ピンチに力を合わせる

22/Ⅲ.(火)2022 雪 エンゼルス大谷が沈む魔球試投、捕手も困惑。

1970年の反戦映画「ひまわり」は主演のソフィアローレンの美しさ(好みではないが)とヘンリーマンシーニーの素晴らしい音楽が感動的で、画面にいっぱいのひまわり畑のロケ地が旧ソ連のウクライナのキエフから少し離れたところだということから、今や京都や柏で単館上映して、売り上げのいくらかを支援金にすると聞いた。僕も新宿武蔵野館で「ひまわり」をみたことがある。あの映画は大きいスクリーンで見た方が良いと思う。

いつも履いてる上履きがボロになったからアマゾンで調べてた。すると、足の甲の部分が、まるで南国の青い空のような綺麗な青で、中敷きが「ひまわり」のような綺麗な黄色。余計なデザインはなしのシンプルなツートンカラー。2000円位で、出品名をみたら「ウクライナ人道スリッパ」だって。これは絶対、支援金にまわらないとにらんだ。

ラジオを聞いてたら何かのコマーシャルで鶴光とアシスタントの女子、「もうおしまいなんやから、あの4文字、言っちゃいなませ」「鶴光さん、言える訳、ないじゃないですか」「ほ~、さよなら、なのに」という相変わらずの鶴光でした。

今、笑点、は、(六代目)円楽が、脳梗塞の後遺症のリハビリと基礎疾患である肺がんの治療のため「夏頃まで」休養中。あえて、代役を立てず、毎週週替わりでピンチヒッターが円楽の席に座るのが、「待っている」感があってよい。司会の春風亭昇太がフリップを使って「東京には落語団体が4つあり、1・落語協会、2・落語芸術協会、3・円楽一門、4・立川流」と説明してました。東京には4つですが大阪に「上方落語協会」があって日本では5つの勢力図になるのですが、先週の笑点の円楽の代打は「上方落語協会」の「鶴光」だったのです。日曜の夕方の地上波で小遊三と鶴光が並ぶツーショットは平和の象徴に見えました。そしておとといの代打は、落語協会会長である柳亭市馬です。司会の昇太が落語芸術協会の会長ですから二大協会会長の揃い踏みです。「笑点」を作ったのはご存じ・立川談志ですが、喧嘩して追放されてから、立川流は誰も笑点に出てません。さていよいよ「円楽の代打」の、残るは「立川流」のみとなりました。昇太が、番組の途中で円楽が主宰してる「博多天神落語まつり」のポスターをかざして、「円楽さ~ん、宣伝しておきましたよ~」と言いました。これは円楽がプロデュースしてる会派を超えた落語会で今度が16回目です。昇太が広げたポスターに顔写真入りの演者がみえるのですが、僕の動眼視力は、「立川志の輔」「立川志らく」を並んで捕らえました。これは次回以降の笑点に立川流から、志の輔か志らくが出る予兆では?と胸が躍ります。何故だか僕の動眼視力は立川談春を見つけることは出来ませんでした。だからどうだということではないのですが、落語界は一致団結しています。ピンチに力を合わせること、とてもいいことだと思いました。

BGM. 映画「ひまわり」のテーマ、ヘンリーマンシーニ


4 Replies to “ピンチに力を合わせる”

  1. 川原先生こんにちは。

    デデデデ、アニメ化決定だそうですよ〜。記事と全然関係なくてごめんなさい。

    「ひまわり」ですが、ちょっと見たいなと思っていました。この辺だと川崎と、25日からは新宿武蔵野館でやるらしく、川崎は音響が悪いと、先に見に行っていた人が言っていました。音楽がステキな映画ということで、新宿の方がいいのかな。1週間限定なので、行ける日があるかは分かりませんが…。
    春が近づき、活動性が戻ってきた最近です。でも、調子に乗って予定を入れすぎると疲れてしまうので(今週がそうだったのですが…)、気をつけたいと思います。

    1. いずみさん、こんにちは。

      朗報ですよ~~~~やったー、もうしばらく生きる!!!!!

      新宿武蔵野館は「かに道楽」のビルです。動くカニが目印です。
      ひまわり畑の下にはたくさんのイタリア人やロシア人の戦死者がいるらしく、日本でいう「桜」と似たような美しさなのかもしれないですね。
      映画「ひまわり」は期待しないで見に行くと良い映画ですよ。

  2. 実は昨日川崎チネチッタで「ひまわり」を観て来ました。
    特別料金で1,300円で鑑賞出来ました。
    映画館で「ひまわり」を観るのは2回目でした。
    川原先生のおっしゃる通り、期待しないで観に行くと良いかも知れませんね、確かに内容は現代モノの秀作に慣れてしまっていると、流石に陳腐な感は否めないです。ですが、それでも、今の洋画には無い魅力があって、それはただ単に時代背景だったりしますが、今ではどうにも作り出せない空気や雰囲気があったりします。
    それと掛け値なしにヘンリーマンシーニーの音楽は素晴らしいです。ハマるとそれだけで映画館に足を運ばせる不思議な魅力があります。
    ただでも、単に音楽が素晴らしいだけではありません、そのエピローグに向かう静寂な中でのシーンがやはり秀逸です。
    ただ単に好みで言えばマーシャ役のリュドミラ・サベーリエワの方が日本人には好まれるかも知れません、目は完全に青い瞳ですが、それが逆にある意味日本の漫画に出て来る美少女風でもあります。

    1. ボクシングファンさん、こんばんは。

      前に見たって話し聞きましたね。とてもいいタイミングでまた見たのですね。
      うってつけの解説もありがとう。
      なるほどです。言うことナス🍆

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