3/Ⅵ.(木)2010 快晴
木々高太郎の
~「木々」はペンネームで本名の「林」を分解して作ったようだ~
「わが女学生時代の罪」という探偵小説を読む。
若い女主人公が、
女学生時代のレズビアニスムの体験によって処女でありながら妊娠してしまったという話である。
渋澤龍彦は
「パルテノジェネーズという言葉がある。
ギリシャ語でパルテノスは処女、ゲネシスは生殖を意味するから、処女生殖ということになる。
この言葉が私にとってすこぶる魅力的にひびくのは、おそらく互いが相反する性質を示す二つの概念を
強引に一つに結びつけたところの言葉だからにほかなるまい。
パルテノスはそもそも不毛でなければならないのに、豊饒であるべきゲネシスと強引に結合せしめられる。
そこでパルテノジェネーズは奇妙な効果を発揮する。
コインシデンティア・オッポジトルム、
すなわち『相反するものの一致』といってもよいかもしれない」と書いている。
「乞食の王」とか「輝ける闇」とかいう言葉もいくらか似ているという。
悠久たる「ギャップ萌え」の歴史を感じる。
画像は中野ブロードウェイ4階で見つけたツンデレガチャポン。
面白かったので写メに撮っておいた。
「誰がツンデレよ!あんたが嫌いなだけよ!」。
まさかこんなところで披露できるとは思わなんだ。
BGM. ザ・クールス「シンデレラ」
「ガチャポン」の中身が気になります。
(注意:洒落の分からない方、ツンデレを理解していない方はプレイしない方がいいよw)