謹賀新年2018~行くひと、去るひと

9/Ⅰ.(火)2018 くもり カワクリの誕生日

2018年1月1日のびっくり2大ニュースは、みずほの電撃ゼアゼア参入、と、
大岡山北口商店街の顔・マルトフルーツの閉店だ。

申し送れました。皆様、明けましておめでとうございます。下は、大岡山北口商店街の垂れ幕。

僕がカワクリをオープンしたのは、平成19年の1月9日でした。
当時は、商店街の入口は、薬局の所に、ペコちゃんの不二家があり、

ファミマの場所が、バーミヤン、でした。

最近出来た、富士そば、は和菓子屋でした。地下に店主こだわりの鉄道模型があると、アド街ック天国でやってました。

そして、マルトフルーツのおじさんは、同番組でも紹介される程、商店街の顔でした。
夏祭りの時など、必ず、「うるさくなりますけど」と事前に挨拶に来てくれた笑顔は熟した果実のよう。
もう思わずジャムにしてしまいたいくらいの愛嬌。
僕はあまり社交的ではないのだが、仕事上はそうは言ってもいられない。
そんな僕にとって、おじさんは毎朝、声を出して挨拶し合う、丁度、仕事スイッチの役割のような対象だった。

僕は<おはようございまーす>とワンパターンだが、ある人から教えてもらった印象が良くなる発声法、
♪ドレミファソ♪、の、ソ、の音程で<おはようございまーす>と発声して毎日、スイッチオンしていた。
すると、おじさんは、「寒いですね」「暑いですね」「雨ですね」と色んなバリエーション(と言っても天気ネタ)で
挨拶を返してくれていて、あの声と笑顔がみれなくなると思うとさびしくなる。

そんな僕は、髪色をこっそりパンク風にシフトチェンジしてましたが、いよいよ最終段階に突入。
セックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」のレコードジャケットをイメージしたものにしてみました。

行くひと、去るひと、勝手にしやがれ。

BGM. 原由子「誕生日の夜」


スリッパ

26/Ⅸ.(火)2017 はれ 今日から夏休み明け
いわゆる上履きの話です。
この前までは、おそ松さんの「一松」を使っていました。↓。

しかし、随分と汚れたので、アニメで「一松の親友」だった、「エスパーニャンコ」にしました。↓。

時間とは正直なもので、「エスパーニャンコ」も汚れてしまいました。↓。

アニメでは、一松、と、エスパーニャンコ、が喧嘩して、エスパーニャンコ、が失踪したのを見つけたのは「十四松」です。↓。

それにちなんで、エスパーニャンコ、の後釜は、十四松、にしました。↓。

夏休み明けから、登場です。↓。

スリッパと言えば、幼稚園生の頃、母に連れられて日本橋の三越へお供しました。
母はスリッパ売り場で新しいスリッパを買うと、店員の若い女性と相談していました。
僕は、<何を買うの?>。母、「スリッパよ」。
僕、<えっ?ストリッパー?>。母、「スリッパよ」。
僕、<ストリッパー?>。母、「スリッパよ」、と繰り返し、なにせ幼稚園生って強迫的にしつこいでしょう(笑)
すると店員は顔を真っ赤にして、手で顔を隠して、「イヤン」と腰を振った。
川原史上、最も古い、セクハラ事件だった。
昔の大人って純情だったんスね。
BGM. 沢田研二「ストリッパー」


新宿

4/Ⅸ.(月)2017 くもり、時々、雨
度がかなり変わったので、メガネを作り直した。
これは、プライベート用。↓。帽子は、おやすみプンプン。

こちらは、仕事用。↓。サルバドール・ダリを気取ってみた。

帰りに、小田急デパートの千疋屋で、フルーツカレー、を食べる。↓。
具は、文字通り、フルーツだけで野菜は入っていません。福神漬けとらっきょうが合います。

デザートは、チョコレート・バナナ・パフェ・ハーフサイズ。↓。

BGM. 堀ちえみ「素敵な休日」


誕生日だ、ゴー!ゴー!

24/Ⅶ.2017(月) はれ、去年は絶望音楽祭
今日は誕生日ということもあり、美容院に行って、夏らしくなった陽気に合わせて、髪の毛をスイカ色にして来ました。
原色をカラーリングする時は、ブリーチと言って、一度脱色してから、色を乗せるので、時間がかかります。
今、思えば、その時間を有効利用するために、ネイルを始めたのでした。
しかし、この3月に馴染みのネイリストさんがやめてしまい、春はお別れの季節でした。
元・文房具屋の現・ネイリストの知り合いが、もっと上手にアニメネイルを描ける所を幾つか紹介してくれましたが、
意外と男性の入れるネイルサロンは少なく、どこも新宿二丁目だった。別にいいのだが。
色々考えたが、縁あって、新人のネイリストさんが僕の担当になったのだから、よそに行くより、彼女を育てることにした。
前のネイリストさんには、お題を振って、即興で、制作させていた。
その方式を踏襲して、インスピレーションのシンクロ率を上げて行こう。僕のネイリスト参照。
とは言え、新人だから、準備の時間を与えようと数日前に、案をFAXしておいた。
元の原稿が手元に残ってあるので、それと実際に出来たネイルを皆さんに見比べてもらおうというのが今回の趣旨です。
まだ新人のネイリストだから、正直、下手ですが、一生懸命やってるので、どこか良い所を汲み取ってみて下さい。
原案は下書きなしのボールペン描きなのですが、それを受付の大平さんが彩色したカラー版をお見せします。
右手のテーマ、「不良のブレーキになるネイル」。
その不良は一匹狼。校長に、ケンカをとめられた。今度、人をなぐったら退学だ。それを知って図に乗る敵対勢力。↓。

さぁ、そこで出番です!ネイルをしましょう。↓。

挑発を続ける番長。↓。

若さゆえ、我慢が出来ない。これで退学か…。↓。

しかし!ネイルに気付いたぞ!不良のケンカはとめられたか?。↓。

しかし、最後の2コマ、色がついてなかったら、同じ人物に見えないですね。我ながら、へた、ですね(笑)。
そこで、ネイリストさんが提出してきた宿題は、これ。
親指が、退学に気付け!、の「!」だそうです。↓。

その他の指は、薬指が「ケンカしないで~」と泣いていて、不良だから金髪をイメージして金色を散りばめたそうです。↓。

面白いなぁと思ったのは、向こうに送った資料は白黒なのです。
それなのに、ネイルのベースに使われた色と大平さんの主人公のシャツの色が、たまたま一緒です。アオハルのアオです。
シンクロして来ました。いい傾向です。次は左手です。
妹が出来てから両親の関心は妹が独占。さびしい気分の少女がいました。
マンガの一こま目は、少女の心が不安定な足場にあることを表現したのですが、
大平さんは、のんきな物で、「この子、竹馬に乗ってるのですか?」ですって。あやうく、楽しんでる少女になるとこでした。↓。

さびしくなると、口唇期(こうしんき)退行(たいこう)というのがおきます。
平たく言うと、おっぱいを吸ってた赤ちゃんの頃に心理的にさかのぼるのです。
それが無意識に行動に出ますから、指しゃぶりや爪かみや、過食とかタバコとか酒飲みもそうですね。
違う形で昇華して唇を使う人もいますね。トランペットを吹く、とか、一人カラオケに行く、とか、おしゃべりをするとか。
少女は、爪かみ、にしました。↓。

物語が突然、急展開。少女はガンになってしまいます。↓。

まるで「巨人の星」のマドンナ・日高美奈が爪の気になってるところをいじって死んだ、ような無茶をマネしてみました。
もうこれ以上、爪を噛んではいけません。ここでネイリストさんの出番です。↓。

それでも、少女の心のブラックホールが埋められるものでもありません。
少女は、医者にとめられていても、つい、爪を…。↓。

しかし!ネイルに気付いたぞ!きれい、と言ってるぞ。左手はさびしい女の子の爪かみをなくすデザインで。↓。

ネイリストさんの作品はこれです。キラキラしたものや飴玉で甘やかすのも甘えられない人には有効ですね。↓。

その結果、親指は、ニコニコになります。勿論、背景はブルーが正解でしょう。↓。

と、こんな感じで一つ、年をとりました。
お誕生日メッセージを下さった方、フライングの方も、まだの方も、ありがとうございました。
BGM.RCサクセション「こんなんなっちゃった 」


僕のネイリスト

19/Ⅳ.(水)2017 暑い
ネイリストさんが3月いっぱいで田舎に帰ることになった。
そこで僕は新宿の紀伊国屋のアドホックのマンガ店から、美容院あてにマンガを送った。
彼女の故郷が舞台の「惡の華」全11巻と、僕が今ハマってる「デデデデ」1~5巻。
そして、これだけだと僕の趣味なので、きっとネイリストさんの趣味とは合わなそうだから、
30才OLと12才小学生男子の物語「私の少年」1~2巻もチョイスした。
<読み終わったら美容院の近くにブックオフがあるから、そこで換金して昼飯の足しにしたらよい>、と手紙もそえた。
ネイリストさんには、僕がお題を言って、彼女のインスピレーションで即興でデザインをするという遊びをよくした。
たとえば、「ロングヘアーをバッサリ切った中川翔子の揺れるまなざし」。↓。


そして、「愛と平和を歌い続けるシンガーソングライターの休日」。↓。


それ以外には、僕がその時に夢中になってるマンガを持っていって、それを爪に書いてもらっていた。
たとえば、「魔法騎士レイアース」。↓。


これが、レイヤース。↓。


親指は、モコナ。↓。


「まどマギ」もやりました。ほむら、ちゃんは黒なので、除外しました。なので、背景にほむらを入れて撮影しました。↓。


親指は、キュウべぇ。↓。


「おそ松さん」もやりました。これが、十四松。↓。


その他は、こんな感じ。↓。


そして、「デデデデ」です。
赤が、おんたん、で青が、門出(かどで)、です。門出をひっくり返して読むと、デーモンになります。
デデデデ、とは、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション、が正式名です。↓。


右手が、おんたん、の赤で、デデデデ。↓。


左手が、門出、の青で、デデデデ。↓。


最新は、デデデデ、の中に出てくる、イソべやんを親指に。↓。


その他は、デベ子・侵略者・四男の黒騎士・あべかわ、を。↓。


こういう楽しみ方が、もう出来ません。
僕はそういうところがあるのですが、ネイリストさんと会う最終回の予約をドタキャンしました。
マンガを送ったのは良いのですが、迷惑だったらどうしようと弱気になったのです。
それは想定内で、だからこそ、ブックオフに売って~、と予防線を張って、重くならいようにしておいたのですが。
やっぱり、お別れに立ち会うのが、嫌なのですね。<さよなら>を言ったら、「さよなら」、になってしまいますからね。
こないだ、美容師さんから、「ネイリストさんからの手紙を預かってる」と言われて渡されました。
そこには、「マンガは東京の思い出として大切にします、売ったりしませんから」、とのこと。
「最後にお会いしたかった」と書いてくれていた。
ちなみに、マンガで一番気に入ったのは、「私の少年」で、「続きを自分で買って読みます」とのこと。
「デデデデ」も続くのに。
やっぱり、彼女とは趣味が合わないな。
BGM. ザ・ドリフターズ「ドリフの真赤な封筒」


やおい、じゃないよ、やよい、だよ

2/Ⅲ.(木)2017 雨 かまやつひろし死ぬ
友人が病気になった。「誰にも言うな」と云うから<分かった>と答えたら、「ブログにも書かないで」と念押しされた。
ん?これは、「あえて書いて!」というフリなのか?ダチョウ倶楽部的な。
ま、期待値(ギャンブルで掛け金に対して戻ってくる見込みの金額をあらわしたもの)を考慮して、一応、ふせておこう。
確率は低いけど、当たるとデカそうだから。
こないだ会った時に友人は「リリーズのコンサートに行った」と自慢していて、「相変わらず可愛かったよ」と言っていたから、
何かの機会に、僕の持っている「好きよキャプテン」のシングルレコードでも見せて、薬師丸ひろ子のように、<元気を出して>、
と言ってあげたい。
時の経つのは早いもので、もう3月ですね。やおい、じゃないよ、やよい、だよ。
そういう訳で、今回は、3月のカワクリの模様替え、をお送りします。
クリニックに来院されてる方はとっくに気付いているはずですが、ウォーターサーバーの場所を替えました。
今までは、カウンターテーブルと90度の角度に位置していたから、端っこに誰かが座っていると使いにくかったでしょう。
それをこの様にして改善したのです。↓。

この移動に押しやられる形で、缶とペットボトルは美空ひばりの下に移りました。↓。

ウォーターサーバーのサイドには、お湯→お風呂という発想で、入浴中の忍野忍を配置しました。↓。

このポスターの忍ちゃんは、「お前さまよ、この儂と同じ絵柄のフィギュアが受付にあるぞ」と教えてくれています。
時計回りに受付の方を振り返ってみて下さい。
ここにあります。↓。

ウォーターサーバーに戻ります。
忍ちゃんコーナーには、入浴つながりで「入浴彼氏」のキモイメッセージも添えてみました。
劇場版「傷物語」を観に行った、I.さんからもらった入場記念の特典カードのコヨミンも心なしかホストっぽいですね。↓。

そんな軟派な男にお仕置きするのはセーラー戦士、ウォーターサーバー横だけに、水野亜美。↓。

缶バッジをアップで写します。
決め台詞、「水でもかぶって反省しなさい!」。
「入浴彼氏」にピッタリですね。↓。

もしも水をこぼしてしまったら、こちらのティッシュをつかって下さい。
「おそ松さん」のシコ松・ティッシュボックスカバーも配備しました。
アニメ「事故?」の名シーンを商品化したものです。↓。

薬は水か白湯で飲みましょう、というキャンペーンではないのですが、「好きな人を振り向かせる処方箋」も置きました。↓。

その下にいるのは、イカ娘。「振り向くでゲソ!!」と言っています。この処方箋と引っ掛けての「振り向かせ」ですね。
言われた通りに振り向いてみましょう。
こんなパノラマが広がります。
診察室の入口に何かいます!。↓。

ズームアップしてみましょう。
本当だ!巨大ダイオウイカがいるでゲソ!!。↓。

折角なので診察室の扉を開いて、中を見てみましょう。
診察室の内扉は、以前にお知らせしたように、石野真子シングルスコーナーになりました。
今の季節だと、「春ラ!ラ!ラ!」を思い出しますが、この歌詞は何ともおかしなものです。
それは、♪春という字は、三人の日、と書きます。あなたと私と、そして誰の日?♪と歌い出したかと思うと、
なんと、あなたを好きになる前の彼も呼んで三人でお出かけしましょう、という提案なのです。
これは僕が高校生の頃の歌ですが、当時の僕は<どんなシチュエーションだ?>と頭を悩ませました。
あの頃と比べたら僕も少しは人生経験を積んで来たから、当時は純情すぎただけかな?、と考察し直してみましたが、
それでも、やはりおかしな状況で、それを三人そろって、♪春ラララ~♪と歌う心境はいまだに理解の範疇を越えています。
昭和生まれだからでしょうか?
そう思って受付の三人(大平・ソネ・うかい)に歌詞を教え感想を聞いてみました。
そうしたら、三人とも口を揃えて、「気まずい(苦笑)」と答えてくれました。
良かった。時代のせいではないみたいだ。この歌、変だよ!でも、石野真子の最大のヒット曲なんだよなぁ。
僕は割と石野真子の出演する番組や雑誌のインタビューやファンクラブの会報を熱心にみてるファンだったが、
石野真子が、この歌詞が変だ、と言ってるのを聞いた記憶がない。
デビュー35周年記念ライブにも行ったが、そこのトークコーナーでも「春ラ!ラ!ラ!」については言及しなかった。
「私はオレンジ」という谷山裕子が提供した歌(ファーストアルバム収録曲)については、
「あの頃は何も意味もわからずに、♪私を食べて、今すぐ食べて♪なんて歌ってて恥ずかしい」、
と言って会場を笑わせたのにだ。
僕が石野真子を他のアイドル達と違うな、と位置づけてる理由のひとつはそういうところだ。
彼女は人を傷つけたり裏切ったりする発言が皆無なのだ。
いまや主流ともいえる、当時のぶっちゃけトーク、や、全部言っちゃうね、みたいなことを一切しない。
倉田マリ子と双璧をなす、芸能界口の固い女、と言えるかもしれない。
あれ、倉田マリ子は濡れ衣だっけ?
石野真子コーナー。↓。

診察室の皆さんが座った正面、僕の背後には、山口百恵ちゃんのLPを飾りました。
上が、山口百恵15才、今のベビメタ、ゆい&もあ、の方が年長です。
下が、山口百恵20才、今の元・ベルハー、みずほ、と同い年です。
なんでしょう、このベテラン感。さすが、昭和と寝た女、ですね。↓。

意外と死角というか、皆さんが目にしないのは、後ろの正面です。
そこにも、シングル・ジャケットを貼り直してみました。
良かったら、見てみて下さい。何か知ってるの見つかるといいですね。↓。

当時は娯楽が少なかったのと、レコード業界に活気があったから、皆、やたらとレコードを買っていました。
友達の家に行くと、本棚とレコードラックをチェックし合い、そこでヒエラルキーが決まったりしました。
いつの世も例外はいて、高校時代の同級生・マル君、は高1の時点で一枚もレコードを持っていませんでした。
彼は僕のレコードラックをみてビックリしてましたが、僕はレコードを一枚も持ってないマル君に驚きました。
僕らは都内の私立の男子校に通っていて、そこには神奈川や埼玉や千葉から通う子も多かったです。
マル君、も結構、遠くから通っていました。
「マル君は、生まれてから一度も本物の海を見たことがない」という噂が学園中を飛び交ったこともあります。
僕が流したデマです。
そんなマル君が高校卒業間際についにレコードを買います。
当時は、秋葉原の石丸電気3号館がレコードセンターで、今で言うタワレコみたいな存在でした。
僕は、マル君がレコードを買う場面に立会いたくて同行(尾行?)しました。
そして、マル君の選んだ一枚とは、クリスタルキングの「大都会」でした。
下が、シングルレコードのストック。↓。

歌謡曲の思い出と言えば、高3の時、何かの拍子で、ツッパリ達のグループと一晩明かすことになりました。
はじめは、皆、不良自慢をしていました。
当時の時代背景は、金属バット事件とか校内暴力、学校の廊下をバイクが走る、駅で不良高同士が喧嘩をする、
などが日常茶飯事だったのです。
しかし、夜も更けて来ると、まるで歌声喫茶みたいに(行ったことないけど、歌声喫茶)皆が歌を歌い出し、
当時流行っていたオフコースの「さよなら」とか「眠れぬ夜」(西城秀樹バージョンもあり)を
ツッパリ達が歌っては、皆が涙を流して、口々に、
「俺たちにも、金八先生がいればこんなにはならなかった…」みたいなことをほざいてて、あきれた。
だから、
<武田鉄也がトルコ風呂(ソープランドのこと)へ行ったら、トルコ嬢(ソープ嬢のこと)が、
「え~、なんで金八先生がこんなところに来てるの~?」と泣き出してしまい、困ってしまった武田鉄也が、
「あれは~、仕事だから~」と言ってなだめた>というエピソードを話したら、一斉にツッパリ達から睨まれて、こわかった。
下のレコードを貼ってくれたのは、受付のソネさんで、ソネさんは「初恋」が好きだそうです。
ソネさんは、三田寛子バージョンも知っていて、さすが!、知ってることは何でも知っていて、
知らないことは何も知らない人です。
あっ、リリーズの「好きよキャプテン」が登場しました。友人に電話して知らせよう。
薬師丸ひろ子みたいに、「もしもし、私、誰だかわかる?」。↓。

中学時代、ブラバンで同期だった、おんだ君は、太田裕美の大ファン。
おんだ君が言うには、「太田裕美の水着写真は、この世に絶対、存在しない」。
<絶対、ってものはこの世にないだろう?>と僕が言うと、おんだ君はムキになって、「もし在ったら100万円払う!」って。
100万円って価格設定が、中2っぽい。
そこで僕は100万円ハンターになり、色々調べてみたが、太田裕美の水着写真は確かになかった。
そこは僕も中学生だから、負けず嫌いで、太田裕美の顔写真を切り抜いて、外人のヌード写真の顔の部分に貼り付けて。
作った合成写真は、今でいうアイコラ。我ながら良い出来で、お色気たっぷり。
おんだ君も気に入ってくれたらしく、「青い海と空のコントラストがキレイだね」なんて言ってさ、100円で買い取った。
100万円が100円に。
そんな、おんだ君の部活での政治力は絶大で、高吹連の自由曲に「赤いハイヒール」を選ぶよう、顧問や幹部に働きかけ、
僕らはコンクール(中高一貫校は中学生も出ていい)で、それをやった。
僕はホルンで、おんだ君はフルートだった。
「赤いハイヒール」はその時の練習用に買ったシングル。
「ブルースカイブルー」と「よろしく哀愁」は、ずっと不倫の歌だと思っていた。
今回歌詞を読み返したら、必ずしもそうとは限りませんね。
でも、そんな風に中学生に勘違いさせてしまうような歌が、堂々と歌番組でアイドルが歌っていたのだから、
鷹揚というのか、世の中の懐の深さというのか、あそび(この場合、ブレーキのあそび=余裕、に近い)があった。
女遊びは芸の肥やし、なんてテレビで皆言ってたけど。今だったら、大バッシングですね。
勝新が今の時代に生きていたら、どうなるんだろう?
勝新、芸能界追放かな?
それとも、世間の芸能界の見方が変わるのかな、ありゃ特別だ、って。
去年の一連の芸能界の「ゲス不倫騒動&報道」について、勝新の意見聞きたいな。
守護霊インタビューが出来る人、勝新の本、出してくれないかな。俺、買うけど。
桂木文は「ムー一族」で郷ひろみの恋人役をやっていたから、郷ひろみの隣にしました。
「短編小説」は、「ムー一族」の挿入歌で、さだまさし、の作詞作曲です。
さだまさし、は当時人気で、一方でタモリが深夜放送で、さだまさしの悪口ばっかり言ってました。
僕も世代的には、どストライクです。百恵ちゃんの「秋桜(こすもす)」も書いてますしね。
立川談春は僕と年齢が近いから、談春は、さだまさしの大ファンらしい。
談志が死んでから、談春は、さだまさしと二人で落語会をやっていた。談志が死んでからね。
生きてるうちにやってたら、破門だろ(笑)。↓。

立川談志にとっての歌謡曲とは最も新しくて、「津軽海峡冬景色」までだそうです。
弟子の志らくにとっての歌謡曲の最新は、久保田早紀の「異邦人」までだそうです。
下の、一番下の右から二番目が「異邦人」。
水谷麻里は、「すすめ!!パイレーツ」の江口寿史の奥さん。何故か右手だけ白い手袋ようなものをはめていた。
上坂すみれプレゼンツの「80年代アイドル歌謡曲」の選曲はかなりマニアックでした。あの子も変わった子だ。
中でも、伊藤つかさの曲では「へんネ!」をチョイスしています。これは「悲しみをうけとめて」のB面です。↓。

立川流四天王と言えば、志の輔・談春・志らく・談笑ですが、レコード盤にたとえて、
伝統を重んじる、志の輔・談春が「A面」、イリュージョン担当の、志らく・談笑が「B面」と言われています。
志らく曰く、「得てして、名曲はB面に多い」。
その代表でしょうか、薬師丸ひろ子の「探偵物語」のB面の「すこしだけやさしく」は名曲です。
ソネさんも昭和のアイドルには詳しくて、<一番好きなのは誰?>って聞いたら、石川ひとみ、ですって。
二枚貼ってみました。石川つながりで、隣には、石川秀美、を配置してみました。
その下には、聖子ちゃん。うかい、さんは、松田聖子、が好きらしい。↓。

大平さんにも、<誰が一番可愛い?>と質問したら、悩んだ末に、三田寛子、を指名しました。
受付三人の名前が出たので、ウォーターサーバーに戻りましょう。
元々、ウォーターサーバーがあった場所が移動してさびしくなったから、4人合作の絵を描いて貼りました。
良かったら見てみて下さい。
これは、奇数月に更新する予定です。1月・3月・5月・7月・9月・11月。大相撲の本場所と一緒ですね。
まずは、3月からスタート。↓。

個別にみて行きましょう。どれが誰の作品かは、ご想像にお任せします。
まずは、春と言えば、「花粉症」ですね。
ACHOO、は英語で、ハクション、の意味だそうですよ。↓。

3月と言えば、ひな祭りですね。ピカチュウで描かれています。↓。

それで思い出しましたが、今日、ひな人形を出しました。
これは僕が二十歳の頃、うちの母親が僕に買ってくれました。
思春期の男子に、ひな人形をプレゼントする母親って変わっていますね。
やおい、じゃないよ、やよい、だよ。
これを飾るために、寝釈迦動物たちを、ソネさんが移動させました。
寝釈迦サンタ以来、彼女のセンスは光ります。
今回のポイントは、ピンクの豚が、ピンクの蓮の花の中に保護色で隠れてるところでしょう。↓。

続きまして、今回のメインテーマである、3月=弥生、です。
色んな不思議な生き物がいますね。
あれ?、弥生、の文字が消えてる。↓。

上の絵の「おとうふ」とは、とうふメンタル、のことだそうです。
皆さんは、「知ったら常識」、というフレーズを知っていますか?
僕は、とうふメンタル、を、受付に説明されるまで知りませんでした。
それは、おとうふのようにちょっとした外圧で崩れやすい弱いメンタルのことを言うのだそうです。
皆さんは、知りませんでしたか?とうふメンタル。これ、常識ですよ!
…と、この様に使います、「知ったら常識」。
ちなみに、このおとうふの表情は、早番で来たら、もう既に患者さんが玄関の前で列を作ってた時の受付の表情だそうです。↓。

これは一目瞭然、僕のです。
「春よ来い」と「恋」を引っ掛けて、おめかししてるシーンです。
大学5~6年生の頃の病棟実習のイメージです。
病棟実習には、ネクタイ着用が義務づけられてましたからね。
左下の、「キャー」とは僕のペンネームで「キャーハラ」の略です。
ジェームス・ディーンが映画の中で、
「僕の名前は、ジェイミー。本当は、ジミー、だけど親しい人にだけ、ジェイミー、って呼ばせるのさ」と言うと、
ヒロインの女の子が、「まぁ、ジェイミー?面白い名前ね!」って笑うシーンからパクりました。↓。

あんまり上手じゃないから恥ずかしいのですが、この頃に僕が詠んだ短歌があります。
とっときのペイズリーのタイでも絞めて町へ出ようか春ともなれば
父は僕が大学2年の冬に胃癌で死にました。
父の形見のネクタイを僕は何本も持っていたのですが、普段はネクタイなどしません。
しかし、病棟自習はネクタイが必要なので、その時にネクタイを引っ張り出して来たのです。
その中の一本にペイズリー柄の赤と緑のネクタイがありました。
流行はよく一回転するなどと言いますが、丁度その当時、ペイズリー柄が流行していました。
ちょっと派手なネクタイなので病棟実習には着用しませんでしたが、いざという時に使おうと思ったのです。
春、とは、父が死んだのが冬だから、そのショックから立ち直るという意味もありました。
小此木啓吾先生の「対象喪失」という本の中に、大体どこの文化圏も喪に服す期間は1年、と書いてありました。
年賀状を出さない、とかね。
でも、本当の意味で受容するのは、個人差があるでしょうね。時間って、人によって流れ方が違う気がするし。
僕の場合、病棟自習の前にこの句を詠んでるから、受容するのに3年かかっていますね。
それから、春、には、いよいよ病棟実習が始まり医者に近付いてきて、国家試験に合格して、サクラサク、で、
春よ来い、という意味も込められてましたね。
そして、さっき言った「春よ来い」と「恋」を引っ掛けた、春、のトリプル・ミーニングですね。
この絵で僕がおめかししながら空想してる女の子のモデルは、受付にしました。
以前、<それ一つ?二つ?>、とソネさんに聞いたら、指を一本差し出して、「一つです」と答えたのが、
「この指、止まれ」みたいだなぁ、と思ったのが印象的だったからこのポーズにしてみました。
女の子本体は、大平さんに似せようと描いたのですが、何故か、サザエさんのカオリちゃんみたいになっちゃいました。
ソネさん&大平さんで完成してしまったのですが、うかいさん要素を使用しないのは不公平なので、
黄色いアワアワの空想のルートを、迂回、させてみました。↓。

さて、3月のカワクリの模様替えをお送りしましたが、いかがでしたか?
ついでに、僕の新しいネイルをお見せしましょう。
僕の最近のお気に入りのマンガ「デデデデ」をテーマにしました。
親指は、おんたん&門出(かどで)。↓。

残りの指は、「デデデデ」と書きました。門出側は、青。コミックス1巻の表紙を参照。↓。

おんたん側の「デデデデ」は赤。コミックス2巻の表紙を参照。↓。

そんなネイリストさんも、実家に帰るらしく、3月でサヨナラです。
おニャンコクラブの「じゃあね」の歌い出しではありませんが、
「春はお別れの季節です。みんな旅立ってゆくんです」。
彼女の実家は僕の好きなマンガの舞台で、町中の鉄がみんな錆びている田舎。
人生は、出会いと別れの連続ですね。
出会いや別れに慣れては来たけれど、ちょっぴりさびしいものですね。
下が、今月の新刊、「死人(しびと)の声をきくがよい」9巻直筆サイン入り。
早川さん、可愛いです。特に1巻の最後の話が僕の純情ロマンティックのツボです。
母の命日も3月です。でしゃばりで、過保護で、アナーキーな人だから何やら口出しして来そうな季節です。↓。

BGM. ソフトクリーム「やったね!春だね!!」


場ちがいな貴女(あなた)

28/ⅩⅡ.(水)2016 あたたかい
ほんの少し寝坊した朝は最寄り駅まで急ぎ足。
余裕のある時は徒歩なのだが、こういう時は電車を使う。
駅に向う道すがら、すれちがった女性は銀河鉄道999のメーテルみたいなイデタチの美人で、
黒いコートと黒いフワフワの山高帽みたいのを被って、こっちを凝視している。
<知り合い?>と思って僕が立ち止まる。
するとメーテルも立ち止まる。
しばらく、「………」のまま、見つめ合う。
するとメーテル、僕のコートの中の服を指差し、「マミタス?」。
僕は、自分の服を指差し、<マミタス!>と答えた。
マミタスとは、中野ブロードウェイにある中川翔子のお店のブランド名。由来は、しょこたんの飼い猫の名前。
僕が着てたのは、大平さんの妹さんがイケメンver.のイラストを描いてくれた時のトレーナー。↓。


するとメーテルは、親指を立てて、こちらに見せて、「グッジョブ!」みたいなアクションで微笑んだ。
僕もつられて照れくさそうに同じようなポーズで挨拶を返して、良い気分で1日がスタートしたが、
何故にこんな街の朝に、メーテル似の美人がいるのだ?
それも出勤する僕らと逆方向に歩いて。
一体どこへ向うのだ?
そして、しょこたんに詳しい理由とは?
はてなマークばっかりな、何とも場ちがいな女(ひと)よ。
さて、お待たせしました!次回、しょこたんの30才のバースディ・ライブのレビューです。
予習(または復習)は、こちら、と、こちら
BGM.中川翔子「君にメロロン 」


クリスマス・プレゼント

24/ⅩⅡ.(土)2016  はれ  X’masイブ
今日、クリニックにクリスマス・プレゼントが届いた。
CoCo壱がポケモンサン&ムーンとのコラボ企画をやってた時、
応募したのが当たった。ポケモンのテーブル。↓。

受付の大平さんとどうやったら当たりやすいか研究して、
結局、「川原達二74歳、孫のためにポケモンとやらをゲットしたいんじゃ~」作戦が功を奏したか?
はたまた厳正なくじ引きで当たったのだろうか?下がCoCo壱のロゴ。↓。

これは季節毎にお花を下さるYさんからの贈り物。クリスマスっぽいお花。↓。

昨日はお昼が志らくの「芝浜」で、夜がベルハーのライブのダブルヘッダーのはずが、志らくだけにした。
それは「芝浜後日談」と「芝浜エピソード0」を一緒にやって、それらがまるで談志の落語論の変遷をみてるようで、
つまり「落語とは人間の業の肯定」が一席目のテーマ、二席目は「イリュージョン」、
そして中入り後の「芝浜」で「江戸の風が吹く」を全部酒の噺でやられたから、
いっぱいやらずにおれなくなって呑みに行っちゃった。
だからベルハーは明日がラスト。
今日はX’masイブ。
Sさんからサンタのシャツを貰ったから、それを着て診察。↓。

ある患者さんから、「原色似合いますね!白いのはお餅ですか?」と言われたのが、ちょっと面白かったです。
BGM.子門真人「レッドマン 」


お洒落なズボン

22/ⅩⅡ.(木)2016  ベルハー新体制メンバー、追加オーディション決定!
お洒落なズボンが僕は憎い。
あいつが来てからロクなことがない。
新宿のファッショナブルなビルの人気店で買ったお洒落なズボンは上等で、お値段も、
高級ソープランドに行けるくらいの高価なものだ。ま、行かないけど、ソープランド。
それはともかく、僕は僕のお洒落なズボンを許しがたい。
フツーに穿かないとか、捨てちゃうとか、売っちゃうとか、では気がすまない。
たとえば、寸断して、グツグツ沸いた鍋に入れて、臨時雇いの魔女に煮込ませて、ペースト状にしたら、
一目惚れして恋に落ちちゃう薬草のパウダーを降りかけて、アマゾンのワニのエサにしてしまおう。
たとえば、テキサスの暴れ馬の後ろ足にくくりつけて、名うてのカーボーイにオファーして、昔のリーバイスのCMみたいに、
市中引き回しの刑にしてやろう。
たとえば、勇ましいちびの仕立て屋さんにオーダーして、ちんどん屋さんみたいなパンタロンにして、来年のハロウィンで、
「時間ですよ」のマチャアキの扮装にしてみよう。
などとあらんかぎりの抑圧されたアグレッションを解放してみた。
そもそも僕は既製品に不満足だ。
僕が大学生の頃、服飾系の女の子と仲良しで、しっぽのはえたズボンとか、つののはえたパーカーとかを作ってもらった。
僕の医学部のカリキュラムが忙しくなって、あの子とは自然と会わなくなちゃったけど、元気かな?
あの子、まだ技、あるかな?
作って欲しいズボンがあるんだ。僕のお正月用の赤いコールテンのズボン。
それから来年の2月に大学の同窓会に着て行く衣装も作って欲しいんだけど。
僕らが会ってたあの頃の仲間と会うんだよ。
なごみ探偵・おそ松のシャーロック・ホームズ風のコスプレにしたいんだけど、作れないかな?
一応、バーバリーにも問い合わせてみたんだけど、取り扱ってないらしいから。↓。

そう言えば、当時は松田聖子の全盛期(SWEET MEMORIESの頃)で、聖子ちゃんはミシンのCMをしてて、
「●●で出来たタキシードが欲しい~」、<ありませ~ん>。
「だったら、作れば良い!」と言ってミシンでこさえたタキシード姿で微笑んでいたね。
ないんだったら作れば良いという発想は、涼宮ハルヒのSOS団と同じ精神だね。下は、「~の大成」。↓。

BGM.RCサクセション「ダーリン・ミシン 」


11月はおとなしくしてよう⑳~雪

24/ⅩⅠ.(火)2016 雪!
11月に雪が降るのは、54年ぶりだそうだ。
54才って言えば、サザエさんの磯野波平の年齢だ。
随分、ジジィが生まれた年だ。
あっ、僕も今年、波平と同い年になったんだっけ。ヤバイ。自爆。
そんな僕は昨日、美容院に行って、ネイルをして来た。
いつもはネイリストさんにお題を言って、インスピレーションでやってもらう。
たとえば、
「突然、長い髪をバッサリと切りたくなった女の子の心境」とか、「詩を書かない詩人が好む風景画のように」とか、
無理難題を吹っかけるのだが、無理難題を吹っかけるのは、古今東西、究極的なプロポーズだと言うので、
セクハラになるといけないから、今回は天気予報が「雪」だと言っていたから、シンプルに「猫」にしました。
撮影を大平さんに頼む。
受付の顔と名前が一致しないという意見があったから説明します。今日、白い羽毛のようなカーディガンを着てた人です。
ウルトラマンに出てくる「ウー」に似てました。雪の日だからか?
下が、ウー。ウルトラ検定テキストより。↓。

僕は動作が雑なのか、粗っぽいのか、2~3週はもつはずのネイルがたった一日で右手の親指と人差し指が剥げました。
大平さん(ウー)は、「さっき、撮っておいて良かったじゃないですか!」と言う、前向きな人柄です。
これが親指の「猫」。↓。

そしてこれが、その他の指。猫のしっぽ、足跡、餌の魚の骨などが書いてあります。↓。

ピントが合わなくて何度か撮り直して一番良い写真を採用しました。
BGM.猫「雪」