高1の時、学習塾で知り合った女の子にやたら長電話をする子がいた。
その子は電話魔で、一時期、毎日のように電話がかかってきた。
当時は、携帯電話などない時代で、家の電話にかかってきた。それで、平気で2~3時間、喋るのだ。内容は、どうでもいいことばかり。たとえば、世良公則&ツイストの新曲について、とか。
僕はその子と塾の友達たちで海水浴に行ったことがある。
その子は、高1のくせに真っ赤なビキニを着ていて、それがまた何とも色っぽくなかったことを、真夏の強烈な日差しとともに思い出す。
その子は、僕をそのグループで「1番可愛い子」とくっつけようと色々とおせっかいを焼いては、すべてを台無しにした。「私に任せておきなって~」みたいなことを言って、すべて台無し。悪気はないんだよなぁ。
その子のお兄ちゃんは小さな暴走族のリーダーをしていて、その子は、それをとても嫌がっていた。
僕は、「そんなことはどうでもいいことさ」、と電話越に言ったことがある。本当にそう思ったし。珍しくその子は、黙り込んでいた。
今、思うと僕は、その子のことが好きだったのだと思う。今日の1曲目は「紫のハイウエイ」。
東中野の近所のマンションに高校の先輩が住んでいた。ある日、「これから遊びにおいでよ」と招待された。地下の駐車場にはジャガーというアメ車があって、先輩はそれを乗り回してると言った。良いのか?高校生がジャガーに乗ってて。「巨人の星」の花形満じゃあるまいし。
先輩は「俺はこれから家庭教師と勉強。彼女が来るから相手してて」と言い残して部屋に消えて行った。僕はだだっ広いリビングのソファに一人でいると、その彼女という人が入って来た。大理石のように冷たい表情の美人で、僕は軽く挨拶をした。彼女は、「隣に来ない?」と誘ったり、「吸う?」と吸いかけの薄紅いタバコを手渡そうとしたりした。何だ、これは?誘惑してるのか?
そもそも、あの先輩は何のつもりだ?家庭教師なんか来ないじゃないか。
そうか、きっと僕たちのやりとりを部屋からこっそり見てて、こっちが女に手を出したら、「俺のスケに何してんだ?」って美人局みたいに出てくるつもりか?
それとも、倦怠期のカップルが刺激を求めて、チェリー・ボーイを交えて倒錯的な趣味に走るつもりか。3Pとか。「ん~、弱ったものだ」と頭をフル回転させてると、先輩が部屋から出て来て、驚いたことに後ろに家庭教師がいた。
「あれ?本当に勉強してたの??家庭教師、いつ部屋に入ったの?あっ、先にいたの?じゃ、3Pは?なし?」よく聞いたら、ジャガーも父親が運転するのに同乗してるだけなんだって。普通じゃん。馬鹿みたい。2曲目はこれ。
ポケモンセンター限定で、ロコンの「サイコソーダ・リフレッシュ」のぬいぐるみが発売された。つぶなら瞳が魅力でどうしても欲しくて、そうしたら友達がポケセンに行くついでがあるからと買って来てくれた。ロコンをゲット出来てすごく嬉しい。
3曲目はジューシーフルーツで。
寺山修司の詩に「肖像画に間違って髭を描いてしまったから髭を生やすことにした。門番を雇ってしまったから門を作ることにした」というあべこべの理論があるけど、「生まれてしまったから生きることにしてる」って人が多いと思う。お墓が出来たらそろそろ死ぬつもり、と言いそうだが、お墓って早く作ると長生きするみたいですね。4曲目はトノバン。
ネットに載ってた日高屋のアレンジメニューを真似してみた。中華そばとレバニラ炒めを注文する。
中華そばの上に
レバニラ炒めを
乗っけます。すると、レバニララーメン。
これで1000円ジャスト。5曲目は、かぐや姫おんすてーじ、から。
鰻屋で聴いた噂。新しく、中華料理店(キックボクシングジムの上)の横に、夫婦で中華料理店が出ると言う。おかみさん曰く、「良い人だからよろしくね」だって。
商店街の入り口の、焼き芋屋の前は、おばあちゃんがやってる「洋服屋さん」だったんだって。…あえて、ブティックと言わない。その屋号「きくや」をそのままに焼き芋屋をやってるから、「きっとお孫さんがやってるんじゃない?」だって。だったら良い話ですね。
今日の6曲目は「えんだん」。
「OL、って今、差別用語なの?」「レディとかウーマンって言葉を嫌う人がいるってだけでしょ。無難なのはキャリア」「キャリアウーマンは❌?⭕️?」「ウーマンが付くから❌かな?」。OLは「会社員」とか?今どきはテレビのインタビューとかで20代会社員と書いてある気がする。ジョンレノンの、ウーマン、って良い歌なのにな。今日の7曲目はジョンの「ウーマン」。
WOMAN. (Ultimate Mix, 2020) – John Lennon (official music video HD)
帰り道。奥沢にある、焼鳥屋。
昔、徳田さんと2人で飲みに行ったこともある店。今、こんならしい。
奥沢は地元なんだけど、10年前にあった店が次々となくなってて、ちょっとセンチメンタルなのです。まあ、なんとか助けますよ。今日は寝るけど。
10代の頃に読んだ庄司薫の「白鳥の歌なんか聞こえない」という小説の中で、主人公が知り合いの女の子の家に呼ばれ、老人(もう死ぬ間際)の部屋に通され、そこに聳え立つ書棚と本に圧倒されるというシーンを、僕は強く印象に残っている。
僕の父は僕が大学2年の時に胃癌で死んで、当時、僕は東中野で自由に暮らしていたのだが、母が一人になってしまうとか、色々な理由で茅ヶ崎に帰った。
実家の庭には、父の書庫があり、それは小さな一軒屋くらいあるプレハブ小屋で、中には、「白鳥~」の老人のように、天井に届かんばかりの本棚が図書館のように隣接して立ち、夥しい数の書籍が几帳面に本棚に並べられていた。
それは、医学書や短歌の歌集やら文学全集や何かの資料集だったりするのだが、手当たり次第に選んだ本のどれもに何らかの読んだ形跡があり、「こんな膨大な知識を持っても、死んでしまったら無になるのかな」などと思ったりしたものだ。
僕は、医学部の試験の勉強をこの書庫でした。背中に沢山の本に見守られ勉強をした。それはとても心強かった。文字通り、父がバックアップしてくれている感覚を抱いていた。そして、それは僕に実力以上の物を引き出させた。
診察室に座られた方は判ると思うが、他人の本棚って興味あるものですね。近くに寄って、見ても良いですよ。
お別れの曲は、ラジオごっこだけに、ラジオっ娘にしました。
おはようございます。
この項を見て、まずびっくりしたのは、ウーマンが、差別用語ってこと。OLもいけないんですか。キャリアがいいって・・・・住みにくい世の中だ。ウーマンは、ウーマンでしょ? 英語ですよ、単なる。ジョン・レノンが天国で聞いたら、「くだらない」って言いますよ。
「ウーマン」は、本当に大好きな曲。60年代、70年代を生き抜いてきた女性たちへの賛歌。
今日は、母親の誕生日です。とうとう92歳。よくもまあ、こんなドラ息子を、長い間、見守って、育ててくれたもんだと思います。感慨もひとしお。姉貴のことも、目一杯、心配して。
おふくろは「私は、体にどこも悪いところはないって言われたし、背中の骨も、年齢よりは、骨密度がいいって言われたから、簡単には死なないわよ」とか言ってました。
今日は、誕生祝いを地元の寿司屋で開きます。やはり元気だといっても、今は、体の調子がいまひとつで、本当の誕生祝いは、来月、どこかの「たん熊」で開くとか。
とにかく今日は、いつもの締めで食う「中トロ巻き」は頼まないつもりです。すんごく高いんですよ、中トロ巻きが。
ラジオっ娘は、「電話好きっ娘・ラジオっ娘・男の子には内緒なの」っていうラジオの電話相談の番組を、よく聞いてました。「ラジオッコ」と読むんですよね。曲を出してることは知ってましたが、先生、持ってる。CD出てるんですか? もしかして。
ぴぴさん、こんにちは。
ラジオっ娘は西武球場の雨の中でやった「パルザーJAM」でみました。サザンと同じ事務所だから出れたのかな?山下久美子が「赤道小町」を赤いワンピースの水着で歌っていました。
お祝いの席から帰宅し、ヘロヘロになって書いています。21日の午後と、22日に更新されませんでしたが、それぐらい、余裕がなく、忙しく、疲れていたんだ・・・・・と思いました。
また「一言コメント」で返信されそうですが、そこは我慢、ぜいたくは言わないことです。
兄も、姉も、色々とやっているようです。私は、あまりしゃべれませんでしたが、お造り、握り、日本酒とビールを少しいただき、母の誕生日を祝いました。
ぴぴさん、こんにちは。
先週は激混みでコメントを返せませんでした。すみません。
カウンセリングについては、前向きです。「やめる」と言ったわけではなく、私も含めて我が家の財政事情が、かんばしくないせいで、受けたくても、受けられない現状があります。
今から40年以上前に、北山の所で、カウンセリングを受けている時、北山さんは「当院でも、精神分析的精神療法を提供しておりますが、一般的には、それがひとつの「慣行」になっているようです」など、ほかのことも書いてある紙を貼りだしていましたが、北山さんは、先を読んでいたんですね。
今や、あちこちカウンセリング、カウンセラーだらけで、「慣行」もいいところ、私も、いくつかの例を知っていますが、かなりいい加減なカウンセリングをしているところもあって、真面目にやっているところでも、患者さんに効き目がなかったり。
だから、多くの人が望んでいる「カウンセリングの値段引き下げ」も、うかつに値段を半分にすると、良くないカウンセリングをする、自称カウンセラー、良くないカウンセラーがはびこる可能性があると。
素人並みにそれを考えましたね。
だから、とりあえず、今は様子を見て、バランス感覚を持って、カウンセリングを受ける。原先生のカウンセリングは絶対ですから、安心しているし、効き目充分です。
今度、多分2週間後か1週間半後ぐらいに、川原先生のとこに、また行きますので、その時に色々話したいと思っています。
ぴぴさんのカウンセリングに対する向き合い方は真摯ですね。続けられるといいですね。
昨夜寝たのが、1時半。今日、目覚めたのが、8時半ぐらい。寝られなかったわけではなく、やたらと盛り上がっていたので、そうなりました。
ある時、姉がやってきて、母と何かを相談していましたが、相続や遺産についてのことだったようです。
私が、一番不利になる状態では、少なくともないようで、私自身は、ずっと聞く立場。
正直、相続、遺産って、まだよくわからない点が多いのですが、「今から、詳しく知ることはない」と母が言っていました。
将来について、不安もありますが、これまでの人生がつらかったから、少なくとも老後は、少しでも余裕のある生活にしたいですね。そう望みますよ。
ぴぴさん、こんにちは。
僕は日曜日に多職種の人と飲み会で錦糸町で呑みました。なかなか刺激的な会でした。たまにはそういうのもいいですね。
先生、こんにちは。
カウンセリングについてなんですが、昨日、話し合った結果、「とりあえず、当面は、1か月に1回にしよう」と、決まりました。
今月は、もうやったので、次回は、3月の下旬ごろになると思います。日取りについては、まだ流動的です。
気の長い話ですが、仕方ないです。
川原先生との診察は、来週になると思います。
どうでもいいことですが、所得税の今回の金額が低く、それで喜んでいます。
ぴぴさん、おはよう
今日くらいから少し寒さが和らぐようですね。心にも春が来ると良いですね。
カウンセリングの件、了解です。
ぴぴさんはカウンセリング・マインドがあるから、カウンセリングは続けてた方がいいとは正直、思いますよ。
ま、経済的な負担があるからそこは現実的にやるしかないですけどね。また相談しましょう。ではまた〜