売れっ子キャバ姫はウルトラマン

15/Ⅵ.(土)2024 はれ 大岡山北口商店街でワークショップ、スイカも売っていた。

この記事も「心のゴミ箱」兼用です。はじめてここを見て「ゴミ箱って何?」って方も「ゴミ箱」が何かわからなくても、この記事だけで楽しめるようにはしてあります。

 

「愛のハイエナ」がYouTubeでもみれるようになって、山本裕典がホストになるシリーズがより身近に見られます。このシリーズは歌舞伎町編から始まり、大阪ミナミ編へと展開します。主役は山本裕典なのですが、ライバルの先輩ホスト(年下)や彼らを取り仕切る「軍神」こと、心湊一希(みなと いつき)の存在なしには再生回数がここまで伸びなかったでしょう。

今回お話したいのは、僕は「ミナミ編」の最終回を10回以上みてるのですが、それは最終回を大いに盛り上げるドラマを生む「売れっ子キャバ姫」のカッコ良さゆえです。何かノスタルジーのようなものさえ感じていて、「この感覚に似た体験が有る」と自分史を振り返ったほどです。

ミナミ編最終回は並み居るホストが、自分の指名客は店に呼ぶのはなしにして、初回客だけを相手に誰が1番売り上げを出せるかを競う真剣勝負です。ライバルたちが各々売り上げを伸ばす中で苦戦する山本裕典。もう閉店まで時間がないラストチャンス、山本裕典についた客が「売れっ子キャバ姫」。歌舞伎町で人気ナンバー1の「ノア」がテキーラの観覧車を入れてもらうなどその差が広がると、姫は山本裕典をその細く長い人差し指で指さして「負けてるじゃん」と励まします。ノアとの差は「20万円以上」ついています。山本裕典はもはや敗北感で姫の前でもやけになっています。すると姫は「勝って欲しい」「頑張れよ」と声を掛けますが、山本裕典はもう試合放棄をしてるかのような顔。そこで姫が動きます。「じゃ、お酒入れてあげるよ、2個ね」とその細長い指でVサインを作ります。まさかの逆転勝利を暗喩するかのような「Vサイン」。「炭酸」と姫は言い放って、それをワイプで見てるニューヨークの屋敷が「缶酎ハイか?」と食い入る中、画面に飛び込んで来た「炭酸2個」とは「高級シャンパン2本」だったのです。ここでシャンコ(シャンパンコールのこと)が起きます。姫はマイクを握り「指名したホストが負けるのが嫌だから、勝たせにきました」と言い、お約束の接尾語「ヨイショ!」と言いました。「私も稼いでいますから」って、なんてカッコE女でしょう。山本裕典はこのおかげで30万超の売り上げを上げ優勝します。周りのホストは本気で悔しがります。ノアにいたっては「なんですか?最後のシャンパン2本って」と唖然とします。

そこで思い出したのです。僕の既視感を。それはウルトラマンです。

幼稚園の頃、兄の横で白黒の特撮空想テレビ番組をみてた。それが「ウルトラQ」。その後、マーブル模様の白黒の不気味な音楽が吹っ飛んで総天然色カラー真っ赤な背景に白抜きの文字で「ウルトラマン」。僕らの時代の到来だった。テレビの時代。ウルトラマンはベムラーという怪獣がやってくるのを追って来て地球に不時着。自分とはまったく関係ない惑星に次々と現れる怪獣を僕らのためにやっつけてくれる。なぜ、わざわざM78星雲から無償で地球の平和のためにやってきたのかはよくわからないが、僕は幼児体験として、本当に困ったらそのことを解決できるもの(ウルトラマン的なもの)が僕の前にやってきて僕を救ってくれると信じて疑わなかった。ウルトラマンはピンチの時に颯爽と現れて物事を解決するとササッと帰ってしまう。そんな姿がまぶたに焼き付いていて、そんなウルトラマンの既視感を、夏の売れっ子キャバ姫にみてとったのでした。

今は待遇が改善したと聞いたが僕らの頃は、研修医の2年間の給料は月給5万円だった。あとは夜勤代などで生活した。家賃6万円弱のアパート代を払うと手元に何も残らず、酒なども安い酒(電気ブランなど)を買って一気にあおって、町内をランニングして酔いを回したりした。飲み会は先輩が出してくれるから当直以外は毎日誰かに呑みに連れてってもらっていた。看護婦さんもみんな一緒に呑みに行き、解散後、同じ方面の帰り道ラーメンが食べたいと同じ方向の看護婦さんにおごってもらっていた。一度、餃子も追加で食べたくて騒いでいたら看護助手の男の子が「僕におごらせて下さい」と300円位する餃子を奢ってくれた。それはさすがにいけないらしく、翌日先輩に「看護助手の給料はお前と変わらないんだからおごってもらっちゃダメだ」と怒られた。これは有名な話になり僕は同期からも「看護助手に餃子を奢らせた男」とちょっとした伝説になった。

当時は看護婦さんたちが優しくてお菓子やおにぎりなどの軽食をくれた。「RCサクセションの新しいビデオが出るんだけど3500円もするんだ」と飲み会で看護婦さんに話したら、数日後に、そのビデオをプレゼントしてくれた。そのうち僕はお金を稼げるようになるのだが彼女らに何かを要求されたことはない。今なら寿司や鰻やしゃぶしゃぶくらい奢れるのに。ウルトラマンみたいに見返りを求めないんだよなぁ。言ってこないんだよなぁ。

BGM. 山本裕典ホストになる大阪編最終章


38 Replies to “売れっ子キャバ姫はウルトラマン”

  1. 川原先生、こんばんは。
    優しいお気遣い、ありがとうございます。

    彼氏と別れたと知り合いの女性が泣きついてきますが、1週間も付き合ってないんだから、そんなに騒ぐことじゃない気がします。

    というか、お付き合いしている男性から別の男性に乗り換えたんだから、自業自得でしょと思いながら、彼女から電話が鳴る度に憂鬱です。

    電源切っていても、着信履歴は残りますし…

    そう彼女にはっきりメールしました。
    疲れるなあ…

    P.S.
    川原先生も慎ましく暮らしていた時期があったんですね。
    何となく少し元気をもらえました。

    1. 佐保さん、OHA!

      あなたも優しいから友達の相談が多いのでしょう。中々聞いてくれる人がいない人に「つかまると」大変ですよね。
      はっきりと「こっちの方が大変なんだよ!」とも言えないでしょうし。心中察します。
      スルーしましょう。履歴は残ってもダメージは少ない方が良いです。

      はっきり言うのも「手」ですね。お疲れさまでした。

      PS,僕もそんな時代があったことを忘れないように謙虚に生きて行こうと思います。

      サンリオのキャラ大決まりました。

      https://www.youtube.com/watch?v=GozisXhNIJc

  2. こんにちは。今日は寒いですね。

    先週まで色々あったからか疲れていて、休む時間ができたのに、なんだか休まらないのは何故ですかね。
    寝てもスッキリしないし、ぼんやり動画を見ても逆に疲れるし。
    美味しいものを食べても、美味しいな〜くらいで。

    心の底からの笑いが足りないのですかね。
    そんなにドカンと笑うことも確かにないのですが、それって作り出せるものなんですか。笑
    お買い物など、やっていて楽しいことは沢山ありますが、お腹を抱えて笑うって意外と難易度高めです。

    戦わなくては行けない時、やはり論理が通っていないといけません。気を張りますよね。見る目も厳しくなります。

    日頃から、人を見るときは意識的に少し甘めにします。それで良いと思っています。
    ですが、甘めに接しているという自負からか(笑)そこを舐めた対応されると、結構怒っちゃうんですよね。

    それにしても、何ですか、この変な天気は。。

    1. Mさん、こんにちは。

      今日は黒のズボンの上に黒い生地の「セーラーム―ン」のTシャツ、リュックはいつものモノクロの山口百恵のプリント柄(バッタもの)に寒いからもう1枚、地下アイドルの「クラウドファンディング」に寄付した時に報酬でもらったウインドブレーカーを着て来ましたが、上から下まで真っ黒で、いっそのこと黒でトータルコーディネートしてる人たちと「シャドウズ」なんてグループを組みたい気分です。シャドウズ、の活動内容はみんなで黒い服を着て集まって「陰口を言う」。あまりゴミ箱と変わりませんね(笑)

      Mさんは先週まで色々ありましたからなんだか休まらないのは、僕の勘ではきっと「喜怒哀楽」の感情が腑に落ちれてないからじゃないでしょうか。特に「怒」。
      あなたは賢いから覚えてると思いますが物理で習った「エネルギー保存の法則」というのがあって、この世のエネルギーは常に一定だから、どこかにぶつけないと収まらない「怒」を平和的&優等生的にスルーしてると結局、一周回って自分に帰ってきて、自分の「怒」のエネルギーが自分を攻撃して、自家中毒みたいに疲れるんですよ。「攻撃」から「身を守るため」に防衛機制といって心の働きで攻撃を和らげるために「現実感を薄く」しますから、それは「怒」だけに限定出来ないから「喜」や「楽」にも影響を及ぼして、美味しいものを食べてもイマイチ。楽しいものも同様です。エヴァ風に言えば「A-Tフィールド」ですね。多分、あんまり関わりたくない人が周りに多いからなのでしょう。心中察します。

      戦う時にある程度、「理論武装」は必要です。それは闘いのためにではなく、自分への「正当化」のためです。本来、戦わなくてはならない状況になるのがベストで、万一そうなったら「勝ちゃいいだけです」。「歴史とは勝者の記録」です。勝ったもんがち。負け犬の遠吠えなど無視で。Mさんは、育ちが良いし気が利くし子供っぽいから「戦い」は似合いませんが、やれば強いですよ。肝っ玉座ってるし、学校で鍛えられてるし、正義感も強いくせに挫折も知ってるから、敵に回したくない人物です(笑)

      人間はみんな不完全ですから鷹揚に生きるのが良いですね。僕はまわりの人間は金魚で、金魚の中に鯉が一匹いる、と自分を位置付けてますから、あまり腹が立ちませんよ。ま、あんまり舐めたマネされたら、酔った振りして殴ります。その時様にポケットにはいつも握れるもの、小石とかを持参してますよ。小石なら「職質」にあっても怪しまれないしね(笑)

      この天気はきっと誰かさんの涙雨だと思う。ではまた~

        1. Mさん、こんにちは。

          僕は仕事柄、性善説、で生きて来ました。つまり、医者や看護師や福祉や子供や動物に関わる仕事をする人はみんな献身的な良い人ばかりなんだと。
          でも最近、疑ってみるようになりましたね。時々、悪人が紛れ込んでるから注意しないと。
          世の中は必ず最終的には「良い方向」に進みますがそのための伏線回収のための「伏線」が引かれまくっていますね、最近は。
          だから悪い奴に利用されたり搾取されたりしないよいうに戦う覚悟は必要だし、大事な子供たちを悪い世の中から守るのもみんなの大人の役目です。
          心の目をしっかり開いて善悪を見極められるようにしておきたいですね。
          これらの苦労は「伏線」だから必ず「回収」されて、「幸せな生活」になるから、そうなるまで頑張ってね。ではまた~

  3. 大雨から一転、今日は夏の日差しですね。少し外を歩いただけでジリジリ日焼けしそうです。
    以下非公開でお願いします。

    1. めろんのめさん、こんばんは。

      僕の趣味は手書きでコピー用紙にマンガを描くことです。これは学生時代に、授業中、ルーズリーフに描いてた作品たちの名残りです。
      親子の絆を扱った作品もあります。
      「オレの秘密」というタイトルで主人公は「オレ」です。
      「オレ」はその正体をずっと家族に隠していました。しかし、いつまでも隠せるものでないと思っていてふとしたきっかけで家族に打ち明けます。
      「実はオレ、天才、なんだ」
      思い切って秘密をバラしたら意外にも家族の反応は、
      「あ~、それ、知ってたよ」
      というオチです。「オレ」は必死で秘密にしていましたが、一緒に暮らしてる家族にはとうに気付かれていた、という天才の誤算を描いています。

      こんな日差しがジリジリと暑い日には、女性アイドルが真っ黒に日焼けしたピンナップを月刊アイドル雑誌に掲載し始める季節でしたが、ジュブナイルの思い出は陽炎のようで遠い昔の時代です。
      それだけ僕も年を取った訳で、めろんのめさんの坊ちゃんなど「孫」のようです。何でも買ってあげるし、何でも力になってあげるから困ったら言うと良いです。
      力なら、…ある、と思います。
      ではまたね

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      たたかい続ける人の心を
      誰もがわかってるなら
      たたかい続ける人の心は
      あんなには 燃えないだろう
      傷つけあうのが こわかった昔は
      遠い過去のこと
      人には人を傷つける力があったんだろう

      よしだたくろう、「イメージの詩」の歌詞の一部です。

      https://www.youtube.com/watch?v=ql8lav7vP20

      ところで、「役立たず」の「定義」が必要ですね。役に立つ人間ってどんな奴だ?立川談志なら「都合のいい奴」とか言いそう。ではまた~

  4. 先生こんにちは。私はお昼ごはんにズッキーニのパスタを食べました。

    私の兄はなぜ私の結婚式に来なかったのか、ずっと考えてしまいます。
    私の結婚式に実の兄が欠席することは私の顔を潰すことになること、私の夫や招待客から「なんで?」と不信感を持たれること、夫に失礼であること、兄は欠席することでいろんなマイナスを想像できたと思うのに、それでもなぜ来なかったんだろうと思うと心が苦しいです。両親もなぜ兄が欠席することを許したんだろう?と不思議です。どうせ私より兄の方が大切なのでしょうが。
    病気や交通事故だったとか、理由をはっきり言ってもらえればまだいいのですが、そうも言われてないので一体何故だったんだろうとずっと考えてしまいます。
    自分の結婚式には私たち一家を招待してきたので、結婚式を大切に考えていないわけではないと思います。そして私たちは兄の結婚式に出席しています。
    「結婚式には少なくとも兄には出席してほしい。それが普通だ」と思っていた私の考えが古いのでしょうか。それとも幼い頃からきょうだい仲は特に良くなかったのでこれが私の「通知表」なのでしょうか。
    姪も生まれて何年も経つのに会ったことがありません。これからも会えないのかなと思うと悲しいです。

    1. あざらしさん、こんばんは。僕はズッキーニは食べれますが見た目が「キュウリ」に似てるから普段は口にしません。ズッキーニって響きってユッキーナに似てませんか?
      そんな話はどうでもよくて、問題は「結婚式欠席問題」です。
      「眠れる森の美女作戦」を考えたのですが、どうでしょう。
      「お兄さま、眠れる森の美女のお話覚えてらっしゃる?祝宴に呼ばれなかった魔女の呪いで、姫は15才になる時、糸車の針に刺されて深い眠りにつくのです。昔ばなしには集合的無意識といってすべての人に共通する普遍的な真実が隠されているから、眠れる森の美女的に言えば、結婚式を欠席したのは魔女の怒りを買って姫が15才になる時に大変なことがおきますよ、よろしくて?もしそれを未然に防ぎたいなら結婚式を欠席したことを私たちにきちんと謝罪して姪にきちんと会わせなさい。それが本当は怖いグリム童話の教訓よ」などと言ってみるのです。…ダメですね。失礼いたしました。

      僕は子供の頃、眠れる森の美女の絵本が怖くて表紙が見えるだけで泣いてしまいました。それは魔女がドラゴンになる、とか、お城が茨で包まれる、とかの挿絵が怖かったからではなく、「糸車」が怖かったのです。うちの実家の二階の真ん中の部屋に二段ベッドがある部屋があって、そこに使ってないミシンがあって、そのミシンが旧式なものだから「これが王様が国中の糸車を焼いてしまったのに残された最後の糸車なのでは?」と空想したからです。そんな不吉なものが家にあるなんてすえおそろしいではないですか。そんな僕の恐怖心を救ったのが王子と王女のキスシーンだから、僕は子供心に「キスとは尊いものだ」と思い、かつ耳年増だったから「遊女は体を許しても唇はお慕いあげる方のために許さない」と聞いて、「なるほど!」と膝を打つ早熟なのか幼稚なのかわからない複合体のような子供でした。川原思ひ出ころころでした。ではまた~

      1. 先生おはようございます。
        先生はきゅうりがお嫌いだからズッキーニもダメなんだと思ってましたが、食べられるには食べられるのですね。ズッキーニってナスらしいですしね。
        ズッキーニとユッキーナ、似てますね(笑)
        昨日は兄と両親について考えすぎてしまい暗い気持ちでした。そんな中ご丁寧に返信してくださりありがとうございました。
        兄からの謝罪はないと思うので「一生呪ってやる」という強い気持ちで生きていこうと思います。親が死んだ後、兄と法事やら何やらで揉めないか、そもそもちゃんと連絡がつくのかということも不安ですが、まだ起きてもないことを心配するのはやめておきます。

        1. あざらしさん、こんにちは。

          調べたらズッキーニが日本にやってきたのは1980年ころらしく、1962年生まれの僕からすれば「ぽっと出」です。何も先輩の方から合わせてやる必要はないでしょう。セロリは好きじゃないですが、昭和30年代に入ってきてる「ちょい先輩」なので無理して食べてますよ。僕の思想は体育会系ですね。

          きょうだい、ってすごく仲良いか、すごく仲悪いかですね、そんな気がします。僕は親戚付き合いがなく、きょうだい仲は悪く、お互い生きてるか死んでるかも分からないし、仮に死んでも情報が入って来るパイプがありません。ひょっとしたら、もうとっくに死んでるかもしれません。まぁ、それはお互い様だからいいのですが、中途半端に関係があると面倒くさいですね。
          結婚式に参加しなかった、で思い出したのですが、最近、アンジャッシュの渡部を結婚式のスピーチに呼ぶ「お前が言うなバブル」が到来してるそうです。
          ユッキーナのキャバ嬢でお馴染みの「愛のハイエナ」でやっていました。渡部のスピーチ上手ですよ。ゲストの女子も最初は「絶対いや!」とか言ってたのに、本番の映像をみたら「頼みたいかも」と鞍替えしてましたから。良かったら見てみて下さい。ではまた~

          https://www.youtube.com/watch?v=lxEgq2y93nM

  5. ありがとうございます。
    今日はだいぶ疲れが蓄積してしんどさを感じていたのですが、先生のメッセージに心がじんわり温かくなって少し元気が出ました。
    心ってどこにあるんでしょうね。でも本当に温かくなったんです。

    1. めろんのめさん、こんばんは。

      私も自分のマンガがひとの心に感動を与えるような作品に昇華されたとは夢にも思いませんでした。違うか。
      医学部では「心」はどこにある論争はよく起きます。「脳」派と「心臓」派が二大派閥ですね。医学史をやってる先生には「肝臓だと考える時代もあった」と聞きました。
      何の教授だったかは忘れましたが、心はどこにあるのですか?、と聞いたらためらいなく「脾臓(ひぞう)だよ」と答えてくれた先生がいて、それも自信満々にマイナーな臓器を挙げてたから学生時代の僕は「このひとは変わってるなぁ」と感心したものです。川原思ひ出ころころでした。ではまた~

  6. 何と書けばいいのか、わかりません、ということを書きたかった。
    昨日、生れてはじめて、診察室で泣いた。
    体の疲れと調子の悪さ、今日は極にまで来ている。歯医者をキャンセルした。
    このままでは、到底・・・・・・・・。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      この気候は滅入りますね。さすがの僕もグロッキーです。朝から自由が丘でカレーなんか食べて余計な労力を使ったせいかもしれません。
      「われら青春」の主題歌でいずみたくシンガーズは「涙は心の汗だ たっぷり流してみようよ 二度とは戻らない今日のために」と歌っています。

      こんな日は誰かが泣いているのかな?と思います。涙雨。三善英史の艶っぽい「雨」も好きですが、今日は「帰らざる日のために」を。ではまた~

      https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%81%84%e3%81%9a%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%81%8f%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%80%80%e5%b8%b0%e3%82%89%e3%81%96%e3%82%8b%e6%97%a5%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab&mid=5ED47AF0858263D83CF65ED47AF0858263D83CF6&FORM=VIRE

    1. Mさん、こんにちは。

      おかしな天気で免疫力やアレルギー系統がやられますね。
      「裸の王様」は、「愚か者には見えない生地で作った服」を着てパレードします。大人は「愚か者」だと思われたくないから見えないものを見えたふりして賞賛します。そこに沿道にいた子供が「王様は裸だ」と叫び、王様も家来たちも大人たちも「裸なのか?」とザワザワし出します。僕の言う「子供っぽい」とは「裸の王様」の子供のイメージです。
      まずは「マチュアだ/インマチュアだ」という前に「成熟」の「定義」を決めるべきですね。

      「非公開希望→返信から推測されたくない」と「非公開→やりとり希望」の選択肢良いですね。でも、「ロー・リスク、ハイ・リターン」って「未熟」かな??採用するか要検討です。ではまた~

  7. 川原先生、先程はありがとうございました。

    わたしはいつも診察の日だけは大岡山で贅沢をして帰宅するのですが、北口薬局でも涙が止まらず、泣きながら帰宅…
    川原先生は言霊があるからと諌めて下さいましたが、わたしはもう素敵な誰かとは結婚できない気がしています。
    というより、恋愛も何もかも、「手が届かない」贅沢品になってしまいました。
    自分が世界で1番ダメな女性に思えて、
    悲し過ぎて涙が止まりません。

    1. 佐保さん、こんばんは。

      ピンクの占いの本が「恋愛関係」なので代わりに占ってあげました。
      結果は、「頭でいろいろと考えるのをやめなさい」ですって。燃えよドラゴン、みたいですね。
      今日は夏至なのに雨ですね。天候のせいで狂わされちゃってるんだと思います。きっと天気のせいです。
      やまない雨はないです。大丈夫です。なんとかなります。しあわせのルートはあるから、やり過ごしましょう。ではまたね。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      その通りだと思います。「青春に終わりはない。始まりだけである」これは北山修が「25才のばあすでい・コンサート」での朗読の一節です。
      僕は今週は「カレー縛り」で、ひとり大岡山カレー博覧会をやってました。近々記事にしますので、お楽しみに。ではまた~

  8. 川原先生、占い、ありがとうございます。
    あの後、お薬を飲んで寝たのですが、起きてしまいました。
    天候のせいかしら、それともリ…を抜いたせいかしら?

    様子を見たいと思います。

    でも、寝たら少し落ち着きました。
    やっぱり睡眠って大事ですね。

    1. 佐保さん、OHA!

      睡眠は大事ですね。
      佐保さんは「録音」してると思うけれど、僕からのメッセージやエールはそこに入ってる物だから聴き直してくれればいいけど、
      あるレポートだとひとのコミュニケーションで「何を言われたか」という「内容」が伝える割合は全体の「30%」くらいだと言います。
      残りの「70%」は声のトーンや話し方、態度、表情、身振り手振りなどの仕草、二人の作り出す場の空気などだから、テープに残ってるメッセージは伝えたいことの声のトーンや話し方を含めてもメッセージの「半分以下」だと思います。
      表情や仕草に関しては昨日は気象病で僕もグロッキーだったから、あまり「やさしく」してあげれなかったかもしれません。
      もう少しやさしく出来たのではと思っています。これからはそうしますね。大瀧詠一が薬師丸ひろ子に作った「すこしだけやさしく」をどうぞ。
      あなたの主治医・川原達二

      https://www.youtube.com/watch?v=GG1mYX9YVW0

  9. 「純粋桃色大衆」という本を買いました。判らないことの答えを解くカギは、「心身相関」にもありそうです。出来れば、この場で教えてください。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      随分とむちゃぶりですね(笑)
      「心身相関」とは、一般的には「頭が痛いと気分もすぐれない」とか「風邪をひくと気持ちもすさむ」みたいなどっちかがどっちかに引っ張られることを言うのでしょう。「運動をして汗をかいたらスッキリした」とか。
      森田療法では「精神交互作用」という言い方をします。たとえば「不安」になると「胸がドキドキ」します。「ドキドキ」は気になるからドキドキを止めようと思います。しかし、そもそも心臓は動いてないと死んでしまうので心臓は動きます。意識を心臓に向けるとドキドキが感じられます。これを取り除こうとするとかえってドキドキが強く感じます。この悪循環を精神交互作用と言い、森田療法ではドキドキは「あるがまま」にして、症状を消そうとするのではなく、目の前のやらねばならないことに目を向けなさい、と指導します。これを、「気分本位」を「目的本位」にする、と言い、まさに森田療法の肝です。
      精神分析では「ヒステリー研究」の中で「器官言語」という発想が出て来ます。ヒステリーとは心理的なストレスを体が請け負ってくれる転換反応のことを言います。ストレスで「耳が聞こえなくなる」「足が動かなくなる」など、これらは例えば家で両親がずっと夫婦喧嘩してる子の「耳が聞こえない」のは生活には不自由ですが「いがみ合い」を聞かなくて済む利得もあります。お姉さまの旦那さんに恋してしまいましたが、それは道ならぬこと。しかし恋心は燃え盛ります。ここで「足が動かない」と過ちを起こすことがない利得があるのです。このように「どの体の部位が請け負ってくれるかを分析すればストレスの原因の究明に役立つかもしれない」という考えです。「どうしても納得出来ない人」=「飲み込みづらい」、「過度に我慢してる人」=「慢性便秘」、「頭で考えてることと行動したいことにギャップがある人」=「ギックリ腰」などです。そして日本は言霊の文化、ダジャレ文化でもあります。「言いたい、のに言えない人」=「胃が痛い(胃痛い)」、「思ってることが言えない人」=「胃炎(言えん)」、「悪い仲間(否定的な自己)と手を切りたい」=「リストカット」など。
      以上、日本語文化圏の心身相関は奥深く簡単に済まされることではないので、もしこれらがヒントになれば幸いです。カウンセリングにつなげてくれると嬉しいです。
      あと、どうでもいいですが、「心身相関」って響き「近親相姦」に似てません?イントネーションが違いますね。失礼しました。

      この虚しさや生きることへの億劫さは、きっと「風邪」のせいだろう、と歌う吉田拓郎の「風邪」は「心身相関」の歌だと思います。「伽草子」に収録

      https://www.youtube.com/watch?v=ylLwWTA6H4Q

  10. 身体、精神の調子が良くないので、来週の木曜日に診察で行きます。情けない限りなんですが、よろしくお願いします。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      了解です。今、「心身相関」の返信コメントを送ったところですよ。続きはカウンセリングでやってもらって下さい。今は、心のターニングポイントですからね!
      ではまた~

  11. 「心身相関」で無茶をさせてすみませんでした。何回も出して、ごめんなさい。もともと、このことは、「こんなはずじゃなかった」というあることが原因で、聞いたんですが、残りはカウンセリングでやってみます。
    そのカウンセリング、来週の木曜にとろうと思ったら、満杯で、ちょっとがっくりです。森田療法で言う「目的本位」行為は、一応したんですが、とても精神科医、カウンセラー以外には、理解不可能な内容で・・・・。
    先生の言う「ターニング・ポイント」の意味が分からないのですが、治癒への道、到達には遠そう・・・・・。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      「無茶」と言ったのはジョークですよ。これを読んでくれてる読者たちへの「啓蒙」も兼ねるので丁度良いかと思ったほどですからね!
      カウンセリングは来週火曜の夕方なら行けるんですけどね…検討してみて下さい。

      ターニングポイントとは、文字通り「分岐点」であまり深い意味はないですが、「勝負所ですね」という強調文です。
      コメントは何回出してくれても構いませんよ。そのための記事ですから「反応がない」のは寂しいからむしろ大歓迎です。ではまた~

  12. 火曜日にカウンセリング取れました。18時です。
    ついでなので、27日の診察をキャンセルして、火曜日に診察も入れました。
    心が重たく、体も重たくなっているので、何とかしたいです。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      スーちゃんから聞きました。了解です!
      心の重さと体の重さは「心身相関」ですね。気象もあるでしょうね。悪いなら悪いなりに、雨なら雨で定まってくれれば自律神経はそんなにやられないから。「気温差」「気圧の変化」が憎いのです。なんとかなるでしょう。根拠はないけれど。ではまた~

  13. なんか、三日前ぐらいから、朝だけ左ひざが痛いです。しばらくすると元に戻りますが、何なのか分かりません。本当に体重が重くて、ひざがまいっているか、歩いていて、フーフー言うのも、体重の重さから? 薬を飲んでいますが、まわりはすぐ「医者に行け」と言います。もう少し様子を見て、考えようと思います。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      この天候だから仕方ですね。
      膝はつらいですね。「一歩が出ない」のは「今はその時ではない」という体の判断なのでしょう。
      いつも頭を使ってるからたまには体の言う事を聴きましょう。様子をみましょう。
      ブルースリーじゃないですが、「頭で考えるな、肌で掴め」というのはどうでしょう?ではまた~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です