お父さんのための子育て支援カウンセリング

24/Ⅹ.(木)2024 暑くて曇りの天気二刀流。 ヤンキース・ジャッジ、大谷を絶賛。

長嶋茂雄と大谷翔平の二人の現役時代をみた、が最近の自慢話ですがそういう僕も大学生の頃は医学部と野球部の二刀流でした。僕は「野球は個人競技」だと思っていて、試合が終わると円陣を組んでその日の反省をひとりづつ言うのですが、僕は口にこそしませんでしたが、試合に負けても自分が4打数3安打なら満足したし、試合に勝っても自分の個人成績がふるわなかったら不機嫌でした。だから大谷がどんなにすごい記録を出しても「チームの勝利が最優先」という発言をしてるのを聞くと穴があったら入りたい気分です。そんな非の打ち所がない大谷翔平ですが一番すごいと思うのは「メンタル力」ですね。パドレスとのプレーオフで大手をかけられた時の記者会見で「もう後がないですが」と記者から質問が飛ぶと、普通なら「背水の陣でのぞみます」とか「目の前の試合に集中します」とか「悔いのないように全力を尽くします」と言うのが日本人のボキャブラリーの限界じゃないですか。(例外的に、アントニオ猪木が試合前のインタビューで「負けたら世代交代ですか?」との質問に「戦う前に負けることを考える奴があるか!」とビンタして生放送で局アナをぶっ飛ばした。これが「闘魂ビンタ」の起源である)大谷は何て答えたかと思います?「先に2勝した方が勝ちのゲームだと思っています」だって。カッコよくないですか?こんな子どもにどうやったら育つんでしょうね。

そういう僕もメンタル面では負けておらず(?)、僕の野球での売りは「ここぞという時に力を発揮する」勝負強さでした。言霊思想ってあるでしょう?いつもそう言ってると本当にそうなります。僕が自分で「俺はここぞに強い」と言うからチームメイトも「川原は勝負強い」と洗脳されてそう口にするから、その言葉が僕の耳から脳に伝わって上書き&強化されるので、すっかりその気になってしまいます。僕が「ここぞという時に力を発揮する」タイプなのは本当で、もしチャンスで打てなくても「今がここぞじゃなかったんだ」と思いますし、チームの昇格がかかった試合で打てなくても「この試合は、ここぞという試合じゃなかったのだ」と自分の判定が下ります。

それは人生全般にも広がって、僕は「ここぞという時に強い」運の持ち主だから、何かで失敗しても「今はここぞという時ではなかった」と切り替えられ、仮に人生が不幸な結末に終わったとしても、きっと僕は「今世はここぞという人生じゃなかったのだ」と来世を見据えるでしょう。どうですか?こんな子どもに育てたいですか?

まぁ、子どもにも自我がありますから親の思うように、自分の手足のように子供は育ちませんが、そうとは言え一番影響力があるのは親だと言えるでしょう。

NHKのEテレでやってる育児番組ではコロナ前は「お母さんのワンオペ大変。お父さん、手伝って」が主流でしたが、啓蒙が成功したのとコロナのステイホームでお父さんの育児参加が増えたからでしょう。番組も「両親で協力する育児」に軸が移り、最近では「こんなにやってるのに評価されない」というお父さんの苦悩を特集してました。このように、育休をとったり、積極的に育児参加するお父さんも増えていますが、お母さんに比べてお父さんは頑張ってる割に誉められにくいのがジレンマだったりしますね。

「クヴァ―ド症候群」と言ってパートナーの妊娠中に男性が「つわり」をする病気があって、そのくらい共感性の高い男性が増えています。今の世の中は「密室の育児」ではいけません。全員の大人で全員の子どもを育てる社会です。とは言え柱になるのはやっぱり親になりますね。子育ての主役は母親と思われがちですが、そんな今だからこそお父さんの育児参加のあり方(育児参加のタイミングや役割分担)をあらためて考えたいですね。

子育てには自分の受けた養育体験が「寝た子を起こす」ように影響してきます。妻や子どものために「何かをしたいけど何をしたらいいのかわからない」お父さんや、自分の過去と対峙して自分の問題を整理したいお父さんのためのカウンセリングプログラムを開発しました。1回7700円です。

BGM. ビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン」


14 Replies to “お父さんのための子育て支援カウンセリング”

    1. Eさん、こんにちは。

      心のゴミ箱、は廃止になって、代わりにすべての記事が「ゴミ箱」として利用できるようにしました。
      精神科治療の中にカウンセリングがありその中には「カタルシス」というただ喋るだけで浄化させるという効果があります。
      これは狭い意味の病気じゃなくても、今のストレス社会ならすべてのひとに「適応」だと思います。
      あるいは、アスリートのメンタル強化のように「よりよく生きる」ためにカウンセリングを受ける方も増えています。
      変換期で生きるのが大変な時代です。それでも生きてるだけで嬉しいことですよ。ではまたね~

  1. 川原先生、こんばんは。
    今日は希死念慮がひどかったですが、何とか
    B型事業所と期日前投票に行って参りました。

    息も絶え絶えでしたが、帰宅してごはんを食べたら、少し元気に…

    幸せになりたい。
    そう祈っています。

    1. 佐保さん、こんばんは。

      希死念慮がひどかったですか?!心配ですね。でも、なんとか事業所と投票と行かれたのですね。ご苦労様でした。疲れたでしょう。

      息も絶え絶えでしたか?ご飯を食べたら少し元気にということは…低血糖??とにかく頑張り過ぎないようにして下さいね。命を削ってまで行く価値のある事業所もあったものじゃないでしょうからね。

      幸せの「定義」がひとによって、或いは時期によっても違いますね。今の、佐保さんにとって「幸せ」とは何でしょう??
      祈る、という姿勢はいいですね。純潔で謙虚で正直だからです。ゆっくり休んで下さいね。くれぐれも無理なさらぬように。プラターズの「マイ・プレイヤー」を。ではまた~

      https://www.youtube.com/watch?v=eskr_UiqAB0

  2. あしたは、衆議院選挙。私たちも行きます。日経の予測だと、自民党の単独過半数は難しい情勢と書いてありますが、フタ開けなきゃ、わかんないですね。
    この前の7月7日の都知事選は、猛烈に暑くて、まいりましたが、今回は涼しめでしょうから、楽に行けるでしょう。
    仮に与党が、過半数を越えても、私は驚きませんよ。そう簡単に行くもんじゃない、政治ってのは。次の選挙が勝負所でしょうね。まあ、どうなるかわかりません。
    とにかく行って、帰りに、ドトールコーヒーで、アイスクリーム食べます。

    1. ぴぴさん、こんにちは。

      選挙で思い出すのは、初期の蛭子能収の4コマ漫画です。1コマ目、主人公(エビスさん)が新聞を読むと政権与党の「汚職」や「裏金」や「女」の問題ばかりです。2コマ目、頭に来た一市民は激怒し「次の選挙は、共産党、に入れるぞ」とこぶしを握ります。3コマ目、当日の朝。雨です。4コマ目、主人公(エビスさん)は布団から出ないまま。マンガはおしまいです。僕はまるで自分を言い当てられてるような気分になりました。明日の天気は?

      今期のドラマで「民王R」というのがあってTverで第1話をみたのですが、遠藤憲一が総理大臣で秘書を「あのちゃん」がやるのですが、この二人が入れ替わります。エンケンさんが女の演技をしますがそれはエンケンさんに見えます。しかし、あのちゃんがエンケンの演技をするとビジュアルは「あのちゃん」なのですがエンケンにみえてきます。あのちゃんって演技も上手で本当に何でも出来る子なんですね。売れっ子な訳だ。エンケンの総理大臣は次期有力候補(小泉進次郎をイメージさせる)までのつなぎの総理大臣で長老の言いなりなのですが、あのちゃんと入れ替わることで記者会見で爆弾発言や理念を語る総理大臣に映り国民の支持を得るのです。それはまるでチャップリンの独裁者の「ラストの演説」を彷彿とさせるカタルシスでした。2話以降みるかは迷っていますが、このダイジェストだけをみるのはおススメです。ではまた~

      https://www.youtube.com/watch?v=o3HxesYpGOQ

  3. 川原先生、こんにちは。
    ゆっくり寝過ぎて、さっき起きました。
    プラターズの「マイ・プレイヤー」、素敵な曲ですね。

    息も絶え絶えだったのは、低血糖じゃなくて、完全にエネルギー不足でした笑
    言葉足らずですみません。

    川原先生も一日の終わりにやらなきゃいけないことが終わって、ごはんを召し上がるとほっとしませんか?

    わたしの昨日の場合もそれです。

    それにしても、部屋が散らかり過ぎです( ;꒳; )
    今日、少し片付けられるかしら…

    1. 佐保さん、こんにちは。

      ゆっくり寝れて良かったです。プラターズは、映画「アメリカングラフティ」にも使用されてて僕の好きな黒人コーラスグループなのです。素敵と言ってくれてありがとう。

      息も絶え絶えは低血糖じゃなかったですか。エネルギー不足ですね。言われてみると確かに僕も毎日そんな感じです。自分に当てはめて考えてみれば良かったですね。言葉足らずだなどととんでもないです。僕らは似たような症候群でしたね

      大岡山は今日はフェスティバルで商店街は、屋台や射的やピンボールやフリマなどが出て賑やかですが、患者さんから聞いたのですが、一際人だかりが多かったのは駅前の電気屋の前だったそうで、それというのも大谷翔平が出場してるドジャース対ヤンキースのワールドシリーズをフジテレビが生中継してたからだそうで、まるで街頭テレビに人だかりが出来てその時間帯は銭湯がガラガラだったと伝え聞く「力道山のプロレス」の幻影をみるかのようです。大谷人気は日本で唯一の明るいニュースですからね。

      お部屋は散らかり過ぎですか。片づけた方が気持ちはスッキリしそうですが、休養もしっかりとるのが肝心です。無理しないで、いい意味で「適当に」やって下さいね。学生時代のテストの問題の「下記の中から適当なものを選べよ」の「適当」ですからね。ではまたね~

  4. 昨夜の選挙速報、午後8時から見始めて、9時15分でダウン。目がチカチカして、疲れて、とても見てられない。よって、やめ。やはり担当眼科医の言うことは正しかったですね。半年、半年で診ていくって。まだ目は完治してないのです。
    昨夜の結果、一番、腹が立ったのがKの当選。あいつの言ったことで、あいつは俺の敵になった。許さないからな。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      今回の選挙は投票率が低かったらしく、国民の4割以上が行かなかったらしいですね。僕は大谷翔平のワールドシリーズに国民の関心が行ってしまったせいだとにらんでいます。えっ?それはお前だけだと。ではまた~

  5. 川原先生、こんにちは。

    ダメだった時にも「今はここぞと言う時ではなかった」と思うメンタル良いですね。人生が不幸な結末に終わったとしても、「今世はここぞという時じゃなかったんだ」と思う考え方もポジティブで好きです。「今世」で、連想しましたが、生まれつきの病気があった事も、それで体力がない事も、その他身体にまつわる事色々、「今世はこの身体でがんばれ」という事で生まれたんだなと思い、魂ばかりをピカピカに成熟させていきたいと思います。
    談志の「半分あればいいや」や、初代川原クリニック院長(カエル)の教えみたいに。

    1. いずみさん、こんばんは。

      今日は寒いからさすがに行きつけの蕎麦屋も鍋焼きうどんを始めるかと思いきや、まだでした。仕方がないから僕ら3人は、お昼に行ったメンバーで、鴨南蛮を頼んで、(鍋焼きうどん、よ)「カモン!カモン!カモン!」というメッセージを送りました。店主は金曜日の日替わりに「フライ定食」を出す人です。金曜日だから、「フライ・デー」というシャレです。シャレが通じれば良いんだけれど。

      いずみさんのコメントを読んでて思ったのは無理してポジティブになろうとしても「つらさが伝わってくる」から、ポジティブも万能じゃないなと思いました。ネガティブも大切にしてあげたいですね。それより、好きな本を並べ替えたり、推しのフィギュアや大切なプレゼントを綺麗にディスプレイして心を平安にするのが賢いのかな?ではまたね~

  6. 川原先生、こんばんは。
    今のわたしにとっての幸せの定義…

    心穏やかに過ごせる時間を、なるべくたくさん感じられること、かしら…

    診察室でお話したように、今は生きた心地がしないので、余計にそう思います。

    何気ない穏やかな日常を早く取り戻したい、そう心から思います。

    1. 佐保さん、こんばんは。

      佐保さんの今の幸せの定義…同感…です!
      今は少しでも心穏やかに過ごせる時間を増やしたいですね。
      今は生きた心地がしないですか、速く何気ない穏やかな日常を取り戻すお手伝いが出来ると良いなと心から思います。
      寒いから体に気をつけてね。美味しいもの食べて下さいね。良い音楽聴いて下さいね。ではまたね~

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