大岡山デート~天麩羅&真子ちゃん

25/Ⅸ.(水)2024 くもり 大谷53本塁打ー55盗塁、更新中!「ノーベル平和賞」も?

しかし、大谷翔平には驚かされますね!ここのところ一部で評判の大岡山デートの新作の初っ端は、大谷が「51-51」を達成した日のスポーツ紙の1面です。東京中日スポーツ。

ニッカンスポーツ。

スポーツ報知。

スポニチ。

サンスポ。

産経新聞は1面にも大谷翔平。

何が起きても「阪神が1面」なのはデイリー。

大谷の記事を裏に押しやります。でも、このように大ニュースが出たから皆同じになるより「自分の一大事」を大切にした方が全体主義にならず戦争を防げそうだから、こういう新聞も必要ですね。

大岡山デートの始まりです。

さてお昼はどこで食べましょう?僕が日曜日にひとりで行くのは近所の蕎麦屋です。蕎麦焼酎を飲みながら、

つまみは、シウマイと、

もつ煮。

メインは生姜焼きです。目玉焼きのトッピングが嬉しいですね!おかずが一品増えた感じです。

 

平日によくいくランチは大岡山北口商店街のそば縁「さかもと」。ライカのカメラ、カメラマン・心理の松井さん。

最近のマイブームは、天丼のご飯つゆだく。

これは店主が特別に作ってくれた「ピラミッド型」、エビ天丼。

あっ、そうだ!せっかくだから天麩羅にしますか?自由が丘に「天一」があってカウンターに座れば目の前で天麩羅をあげてくれます。自由が丘なら大岡山から頑張れば歩いて行けるし急行電車なら一駅です。じゃ、ご飯は天麩羅にしましょうね。天麩羅はあとの楽しみにして、何して遊びましょう?

クリニックの診察室の皆さんの後ろをレコードで埋めた話はしましたよね。

この上の2枚のLPは時々、気分で張り替えます。今回は、石野真子の「バイバイコンサート」をメインにして、対をなすのは沢田研二にしました。ジュリーがライバル、だからです。

とは言え、石野真子とジュリーでは格が違いすぎます。勿論、真子ちゃんの歌からとったオマージュです。

今回のデートは石野真子の魅力をあなたにも布教したいので真子ちゃんデートにします。これは当時のアイドルグッズ。児童用トランプです。

背表紙はこんなでして、

ジョーカーは2枚、絵が違います。

スペードのK・Q・J。

ダイヤ、

クローバー、

ハートです。

 

それでは石野真子のコンサートに行った気にさせてあげましょう。これは今から10年くらい前に僕が実際に行ったライブです。

石野真子35th Aniversary TOUR 2013「しあわせのレシピ」、場所は、shibuya O-EAST。ライブハウスにはパイプ椅子が並べてありました。皆高齢だから着席してみるためです。僕は真ん中当りの席。ステージはすぐそこ。いよいよ、オープニング。真子ちゃんは、ピンクとオレンジの中間のような色のドレスで登場!
ドレスには、ビーズの様な素材が織り込まれてて、ライトに照らされて、キラキラと輝く。バンドは、ギター・ベース・ドラムス・キーボード&シンセの5人。
まずは、最新アルバム「しあわせのレシピ」から、「ダダダーンと何曲か」新曲を歌い、皆、ゆったりと席に座って聞いています。
石野真子はいったん引っ込んで白いワンピースに衣装チェンジして再登場!
それはスカートの上に、それより短いスカートを重ねて、そのまた上に短いスカートを重ねたように幾重にもなっていました。歌は、白い色が意味するかのように1stアルバム『微笑』の曲を中心に、「私はオレンジ」と「雨だれのワルツ」。「私はオレンジ」は、谷山浩子の作品です。♪私を食べて~今すぐ食べて~♪という歌詞を石野真子は、「当時、意味も判らず歌っていた」と苦笑しながら述懐してました。このライブでは石野真子がギターの弾き語りをします。そのアコースティックなスタイルで、「ぽろぽろと」と「失恋記念日」を披露しました。石野真子はギターを抱えておしゃべりをするコーナーで、長い時は30分くらい喋っていたこともあるらしく、バンマスのギターの人が言うには、「それがまた好評だった」と。確かに、昔から、石野真子の話しは面白いです。
ギターを引っ込めると、石野真子は元気よく、「シングルをやりましょう!」と言ってヒット曲「春ラ!ラ!ラ!」を歌います。すると、今まで何処に潜んでいたのかと思った程、いきなり!、右斜め後方より親衛隊の掛け声がかかります。
「エル・オー・ブイ・イー、ラブリー・マコちゃん!エル・オー・ブイ・イー、かわいい、マコちゃん!」。親衛隊の人は、白の揃いの特攻服を着ていて、おそらく、僕より年上。これが着火点になった気がする。続いて、「私の首領(ドン)」を真子ちゃんがメドレーで歌うと、♪私のドン♪の「ドン」でジャンプする人がチラホラ。右手の人差し指と中指を揃えて伸ばして、残りの指はグーに握り、おでこに2本の指の爪の部分をあてるポーズでジャンプ。もう我慢できない、と言わんばかりに、席から立ち上がる老(若)男女。その様子をみて、歌いながら真子ちゃんは、吹き出したように笑って、嬉しそうな笑顔で、マイクと逆の手の平を天井に向けて、その手の平を下から上にやさしく持ちあげたのが合図で、一瞬にして会場はオール・スタンディングに。おそらく、これが、shibuya O-EASTの本来あるべき姿なのでしょうね。
「私の首領(ドン)」で火が点き、「ジュリーがライバル」「ハートで勝負」といったヒット曲を立て続けにフルコーラスで歌って、真子ちゃんはステージを右に左に何度も行き来して、会場の2階や奥や隅っ子の方のファンにも手を振りながら歌って、それはファンとの再会をマコちゃんが懐かしがっているようで。オール・スタンディング状態のファンは手を振ったり、「マコちゃーん!」と呼びかけたり、手拍子をしたりして、再会を喜んだ。そして、親衛隊は会場の後の隅で、他のファンの邪魔にならないように、「エル・オー・ブイ・イー~」というエールを送っていて。あぁ、こういう光景は懐かしいなぁ、と僕も感慨にふけって。アンコールの催促の掛け声は、「エル・オー・ブイ・イー、ゴー・ゴー、マッコ!」。マコの間に八分休符が入るのが正しいアクセント。会場一体となって、「エル・オー・ブイ・イー、ゴー・ゴー、マッコ!」が連呼されます。
アンコールに応えて、マコちゃんは真っ赤なワンピースであらわれ、皆への感謝を述べ、「そしてやっぱり最後は」と、「この曲がなければ、皆さんと逢えなかった」と言って、「狼なんか怖くない」のイントロが流れて、これがクライマックス。皆、総立ちで、いい大人が、右手でキツネ(狼)の形を作り、「狼なんか怖くない」を歌って大盛り上がり大会。楽しかった。

石野真子は、このライブの数日前に「徹子の部屋」にゲスト出演、きっとライブのプロモーションなのでしょう。番組は、黒柳徹子が石野真子に関する情報を事前に調査し、それを質問して行くという進行。そこでは、「石野真子は実はキューバでは国賓的な扱いを受けている」とか「アイドル時代、キャンディーズやピンクレディーや石野真子の親衛隊同士は仲が悪く、会うとすぐに喧嘩になっていたが、それを(アイドル連合)としてまとめ仲良く応援しようと尽力したのが、
石野真子の親衛隊だった」というエピソードが紹介され、こういう自慢話や美談は、ライブのトークで語られてもいいネタでふさわしい、と言っても良いのに、だけど、石野真子はそういう話しは一切しない。勿論、そんなマコちゃんだから当時の暴露話やぶっちゃけトークなんかは当然しない。ただ、「35年、あっと言う間だったね。…色々、あったか(笑)。皆もそうでしょ?」としか言いません。月日は経って、人生は出会いと別れの連続で僕も色々あったけれど、真子ちゃんと出会った関係性(アイドルとファン)に終りはない。僕はそのことを確認したかったのではないでしょうか。

 

さぁ、ここまで付き合ってくれたからお腹も空いたでしょう。約束通り、天麩羅に行きましょう。僕は冷酒にします。高校1年の冬期講習で仲良くなって「ピンクパンサー2」を一緒に観に行った子の名前が真澄ちゃんでした。真子ちゃんと同じ漢字の「真」澄。今回の冷酒は、真澄、にしました。

大根おろしに天つゆをかけるとこれだけでアテになります。

海老の頭。天麩羅屋さんはまず海老から出しますね。

海老、一本は塩で、

一本は檸檬で食べます。

これはキス。さて、なぞなぞです。魚がキスしたよ。どんなチュウだった?答え、「海中(カイチュウ)」「水中(スイチュウ)」。

椎茸の中に海老。

アスパラ。

子持ちの若鮎。妊娠中に子持ちししゃも、を食べれなかったという優しいレディーを思い出しながら、

穴子。片方はカレー粉と塩で、もう片方は天つゆで食べました。

穴子の骨はデートを記念するかのように、ハートのマークです。

舞茸。

栗。

鯛を大葉でくるみました。

最後の〆は「かき揚げ茶漬け」です。

お腹も、今回の記事の写真もいっぱいでしたが、最後はお茶漬けのようにサラサラ行きましょう。

今回の大岡山デート、いかがでしたか?支持者がひとりでもいれば継続する企画です。

BGM.  石野真子「天使の落書き」


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