台湾紀行~①ヘソQ

4/Ⅰ.(火)2011 初日
休みを利用して台湾に来た。日本と台湾の時差は1時間、飛行機で3時間くらいで着いてしまう。
気候は日本より少し暖かいが、何故か、建物の中は寒い。韓国に行った時は、日本を夜に出て、夜中にホテルにチェックインするという強行軍だったから、それと較べ、今回は午前に出て昼過ぎに着いたから楽だ。下が、宿泊先のホテル。↓。

ホテルに荷物を置き、「川堂」という店に行く。ここでは、おヘソに3種類くらいのもぐさをつめて90分くらいお灸をする。精養に良いとの評判で、志村けんも来たことがあるようだ。お店の名前の「川堂」の「川」は四川を意味し、「堂」は四川に伝わる武術の女侠流派の名に由来するそうだ。

中国の医療では、「けいらく」という気の流れがあって、それが時刻とともに流れる場所が移るらしい。その一覧をメモにしてきた。↓。

術者の人に、「たとえば‘ひつじ’と‘小腸’は関係あるのか?」と尋ねてみた。すると、‘未’は時刻を表すものだから違う、という。
「それはそうだが、たとえば別の科学的な研究で、‘ひつじ’の‘小腸’は働きが優れている、などという因果関係が偶然に一致したりするものはないのか?」と聞いてみるも、中国では‘未’は動物の羊を表すものではない、という。
それは解る。それはそうだが、‘象徴’という考え方もあるではないか。(小腸のシャレではなく)。‘おばあちゃんの知恵袋’風に、たとえばある文化圏では‘小腸’の病気の時に‘ひつじ’肉を食べるとよいとされている、とか、ドラゴンを退治する時はとにかく沢山食べさせて胃に負担をかけろ、などという風習や言い伝えがあったら面白いと思うのだが、「中国ではちがう」とケンモホロロだ。
「伝統」や「文化」のもつ、「誇り」と「閉鎖性」を痛感する。まぁ、よく考えれば、こっちの言ってることがメチャクチャなので、向こうも困ったものだろう。「外交」はむつかしい。
さて、急に頭を使ったらお腹が減ったので、ショーロンポーを食べに行く。

ここは人気のお店で、4階だてで1番上にはVIPルームみたいのもあるらしい。ヘソ灸の人が言うには、待つときには2時間位待たされるらしい。我々は、スムーズに入れた。店員は、結構、日本語が通じて、日本語メニューもあった。
これが、ショーロンポー。とてもおいしかったです。↓。エビシューマイも、ジューシーでおいしい。

女給のスカートの裾が微妙に短いのが、気になり出すと気になるので、そこだけ注意が必要かも。
BGM. 相本久美子「チャイナタウンでよろめいて」


2 Replies to “台湾紀行~①ヘソQ”

  1. 川原先生、毎日遅くまで、診察お疲れ様です。台湾に行かれたんですね。私も、姉家族が
    転勤で台湾在住だったので、台湾2度ほど、行きました。ディンタイフォンのショウロンポウは、本当に美味ですよね!!次回は、ぜひ、上海へ行ってみてください。南翔饅頭店で、
    これまた美味しいショウロンポウが食せますよ。

    1. シンシアさん
      いつもコメントありがとうございます。上海情報、ありがとうございます。活用できるよう頑張ります。

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