症例T・K  高校生男子 「離人症」

27/Ⅸ.(金)2024 雨 受付&NSの新制服の試着、始まる

映画「ベルリン天使の詩」で、広場にいる「天使の像」は退屈です。それを表現するように映画は中盤まで白黒で風景が流れます。みてるお客さんにも「天使の退屈さ」を共有させる狙いか?と思うような退屈さです。それが急展開、「空中ブランコの美女」が出てから映画の世界はカラーになります。このように、男の子のモノクロームの世界を総天然色に代えてくれるのは古今東西、女子の存在だというお話です。

高校の時の教室は校舎の1番上の階で、僕の席は窓際の1番後ろだったから、授業中にぼんやりと眺める無人の校庭は殺風景だった。僕は、ある日、その風景が白黒に見えて、体育の授業で走ってる生徒達もカラクリ人形みたいに見えた。今思うと、「離人症(りじん・しょう)」だったのだと思う。

 

離人症:現実感が失われること。①内界意識離人症。自分は変わってしまった。自分だという実感がない。②外界意識離人症。周囲のものに実感がない。外界と自分の間にベールがあるようだ。景色や花を見ても美しいと感じない。③身体意識離人症。自分の身体、手足、顔が自分のものだと感じられない。自分の身体が生きていないようだ。(精神科ポケット辞典、弘文堂。より一部引用)

離人症は、精神科の症状の中で唯一と言っていいのではないか、自己申告の症状なので、誰からも気付かれなかった。むしろ、僕は明るく騒がしい人気者だったし。そんな頃、僕が考えたのは、この世はひょっとすると、猿山のちょっと頭の良い一匹の猿がみている夢で、その猿が目を覚ますと、僕も友人も家族も総理大臣も、みんないっぺんにこの世から消えてしまう、人類とは猿の夢の中の登場人物で、猿が目を覚ますと、跡形もなく消えてしまう世の中かもしれない、などと考えたりしていた。
そんな時代の話である。
僕は離人症を抱えてはいたが、授業中はうるさかったから教師達が参ってしまい、僕は島流しのように、教室の1番後ろの廊下側に移された。右側には真っ白い壁があった。僕は、授業は半分上の空で聞いていて、ふと頭によぎった考えや、思いついた発想を、その白い壁に書いて行った。ポエムや4コマ漫画や不条理な絵で、クラスメートからは「面白い!」とか、「もっと書いて!」と言われ、休み時間には皆が僕の周りに集まって、授業が始まると、皆は席について前を向き、僕1人、横を向いて壁にずっと何かを書いていた。これは他のクラスの生徒の間でも評判になって、見学に来る人も増えた。僕の学校は中高一貫校で、僕の中学の時の担任が噂を聞きつけ様子をみに来た。そして、「次の授業中、川原は授業を聞かなくていいから、落書きを全部、消すように」と砂消しゴムを2個渡した。仕方ないので、僕は言われた通り、消していたのだが、折角書いたのに、勿体ないなと思った。今みたいに携帯電話がある時代なら、写メとかに記念に撮っておけたのに。授業では、何とか文明の遺跡が発掘されたとか、パピルスがどうとかで、当時の古代人の生活ぶりを解説していた。僕は壁の落書きを消しながら、たった今、隕石が地球にぶつかって一瞬で、人類が滅亡して、偶然、僕の書いた白い壁だけが何億年後かまで残って、未来の歴史学者に発見されて、
「当時の地球人はこんな生活や思想だったらしい」
と推理され、未来人の歴史の教科書に僕の絵が載って、学校で教えられるようになったらいいな、と空想して、そうして、今、ここで一生懸命、勉強しているクラスの連中の努力も水の泡になればいいのにと思ったものです。

その頃の離人症をライカで再現してみました。

離人症の表情。カメラマン・心理の松井さん&監修・心理の徳田さん。

シウマイを食べるが味気もしない。カメラマン・心理の松井さん&演技指導・心理の徳田さん。

美味しい御馳走も砂を噛むようだ。

原因は名探偵ピカチュウでもわからない。ここからのカメラマンは受付の羽田さん。

心配して寄って来るシロウサギ。

2大会連続で金メダルをとったスケボーの堀米くんのマネをしてメダルをかけてもらったカビゴンを抱いても何も感じない。

人の心を見抜くエスパーニャンコに言わせれば、「それは心が虚しいからにゃ」。

ポチタを抱いても、

キメラ長官を抱いても、世界は白黒。

そんな中、未来を予知できる「スパイファミリー」のボンドは、天然色の未来をみせる。

ジャジャーン。それが石野真子でした。

石野真子の登場で僕の離人症はケロッとよくなりました。

下はほぼ当時の僕です。

調べてみたら、石野真子のデビュー曲「狼なんか怖くない」は、1978年3月25日の発売で、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」が1978年6月25日。真子ちゃんとサザンってどちらも、1978年デビューの同期なんですね。

BGM. サザンオールスターズ「わすれじのレイドバック」


38 Replies to “症例T・K  高校生男子 「離人症」”

  1. 異様でもなんでもない、私も離人症に一時的になったと思われるふしがあります。②と③の気がありました。それでそのあと、地下鉄内でパニック発作にかかったのです。
    前の医者で、薬屋で処方薬をもらい、歩いていたら、その気が出てきて、「これはいけない」と走ったのがまずかった。
    当時の体重106キロ。きついジーンズを着ていて、JRは、帰宅時でおお混み、地下鉄で帰ったら、息苦しさと、閉鎖恐怖症気味になり、パニックへ。しばらく、恐くて電車に乗れなくなりました。3年か5年間ぐらい。
    次にタクシーで行った時、当時の医者にうまく説明できず、「不安緊張」とか言われました。
    あれからジーンズは、いっさい履いていません。

    1. ぴぴさんも離人症経験者なんですね。
      ひとと仲良くなる秘訣は共通の「好き」を見つけるのではなく、共通の「嫌い」を見つけることだと言います。良いとこより、悪口の方が盛り上がるからでしょう(笑)
      そういう意味ではひとが仲良くなる秘訣は「得意分野」が同じより、傷つきが同じ体験のある方が良いかもしれないから、僕らは仲良く出来そうですね!
      ぴぴさんはジーンズ履かないんですね。僕もしばらく履いてませんよ。楽なゴムのズボンを愛用してますよ。ではまた~

  2. 川原先生、おはようございます。

    私も、高校生の時に、学校帰りの道を歩いていて、ふと「ああ、いつのまにか世界が白黒になってしまった」と思った瞬間がありました。それは、初めて家族と離れて高校の近くのアパートに祖母と住んで、まもなくだったかな。3回目の引越しの時でした。「離人症」なんて言葉は知らないけれど、いつのまにか、もうずっと前から「うつ」とか、そういう何か精神のバランスを崩している事を初めて自覚した瞬間でした。世界がカラーに戻ったのは、やっぱり、恋した時だったかな。その恋が終わるとやっぱり白黒にもどるのですけれど笑。
    今は、知らないうちに総天然色に戻っています。身の回りに大切な人が増えたからでしょう♪♪

    この記事を読むと、「ベルリン天使の詩」って、分かりやすく離人症を表現している映画だし、ライカのカメラを使ってわかりやすく体感的に離人症を表現出来るんですね。「離人症」の教科書の文章より、感覚的に分かりやすいです。さすが先生!!

    「ベルリン天使の詩」って、ほんの少し前にある映画館でリバイバル上映していたんですよね。平日の朝の時間限定で。大きなスクリーンで見てみたかったです。

    1. いずみさんも離人症経験者でしたか。仲間ですね!
      恋の力は偉大ですね。いくつになっても「恋に恋する心」を捨てずにいたいものですね。

      「ベルリン天使の詩」の手法は前半白黒で観客に「天使」の退屈さを強制的に共感させオチへとつなげるもので、それは「涼宮ハルヒの消失」の前に「エンドレスエイト」で8話同じ話を視聴者にみさせうんざりさせ長門のバグを共感させる方法に似ています。
      また白黒とカラーの使い分けは、普段は元気がない主人公の世界観を白黒で、ハッスルコーラを飲むとカラーになる、クレージーキャッツの映画「くたばれ無責任」のパクリだと思います。だって、クレージーキャッツの方が先だから。

      映画じゃなくてネットフリックスですが、モノマネ芸人はみんな「地面師」の「ハリソン」のマネをしてかぶってるそうですが、ここに来て急に「極悪女王」に急展開させられてるそうです。「極悪女王」のせいで「地面師」はもう古くなっちゃったそうですよ。ではまたね~

  3. さっき、午前10時半頃に、ロックのブルーレイを見た時にも感じたのですが、私の場合、1日で、一番、調子がいいのは、午前中から、午後12時にかけて。こういう時は、音楽を聞いても、苦痛じゃありません。でも、そのあとになると、もうダメ。極端な話、人の声さえ、苦痛に思えるほど、うつになってしまいます。ちゃんと予防の鎮静剤は飲んでいるんですが。
    だから、先生へのコメントも時として、うつ気味になる。
    どう書いたらいいか分かりませんが、疲れてない時も、そうなりますから、これはなんだろうと・・・・・。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      昨日地区優勝を決めたばかりの大谷翔平が今日もホームランと盗塁を決めたと聞き、僕の気分はご機嫌です。
      さて、話は「うつ病」に変わりますが、通常は「日内変動」と言うのがあって、「うつ」の場合、朝が調子が悪い人が多く「モーニング・デプレッション」とか「朝うつ」と呼びます。
      これは体質的なうつ病の場合に顕著です。
      逆に、朝から午前中は良いのだが、夕方くらいから調子が悪くなる日内変動の人もいて、それは大抵「疲れ」か「ストレス性」のうつ状態です。
      今の時期は気象の変動に自律神経が乱れそれの調整をするため脳が疲れてますから「脳疲労」とか、ぴぴさんの場合は「ストレス性」も考えられますね。この二つがセットで来てると考えたらどうでしょうか?
      ブログは「ゴミ箱」兼なので、「うつ気味」なコメントでも全然構いませんから、気にせず使って下さいな。ではまた~

  4. 川原先生、こんにちは。
    お疲れ様です。

    離人症……
    ある一時期、わたしも罹患していましたね。

    ところで、この記事の1つ前のわたしのコメント、「ボッタクリ」は、無料セミナーの最後で法外な価格の有料セミナーに強引に勧誘されたので、断ったら、めちゃくちゃ感じ悪かったです笑

    そんなお金があるなら、とくださんのカウンセリングにかからせてもらいますよ!

    ちなみに、めちゃくちゃ有名なカウンセラーだったけど、「先生」って呼ばれるうちに勘違いしちゃった系ですね笑

    わたしも時々は占い師として、先生って呼ばれてましたが、自分がお客様よりエラいだなんて思ったことは一度も無いですし、これからもそうありたいです。

    1. 佐保さんも離人症経験者でしたか。同志ですね!

      ボッタクリで思い出したのですが、羽賀研二が詐欺か何かで捕まりましたね。3度目の逮捕らしく、過去2回は逮捕された年に巨人軍が優勝してるらしく、今回羽賀研二が逮捕されたことから、「今年も巨人が優勝だ!」と一部の巨人ファンが騒いでいるそうです(笑)

      「実るほど頭が下がる稲穂かな」を座右の銘にしたのは山口組三代目組長の田岡組長だそうですが、やはり大親分ともなると謙虚なものですね。蛭子能収の初期の傑作マンガ「なんとなくピンピン」でも謙虚じゃない人が最後にひどい目に遭い、「謙虚じゃないからこうなった」という言葉を残しています。

      その点、佐保さんは謙虚で偉いですね。美徳と言うべきか。
      カウンセリングの件、徳田さんに伝えておきます。きっと励みになってモチベーションアップにつながると思うからありがたいです。ではまたね~

  5. 「ベルリン天使の詩」って、映像感覚はすごいんですが、理屈的によくわからない映画でした。いかにもドイツ的な鋭い綺麗な映像感覚。
    実際、大昔のウーファという会社の作っていたオペレッタ映画と呼ばれたものはともかく、その前か、あとあたりに作られたアベル・ガンスという巨匠の作った「ナポレオン」にしても、フリッツ・ラングの作った「メトロポリス」にしろ、サイレント映画の時代では、当時の最先端の美術感覚を持っていて、どこか鋭く、神経質的に感じましたね。昔の「民族の祭典・美の祭典」というオリンピック映画も、ドイツでしたね。
    一気に飛んで、80年前後には、「ブリキの太鼓」、見ごたえのある映画でしたが、見終わったあと、くたくたになりました。見どころだらけで、気持ち悪いシーンが多くて。あれ見ると、ドイツ映画がダメになったのは、やはりナチのことがあったから、と思わせます。
    そこへ「ベルリン天使の詩」が出てきて。あれ、当時の日本のインテリにすごく受けましたね。受けるのも分かる気がしたな。どこか、哲学的で。でも、もう一度、見てみたい気もします。1回か、2回しか見ていないから、覚えていないシーンも多くて。
    時々、自分が総天然色から白黒になったりする時、離人症のことでなく、そういう心になっても、外へ出ると変わる時があります。最近は、住んでいる家の中の光景にも飽きてきたから、可能な範囲内で、外に出ようかという気になる時があります。
    あの「ベルリン~」には、実は続編があって、劇場で見ましたが、まあ、ひどい内容で、作らなきゃよかった映画だなと、見終えて思いました。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      さすがサブカルに詳しい、本領発揮ですね!
      僕はこのコメントから何も連想が浮かばず、何とかひねり出して、ドイツ出身のプロレスラー、プロレスの神様・カールゴッチ(カールクラウザー)は、実はベルギー出身でした、という豆知識くらいです。
      後は、「ベルリン~」という略し方すると、ベルハーを思い出すな、ってことくらいです。
      大谷はついに今度JALで大谷ジェット機という旅客機が飛ぶそうですね。ANAのピカチュウに並びましたね。まだ残り試合があるからもう少しホームランを打って盗塁も60くらいして欲しくて出来れば打率も上げて三冠王も取って欲しいですね!今の日本で明るいニュースは大谷翔平くらいですから!
      今日はこれから勉強会です。ではまた~

  6. 川原先生、1週間、大変お疲れ様でした!
    わたしはとある精神疾患の自助会に参加して来た帰りの電車の中です。

    今回で2回目ですが、スタッフの皆様、優しくてあたたかく、手厚いおもてなしをしていただいて、参加者の皆様も話しやすく、楽しく有意義な時間を満喫してご機嫌です(*´ω`*)

    素敵な男性スタッフさんに帰りの出口までエスコートしていただき、ちょっとだけデート気分も味わえました(男性不信のリハビリ?)!

    川原先生をはじめ、皆様のお力をお借りして、少しずつ、マイペースで病気から回復していければと思います。

    今後ともよろしくお願い致します♪

    1. 佐保さん、OHA!

      自助会、お疲れさまでした。おもてなしというか、エスコート良かったですね。確かに!男性不信のリハビリになっていますね!!

      これからも協力してやっていきましょう。僕はおいしい紅茶を飲んで気分はご機嫌、目もぱっちりで仕事に励みます。

      よろしくどうぞ。ではまたね~

  7. 川原先生、連投失礼致します。

    今しがた、家族にまつわるとんでもない悪夢にうなされて、起きてしまいました。

    誰かに大丈夫、ただの夢ですよって言ってほしい真夜中です……

    とくださんのカウンセリング、早く受けられるように頑張りたいです。

    1. 佐保さん、こんにちは。

      夢は、無意識に抑圧したものを寝てる時にクリーニングしたものの名残りです。だから悪夢の方が「掃除をした」甲斐はあるのだと思います。
      睡眠学的には「REM睡眠期」に夢をみるとされ、「REM睡眠期」は睡眠の後半に分布が多く、だから寝起きに夢を覚えていることが多い証拠で、あまりにありありと覚えてるのは眠りが浅いのかもしれません。
      先にも言ったように「抑圧したもの」を夢でクリーニングするからその際、無意識の内容は「検閲」を受けますから、夢の直接的な内容がどうのこうのは関係ないですよ、正夢も逆夢も予知夢もないです。「ただの夢」ですよ。
      德田さんのカウンセリング早く受けれると良いですね!
      德田さんにも伝えておきますね!!
      ではまた~

  8. まあ、金持ち(中流ですが)の愚痴をたれさせてください。
    庭のウッドデッキの老朽化がひどく、それを全部、撤去することになりました。
    労働も大変ですが、木を切るのは、職人さん何人かが来て、チェーンソーかなんかで、切るしかありません。素人がのこぎりでやれるレベルじゃありません。職人さんでも、3日はかかるでしょう。
    あとは、切った木をまとめ、我々が、専用のトラックに運ぶわけですが、とりあえず、トラックが来るまで、下に置いとくしかないです。
    問題は、費用です。見積もりを最初に出して、話し合った末、始めるわけですが、今、うちは、ぜいたくをしているわけでもないのにお金の所持が少なく、もしかしたら、私の少ない貯金から、少し出すことになるかもしれません。
    隣の二人は、今、生活するだけで精一杯という状況なので、向こうを頼るわけにもいかない、そうするとこちらに負担が来る。出すより減ることで困るわけです。これからの色々なことに響いてくるから。使えない箇所、使える箇所と、資金源も様々で、色々なやりくりに今、うちは「うーん」と言っています。
    かといって、肝心の「食べる」ことには響いてこない。その分は、ぜいたくといえばぜいたく。でも少なくとも、6ケタの高いお金が必要になりそうで、これは、やはり我が家の財政に響きます。
    これから、色々起こります。今は、情勢判断できず。私の場合、腰痛と坐骨神経痛の持病があるので、どれだけ手伝えるかどうか・・・・・。
    とりあえず、見積もりです。そこからです。あと、今はこのことを、心の中で棚上げしておくことです。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      僕も金持ち(中流ですが)の愚痴を。
      「デデデデ」の特装版のコミックスセットが届いたのですが、超デカく、超重く、置く所ないです。
      話しは変わりますが、今日(10/1)からBS12で高倉健特集が始まります。
      亡くなってからのドキュメンタリー映画「健さん」が放映されます。
      今週は3日間やって、その後は毎週水曜日に網走番外地シリーズがあるみたいですよ。

      僕は土曜日に懇親会があり「鰻」のコースを食べましたよ。一匹半くらい食べたのではないでしょうか。ではまた~

  9. おととい、「ハード・ボイルド」っていう香港映画、ドンパチや爆発シーンが、20分から30分も続くような映画を見て思ったんですが、それは、自分の心の奥底には、「お前ら、全員殺してやる。死ね! みんな死んじまえ!」みたいなものすごい攻撃的な殺意が眠っているのでは? ということでした。ヤンキーやギャル、昔、自分をいじめた連中でなく、正反対の現代のテクノロジーの先端をいき、カタカナ用語連発して、すましている気取った鼻を高くしているような奴らが気にくわなくてですね、一発やったろか、とか思うわけです。
    ああいう連中を皆殺しにしてやりたい、銃やマシンガンなんかで。
    子供っぽい発想かもしれませんが、精神病を理解しようともしない、「あんなの単なるさぼりだ」とか思っている連中も、殺してやりたい。いくら理屈言っても、通じないんだもの。
    皆さん、色々な思いを持っていて、欲求不満がたまっている、そういう気持ちを持っているから、そのために、ああいう映画があるんでしょうね。健さんも文太さんのやくざものもそう。
    何しろ今は、「暴言」でさえ禁じられている世の中です。店員さんに、不本意なことされて、こちらが注意しても「申し訳ありません」の一言もなかったら、暴言を吐きたくもなりますよ。
    何とか電気ってところがそうでした。約束も守らず、違う日時に、商品の運搬日時を決める電話がかかってきたので、「何言ってんですか! 約束と違うじゃないですか! そちらの約束を守るために、こっちの日時も合わせてあるんですよ。ふざけたこといわないでくれよ!」と言ったら、「そのための電話です」「こちらは商品を買った立場だぞ! 勝手に運搬の決める日時を指定されても困るんだよ!」「そのための電話です」
    あれ今考えたら、AIにやらしたのかもしれない。異様でしたもん、向こうの落ち着き方。同じことばかり言うし。
    このように理不尽なことが続くと、殺したいやつが山ほど出てくる。
    ああ、私は、穏やかだと思われている。穏やかというより、のんびりしてるだけです。そっちのほうが楽だから。
    でも、世の中、理不尽なことが多すぎる。無視するにも、限界あり。今に見てろよ。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      本来、人間は非常識で自分勝手で放っておくと何するか分からない無秩序な生き物です。
      しかし、それでは社会は成立しませんから「ルール」や「常識」や「法律」を作ります。
      だからこれらは本来は不自由な物でどこかでガス抜きしないといけません。
      そうしないと犯罪者が出ます。犯罪者はそういう抑圧された社会の象徴でありスケープゴートですから、「あんなことしちゃいけない」と皆でつるし上げて叩きます。それもガス抜きであり、「やっぱりやってはいけない」ブレーキになります。
      そういうことを作品に昇華して代わりに発散してるものを芸術というのでしょう。
      談志がいう「落語とは人間の業の肯定」というのも似たような意味だと思います。
      ちなみに、カウンセリングは何を言ってもいい場所だというのはそういうからくりです。
      ではまた~

  10. 若い人には、全然興味のない話を一つ。
    私が興味のある、いわゆる70年代のB級アイドルは、池田ひろこだけですが、結構、その手のアイドルの曲を集めたCDも出ているみたいで、アマゾンで見てみました。
    シングル盤には入っていても、CDには入っていないレア曲があるB級アイドルも、結構、いるみたいで、まだまだ中古レコード屋さんの需要は高そうです。
    2000年度の初めだったか、音楽雑誌を見たら、「池田ひろこなどのB級アイドルのシングルを求めています」みたいな中古レコード屋さんの広告がありました。
    考えたら、70年代にTBSテレビで夕方やってた「ぎんざNOW!」って、B級アイドルの宝庫でしたね。
    その番組も、大阪の「ヤングおー!おー!」も知らない和製ロックバンドがずいぶん出てました。
    もう昔の話・・・・・今のアイドルたちって、30年ぐらい、いや50年ぐらい経ったら、どういう風に評価されるんでしょう? もうその頃は、いいおじいさんか、亡くなってるでしょうけどね、私も。

    1. ぴぴさん、OHA!

      池田ひろ子、世代的には知ってるはずですが、僕は記憶にないですね。YouTubeで「恋のABC」というのを聞きましたが、確かに当時のアイドルシーンでは受け入れられないでしょうね。ロックテイストが強いというか、フィンガー5、みたいな路線を狙ったんですかね??タイトルも「ABC」だし。

      僕は昨日の夜に、録画をまとめてみまして、まずはラジオの「月曜ビバリー昼ズ」。普段は高田文夫と松本明子なのですが彼女が舞台のためピンチヒッターで磯山さやか。
      夜はリアタイでBS-TBSで「平成のグラビアアイドルの変遷」をみました。カズレイザーが司会で討論者が、熊田曜子・現役グラビア56才元シェイプアップガールズ・そして磯山さやかでした。
      磯山さやかと言えば「金曜日のおんな」ですが、片割れの「金曜日のおとこ」松村邦洋は笑点の演芸コーナーで棒立ちになっていました。通常運転でした(笑)。しかし、笑点はこないだの柳沢慎吾といい、演芸コーナーは攻めてますね。数週前は久しぶりに、ハリセンボン、の漫才をみました。
      朝に「エンタの神様」をみて、さらば青春の光、と、ザ・ギースが続けてコントをやってたからそこだけ編集して残しておきました。きっと何度もみるでしょう。

      池田ひろ子、からズレてしまいましたね。すみません。何しろ知らないもので。ではまた~

  11. 熊田曜子かあー、今では「懐かしい」の一歩手前に感じます。私も、目がキレイで可愛いから好きでしたよ。
    「エンタの神様」って、あえて失礼なことを言えば、まだやってたんですね。よく見てましたよ。「キング・オブ・コント」は、まだ見たことがないです。
    お笑いもロックも一種の「ガス抜き」の役目もありますね。昨夜、アマゾンのストリーミングで、ザ・フーのファーストを聞いたんですが、キース・ムーンのドラムが暴れまくってました。ああいうのも、いつも聞いていると疲れますが、ガス抜きには、なりますね。
    昔のロックって、どんなにうるさいものでも、その音楽の向こうにどこか「健康的」なイメージを持ちますね。その健康的とは、うまく言葉で表せませんが、やってる演奏が暴力的でも、本人自身は、本質的にゆがんでないということ・・・というか。
    音楽によっては、私自身はそう見えますね。
    「平成のグラビアアイドルの変遷」って、見たかったですね。色々な人がいたものなあ・・・・。
    法律ってのも、必要なものがある反面、色々迷惑なものもありますが、私は外に出る時はタバコは吸いません。カワクリに行くときも、行きも帰りも。だいたい喫煙所そのものがないし、外でも、最高12時間ぐらいなら、吸う気にならないから。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      エンタの神様、は特番ですよ。キングオブコントは面白いから見て下さい。審査員を誰がやるのか「?」だけど。
      「けいおん」ってアニメ、みたことがありますか?あの軽音楽部を立ち上げたドラム担当の「律ちゃん」の憧れのドラマーは、キースムーンという設定です。アニメの中でもそのエピソードは出て来ますよ。
      平成のグラビアアイドルでターニングポイントとされた人物は2名、「癒し」を取り入れた「優香」と、バラエティー対応が出来る「山田まりあ」でした。
      僕は小倉優子にハマってる時に、よく神保町の書泉ブックマートの地下のアイドル写真集コーナーにグッズを買いに行っていたものですよ。
      ではまた~

  12. 川原先生、丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

    B型事業所、決めてきました!
    とても清潔でランチが200円で食べられるところです。

    今度の月曜日に受給者証を発行していただくためのヒアリングがあります。

    遅くて来月からかしらん。

    月曜日、水曜日、金曜日と通うつもりです。
    川原クリニックは水曜日か金曜日、B型事業所の後に通えれば助かるなあと考えています。

    がんばるんば!
    ……ユンケルは飲まないですが笑

    1. 佐保さん、こんばんは。

      いいところが決まって良かったですね。
      これから手続きがあるのですね。
      あまり最初から飛ばさないように、無理しないでやりましょう。
      ユンケル必要になっちゃったら…、と心配になりますよ。ではまたね~

  13. 川原先生、こんばんは。
    もし、まだ今日、お仕事なさっていても、このコメントのお返事はご無理なさらず……

    お気遣い、どうもありがとうございます!

    いやー、ある程度忙しくしてないと、周りの人間から無制限に依存されてしまうので、これで良いんだと思いますです。

    最初から飛ばし過ぎは「十中八九NG」ですね、重々、存じ上げております笑

    やっと、失敗から色々学んで、せめて、週休2日は死守せねば……

    1. 佐保さん、OHA!

      昨日は優しい心遣いありがとうございます!早く帰らせていただきました。

      あなたは母性的で面倒見がよく世話焼きなのに、他方、親分肌で面倒見がよく「解決マン」みたいなところがあるから頼られちゃいますね。
      自分が大変な時でも周りの人間を優先すると、童話の「幸福の王子」みたいになっちゃうから、気をつけてね。長所は短所を別の角度からみてるだけで表裏一体だからです。
      あのマザーテレサさんでさえ意地悪な記者に「あなたは世界中の子どもを救えるつもりか?」と質問された時に、笑顔を絶やさず「1番大事なのは自分です。そして余裕があったら隣の子どもをひとり助けます。それでもまだ余裕があったら隣の子を。そうやって行きます」と答えたそうですからね。
      最初から飛ばし過ぎは「十中八九NG」ですね(笑)うまいことをいいますね!ではまた~

  14. 先生、こんにちは。
    私も、書泉ブックマートでは、アイドルの写真集をよく買いに行ってましたね。もうひとつの書泉では、寺山関係の色々な本、大友昌司、少年マガジン関係の本などを買った記憶があります。
    別の書泉では、ビルの何階かにマンガ専門の古本屋があって、まんがno1の古本の創刊号を手に入れました。買っておけばよかった、と思う貸本まんがのオリジナル本もありました。
    神保町の古本街は、書店によっては、オタクにとって、ありがたい存在でした。あそこらへんの古レコード屋で、やたらと荒木一郎の古レコードを買った記憶があります。値段がわりと安かったし、荒木一郎にはまっていた時期でしたし。
    当時の優香は、20代の人向けの女性雑誌で、チャーと対談してました。チャーがポリドールにいた頃です。歌舞伎の勘三郎さんとビールのCMとかに出ていた時。山田まりあは、初期が好きで、イエローキャブ関係でも、色々好きなアイドルがいました。
    平成文化も、色々あって、個人的には楽しかったですね。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      それは多分、書泉グランデですね。あそこは二つ並んでましたね。僕は神保町はあまり行かなかったです。秋葉原の方に降りて行ってしまってましたね。例外的に、浪人時代は「芳賀書店」にはよく行ってましたよ。ネットフリックスの「全裸監督」の世界です。
      平成グラビアの番組では、色々とグラビアアイドルがいたが、結局、「AKB&坂道系」が出て全部持って行かれた、というくくり方をして終わってました。ロネッツやクリスタルズやシャングリラスが出てた映画「ガールズグループ」ではガールズグループの一大ブームがたったひとつのバンドのアメリカ上陸で終わってしまった、というロニー・スペクターの独白で終わるのとどこか似た哀愁がありました。そのたったひとつのバンドとは、ビートルズです。ではまた~

  15. 連投、失礼します。あしたでもいいですよ。
    「けいおん」は興味があっても、不勉強でして・・・・。
    主人公の唯ちゃんが、入部して、部員に「好きなギタリストは?」って部員に聞かれて、緊張して喋れないでいる唯ちゃんの前で「ジミ・ヘンドリックス?」「ジェフ・ベック?」とか聞かれて、結局軽音部に入ることになり、楽器屋へ行って、サンバーストのレスポールを買ったあたりで、何故か見るのをやめ・・・・。特に退屈じゃなかったのに、どうしてだろう? 見ながら、「唯ちゃんの手の大きさで、レスポールは大丈夫かな?」とか思ったり。卒業旅行が、確かロンドン・・・・。
    キース・ムーン・・・・ロック・ドラマーで唯一、ハイハットを使わなかった人。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      そう言いながらも「けいおん」よく知ってますね!書かれてること全部正解です!!
      RCサクセションの「バイビー逃げるんだ」というコマーシャルソングに使われた曲では、
      「ロックはもう卒業さ」とあいつが言って髪を切ります。生意気な奴だったのに何だか素直になっちゃって、きっとレスポールが重た過ぎたんだろう、という歌詞があります。
      僕はそれを聴いた時、バンバンの「いちご白書をもう一度」に似てるなと思ったものです。作詞はキヨシです。

      https://www.youtube.com/watch?v=aU4QBXZ51bI

      ではまた~

  16. こんにちは。
    「ベイビー逃げるんだ!」のCMは当時見ましたよ。RCのステージ映像で、清志郎さんとともに、毎回、注目するのが、チャボさんのカッコよさ。このクリップでの格好も、めちゃカッコいいですね。冬のロンドン? ニューヨーク? 海外ロケの映像まではいってて、しかもヘリコプターまで。「お金がかかってるな」と思いました。
    ロックを捨てると、髪型も性格も、確かに変わりますね。過去に、ひとりだけそういう例を知ってます。近くの酒屋の息子でした。
    芳賀書店は、私にとっては、毒が強すぎましたね。アダルト1本、メーカー名は忘れましたが、百合もののやつ、安い奴を買ったのを覚えています。
    秋葉原では、石丸でレコードやCDをよく買いましたが、覚えているのが、コピーガード・キャンセラーを買ったこと。今あるのか知りませんが、潜っていくような道の途中に、細かい電気のシリコンとか、小さなパーツを売っている店の並んでいる中にその店があって。親父さんのセリフ、今でも覚えてますよ。
    「ディズニーでも、大丈夫だよ。どう? 買う? 買わない?」って。親切でしたね。
    YouTubeの映像、とっておきたくて、いくつかのコピーのサイトに入ったんですが、どのサイトも入ったとたん「このサイトは危険です」とウィルスバスターの警告が出て、結局、あきらめています。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      この武道館の映像の日、僕は客席にいますよ。チャボは、RCサクセションのステージだとカッコイイですね。キヨシが死んだ時、青山でお別れの会があって、最後、出棺される時に、チャボがギターをかざして鼻向けしようとしたら、ロックに詳しくない係員に止められて、大人しくしたがったシャイなチャボ。青い森やジャンジャンで仲間と浮いてたのは3人体制の頃のRCサクセションとチャボ、社交性がないから。その時、何とか仲良くしたかった二人の最初のコミュニケーションが僕は好きで、片方が「チョコ、食う?」と自分の板チョコを千切って渡し、そうしたら相手が「うん、食う、食う」というやりとり。いかにもシャイで東京の子っぽいですよね。

      僕も石丸電気はよく行きました。3号館がレコード館で、色んなポスターのプレゼントをしてて、僕は複数枚大量買いした時に、サージェントペパーズのレコードボックスを貰いました。
      コピーガードキャンセラーも持ってましたよ。あれは僕の知ってる限り僕以外で持っていた人は、ぴぴさんが初めてです。
      随分あれでレアなビデオをダビングしました。下北沢の「DORAMA」とか渋谷のロック専門のレンタル海賊ビデオ店で借りて来てはドシドシやってましたね。懐かしい。

      RCサクセションの「ビートポップス」というアルバムの「エリーゼのために」と言う歌のサビの歌詞は「あの娘の好きな~」とロックスターを連呼していくものです。何人知ってるかで競ったものです。キースムーンも出て来ます。良かったら聴いてみて下さい。

      https://www.youtube.com/watch?v=IyqbtC32JvI

  17. 「エリーゼのために」聞きました。サビを注目して聞いたんですが、5人ぐらい知らない人がいましたね。ボーカルの不鮮明な録音のせいもあるのかもしれませんが・・・。ロック以外の音楽のミュージシャンも何人か挙がっていました。エルモア・ジェイムスとか。
    驚いたのは、ゲイリー・グリッターの名前が挙がっていたこと。ゲイリー・グリッターは、イギリスのグラム・ロックスターなんですが、全然ハンサムでなく、パワーのある垢抜けないイメージで売っていたせいか、本国に比べれば、日本では全然、人気のない人です。
    清志郎さんって「能ある鷹は爪を隠す」の典型で、本当に、昔の色々なアーティストを知っている人で、それは、世界中では、日本で一番、人気のあるアル・クーパー(アリス・クーパーではなく)というロック・アーティストが来日した時の、宣伝チラシの文章でわかりました。「まさか、アル・クーパーまで知ってるとは」と驚いたのを覚えています。だって、この曲の作詞は、清志郎さんでしょ?
    この曲は、ギターソロがいいですね。フレーズもギターの音質も。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      あの娘の好きな「ビッグ・オー」とはオーティスレデリングですね、ガガガガガ!
      キヨシが左手でマイクを握って歌うのは、オーティスのマネです。でもオーティスは右利きです。何故?
      それはキヨシがみてた初期のオーティスの写真は「反転した」誤植で、本来右手で持ってるマイクが左手で持ってるように写ってて、それをキヨシはマネたからあの独自のパフォーマンスが生まれたそうです。
      バンド編成(チャボ加入)初期のナンバーで「スゥイートソウルミュージック」という、あの夜初めて聴いたお前のナンバーが唇にくっついたままだぜ、っていう歌は、ラストでオーティスの「ドッグオブベイ」になるから圧巻です。ちなみにクリスマス時期には、ジョンの「ハッピークリスマス」になることもありました。

      https://www.youtube.com/watch?v=sseHHrVXAnQ

  18. 先生、おはようございます。
    RC、聞きました。この曲、知っていましたよ。あのラストが「ドック・オブ・ザ・ベイ」なんですか。
    オーティスについては不勉強なんですが、昔、モンタレーポップフェス67のアルバムで、偶然、聞きました。ちなみにA面が、ジミヘン。B面がオーティスでした。一番、初めが「シェイク」で、あとぶっ飛ばしていきます。清志郎さんのやる「ガッタ、ガッタ」も、オーティスの影響でしょうか? オーティスがしつこくやるんです、ライブで。すごく汗を感じさせるシンガーですよね。
    「スウィート・ソウル・ミュージック」、見て聞けば一目瞭然ですが、新井田さんのドラムがすごい! 映像で見るとワンバスに見えますが、ワンバスで、あそこまでやっちゃう。本当にワンバスなのかな。ビートが心地よいですね。RCが、「ラプソディー」以後、大成功したのも、新井田さんのドラムにも一因があったんじゃないかって思わせる感じです。
    清志郎さんが好きで聞いてたソウル・ミュージシャンで、私が持ってるのは、ジェームス・ブラウンと、アーサー・コンレーぐらいかなあ。黒人のソウルで、ゴリゴリのタッチのって、どうも苦手でしてね。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      RCサクセションの「愛しあってるかい」というムック本には新井田耕造の「履歴書」があり、そこにコウちゃんの選んだレコードが載っていて、「ドッグオブベイ」やサム&デイブ「ホールドオン」、リトルリチャード「グッドゴーリーミスモーリー」、ジミヘン「紫のけむり」、ロネッツ「ビーマイベイビー」、シルビーバルタン「アイドルを探せ」と並んでフォークルの「帰ってきたヨッパライ」がありました。
      コウちゃんは何かのライブの帰り道、車の窓ガラスを外から走って追いかけてきたキヨシに「コウちゃん、コウちゃん、俺のバンドに入れよ」と路上で口説かれて断り切れず入ったというエピソードがあります。RCサクセションの「よォ~こそ」でもコウちゃんの紹介の詞ではキヨシが、おいらこいつならと目をつけた、と歌ってますね。ノリノリの頃の、よォ~こそ、をどうぞ。

      https://www.youtube.com/watch?v=4rYAvSvIp_o

  19. 「よォ~こそ」見ました。考えたら、小川銀次バージョン、つまり「ラプソディー」の物以外では初めての「よォ~こそ」でした。
    GⅡのキーボード、いいですね。これは、いつ頃のライブだろう? 
    清志郎さんの声、相変わらずいいな。
    確か、RCがサム&デイヴのかたわれ、サム・ムーアとチャック・ベリーと一緒にやった時の大会場のライブで、ブルーデイ・ホーンズが、オーティスの「シェイク」のイントロをやって、紹介されてたのを覚えています。あれ? てことは、そのライブでも「よォ~こそ」聞いてたことになる。その時、一番初めに聞いたのが、「上を向いて歩こう」だから、違う。頭の中、混乱してる。「シェイク」は、多分、「ラプソディー」のやつです。ごめんなさい、記憶の混乱。
    「サム・ムーア最高だったぜ、イェーッ!」って清志郎さん叫んでました。これは、本当。
    このライブ、ファンの気合の入れ方がすごい。この感じからいうと、80年代っぽいですね。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      「よォ~こそ」の映像は1981年、RCサクセション初の武道館公演です。僕はレーザーとβとカセットテープ(ピンクのイヤリングがおまけについた)で3パターンを持っています。テレビでもフジテレビで放送しました。僕は浪人生でした。
      多分、言ってるのは、1982年に横浜スタジアムで行われた「THE DAY OF R&B」のことですね。これは僕は現場に行ってみましたよ。サム&デイブのデイブは何かして来れなくてサムムーアだけでした。出演順は、①サム②RC③チャックベリーで、共演はありませんでした。この日のRCサクセションは最高の出来で完全に二組を食ってしまいました。特にRCの後に出たチャックベリーは客席のノリの悪さにいらだって途中でピアノマンを交代させ自分でギターを肩にかけながらピアノを弾いてました。「THE DAY OF R&B」は、ソフト化されてますが、何故か、RCの曲はたった3曲しか入ってないので買う価値ないですよ、持ってるけど。この様子は当時、FM東京で全曲流したから音源はあるはずなので、いつか出ると良いと思っています。僕もエアチェックしたカセットは今も持っていますから誰かYouTubeにあげてくれるといいのにな。探してみますか。ではまた~

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