ポケモンたちの楽園に、怪獣たちの横暴が目に付いた。↓。
ポケモンたちがさらわれて行く。↓。
小さいピカチュウを乱獲するゴモラ(右)とゼットン(左)。↓。
ピカチュウたちが、勇者・ミュウと結束した。↓。
命かけても、怪獣たちの次のターゲットである村のお妃とお姫様を守るつもりだ。しかし、おっとりしてる2人だ。この期に及んでお茶など飲んでいる。↓。
「ポケモン風情で怪獣達に勝てるかい?オレが助太刀するぜ」と右手に刀を持った、お侍が登場した。このお侍がこの物語の主人公。↓。
「あら、たのもしい」と姫は言う。↓。
「でも乱暴はダメですよ。良い刀は切れるだけじゃダメ。本当に良い刀はきちんと鞘に納まっているものですよ。あなたはまるでむき出しの刀のよう。助けられてこんなことを言うのもなんですが、すぐ人を斬るのは悪いクセですよ」とお妃はお説教だ。↓。
「助けてくれるのは嬉しいが、正直、不安だ。お前は何者だ!」と血気盛んな勇者・ミュウ。↓。
「ふ~ん、名前かぁ…」。↓。
「………」。お侍のお腹のアップ。↓。
何か思いついたようだ!
「オレの名は、お腹ぺったんこの助、とでも呼んでもらおうか」。↓。
「はははは」「ほほほほ」と空気が和む。↓。
つられて、お腹ぺったんこの助も、「へへへへ」と笑う。↓。
「さぁ、お腹ぺったんこの助さんよ。総攻撃はいつにする?」勇者•ミュウが歌舞伎のポーズだ。↓。
「まぁ、待て。オレが様子をみてくるから、合図を送ったら総攻撃だ、乗り込んで来い!」。↓。
怪獣の住まいに、自分を用心棒に、と売れ込む、お腹ぺったんこの助。「まぁ、呑もうぜ」と一升瓶を片手に乗り込んだ。↓。
怪獣達を油断させ、ベロンベロンに酔っ払わせた。↓。
「しめしめ」。酔い潰れた怪獣達。↓。
「さて、合図を送るか…」。川にピカチュウを泳がせた。↓。
「ほれほれ」と鼻唄まじりに、ピカチュウを川に流す、お腹ぺったんこの助。↓。
しかし、怪獣が気配に察した。「こやつ、裏切ったな。とっ捕まえろ」。↓。
囚われの身の、お腹ぺったんこの助。↓。
「しかし、今、我々はベロンベロンだ。いくらポケモンとは言え、ここで乗り込んで来られたら、マズイぞ」とバルタン星人が言う。「そうだな、あっちにゃ、最強のポケモン・ミュウもいるぜ」と、お腹ぺったんこの助が不安を煽る。心理戦だ。
怪獣達は焦った。「どうにかしろ。さもないと、拷問だぞ」。↓。
「わかった、わかった。拷問はご免だ。合図を教えるよ。」と、お腹ぺったんこの助。
「ピカチュウを流す、が、突入、で、他のポケモンを流したら、やめ、だ」。バルタン星人は、「よし、他のポケモンを流せ!おい、お腹ぺったんこの助、も手伝え!」。↓。
「そうか、それ~」。↓。
「どんどん、流せ~」と焚きつける、お腹ぺったんこの助。↓。
「おっ、合図だ!」。↓。
「ふー、やっと終った。やれやれ。呑み直すか」と怪獣達が油断してうたた寝したところ。↓。
ミュウを大将とするポケモン軍が乗り込むぞ。↓。
怪獣達をやっつけた。↓。
「はははは。合図なんてのはな、はじめから一つ。ポケモンを流したら乗り込めだ。ピカチュウも他のもなしよ。ポケモンはみんなポケモンよ」と作戦が命中してご機嫌な、お腹ぺったんこの助。↓。
「ありがとうございました、お腹ぺったんこの助さん」。↓。
勇者・ミュウが、お腹ぺったんこの助に直訴した。「私を弟子にしてくれませんか?」。二人で「D」と「C」で「DC(弟子)」の人文字を作るが、鏡文字になってしまったのもご愛嬌。↓。
「オレは弟子をとらない主義よ。あばよ」と立ち去る、お腹ぺったんこの助を見送るポケモン達。↓。
「See You~」と声をかけるお妃の正体は、BABYMETALのスー・メタルだった。「あなた、ちゃんと鞘に納まりなさいね」と老婆心が声を掛ける。↓。
「わかってるぜ。ほら、この通りよ」と、お腹ぺったんこの助、の左手には鞘が。↓。
見事に刀を鞘に納めた。これでこそ、本当の名刀だ。↓。
「面白い男だったわね。お腹ぺったんこの助」と、皆で、お腹ぺったんこの助、のポーズを真似て、おしまい。おしまい。↓。
こんにちは。受付うかいです。
今回は、黒澤明監督作品【椿三十郎】のオマージュです。
先生は今回のブログを改めてみて「なかなかいい作品だよね。さすが黒澤明だな」と言っていました(笑)
椿三十郎といえば三船さんで、それはもうめちゃくちゃかっこいいのですが、わたしは一緒に戦う仲間たちも大好きです。
このブログではミュウとピカチュウにあたりますね。
その中には、加山雄三や田中邦衛もいます。加山雄三はイケメンですよ。
久し振りに観たくなってきました。