8/ⅩⅠ.(金)2019 はれ 父の命日
僕は毎年、11月が近づくと、うつ期、になるのですが、今年もそのシーズンが到来しました。
今年は例年より少し早いようです。その誘因は、さくら学院の文化祭。
全体的には楽しい会だったのですが、アンコールで出て来た「ワンファイブ」というユニットにショックを受けた。
そもそも、さくら学院は、小中学生で結成される学校をモチーフにしたアイドルグループで、ファンのことを「父兄」と呼び、色んな部活もある。
今を轟く、BABYMETAL、も元は、さくら学院の「重音部」でした。
さくら学院は、中3を終えると自然に「卒業」になる、成長期限定ユニットです。
でも、この子たちは頑張り屋だったり天然だったりハツラツだったり芸達者だったりして、あまり「性」を感じさせないのが「安心」でした。
ところが、「ワンファイブ」です。ワンファイブは15歳の集まりって意味です。
中3の4人が、大人っぽい女のコーディでメイクしてそれっぽい歌を歌うのです。
こちらには、戸惑いしか生まれませんよ。中3ですよ。妙に体の線を強調する服で、バストのフォルムとかクッキリみえて、目のやり場に困りました。
ワンファイブが一旦はけて、残りのメンバーがその感想を言い合うわけですが、「女性らしい、すてき~」みたいな反応なのである。
そこにワンファイブが、さくら学院の制服に着替えて何の反省もなく参加するわけだが、これがまた不思議で、さっきあんなに強調されてた胸がぺったんこなのである。
デビュー当時の小柳ルミ子は、アイドル演歌路線だったので、胸の大きいのはマイナスだと胸にさらしを巻いていたと聞く。
アグネスチャンも、その愛くるしいルックスに、大きなバストは、日本男児が萎縮するといけないからと、さらしを巻いたという同様の噂を聞いた。
だから、僕はこのワンファイブは、控え室で、スタッフにさらしをグルグル巻きにされたに違いないと、その光景まで頭に浮かんだ。
でも、よくよく考えたらそんなに驚くことでもないか。
山口百恵など15歳の時に、月刊明星とか平凡で、黒のビキニとか披露してて、僕は毎月、そういうのを普通にみていた。
でも、百恵ちゃんは、僕の4学年上だから、「15歳の水着を見てる僕は12歳」とかだからOKなのであって、
15歳のワンファイブをみてる僕は、50歳代なのだから、ちょっと何かと問題ありそうだ。
そういう訳で、完全にワンファイブにやられた10月でした。
ところで、アイドルとバスト問題だが、やっぱり男は女が怖いから、日本のアイドルの場合はバストが小さい方が良い。
堂々と胸を売り出す場合は(榊原郁恵・河合奈保子・細川ふみえなど)キャラは「バカ」だった。(実際は違うのだろうが)
そうやってちょっとバランスを女性側でとってくれないと、男はインポテンツになってしまう。
だから、胸の大きい女性は不当に、バカという汚名を背負わされてた歴史もあると思う。
その悪い歴史に終止符を打ったのは、小池栄子だと思う。
僕はその場面をリアルタイムでみてたのだが、爆笑問題の検索ちゃんぴおん、という番組だった。
爆笑問題が司会で小池栄子がアシスタントで、お笑いタレントがパネラーで、ネットの噂を出題するクイズ番組だ。
もちろん、爆笑問題がやるのだから普通のクイズ番組ではなく、例によって、太田光が暴走するのである。
そこで太田はあろうことか、制止する小池栄子に、「お前なんか、オッパイだけのタレントじゃねぇか」、さすがの太田も発言のあと、しくじったという顔をした。
パネラーが色々とフォローする中、小池栄子は冷静に「はいはい。オッパイだけでここまで来たタレントですよ」と返して、進行した。
これにはパネラーの土田も「さすが!大人!」と拍手し、皆が絶賛。太田もペコペコ謝ってて。
それ以来、胸が大きい=バカ、という図式をあまり僕は見なくなった。
思い返してみると、小学校の4-5年の頃、「泣くな、おっぱいちゃん」という歌を歌うボインの歌手がいた。
当時、話題になったのは、レコードを10枚買うと「オッパイを見せてくれ」、20枚買うと「オッパイに触らせてくれ」、30枚買うと「オッパイにキスさせてくれる」というキャンペーンだった。
僕らのクラスでもそれは男子の中では話題になり、「俺、10枚」、「俺も10枚」、「俺は20枚」「えっ、やるな~」なんて笑いが教室中に響いて、
そんな中、「でも、30枚はいらね~」「いらね~」「オッパイにキスだって。汚ねぇ~。ペッペッ」と、当時の小学生には、オッパイにキスが出来る有難味など理解出来なかった。
しかし、オッパイにキス出来る有難味、って一体なんだ?大人って変なの。赤ちゃんみたい👶
淡谷のり子というと、「ブルースの女王」と呼ばれてたらしいが、晩年の「ものまね王座選手権」の審査員という役割の方が馴染みがある。コロッケの物真似に笑顔になり、清水アキラの下品な物真似(これは面白い)に不快な表情をして低得点をつける。
しかし、立川談志が言ってたが、この淡谷のり子ってのはすごい人らしく、談志に対しても、「セックスなんてバカみたいじゃない。いい大人が滑稽な格好をして」と笑ってたという。
淡谷のり子の「ルムバ・タンバ」って曲がカッコいいですよ。
川原先生こんばんは。
ちょうど今読んでいる、星野源の本の、最初の目次がオッパイ。(本当はひらがなで書いてあるけど、先生がカタカナで書いているからカタカナで。)
嫌なことがあって落ち込んだり、怒ってたりすると、「死にたい」とか、誰か特定の人を指して「死ねばいいのに」とか人はついつい言ってしまうものだけど、そんな時に、「オッパイ揉みたい」と声に出して連呼すると、悩みがどうでもよくなり気持ちが楽になる事があるんですって。
(悩みの度合いによると思いますが笑)
この本は、後半に、星野源がくも膜下出血で2度手術を受ける時の入院中の体験が綴られているんだけど、冒頭をオッパイの話でいっぱいにしたのは、あまり堅苦しく読まないでね、っていう彼なりのエクスキューズなんですって。
よく分からないけど、男の人にとってオッパイはすごい力を持っているんですね。
そして私も、何をこんなにオッパイオッパイ書いているんだろうか…笑。
いずみさん、こんばんは。
isolation、って防衛機制があります。日本語だと、隔離、っていうのかな。
すごいつらい時に、感情を隔離して感じないようにすることです。
正常な日常でも起きます。
例えば、昔、東大の医者に、女性のヌード写真をみせて、「センセー、どうですか?」と聞いたら、
「女性と海と空の構図のバランスがいいね」だとさ。ムラムラ、とか鼻血ドバーっという感情を隔離したのでしょう。
隔離は、言葉の使い方にも出ます。
例えば、医療者たるもの患者さんに優しくすべきなのですが、そこは人間ですから、「嫌な患者さん」もいます。
そういう時、「彼は苦手だ」と言ったりして少し隔離する場合は、普通の日本語を使います。
もう少し、感情を強く隔離する必要がある場合、「彼に陰性感情を持つ」と専門用語を使い、
もっと強いと、「彼へのカウンター・トランスフェアレンスが~」などと外来語を使います。
このように、「平仮名」が気持ちに近く、「カタカナ」「漢字」「専門用語」「外国語」のように心の距離の取り方と比例するものかも。
だから、「おっぱい」はフダン着ですね。僕の「オッパイ」の方が少し照れが入っていますね。
とこんな考察自体が、isolation、してますね。ではまた~