涼宮ハルヒの聖地巡礼~川原旅日記

12/21(土)~12/23(月)2024年

 

旅の準備は、スーツケースから。

オープン。

スパイファミリーのロイドさんの鞄みたいでしょ?バーバリーブラックレーベルのダッフルコートを着て、いざお出かけ。撮影・文化部長スーちゃん。

受付の羽田さんや皆んなに新幹線の乗り方や乗り換えの仕方を聞き、聖地巡礼の旅に行ってきます。

新幹線の中で食べる物を決めます。やはり崎陽軒のシウマイを。新幹線のホームにも崎陽軒はありましたが、たった一個しか残ってなかったから、外で買っといて正解です。

新幹線のホームの崎陽軒の棚には一個しかなかった。

ここは羽田さんのおすすめのひとつ。

焼きさけと焼きタラコと韓国焼肉にしました。

JR新幹線の駅員が意外にも親切で、切符を見せただけで「その車両ならそちらのエスカレーターで登るといいです」「でも時間があるのでよろしかったらあちらの休憩室にどうぞ」「10分前にホームに上がれば大丈夫です」「お手洗いはあちらです」と笑顔で教えてくれました。多分、鉄ちゃんなのでしょう。鉄道を愛するがゆえに、鉄道を利用するすべての人に愛を持って接する。或いは、僕に子供やお年寄りや絶滅危惧種のような、「この人は大切にしなきゃ」と思わせる何かがあるのでしょうか?駅員は「良い旅を~」と声に出して見送ってくれました。旅の幸先が良いですね。

電車で食べるものを買うとわくわくしますよね。そのためにお昼を抜いたのでした。

ワンカップの日本酒も買いました。

新大阪のホテルに泊まります。

翌朝、朝ご飯はたくさん食べました。カレーとウインナーとベーコンと目玉焼きと唐揚げ。大阪だから?バイキングに、たこ焼き、もありました。たこ焼きがあるなら、焼きそばは?と探したけどありませんでした。仕方がないので、焼きサバにしました。焼きそばのダジャレ。

甲南病院の坂はまるでハイキングコースなので和風も。つまり二人分食べる。

阪急梅田駅~御影駅へ。

阪急御影駅。

市営バスで10分 、甲南病院へ。

甲南病院は2017年頃から大規模な造成工事が行われて、2022年に甲南医療センターとしてグランドオープンしていました。撮影・警備の人。

甲南病院は「涼宮ハルヒの消失」で、古泉がキョンのために手配した病院で、キョンがいつもの世界に帰って喜びを感じた所です。

現・甲南医療センター。

「涼宮ハルヒの憤慨」の中に短編小説「ワンダリングシャドウ」があります。

ワンダリングシャドウの中で、ハルヒのクラスメートの「阪中さん」という子が出て来ます。阪中さんの家は、「北高から続く山道をどんどん下った坂の下のローカル駅から電車に乗り、さらに本線に乗り継いで一駅行ったあたり…SOS団が毎度集合場所に使う駅とは逆方向の…なかなかの高級住宅街」とあります。

ここで推理です。「北高から続く山道をどんどん下った坂の下のローカル駅」=「甲陽園駅」から電車に乗り、さらに「本線」=「阪急神戸線」に乗り継いで一駅行ったあたり…「SOS団が毎度集合場所に使う駅」=「西宮北口駅」とは逆方向の…なかなかの高級住宅街」、つまり阪中さんは芦屋から通学しているんだろうなと思われます。

その裏付け。旅の前に復習した、「涼宮ハルヒの消失」の映画で、クラス名簿で「涼宮ハルヒ」を探すが載っていない時に一瞬、みえる阪中さんの住所は(漢字こそ違うが)芦屋です。

御影駅~西宮北口駅の途中、「阪中さん宅のある芦屋川駅」。

電車は、西宮北口駅、に到着。

これはアニメの「タクシー乗り場」の画角。

聖地巡礼の写真。

ここはキョンが自転車をよく止めて撤去されてた場所。現在は駐輪禁止。

アニメから駅前の時計台。

聖地巡礼の写真。

北口駅前の待ち合わせ場所。アニメから。

北口図書館。

ここには涼宮ハルヒシリーズが「訪れてみたい日本のアニメ88箇所」に選ばれた時の記念プレートがあります。

ジュンク堂書店の「ハルヒ・コーナー」。

「長門有希の100冊」を集めてました。

長門有希の100冊とは、こんなラインアップです。(北口図書館資料より)

「涼宮ハルヒの憂鬱」のラストで、キョンとハルヒが閉鎖空間から戻って来て日常が帰ってきた象徴として使われた電車。アニメから。

同じ画角で。

ハルヒたちが行きつけのたまり場、喫茶店ドリーム。アニメから。

今もドリームは移転してあります。

こんな寄せ書きノートが有志によって置いてあります。

長門有希の頼むクリームソーダ。

実際にクリームソーダを頼んでみました。

クリームソーダを飲む長門有希。

クリームソーダを飲む川原。撮影・お店の人。

飛び出し注意の看板。ハルヒ。

みくる。

長門有希。

朝倉涼子。

聖地巡礼ってこういう街のいたるところにキャラがいておもしろいですね!

下は交番にもハルヒがいます。

駅前のご当地自販機。

一缶2500円です。

回数を決めてやります。「5回」にします。一回目。長門有希です。撮影・順番待ちの人。

二回目も長門有希です。

三回目でハルヒが当たりました。

ハルヒはりんご味。アクリルキーホルダー付き。

上履き味、って何だ?(笑)

上履きのゆえん?アニメより、朝倉涼子からキョンを守る長門有希。

谷口の横浜胡麻団子風味。

朝倉涼子はおでん味ですって。朝倉らしいですが、飲めるのかしら?

朝倉涼子と言えば、おでん、です。映画「涼宮ハルヒの消失」上映時に発売された関連グッズ。

全部にシールもついています。しかし、ハルヒ・長門有希・朝倉涼子が当たったのはすごいでしょう。

西宮北口駅~阪神香櫨園駅へ。徒歩10分 中央図書館へ。

途中、「朝比奈ミクルの冒険」に出て来た「オアシスロード」がありました。

香櫨園図書館は、アニメでキョンが長門を連れて行く図書館のモデル。

これが実物。

中は撮影出来ませんから味わって来ました。こんな感じでした。

光の入って来る感じとか。

「涼宮ハルヒの消失」のラストシーンでも出て来ます。このソファらしき物に座って来ました。

阪神香櫨園駅~甲子園駅へ。

北口図書館でこの資料を見つけ、資料2枚目のマップを見ながら甲子園付近の聖地巡礼って何だろうと探索して見つけたのが…徒歩10分

徒歩10分 。ららぽーと甲子園内にある西宮市の情報発信スペース「クリエートにしのみや」。ららぽーと、の広いエリアのトイレの横の隠し部屋みたいなところだから誰も気づかないと思う。

ここは、西宮、を発信するために行政から委託されたスペース、そこのお姉さんが詳しくて色々教えてくれました。下が中の様子。北高の教室と部室を再現しています。

ここにシールを貼って来ました。

「涼宮ハルヒの驚愕」のパネルなど。

みくるちゃんのお茶を入れるセットです。

ハルヒとみくるが校門でバニーガール姿で配って教師たちに制止された配布物の再現。

長門有希の100冊コーナー。

「ハイペリオン」だけはこちらに置いてあるそうです。

それと言うのもこの本は「涼宮ハルヒシリーズ」では重要な役割をするからです。長門有希がキョンに自分の正体を明かす時にもこの本に栞を挟んで呼び出します。

お姉さんが言うには、この本の挟まれてるページにも意味があるらしく、テレビをスローで再生すると分かるそうですが、「ではどうしろどうしろというんだ?どうしろと?」と書かれてる文章が、後の、キョンの心境を予言しているという考察だそうです。

アニメから。栞。

この本は「涼宮ハルヒの消失」でも重要なメッセージが栞に書かれて隠されています。

ここのスペースは何時間でも入れそうでしたが、次に回らないといけないので後ろ髪をひかれる思いで後にしました。しかし、ここのお姉さんは、誰も来ないかもしれないしトイレに寄ったとしても気づかれないであろうスペースで、待機しているのです。誰も来ないかもしれないスペースを1人で守ってる、ある意味、長門有希的な感じのひとでした。皆さん、インスタやFacebookをフォローしてあげて下さい。僕は機械音痴なので、インスタで「クリエートにしのみや」と検索したら、全然関係のない横浜の色っぽいお姉さんに辿り着いてしまいました。

 

二日目

 

夙川から甲陽園までの「甲陽線」はわずか3駅の路線です。

ここはハルヒたちが通う「北高」の最寄り駅です。北高に向かいます。

テレビアニメ「エンドレスエイト」で雨宿りしてる「SOS団」の5人。

この喫茶店が「BIGOT」です。月曜日は定休日なので入れませんでした。

それでは北高までのハイキングコースを歩きます。アニメから。

実物。

アニメから。

実際にもベンチがあります。リュックを置いて撮影。

キョンの通学路。アニメから。

ほぼ同じですね。

これは映画「消失」で、キョンが学校を早退してハルヒがいる光陽学院に走る場面の風景です。夙川(しゅくがわ)が祝川になっています。

現物は、夙川。リュックを置いて撮影しました。

キョンの通学路。アニメより。

実際に歩いてみる。時々、迷うので道行く人に聞きながら行く。みんな親切に教えてくれました。

夙川の上流は滝みたいで綺麗です。

この看板は貴重です。「西宮北高等学校」は統廃合で来年から「苦楽園高等学校」になるので、この看板の表示も変わるでしょうから。

アニメ主題歌からハルヒと横断歩道。

ハルヒ坂の横断歩道。

ビートルズのアビーロードみたいに横断歩道を渡ってみます。撮影・近所の人。

アニメから正門。

実物。

映画「消失」から、長門有希と正門。

正門と川原。撮影・近くにいた人。

アニメから。ハルヒ坂。

映画「消失」から朝倉涼子とハルヒ坂。通学路の看板。

現実のハルヒ坂。通学路の看板。

深夜放送時の提供のお知らせ。ハルヒ坂。

DVD発売のCM。ハルヒ坂。景色は阪神エリア。

実物のハルヒ坂と阪神エリア。

アニメから校舎。

実物。

映画「消失」から、北高の裏の方で作戦を練る3人。

現場にリュックを置いて撮影。

長門有希の通学路のファミマ。映画「涼宮ハルヒの消失」から。

多分、それらしきファミマ。甲陽園。

アニメから長門有希の住むマンション。

実物。

長門のマンションを見上げる川原。同じく聖地巡礼に来てたやさしい人が撮影してくれました。

映画「消失」では、このマンションに朝倉涼子も住んでいます。そして、「おでん」を作ってくれます。だから、さっきの自販機の紅茶も朝倉涼子は「おでん味」。

涼宮ハルヒの憂鬱、では重要な踏切。

ハルヒがキョンに真面目な話をします。涼宮ハルヒが「憂鬱な理由」です。

アニメからその踏切。

実際の踏切。

ハルヒが独白した後、阪急電車が通ります。

でも実際の阪急電車はアニメほど速くはありません。ゆっくりです。

アニメ「笹の葉ラプソディ」から。

柵を乗り越えようとする少女は…

中学生の涼宮ハルヒ。

門を開きます。

実物。

アニメから。涼宮ハルヒは、東中出身。

モデルになった中学。昨日、ゲットしたアクリルキーホルダーを置いて撮影。

分かります?クローズアップしてみますね。涼宮ハルヒと東中の正門です。

作者はインタビューで、「笹の葉ラプソディー」は「消失」をつくるきっかけになった、と語る重要な作品です。アニメから。

夙川河川敷を歩きます。

みくるがキョンに「未来から来た」と告白するベンチがあります。

こんな公園です。

みくるが「時間断層」の説明をする時のイメージ映像。アニメから。

実際の川。

記念写真。撮影・犬の散歩をしてた人。

アニメから。ベンチに座る、みくるのローアングル。

ベンチにリュックを置いてローアングルで撮ってみました。

帰りの新幹線の都合もあり、滞在時間30分の甘味処。

呑み比べセットで軽く一杯。

家路につきます。

帰りの新幹線。酒と合いそうな駅弁を買う。山陽新幹線はキティちゃんと同じく50周年なのですね。牡蠣と穴子弁当って宮島っぽいですね。

クリニックの皆にお土産を。

ペヤング・ソースカツのスナック菓子も美味しいですよ。

ひととの触れ合いが都会の疲れた心を癒してくれた聖地巡礼でした。

BGM. 涼宮ハルヒの消失サウンドトラック「いつもの風景から始まる物語」


2 Replies to “涼宮ハルヒの聖地巡礼~川原旅日記”

  1. 川原先生、こんばんは。

    待ってました!ハルヒ聖地巡礼旅行記。書くの大変だったでしょう。これは、川原先生を知らない人でも、クリニックの患者さんや関係者じゃなくても、「涼宮ハルヒファン」の人が読んだらすごく興奮するのでは!?
    そのくらい、旅行の行き先、内容が濃く面白かったです。予習をしていた甲斐がありました。1人旅ってした事がなかったけれど、優しい助けてくれる人達に支えられながら、自分の行きたいところに、自分のペースで行ける旅も魅力がありますね。いつかやってみたいです。それにしても、よく下調べをして沢山の聖地をまわれて、「クリエートにしのみや」なんていうトイレの横の隠し部屋みたいな、SOS団の隠れ基地的な場所も発見して、見事なプランニングでしたね。他にも、色々話したい感想はありますが、まだこのブログの記事を1回しか読んでないので、また何回か読みこんだら、またコメントさせて頂くかもしれません。

    長門有希の100冊、私が読んだことあるのは「十角館の殺人」の1冊だけでした。私も読書が好きですが、さすがの長門有希にはかないませんでした。

    1. いずみさん、OHA!

      寒い朝ですね。僕は商店街で配られた干支のヘビのイラスト入り「年末年始のお知らせ」に、「ヘビ年ジョーク」を書き込んでクリニックの外の階段の壁に貼りました。聖地巡礼の旅が終ったら年越しの準備です。
      今回の記事は「涼宮ハルヒ・オタク」じゃない人にも関心を持ってもらえるように工夫しましたが、いずみさんは「ハルヒ」を予習しててハマってくれてたから楽しんでもらえたら嬉しいです。特に、おすすめポイントは「芦屋川」でチラッと出て来る「阪中さん」の下の名前が判明したあたりでしょうか?マニアックですね(笑)
      旅のプランニング、誉めてくれてありがとう。そもそも一人旅は僕もあまりしないから新幹線やホテルの予約の仕方から色んなひとに教わってやっとこ出来ました。
      「クリエートにしのみや」にも注目してくれてありがとう。お姉さんは根っからの「ハルヒファン」なのか「仕事でやってる」のかきっかけは不明ですが、ハルヒ愛がありました。オタクの人は必ず立ち寄るみたいで、そういう人から寄贈されたものとかも展示してありました。いくらでも話し込んでいたかったですが、夜ご飯の予約の時間が迫ってたので適当なところで帰ることにしました。お姉さんは、もっといて欲しそうでしたが、それは僕の願望が投影された錯覚かもしれませんね。いずみさんはハイテクにも強いから、良かったら「インスタ」とか「Facebook」で「クリエートにしのみや」を検索して「いいね」を押してあげて下さい。やり甲斐というか承認欲求を満たしてあげたいから、僕の出来ることは「こんなところがあるんだよ」という情報発信という名の啓蒙ですから。

      いずみさんも大変読書家だから「いずみの100冊」作れそうですね。あなたなら何を入れるのかちょっと興味があります。「物語シリーズ」と「ハルヒ・シリーズ」は入れてくれそうですね!
      寒くなって来たから風邪などひかないようにして下さいね。ではまた~

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