劇写メ・ストーリー「真昼のイエロー・バトル」

2/Ⅶ.(火)2019 くもり 「アメトーク」が「ホトトーク」にタイトル変更?東スポ情報。

これからの話は、イエロー・バトルの最前線で生きる、ある男と女の物語である。

男「オレの待ち合わせのアイテムは黄色いTシャツ。赤字で、鬱、って書いてあるんだ。しかし、彼女いつまで待たせるんだろう。今、何時だ?あら、腕時計、忘れた」。↓。

女「フフフ、私は早く来て、あなたが来るのをこそりとみてたの」。↓。

女「私の待ち合わせの黄色い目印は、パラソルよ。昔、彼氏だった船乗りからもらったもの。彼は、この傘で、長澤まさみ、のマネをよくしていたわ」。↓。

男「君の瞳に乾杯!」

女「あなたの瞳の奥に流れるドブ川みたいな色ね」

男「さぁ、イエローバトル、の始まりと行こうか」

女「あなたとはいつかこうなる日が来ると思っていたわ」

男「先攻後攻を決めよう」

女「ジャンケンポン」。↓。

男「先行はオレだ。まずは、タワーレコードのうちわだ」。↓。

女「フフフ、私たち、気が合うわね。わたしも…」。↓。

男「裏面で勝負!AKBの、あっちゃんだ」。↓。

女「私は夏のセール。怪物くん、と、買物くん、を引っ掛けたダジャレよ。私の勝ちね。1ポイント頂くわ」。

男「仕方あるまい」。↓。

女「一気呵成に行かせてもらうわ。黄色といえば、黄色いポケモン・ピカチュウよ」。↓。

男「ならば、名探偵ピカチュウにも登場した、同じく黄色いポケモンのコダックだ。顔芸も含めて、1ポイント頂くさ」。

女「これでイーブンね」。↓。

男「診察テーブルから、ドラミちゃんのこけしで勝負!」。↓。

女「私も診察室のレコードから。ドーンの、幸せの黄色いリボン。これは映画、幸福の黄色いハンカチ、の元ネタになった歌よ」

男「高倉健主役の映画だね」

女「高倉健さんと、さん、をつけないと組織の幹部に叱られるわよ」

男「組織の幹部って、田舎のお母さんでしょ?(笑)」

女「はい。母がファンなもので」。↓。

鰻屋の店主「お待たせしました~。肝焼きです」

女「ワ~ィ」

男「食べたことある?」

女「ないです」

男「酒、飲みたくなるよ」

女「本当だ。甘くて、少し、苦くて、おいしいです」。↓。

鰻屋の店主「おまたせしました。鰻重です」。↓。

男「食べよ、食べよ」

女「ヤッホー」。↓。

昔、テレクラという出会いの場があって、男がテレクラに入店し、女からの電話を待つシステム。男は入場料を払い、女は無料で電話をかけ、デートの交渉が成立したら、街で直接出会う。初対面なので目印が必要で、女は「黄色いパンプスを履いて行くわ」と言ったり、男に「右手に週刊ビッグコミックスピリッツを丸めて持ってて」と要求する。

女は店に雇われた、さくら、が多かったらしく、アルタの前に10人くらいの男が、右手に同じ週刊誌を持って、キョロキョロしている光景をよく目にしたものだ。

今回はお昼休みに一緒に出ればいいのに撮影のためにわざとバラバラにクリニックを出て、お店の前で待ち合わせをするスタイルをとった。2人とも黄色対決のグッズを持参して。

劇写メ・シリーズは、まずストーリーを考え、絵コンテを作り、そこに写メをはめ合わせて行く、絵本作りのような新機軸です。

もしも好評ならまたやりますね。

BGM. マナ「イエロー・マジック・カーニバル」

 


十中八九N・Gアーカイブス 「お母さん、福岡といえば杉山さんだけじゃないんです」

タイトルから思いつく過去の記事を3連続で!

(1)福岡の学会へ行く、グルメ・リポート

27~28/Ⅶ.(日~月) 2014 はれ
知り合いのSちゃんは、風俗方面で大活躍中だ。
先日、東スポの男セン・コーナーにもSちゃんの記事が出てたから、本人にそれを教えたら、
「そんなん見てん?こっちの方が写り良いよ」と、その方面の専門誌を見せてくれた。
そこでは、彼女が表紙と何ページもの巻頭グラビアを飾っていた。まるで、トップ・アイドル級の扱いだ。
<すごいね!>と僕が感心すると、「でしょ?」と彼女は得意気だった。
彼女のプロフィールに出身地・福岡と書いてあったのが、僕の頭の隅に残っていた。
それが今回の序章。
2014年の抱負は、「攻めること」にした。
だから、学会もバンバン行くし、学会発表やシンポジストも断らないで受けることにした。
その一環としての、福岡の学会である。

ここ数年で、メーカーと医者の関係は、きわめてクリーンになって、接待のようなものが一切禁止となった。
しかし、今回のような時は、困るな。
福岡のような勝手を知らない街で、1人で夜を過ごすのは、どこへ行ったら良いかも判らず、迷い子のようだ。
接待じゃなくても良いから、割り勘でどこかへ連れてってくれれば良いのに。
でも、待てよ、知らない医者と一緒に行動するのも疲れそうだな。前言撤回。
という訳で、福岡を前もってリサーチしないといけない。
コーディネートしてくれる人が、いくつか有名店をリスト・アップしてくれた。
この時点で判ったのは、博多は、日曜の夜は休みの店が多い、ということだ。
大学時代の同級生の小田くんが北九州の出身なので聞いてみた。
彼はとても親切で、色々な情報を、僕のスケジュールと合わせて、何度もメールでやりとりしてくれた。
ありがとう。小田くん。感謝します。
でも、結局は自分でネットで確認して予約しないといけないから、それが面倒なのだ。
フラッと行って良さそうなところに入る手もあるが、福岡、日曜の夜、休みが多い、って言うし。
困ったものだ。
そこで序章で、紹介した、Sちゃんを思い出し、相談してみた。
Sちゃんは、事もなげに、「私の福岡の友達に案内させようか?」と言った。
Sちゃんの友達は博多のキャバクラに勤めてるらしい。
Sちゃんは、事もなげに、「学会が終ったら、待ち合せて、同伴して、その店で飲めば良い」と言った。
僕がぽかんとしていると、「キャバクラとか、行かんの?」とSちゃん。
なまりは伝染るもので、<行かん>と答えた。
「フー…」とこれみよがしに大きな溜め息をついたSちゃんは、何かを考えている。
「日曜は休みだ」と独り言を言い、急に、「よし、直接、頼もう」と友達に電話をして交渉を始めた。
電話口の様子では、相手はその日は、昼間にバーベキューの用事があるらしい。
Sちゃんは、「でも、夜は空いてるっしょ?」と交渉をすすめて、夜の8時からならOKということになった。
<僕はその友達と2人で逢うの?>と判りきったことを念のために確認した。
「大丈夫、私の幼馴染だから」とSちゃん。
<いや、ちょっと緊張するかもしれないんですが>と僕。
「大丈夫、あの子とは腐れ縁だから」と微笑むSちゃん。
<何だかよく判らないけど、ま、腐れ縁なら、大丈夫か>と僕は納得させられた。
そうして僕は、Sちゃんの幼馴染に博多のガイドをしてもらうことになった。
しかし、その日の幼馴染は、まったくのオフの日なので、<お礼とかしなくていいの?>と聞いてみた。
「う~ん」とSちゃんは少し考え込んでいた。
<1万円くらい払うか?>と僕が言うと、「高い!」と即答&怒声。
<じゃ、東京銘菓のひよこ、でも持って行こうか>と僕がユーモアで返すと、Sちゃんの表情はにわかに曇った。
「あんね~、ひよこ、って福岡のお菓子だって知っとう?」とSちゃん。
Sちゃんが言うには、ひよこ、は東京オリンピックの時に全国のお菓子を紹介するために東京に集められた物らしい。
皆さん、知ってました?僕は知らなかった。
<でもさ、東京駅には東京駅限定の、塩ひよこ、があるのはどうなの?>と僕。
「別に良いんじゃない?企業努力だし」とSちゃん。
塩ひよこ、にはまるで興味がないようだった。下が、Sちゃんを怒らせた、ひよこ。↓。


で、結局、お礼は、幼馴染が連れてってくれた店で一緒に飲み食いした分をご馳走すれば良い、ということになった。
僕は、<福岡の人って、ライオンズのこと、今でも好きなの?>と尋ねてみた。
Sちゃんは、にべもなく、「あ~、それ、おじさん、っしょ。西鉄ね。今は、ホークス」。
僕はプロ野球は昭和の時代で止まってるからな。
<そうだったね、今は、福岡ダイエーか>の僕の発言を、「ソフトバンクね」と憐れな者を見るような目で訂正した。
Sちゃんは、店は幼馴染に任せて、1人で時間が余ったら呼子(よぶこ)でイカを食べると良い、と教えてくれた。
呼子のイカは透明で、それを知ってるから、東京のどんな高級な店でもイカは食べれない、とSちゃんは言った。
わかった、イカ、食べてくるよ。
<ところで、普段の僕はレディにこんな失礼な質問は決してしないんだけれどね、参考までに、Sちゃん、いくつ?>。
心の準備をしておきたいじゃん。すると、Sちゃんは、「ん?にじゅうさん」と答えた。
…ってことは、幼馴染も23才か。
「俺はまだ本気出してないだけ」の大黒シズオの編集担当の宇波さんと同い年かぁ。大丈夫かな?
そして、僕は日曜日、飛行機に乗り遅れることもなく、無事に福岡の学会に参加した。
そして、幼馴染との待ち合わせまでの間、ホテルの部屋で仮眠した。
きっと、疲れが溜まっていたからだろう、短い質の悪い睡眠で、悪夢と金縛りとこむら返りの三重苦を体験した。
いてぇーよ!
そんなこんなしてるうちに、約束の時間になった。
予定通り、幼馴染と僕は、待ち合わせ場所で落ち合って、タクシーに乗って、予約しておいてくれた店に向かう。
タクシーの運転手もその店の名前を知らなかったから、隠れた名店みたいだ。
ちなみに、コーディネートしてくれた人のリストにも入っていなかった。
中心部と逆にあるらしい。「おのころ」という店。
幼馴染は朝の仕事と夜の仕事を掛け持ちしていて、明日(月)も朝9時から仕事らしい。
今日は休みで、海に行き、バーベキューをしていたと、スマホで写真を見せてくれた。
<なんだか、休みの日に悪いね>と僕が言うと、「Sちゃんの頼みだから」と手刀を作って、横に振った。
幼馴染が言うには、店に来るお医者さん達に相談したら、ここがいいだろう、ということになったらしい。
彼女もここに来たのは、2回目らしい。

座敷もあるが、カウンターの方が作業がみれて楽しい。
いけすが2つあり、裏のいけすの様子はモニターに映っている。
まずは、お刺身。呼子のイカが早速、出てきた。↓。


ゲソまで透明でゲソ。コリコリでゲソ。↓。


イカの頭部は後で焼いて食べます。↓。


白身は、くえ。そして、まぐろ、いわし。↓。


くえ、は冬の魚だと思っていたが、1年中海底にいるらしい。
台風があると、かきまぜられて、上に上がってくるのを捕まえるらしい。だから、夏でも食べられる。
下が、くえの顔。おそろしい顔ですね。↓。


次は、国東半島の天然物の岩ガキ。↓。


国東半島は、九州の地図の四国側のコブのあたりだそうだ。
幼馴染がスマホを駆使して、日本地図を出して、説明してくれた。
幼馴染はすごくスマホを使いこなす。
ホークスは強いのかと聞くと、パ・リーグの順位表や今日の試合結果を見る。ちなみに、勝ってた。
博多のご当地アイドルの話になると、橋本環奈、の画像を。
ちゃわんむし、の話から、僕が<鹿児島に、ちゃわんむしの民謡があるね>と言うと店の人も誰も知らなかった。
すると、彼女がスマホで調べ、「あった!」と言って、民謡「ちゃわんむし」を流して聞かせた。
店の人も手を止めて聞き入った。
前に東スポの「こんな女の子は落とせる」という記事で、「呑み会で知らない話題が出ると、すぐスマホで調べる子」
というのがあって、僕は<そんな奴ぁ、いねぇよ!>と1人で東スポにつっこんでいたものだが、いた。
ま、落とさない、が。
彼女は、途中でバッグから、充電器のようなものを取り出し、「スマホってすぐ切れちゃうんだよね」と言って接続した。
<そんなことばっかりやってるから、すぐバッテリーあがるんだよ>と思ったが、口には出さなかった。
ちなみに、そんな彼女でも、HKT48の劇場のチケットはとれないらしい。
「ホークスはとれても、HKTは無理!」、って言ってた。
冬瓜(とうがん)は鯨と一緒に食べるらしい。↓。


冬瓜は、その名前から、冬の物かと思ったら、夏の瓜らしい。
皮が硬くモチがいいらしく、冬までモツ、という例えから、冬瓜というそうだ。
幼馴染は、例によって、スマホで、冬瓜の画像を出して、「こんなに大きいんだよ」と見せてくれた。
厚意は嬉しいが、それ実物大じゃないし。
穴子は、川原3大好物の1つで、穴子がいる地盤と同じ色をしているらしい。
これは柔らかい砂のような地盤にいた穴子。
穴子は恐ろしい牙を持っていて、店主曰く、「よく噛む」そうだ。↓。


魚ばかりじゃなく、お肉もあります。佐賀牛とかもあるけど、地鶏を食べた。↓。


この店には、よく横綱・白鵬も訪れるらしく、その時に、かめしずく、という焼酎を呑むらしい。
マネして、呑んでみた。↓。


幼馴染が、「お酒は何が好き?」と聞くから、<日本酒>と答えると、店の女の子が「だっさい、入りましたよ」と言った。
だっさい、は山口のお酒だが、珍しい酒であまり店にも入ってこないらしい。
店の女の子がこれが最後の1本ですよ、とすすめるので呑むことにした。↓。


女の子がお酒を注いでる時に、<これ、エヴァンゲリオンのミサトさんが呑んでた銘柄だね>と僕が言うと、店の女の子は
手を止め、「本当ですか?」とマジな口調で食いついてきた。
<いや、わかんない。勘違いかも>と僕が答えた時には、幼馴染は、もうへべれけで、スマホで調べてくれたりしなかった。
だっさい、は3杯呑んだ。↓。


しめは、小さなおにぎり。一口で食べてしまい、写メ、撮り忘れちゃった。
すると、店の女の子が、「小学生の頃、おにぎりコンクールで優勝したらしいですよ」とこっそり教えてくれた。
僕が笑うと、その子も、「おかしいですよね、おにぎりコンクール、なんて」と笑った。
<だけど、よく考えたら、その審査員に見る目があった、ってことだね>と僕が店主の方をチラリと見てそう言うと、
その子も店主の方を見て、「あっ!そうですね」と、真顔になった。
店主は、割と若い人で、博多華丸にちょっと顔が似てる愛想の良い人だった。
8月になると、8月にだけとれる、メイジダイ、という珍しい魚が入るらしい。
黒潮と何かがぶつかって、2週間だけ大量に浮かび上がり、それを漁師がいっせいにとるらしい。
店主が言うには、メイジダイ、は活きてないと食べれないらしい。
メイジダイ、だけを食べに東京から来る人もいるらしい。
僕も8月に来ようかな、って言うと、店主は、「是非」と頭を下げた。
気がつくと、幼馴染はもうベロンベロンで、明日は9時から仕事だと言うので、タクシーを呼んでお開きにした。↓。


タクシーの中で、幼馴染は、「Sちゃんとはしばらくあってないなぁ。カノジョ、元気ですか?」と聞くから、
<大活躍だよ>と答えておいた。
幼馴染は、「川原さんはどこの生まれ?」と聞くから、<茅ヶ崎、知らないか、ま、東京みたいなもの>と答える。
「あぁ、サザン」、そんな会話の後、「私、福岡から外に出たことないんですよ」と幼馴染はポツリと言った。
そんな事を言われても答えようがないな、と思ってると、幼馴染は運転手に道を教え始めたから、彼女の家が近づいた。
僕は、<今日はありがとう。本当に8月に、メイジダイ、食べに来ようかな>と礼を言った。
すると幼馴染は、「喜んでもらえて良かったです。メイジダイ、は、Sちゃんと一緒に来たら?」と屈託もなく言った。
そういう訳にもいかないだろう。倫理的に。このブログには、中高生の読者もいるし。
幼馴染は車を降りると、見えなくなるまで手を振っていた。
僕は後部座席に後ろ向きに座り、見えなくなるまで、それを見ていた。
僕はホテルに着くと、バーに寄って、コニャックを2杯呑んだ。清志郎がCMをやってた、ヘネシー、だ。XO。
そして、拓郎がこないだのコンサートで喋っていた、モヒート、も2杯呑み、部屋に帰って寝た。
翌日は、Sちゃんに頼まれたお土産を買いに天神の岩田屋に「北島の丸ぼうろ」を買いに行く。
僕はすっかり寝坊して、ホテルの朝食バイキングを食べ損ねたので、どこかでお昼をすませよう。
ホテルの案内の人にどこがいいか聞いてみた。
すると、ホテルの案内の人は、「北島の丸ぼうろ、は佐賀のお菓子ですよ」と首をひねった。
それは、いいんだ、と僕は受け流し、おすすめの店を聞いた。
すると、岩田屋の先に「ちかえ」という料亭があり、そこのランチの定食がおすすめだと言う。
「私も1人でよく行きますよ。いけすがあって、カウンターがいけすを囲ってて。そこのランチは1300円です。
私は東京なら3000円、大阪なら2500円かな、と思いながら食べます」と親切に教えてくれた。
下が、「ちかえ」。難しい漢字です。↓。


入り口のいけす。↓。


ランチの定食は、「ご飯」と「そば」がありますが、僕は「そば」にしました。↓。


「ちかえ」は料亭だが、お土産もあり、そこの明太子が人気らしい。隣にお土産専用の店がありました。
家庭用の食べやすくカットされたものや、パスタなどに便利なチューブ入りの物もあった。
そのチューブ入り明太子は、ランチを食べた時、他の調味料と一緒に、自由に使えるように並んでいた。
福岡の2日間はお天気に恵まれて、暑さも東京ほどの猛暑じゃなかった。
福岡は街と空港がすごく近い。
空港に早く着いたので、乗る飛行機の時間を早めてもらった。
福岡空港で、ひよこ、の看板を見かけた。↓。
「ひよこ、は福岡!」と、Sちゃんの幻聴が耳の中で怒ってる。


東京にいれば何でも食べれると思っていたが、浅はかだった。
福岡の食文化はやみつきになりそうだ。
最後になりましたが、福岡の学会およびグルメ・リポートの僕の服装は、ヒスのピンクのカモフラ柄の上下です。↓。
本来、敵の目を誤魔化す為の迷彩柄なのに、ど派手なピンクで逆に目立つという二律背反。
はにかみ屋なのか?目立ちたがり屋なのか?はっきりしろ!、と言いたいですね。
アンビバレントなこの世界には、お似合いですね。


BGM. ゾンビーズ「ふたりのシーズン」

 

(2)新たなる不安の影+ずっとある悩みの種

16/Ⅷ.(土)2014 今日から夏休み明け
「あなた、疲れてるわね」とSちゃんは言う。
Sちゃんによると、僕は「年齢不詳」だそうで、それは見た目のファッションや感性ではなく、声、なんだって。
僕の声は特徴的らしく、彼女曰くそれが「年齢不詳」にしてる原因らしい。
Sちゃんによると、最近の僕の声は「低い」らしい。「よほど疲れてるのね」と言う。
ま、確かに忙しいことは忙しいし、「殺害予告」のコメントは来るし、採用面接も控えているし。
しかし、いつから僕はこんなにSちゃんと話すようになったのだろう。
福岡の学会で困っていた時に、Sちゃんが福岡出身だということを思い出し、相談したのがきっかけと言えばきっかけだが。
彼女は、風俗方面で大活躍中だが、結構、義理堅くお盆やおばあちゃんの何回忌には福岡にとんぼ返りしている。
Sちゃんはもうすぐ誕生日で、東京の友人が祝ってくれるから、このお盆は福岡に戻ってすぐ帰ってくる強行軍だそうだ。
福岡の学会の時は、ガイド役に幼馴染を、ブッキングしてくれたし。
何かお礼に誕生日祝いでも、あげようかな。
しかし、僕は昔から、女子が喜ぶような贈り物をしたことがなく、そういうセンスはゼロに等しい。
一方、Sちゃんも超売れっ子だからたくさんプレゼントを貰うだろうし。
趣味じゃない美少女フィギュアとかを貰っても、始末に困るだろうし。
こうゆう時は、形に残らない物をあげると良いと、誰かに教えてもらったことがある。
しかし、食べ物も好き嫌いあるだろうし。
お米でもやるか。でも、重いか(重量的にね)。じゃ、お米券、にするか。金券は、重いか(気持ち的にね)。
そんなことを僕は悩んでいた。こんな言い方も不道徳だが、少し淡い恋心に似ていると思った。
前の病院で一緒だった心理のAちゃんはいつも困ると相談に乗ってくれるのだが、今回ばかりは、ノーコメントだった。
そりゃそうだ。コメントのしようもあるまい。それとも、呆れられたのかも。
こうなったら、直接、本人に聞くしかない。<何かプレゼントいる?>。
そうしたら、Sちゃんの冒頭の発言につながるのだ。「あなた、疲れてるわね」に。
しばらく、Sちゃんは考えて、何かを思いついて、「でも、やっぱり…」って言いよどんで。
僕が黙ってると、彼女は、「土曜日、仕事、何時まで?」と聞いてきた。
<まぁ、その日によるけど、9時から10時くらいかな>と僕が答える。
「お酒は呑めるの?」<平日は呑まないけどね>「キャバクラとか行く?」<行かない。寿司屋とか焼鳥>と僕。
「あぁ、値段の書いてない寿司屋っしょ?回るんじゃなくって」と、Sちゃん。
すると、Sちゃんは、「だったら、私の誕生会に一緒に来てよ。そこの呑み代、私の分と二人分、払ってくれれば」と提案。
僕が渋い顔をしていると、Sちゃんは、「あっ、無理なら、全然。気にしないで。断ってくれて良いから」と言う。
ここで回想シーン。
僕が大学の5年生の頃、仲の良い女の子がいた。病院実習で1年間一緒にローテーションしてたから仲良くなる。
それをきっかけに付き合うカップルもよくいる。結婚してるケースも珍しくない。
僕らはつきあってはいなかったが、(つきあう、の定義がわからなかったから)、けれど、はたから見てもお似合いだった。
それが、国家試験直前の6年になって、その子は、僕らの班の別の男子と交際した。
正直、それはちょっと意表をつかれた。クラスの皆もそう思ったと思う。でも、誰も口にしなかった。
変な空気だった。僕は告白もしてないのにフラれていて、つきあってもないのに捨てられていた。
皆、遠慮して、その周辺のことは、一切、僕の前では、禁句になった。
その気遣いが、傷口にまた塩を塗りこむみたいに、痛くてね。
そんな時、レレちゃんが、(今回の人材募集の会社も彼女が紹介してくれた)僕をホームパーティーに誘ってくれた。
レレちゃんは、広尾とか麻布とか、あまり僕が行かない方面に、自宅を持っていた。
彼女は、小・中・高と一環の名門お嬢さん学校の出身で、だからそういう友達が集まる会だった。
僕の記憶では、うちの大学からは僕しか呼ばれていなかった気がする。
外人とかもいて、留学生って言うんですか?、白人だった。
来てる人は皆、着てる服装から違ってて。上品でさ。で、優しいんだ、そういう人達って。
隅っこでオドオドしてる僕に声をかけてきてくれたりして。
あまりの場違い感に、途中から記憶喪失です。
1つだけ覚えてるのは、ハンサムな男の子が「今日のパーティーのために、肉を焼いてきた」って差し出したシーンで、
僕は、単純に、<男が料理するんだ?>ってビックリしたことと、その肉がメチャクチャ美味しかったことだ。
まだ、「ビストロ・スマップ」はおろか、SMAPさえ結成されてない時代にですよ。
レレちゃんは、傷心の僕を励ますためにホームパーティーに呼んでくれて、「手ぶらでくれば良い」と言ったから、
本当に手ぶらで行ったら後悔したっけ。
ここで回想シーン、終了。
で、話をSちゃんに戻すが、まさにその時のレレちゃんのホームパーティーの招待のされ方と酷似してるのだ。
僕は、Sちゃんに、<実は大学生の時にね~>と上に書いたような話を打ち明け、<だから気が進まない>、と遠慮した。
Sちゃんは、「全然、気にしないで。気を遣わなくて良い人達だから」とその日の参加人物や行く場所を教えてくれた。
その日は、神宮で花火大会があり、女の子達は全員浴衣で参加する。
皆、似たような事を考えるらしく、その日の着付けは、予約がいっぱいで、だから会が始まるのも遅くになるそうだ。
それで、さっき、僕の外来が終る時間を聞いた訳で、むしろ、それで丁度良いくらいだと言う。
Sちゃんの友達は歌舞伎町のキャバクラで働いている女の子らしい。
そのメンバーで、行きつけの歌舞伎町のホストクラブに行って、VIPルームでシャンパンをあけるんだって。
話を聞いてる最中に僕がドン引きしてるのが、伝わったらしく、「大丈夫、シャンパンはもう用意してくれてあるから」と言う。
それも大事だが、それ以外にも色んな問題があり過ぎて、何を質問していいかが判らない。
本当に勉強の出来ない子って、質問すら出来ない、ってのとどこか通じるな。
<俺ね、初対面の人だと対人恐怖になるんだよ。喋れないかも>に、「精神科医が何、言ってるの」と笑う。
さらに「そこは皆、プロだから、大丈夫。対人恐怖を克服しよう!」だって。とほほ。
<そもそもホストクラブって男が入れるの?>「ダメじゃない?でも、私と一緒なら入れるから。事前に待ち合わせね」。
<ドレスコードとかあるの?>「女の子は浴衣デーだけど、あなたはそのままで大丈夫。TシャツでOK」。
さすがに、いくらかかるの?、とは聞けなかった。バースデーパーティーにお金の話をするのは無粋だし。
そもそも、これはSちゃんが、僕が元気なさそうだから、誘ってくれた好意だし。
本当の内輪の会みたいだし。
やっぱ、レレちゃんのホームパーティー・パターンだよ。その水商売バージョン。
まぁ、現実問題、いくらお金がいるのか、カードを使って良いのか、プレゼントは別にいるのか、などが皆目見当つかない。
そこで蛇の道は蛇、昔、その方面に詳しかったFのクリニックに表敬訪問する。
僕がFのクリニックに着くと、もう診療は終っていて、受付の二人の女の子とFが待合室のソファに座って待っていた。
僕は女の子にアルタでお土産に買ったクロワッサン鯛焼きを一匹づつ差し入れて、早々と二人を追い帰し、Fに相談。
Fは「う~ん、多分、騙されてはないと思う。でも取り巻きが怖いな」と分析し、「俺なら行かないな」と結論づけた。
現金は持っておいた方がいいよ。クレジット・カードは使っちゃだめ。花くらい用意したら。
「かすみ草だけ、とか、はよしたほうが良いよ。普通にバラとかね」だって。
<俺、現金、持ってないんだけど、貸して>って言うと、「君、ATM知らないの?」って言われた。
<使ったことない。オタクの間では、ATMってアニメイト・タイトー・まんだらけ、だって知ってる?>の返しは、スルーされた。
まぁ、でも、ありがとう。何か参考になったよ。
しかし、Fだったら、行かないのかぁ。
それでも、俺は行くけどね。
我ながら勇気があると思う。
戦場で生き残るのは必ずしも勇敢な兵士ではない、という言葉が頭をかすめる。
そこで心配になって、ヨット部で一緒だった、よく女の子にモテてた巴くんにも相談してみた。
巴くんは、「えーっ、Fは行かないって?僕は行くなぁ、行かないと始まらないよね」と心強い発言。
さらに巴くんは突っ込んだアドヴァイスをくれる。
「プレゼントは外れる可能性もあるので、別の日に時間を作ってもらって、一緒に買いに行くかな」だって。
お金は、Fと同じ意見で、カードは持っていかないって。
「お金は状況をみながらだけど、脈なしでも会費、女の子の分、車代で10万くらいかなぁ。
ホストクラブの飲食まで入れたら20万くらい?それ以上は絶対出さない。
でも聞いた話では、どうにかしようとする時は、同伴から店内、アフターまでして金使うみたいだよ~。
金かかるよね~。頑張って下さい。結果、教えてね」だって、ちょっと勘違いしてるみたい。
別に「どうにかしよう」なんて思ってない訳だし。

Sちゃんは、僕に一定の距離をおいている。彼女は悩み事を僕には愚痴らない。僕に喋ると金銭が生じると思ってるのかな?
それとも俺の腕を信用してないのかな?(苦笑)
彼女は悩み事は、キャバクラやホストクラブで喋って発散するそうだ。
「一々始めから相手に説明しないといけないから自分の整理になるのよ」、と笑う。

ちなみにSちゃんって、サド、です。職業柄のキャラ設定はね。
初対面で僕は彼女と一言二言交わして、「あなた、Mじゃないのね!?」と言われた。
確かに人間を「S」と「M」で分ける物差しが存在して通用するのは判る。
しかし、初対面の人に対して、「あなた、Mじゃないのね!?」という挨拶が成立する空間があることを僕は知らなかった。
結構、長く生きてきたつもりだが、まだまだ知らないことばかりだ。
でも、良く考えたら、Sちゃんの仕事は客を選ばないから偉いな。
どっかの地方では、「疲れる」ことを「えらい」と言うらしいな。
「疲れた~」の意味で、「えらいわ~」って使うらしい。
本来、立派という意味で用いられる「えらい」が「しんどい」って意味と同じ言葉で表現されるのは興味深い。
「えらいね」はひとつで両方をまかなえるから便利だね。
取り敢えず、髪の毛をスイカ模様にしてみました。今日から仕事だし、夏だし。
「金くれ。」Tシャツはタイムリーでしょう?。↓。


後ろから見ると、こんな感じ。緑と黒が見分けづらいですかね。緑はスイカの皮で、黒はスイカの種ね。↓。


爪は、Sちゃんの誕生祝いをイメージしてケーキっぽく。デコレーション・ケーキじゃなく、カップ・ケーキですね。↓。


しかし、人はどうやったら、綺麗に生きれるのかな。

BGM. RCサクセション「よそ者」

 

(3)恋は盲目

16~17/Ⅷ.(土)~(日) 2014 猛暑
いや~歌舞伎町…怖いね。
ホストクラブ行ってきましたよ。
今回は、前回の記事の続きなので、読んでない人には何のことだか判からないですね。
実は、前回の記事は、すこぶる評判が悪かったんです。特に女子から。
元々、僕は優等生キャラで売ってる訳ではないから、あまり気にしてはいないんだけれど。
だけど、万一、殺害された時、「こんなことをブログに書いてる医者だから、当然だよね」と世間に中傷されるのは嫌だ。
心外だなぁ、ブログの記事だけで、人間性を評価されるなんて。毎日、遅くまで、一生懸命、働いてるのになぁ。
ま、言い訳しててもしょうがない。
わかる人にはわかってもらえるはずさ。そう信じて書き進めよう。これまで、そうやって生きてきたのだし。
その日は、風俗方面で大活躍中のSちゃんという女の子(23歳)から彼女のバースディ・パーティーに誘われたのです。
場所は歌舞伎町のホストクラブ。仲間だけで祝う会だと言う。
ホストクラブに男は入れないらしいが、今日の主役のSちゃんと一緒なら入れるので、歌舞伎町のコンビニで待ち合わせ。
さすが、歌舞伎町、コンビニの雑誌コーナーに、「ホストマガジン」なんて雑誌がありましたよ。
大岡山のコンビニでは、まず見ませんね。
この一冊で全国優良ホストクラブ情報を完全網羅!らしい。
9月号は、上半期ナンバーワン大特集だって、うひょ~!
その日のホストクラブは浴衣デー。従業員ホストは全員浴衣(将棋柄とか金魚柄など)で、お客も浴衣ならドリンク只。
僕は、浴衣を持ってないので、アメ横で買った海軍のセーラー服に水兵帽という「水兵さん」の格好で行った。
Sちゃんは着付けに時間がかかり、僕は歌舞伎町のコンビニで待機する。
しかし、コンビニに出入りする客層が怖いし、僕をジロジロみるから、近くの交番の前で待つ。
すると、交番に「あの店で、ボッタくられた!」と怒鳴り込んでくる強面のお兄さんたちが多数。
歌舞伎町の交番は、ボッタくりバーの苦情処理所にもなっていた。
おまわりさんが、「店に表示してる限り、金額に関しては、こちらは何も言えない」と歌舞伎町ルールを一々、説明していた。
僕は、Sちゃんへの誕生日プレゼント代わりに、Sちゃんと自分の分の代金をおごるという約束をしていた。
なんか、これから起こる事を暗示してるかのような光景だ。
それにしても、Sちゃん、早く来ないかな。怖いな。帰りたくなってきたよ。
待つこと20分。浴衣姿のSちゃんが現れて、水兵さんの僕が手を振ると、「すぐ判った」と彼女は笑いながら駆け寄って来た。
履きなれない下駄で走るから、左足の親指を切っちゃって。圧迫止血とかしてやったよ。歌舞伎町の真ん中で救急処置。
この会は、Sちゃんの誕生日に開かれたものだが、参加者は1人の女の子(ホスト好き)を除けば残りは皆、ホスト。
つまり、店側の人じゃん。Sちゃんは友達が少ない。そういうところ嫌いじゃないです。
Sちゃんが僕を招待してくれた理由のきっかけは僕が元気がなかったからだが、本当の深層心理は参加してみて判った。
「自分にはこんな変わった友人がいる!」という自慢を皆にしたかったようだ。
Sちゃんは、実際、僕をその様に紹介した。
「髪の毛、スイカなんだよ~」
「見て見て、爪、ケーキなんだよ。私の誕生日祝いだからなんだよ~」
「この人、いくつに見える~?」
「本当の職業、言って良い?」などと無邪気にはしゃぐ姿は少女のままだ。
あるホストから、「自分も~昔~、バンドやってたし~、まったく同じ~髪色にしたことあるし~、超~懐かしい~!」って、
20代前半の奴に先輩風吹かされるみたいに言われる、50代前半の男の哀愁って、皆さん、判る?
あるホストは、僕に「年齢、本気に当てに行っちゃっても良いですか?」と挑んできた。
<いやいや、そんなに面白いオチとか、ないから>、と俺。
そのホストは、俺のことを上から下まで何度も見て、クイズ番組の回答者みたいな声で「37!」と答えた。
Sちゃんは、大喜び。「やった~!年齢不詳~!」って大騒ぎ。
ちなみに僕は、昭和37年生まれの52。
だから、<(37は)惜しい!>って答えた。
ホストは、「惜しい?じゃ、38?39?36!」とピンそば狙い。
Sちゃんも一緒に混乱して、「あれ、そんな年だったっけ??」と言っている。かなり酔ってる。
僕は、<今、37、って言ったでしょう?それが、惜しいの>とヒントをあげるがホストは「47?えっ、74?」とトンチンカン。
案外、それ程、アドリブの適応力が必要とされない職場なのかもしれないな。
その点では、我々の方が質の高い連想力を要求されるな。
ちなみに、「74」ってどんだけジジイだよ。ジョン・レノンの年だよ、もし生きてたらね。
しかし、年齢の話で驚いたのは、Sちゃんの本当の年齢だ。
ホストは、口々に、「おめでとう~、ついに大台ですね」とSちゃんをいじって、祝っていた。
Sちゃん、今日が、実は30歳のバースデーパーティーだったのです。
僕は、<Sちゃん、23歳って言ってなかったっけ?>。「それは、営業用よ、言ってなかったっけ?」と、Sちゃん。
<じゃ、何?福岡をガイドしてくれた幼馴染は?>、「あの子も、今度、30」。
ガチョーン!!
俺の緊張とときめきの博多の夜を返せ!
人のこと「年齢不詳」とか言っといて、そっちは「年齢詐称」じゃないか。7つもサバ読んどいて。
Sちゃんには、この店にお気に入りのホストがいる。
今日のバースディパーティーは、VIP席で、そのホストを完全指名し、常に脇に置いていた。
そのホストから名刺を頂いて驚いた。そこには、「S」と書いてあった。
「S」は、男でも女でもおかしくない名前だ。
Sちゃんの「S」は源氏名だが、その由来がこのホストの源氏名から来てたとは、ホストから名刺を頂くまで知らなかった。
どんだけ「おそろ」にしてんだよ。
バウンダリーなさすぎだろ。
中2かっ!(タカ&トシ風に)
Sちゃんは、そのホストと僕を会わせたかったみたいだ。気が合うと思ったらしい。正気か?
Sちゃんは、そのホストと僕がちょっと似てる、とも言った。
娘のフィアンセと会う時の父親って、こんな気分なのかな。
どんな奴が来ても、絶対、気に要らないだろうな。
俺が父親だったら、相手の男に対して、治療的な精神療法と正反対の事をして、苦しめて試してやる。
ケケケ、ザマァミヤガレ。
あっ、何を取り乱してるんだ。すみません、お見苦しいところを。
話をSちゃんのお気に入りのホストに戻そう。
Sちゃんは、僕とそのホストがちょっと似てると言うけど、Sちゃん、言う程、俺のこと、知らないでしょ。(笑)
強いてあげれば共通点は、顔が良いところと、低身長、口がうまい、ヒスを着る、子供の頃から医者を目指してた。
ん?何、最後のそれ?聞き捨てならんな。何ゆえ、今、ホスト?
Sちゃんは僕のリュックについているオレンジのプンプンを指差して、「私、前から、これ気になるんだぁ」とホストに言った。↓。


Sちゃんのお気に入りのホストは、「知ってます。言わないで下さい。当ててみせます。う~ん…、おやすみプンプン!」と、
俺の目の前に人差し指を突き出して、自慢げに答えた。
<正解です…>と俺。
「すご~い!なんで知ってるの~?」とSちゃんはホストの肩を揺すり、ホストは照れながら、「サブカルですよね」と俺に言った。
俺は心の中で、<なんたる、浅薄…>と絶句した。
そのホストは、それ以上の知識がないとみて、Sちゃんに「きっと、君は、好きじゃないよ」と優しく諭す様にささやいた。
Sちゃんも、しなだれかかって、「うん」なんて酔っ払って言ってるし。
もう帰ろうかな。
でも、せっかくのSちゃんの誕生日会だし。空気をぶち壊しては可愛そうだし。
一応、福岡の学会の恩はあるし。
ここは、じっと我慢する。男はつらいよ。
そうやって、僕がこの日、Sちゃんの誕生祝いに、この店に支払った金額は、7万円だった。
Sちゃんのバースディパーティーは、ドンペリのゴールドを開けて盛大にお祝いされた。
それで、7万は安いなと思って聞いたら、シャンパン代は、Sちゃんが毎月積み立てていたらしい。
僕はSちゃんに<いくらするの?>とシャンパンの値段を聞いた。
すると、Sちゃんはちょっと躊躇って、「引かない?さっき払ってくれた金額あるっしょ?その10倍」だって。
ビローン!!
おまけに3月に、さっきのホストの誕生日があるから、同じシャンパンで祝うため、現在、積み立て開始中だって。
ムヒョー!!
Sちゃんは、あんなに取材をバンバン受けて、顔を売って、ほぼ毎日、オールタイム店に出て、完全歩合制で、稼いで、
頑張ってるなぁと感心してたら、こんなことに消費してたのか。
こんなこと、って言い方はないな。訂正します。失礼しました。
しかし、職業に貴賎はないし、職業にランクもない、と僕は本気でそう思う。
誰がどう何に自分の稼いだ金を使おうが他人にとやかく言われる筋合いはない、と僕は本気でそう思う。
価値の多様化したこの世の中だし、趣味も人それぞれ、他人に理解して貰えなくても構わない、と僕は本気でそう思う。
自分の好きなことを好きだ、と胸を張って言える心は大事だし、時に勇気のいることだと僕は本気でそう思う。
そんなことを全部、踏まえた上で、一言だけ、言わせてもらいたい。

<何やってんだ!?、Sちゃん>。

カモられてんじゃん。
カモネギだよ。
Sちゃんがカモで、俺がネギ。
情けないなぁ。50過ぎて、野菜担当かよ。悔しすぎるぜ。
ホストは、真剣に俺にこう言った。
「こう見えて自分は子供の頃、体が弱くかかりつけの小児科医がとてもよい先生で。
自分も将来はその先生のように小児科の先生になりたかった。
しかし、自分が高2の時、その医者が児童ポルノの罪でつかまった。
なんだ、あんなに良い先生だと思っていたのが、実はそういう目で子供を見てたのかと。
裏切られたと思って勉強をやめてしまった」、それが医者をめざした理由と辞めた理由のすべて。
ん~、どうでしょう??
ま、それは実話なのかもしれない。
百歩譲って、真実なら、こう言うしかないな。
<その医者が逮捕されたのが医学部に入る前で良かったね>、と。まぁ、Sちゃんの誕生日だったから、言わなかったけどね。
医学部は6年間。臨床心理士も同様だ。大学を出た後、大学院に行って、資格試験を受ける権利を得る。
その時間は、単に膨大な知識を吸収するためだけにかかる時間なだけではない。
その間に気持ちが折れずにモチベーションを維持出来るかどうかが問われているのだと思う。
そうやって、患者と向き合う覚悟が問われ、責任感が育まれるのだ。
我々だって何度も、理想と現実のギャップをつきつけられ、ぐらつくことに耐えて、生き残った。サバイバルした。
少なくとも、「尊敬する先生がロリコンだったから幻滅して、夢を放棄」なんて、責任転嫁な言い訳は通用しない。
ところが、こっちの世界では、通じちゃうみたいだ。むしろ、逆に、有効でさえあるみたいなのだ。
「その医者、サイテー」とか、「可哀想~、被害者だね~」なんて同情票が期待できる。とほほ、な話でしょ。

ぬるい!

<Sちゃん、目を覚ませ!>。
Sちゃんは馬車馬の様に働いている訳だが、それはホストに貢ぐためで。
だから、それを今、急に取り上げたりしたら、自殺しちゃうかも。
そんなことになったら、俺のトラウマになっちゃう。気をつけよう。
Sちゃんには、何か別の生きる目的を見つけてもらってから、脱錯覚させよう。肝心なのは順番だ。
いきなり、ガーっとやっちゃダメ。
これは、「地雷撤去」とか「遺跡発掘」と似ていて、精神療法の十八番の技術をそのまま応用すれば良いだけだ。
しかし、難しいのは、Sちゃんが僕の患者じゃない、という一点だ。
構造化、出来ないからね、やりづらい。
でも、軽くとっかかりくらいはつけておこう。
取り敢えず、Sちゃんが貢いでるホストの語る現時点での将来の夢は、天文学者、だ。
「医者」→「ホスト」→「天文学者」って、どんだけ、振れ幅、デカいんだよ。
なれないモン、無いんじゃないか?
って言うか、ブレ過ぎだろ、軸が。芯がないのか。
コミックス「おやすみプンプン」は、愛子ちゃんが転校して来て、「もうすぐ地球は滅亡する」と言う所から始まる。
愛子ちゃんの可愛さと衝撃的な発言に戸惑う小学生のプンプンは、同時に学校の宿題の作文の提出期限も迫っていた。
作文の題は、「将来の夢」。
何も思いつかないプンプンは愛子ちゃんの言葉を思い出し、「僕は将来、宇宙を研究する人になって人類を滅亡から救いたい」と書いた。
そして、誰も最終的に救われないストーリー展開の物語の火蓋は切って落とされる。
そう言えば、ホスト、Sちゃんに「おやすみプンプン、見なくていい」って断言してたっけ。
よし、Sちゃんに「おやすみプンプン」を読ませよう。
まずは、天文学者の辺りから切り崩して行くか。
家に帰ってから、今回の件で色々と相談に乗ってくれたFに報告をした。
Fは、「生きて帰れて良かったね。7万円?妥当な金額だね。まあ良く行ったと思うよ、僕なら絶対行かなかったと思うし。
君は勇気あるよ、徴兵制度があったらきっと素直に行ったんだろうね」と言った。
Fは、世間は終戦記念日に戦争だ平和だと叫んでる中、僕が風俗だホストだと騒いでいた事を冷静に皮肉って。
僕の純情を揶揄した。Fよ、お前は、ジョン・レノンか?
後日談。
Sちゃん、「お誕生日は、ありがとう」
僕、<こちらこそ、素敵な日に誘ってくれてありがとう。最初は怖かったけど、実は、皆、良い人達だったな>
Sちゃん、笑顔で、「そう言ってもらえると嬉しいわ」
僕、<あの日は荷物になるから持って行かなかったんだけれどさ、これ、誕生日プレゼント。マンガ、なんだけれどね>
そう言って、僕はSちゃんに「おやすみプンプン」全13巻セットを差し出す。
カメラは、Sちゃんの驚く顔を、パン。
…と、現在、イメージ・トレーニング中。
行くぞ!、プンプン!、君が切り込み隊長だ。↓。


BGM. 吉田拓郎「裏街のマリア」、もしくは、河合奈保子「けんかをやめて」

※そして今

Sちゃんは、僕の仕事や連絡方法は知っているが、僕の私生活はまるで知らない。僕に家族がいるのかとか、聞かれたことがない。

ある日、僕がひどく落ち込んでアニメの抱き枕を大量に買った時、悪女の深情け、というのか、彼女はやさしいから、「これから添え寝しに行ってあげようかと?」と冗談ともなくマジともなく言った。遠慮したけど。

こないだ久し振りに彼女にメールした。今は違う源氏名で同じような仕事をしていると聞いた。


思い出にまさるものなし

7/Ⅴ.(火)2019 変な天気、連休明けクリニックは模様替え

このGWはキヨシの追悼(メモリアル?)ライブがあったらしく、朝のワイドショーで映像が流れた。
僕は泉谷しげると同じ立場で、キヨシの死を認めない派、で、そういうイベントは無視している。
だけど、キヨシが死んで10周年だそうで、そういう催しも今年で最後にするらしく、ワイドショーのネタになったのは、
アンコールのスペシャル・ゲストに木村拓哉が出たからで、TVにうつるキムタクは他のミュージシャンの中にあって、とてもイケてるのである。

それはスタイルとかファッションが良いというのとはちょっと違って、そこに混じっても揺るぎない、同化しない、カッコ良さを持っているのである。
これは何かに似てるなぁ、と思ってよく考えたら、泉谷しげるが普賢岳のチャリティー・コンサートでスーパー・バンドという、
拓郎や陽水やさだまさしや南こうせつや伊勢正三や小田和正や浜田省吾やハウンドドッグの大友と一緒に出た時の、キヨシローと似てたのだ。

これは当時僕は音楽番組ではなくワイドショーで見たのだが(それも似てる)拓郎が慣れないベースをやって超緊張し、ハマショーが久し振りのドラムをして陽水が遅刻して、
そんな中、泉谷が「これは偽善だ~!」と露悪的に叫ぶ中、10人で「春夏秋冬」を歌うのだが、
「今日ですべてが終りさ、今日ですべてが変わる、今日ですべてがむくわれる、今日ですべてが始るさ」のサビを合唱するのだが、
泉谷の持ち歌にもかかわらず、キヨシローのボーイソプラノが皆より、半音高くて、「始るさ~」の部分をキヨシだけクレッシェンドで歌うから、圧倒的な存在感はキヨシにあった。

それと今回のキムタクが似てたのは、そのイベントの趣旨に対する個人の熱量が(本人の思いはともかく、どう映るかという意味において)、イベントを台無しにしておいて、
そんな状況であってもアイデンティティのブレないクールさで、普賢岳の「オレは、キヨシローだよ」と、忌野清志郎ロックンロールショーにおける「オレは、キムタクだよ」って、結構近いところにあるなと思ったのだ。

僕は昨日、美容院に行って、新宿にラミネートポスターをとりに行くついでに「おそ松さん」か「コナン」の映画をみるつもりだったが、
なんか野生の勘が働いて、3日続けて中野ブロードウェイに足を向けた。
昨日はアクビちゃんのツーショット会で、2日も続けて行ったからあらかた見てしまっているのにだ。
いつもは行かない4階の「まんだらけ変や」に行ってみた。↓。

すると!なんと!キヨシの東京デジタルホンの特典が売っていた。↓。

これは僕がまだ携帯を持っていない頃に、キヨシがCMをやってて、キヨシのグッズがもらえるなら携帯を持とうかな?と思った代物だ。
でも、当たる確率低いし、携帯いらないから、泣く泣く申し込まなかった、過去の後悔の1品でもあった。
携帯をホルダーにセットすると、キヨシが「お帰り、ベイビー!」と言い、出かける時に外すと、「行って来い、ベイビー!」とシャウトしてくれるお宝だ。
どうしてもゲットしたくて何年もたってるがかたときも忘れたことがない。それが今、手に入るなんて、人生はあきらめちゃいけない。

僕はキヨシ専用のスクラップブックを作っていて、そこにはキヨシの東京デジタルホンのチラシも入ってる。↓。

朝日新聞の一面広告も持ってる。↓。

ズームアップしてみると、平成8年の広告だ。心理の原さんに聞いたら、当時の携帯は12万円くらいしたらしい。↓。

僕は最近は面倒くさがって、ネット通販で商品を買うことが多いが、やっぱりそれに頼りすぎるのは危険だ。
なぜなら、それは便利だが、野生の勘を鈍らせる。
やっぱり足で探さないと良い品はゲット出来ない。そんな風に思う、東京デジタルホンでした。↓。

それで気をよくした僕はついでにいつも素通りする、「まんだらけマニア館」にも久し振りに顔を出した。
すると、「羽中ルイ」のマンガがあった。
羽中ルイ、は70年代後半から80年代初頭にかけて、僕が多感な時期にエロ雑誌にマンガを発表してて単行本を量産していた漫画家だ。

僕は懐かしくなって、羽中ルイ、のマンガを2冊レジに出したら、店員さんに「爬虫類、好きなんですか?」と親しまれ、「?」と思ったら、
「羽中ルイ」って「ハチュウルイ」って読むって初めて知った。

僕がハイティーンの頃は、「ハナカ・ルイ」とか、「ハネナカ・ルイ」と読むと勝手に思い込んで、当時、それを共有する友人もいなかったから、
これまで30年以上も訂正されずに来てしまった。
まさか、「羽中ルイ」の読み名が「ハチュウルイ」というダジャレ名だとは思いもしなかった。

そんな衝撃を受けた僕は、まんだらけにある、羽中ルイ、のマンガを1冊600円くらいだが、全部買って、8000円くらい使った。↓。

羽中ルイ、は漫画エロトピアとかに描いてるすごいやらしいマンガだったと記憶しているが、
その後、時代はエロビデオとか、裏ビデオとか、AV女優のアイドル化とかテレクラキャノンボールのサブカルブームとか様々な媒体のエロが出て、リアルというかエスカレートして行き、
僕はそんな昭和から平成へのエロ文化の成長とともに、子供から大人への階段を昇った。
そんな酸いも甘いも知り尽くした今の僕があらためて今、「羽中ルイ」を読み返したらどう感じるだろうか?

結果は、当時と同じインパクトでした。

とは言っても、今の皆さんが初見で「羽中ルイ」をみてもなんとも思わないと思います。ただのエロ漫画だと思うでしょう。

僕の10代後半のノスタルジーと80年代前半の何をやっても無意味…みたいな空気感が、記憶の回路を混乱させ、性欲に誤変換させたのだと思う。
だから当時に読んだ体験のない人には、無効なマジックなのだと思う。

つまり何を言いたいかと言うと、思い出にかなうものはない、という話でした。

BGM.ザ・フー「マイ・ジェネレーション」


令和スタート、黄金週間は昭和ノスタルジー

10連休は、5/1(水)と5/2(木)だけやった。
4/30(火)は休みにして、お笑いライブに行った。
平成のカレンダーだと、この3日間が黒字だったのが、令和のカレンダーだと赤字になった。
どうしようか迷った挙句、お笑いライブがあるから4/30は休みにして、5/1&2だけオープンにした。
これが意外と良かったと思う。さすがに10連休したら、もう仕事を忘れるか、体がなまって、勘を取り戻すのに1-2週間かかる。
2日休みは丁度良く、いい休息になった。下が、お笑いライブ。↓。

令和になって、1,2とやるのはいいが薬局が開いててくれてるのかが心配だったが、近隣の薬局はこちらの開業日にあわせてオープンしてくれてて感謝である。
商店街も休みだったらお昼ご飯どうしよう?と心配してたが、商店街もあいててくれて良かった。
5/2のお昼は、受付の杉山さんと心理の原さんで、蕎麦屋に行った。
僕は前日、シソンヌの動画「汚し屋」を観て寝たから、その刷り込みからか、カレーうどんを注文した。
2人は、ぶっかけうどんを食べてた。暑かったからね。あれ?こういうのって個人情報の漏洩になるのかな?
ま、いいか。雅子様のご成婚の時、近所の商店街の店主、何を買っていくとかベラベラ喋ってたし。めでたければ許されるのだろう。

蕎麦屋の帰り道、餃子の王将、の対面のブティックに、段ボールで上手にこさえた「鉄腕アトム」が令和って元号を持って、
顔の部分がくりぬかれて記念写真を撮れるオブジェが店頭を飾り、僕らは3人でコソコソ、「撮る?」って密談したけど、
子供用だし、恥ずかしいし、大人気ないからやめようと、クリニックにいったん戻った。

でも、僕の体の中の、昭和、がウズウズして、頭の中の令和を説得して、もう1回そのブティックに1人で乗り込んだ。
1人で乗り込んだから店の人にシャッターを押してもらうしかないのだが、店の人は、
「精神科の先生が来たわよ~」ってちょっと騒ぎになり、奥の人を呼び、誰が店員で誰が客だか判らないが、大勢出てきたのはいいが、
みんなスマホを使えないらしく、僕が「ここを押して」と教えてシャッターを押してもらった。それがこの写真。
「彼氏と、令和ナウ、って使っていいよ」。↓。

杉山さん曰く、「え?今、撮ったんですか!?似合ってます。それにしてもなぜアトム…」。
たしかに、令和、に何故、アトム?

5/3は、休日。昼間から、鰻屋で、ほたるいかの酢味噌あえで一杯やって、家に帰って、あだち充の「MIX」14巻を一気に読破する。
「タッチ」や「みゆき」が僕の青春時代のマンガだったから、時々、思い出にひたっては泪する。

5/4は中野ブロードウェイへ。高木さんか、MIX、の掘り出し物を探しに行くも空振り。
でも、墓場の画廊、で、アクビちゃんTシャツをみつけ、なんと!運が良いことに、明日(5/5)にアクビちゃんが来店するから、
それを買うとツーショット写真が撮れるという。嬉しくなってTシャツを買って、当日はそのTシャツを着て、お店に行った。

皆に自慢したくて、友達や昔のガールフレンドにメールしまくった。下が、アクビちゃん。その1.↓。

アクビちゃん、その2.↓。

アクビちゃん、その3.↓。

僕と世代の近い人ほど、「アクビちゃん?」、「遊園地ですか?」、「うらやましい!」という良いレスポンスが返って来た。
反響にお応えして、種明かしします。これが、そのイベントのポスター。↓。

「無料?」、「墓場?」、「アクビちゃん、かわいそう…」と同情の声も。

そういう訳で僕は整理番号2番目で、係りの人が2枚ツーショット写真を撮ってくれました。
1枚目はピースサイン。↓。

2枚目は僕が、アクビちゃんのTシャツを着てたから盛り上がって手を取り合って写真を撮りました。
杉山さんには、「その世界の住人みたいです」とからかわれました。↓。

今日は休みの最終日。
これから美容院に行って、そのあと、新宿の文房具屋におあずけしてあるラミネートポスターを取りに行く。
せっかく新宿まで行くから、「おそ松さん」か「コナン」の映画をみてこようかな?
新宿紀伊国屋1階で、コナン展やってたし。
うかいさんが言ってたけど、今回のコナンの舞台はシンガポールだって。
シンガポールと言えば、最近は格闘技が盛んですが、だからでしょうか、映画には空手の大会が出てくるそうです。

えっ?ラミネートポスターは何かって?
からかい上手の高木さんのピンナップ2枚と、令和元年5/1サンスポの一面の、浩宮様が甲子園で始球式してるピッチングフォームの写真です。
クリニックのどこかに貼るからみつけて下さいね。

BGM. 堀江美都子(12才・横浜市)「アクビ娘の歌」


心の護美箱⑨~花吹雪

7/Ⅳ.(日)2019 はれ 心の護美箱⑧がいっぱいになったので、⑨を作りました。

朝起きて、朝湯に入って、寿司屋に行ってまず1杯。
つまみは、はがし。マグロのカマの中トロとも赤身とも違う部位だって。確かに、スプーンですくってた。↓。

この写真を友人に送ったら、「ネギトロとは、ネギとトロを混ぜ合わせるのではなく、元々はカマの部分をねぎ取る…からきたんだって」、と、うんちく、が返ってきた。知らなかった。

寿司屋で「今日はいい天気だから、お花見最後ですよ」とそそのかされ、2度目の東工大へ。前回は、皆さんの予想の、からかい上手の高木さん、ではなく、かどやのごま油のリカちゃん、でしたが、2弾目の今日は、風も強く桜吹雪ということで、地獄少女、を連れて行きました。↓。

こんにちは、閻魔あい、です。↓。


地獄少女=閻魔あい、と一緒に、いっぺん、まわってみる?


桜の花弁。もうじき散るのです。↓。


今日もたくさんの花見客がいました。警備員も多目。アルコール類は禁止、と立て看板がありましたが、皆、ビールとか缶チューハイとか飲んでましたよ。そこは、「オトナのルール」なのでしょうね。羽目をはずしちゃいけません。↓。


閻魔あい、はどちらかというと、夜桜にあいそうですが、怖いので夜は行きません。↓。


こんな感じの牧歌的な日常に出没させてみました↓。


子供たちが声をあげて駆け回ります。↓。


明日は、東工大の入学式だそうです。桜がもって、良かったですね。↓。


閻魔あい、のアップ。アスファルトに散る桜との対比を味わって下さい。↓。


地獄少女は恨みをはらしたい相手を深夜0時に地獄通信で地獄少女に依頼すると、自分が死後に地獄に行くことを条件にその相手を地獄流ししてくれるという話です。本来なら、自分の死と交換にしてでも地獄に流す相手とは巨悪の権化だったりするものですが、地獄少女は違います。必ずしも、勧善懲悪ではないのです。<こいつ、そんなに悪くないだろう?>という奴が地獄流しにあいます。時には誤解で流された教師もいました。でも、もっともヒドイのは、「二期」の、「兄貴」という回です。理不尽でしたが、なぜか、なんとなくわかってしまう自分もいたりして。


広場で。↓。


東工大の校舎の裏で。閻魔あい、が強すぎて、桜がパッとしませんね。↓。


阪を昇って、ぐるっと、精養軒の方まで回って行きます。その線路のそばで。↓。


桜吹雪で、地獄少女の顔が隠れます。桜の逆襲です。存在感対決、主役争いみたいですね。↓。


閻魔あい、着物も綺麗ですね。↓。


以上、お花見レポートでした。お花見は、「人が多くていやだ」という人のために風物詩としてお送りしました。


キャスト。

BGM. 早川義夫「サルビアの花」


花酔曲~今年のお花見は誰と?

31/Ⅲ.(日)2019 花冷え、小雨も。明日、新元号、発表。

爆笑問題・太田光がサンジャポを欠席した。
前日、夜のフジ60周年企画番組「ENGEIグランドスラム」はオープニングから、
たけしが浅草フランス座(東洋館)の、客が2人のステージで、グレート義太夫のギター演奏で、
「浅草キッド」を歌い上げ、2番で屋上に上がると、ナイツや東京03など芸人たちがそろってて、
皆で「浅草キッド」を歌うという、まるで紅白歌合戦のフィナーレのような演出から始まり、久々に面白い番組だった。

エンディングで出演者が集合してる中、サプライズで、とんねるずの石橋が登場して60周年のお祝いに、
爆弾入りのケーキを持って来て、スイッチを押すとケーキが爆発して生クリームが飛び散っちゃって、
爆笑問題の太田がふざけるのはいいが生クリームで足を滑らせて壇上から客席に墜落するハプニング。
そこまでならいいが、壇上に這い戻って、またしても生クリームでスリップした太田は転倒して側頭部を床に強打。
K-1のノックアウトシーンに出てきそうな鮮やかなヒットだった。
よくその後、立ち上がって、なんか喋ってたが、あれ、絶対、記憶飛んでるんだろうな。
皆に、「太田さん、もう起き上がらないで。横になってて下さい」と言われてた。
あのまま死んでたら芸人冥利に尽きるんだろうが、救急に運ばれ幸いCT検査では骨折など異常なく無事で良かった。

話は変わるが、こんな夢をみた。

キョンキョンから相談をうける。
売れないプロレスラーの山田という男の面倒をみてるのだが、この男がどうしようもないフェチで、
グラビアアイドルの限定物のフィギュアを全部独占して買ってしまう者ならまだいるだろうが、
いったん人の手に渡らせておいて、それを高額で買い取る癖らしい。
なんでもどこの誰だか知らない奴があんなことこんなことしてるんだろうと思うと嫉妬して、それを略奪してやることで満足するらしいのだ。
何百万円もするらしい。
キョンキョンはプロレスにあまり詳しくなかったが、ちょっと調べたら、その山田が覆面レスラーであることを知り、
いつか「知ってるわよ」と笑って驚かせようと思っていたら、最近チョクチョクよくテレビでみて、結構有名なレスラーで稼いでいることも知ってしまった。
自分はこれからどうした方がいいか?という相談で、相手の山田とは、獣神サンダーライガーだった…

という夢の話を家族にしたら、
「変なフィギュア、買ってるから、そんな夢みるんでしょ?」と家にフィギュアが届いてることを教えてくれた。
それは、「かどやの純正ごま油50周年」を記念して、リカちゃんとコラボしたキャンペーンの人形だ。
ラベルの色に合わせた黄色いエプロンと付属のミトンやスリッパが可愛い。
これはいつも行く美容院で読む、「dancyu」と言うグルメ雑誌の広告で知った。
おかげで我が家の倉庫には、かどやのごま油が何十本もある。

今年もお花見シーズンだ。
僕は外でお花を見ながらじっとすわって酒を呑むという習慣がない。鳩とか寄ってくるから落ち着かないのだ。
だから花見はご近所の東工大の桜をブラっと一回りしてみる、文字通り、花見しかしない。

何年か前に、その写真をブログにアップしたら、お花見に行けなかった人から感謝され、それ以降、毎年やってる。
去年は、「からかい上手の高木さん、フィギュア」と一緒に回った。
今年は誰と行く?

カワクリは今、高木さんの第2次ブームが来てて、こないだ、うかいさんが高木さんの記事を書いてくれたくらい、
前評判では2年連続で、高木さんだろうと噂されていたが、新元号と一緒で、前もってバレちゃったものは避けるというシステムを導入し、
皆さんの意表をついて、「かどやの純正ごま油、リカちゃん」をパートナーに決めました。

左右を高木さんに囲まれて、オリンピックの金銀銅の表彰台のイメージです。↓。

田園調布駅の桜。↓。

東工大に到着。↓。

お花見客が多いですね。↓。

ベビーカーが移動しましたね。↓。

桜の太い枝に乗せました。↓。

一眼レフで接写してる人たちにまじって撮っています。↓。

桜の花びらもキレイですね。↓。

東工大の校舎を背景に。このアングルで撮るには寝そべるしかないのです。僕のポーズも想像してみて下さい。↓。

これは別の見事な太い枝に。↓。

撮影したい人が多いから、並んでるんですよ。つまり、これ、うしろの人にみられてるのです。↓。

パンチラも撮ってみました。顧問に「フィギュアの正しい楽しみ方ですね」とお墨付きもらいました。↓。

胸の、かどや、が光ります。↓。

これは別の枝。↓。

桜もキレイに撮らないと。↓。

お花見の様子です。来週になるともう散りそうだから今日は人も多いです。↓。

別の種類の桜。↓。

東工大の裏の方の桜。↓。

桜にフォーカスしたら、リカちゃんがボヤけてしまいました。1枚くらい、そんなのがあってもいいでしょう…。↓。

このスリッパ、つっかけだから、脱げやすいんです。↓。

小雨がパラついてきて、皆、避難しました。シートを一斉にたたんだりして。僕はブルーの折り畳み傘をリュックにひそませていたからリカちゃんをリュックに入れて、傘をさして撮影終了しました。

しばらく歩いてたら気まぐれな雨はじきにやんで、僕は小さな公園でリュックからリカちゃんを出して滑り台に乗せてあげました。↓。

上の方は黄色で、リカちゃんと同じ色ですね。↓。

しばらく行くと、別の公園。乗り物があるから、乗せてあげる。↓。

これは、くじら?。↓。

堀ちえみの「東京SugarTown」じゃないけれど、急に雨が降り出して、雨足が強いから、僕はリカちゃんをリュックにしまい、折り畳み傘を出して、行きつけの寿司屋に逃げ込んだ。

まぁまぁ、結構、写真も撮れたし、打ち上げにしよう。高木さんは中1だから呑ます訳には行かないけど、リカちゃんは50才でしょ?一緒に呑めるね。

<ちょうどリカちゃん、割烹着着てるし、仲居さんみたいだね(笑)>

「おしゃくしましょうか?」

<おーとっとっと…。?。あれ、少なくないか?>

「私、ごま油しか注いだことがないから、数滴しか入れられないのです」

<そっかー。だったら、しょうがないね、アハハハ>

「ウフフフ」

と、人形遊びをしていたら、寿司屋の大将から、「ご機嫌だね」と言われ、やりとりをバッチリみられてて恥ずかしかった。

かどやのごま油リカちゃん、のイメージに合うつまみを作ってもらった。うにだって。色合いが似てるね。↓。

キャスト

BGM. よしだたくろう「静(しずか)」


見頃は翌週!

26/Ⅲ.(火)2019 小雨のち晴れ 森昌子、年内引退。…って、引退してなかったっけ?

佳子さまも国際基督教大学を卒業され、おめでたい限りだが、大学院には進学されないらしい。臨床心理士の資格をとられ、うちの相談室で働いていただく幽かな夢は花と消えた。

そんな僕の週末はあわただしく、日曜の夜には金縛りでうなされて、
月曜の朝は、中東の美人、という動画をみていたらスマホのネット機能がフリーズしてしまい、あわや、
ハッキングされたのか?と肝を冷やしたが、しばらく放置してたら直った。

ここは一つ、気分を取り戻そうと、東工大のキャンパスをお散歩。思ったより、桜が咲いてた。来週が見頃か?
↓。

髪の毛も変えてみた。
僕はしょっちゅう、髪色を変えるが、人の髪型の変化にはあまりに気付かない。
だから、なるべく気付くように心掛けていて、こないだパンク風の髪型をしてる家族に、
<美容院に行ったの?>と聞いたら、「何、言ってんの?」とあきれられた。寝グセだったらしい。

さて、今回の僕のテーマは何でしょう?
これがニューヘアーです。
↓。

正解は、とこや、の目印のグルグル模様です。
とこや、は昔、外科医の役割もしてたらしく、その名残りとして、赤(動脈)・青(静脈)・白(包帯)の三色が今もフル回転しているのだが、
僕の美容師さんは中々上手で、一見、赤・青・紫にみえるが、これはしばらくすると色が抜けて、
紫は白く、赤はピンクに、青は水色と、ミルキーっぽく色落ちするらしい。来週が見頃か?

昔、天才バカボン、で、「パパー、来週、父親参観があるよ~」とバカボンに言われたパパは、<では、早速、とこやに行ってくるのだ>。
バカボン、「パパ、父親参観は来週だよ」。
パパ、<わしの髪型は、散髪したあと1週間目が一番かっこ良いのだ>
そんな感じでしょうか?

しかし、いつも思うのだが、美容院で仕上げにセットしてもらうとキレイになるのだが、
いったん自分で洗髪して乾かすと、うまくブローが出来ないものである。
形状記憶スプレーかなんか振り掛けて欲しいものである。

そういう訳で、来週には色はいい感じになってるでしょうが、髪の動きが再現出来てないでしょう。
ですから、今から写真みせるから、皆さんはこれを目に焼き留め、次に会った時にはご自分の目で補正できるようにして下さい。
とこや、のグルグルが髪の毛全体で回って流れてる様子を上手にあらわしていますね。
↓。

BGM. 吉田拓郎「流れる」


さよなら こんにちは

11/Ⅲ.(月)2019 はれ

久し振りの、からだをみてくれる場所に行った。昔、エネルギー療法といって紹介したことがある女性のセラピスト。
新しい場所に移転して、初めての来日でした。
そこは線路際のアパートの一室で、まるで彼女の家に呼ばれたみたい。冷奴とビールが出てくれば、まるで「彼女」だ。
「これまでどこかでみてもらってましたか?」と聞かれたので、
「どこにも行ってない」と嘘をついた。ちょこちょこ、町のマッサージとかに単発で行っているのに。

僕にはこういうどうでもいい嘘をつく癖がある。
久し振りに行った美容院で、今までどうしてました?と聞かれ、よそに行ってたと言いづらく「自分で切ってた」と言ったり、
「もう行くのよそう」と思って遠のいてた焼き鳥屋には、他の店に色々行ったが、やはりそこの味が恋しくて、久し振りに行った時、
「焼き鳥、全然食べてない。むしろ、鶏肉が久し振り」なんて、どうでもいい嘘をつく。
心のどこかで少し間の空いた気まずさを誤魔化してる罪悪感が、しょうもない嘘を作り上げてるのかもしれない。

だから、クリニックに何年かぶりで、来た人に、純粋に「これまでどうしてたの?」と聞くと、皆、「どこにも行ってなかった」と答えるけど、
中には、言いづらいからそう言ってる人もいるのかな。皆は、僕と違うかな。

そんなこともあり、施術の後は、中野のタコシェで、「死人の声をきくがよい」の新刊のサイン本があると言うから、
買いに行こうと思った時、5時からクリニックで、アポを入れてるのを寸前で思い出した。

急いで行けば、間に合うと、電車に飛び乗って、大岡山駅で降りたら、改札口で、電車に乗ってた、警察官に職質された。
こっちは急いでいる。走って逃げたら、3人に取り囲まれて騒動になった。

結果、奴らは、大岡山とか関係ない巡査で、たまたま巡回してたらしく、俺を直感で不審者と思ったそうだ。
俺も俺で、税理士さんと打ち合わせしてたから「何の用か?」と聞かれ、「商談だ」と答えたのが不味かったらしい。
「ヤク」とか持ってると思われたのかな?
それとも、大岡山の派出所の人なら、顔見知りだけど、巡回してるポリスだから、電車の中で俺を不審に思ったのかも。
でも、平日の昼間だ。
痴漢もスリも出来ないだろうに。
ということは、俺は、ポリスに、何を疑われたのか?
消去法で言うと、これしかない。
女心を盗む、恋の大泥棒。絶賛、指名手配中!

そんな訳で、2020の東京オリンピックも近くなると、サリン事件とか警戒が厳しくなるから、日本はいい国だから、職質が増えると思う。
だから、皆さんは、職質を受けても、ムカつくかもしれませんが、相手(ポリ公)を殴ったり、写メをとったりしてはいけないそうですよ。
警察関係者から教わった。
なんとか罪になるらしい。グッと我慢してね。

でも、警察官は誠意があって、「てめぇ、これで何も出なかったらどうするつもりだ?!」とすごんだら、
「その時は謝りに行きます」と言ってて、僕はその通り、何も怪しいものは出ないから、シロで、
税理士さんを待たせてたから、3人を引き連れてクリニックに行って、謝らせて、潔白を証明しようと思ったら、
税理士さんも5分くらい遅刻してたかた、僕がクリニックの無人の鍵をあけ、しばらく誰も来ないから、
警察とはさよならしたんだけど、何だか僕が嘘をついてるみたいな雰囲気になって、大人気なかった。

僕の今年の「占い」は、あまり「良くないらしい」。
昔、六星占術の細木数子が、「同じ星座占いで、当たる人と当たらない人がいるのは、当たる人は、運が強い、のだ」と言ってた。だから、運勢が悪い年には悪い事が起きた方がいいらしい。
僕の今年の運気は良くない。

昔の人は、運の悪い事は、年始にすませておいた方がよい。だから、今時分に、そういうことが起きたほうが、「かえって運がいい」と強がったそうだ。

ポリ公事件であらためて、そんなことを思う、僕なのである。はじめに、アンラッキーを使いきったみたいな。

BGM. 伊藤つかさ「さよなら こんにちは」


志らく

23/ⅩⅡ.(日)2018 雨 天皇誕生日

朝9時くらいに起きて、ふとんの中でゴロゴロして、お風呂に入って、湯舟につかって、うちは風呂場でTVがみれるから、
爆笑問題の「サンデー・ジャポン」と、松本&東野の「ワイドナショー」を交互にみてた。
昨日の外来は混んでいて、待合室に補助椅子まで出していたから、暇で疲れるよりはやり甲斐があったからいいけど、
さすがに疲れた。
疲れをとるには、お風呂が一番。ゆっくりつかっていた。
気の利いた女でもいれば、日本酒と、あて、でも差し入れてくれ、サイコーなのにと現実のニュースをTVが垂れ流すままに、
右から左へと他人事のように消費した。

僕は誰かと何かをやるというのが多分、嫌いなのだと思う。
出来ないか?と聞かれれば、それはきっと逆に、うまい方だと思う。
上手/下手、と、好き/嫌い、はまったく別の次元の話だと思うのだ。 

好きなアーティストは生で観たいし、映画はどんなに家のシステムが完備してようが映画館で観た方が臨場感がある。
僕は、ネットで育った世代じゃないから、やっぱりライブというか、足を運ぶということで、自分の時間をわざわざ割いてでも、
行くということに、対象に対する愛を表現するものだという(古い)考えに縛られている。
だけど、近頃は、映画館で隣の客がスマホみてたり、格闘技会場で格闘技を知らない奴が無料招待されてて不真面目で、
「殴り殺してやろうか!」と血気盛んになるが、そこはぐっと我慢して、むしろ自分が行くのを辞めようと思っていたくらいだ。

でも現代人のマナーの悪さは兎も角として、僕の発想自体は「正しく」て、たとえばテレビ電話とかスカイプ(?)とか、
家にいながらにして、対話できる技術は便利なのだと思うけど、国際サミット(?)のような各国の首脳が集まる会談って、
そういうことでは済まさないで、どこかの国にわざわざ集まる理由は、皆で記念写真をとって、
それを世界に報道することも意味があるんだろうけど、それより、人間としての最低限の誠意として、
お互い忙しいけどプライベートの時間を削ってでも、こうやって集まるくらい、この会を大事に思っているんですよね、という、
価値観の共有や意気込みと誠実さの共有だと思う。
だからどんなに、アプリ、が便利になって、僕は時代に取り残されても、人間としての「正しい」側にいるのだと思う。

今年の夏、ドラえもんの劇場版映画「宝島」をみた。
たしか、さくら学院のライブ・ビューイングをバルト9で観る予定の日で、上映まで時間があったから、時間つぶしにみたのだ。
何か、おまけのオモチャをもらった。↓。

その映画は、宝島の地図を手に入れて、皆で、探検に行こう!という夏休みっぽいテーマだったのだが、
ドラえもんが「じゃ、これ」と四次元ポケットから、どこでもドア、を出したら、のび太が、のび太のくせに生意気に、
「雰囲気、出ないんだよなぁ」と言って却下して、冒険に出る筋で始る。
僕はこの、のび太発言と国際サミットの意義って近いんじゃないかとなと思って、結構、インパクトを受けて、
肝心のストーリーをまるで覚えていない。

そんなことを思いながら、僕は浴槽に入浴剤を追加した。 
そこで談志がよくサインに書く、「銭湯は裏切らない」というフレーズを思い出した。
僕は談志の言うことは大体、共感するのだが、このフレーズだけはどうも合点がいかない。
現実、談志がそういうから、普通の町の銭湯から、スーパー銭湯などいくつも行ってみたが、
結局、周りの客がウザくて、不快な気分をして帰ってくるだけだった。やっぱり人間は嫌いだ。

そこで、「あれ?何か忘れてないか?」と思った。

思い出した!
12/23は、談志の弟子、志らくの、今年最後の独演会で、これは談志から引き継いだ由緒正しい会だ。
手帳に記入してなかったから、チケットはとってあるのに、まったく忘れていた。
肌寒さの皮膚感覚の体感温度が記憶の倉庫を刺激して、記念日反応的に、思い出させたみたいだ。

僕は入浴中。時計は12:00だ。あわてて、体をふいてチケットを確認したら、13:00開演だった。急げば、間に合う。
でも、外は雨だ。気持ちも長湯で副交感神経優位になっているから、「よし、行くぞ!」という気にはなかなかなれない。
こういう時に、どこでもドア、があると便利なのに。

ドラえもん、のひみつ道具事典というのを受付に置いていて、それをみた杉山さんが発見したのが、「かべかけテレビ」。
「これはもうあるじゃん」と皆で笑った。↓。

だから、どこでもドア、もそのうち出来るかもしれない。
どこでもドア、があれば、しずかちゃんの入浴中でも忍び込めるから、マンガならいいけど、実用的にはセキュリティーが問題になる。
電話でも、着信拒否とか非通知拒否が出来るように、どこでもドア、もそうしないと犯罪に結びつく。
未来の、セコム、が何かアイデアを出すとは思うのだが。

そうなると、実際、どこでもドア、の使い道って、制限されて、あまり便利じゃない道具になるかもしれない。
観光地や美術館や景観が売りのところは、非アクセスにするだろう。
たとえば、生徒は遅刻ギリギリで、どこでもドア、を使いたいかもしれないが、学校はそれを非指定地域にするだろうから、
結局、最寄り駅に皆が集うから、今の満員電車と同じようになって、ラッシュになって、激コミして、
「今、アクセスが集中しています。しばらくたって、使って下さい」みたいなことになりそうだ。

それで思い出したのだが、筒井康隆の「日本列島七曲り」という短編集に入っていた、「郵省」という小説だ。
主人公がある日、同級生の女子のことを想像して、オナニーしてると、その娘の部屋に瞬間移動してしまう。
当然、彼女は悲鳴をあげ、彼は不審者扱い、学校でもまったくシカトされてしまう。

ところが、これが「オナニー中にテレポートする=オナポート」として着目され、科学的にも解明され、誰でも使えるようになり、
国が乗り出して管理して、その省庁の名前が、「郵省」。

小説では、遅刻ギリギリにオナポートして学校の校庭に着地する、あこがれの君、を目撃する主人公の複雑な視線が印象的だった。

だけど、現実には、どこでもドア、も、オナポート、もない。
外は雨。季節は真冬。大脳生理学的には、セロトニンが低下するから初動に時間がかかる。
そもそも人間は寝起きが一番、意志が弱い。せめて、前の晩に気付いていたら行ったんだろうけど、
そういう訳で、志らくの、今年最後の独演会、サボりました。

近所の寿司屋で、のどくろ、と、あんきも、をつまみに、カニ酒を呑んでいる。
たった今、となりのカウンターに座ってる常連の紳士から、
「すみません。今、何か作品を執筆中なのですか?」と質問された。店は高級店。僕の髪色は、赤と緑。
昼間から酒呑んで、ノートにペンを走らせてたら、何かそういう現代風の作家とご一緒出来た、と勘違いされたのかもしれない。

僕は相手の夢をこわさないように、
「新作の下書きです」と答えた。新作、ってまさにこの記事なんだけど(笑)、嘘じゃないし。
相手は大きくうなづいて、「うん」と勝手に納得していた。
見知らぬ男への、1日早いX’masプレゼントを送った。

BGM.ダーレン・ラヴ「クリスマス」


心の護美箱⑧~僕のかわいい人

22/ⅩⅡ.(土)2018 雨のち曇り 心の護美箱⑦がいっぱいになったので、⑧を作りました。

君の髪の毛のカールが頬にかかってて、働き者の君には邪魔そうにみえるけど、それでもそうした工夫なんだろうね。
ポーズの、決め、が、ガッツ・ポーズ、なんだけど、それがとてもやわらかい。
ちょっとおすましした顔は、もうちょっと愛想を振舞ってくれたら可愛いのに、冷たくないから良い人なのだと思う。
なだらかな君の胸を強調する店の制服に、僕は少し目をそらす。

あまり器用じゃない君は洗い物ばかりしてる。
それは仕事があんまり出来ないからだろう。
でも僕は君に、オーダーしたくて待ってるんだけど、
君のことを待っていたら30分もお酒がおあずけだから、
テキパキした美人にたのむと、その娘はとても愛想がよくて、ちょっと良い感じのサービスをするから、
僕は君のことがとても心配だ。

君は今日まで、どんな恋をしてきたのだろう。気になる僕なんだ。

君は頬を紅くして、僕と全然関係のないテーブルに、生ビールを運んだり、お水を注ぎに届けたりしている。
まっすぐしか物をみないんだね。
もう少し、視野を広げてくれたら、僕が君の視界に映るのに。

一度に二つ以上のことを言われるとわからなくなるんだね。
時々、おこられてるところをみるけれど、君は自分の落ち度をちゃんとわかっているね。
スピード感が遅いから店の仲間にイラつかれてるけど、それはきっと「慣れ」だと思うよ。
がんばって欲しいと思うんだ。
だって僕がここの店に来る理由の半分は、君がここにいるからになってきたんだよ。
他のよっぱらった、いやな客が君の年令をきいてるのをきいたよ。

そんなことを断れない、君がとても心配だ。

BGM.よしだたくろう「話してはいけない」