8/Ⅵ.(土)2019 雨 明日はドナルド・ダックの誕生日だそうだ。ロックなんだ。
誰にでもそういう欲求はあると思いますが、僕は自分の好きなマンガやアニメを他の人にみて欲しいです。オタク用語では、布教、というらしいですね。
でも、誰でもいいという訳ではなく、特に自分の好きな重要な人物と世界観を共有したいのです。出来れば、隣に座って一緒にみたいです。
そんな僕が皆さんにオススメしてるマンガ№1は、浅野いにお、の「デデデデ」です。
診察室に主役の2人(おんたん、と、門出)のタペストリーも飾ってあります。丁度、皆さんが座る椅子からは死角の位置になりますが。↓。
僕の好きなシーンは、門出(メガネ)が落ち込んでる時に、おんたん(眉毛)がファミレスに付き合い話をききます。↓。
門出は、侵略者が地球に来た時の事故で父を亡くし、それ以来、放射能(?)を過剰に恐れる母はいつも特別なマスクをして、無農薬野菜とか水とか口に入れる物にこだわって、あげくは東京は危険だと、田舎のコミューンに引っ越すと言い出し、そこで知り合った年下の男と良い仲になっています。これでも門出は受験生です。
そんな門出の事情を知ってる古くからの友達の、おんたん、は、………あら?、いつのまにか、頭に何かかぶっていますね。そこから出てるストローみたいなものもくわえてる。↓。
次の、コマです。
おんたん、に動きが出ます。↓。
そして、次のコマでは、ピッと花開いた飾りが縮んでいく様子が描かれています。一瞬の、ピッからの時間経過が感じられますね。大事なシーンなので影が写ると嫌だから、見開きで、杉山さんに持ってもってもらっています。↓。
言葉を交わさない2人。門出の深刻な話を受け止めた、おんたん、の気持ちの表明であるアクションに対する、門出の反応は、…まぁ、こんな感じになりますわな。↓。
僕はこのマンガの、このシーンをみて、これは使えるかも!、と直感しました。
マジで深刻に悩んでる人には、「共感」や「同情」など安っぽく映るだけで、かえってこういう「お笑い」の方が気が紛れることもあるかもしれないからです。
そして、でもこういうのってどこで売ってるんだろう?と受付のうかいさんに相談したら、「ドンキにありますよ。買って来てあげますよ」と言われ、彼女は有言実行、買って来てくれたのです。
それがこれです。まず、頭にカチューシャみたいにセットします。↓。
そして、空気を送り込む、ストローのような付属部分を口にくわえます。↓。
息を大きく吸って~。↓。
一気に吹き出します。↓。
すると、ストローから、頭上のピロピロと丸まった部分に空気が行き渡り、ピー、っと頭の上で花が咲きます。↓。
金管楽器を吹く時と同じ要領で、腹式呼吸で空気を最後まで魂をこめて送り込みます。↓。
息が切れてくると、順々に広がったピロピロが縮んで行きます。赤が最初ですね。↓。
ついで、緑。真ん中の青が最後まで頑張りました。↓。
最後は、ニュートンの万有引力の法則にしたがって、顔の前に落下して来ました。これは結構、大きい音がします。相談室でカウンセリングしてた人には邪魔になりましたね。ごめんね。でも、結構、楽しいです。↓。
もう1回、やってみましょう。セットをし直して。↓。
大きく深呼吸して、一気に息を吹き込みます。君に届け、この想い。↓。
届きましたか?僕のメッセージ。それは胸の文字「なんとかなる」です。↓。
やはり、赤からしぼんで行きます。↓。
そして、やはり真ん中の青が最後までもちましたね。落ちてく瞬間にシャッタースピードが追いつかず、ミルキーの包み紙みたいな色に写っててポップですね。↓。
そして、最後は顔の前に、ビローンって垂れ下がります。これが楽しいです。↓。
下は小1の時の集まりです。
ことわざで、三つ子の魂百まで、といって、幼い時の性格は大人になっても変わらないといいます。
また、雀百まで踊り忘れず、とは、幼い時に身に付けた習慣や、若い時に覚えた道楽はいくつになっても直らないという意味です。
雀百まで踊り忘れず、かぁ。
この頃から、ピーしてますね。
頭には三角のパーティー用の帽子かぶって。元祖、パーティー・ピープルですね。↓。
BGM. 榎本健一「洒落男」