18/ⅩⅡ.(火)2018 はれ 寒い 髪色を村上春樹「ノルウェイの森」風にする
一つ前の記事や、くれたコメントの返信で、テッテ的に、アプリ拒否宣言をしましたが、人間とは両価的なものです。
嫌いと言えば言うほど好きになり、憎けりゃ憎いほど愛おしい。世界はアンビヴァレント・ワールド。てんでんバラバラです。
つまり僕はどこかで、アプリ、に惹かれてて、だけど、自分から告るのは癪だから、アプリ、の方からおしかけて来ないかな?
と夢想しています。
それと言うのも、今、コンビニで、あだち充の、みゆき、を雑誌っぽい装丁の単行本で安価で売っているから、気軽に買って、
酒の友に、読んでるのだけれど、ラブコメの王道も、男・主人公は何もしないのに、勝手に恋(女)が舞い込んでくる、という
まさに男にとって都合の良い設定だから、ウケたのでしょうね。
みゆき、はさらに、妹萌、というのを確立させた金字塔とも言えますが、ここでは多くは語りません、長くなるから。
で、みゆき、もそうなんですが、おしかけ女房、って日本の文化に根強くあって、雪女とか、鶴の恩返し、とか、うる星やつら、
とか、イイナ、と思います。響きが良い。
最近は草食系男子なんて聞きますが、おしかけ女房、って言葉がある限り、昔から男子は草食系だったのかもしれませんね。
健さん、とか、寅さん、とか男の代表みたいだけど、どっちも女には、めっきり奥手だし。
そこが男にウケてるかげのゆえんだったりして。
モテない言い訳になるでしょ。「俺って、不器用だから」。
おしかけ女房、で思い出すのは、はしだのりひことクライマックス、の「花嫁」。
はしだのりひこ、とは「帰ってきたヨッパライ」で有名なフォークルのメンバーで、作曲家でヒットメーカーでもあるが、
リサイタル音源を聴くと、お笑い担当でもある(フォークル自体が、お笑いであるが)。
僕の記憶では、「笑点」の本当の大喜利の前にやる、芸能人の大喜利に出てた。それも、円楽、の位置に。
はしだのりひこ、は去年の12月にパーキンソン病で死んだ。1年になる。合掌。
そのクライマックスの、花嫁、だが、作詞の北山修が当時のインタビューで答えていたのだが、
「あの歌は、おしかけ女房、の歌です」。
当時、僕は小学校高学年。「花嫁」はテレビの歌番組でよく聞けたし、その年の「紅白」にも出てた。
僕は子供ながらに、おしかけ女房、かぁ、と思ったものである。
恋に恋する思春期の前段階の世代で、複雑だった。
同じ年、加藤登紀子の「知床旅情」がヒットした。
父が、「この歌は、森繁(久弥)の歌だが、加藤登紀子が、この歌を歌わせてくれ、と森繁に直談判して、
実現した歌なんだ」と教えてくれたのを覚えている。
父は、女だってそのくらい出来るんだ、すごいなぁ、というリスペクトの意味で言っていたのだが、
僕は「花嫁」の北山修のインタビューを読んだ直後だったから、「こいつも、おしかけ女房、か」と思った思い出がある。
で、アプリ、である。
「花嫁」と「知床旅情」が流行ったのは、1971年だ。僕がはじめて好きになったアイドルの天地真理がデビューする1年前だ。
今は、平成30年12月。
嫌がる僕に根気強く、おしかけて、アプリを教えてくれる、‘女房’、を待つ。
BGM.はしだのりひことクライマックス「花嫁」