが。

すごく事務所がお金をかけてプロモーションしてデビューしましたが、可愛かったから別にどっちみち売れてたと思う。

間下このみちゃん。ガンバレ玄さんのCMです。

何者だかわからない玄さんに幼女がエールを送るCMが受けました。

インスタントのお粥です。

夜のヒットスタジオ、で演歌にチャレンジする原田知世。

この頃は「天国に一番近い島」の映画に主演して同名の主題歌を歌ってました。

演歌を歌う原田知世。

感情を込めます。

ん?音程が難しいか?

嘘をつくと目が泳ぐ子みたいですね。

なんとか難所は乗り越えました。

最後は笑顔で、「長崎は今日も雨だった」の元歌を歌う内山田洋とクールファイブにバトンを渡します。

原田知世の出身地は長崎です。これも縁ですね。

出ました。1億人のクラスメイト・伊藤麻衣子。

この子は美少女なのにあまり売れませんでしたね。美少女過ぎたのかな?

さっきのフジテレビのCMに起用されていた宇佐美ゆかり。

この子は、可愛くスタイルもよく歌も上手でした。

引き際もあっさりしてた気がします。

続きまして、荻野目ちゃんの歌。

これは深夜テレビで「歌う天気予報」と言って、歌手のPVに天気予報のテロップを入れるファンにとっては邪魔な文字情報でした。

東京の天気。

埼玉の天気。

神奈川の天気。

千葉の天気。

茨城の天気。

この子は、NHK教育テレビ「YOU」の二代目アシスタントを務めた河合美智子です。

「さかなかな」というスナック菓子のCMです。

河合美智子は「本日晴天、さかなかな」というシングルも出しましたが、ジャケットが僕的にはあまり良くなかった気がします。あまり売れなかったし。河合美智子の顔をアップにしたアイドル風のジャケットにすれば良かったと思うのに、現物は背伸びをしてる全身の写真でした。一応、買いましたが。

CMではさかなが出ると、

河合美智子が大きく口を開けて笑うのが可愛かったです。

商品説明です。

不作の83年組の中では美人でしたね、吹田明日香。彼女が何故か「マドンナ」の曲のカバーをします。意表をつかれた感じでした。

美人なのはわかるのですが、決してお色気ムンムンな子じゃなかったから、あまりしっくり来ませんでした。

こんなカメラアングルや、

こんな唇のアップを映しますが、

吹田明日香は吹田明日香でした。美人なんですが。

原田知世の「時をかける少女」のパロディで、セーラー服姿でやかんを持ってカップラーメンのお湯を走って届けてくれる「お湯をかける少女」で衝撃デビューした工藤夕貴。さっきのシャンプーのCMの子のレコードデビューです。

工藤夕貴も可愛いのですが、「野生」というイメージは皆無なのでどうしてこの曲なのか不思議でした。

案の定、売れませんでした。もっとポップな曲にすれば良かったのに。地方で生玉子ぶつけられたりしたらしく可哀想でした。

角川3人娘で一番美人だった渡辺典子。

「あこがれ座」というアルバムも出しました。僕は持っていてよく聴きました。

この子もなんでいまいちブレークしなかったのでしょう。顔が整いすぎてたのでしょうか。

このCMが出た時、この子の名前を知りませんでした。

わかりますか?今井美樹です。

こうやって彼氏っぽい男子に寄りかかり、

そう言えばこの頃はラグビー部の男子がモテました。

女子がこんなにしても揺るがない男らしさ、らしいッスよ。

お味噌汁のCMでした。

僕らの間では「あの子、誰?」って話題になって、名前がわからないから、

とりあえず、「ハナマルキ・ベイビー」って呼んでました。

この子も可愛いのにデビュー曲がサスペンス調で僕は「?」でした。

でも衣装は可愛いというか艶やかですね。スタイルも良いし、

可愛いです。あっ、名前言ってなかったですね。本田美奈子です。

この子は笑顔が可愛くて器用な頭のいい子です。

高田文夫が「ラジオビバリー昼ズ」をやるに当たって「アシスタントは?」と聞かれこの子を指名したのは有名な話。でも現場の人が間違えて「松本典子」じゃなく「松本明子」を呼んじゃった、というのはもっと有名な話。

志村けんのだいじょうぶだぁ、にも出てましたね。

志村けん、つながりで石野陽子を。

志村けんとの就寝コントで、この曲を本番で流されて赤面する彼女がいました。

その位、照れ屋なのか、歌手が嫌だったのか、

とにかく視線が一回もカメラに向かない珍しいアイドルです。

この頃、バスケットシューズネタが流行ってたのでしょうか?ミッチョンです。

おはようスタジオは当時はデビューしたてのアイドルがよく出てました。

曲名通り、白いバスケットシューズを履いてますね。

この子らを知ってますか?

セブンティーンクラブと言います。

おニャン子に加入する前の工藤静香がいました。

こんなキスのふりとか、

ボーイッシュなキャップ姿をみせます。

オフショットでお菓子を食べさせてもらってますね。

雑誌「セブンティーン」のコンテストから作られたグループでした。

アニメ「タッチ」の主題歌です。

岩崎宏美の妹・岩崎良美の代表作ですね。

番組は、レッツゴーアイドルです。「レッツゴーアイドル」が土曜で、「ヤンヤン歌うスタジオ」が日曜にやってました。

この番組は不明ですが、曲紹介と自己紹介をしてから歌う珍しい手法です。

好きなタイプは、頼れてスポーツマン、だそうです。

佐野量子ちゃん。武豊の奥さんになりました。理想の人ですね。

井森美幸のデビュー第2作目。

ホリプロスカウトキャラバン・グランプリ。当時のキャッチフレーズは、「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」。

先にも解説しましたが、このテープは1984夏-1985夏くらいまでのものをコレクションしています。僕が医学部の2年生から3年生にかけての時期で、最後の井森美幸が1985年7月発売で、同じ年の同じ月におニャン子クラブが「セーラー服を脱がさないで」でデビューしますから、芸能史的に言うと、「花の82年組以降」&「おニャン子前夜」という位置づけになると思われます。

BGM.  間下このみ、ガンバレ玄さんCM「間違えちゃった」バージョン


大岡山デート~おうちデート・ヒーローいっぱい

29/Ⅹ.(火)2024 小雨 大谷翔平、先発出場!ドジャース、WS王手!!

今回も、おうちデートです。

まずは寿司屋に行って軽くつまもうか。お通しの、牡蠣。

冬らしく、白子ポン酢。

生ししゃも。普段僕らが「ししゃも」だと思って食べてるのは「カペリン」という別の魚でネーミングがうまい人が「樺太ししゃも」と付けて、うやむやにしてるそうです。味も値段も全然違います。

筋子をご飯に乗せて。

穴子握り。

ハマグリの味噌汁。

あとは、シャンパンやワインやコカ・コーラとケンタッキー・フライド・チキンとかマックのフィレオフィッシュとかミスタードーナツとかレディーボーデンのアイスクリームを買い込んで家でビデオをみよう!

という訳で今回のデートも、おうちデートシリーズで、一緒にビデオをみましょう企画第2弾です。用意したのは僕が大学生になった年の1982-1983年の主に1983年お正月辺りを中心にコレクションしたものです。あなたは生まれてないかもしれませんけど、時間旅行を一緒にしましょう。

当時はロマンポルノを卒業しテレビタレントとして成功した美保純ちゃんが人気で、明智小五郎シリーズなどの推理ドラマにも体当たりで出演してました。美保純ちゃんがレズビアンの役です。何か秘密を握りました。

警告の「黒いバラ」におびえるネグリジェ姿の美保純。

でも明智小五郎にチクろうとして殺されます。当時のサスペンスドラマは必ず女性の全裸死体が出て、それを家族団らんで見てて(一家に一台しかテレビがないから)気まずい雰囲気が流れたものです。

こういう場面のことです。美保純ちゃんのサービスショット。隠すべきところは加工して隠しておきました。

さて、続いては、1983年お正月特番の「YOU」が、教育テレビから総合テレビにやってきました。

オープニングの曲は、「YMO」の坂本龍一。

絵は、「AKIRA」の大友克洋です。

風船ガムを膨らます少女。

一枚絵ですが、動きがありますね。

テーマは「ヒーローいっぱい」です。500人の観客を会場に呼びました。

ゲストは、RCサクセション・アントニオ猪木・ビートたけし。超豪華ですね!

控室にいる猪木。

坂本龍一や美保純ちゃんも出ます。美保純、NHKにも出れるんですね、すごい!

猪木とキヨシローのツーショット。

番組の始まりです。

司会はこの3人。青島美幸は、青島幸男の娘。

今日のテーマは「ヒーロー」です。男が選ぶベスト10.

女は、歌謡バスト10と順位が似てますね。

総合だと、たけしです。「ちびまる子ちゃん」にも出て来るし人気ありましたね。少なくともこのアンケート調査では1位。

これは「YOU」に寄せられた出演依頼のハガキの束。

その中で「YOU出演依頼№1」は(ヒーローランキングでは、13位の、何故だ?)RCサクセション!

これが有名な放送禁止用語(NHKの自主規制)を歌って、歓声でその部分がかき消される曲です。正しい表記は「キモちE」です。

熱い若者たち。

舞台にかぶりつきです。

それを客席の後方から見届ける坂本龍一と美保純。

曲は2曲目に。スローバラード。

バラードなので騒いでいた客が静かに聴き入ります。泣きそうになりながら口ずさむ子もいます。

それをみつめる美保純。

RCサクセションの曲は一回終了で、メインコーナーへ、という流れで欲求不満な観客たち。

「後でまた出るから!」と怒鳴りつけたり誘導する司会者たち。

座談会に登場するのは、「ヒーローランキング1位」のビートたけし。

みんなから頭を叩かれます。

「痛ぇ~な~。RCサクセションが引っ込んだ腹いせだぜ」と、たけし。

「1位に選ばれた感想は?」に「たまたまでしょ」と謙虚なたけし。

客席から何か言われて「うるさい!ブス!」と言い返します。

そう言われて女の子たちは喜ぶんだから、たけしは人気者でしたね。

美保純ちゃんも晴れ着で登場。

たけしと同じ順路を通って舞台へ上がります。

歓声に手を振る美保純。

いや~、美保純がお正月のNHK特番に出るなんて感慨深かったです。NHKってなんだかんだ言って「アナーキー」ですね。

座談会のテーマ1,ヒーローの条件は?男女で違いがくっきりしますね。女性の2位「性格がいい」って「ペットを飼う条件」みたいですね(笑)

たけしが、女性の条件をみて、「不屈の魂を持ってて、どこか光ってて、主張が一貫してる、って、空手チョップしか使わないハゲのプロレスラーだぜ」と言って、空手チョップのポーズをします。

そこに「男性の答、かっこいい&強い」の条件を満たすアントニオ猪木が登場です。

たけしと違い猪木を叩く客はいません。

壇上からたけしが「叩け!叩いてみろ!」と客を煽ります。

猪木も登壇。

猪木とたけしのツーショット。

坂本龍一は小学生の頃「尊敬する人は、いない、と答えたら、問題児だ」と言われたそうです。さらに坂本龍一は「好きなアイドルもいなかったし、サインが欲しいと思ったこともない」とカッコいいことを言います。

すると司会の糸井重里から「さっき美保純ちゃんにサインをお願いしてたじゃん」とバラされて照れます。

たけしに「写真集も持ってる」と告げ口されて横を向きます。

さらにたけしに「写真集に3500円出してんの」って言われてへたり込みます。

たけしがとどめに放った「鼻血出してんの」に門松に頭をぶつけます。

それをみて客席から美保純が笑っています。

RCサクセションの舞台の再開です。曲は「つ・き・あ・い・た・い」。

出演者全員が舞台に上がります。

晴れ着の女子は照れてます。

チャボがたけしを引っ張ります。

コーラスに参加させます。

男はここに集まります。

そうすると、猪木が心配ですね、ボッチになってしまわないか。

そこはキヨシローが気が利きます。猪木にこっそり耳打ちをしてますね。

猪木がかがみます。

キヨシローを肩車しました。そうです、さっきキヨシローが猪木に耳打ちしてたのは、「僕を肩車して」というアドリブだったのです。

これで猪木もボッチじゃないですね。猪木の顔に笑みがこぼれます。

客席は大喜びです!

女性陣も見とれています。

ギターが猪木の顔を直撃しないように、キヨシローが自分のギターを抱え込むように固定しています。キヨシローはこういう細かいところにも気が利くロックンローラーなのです。そしてさりげないので、誰にも気づかれないところがいかにも照れ屋なキヨシローらしさですね。

ステージは大盛り上がりです!!

そこに「生活向上委員会」というホーンセクションが、こちらも肩車でやってきました。

観るものを興奮させる肩車の競演です。

満足げな猪木の横顔。

これが猪木の肩車。

みんな大満足でエンディングです!!!

さて最後はしっとりと坂本龍一のピアノソロです。

「YOU」のエンディング曲は坂本龍一の作曲です。後ろに見える、RCサクセションのステージの看板が興奮の余韻を伝えますね。

番組のエンディングは大友克洋の絵です。これがグラデーション。

これが絵です。

おしまいです。

テープはまだ続きます。サザンの桑田が同じ事務所の後輩ミュージシャンを紹介します。イリアです。

歌は、夢見るシャンソン人形、のリメイク。

ジューシー・フルーツの演奏です。

テープはさらに続きます。今度は、落語。誰だと思いますか?

進行役は高田文夫先生。若いですね。

演者は、ビートたけしです。林家彦六のマネをしています。

これから出番です。

舞台に向かう後姿にライブ感がありますね。

俳優座でやっています。

演目は「わッ道具屋だ!」。ツービートのベストセラー本「わッ毒ガスだ!」と、古典落語「道具屋」をかけたものです。

オチは、「抜けるものはないか?」「タケちゃんマンの~」。

「首が抜けます」。

次はプロレスですが、あなたは流血戦は嫌いだろうからこれは飛ばしましょう。ちなみに、試合はリック・フレアーにブルーザー・ブロディが挑戦です。

日刊アルバイトニュースのCMです。

斉藤慶子はこれで人気が出ましたね。

わずか15秒くらいです。

欽ちゃんバンドのゲストは誰だと思いますか?ヒントは、ミュージシャンです。

吉田拓郎でした。この頃は、木曜のオールナイトニッポンがビートたけしで、金曜のオールナイトニッポンが吉田拓郎でした。

拓郎の登場に喜ぶ観覧席の女子校生たち。

拓郎は欽ちゃんと一緒にマリンバ担当で、「オー・シャンゼリーゼ」を合奏します。

首をかしげながら初見で参加する拓郎。大丈夫か?

間違えたのは、欽ちゃんの方でした。

その後、ドラが出て来て、ドラを叩きながら「旅の宿」を一節、歌います。

「こんなの合わないよ~」と拓郎。ちゃんとバラエティー対応が出来ています。

客席は大喜びです。

テープは、タモリ俱楽部に続きます。

お馴染みのパンティのお尻ふりふりダンスからです。

僕らが高校生の頃には、「この中の一人は男だ」という都市伝説がありました。

その後、お尻のモデルをリニューアルするオーディション企画をみたことがあります。

しかし、その時は応募者は全員、女性でしたからやはり都市伝説ってウソなんですね。

流浪の番組・タモリ俱楽部、今回はどこへ行くのでしょう?

なんと新日本プロレスの興行先でした。

タモリ。まだ若いです。

ワールドプロレスリングの実況は、当時まだ古舘伊知郎が局アナでした。

タモリと古舘伊知郎が絡みます。

リングに上がります。

ロープの硬さをみるため、タモリが古舘伊知郎にロープに振られます。

インタビューに答える新日本プロレスの選手たち。笑っていいとも、出演経験もある、のちのドン荒川。

炎の飛龍・藤波辰巳。まだ、藤波辰爾、になる前です。

タイガーマスクの控室に。マスクを発見。正体が素顔でいるのか?

と思ったら出て来たのは、山本小鉄、というミニ・コント。

本物が登場。この頃のタイガーマスクはまだ国籍も不明ですから、「日本語を喋っています」とビックリされています。

猪木とタモリのツーショット。

試合を終えた猪木。

そこにタモリとリングドクターの姿が。こういう展開が初期のタモリ俱楽部にはありました。

このナースがタモリの運命の人…という設定です。

プロレス会場で再会して、

ドラマに入ります。名作「愛のさざなみ」。

主演はタモリ。

さっきのナースです。

この二人のメロドラマが始まります。

タモリの回想シーン。

タモリは、女医さん・看護婦・給食のおばさんなど白衣を着る職業の人が好みでした。うちの受付はこないだ制服を白衣から現代的なチャコール色のものにチェンジしたからタモリのハートは射止められないかも。

以上がビデオでした。

せっかくのデートですから美容院に行っておめかししておきますね。今回の髪色は何をテーマにしましょう?クリスマスは早いし、ハロウィンは後わずかだし、ということで「なんとなく秋っぽい色」にしました。眉毛の左右も色を変えてみます。

紫とオレンジです。

見えないところ、もみあげも左右の色を変えました。紫。

オレンジ。

髪の毛を上にあげると分かりやすいですね。

どうでしたか?「おうちデート」。ムンクと一緒に待っていますね。

BGM. 沢田研二「コバルトの季節の中で」


♢❤️♠️

11/Ⅹ.(金)2024 はれ からかい上手(?)の西片さん、発売。

今日、仕事中に忙しくて同線が受付と重なり、あやうくぶつかりそうになった時のこと、とっさにそのショックで入れ替わっちゃたら大変と口をついて出たのは、ここのところ、過去の激写メ記事を再録したり、「君の名は。」の記事を書いたせいでしょう。誰かがコメントでくれてましたが、せっかくスタッフの皆で苦労して参加した寸劇なので埋もれたままにしておくのはもったいないから、「入れ替わりの激写メ・ストーリーを紹介します。丁度、「君の名は。」(2016年公開)が映画化された頃に作ったと思っていましたが、アップしたのは2019年の7月でした。記憶は曖昧ですね。それでも5年前だから初めて見る人もいるかもしれませんね、見たことある人は懐かしんで下さい。まだ、スーちゃんが文化部長(部員ゼロ)になる前で本名の「杉山さん」と呼ばれている頃です。

♢劇写メ・ストーリー「ふたり紅白~入れ替わりの日」❤️

5/Ⅶ.(金)2019 くもり 7/7から「からかい上手の髙木さん」アニメ2期スタート!

川原「嫌な天気だな」
杉山「梅雨とは全く関係ないことしませんか?」
川原「いいね。梅雨と全く関係ないこと。…何か思いつく?」
杉山「紅白歌合戦!」
川原「間違いない!」

そういう訳で、ふたり紅白、を行います。
女性が赤組、男が白組で、交互に、赤、と、白に関係するものを出し合います。

まずは、赤組の先行で、杉山さんから。
杉山「これは、クリスタルズ、のレコードです。ジャケットが赤です」。↓。

川原「ついで、白組は、ビートルズのホワイト・アルバム、の特集雑誌です」。↓。

エヴァのミネラル・ウォーター、赤はアスカです。↓。

ならば、白組は、綾波、だ。↓。

赤組の杉山さんは、赤い帽子、白組の川原は、プンプンの白いキャップ、を被ってるから目印になりますね。↓。

おや、時空間平面のものすごい揺れだ。新展開だ。↓。

テーブルの下に身を隠せ。↓。

左下に見えるのが、杉山さんの帽子、右下に見えるのが川原の靴だ。↓。

なんとか無事に避難できた。時空間の揺れもおさまったようだ。↓。

よし、出よう。↓。

ああ、ビックリしたな。↓。

あれ、何か変じゃないか?。↓。

体が入れ替わってる!帽子だけはそのままだ。皮肉な事に、ふたりを見分ける術は、帽子だけになってしまった。↓。

川原(杉山の姿)「こんな事実は誰にも言えない。これからの診察は君がやるんだ」。

杉山(川原の姿)「えっ?私には出来ません」。↓。

そんなことは言ってられない。今から特訓だ。僕が後ろに付いていてやるから。↓。

川原(杉山の姿)「そうじゃないだろう~!」。

杉山(川原の姿)「ひえ~」。↓。

川原(杉山の姿)「そこをそうしろ!」。↓。

杉山(川原の姿)「これで合ってますか?」。↓。

川原(杉山の姿)「そこはそうだ。1回言ったら覚えろ~!」。↓。

杉山(川原の姿)「そんな~、もう無理ですゥ~」。↓。

杉山(川原の姿)「ところで、センセーは会計出来ますか?」

川原(杉山の姿)「う~む、わしゃ、メカ音痴だからなぁ。困ったものよ」。↓。

杉山(川原の姿)「こうやるんです。覚えてください」。↓。

川原(杉山の姿)「君たちは、こんな難しいことをやっていたのかね」。

杉山(川原の姿)「センセーなら、本気出せば、覚えられますよ。頑張って下さい」。↓。

川原(杉山の姿)「そろそろ、こんがらがって来たかな。白い帽子が川原だ。オレは、これから、杉山、として生きて行かなければならない。覚悟を決めよう。しかし、心は、白組、だ。そこだけは譲れないから、白の中原中也、のTシャツを着よう」。↓。

杉山(川原の姿)「私もこの姿で世の中を生きなければならないわ。こんがらがってる人、赤い帽子が目印よ。でも、心は、赤組。妄想Tシャツ、赤い下着が見える、デザインを着て、赤組をアピールよ」。↓。

川原(杉山の姿)「白い寝具で一休み。これも、白組ゆえだ」。↓。

杉山(川原の姿)「赤組としては、消火器、を紹介するわ」。↓。

川原(杉山の姿)「白い、デデデデ、の二人の抱き枕を抱えて。考えてみれば、この二人は、うさぎに変わってしまったんだな。それよりは、マシかな」。↓。

杉山(川原の姿)「センセーとして生きてゆくからには、怪獣にも詳しくないと。これは、改造パンドン、よ。赤組だから赤い怪獣をチョイスしたわ」。↓。

その頃、診察室では、ゴジラに出てくる、正義のロボット・ジェットジャガーが、りかちゃんに告白だ。こりゃまた新展開だ~。↓。

ジェットジャガー、積極的だ。↓。

これは、チュウーか?チューになるのか?。↓。

ジェットジャガー、よろけた。どうした?。↓。

ジェットジャガー、失神だ。何が起きた?。↓。

「大変よ~地震よ~」。逃げ惑う一般女性(友情出演・うかい)。↓。

診察室に戻っていたふたり。目印は帽子の色。赤が杉山。白が川原。↓。

ものすごい時空間平面の揺れだ。↓。

杉山(川原の姿)「助けて~センセー!」。

川原(杉山の姿)「おっ、これはひょっとして元に戻れるチャンスかも。そもそも、時空間のひずみで入れ替わったのだから、同じ衝撃が加われば元に戻る可能性がある」。↓。

ワ~プ!

時空間平面が正常化して行くぞ。その証拠に、赤い帽子が杉山に、白い帽子が川原に修正されていくぞ。↓。

ピタッ。揺れが止まったぞ。↓。

川原(川原の姿)「杉山さん、大丈夫か?」。↓。

杉山(杉山の姿)「私たち、元に戻れたんですね?」。↓。

やった~。↓。

よかった~。↓。

なんとかなった~。↓。

こうして僕らの不思議な1日は終った。

原因は時空間平面の激しい震動だったとして、何故、僕らはこんな事件に巻き込まれたのか、何故、僕らが当事者として選ばれたのか、それは神にしかわからない。

ただ一つ言えるのは、僕らは体が入れ替わることによって、普段、普通に過ごしていた相手の仕事の大変さを知り、お互いが支え合って成り立っていることを実感した。今まで、わかってもらえると甘えていた部分を、今回の事件で相手の身になって考える思いやりを教えられたことが、神様が僕らに伝えたかった狙いだったのかもしれないな、と思った。

どうでしたか、劇写メ・シリーズ第2弾(第1弾は、カワクリ版ジャングル・クルーズ~桃太郎ぢるしのちんすこう)。男女が入れ替わるという斬新なオリジナリティも自慢です。もうじき新海誠監督の「天気の子」が上映されるのが楽しみですね。そうだ、この男女が入れ替わるアイデア、新海監督に教えてあげようかな。次回作にどうですか?って。

………………………………………………………………………………………………

 

❤️ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの劇写メ・ストーリー♠️

〔人類は、いつから戦い、どれくらい争ったのだろう。
判明している情報では、3400年前から今日まで、世界で戦争がなく平和だった期間はわずか268年である。
今でも各地で、人と人が対立し、争いは生まれている。もしかしたら宇宙でも行われているかもしれない。
そして、東京のとあるクリニックで、一つの争いが発生していた。
それは、人類史上、最もくだらない争いだ。〕

 

う 「赤ですよ!なんとかレンジャーの真ん中はレッドだし、ヒーローはだいたい赤じゃないですか」
川 「黒だね!ヒーローで言えばバットマンもいるよ。」
う 「とにかく赤なんです」
川 「いいや黒だ」
う 「よし、ならば戦争だ!」

 

う 「まずは赤のわたしから、勝負です!先手必勝なので」
【ウルトラマンレオ】

川 「む、かっこいいではないか。だが、黒のわしをナメるでない」
【ゼットン】

う 「く・・・過去のブログの題材になった敵ですね。でもヒーローは赤なのだ!」
【ジャンボーグナイン】

川 「むむ、円谷プロやるなぁ。それもかっこいいぞ!ではわしはお色気で勝負だ!」
【ゼットン 擬人化ver】

う 「またブログに何度も登場してる子をっっ!そんなにその子のおしりばっかり見たって、元はゼットンなんですからね。」
川 「ならば、しりとりで勝負だ!」

う 「じゃあ先生が先行でいいですよ。代わりに赤いものを書くべし!」

川 「楽勝だね~」
【てんぐ】

う 「ぷぷぷ、てんごー!だって」

う 「まぁ、いいでしょう。GOに付き合ってあげますよ」
【ゴリラ】

川 「なんか雑じゃない?」
う 「てんごーに言われたくないです」
川 「むむ、じゃあちょっと難しいやつ描いちゃお!」
【ランデブー】

う 「これは・・・追いかけっこをしてる男女・・?昭和に取り残されてますよ先生!」
川 「これが追いかけっこに見えるのかい?まだまだ君は平成だね」
う 「じゃあわたしは平成の円谷で勝負です!」
【ブースカ】

川 「なんか、」
う 「いいんです、言わないでください。」
川 「いや、そうじゃなくて。怪獣ブースカってがっつり昭和だよ?」
う 「わたしはテレ東のブースカしか知らないんです!はい次」
川 「そんなプンプンしないで、これ見て癒されて」
【からかい上手の高木さん】

川 「やっぱり好きな子は上手に描けるもんだね~」
う 「先生、」
川 「ん?」
う 「ん。です。あうと~」

川 「がびーん!」
う 「弱ってるところにとどめの一撃!くらえ!」
【大谷翔平】

川 「はは!油断禁物!倍返しだ!」
【大谷翔平 黒】

う 「ホームラン!?」
川 「甘い球はすぐ打っちゃうよ」
う 「・・・次はどうかな?」
川 「!?」
【桜木花道】

川 「ふふふふふふ」
う 「なんだその不気味な笑みは!ま、まさか・・・!」
川 「そのまさかだよ」
【桜木花道 黒】

川 「ナイスディフェンス!」
う 「この間日本人が1位指名をうけたNBAのドラフト、どこで開催されたか知ってます?」
川 「ま、まさか・・・!」
【アイラブNY】

川 「NY?知らないねそんなとこ~」

う 「そんなこと言うなら契約してあげないっ!」

川 「それなら不良になってやる!」

う 「不良はいいけど浮気はだめ」

川 「冤罪だよぅ」

う 「なんですかそのTシャツ。」
川 「最後の晩餐。あぁ、これじゃちゃんと見えないね」

う 「うわ・・ビッグバードが焼かれてる。ブラックジョークにもほどがありますよ」
川 「そう。悲しいよね。だから泣いてるの」
う 「ビッグバードの気持ちになっちゃったんですね」
川 「ううん、仲間を焼いて食べるほうの気持ち。」
う 「・・・。なんですか、この悲しい終わり方は!」
川 「いや、実はもっと悲しいことがあったんだよ」
う 「なんですか?」
川 「亡くなったんだよ、、偉大な人がさ。」
う 「あぁ、あの人ですね。わたしもすごくお世話になりました」
川 「これ着て一緒に追悼しない?」
う 「もちろん!」

川&う 「ジャニーさん、安らかに」

 

(ノックの音)
渡辺さん 「患者さんお待ちですよ~」
川&う 「はーい」
う 「撮影おつかれさまでした」

〔Tシャツを脱いだり着たりで疲れ果て、やっと開放されたうかい。
だが、この戦いがまだ前半戦だということを、この時のうかいはまだ知らない。〕

~昼食後~

う 「は~美味しかった!」
川 「くっくっくっ、油断したな!まだ戦いは終わってないんだよ」
う 「!?」
川 「黒はTシャツやフィギュアだけじゃないのだ。くらえ!」
【コーヒーゼリーパフェ】

川 「そろそろ降参する?」
う 「先生知ってますよね?わたしが負けず嫌いなこと」
川 「!?」
【いちごパフェ】

川 「ここには赤もあったのか~!!」
う 「赤は正義なのだ!ハッハッハ!わたしの勝ち~」
川 (くそう・・・あ、僕がうかいさんになれば、僕の勝ちってことか(?))
川 (食いしん坊さんはパフェに夢中。決行するなら今しかない!)

〔川原は、マッドサイエンティストだったのだ〕

川 「僕がこのコーヒーゼリーを食べると~」

う 「!?なんか変!」
川 「まだまだだぞ~!」
う 「!?!?!?う、うわ~!」
川 「はい、完成!」
【見た目うかい、中身川原】

【見た目川原、中身うかい】

う 「わたしたち・・・入れ替わってる!?」
川 「赤と黒を混ぜると何色になるか知ってる?黒になるんだよヒッヒッヒ」
う 「先生、わたしの見た目でマッドサイエンティスト感出さないでください」
川 「あ、そうか、僕は今うかいさんなのか」
う 「そうですよ、わたしが先生です。どうするんですか午後の診察」
川 「キミ、この状態を受け入れるの早くない?」
う 「あ!!もう休憩終わるので、急いで帰りましょう!」
川 「ちょっとまって、このパフェおいしい!」

う 「先生、わたしの見た目でパフェばくばく食べないでください」
川 「いや、キミの真似をしてるんだよ。さぁ、帰ろう」

う 「ちょっと先生、わたしの見た目でがに股で歩かないでください」
川 「細かいねぇほんと。キミだって僕の見た目で内股で歩いてるのに」

う 「先生、勝ちは譲るので元に戻して下さい」
川 「戻し方わからないんだ」
う 「またコーヒーゼリー食べればいいんじゃないですか?」
川 「お腹いっぱいだよ。ぶつかってみるとか?」
う 「典型的ですね」
川 「あ、じゃあ二人でスキップしながら帰ろっか」

 

〔この後のことは記録には残っていない。戻ったのか、このままなのか。
どちらにしても、この二人の戦いはまだまだ続きそうだ。
ただこの二人が一体何を争っていたのかは明かされていない。〕

 

※この物語はフィクションです

うかいさんのあとがき:この記事を書いたのはわたしですが、先生が「オレはこんなこと言わない」と言っていました。キャラ設定は大事です。
ここでは、カワクリなりのジャニーさんの追悼をしていますね。
そして撮影裏話ですが、後半の戦いでパフェを食べるためにお昼は珈琲館へ。
撮影は徳田さんに協力していただきました。
その場で着替えたり撮ったり、ものすごく忙しくて、パフェを食べる時間に余裕がなかったのは本当です。
最後に歩いて帰るとき、男性の歩き方ができなくて、先生に演技指導をしてもらったいい思い出です。

BGM.  岩崎良美「赤と黒」


気分転換~完璧版

12/Ⅸ.(木)2024 はれ 佳子さま、 自ら選んだ「総裁賞」作品などを熱心に鑑賞。「日本伝統工芸展」授賞式。

 

僕の自宅の部屋は地下室にある倉庫みたいなところで書斎というより文献庫とグッズの展示場です。こないだ家族に手伝ってもらって掃除や整理をしたので飾り替えが楽しみで、良い気分転換になります。ひとの本棚は気になる人も多いでしょうから一部、紹介しますね。

「けいおん」コーナー。左から、BDボックス、コミックス収納ボックス、カセットテープレコーダー、麦茶、印鑑。

高木さんなど。右のピカチュウの台になっているフィギュアは、ひぐらしのBD特典の「羽入」。

野球狂の詩、は、4巻だけ行方不明。タイガーマスクは全13巻です。

涼宮ハルヒの憂鬱、のスニーカー文庫。

通常の表紙。

通常の表紙2.

通常の表紙3.

期間限定超パノラマカバー。1.

期間限定超パノラマカバー。2.

期間限定超パノラマカバー。3.

これを繋げたイラストと同じ絵柄がクリニック入り口に貼ってあります。

話しは僕の本棚に戻りまして、あだち充など。

恐怖新聞、と、あばしり一家。あばしり一家も7巻だけ見つからず。

ドカベンは全巻あります。

アラカルト。本好きな人はひとつづつ「拡大」して何の本かチェックしてみて下さい。

アトランダムに突っ込んだ棚。ここも何があるかみると面白いかも。「アストロ球団」は野球マンガだけど、野球のルールを覚えることに全く貢献しなかった超人マンガでした。

エトセトラ、ノンフィクションふぁ多いですね!

 

 

気分転換と言えば他にもオシャレをしたり、服を買ったり、髪型を変えたり染めたりします。まずは、ウクライナの人道スリッパを履いていた頃、

平和を祈って、ウクライナ・カラー。

青と白のツートーンに。

黒と白のツートーンも。

ブラックジャックを気取っていました。

前からみるとこんな。

分け目を変えると面積が広がり感じが変わります。

これもツートーン。

これは東京オリンピックの頃。

五輪をイメージして、5色。

前から見るとこう。

これはスイカ。

それを濃くして。

そんな風にして気分転換をしています。懐かしの髪型&髪色七変化をお見せしました。

七変化をお見せして何か物足りない方もいるかと思い、「八変化」目を。これは近くの床屋でスキンヘッドにした時です。

床屋のオヤジも、ここまでやるのは久しぶりだ、と力が入る。

入念なマッサージ。

バック。

普段は青いチューリップハットでカムフラージュ。

バッジは、「君の知らない物語」の絵柄です。

BGM. 小泉今日子「ヤマトナデシコ七変化」


ライカ

5/Ⅸ.(木)2024 はれ 台風の余波で今週は混んでます

巷では「お米がない」と騒がれてるので、今日はこんなTシャツで出勤。カメラマンは文化部長(部員ゼロ)スーちゃん。

逆光だから、と外で撮ります。志村けんの顔マネで「だっふんだ」。

話しは変わりますが、皆さんは「24時間テレビ」はみてないですよね??

TVerで、24時間テレビの中のドラマ、「ダメ夫、萩本欽一を愛した亡き妻の物語」が観れます。おそらく初めて欽ちゃんの私生活に言及したものです。(僕はリアルタイムで知ってて良いはずなのですが記憶にないです)欽ちゃんが干されそうになった時期があったらしく、そのピンチに欽ちゃんがマネージャーに、「仕事なくなるから希望の人につけるように社長にお願いするよ」、と言うと、マネージャーは「何を言うんですか!僕は欽ちゃんが好きなんです!一緒に頑張りましょう。地方のテレビでも、ラジオでも、遊園地の営業でも、仕事なら僕が見つけてきます!」と熱弁しますが、その役が香取慎吾なのです。僕は、「まるで現実の香取慎吾とシンクロしてるなぁ」と思って泣きました。そしてエンドロール、このドラマのナレーションは草彅剛。ここでまた泣きます。今回の24時間テレビはジャニーズ色を一掃して、新しい地図、を起用するなど、時代が変わったな、と思わせます。「辛抱する木に花が咲く」という言葉を思い出して3度目泣きます。

 

24時間テレビの裏でやってたサンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃんという番組で昭和歌謡のベスト20を、現代の子どもたちが選んでました。現代の子どもと言ってもそこらの子どもではありません。「昭和歌謡に詳しい」マニアックな「博士ちゃん」と呼ばれる子どもたちへのアンケートです。ランキングのポイントも博士ちゃんだけに、「歌い方」とか「歌への執着」とか普通の子どもとは思えない「昭和な意見」の集計です。ランキングは、3位が美空ひばり・2位が中森明菜・1位が山口百恵でした。

僕らの世代でも「7位の笠置シヅ子」は知られてないです。最近「朝ドラ」になりましたね。「東京ブギウギ」の人です。カワクリのシングルレコード・コーナーから。CHIYAMAとは「茅ケ崎のYAMAHA」で「チヤマ」です。

ちなみに、右下の少女は浅香唯のデビューシングル「夏少女」。浅香唯なんて可愛いからもっといい写真使えばいいのにと思いました。ジャケット写真は、クシャッとした顔をしてますね。

 

スマホのアプリで「ライカのカメラ」があります。お試し期間があるので使ってみます。ライカのカメラはプロが使うドイツ製の高性能の一眼レフです。たくさんの有名な写真家が使っています。お昼に心理の徳田さんをカメラマンに仕立て上げ、どんな風に撮れるかを試します。

「ライカ」の良さがわかりますか?

なんとなく綺麗に撮れてる気がしませんか?

BGM. 「愛菜ちゃんと遊ぼう!」博士ちゃん テレビ未公開トーク


大岡山デート~江夏の夏

2/Ⅸ.(月)2024 台風去る 晴れ

さてお騒がせののろのろ台風も去り、ここのところ一部で評判の大岡山デートの新作です。男も身だしなみです。あなたとデートに行く前に美容院に行く。

今日の髪色のテーマは「焼き芋🍠」。

ジョンの眼鏡をかけて、

出来立てのホヤホヤ(ホカホカ)であなたを迎えに行きます。(これはあくまで架空の妄想デートです)

ご飯は何を食べましょう?最近僕の食べたリストから候補があれば言って下さい。次の5つから選んで下さい。

①大岡山からも頑張れば歩ける自由が丘の天麩羅屋。目の前で揚げてくれます。コース料理ですね。下は、若鮎。

②大岡山から歩いて行ける奥沢のイタリアン。ワインをボトルで頼んだら、アイルトン・セナのTシャツをくれました。下は、冷製コーンスープ。

ボンゴレビアンコ。

イカ墨のピザ。

ベスコングルメ(TBS)で紹介されたTボーンステーキはひとりじゃ多いから二人で分けて丁度ですね。

③寿司屋では一足先に秋の味覚を。新さんま刺身。

松茸土瓶蒸し。まだ中国産ですが。

④昼から呑むなら蕎麦屋ですね。蕎麦屋は「アテ」が多くて昼呑みには好都合。下は、賑わい天丼。海老天が2本です。

⑤鰻屋。肝焼きから行って、

鰻重。

肝吸いも付けます。僕は「お子様」みたいにスプーンをつけてもらいます。あなたも欲しければ頼んであげます。

と、ご飯はいいとして何をしましょう。

今回の大岡山デートは何にしようかと考えて思ったのですが、カップルで「共通の好き」があればそれに行くと楽しいでしょうね。情報も共有出来るし補完も出来るし、何より同じ「好き」の話題で盛り上がるし。

でも、相手の好きに付き合うのも乙な物ですね。彼女が好きなビリー・ジョエルのコンサートに行った友人を横目でみていた大学生時代を思い出します。そう言えば、ユーミンが好きな子に誘われて葉山マリーナにライブを彼女の運転する車で(僕は運転が出来ない)行ったこともありました。

今回は逆のパターンにしようかと思います。彼氏が波乗りが趣味な女の子は自分はしないから彼が海にいる時、自分は砂浜で本を読んだりサーフィンする姿をみたりして待ってると聞いて「大和撫子だなぁ」と感心してちょこっと憧れた気がして、そう言えば、舘ひろしや岩城滉一が在籍していた暴走族バンド「クールス」の曲「ミスターハーレーダビッドソン」は、彼女目線の歌で、私の素敵な彼ったら私とのデートの時も夢中でハーレーダビッドソンの話をして憎らしいけど好きよ、だったり、90年代「アイドル冬の時代」に活躍したCoCoの「はんぶん不思議」の歌詞でも、図書館の帰り道に夕日のにじむ川べりに肩を並べてしゃがんで草野球をみてるとあなたはルールの説明ばかりして私はちょっぴりすねていつも喧嘩になるのよ馬鹿みたい、というラブコメ感も捨てがたいですから、今回はあなたの好きなことを考慮せず、僕の好きなことに付き合ってもらうデートプランです。ビデオを一緒にみます。

広島vs近鉄の日本シリーズの第7戦、勝った方が日本一。広島1点リードで迎えた9回裏近鉄が無死満塁と江夏を追い込む。この両チームの攻防を当時「ナンバー」という雑誌に山際淳司が「江夏の21球」という文を書いた。その映像化。

試合のポイントは、江夏が追い込まれた場面で古葉監督がブルペンで北別府と池谷に投球練習をさせるのであるが、これにはプライドの高い江夏が腹を立てる。「1年間、自分を抑えの切り札として使っておきながら、最後の最後で信用していないのか!」と。これも実に江夏らしい。マウンドで怒りが収まらない江夏のもとに衣笠が近付き、「俺もお前と同じ気持ちだ」と耳打ちしてグラブで江夏の尻をポンと叩く。それで冷静になった江夏は、この絶体絶命のピンチを抑えるのである。江夏はサウスポーだから、三塁走者が見えない。そこで同点スクイズを試みる近鉄の作戦に対し、江夏はなんとカーブでウエストしてスクイズバントを失敗させるのだ。

 

・江夏で思い出すのは、他にもあって、延長11回をノーヒットノーランに抑え、延長11回の裏に自らの決勝サヨナラホームランで試合を決めて、「野球は1人でもできる!」という名セリフを放った。僕は、この試合はよく覚えている。巨人戦のラジオが途中から、甲子園の阪神vs中日に変わったからだ。江夏のサヨナラホームランはまさに劇的で、僕はその後に発売された「週刊ベースボール」の江夏がバンザイしてホームインするピンナップ写真を部屋に貼った。記録に残る選手より記憶に残る選手になりたい、とよく人は言うが、江夏は記憶にも記録にも残る劇的な選手だった。当時は、巨人・大鵬・玉子焼きの時代だったが、江夏は阪神タイガースのエースで生意気でふてぶてしく不良っぽいから好きだった。ギッチョっていうのも、何か不良っぽくみえたな。江夏の劇的なシーンといえば、他に以下のようなものが有名。

・オールスターの9連続奪三振。
オールスターは、1人の投手の投げれるイニングの上限が3回だから、対戦打者全員を三振に斬ってとった。これは、オールスター史上、江夏しかいない。

・江川がはじめてオールスターに選出された時は8奪三振をとった。その試合は、2-0とセ・リーグがリードした9回裏、パ・リーグは1点を返し、尚も無死満塁。そこで、リリーフ・江夏が登場。1人でもランナーを出したら「セ・リーグの勝ち」はなくなる。そんな大ピンチを江夏はここでも、3者連続三振に斬ってとり、またもや伝説を作る。この試合の「プロ野球ニュース」は、βビデオの時代だけど今でも持ってる。

・そんな輝かしいエピソードのどれよりも、僕が一番、江夏らしくて好きなエピソードがある。それは、TV中継が途中で終り、ニッポン放送のショーアップ・ナイターに切り替えた直後に起きた。審判の「ボール!」の判定を不服とした江夏が、アンパイヤを殴ったのである。それが、ラジオで実況中継されるのだが、映像がない分、想像力を掻き立てる。江夏がゆっくりとマウンドを降り、肩で風切るようにアンパイヤを睨みつけながら距離をつめ、アンパイヤは何故、面を外しちゃったんだろう?つけとけば良かったのに。至近距離から的確に審判の顔面にパンチをお見舞いした。江夏、退場。湧き上がる会場のコールに興奮した。その試合の結果がどうなったのかの記憶はない。ただただ、江夏が審判を殴る姿だけを何パターンも頭の中で想像した。左ストレートかな?フックかな?それともアッパーかな?野球で、パンチをするシーンって滅多にないもの。田淵は止められなかったのかな?

江夏は、ピークを過ぎた頃、メジャーに挑戦するが、惜しいところまで行って駄目だった。江夏は、あれだけの選手だったのに、監督もコーチもやっていないと思う。一度だけ、12チャンネルで野球解説をしてるのを聞いたことがあるが、あまり面白くなかった。その後、覚せい剤でパクられたりした。「英雄失格」という梶原一騎世代の僕らにとっては滅びの美学というのだろうか、江夏の生き様に哀愁を感じた。ONを擁して9連覇中のジャイアンツに対して、真っ向から向かっていったタイガースのエース・江夏に、少年時代、心を惹かれた。それは反骨の象徴で、ロックのスピリッツにも通じるものがあった。「江夏の21球」は、野村克也の解説でNHK特集で放送され、今はDVDが販売されているが、この番組でも江夏は実にふてぶてしい。NHKの番組なのに、チンピラみたいなシャツで登場して、インタビューに答え、煙草をプカプカ吸って回想する江夏。これは、必見です。

今日のデートプラン、100点満点で何点ですか?

BGM. CoCo「はんぶん不思議」


大岡山デート~パリ五輪の中

6/Ⅷ.(火)2024 はれ 須崎優衣がまさかの初戦敗退。僕のパリ五輪が終わる。大谷翔平34号ソロ、ベース踏み忘れ?一塁に戻る場面も。

この記事も「心のゴミ箱」兼用です。昔の知り合いでたまたま、ここを見つけた人も「元気ですか?」と声をかけて下さい。「元気です」と答えます。コメントを見られたくない人は「非公開」と書いてくれれば皆には分からないようにします。「ゴミ箱」が何かわからなくても、この記事だけで楽しめるようにはしてあります。

 

久しぶりの「デート記事」です。何をしましょうか?「つまんない顔で写真をとろう」という展覧会が横浜そごうでやってるらしく面白いらしいので、つまらない顔、で写真をとってみましょう。

つまらない、の「記号」と言えば、頬杖。

「あー、つまらない」と叫んでみる。

つまらなさ過ぎて頭を抱える。まるで二日酔いのよう。

つまらないから扇子で扇ぐ。

つまらない顔を隠す。

鼻の下にはさむ。

うまく行かない。つまらない。

落語家みたいにくわえてみる。

曲芸師みたいに物を乗っけてみよう。

ヤドンのソファーは、ひとをダメにする。それほど、リラックス出来るソファー。

つまらない、と、リラックスは別物だ。つま先をピンとするけど、つまらない。

新聞読んでもつまらない。代表選手がタバコと飲酒で辞退だって。

そんなパリ五輪も真っ最中の大岡山北口商店街は夏祭りの雰囲気です。

何を食べに行きますか?候補に最近僕が食べたもの。

塩ラーメン屋の「冷やし中華」キュウリ抜き。

お好み焼き屋「佐竹」の「佐竹スペシャル」。

大岡山から徒歩でも行ける奥沢の中華料理屋。青島ビールと紹興酒。

クラゲの前菜キュウリ抜き。

ピリ辛腸詰。

アワビの醬油煮込み。

麻婆豆腐。

誕生日の寿司屋。

ウニ。

この季節は、小肌の子供、新子。

 

新子は出世魚。なかずみ、と食べ比べ。新子2個分に対し、なかずみ半身。

長良川の天然アユの塩焼き。

これは三つ葉。

0時の位置から時計回りに、ブリ・クジラの尾の身・カツオ。この時期にしては脂が乗っています。

じゅんさい。夏の野菜。寒天みたいです。

石垣貝。口の中に入れると、ほわっと溶けます。食感は、アワビの真逆。

本マグロ。

穴子の甘いツメで食べるものシリーズ。デザート感覚。

家系ラーメン屋でやっていた「7日限定」冷やしネギチャーシュー麺。

実物。

にんにくと生姜を入れると美味しくなります。あと、酢。

デートにファッションも大事ですね。リュックサックを新調しました。これは今まで使ってた「山口百恵」柄。

しょこたんのファンクラブ限定の福袋で当てたリュックに、サンリオのキャラ達をつけてみました。

ヘアスタイルは夏らしく「ひまわり」にしました。頭頂部が茶色で、もみあげと襟足は葉っぱの緑。

横からみるとこうです。

パリ五輪の季節だから応援Tシャツ(水色)で。

真夏のデート気分を作ってみました。ひとりにでもウケる限り、企画は続きます。

BGM. 伊藤咲子「ひまわり娘」


62

24/Ⅶ.(水)2024 はれ 手越祐也、国家独唱を辞退 RIZIN運営謝罪、SNSは同情の声

今日は土用の丑の日。鰻じやなくても、「う」のつくものならなんでも食べれば良いんだって知ってました?たとえば、うどん、とか、卯の花、とか、ウインナーなど。

今日のお昼は暑いから熱い天ぷら「う」どんにしよう。

受付に、「う」まい棒明太子味を買ってきました🤣

自分用の朝に、「ウ」インナーロール

新しい本棚リスト。東口宜隆は、さらば青春の光、の東ブクロの本名です。彼の卒業文集をYouTubeの企画で幻冬舎が手作りで製本化(商品化)した限定品。東ブクロは先輩芸人のお嫁さんと不倫して干された問題児。「不道徳ロック講座」の帯と並べるとイカしてますね。何気に「力道山未亡人」の帯も興味をそそります。

トランプのTシャツも飾りました。カワクリにあると政治色が薄まるとお褒めの言葉をいただきました。テクノポップが流行しても、歌謡曲に使われると結局、「テクノも歌謡曲になっちゃう」的な。或いは、新興格闘技団体UWFが一世風靡した時でさえ、「シューティング(真剣勝負)も含めてプロレスなんだよ」と語ったジャイアント馬場の含蓄を思い出します。

Tシャツと言えば、「パリ五輪」応援Tシャツが届きました。

女子レスリングの須崎優衣さんに注目です。

あとは柔道。

BGM. RCサクセション「エミちゃん、おめでとう」


大岡山アイドルフェスティバル~ブリキの看板

この記事も「心のゴミ箱」兼用です。はじめてここを見て「ゴミ箱って何?」って方も「ゴミ箱」が何かわからなくても、この記事だけで楽しめるようにはしてあります。コメントを見られたくない人は「非公開」と書いてくれれば皆には分からないようにします。

27/Ⅵ.(木)2024 はれ 大谷翔平、キング独走25号で4連勝貢献、3冠王も射程圏3打点差

今回は「大岡山アイドルフェスティバル」略して「OIF」を開催します。最近は昭和風のブリキの看板に昔のアイドルのピンナップを印刷したものをよく目にします。クリニックの入り口に飾ってある(放置?)ので今回はそれをドドドンとご紹介しましよう。

昔のアイドルと言えばバックで「スクールメイツ」なるダンサーの踊りが付き物でしたから、今回はチアガールで華を添え、ブリキの看板と僕の個人的な思い出を語ろうという趣旨です。マニアックな回ですが、写真が多いので見やすいです。おつきあい願えれば。それでは行きましょう。

まずはエントリー№「1」三田寛子。応援のチアガールは、原型。

 

僕は三田寛子のことはデビュー曲から知っていて、CBSソニーから出たイメージ・ビデオ「映・像・少・女」(β)も持っています。3曲目の「駈けてきた処女(おとめ)」のクライマックスは、果物を並べたテーブルに、三田寛子がはんなりとうつぶせてて、視線だけはしっかりこちらを見てて、曲調が変わる瞬間に片手を払いのけるポーズで果物を一つ残らず、テーブルから落すシーンがインパクトがありました。さすが、井上陽水、という感じの名曲です。
三田寛子は「花の82年組」だから、頭角を現すのはちょっときついかな、と思っていました。
そんな彼女にとってのターニング・ポイントは、プロポーズ大作戦の正月特番で、フィーリングカップル5vs5、に出たことだと思います。美人歌手5人組と素人の大学生5人組の公開お見合いで、昔は松田聖子とかも出てました。
1枠がリーダー的に可愛い子(たとえば聖子)で2~4と好みを取り揃え、5枠で落す。主に、研ナオコとか和田アキ子がその位置にいました。
83年の正月、1枠は早見優、2枠は中森明菜、三田寛子は3枠で出場、4枠が堀ちえみ、5枠は中原理恵でした。中原理恵はもう欽ドンで新境地を定着させていたから、この時点での5枠は妥当。
番組的には、早見優で「かわいい~」を掴み、中森明菜、三田寛子、堀ちえみが加速させ、中原理恵で落す鉄板の布陣だった。…はずだ。
実は、この放送のビデオを僕はまだ持っているのですが、番組の流れをことごとく、三田寛子が止めるのである。
お正月だから艶やかな晴れ着を着て、おっとりした京都弁で男性陣からの質問に答えるのだが、<デートに誘われたらどうする?(あるいは、プロポーズされたら何と言う?)>に対して、「いや~ん」とか言って、照れて、振袖で顔を隠して答えない。
司会者は、とにかく中原理恵で落したいから、<ちゃんと答えて>とせっつく。
すると、三田寛子は、「じゃ~、お月さんが来たー、って言って空を指差して、その隙に逃げます」と答える。
終始、こんな感じで、中原理恵は完封されてしまった。
ウブというのか、まだ世間が「天然」という共通語を持たない時代だった。
翌週くらいに、三田寛子は「笑っていいとも」のテレフォン・ショッキングに呼ばれ、そこでもスパーク!
その翌月くらいから、月曜レギュラーになって「寛子のお菓子大好き」というコーナーを結構長くやっていた。僕は学校があったから、毎週、録画して見ていた。このコーナーは人気があって、同じタイトルのお菓子のレシピ本も発売された。僕も買った。まだ持ってる。

そんな彼女が今ピンチで、なんかしみじみとしている。僕は三田寛子のホップ・ステップ・ジャンプの瞬間の空気と同時代を生きてきたとも言えるから。

 

エントリー№「2」原田知世。応援は、チアガール川原Ver.1。

 

昔、12チャンネルの朝に、「おはようスタジオ」という新人アイドルの出る番組があって、そこにゲスト出演する新人アイドルは新曲情報などを「たぬきインタビュー」というコーナーで紹介してもらうのですが、「たぬきインタビュー」とは文字通り、質問の答えから「た」を抜いて答えねばならず、失敗して、「た」と言ってしまうと顔にタヌキの絵のシールを貼られて行くという罰ゲームが見所でした。
皆、最初こそ警戒するのですが、インタビューが進むに連れ、ついつい1つ2つ「た」と言ってしまい、そこが愛嬌なのですが、僕が今尚、忘れられないのは原田知世で、原田知世はショッパナから、「た」の字を連発して、インタビュー半ばにして、タヌキシールで顔が見えなくなっていました。途中からチャンネルをつけたら誰だか判らないぞ。僕はその映像もβビデオで持ってる。
原田知世を有名にしたのは映画「時をかける少女」ですが、実はその前にTVで「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」を主演していました。

この時代は、原田知世でさえ水着姿を披露してたのですね。

 

エントリー№「3」薬師丸ひろ子。応援は、チアガール川原Ver.2。

 

「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」と言えば、本家は映画版の薬師丸ひろ子ですね。ちょっと話はそれますが、小学校の頃、少年野球チームに入った僕は背番号を何番にしたいか?、と聞かれ、「666」と「ヨハネの黙示録」の数字を希望に出したら、「3桁は駄目だ!」、と却下された思い出があります。
ところが、薬師丸ひろ子は映画「探偵物語」の公開記念の野球大会に登場した時、背番号「8940」をつけていました。
「8940」はヤクシマルの語呂合せですが、僕はそれをTVで観た時、思わず、「4桁、ありかよ!」とツッコミを入れたものです。
その野球大会の映像も、僕のβビデオのコレクションにあります。

 

エントリー№「4」山口百恵。応援は、チアガール川原Ver.3。

 

中3の僕は、特に何があったという訳ではないのだが、絶望的な気分で毎日を送っていた。きっと、クラスメートや教師や家族にも気付かれなかったが、暗澹たる日々だった。その頃、僕の生活を支えたのは、一枚のアイドルのポスターだった。そのアイドルとは、山口百恵だ。
山口百恵はシングル盤では、「秋桜」を歌ってる頃で、もうアイドルというより賞レースの本命になる王道の歌手で、「横須賀ストーリー」以来の本格派ポップス路線から、「百恵神話」へと移行してゆく途上だった。僕は、「中3トリオ」の3番手の頃の山口百恵が好きで、その後の売れ線路線にはあまり好感を抱いていない。

それでも、僕を支えてくれたその時の山口百恵のポスターとは、当時の山口百恵としても、当時のアイドルのポスターとしても、少し風変わりだった。
それは、白いブラウスに茶色のスカートをはいた普段着の格好で、ポスターのくせにこちらの目を見ずに脇の方を向いている。その視線の先に何があるかは、ポスターに写っていないので想像するしかないのだが、おそらく他愛も無いものにちがいない。それは近くのキレイなお姉さんみたいな風体だった。
東中野のレコード屋で、『花ざかり』というお花をテーマにした歌ばかりを集めたアルバムを買ったら特典としてもらった。僕は、毎日、このポスターに見守られ、中3の一年間を皆勤賞で過ごした。

 

エントリー№「5」。応援は、チアガール川原Ver.4。

 

高校生の頃、夜のプロ野球ニュースをみるのが日課でした。そこで突然、飛び込んできたのが、ビーチで人目を気にしながら、思い切りよく、無地のグレーのトレーナーとジーパンを脱いで、青いビキニ姿になって、カメラに向って微笑むお姉さん。ミノルタ・カメラのCMの、宮崎美子も一世を風靡しました。ちょっと、おなかがぽっこりしてる所がいい!、とクラスでは評判でした。男子高校生には女子大生は憧れの的でしたよ。

 

エントリー№「6」。応援は、チアガール川原Ver.5。

 

長淵は当時人気絶頂のアイドル石野真子のファンだと番組で公言した。
石野真子はデビュー曲「狼なんか怖くない」を吉田拓郎が作曲した縁もあり、僕もファンクラブに入っていた。ある日、長淵のオールナイトに石野真子がゲスト出演したのだ。当時のトップアイドルを深夜の3時過ぎに有楽町まで呼び出すなどとはふてぶてしい。フランク永井だってしない。古いか。
石野真子は長淵のことを全く知らず、初対面。番組では舞い上がった長淵がギターを弾き語りし、流れでデュエットすることになった。只でさえ不快なのに、
そのやりとりの途中で長淵が真子に「オイ!」とか「コラ!」とか「バカ!」とか言ったのである。そうしたら真子が反射的に「はい」と素直に答えたのである。深夜に叩き起こされた寝ぼけたキューピットが間違って矢を射っちゃった瞬間に立ち会ってしまった。その数ヶ月後に2人は結婚する。真子はトップアイドルの座を捨て引退。ファンクラブも解散。
当時の石野真子は本当に人気があった。アイドルに敵なし、まさにジュリーがライバルだ。自らのデビューのきっかけとなった「スター誕生!」やNHKの「レッツゴーヤング」の司会も務めていた。当時のレッツゴーヤングの後ろで踊るサンデーズには松田聖子がいた。松田聖子はその後、なみいるライバル達を横綱相撲で退け80年代を象徴するアイドルになるが、もし石野真子が引退してなかったら天下取りは1,2年は遅れたのではないだろうか。石野真子の最後のTV出演は「夜のヒットスタジオ」だった。真子の引退のために用意されたような回で、
真子がデビュー2作目にあたる拓郎作曲の「わたしの首領」(←チッ!誰のことだ?)と自らが作詞した「私のしあわせ」という歌を披露する。司会者の井上順と芳村真理のはからいで海援隊の武田鉄也が「贈る言葉」を歌う。泣き出す真子。観ているこちらもつられて泣き出す。「贈る言葉」をバックに色んな友人・知人がお花を持って駆けつける、30人くらい来た。締めは、ドラマ「およめちゃん」で共演した森光子が、武田鉄也の歌をBGMに「真子ちゃん、あなたは幸せになる義務があるのよ。これ、私からの贈る言葉」という名言を残し、コマーシャル。僕は涙が止まらなかった。ラストのシーンでは花束を抱えて泣きながらも笑顔を作り「あ・り・が・と・う」と読唇術でしか読み取れないメッセージを送信するテレビ出演最後の石野真子の真横で本人以上に大泣きしている松田聖子が映った。涙の降水量ランキング、1位・松田聖子、2位・僕、3位・石野真子だった。

 

エントリー№「7」。応援は、チアガール川原Ver.6。

 

ドリス・トロイの「ジャスト・ワン・ルック」。心弾ませる軽快なイントロのピアノ・ソロが、一目惚れの鮮烈さを見事に表現している。ドリス・トロイという人は、いわゆる一発屋だったそうだ。だからこそ、この曲の主題である、「一目惚れ」の純度を高めてるような気がする。大学の頃、中森明菜で大儲けしたワーナー・パイオニアが、その収益を社会に還元すべく、あまり売れるとも思えない全8集からなる「ATRANTIC RHYTHM AND BLUES 1947-1974」を発売してくれた。ドリス・トロイの「ジャスト・ワン・ルック」は、その第5集に収められている。

 

エントリー№「8」。応援は、チアガール川原Ver.7。

 

キャンディーズのスーちゃんが亡くなった時にはビックリ。
スーちゃんは、中学の時の友達で少年院みたいなところに行った子がファンだったな。彼は、ランやミキのことを敵対視して、でも一番、ピンク・レディーのことを悪く言ってた。「やつら、うんこ食べるらしいぜ」とか言ってた。あきれた。吉田拓郎は、キャンディーズに何曲か楽曲提供していて、自身のアルバムでカバーして歌ってる。『ぷらいべいと』で「やさしい悪魔」、『大いなる人』で「アン・ドゥ・トロワ」を全然違うアレンジで歌ってる。後者では、♪さよなら~、キャンディーズ♪というフレーズが入っていたから、『大いなる人』は、キャンディーズ解散の直後に出たアルバムだったと記憶する。僕は、あまりキャンディーズのレコードは持ってないが、「年下の男の子」と「哀愁のシンフォニー」だけ買った。
1986年ころ、サザンやユーミンや吉川晃司や明石家さんまが「メリー・クリスマス・ショー」という番組をイブに生放送でやった。ユーミンが、アン・ルイスと原由子と3人で女ポリスみたいなコスプレをして「年下の男の子」を歌い踊って、僕は悪趣味だなぁとテレビの前で辟易していたら、司会のさんまがユーミンに、「ユーミンさんの場合は、ほとんどが年下の男の子ですよね」と茶々を入れて、さんまに救われた思い出がある。

 

エントリー№「9」。応援は、チアガール川原Ver.8。

 

ピンクレデイ―の人気は尋常じゃなかった。1978年に「サウスポー」で日本歌謡大賞をとって、「UFO」で日本レコード大賞を受賞した。その年にこの二つの賞を同時に獲得する歌手は過去にもたくさんいたが、同一年にひとりの歌手が別の曲で二つの賞をもらうというのは後にも先にもピンレディー以外に知らない。下は、何かの授賞式。珍しく山口百恵とスリーショットで写ってる。

という訳で、大岡山アイドルフェスティバル(OIF)企画いかがでしたか。順位付けはしません。みんながオンリーワンです。戦争をやめろ!選挙に行こう!

BGM. 三田寛子「駈けてきた処女」