昭和らしく

17/Ⅸ.(火)2024 はれ 耳鼻科は今日でおしまい。

意外に思うかもしれないが年配の方に、カワクリの飾りつけは評判が良い。診察の合間の話が途切れた瞬間に、「昭和で落ち着きますなぁ」と言われる。多分、診察室の正面がミスター長嶋&百恵ちゃんだからかな?と思う。

或いは、こっちサイドが、大村崑・王貞治・ピンクレディー・宮崎美子だったり、扉がブラックジャックと百恵ちゃん、下の方にアグネスラムがチラッとみえるからか。

しかし、昭和っぽいのってその位で、真正面は、「デデデデ」&「プンプン」の浅野いにおコーナーだし、その下は芦田愛菜ちゃんのバカボンだし。

横はマグリットの絵(「透視」という卵をみて画家がキャンパスに鳥を描く)やスパイファミリー・BABYMETALの大きなポスター、

佳子さまコーナー、

推しの子コーナー、と平成~令和だったりなんなら「今」なのに。

これでは「昭和」を喜んで下さる方に申し訳ない気がして、少しリニューアルしてみました。まずは、皆さんが座る背後の「からかい上手の高木さん」コーナーをはがします。

そして「からかい上手の高木さん」たちは色んなところに分散させます。こんなところや、

こんな上の方に、

上のように並べて、

上の方に並べて貼って。

待合室のソファの脇の壁にも、コーナーを作りまして。

診察室の空いたスペースを昭和歌謡で埋めていきます。美空ひばりのブリキの看板。

石野真子のLPの下に、フランキー堺とスリーファンキーズのLP。

その下にはシングル盤を。興味があれば拡大してみて下さい。2段目のアグネス・チャン、市川染五郎、千賀かほる、中山千夏、3段目のベッツイ&クリスとギターを抱えてるジャケットで揃えました。

水谷麻里の右の外人の子は、ロウィナ・コルテス「あのね」です。その下のピンクのジャケットが「あのねのね」と、ダジャレになっています。マッチと明菜も隣にしました。フィンガー5の「個人授業」の隣に松本ちえこの「ハイ!授業中」を配置して授業中を強調。

「水虫の唄」のズートルビーの正体は北山修が在籍したフォークル。笑点の座布団運びの山田隆夫がいた「ずうとるび」とはまったく別です。山口百恵と柏原よしえが並んでコーヒーカップを持っています。

マチャアキの「涙から明日へ」と浅田美代子「赤い風船」は、TBSドラマ「時間ですよ」つながり。

これが全体像。昭和感が出ませんか?

それでは最後に僕はここのところ土曜日はイタリアンに行くことが慣習なので、そのメニューをみてお別れです。

まずはコーンの冷製スープ。

サービスでもらったけど名前忘れた。確か「ア」で始まる名前だった。キク科の野菜だって。不思議な味でした。

これはゴロゴロカジキマグロと野菜のパスタ。

活タコのトマトソースのピザ。

これらをワインで食べて、9時半に店を出て、10時から家で好きなアニメを同好の友人とLineしながらみるのが1週間の終わりのサインです。

BGM. ベッツィ&クリス 白い色は恋人の色


気分転換~完璧版

12/Ⅸ.(木)2024 はれ 佳子さま、 自ら選んだ「総裁賞」作品などを熱心に鑑賞。「日本伝統工芸展」授賞式。

 

僕の自宅の部屋は地下室にある倉庫みたいなところで書斎というより文献庫とグッズの展示場です。こないだ家族に手伝ってもらって掃除や整理をしたので飾り替えが楽しみで、良い気分転換になります。ひとの本棚は気になる人も多いでしょうから一部、紹介しますね。

「けいおん」コーナー。左から、BDボックス、コミックス収納ボックス、カセットテープレコーダー、麦茶、印鑑。

高木さんなど。右のピカチュウの台になっているフィギュアは、ひぐらしのBD特典の「羽入」。

野球狂の詩、は、4巻だけ行方不明。タイガーマスクは全13巻です。

涼宮ハルヒの憂鬱、のスニーカー文庫。

通常の表紙。

通常の表紙2.

通常の表紙3.

期間限定超パノラマカバー。1.

期間限定超パノラマカバー。2.

期間限定超パノラマカバー。3.

これを繋げたイラストと同じ絵柄がクリニック入り口に貼ってあります。

話しは僕の本棚に戻りまして、あだち充など。

恐怖新聞、と、あばしり一家。あばしり一家も7巻だけ見つからず。

ドカベンは全巻あります。

アラカルト。本好きな人はひとつづつ「拡大」して何の本かチェックしてみて下さい。

アトランダムに突っ込んだ棚。ここも何があるかみると面白いかも。「アストロ球団」は野球マンガだけど、野球のルールを覚えることに全く貢献しなかった超人マンガでした。

エトセトラ、ノンフィクションふぁ多いですね!

 

 

気分転換と言えば他にもオシャレをしたり、服を買ったり、髪型を変えたり染めたりします。まずは、ウクライナの人道スリッパを履いていた頃、

平和を祈って、ウクライナ・カラー。

青と白のツートーンに。

黒と白のツートーンも。

ブラックジャックを気取っていました。

前からみるとこんな。

分け目を変えると面積が広がり感じが変わります。

これもツートーン。

これは東京オリンピックの頃。

五輪をイメージして、5色。

前から見るとこう。

これはスイカ。

それを濃くして。

そんな風にして気分転換をしています。懐かしの髪型&髪色七変化をお見せしました。

七変化をお見せして何か物足りない方もいるかと思い、「八変化」目を。これは近くの床屋でスキンヘッドにした時です。

床屋のオヤジも、ここまでやるのは久しぶりだ、と力が入る。

入念なマッサージ。

バック。

普段は青いチューリップハットでカムフラージュ。

バッジは、「君の知らない物語」の絵柄です。

BGM. 小泉今日子「ヤマトナデシコ七変化」


ライカ

5/Ⅸ.(木)2024 はれ 台風の余波で今週は混んでます

巷では「お米がない」と騒がれてるので、今日はこんなTシャツで出勤。カメラマンは文化部長(部員ゼロ)スーちゃん。

逆光だから、と外で撮ります。志村けんの顔マネで「だっふんだ」。

話しは変わりますが、皆さんは「24時間テレビ」はみてないですよね??

TVerで、24時間テレビの中のドラマ、「ダメ夫、萩本欽一を愛した亡き妻の物語」が観れます。おそらく初めて欽ちゃんの私生活に言及したものです。(僕はリアルタイムで知ってて良いはずなのですが記憶にないです)欽ちゃんが干されそうになった時期があったらしく、そのピンチに欽ちゃんがマネージャーに、「仕事なくなるから希望の人につけるように社長にお願いするよ」、と言うと、マネージャーは「何を言うんですか!僕は欽ちゃんが好きなんです!一緒に頑張りましょう。地方のテレビでも、ラジオでも、遊園地の営業でも、仕事なら僕が見つけてきます!」と熱弁しますが、その役が香取慎吾なのです。僕は、「まるで現実の香取慎吾とシンクロしてるなぁ」と思って泣きました。そしてエンドロール、このドラマのナレーションは草彅剛。ここでまた泣きます。今回の24時間テレビはジャニーズ色を一掃して、新しい地図、を起用するなど、時代が変わったな、と思わせます。「辛抱する木に花が咲く」という言葉を思い出して3度目泣きます。

 

24時間テレビの裏でやってたサンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃんという番組で昭和歌謡のベスト20を、現代の子どもたちが選んでました。現代の子どもと言ってもそこらの子どもではありません。「昭和歌謡に詳しい」マニアックな「博士ちゃん」と呼ばれる子どもたちへのアンケートです。ランキングのポイントも博士ちゃんだけに、「歌い方」とか「歌への執着」とか普通の子どもとは思えない「昭和な意見」の集計です。ランキングは、3位が美空ひばり・2位が中森明菜・1位が山口百恵でした。

僕らの世代でも「7位の笠置シヅ子」は知られてないです。最近「朝ドラ」になりましたね。「東京ブギウギ」の人です。カワクリのシングルレコード・コーナーから。CHIYAMAとは「茅ケ崎のYAMAHA」で「チヤマ」です。

ちなみに、右下の少女は浅香唯のデビューシングル「夏少女」。浅香唯なんて可愛いからもっといい写真使えばいいのにと思いました。ジャケット写真は、クシャッとした顔をしてますね。

 

スマホのアプリで「ライカのカメラ」があります。お試し期間があるので使ってみます。ライカのカメラはプロが使うドイツ製の高性能の一眼レフです。たくさんの有名な写真家が使っています。お昼に心理の徳田さんをカメラマンに仕立て上げ、どんな風に撮れるかを試します。

「ライカ」の良さがわかりますか?

なんとなく綺麗に撮れてる気がしませんか?

BGM. 「愛菜ちゃんと遊ぼう!」博士ちゃん テレビ未公開トーク


大岡山デート~江夏の夏

2/Ⅸ.(月)2024 台風去る 晴れ

さてお騒がせののろのろ台風も去り、ここのところ一部で評判の大岡山デートの新作です。男も身だしなみです。あなたとデートに行く前に美容院に行く。

今日の髪色のテーマは「焼き芋🍠」。

ジョンの眼鏡をかけて、

出来立てのホヤホヤ(ホカホカ)であなたを迎えに行きます。(これはあくまで架空の妄想デートです)

ご飯は何を食べましょう?最近僕の食べたリストから候補があれば言って下さい。次の5つから選んで下さい。

①大岡山からも頑張れば歩ける自由が丘の天麩羅屋。目の前で揚げてくれます。コース料理ですね。下は、若鮎。

②大岡山から歩いて行ける奥沢のイタリアン。ワインをボトルで頼んだら、アイルトン・セナのTシャツをくれました。下は、冷製コーンスープ。

ボンゴレビアンコ。

イカ墨のピザ。

ベスコングルメ(TBS)で紹介されたTボーンステーキはひとりじゃ多いから二人で分けて丁度ですね。

③寿司屋では一足先に秋の味覚を。新さんま刺身。

松茸土瓶蒸し。まだ中国産ですが。

④昼から呑むなら蕎麦屋ですね。蕎麦屋は「アテ」が多くて昼呑みには好都合。下は、賑わい天丼。海老天が2本です。

⑤鰻屋。肝焼きから行って、

鰻重。

肝吸いも付けます。僕は「お子様」みたいにスプーンをつけてもらいます。あなたも欲しければ頼んであげます。

と、ご飯はいいとして何をしましょう。

今回の大岡山デートは何にしようかと考えて思ったのですが、カップルで「共通の好き」があればそれに行くと楽しいでしょうね。情報も共有出来るし補完も出来るし、何より同じ「好き」の話題で盛り上がるし。

でも、相手の好きに付き合うのも乙な物ですね。彼女が好きなビリー・ジョエルのコンサートに行った友人を横目でみていた大学生時代を思い出します。そう言えば、ユーミンが好きな子に誘われて葉山マリーナにライブを彼女の運転する車で(僕は運転が出来ない)行ったこともありました。

今回は逆のパターンにしようかと思います。彼氏が波乗りが趣味な女の子は自分はしないから彼が海にいる時、自分は砂浜で本を読んだりサーフィンする姿をみたりして待ってると聞いて「大和撫子だなぁ」と感心してちょこっと憧れた気がして、そう言えば、舘ひろしや岩城滉一が在籍していた暴走族バンド「クールス」の曲「ミスターハーレーダビッドソン」は、彼女目線の歌で、私の素敵な彼ったら私とのデートの時も夢中でハーレーダビッドソンの話をして憎らしいけど好きよ、だったり、90年代「アイドル冬の時代」に活躍したCoCoの「はんぶん不思議」の歌詞でも、図書館の帰り道に夕日のにじむ川べりに肩を並べてしゃがんで草野球をみてるとあなたはルールの説明ばかりして私はちょっぴりすねていつも喧嘩になるのよ馬鹿みたい、というラブコメ感も捨てがたいですから、今回はあなたの好きなことを考慮せず、僕の好きなことに付き合ってもらうデートプランです。ビデオを一緒にみます。

広島vs近鉄の日本シリーズの第7戦、勝った方が日本一。広島1点リードで迎えた9回裏近鉄が無死満塁と江夏を追い込む。この両チームの攻防を当時「ナンバー」という雑誌に山際淳司が「江夏の21球」という文を書いた。その映像化。

試合のポイントは、江夏が追い込まれた場面で古葉監督がブルペンで北別府と池谷に投球練習をさせるのであるが、これにはプライドの高い江夏が腹を立てる。「1年間、自分を抑えの切り札として使っておきながら、最後の最後で信用していないのか!」と。これも実に江夏らしい。マウンドで怒りが収まらない江夏のもとに衣笠が近付き、「俺もお前と同じ気持ちだ」と耳打ちしてグラブで江夏の尻をポンと叩く。それで冷静になった江夏は、この絶体絶命のピンチを抑えるのである。江夏はサウスポーだから、三塁走者が見えない。そこで同点スクイズを試みる近鉄の作戦に対し、江夏はなんとカーブでウエストしてスクイズバントを失敗させるのだ。

 

・江夏で思い出すのは、他にもあって、延長11回をノーヒットノーランに抑え、延長11回の裏に自らの決勝サヨナラホームランで試合を決めて、「野球は1人でもできる!」という名セリフを放った。僕は、この試合はよく覚えている。巨人戦のラジオが途中から、甲子園の阪神vs中日に変わったからだ。江夏のサヨナラホームランはまさに劇的で、僕はその後に発売された「週刊ベースボール」の江夏がバンザイしてホームインするピンナップ写真を部屋に貼った。記録に残る選手より記憶に残る選手になりたい、とよく人は言うが、江夏は記憶にも記録にも残る劇的な選手だった。当時は、巨人・大鵬・玉子焼きの時代だったが、江夏は阪神タイガースのエースで生意気でふてぶてしく不良っぽいから好きだった。ギッチョっていうのも、何か不良っぽくみえたな。江夏の劇的なシーンといえば、他に以下のようなものが有名。

・オールスターの9連続奪三振。
オールスターは、1人の投手の投げれるイニングの上限が3回だから、対戦打者全員を三振に斬ってとった。これは、オールスター史上、江夏しかいない。

・江川がはじめてオールスターに選出された時は8奪三振をとった。その試合は、2-0とセ・リーグがリードした9回裏、パ・リーグは1点を返し、尚も無死満塁。そこで、リリーフ・江夏が登場。1人でもランナーを出したら「セ・リーグの勝ち」はなくなる。そんな大ピンチを江夏はここでも、3者連続三振に斬ってとり、またもや伝説を作る。この試合の「プロ野球ニュース」は、βビデオの時代だけど今でも持ってる。

・そんな輝かしいエピソードのどれよりも、僕が一番、江夏らしくて好きなエピソードがある。それは、TV中継が途中で終り、ニッポン放送のショーアップ・ナイターに切り替えた直後に起きた。審判の「ボール!」の判定を不服とした江夏が、アンパイヤを殴ったのである。それが、ラジオで実況中継されるのだが、映像がない分、想像力を掻き立てる。江夏がゆっくりとマウンドを降り、肩で風切るようにアンパイヤを睨みつけながら距離をつめ、アンパイヤは何故、面を外しちゃったんだろう?つけとけば良かったのに。至近距離から的確に審判の顔面にパンチをお見舞いした。江夏、退場。湧き上がる会場のコールに興奮した。その試合の結果がどうなったのかの記憶はない。ただただ、江夏が審判を殴る姿だけを何パターンも頭の中で想像した。左ストレートかな?フックかな?それともアッパーかな?野球で、パンチをするシーンって滅多にないもの。田淵は止められなかったのかな?

江夏は、ピークを過ぎた頃、メジャーに挑戦するが、惜しいところまで行って駄目だった。江夏は、あれだけの選手だったのに、監督もコーチもやっていないと思う。一度だけ、12チャンネルで野球解説をしてるのを聞いたことがあるが、あまり面白くなかった。その後、覚せい剤でパクられたりした。「英雄失格」という梶原一騎世代の僕らにとっては滅びの美学というのだろうか、江夏の生き様に哀愁を感じた。ONを擁して9連覇中のジャイアンツに対して、真っ向から向かっていったタイガースのエース・江夏に、少年時代、心を惹かれた。それは反骨の象徴で、ロックのスピリッツにも通じるものがあった。「江夏の21球」は、野村克也の解説でNHK特集で放送され、今はDVDが販売されているが、この番組でも江夏は実にふてぶてしい。NHKの番組なのに、チンピラみたいなシャツで登場して、インタビューに答え、煙草をプカプカ吸って回想する江夏。これは、必見です。

今日のデートプラン、100点満点で何点ですか?

BGM. CoCo「はんぶん不思議」


川原はどのように夏休みを過ごしたか?

夏休みに入る前のこと。 「どこか行きますか?」と聞かれたので「ニューヨークとフランス…」と言い掛けたら「まぁ、ゴージャス!」 とビックリされました。
ニューヨークというお笑い芸人の単独ライブと、水道橋博士と松村邦洋のトークライブを聴きに浅草フランス座(東洋館)に行く予定なのに、勝手に勘違いされたのです。 そんなカワクリの夏休みは、8/11(日)~8/19(月)です。 その間に私がどのように用事をスケジュールしたかを今回はお話してみようという日記です。

①8/11(日)

・高円寺昼「水道橋博士とビートきよしのトークライブ」、2000円。

浅草キッドの玉袋筋太郎じゃない方、と、ツービートのビートたけしじゃない方、の二人のトークライブ。

博士のサイン本を買う。

名前入り。

おまけのシール。

1980年のマンザイブーム爆発までの浅草フランス座&ロック座時代の当時の話を聞くという会。ビートきよしは、芸人としてはたけしの2年先輩だが実年齢は2個下で、やたら記憶力がいいので、ビートたけしの諸説の真偽を、たけしマニアの博士が鋭く切り込んで行くという企画。2時間では足らず、次回をやる約束で握手。左がきよし師匠、右が博士。

その足で新宿へ。

10日発売の「いちご新聞」を買いにサンリオショップへ。

これが収穫。

「いちご新聞」220円の今月号のおまけにボールペンがつく。全5種なので5冊買う、1100円。

全部揃えました。

ランチは中村屋。

限定のカレーにしてみましょう。アラジンのランプみたいですね。

ベンゴールカリー2200円です。肉がいっぱい入ってるって感じです。

②8月12日(月)

・ネットフリックスで「地面師たち」をみる。1日1話観ようと思ってたが、ケンタッキーを買って来てAM~PMにかけて一気見。バイソンとアントニーがいい。これが実在した事件だというのが怖い。

③8/13(火)

・今日は映画の梯子。13時から新宿バルト9で藤本タツキの「ルックバック」。58分、1700円。

実写版「推しの子」のポスター。

ルックバックは青春映画。学年新聞に漫画を描いてる主人公がちょっと褒められて嬉しくなって雨が降って来たのにミュージカルスターのように踊る描写は、(クオリティーはともかく)物を作ったことがある人には刺さるはず。あぜ道をスキップするシーンはコミックス(原作)にもあるが、アニメの方が動きがある分100倍良い!「雨に唄えば」のジーンケリーのよう。

入場者特典でもらったポストカード。絵柄が原画風。二枚くれた。

15時~ポレポレ東中野で「方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~」をみる。

この映画館は僕が東中野に住んでる頃にはまだなかった。

昔、世間を騒がせてる頃、ビートたけしがテレビドラマ化した、カルトとバッシングを受けた社会問題「イエスの方舟」の45年後を描く。オウムや統一教会がまだ騒がれる前の時代で、新・新興宗教に日本人が免疫がない時代。

おっちゃん(千石イエス)は死んだけど女性たちは共同生活を続け、「シオンの娘」というクラブ(水商売)で生計をたてていた。彼女らは酒を呑まず、客の横にも座らず、おさわりNG笑。映画では現在の女性たちの姿に同じ人物の20代の頃の映像がザザっと差し込まれて、当時の彼女らがとてもファッショナブルな美女なことに、知ってたけど、こうあらためて突き付けられると今更驚く。

新宿に出てモンスナックのカレーを食べる。

昔は、コーンサラダが「常連さん」だけおまけ。次回に使える「トッピングのコロッケ」が無料だったからそれを再現してみた。今はコーンもコロッケも有料。

④8/14(水)

・おそ松さん第4期制作決定!で、3期以降の劇場版をみてないことを思い出し、サブスクで3本みる。それというのも途中、「2.5次元」とか「実写化」があったので、「映画は無視しよう」とサボってたことへの補習。「えいがのおそ松さん」「ヒピポ族と輝く果実」「魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会」と映画3つ観ました。ひとつ目は映画館で観てました。ヒピポは、心が洗われます。たこ焼きパーティーは、トト子ちゃんが可愛いのと、最後のクレジットでスタッフの名前に(長男)(次男)(長女)(秘密)などと書いてあるのが面白かったです。あのスタッフロールでSNSのハンドルネームに長女次女など付けるのが一時期流行ったそうです。

寝る前、YouTubeでブレイキングダウン13オーディション1-5を一気見する。次回は日米対抗戦が目玉。きっと岩国の海兵隊だろう。昔、アウトサイダーでアウトサイダー軍と沖縄海兵隊が5対5の試合をやったのを見に行ったことがあるが、あの時は沖縄軍は名前も偽名(たとえば、ライオン、とか)でなるべく隠してた。

⑤8/15(木)

・テレビ録画で「推しの子」とNHK納涼落語特選「居残り佐平次」立川談志(1979)をみる。その後、部屋の片付けをしてマンガを整理して本棚へ。「藤子F不二雄」SF短編コンプリートを読む。

・有楽町よみうりホール「ニューヨーク単独ライブ」初日、6000円

 

ナイツが夏休みの「ザ・ラジオ・ショー」を平成ノブシコブシの徳井と相席スタートの山添が、安藤なつの相方をした回のゲストにニューヨークが来て、「単独ライブの席がトータル1200枚残ってる」と。そもそも5都市のツアーで東京は「3000」のところ「6000」の応募が来たから凱旋で2公演追加したらお昼で平日で告知不足もあり、チケットが余って「自分達は人気がない」と嘆いていた。「愛のハイエナ」(さらば青春の光、とMCして、山本裕典ホストになる企画をやった番組。超面白い!)のよしみがあるからチケットを買った。

明日もチケットとったが台風が近づいてきている。不要不急の外出はさけろ、とニュースが叫ぶ。ニューヨークせっかくチケット完売したのに、次なる試練?

⑥8/16(金)

・先日新宿紀伊国屋で買った本を読む。

「デデデデ」の1-2巻。映画化記念、あのちゃんといくらちゃんの帯つきコミックス。

「からかい上手の高木さん」卒業アルバム。

これはイラスト集。背表紙。

表表紙。

寄せ書き?西片?みんなの声?

二色刷り「つげ義春」作品。「もっきり屋の少女」の紙芝居用カラーイラストも収録。

永井豪作品は意外と手に入りづらいです。

ハニーが生まれる場面のカラー版。

台風で外出するなというから夜のニューヨークのライブはキャンセル。台風だから払い戻し。吉本が払い戻しに応じるのは異例。

⑦8/17(土)

・中野ブロードウェイへ。

「墓場の画廊」で「伊藤潤二展」をやってると聞いたので観に行くも13日でおしまい。グッズだけ買う。

ステッカー550円を三枚。このステッカーはメルカリで高値で売れてて人気だそう。

その後、普段はチェックが甘めの4階を中心に回る。まんだらけ「マニア館」で古本。

まんだらけ「変や」でおもちゃ。

まんだらけ「海馬」で写真集やオカルトなど。

お昼は「青葉」でつけ麺。

 

特製つけ麺1350円。

夜、アベマテレビで残酷物語「うつくし姫」(物語シリーズ)をリアタイで友人とLineしながら観る。

⑧8/18(日)

・浅草東洋館「水道橋博士62才の生誕祭、改め大感謝祭」、が浅草キッドの修行の地、旧フランス座(現・東洋館)で開催。ゲストは松村邦洋。2000円。

お昼は「尾張屋」で天丼。

とりあえずビール。

板わさ。

天丼(車エビ)3500円。

蓋を開けます。エビがはみ出してますね。

博士生誕は、19時半開場20時開演なので時間があるから、せっかくだから「ロック座」でストリップをみる。吉野家の先にあるのが、ロック座。

ストリップと言っても皆さんが想像するようなものではありませんでした。劇場は改装されて綺麗だし会場のスタッフ&店員も半分くらいは若い普通の女性。8月は真夏の祭典!ワールドダンスレビュー!という演目。「アースビート」というタイトルで、インド・中国・ロック・フラメンコ・サロメの話・和太鼓など世界の音楽に乗せて踊り子さんがビートに合わせて「ポーズ」を決めると会場から拍手が起こるという大衆演劇のような「アート」でした。

フィナーレは全員が舞台に揃いリオのカーニバルのいでたちで「マツケンサンバ」を踊り狂い終わります。何が何だかよくわかりませんがこれが面白いのです。悲しい気分なんかぶっ飛んでしまいます。あまり目の見えない野末陳平先生(92才)が高田文夫(76才)に頼んで今でも連れてってもらうという気持ちがよく分かりました。入場料は7000円(シルバー割は65才からだから利用できず)だが入れ替え制がないので1回入れば最大4公演みれて再入場も可。本公演のステージ写真(1枚1000円)をトリの逢見リカとファイナルを買いました。2ステージ半みました。半というのは、20時から博士の生誕祭があるので3ステージ目は途中退場したという訳です。

そして博士生誕へ。

玉ちゃんからお花が届いてました。これが「伏線」。

1部は映画の話。

2部は付き人の話。

3部は松村邦洋のトーク。ほぼ松ちゃんのモノマネを聞く。そして10/10に浅草キッドがフランス座で復活するというニュースに!「伏線回収」。これはチケット争奪戦必至だ。

⑨8/19(月)

・今日は断捨離と部屋の模様替え。本棚も綺麗に途中経過。

 

さて夏休みも終わりいよいよ再開(再会)ですね。皆さんはどんな1週間でしたか?僕はこんなでした。


大岡山デート~パリ五輪の中

6/Ⅷ.(火)2024 はれ 須崎優衣がまさかの初戦敗退。僕のパリ五輪が終わる。大谷翔平34号ソロ、ベース踏み忘れ?一塁に戻る場面も。

この記事も「心のゴミ箱」兼用です。昔の知り合いでたまたま、ここを見つけた人も「元気ですか?」と声をかけて下さい。「元気です」と答えます。コメントを見られたくない人は「非公開」と書いてくれれば皆には分からないようにします。「ゴミ箱」が何かわからなくても、この記事だけで楽しめるようにはしてあります。

 

久しぶりの「デート記事」です。何をしましょうか?「つまんない顔で写真をとろう」という展覧会が横浜そごうでやってるらしく面白いらしいので、つまらない顔、で写真をとってみましょう。

つまらない、の「記号」と言えば、頬杖。

「あー、つまらない」と叫んでみる。

つまらなさ過ぎて頭を抱える。まるで二日酔いのよう。

つまらないから扇子で扇ぐ。

つまらない顔を隠す。

鼻の下にはさむ。

うまく行かない。つまらない。

落語家みたいにくわえてみる。

曲芸師みたいに物を乗っけてみよう。

ヤドンのソファーは、ひとをダメにする。それほど、リラックス出来るソファー。

つまらない、と、リラックスは別物だ。つま先をピンとするけど、つまらない。

新聞読んでもつまらない。代表選手がタバコと飲酒で辞退だって。

そんなパリ五輪も真っ最中の大岡山北口商店街は夏祭りの雰囲気です。

何を食べに行きますか?候補に最近僕が食べたもの。

塩ラーメン屋の「冷やし中華」キュウリ抜き。

お好み焼き屋「佐竹」の「佐竹スペシャル」。

大岡山から徒歩でも行ける奥沢の中華料理屋。青島ビールと紹興酒。

クラゲの前菜キュウリ抜き。

ピリ辛腸詰。

アワビの醬油煮込み。

麻婆豆腐。

誕生日の寿司屋。

ウニ。

この季節は、小肌の子供、新子。

 

新子は出世魚。なかずみ、と食べ比べ。新子2個分に対し、なかずみ半身。

長良川の天然アユの塩焼き。

これは三つ葉。

0時の位置から時計回りに、ブリ・クジラの尾の身・カツオ。この時期にしては脂が乗っています。

じゅんさい。夏の野菜。寒天みたいです。

石垣貝。口の中に入れると、ほわっと溶けます。食感は、アワビの真逆。

本マグロ。

穴子の甘いツメで食べるものシリーズ。デザート感覚。

家系ラーメン屋でやっていた「7日限定」冷やしネギチャーシュー麺。

実物。

にんにくと生姜を入れると美味しくなります。あと、酢。

デートにファッションも大事ですね。リュックサックを新調しました。これは今まで使ってた「山口百恵」柄。

しょこたんのファンクラブ限定の福袋で当てたリュックに、サンリオのキャラ達をつけてみました。

ヘアスタイルは夏らしく「ひまわり」にしました。頭頂部が茶色で、もみあげと襟足は葉っぱの緑。

横からみるとこうです。

パリ五輪の季節だから応援Tシャツ(水色)で。

真夏のデート気分を作ってみました。ひとりにでもウケる限り、企画は続きます。

BGM. 伊藤咲子「ひまわり娘」


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24/Ⅶ.(水)2024 はれ 手越祐也、国家独唱を辞退 RIZIN運営謝罪、SNSは同情の声

今日は土用の丑の日。鰻じやなくても、「う」のつくものならなんでも食べれば良いんだって知ってました?たとえば、うどん、とか、卯の花、とか、ウインナーなど。

今日のお昼は暑いから熱い天ぷら「う」どんにしよう。

受付に、「う」まい棒明太子味を買ってきました🤣

自分用の朝に、「ウ」インナーロール

新しい本棚リスト。東口宜隆は、さらば青春の光、の東ブクロの本名です。彼の卒業文集をYouTubeの企画で幻冬舎が手作りで製本化(商品化)した限定品。東ブクロは先輩芸人のお嫁さんと不倫して干された問題児。「不道徳ロック講座」の帯と並べるとイカしてますね。何気に「力道山未亡人」の帯も興味をそそります。

トランプのTシャツも飾りました。カワクリにあると政治色が薄まるとお褒めの言葉をいただきました。テクノポップが流行しても、歌謡曲に使われると結局、「テクノも歌謡曲になっちゃう」的な。或いは、新興格闘技団体UWFが一世風靡した時でさえ、「シューティング(真剣勝負)も含めてプロレスなんだよ」と語ったジャイアント馬場の含蓄を思い出します。

Tシャツと言えば、「パリ五輪」応援Tシャツが届きました。

女子レスリングの須崎優衣さんに注目です。

あとは柔道。

BGM. RCサクセション「エミちゃん、おめでとう」


「くどう君」と「干しぶどう」の思い出 2024

今月はお誕生日月。この記事も「心のゴミ箱」兼用です。

11/Ⅶ.(木)2024 雨 2024サンリオキャラクター大賞いちご新聞ランキング(いちご新聞に届いた票だけを集計した)結果1位は「ハローキティ」。シナモンは4位。

昨日22時からAbemaTVの生放送で石丸伸二と成田先生が酒を呑みながら雑談してる番組が面白くてついつい夜更かしした。今朝、テレ朝の「グッドモーニング」で元アイドルの局アナがインタビューしてるコーナーでは冗談言ったりして。選挙後のキャラだと延命は難しいと思ってたら見事なキャラ変。「石丸構文」なるものまで出来て「小泉進次郎」に並ぶ人気者に。社会学者?古市氏とのやり合いをネタにされ「サブウェイで注文出来るの?」とネットで騒がれてるが、さすがネットを駆使した選挙戦術の石丸氏だけあって、昨日のリハック(アベマの番組)でも、「(酒の)つまみ買って来ますか?」に「サブウェイ行こうかな?僕よく行くんですよ」と自らネタにする柔軟性。それよりやはり問題は成田先生で一人でヨッパライ「乱入した」N国党の立花孝志と石丸氏のバチバチしたやりとりを茶化し、「紳士的ですね」「恫喝しないんですね」「常識人なんですね」「国民の皆さん、安心して下さい。常識人でも頑張れば、サイコパスのふりが出来ると分かりました」と普段の二人の姿勢と「今日の」態度の差をあざ笑った。面白いものをみせてもらった。

さて、突然ですが僕は「干しぶどう」が嫌いです。それには深い訳があります。
その理由は小学校の低学年の頃にさかのぼります。

「くどう君」が、お父さんの転勤で「ロンドン」に引っ越すことになった。僕の田舎は茅ヶ崎で海外に転校する子は珍しかった。「くどう君」と僕は仲が良くて、引越しが決まってから、僕は「くどう君」の家に遊びに行った。「くどう君」の両親は不在でおばあちゃんが家にいた。
僕と「くどう君」が遊んでいると、おばあちゃんが麦茶とおやつに「干しぶどう」を差し入れてくれた。「干しぶどう」は、白く丸い皿に並べてあった。時は、真夏。「くどう君」のおばあちゃんは、昭和40年代当時のおばあちゃんとして平均的だったと思うが、白いノースリーブの下着のような服を着ていて、かがんで皿を置く時に胸元から谷間が見えた。「くどう君」のおばあちゃんはノー・ブラだったから、垂れ下がった乳房とその先に萎んだ乳首が見えた。僕は、その垣間見えてしまった「くどう君」のおばあちゃんの乳頭と、皿の上の「干しぶどう」が同一の物に見えた。それで、「食べろ、食べろ」というババァに吐き気がして、それ以来、「干しぶどう」を見ると老婆の乳首に見えてしまい菓子パンに「干しぶどう」が乗っていたら食べれない。ピラフに「干しぶどう」が入っていたら顔をそむけた。
その頃の僕は、過敏になっていて、「干しぶどう」だけをよけて食べるのも無理だった。接触してるということは、汚染されてることを意味したから。それだけで、全部アウト!ちょっと高級なレストランに連れて行かれ、気の効いた料理に「干しぶどう」が入っていたら僕はそれに手をつけなかった。
僕はそういう子だったので、親は別に理由も聞かないで放っておいてくれたので、今思えば感謝してる。さすがに僕も大人になって、今では、何秒以内に「干しぶどう」をよけたらセーフ、という独自のルールを作り、おかげで食べれる料理の幅も広がった。
話を「くどう君」に戻そう。「くどう君」のお別れの会。女子たちは皆、泣いていて、中には、「くどう君、行かないで」と無責任なことを言う奴もいた。ま、子供だから仕方ないか。でも、担任は大人なんだから、しっかりして欲しい。クラスの空気は、「くどう君、行かないで」一色になりかけてたのに、あの先生は何もしなかった。そして、目で僕に「この場をなんとかしろ」みたいな合図を寄こした。僕は、<ここはお前の仕事だろ>と視線で返した。
でも、流れからしょうがない。僕は皆に向かって、<そんなこと言ったって、親の都合だからしょうがないだろ>と言った。一瞬で、「そりゃそうだ」という雰囲気になった。そして、僕は、<ロンドンには、ドンドン行け!>と「くどう君」の背中を叩いた。「くどう君」は、2・3歩、よろけてから、振り返った顔は涙まみれで、「タッちゃんは、大人びてるなぁ」と笑った。それが、「くどう君」の最後の笑顔だった。…って、「くどう君」、死んでないし!
真夏の「くどう君」と「干しぶどう」の思い出でした。

BGM. 石丸伸二氏とは?元乃木坂46とも「真剣勝負」【グッド!モーニング】(2024年7月11日)


川原ら、ざくろへ行く

29/Ⅵ.(土)2024 雨 石丸伸二、大岡山駅前で選挙演説。

昨日、高田文夫のラジオビバリー昼ズ35周年記念イベントが有楽町東京国際フォーラムで行われたので観に行く。普段のビバリーメンバーにゲストでサンドウィッチマン・純烈・神田伯山・クドカン・爆笑問題が駆け付ける。3時間超の長丁場だったが、これだけのメンバーで最後に集合写真を撮るのに皆勝手な動きをするし時間が押してるからどうするのかと思ったら、その場を仕切ったのは磯山さやかだった。まるで「笑っていいとも」のグランドフィナーレでダウンタウン・爆笑問題・とんねるず・さんま・タモリがバラバラに動くのをまとめ上げて仕切った中居正広のデジャブかと思った。

そんな磯山さやかは、小倉優子と同学年で同期だが、テレビで二人が共演(競演)したのをみたことがない。ほぼ同じ時期にバラエティーで活躍してるはずだが。

そんな二人が、ノンアルコールの店を一緒にめぐりトークする番組の録画を持っている。ちなみに二人とも吞兵衛。

そんなことはどうでもよくて、公演終了後に銀座ざくろへ行く。

まずは生ビール。

お好みのお通しから二品選べます。僕は真鯵のたたきと、

若鮎の塩焼きに。

泳いでるような鮎ですね。

すぐに〆張鶴にしました。

お刺身が来ます。

お肉はA5等級。

ゴマダレとポン酢で食べます。ネギが苦手な人は言えば、抜いてくれます。

薬味は、もみじおろしとニンニク。

しゃぶしゃぶのお肉。

野菜とかは仲居さんがやってくれます。

こんな「オズの魔法使い」のブリキマンみたいな装置が出て来ます。

これに出汁を入れて沸騰させます。

湯気が出て来ますね。

天井のライトにまで昇りつめます。

〆にうどんを作ってくれます。

味は塩味にしました。

デザートは葛切りにしました。

ざくろ、はトップスと関係あるらしく、チョコレートケーキやチーズケーキも選べます。

ざくろは高倉健のごひいきでした。コレド室町が出来た時、そのこけら落とし公演に立川志の輔が落語会をやったので観に行きまして、その帰りに、ざくろ、が入ってたから寄ったら、高倉健の豪華なお花が届いてました。そんな思い出があります。


大岡山アイドルフェスティバル~ブリキの看板

この記事も「心のゴミ箱」兼用です。はじめてここを見て「ゴミ箱って何?」って方も「ゴミ箱」が何かわからなくても、この記事だけで楽しめるようにはしてあります。コメントを見られたくない人は「非公開」と書いてくれれば皆には分からないようにします。

27/Ⅵ.(木)2024 はれ 大谷翔平、キング独走25号で4連勝貢献、3冠王も射程圏3打点差

今回は「大岡山アイドルフェスティバル」略して「OIF」を開催します。最近は昭和風のブリキの看板に昔のアイドルのピンナップを印刷したものをよく目にします。クリニックの入り口に飾ってある(放置?)ので今回はそれをドドドンとご紹介しましよう。

昔のアイドルと言えばバックで「スクールメイツ」なるダンサーの踊りが付き物でしたから、今回はチアガールで華を添え、ブリキの看板と僕の個人的な思い出を語ろうという趣旨です。マニアックな回ですが、写真が多いので見やすいです。おつきあい願えれば。それでは行きましょう。

まずはエントリー№「1」三田寛子。応援のチアガールは、原型。

 

僕は三田寛子のことはデビュー曲から知っていて、CBSソニーから出たイメージ・ビデオ「映・像・少・女」(β)も持っています。3曲目の「駈けてきた処女(おとめ)」のクライマックスは、果物を並べたテーブルに、三田寛子がはんなりとうつぶせてて、視線だけはしっかりこちらを見てて、曲調が変わる瞬間に片手を払いのけるポーズで果物を一つ残らず、テーブルから落すシーンがインパクトがありました。さすが、井上陽水、という感じの名曲です。
三田寛子は「花の82年組」だから、頭角を現すのはちょっときついかな、と思っていました。
そんな彼女にとってのターニング・ポイントは、プロポーズ大作戦の正月特番で、フィーリングカップル5vs5、に出たことだと思います。美人歌手5人組と素人の大学生5人組の公開お見合いで、昔は松田聖子とかも出てました。
1枠がリーダー的に可愛い子(たとえば聖子)で2~4と好みを取り揃え、5枠で落す。主に、研ナオコとか和田アキ子がその位置にいました。
83年の正月、1枠は早見優、2枠は中森明菜、三田寛子は3枠で出場、4枠が堀ちえみ、5枠は中原理恵でした。中原理恵はもう欽ドンで新境地を定着させていたから、この時点での5枠は妥当。
番組的には、早見優で「かわいい~」を掴み、中森明菜、三田寛子、堀ちえみが加速させ、中原理恵で落す鉄板の布陣だった。…はずだ。
実は、この放送のビデオを僕はまだ持っているのですが、番組の流れをことごとく、三田寛子が止めるのである。
お正月だから艶やかな晴れ着を着て、おっとりした京都弁で男性陣からの質問に答えるのだが、<デートに誘われたらどうする?(あるいは、プロポーズされたら何と言う?)>に対して、「いや~ん」とか言って、照れて、振袖で顔を隠して答えない。
司会者は、とにかく中原理恵で落したいから、<ちゃんと答えて>とせっつく。
すると、三田寛子は、「じゃ~、お月さんが来たー、って言って空を指差して、その隙に逃げます」と答える。
終始、こんな感じで、中原理恵は完封されてしまった。
ウブというのか、まだ世間が「天然」という共通語を持たない時代だった。
翌週くらいに、三田寛子は「笑っていいとも」のテレフォン・ショッキングに呼ばれ、そこでもスパーク!
その翌月くらいから、月曜レギュラーになって「寛子のお菓子大好き」というコーナーを結構長くやっていた。僕は学校があったから、毎週、録画して見ていた。このコーナーは人気があって、同じタイトルのお菓子のレシピ本も発売された。僕も買った。まだ持ってる。

そんな彼女が今ピンチで、なんかしみじみとしている。僕は三田寛子のホップ・ステップ・ジャンプの瞬間の空気と同時代を生きてきたとも言えるから。

 

エントリー№「2」原田知世。応援は、チアガール川原Ver.1。

 

昔、12チャンネルの朝に、「おはようスタジオ」という新人アイドルの出る番組があって、そこにゲスト出演する新人アイドルは新曲情報などを「たぬきインタビュー」というコーナーで紹介してもらうのですが、「たぬきインタビュー」とは文字通り、質問の答えから「た」を抜いて答えねばならず、失敗して、「た」と言ってしまうと顔にタヌキの絵のシールを貼られて行くという罰ゲームが見所でした。
皆、最初こそ警戒するのですが、インタビューが進むに連れ、ついつい1つ2つ「た」と言ってしまい、そこが愛嬌なのですが、僕が今尚、忘れられないのは原田知世で、原田知世はショッパナから、「た」の字を連発して、インタビュー半ばにして、タヌキシールで顔が見えなくなっていました。途中からチャンネルをつけたら誰だか判らないぞ。僕はその映像もβビデオで持ってる。
原田知世を有名にしたのは映画「時をかける少女」ですが、実はその前にTVで「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」を主演していました。

この時代は、原田知世でさえ水着姿を披露してたのですね。

 

エントリー№「3」薬師丸ひろ子。応援は、チアガール川原Ver.2。

 

「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」と言えば、本家は映画版の薬師丸ひろ子ですね。ちょっと話はそれますが、小学校の頃、少年野球チームに入った僕は背番号を何番にしたいか?、と聞かれ、「666」と「ヨハネの黙示録」の数字を希望に出したら、「3桁は駄目だ!」、と却下された思い出があります。
ところが、薬師丸ひろ子は映画「探偵物語」の公開記念の野球大会に登場した時、背番号「8940」をつけていました。
「8940」はヤクシマルの語呂合せですが、僕はそれをTVで観た時、思わず、「4桁、ありかよ!」とツッコミを入れたものです。
その野球大会の映像も、僕のβビデオのコレクションにあります。

 

エントリー№「4」山口百恵。応援は、チアガール川原Ver.3。

 

中3の僕は、特に何があったという訳ではないのだが、絶望的な気分で毎日を送っていた。きっと、クラスメートや教師や家族にも気付かれなかったが、暗澹たる日々だった。その頃、僕の生活を支えたのは、一枚のアイドルのポスターだった。そのアイドルとは、山口百恵だ。
山口百恵はシングル盤では、「秋桜」を歌ってる頃で、もうアイドルというより賞レースの本命になる王道の歌手で、「横須賀ストーリー」以来の本格派ポップス路線から、「百恵神話」へと移行してゆく途上だった。僕は、「中3トリオ」の3番手の頃の山口百恵が好きで、その後の売れ線路線にはあまり好感を抱いていない。

それでも、僕を支えてくれたその時の山口百恵のポスターとは、当時の山口百恵としても、当時のアイドルのポスターとしても、少し風変わりだった。
それは、白いブラウスに茶色のスカートをはいた普段着の格好で、ポスターのくせにこちらの目を見ずに脇の方を向いている。その視線の先に何があるかは、ポスターに写っていないので想像するしかないのだが、おそらく他愛も無いものにちがいない。それは近くのキレイなお姉さんみたいな風体だった。
東中野のレコード屋で、『花ざかり』というお花をテーマにした歌ばかりを集めたアルバムを買ったら特典としてもらった。僕は、毎日、このポスターに見守られ、中3の一年間を皆勤賞で過ごした。

 

エントリー№「5」。応援は、チアガール川原Ver.4。

 

高校生の頃、夜のプロ野球ニュースをみるのが日課でした。そこで突然、飛び込んできたのが、ビーチで人目を気にしながら、思い切りよく、無地のグレーのトレーナーとジーパンを脱いで、青いビキニ姿になって、カメラに向って微笑むお姉さん。ミノルタ・カメラのCMの、宮崎美子も一世を風靡しました。ちょっと、おなかがぽっこりしてる所がいい!、とクラスでは評判でした。男子高校生には女子大生は憧れの的でしたよ。

 

エントリー№「6」。応援は、チアガール川原Ver.5。

 

長淵は当時人気絶頂のアイドル石野真子のファンだと番組で公言した。
石野真子はデビュー曲「狼なんか怖くない」を吉田拓郎が作曲した縁もあり、僕もファンクラブに入っていた。ある日、長淵のオールナイトに石野真子がゲスト出演したのだ。当時のトップアイドルを深夜の3時過ぎに有楽町まで呼び出すなどとはふてぶてしい。フランク永井だってしない。古いか。
石野真子は長淵のことを全く知らず、初対面。番組では舞い上がった長淵がギターを弾き語りし、流れでデュエットすることになった。只でさえ不快なのに、
そのやりとりの途中で長淵が真子に「オイ!」とか「コラ!」とか「バカ!」とか言ったのである。そうしたら真子が反射的に「はい」と素直に答えたのである。深夜に叩き起こされた寝ぼけたキューピットが間違って矢を射っちゃった瞬間に立ち会ってしまった。その数ヶ月後に2人は結婚する。真子はトップアイドルの座を捨て引退。ファンクラブも解散。
当時の石野真子は本当に人気があった。アイドルに敵なし、まさにジュリーがライバルだ。自らのデビューのきっかけとなった「スター誕生!」やNHKの「レッツゴーヤング」の司会も務めていた。当時のレッツゴーヤングの後ろで踊るサンデーズには松田聖子がいた。松田聖子はその後、なみいるライバル達を横綱相撲で退け80年代を象徴するアイドルになるが、もし石野真子が引退してなかったら天下取りは1,2年は遅れたのではないだろうか。石野真子の最後のTV出演は「夜のヒットスタジオ」だった。真子の引退のために用意されたような回で、
真子がデビュー2作目にあたる拓郎作曲の「わたしの首領」(←チッ!誰のことだ?)と自らが作詞した「私のしあわせ」という歌を披露する。司会者の井上順と芳村真理のはからいで海援隊の武田鉄也が「贈る言葉」を歌う。泣き出す真子。観ているこちらもつられて泣き出す。「贈る言葉」をバックに色んな友人・知人がお花を持って駆けつける、30人くらい来た。締めは、ドラマ「およめちゃん」で共演した森光子が、武田鉄也の歌をBGMに「真子ちゃん、あなたは幸せになる義務があるのよ。これ、私からの贈る言葉」という名言を残し、コマーシャル。僕は涙が止まらなかった。ラストのシーンでは花束を抱えて泣きながらも笑顔を作り「あ・り・が・と・う」と読唇術でしか読み取れないメッセージを送信するテレビ出演最後の石野真子の真横で本人以上に大泣きしている松田聖子が映った。涙の降水量ランキング、1位・松田聖子、2位・僕、3位・石野真子だった。

 

エントリー№「7」。応援は、チアガール川原Ver.6。

 

ドリス・トロイの「ジャスト・ワン・ルック」。心弾ませる軽快なイントロのピアノ・ソロが、一目惚れの鮮烈さを見事に表現している。ドリス・トロイという人は、いわゆる一発屋だったそうだ。だからこそ、この曲の主題である、「一目惚れ」の純度を高めてるような気がする。大学の頃、中森明菜で大儲けしたワーナー・パイオニアが、その収益を社会に還元すべく、あまり売れるとも思えない全8集からなる「ATRANTIC RHYTHM AND BLUES 1947-1974」を発売してくれた。ドリス・トロイの「ジャスト・ワン・ルック」は、その第5集に収められている。

 

エントリー№「8」。応援は、チアガール川原Ver.7。

 

キャンディーズのスーちゃんが亡くなった時にはビックリ。
スーちゃんは、中学の時の友達で少年院みたいなところに行った子がファンだったな。彼は、ランやミキのことを敵対視して、でも一番、ピンク・レディーのことを悪く言ってた。「やつら、うんこ食べるらしいぜ」とか言ってた。あきれた。吉田拓郎は、キャンディーズに何曲か楽曲提供していて、自身のアルバムでカバーして歌ってる。『ぷらいべいと』で「やさしい悪魔」、『大いなる人』で「アン・ドゥ・トロワ」を全然違うアレンジで歌ってる。後者では、♪さよなら~、キャンディーズ♪というフレーズが入っていたから、『大いなる人』は、キャンディーズ解散の直後に出たアルバムだったと記憶する。僕は、あまりキャンディーズのレコードは持ってないが、「年下の男の子」と「哀愁のシンフォニー」だけ買った。
1986年ころ、サザンやユーミンや吉川晃司や明石家さんまが「メリー・クリスマス・ショー」という番組をイブに生放送でやった。ユーミンが、アン・ルイスと原由子と3人で女ポリスみたいなコスプレをして「年下の男の子」を歌い踊って、僕は悪趣味だなぁとテレビの前で辟易していたら、司会のさんまがユーミンに、「ユーミンさんの場合は、ほとんどが年下の男の子ですよね」と茶々を入れて、さんまに救われた思い出がある。

 

エントリー№「9」。応援は、チアガール川原Ver.8。

 

ピンクレデイ―の人気は尋常じゃなかった。1978年に「サウスポー」で日本歌謡大賞をとって、「UFO」で日本レコード大賞を受賞した。その年にこの二つの賞を同時に獲得する歌手は過去にもたくさんいたが、同一年にひとりの歌手が別の曲で二つの賞をもらうというのは後にも先にもピンレディー以外に知らない。下は、何かの授賞式。珍しく山口百恵とスリーショットで写ってる。

という訳で、大岡山アイドルフェスティバル(OIF)企画いかがでしたか。順位付けはしません。みんながオンリーワンです。戦争をやめろ!選挙に行こう!

BGM. 三田寛子「駈けてきた処女」