ベン・ジョンソン

陸上選手のベン・ジョンソンをご存知だろうか?
カール・ルイスのライバルみたいだった人です。
僕が、ベン・ジョンソンでいまだに忘れないのは、ソウル・オリンピックで金メダルをとった日の朝日新聞の夕刊の記事で、

「子供の頃、ジプシー占いをしてもらって、そうしたら、【あなたは歴史に名を残す人になるでしょう】と言われたことがある。
それがこれのことだったとは」というような喜びのメッセージだった。まだドーピングが発覚する前のインタビューである。

ベン・ジョンソンをネットで検索したら、

【1961年、カナダの生まれで、
1984年、ロス五輪に出場し、カール・ルイスが優勝した100mと、4×100mリレーで銅メダルを獲得。
1987年の世界選手権男子100mでカール・ルイスを破って9秒83の世界新記録(当時)を樹立。
1988年ソウルオリンピックの100m決勝で9秒79の世界新記録(当時)を樹立して優勝。
しかし、競技後のドーピング検査で陽性反応が出たことで、世界記録と金メダルを剥奪された。
2002年にティム・モンゴメリが9秒78を出すまで幻の記録と呼ばれ、
ギネスブックには「薬物の助けを得たにせよ、人類が到達した最速記録」と掲載された。
1992年のバルセロナオリンピックの100mに出場したが、再びドーピングで陽性反応が出たため、
公式の陸上競技大会からは永久追放され、IOCの第1種ブラックリストに登録された】、とあった。

歴史に名を残す、ってこういう意味なのだ。

僕も、ジプシー占いに凝ったことがある。
住まいの一室を、占い専用の部屋にして、結構本格的な儀式的なお清めをした。
そのせいか僕のジプシー占いは良く当たると評判だった。
中でも思い出深いのは、A君とB君のことだ。

A君は高校時代の仲間だったが、A君は現役で医学部に入り、
浪人生の僕を尻目に外車を乗り回し、青春を謳歌していた。
灰色の浪人生活とは、もう別の世界の住人なんだな、とイジケタものだ。
そんなA君が遊びに来た時、占ってやったら、「長いお別れ」というカードが出た。

僕は、こいつは彼女とドライブでもして、こっちとの付き合いを切るつもりなのだ、とカードを読んだ。
そうしたら、そのわずか数ヵ月後、A君はその外車で交通事故で即死した。
「長いお別れ」とは、それだった。

B君は、僕より賢かったが、受験運がなく、2浪していた。
B君は、秋頃、「今年は大丈夫!」と余裕をかましていて、「占ってくれ」とえばって言った。
「苦しみからの解放」と出た。

結果に喜んだB君は、「実はオヤジのコネでC大学に入学出来そうなんだ」と打ち明けた。
僕は、このご時勢に、裏口入学なんてあるかな?と疑ったが、B君の成績を知っていたから、
正面突破でも受かるのだろう、と得心した。
しかし、その数ヵ月後、大人の事情があったらしく、そのせいでC大学の入学はペケになり、B君は自殺した。
B君は、背負ってる物が大きかった。「苦しみからの解放」とは、そういう意味だった。

僕はつくづく思った。
ジプシー占いは当たるけれど、リーディングは、ほぼ不可能だ。
後になって、「そっちの意味かぁ」と判るもので、僕の出した結論は、「だから、やっても意味がない」、だった。
僕はそれを機に、ジプシー占いを封印した。はたちの時分だ。

人生は出たとこ勝負。だから占いは受付の占いくらいが丁度いい。↓。結構、当たるし。

最後に、漫才のナイツ風のギャグを考えたので、それを紹介して、しめくくりにします。

「ヤホーで調べたんですが、皆さん、ベソ・ジョソソソ(べそ・じょそそそ)って知ってますか?」
<あぁ、「ン(ん)」を「ソ(そ)」って読んじゃったのね>

BGM.加藤和彦「それから先のことは 」


桜満開‼︎花見上手の高木さん

26/Ⅲ.(月)2018 はれ

昨日は、さくら学院の卒業式をライブビューイングで、1日遅れで、みる。
時間があったので、その前に、ドラえもんの宝島もみた。しずかちゃんが、大平さんに似てると思った。
そんな、さくら学院の卒業式を祝うかのように、東京は桜が開花宣言。

今日は、ご近所の東工大の卒業式。


東工大は、キャンパスを地域に開放してるから、桜のシーズンはお花見の名所だ。
天気予報が言っていたが、東京のお花見は土曜日までらしく、日曜には散ってしまうかも、と。
そこで、お花見に行けない人のために、高木さんと一緒に東工大へ行って来て、写真を存分に撮って来ました。
お花見気分をお楽しみ下さい。
高木さんを知らない人は、うかいさんの記事を。

これが高木さん。↓。

入口の桜を背景に、高木さん。↓。

桜の樹の枝に乗った高木さん。↓。

もっと細い枝にも乗った高木さん。桜の花びらもクローズアップ。↓。

校舎を背にして高木さん。↓。

桜の向こうに校舎が見えますね。↓。

太い桜の枝に乗った高木さん。↓。

花びらも接写。↓。

お弁当を広げてる人もいますね。↓。

ピンクの桜。↓。

東工大の裏の方に回ってみました。↓。

こんなところで、まちぶせ、してそうな高木さん。↓。

ピンクの桜をバックに。↓。

アクロバティックな高木さん。↓。

おだやかな昼下がりです。↓。

本当にE天気。↓。

桜の花びらと高木さんが同化してしまいそう。↓。見てる僕は、どうかしてしまいそう…。

僕が高木さんを見染めたのは、新宿ゲーマーズ。
最近のBD/DVDは特典が店舗によって違うのだけれど、そこにタワレコやTSUTAYAも参入してきたからチェックするのが大変。
僕が気に入ってるのは、ゲーマーズでB2サイズの布ポスターがつく。
「おそ松さん」も「ポプテピ」も、だから、ゲーマーズにした。
「おそ松さん」の第一松を買ったら、フェアをやってて、10ポイントもらったから、カードに貼るステッカーを2枚貰った。
絵柄が何となく可愛いから選んだのが、高木さんで、この時はまだアニメを見ていなかった。

やっとこっち向いた。って言われたい。

1枚は、ゲーマーズのポイントカードに貼り、残りの1枚は、TSUTAYAのTカードに貼った。
それがこれ。↓。

僕は毎朝、大岡山のファミマでヴィダインゼリーを買うたびにこれを出すのだが、店員は必ず、
「あっ、何か付いてますよ」と高木さんを剥がそうとする。↓。

そして、剥がしかけて、これはTカードにシールを貼ってあるのだ、と気付き済まなそうにするのが恒例だ。
さすが、高木さん、コンビニの店員さえ、朝から、からかい上手だ。

桜満開‼︎花見上手の高木さん、の巻でした。↓。

BGM.サディスティック・ミカ・バンド「お花見ブギ」


DIY

でんぱ組の新メンバー・ぺろりん、のオタク趣味が、DIYだと言い、100円ショップを物色する番組をみた。
DIY、って何だ?日曜大工かと思ったが、受付の大平さんに聞いたら、「DO IT YOURSELF」の略だそうで、
何かを素人が、自分で作ったり修繕すること、らしい。

それで思い出したのだが、僕が小~中の頃、文房具に新しい波が来て、
ノートがそれまでの大学ノートから、ルーズリーフへと潮目が変わった。
色んなデザインのバインダーが出たが、中でも「DO IT YOURSELF」というのは画期的で、半透明で、
自分の好きなアイドルの写真などを「明星」や「平凡」から切り抜いて、自分流のファイルを各自、作っていた。
僕が最初に作ったのは、アグネス・ラムで、次が山口百恵の花王シャンプーの広告。

それと前後して、ユーフーというチョコレート・ドリンクがアメフト(当時は、アメラグと言った)と提携して、
ニューヨーク・ジェッツのグッズをプレゼントしてくれた。
僕はアメラグはよくわからないが、ジェッツの白と明るい緑のロゴがかっこよくて、ユーフーを何本も飲んで、
バインダーを当てて使ってたことを思い出した。

その頃は、将来、有名になったらと、ペンネームを考えたりしていた。
かわはら・たつじ、という音をそのままに「川原多都児」とか「川原刺青Z(タトゥージィー)」などと走り書きを、
机の上に置きっ放しにしてたら母にみられ、
「達二、あなた、自分の名前が嫌いなの?」
と聞かれて、照れくさかった思い出がある。
その後も、好きな娘が「世良公則(せら・まさのり)」のファンだったから、「寺まさのり(てら・まさのり)」と、
空耳っぽくしたり、
石野真子がデビューした頃は「達二と真子」を並べ替え、「辻田マコト」という藤田まこと、みたいな芸名も
名乗っていた。それも、母にバレた。

3/19は、母の命日。去年は、こんな記事を書いた。

BGM.榊原郁恵「Do it BANG BANG」


十中八九N・Gアーカイブス 「前日」

8/Ⅲ.(木)2018 雨 最近のお気に入りは、「からかい上手の高木さん」

2011年3/11が震災の日で、毎年3月11日だけ(!)TVで「復興が進んでいない」という特集をきまってやる。
8月15日の終戦記念日特集と似てきた。
そういう僕も、12月8日だけジョン・レノンの曲を聴く。真珠湾攻撃の日が、ジョンの命日。

ある人から教えてもらったのだが、3/11の震災の前日、僕は落語の記事を書いてます。
なんとなく静かなトーンだと。
談志が死んだのは、その年の(2011年)11月だから、まだその時点では談志は生きてる訳ですね。

2011年は3月に震災があった一方で、
5月にビン・ラディンが死んだり、11月に談志が死んだり、12月に金正日が死んだ年でもあり、
立川流では、「独裁者が死んだ年」と言われています。アーカイブスはこちらから。

BGM. 吉田拓郎「虹の魚」


十中八九N・Gアーカイブス 「オタク礼賛」

22/Ⅱ.(木)2018 朝はみぞれ。「けいおん」の唯ちゃんの妹の憂ちゃんの誕生日だって。

冬のオリンピックが盛り上がっていますが、みる気がなくてもみる機会が多くて、みると何となく面白いですね。
やはり元の期待度が低かったからでしょうか、松屋の定食みたいに。
「この値段でこのうまさならいい」みたいな。

羽生(はにゅう)君と羽生(はぶ)名人は、同じ漢字で読み方が違う有名人同士だから、最初、混乱しましたが、
それさえ、ネタになってるそうですね。おそれいった。
おそれいった、で思い出しましたが、昔、日ハムに、ソレイタ、という外国人がいましたね。「サモアの怪人」と呼ばれてた。

ある患者さんから教えてもらったのですが、そんな羽生君はメダルを取った翌日に、
東京グール、の声優さんのやってるラジオ番組に出演して、
「(スケートの)本番より緊張してます!」とリスペクトを示し、
東京グール、以外に好きなアニメを聞かれ、「キー」の「シャーロット」と答えたそうで、かなりのガチオタだと。
オタクからの好感度もアップですね!
別の患者さん情報では、羽生君は、あと「シュタゲ」も好きだって。

僕はフィギュア(人形)は集めますが、フィギュア(スケート)には全然知識がないのですが、唯一、昔、
浅田真央ちゃんが金メダルを取れない時、口惜しがって、
「もっと演技に表現力をつけるため、これからは恋愛もしたい」と言っていたのを聞いて、
技術向上のためなら恋愛さえも手段とする、フィギュアに賭ける並々ならぬアスリート魂に、ちょっとひいた思い出があります。

思い出と言えば、フィギュアスケートで一番印象に残っているのは、トーニャ・ハーディング、です。
オリンピック直前にライバル選手を襲撃した女です。
その後、全日本女子プロレスがスカウトに乗り出したという記事が東スポに出て、
東スポは、「リングネームは、トーニャ・ザ・テリブル、か?」と大胆予想の大見出し。
(当時、ジェイソン・ザ・テリブル、という覆面レスラーが来日していた)
他のスポーツ紙では報道されない、東スポ的なニュースでした。

東スポをお手本に、カワクリもマイノリティーの味方です。…っていうか、マイノリティーです。
オリンピックをみないような人が来てる確率が高いです。
そしてお互い傷口を舐め合うような…そんな言い方ないですね(笑)

以前に、クリニック紹介として、「何ここ?」という記事を書きました。
初めて来る人の参考になればと思ってです。
でも、あれから月日も経ち、随分、様子も様変わりしました。
そこで、受付にお願いして平成30年版・リニューアル何ここ?、をアップしてもらう内定を取り付けました。

オリンピック後のお楽しみに!

BGM. 矢沢永吉「ゴールド・ラッシュ」


心の護美箱③

31/Ⅰ.(水)2018 上坂すみれ、の「ポプテピピック」の主題歌発売日。石野真子の誕生日。

ポプテピピックの勢いがすごいですが、どっこい「おそ松さん」も健在です。
前々回の「となりのかわいこちゃん」は良かったですね。観ましたか?

「となりのかわいこちゃん」(=犬山キン子)が六つ子の隣に引っ越してきて、
六つ子がどうやって友達になろうかと屋根の上で企んます。

すると、かわいこちゃんの方から洗濯物のブラジャーを飛ばしてしまい、一松の頭に着地。

結局、となりのかわいこちゃんがブラを返して下さい、と受取に来ます。

このかわいこちゃんは、よほどそそっかしいのか、それからも、何度もブラジャーを飛ばしてます。

飛んできたブラの数だけ、六つ子ととなりのかわいこちゃんは仲良くなって行きます。

ここから先はネタバレになるからよしますが、クリニックのPCの待ち受けも「となりのかわいこちゃん」にしています。

この原作は、マンガ「おそ松くん」の文庫本10巻に同タイトルで収録されています。
クリニックに置いてあるので良かったらみて下さい。
下が、マンガの犬山キン子。ちょっとアニメと雰囲気違いますね。ひみつのアッコちゃん風ですね。

アニメ「おそ松さん」の次回予告をみて電撃が背筋を走ったのですが、これもマンガが原作で、以前記事にしたこともある、
僕の大好きな作品です。
昔、受付につとめていた山Zさんとの合作記事に詳しいので良かったらみてみて下さい。

これは、チャップリンの「街の灯」をパロディにしたものですが、原作(チャップリン)より良い出来ですよ。
必見です!おそらく30分、丸々使うのでしょう。

それでは、心の護美箱③です。
過去の記事、心の護美箱①、と、心の護美箱②を参考にしたい方はどうぞ。

皆さんもムシャクシャしたり、モヤモヤしたり、イライラ、ジリジリ、ムンムンした時は使って下さい。
非公開希望でもOKです。

さて、次回は、予告通り、うかいさんのTVへの熱い思いがほとばしる記事をお送りします。

BGM. ビートルズ「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」(←おぉ、ブラジャーのダジャレ)


ロケ

26/Ⅰ.(金)2018 おそ松さんの「となりのかわいこちゃん」の原作は「おそ松くん10巻」に収録されてます。

しかし、近頃は、キャッツ★アイの歌ではないけれど、めっきり冷たくなりました。
昨日など、-4℃です。48年振りだそうです。48才の人が生まれた時、以来ってことです。
48才っていうと、エヴァの碇 ゲンドウ、か、磯野フネ、ですよ。この二人、世界観は違いますが、タメなんですね。
ちなみに碇シンジより、磯野カツオの方が背が高いんですよ。シンジ141cm、カツオ143cm。
話を気温に戻しましょう。最高気温も2℃でして、寒いを通り越して、風が痛かったですね。
最高気温2℃で思い出したのですが、なぞなぞです。
「コーヒーを美味しく飲むのに最適な気温は何℃でしょう?」答えは、2℃。コーヒーに、ニド、だから。
この、なぞなぞを受付のソネさんに出題したら、「にど?」。
わざとちょっと古いことを言って、ジェネレーションギャップを楽しむのが、このごろのクセ。
ニド、っていうのは、コーヒーに入れる粉末のミルクの商品名です。
わからない人は48才くらいの人に聞いてみるといいですよ。きっと知ってますよ、人気商品だったから。

お天気の話はこのくらいにして、以前にお知らせした「キテレツのみよちゃんの全高75mmフィギュア」が、
発売予定日が大幅に遅れて、昨日、やっとこ到着しました。↓。

せっかくなので、お昼にランチのついでに、ロケしました。植木等以来です。

これが、みよこ。カメラマン・川原。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影、その1。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影、その2。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影、その1。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影、その2。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影する、うかいさんを撮影。カメラマン・徳田さん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影する、うかいさんを撮影。カメラマン・徳田さん。↓。

そんな我らを、クリニックに昇る階段のバルコニーから撮影。カメラマンは、留守番(遅番)のソネさん。↓。

通行人が通ります。↓。

通行人が見ています。川原は、お構いなしに、ソネさんに、ピースサイン。↓。

僕らはこの後、ランチに行く訳ですが、うかいさんは雪を足でザクザクと踏み潰すのがお好き。
梱包のクッションに使われるプチプチを爪で潰すのも好きだから、なんかそういうフェチなんだろうか。
ま、誰も損しないし、誰も傷つかないんだから、大いにやればいいと思う。viva!フェチ!!

次回の記事は、そんな、うかいさんが現代テレビ業界にザクザクプチプチと物申す。乞うご期待!

BGM. RCサクセション「体操しようよ」


追悼・西部邁~河川敷

21/Ⅰ.(日)2018 はれ クローンポプちんお面配布イベント、人殺到で中止

遅く起きた日曜日に、MXで、西部邁ゼミナール、を久々にみた。
終いに、西部邁が、もうこの世にはうんざりだ、バイバイ、みたいなことを言っていて気になっていた。収録だろうが。

その後、ワイドナショー、に貴闘力がゲストに出てて、4人の息子全員が相撲をやってて、
今場所三男がデビューして話題になっているが、次男は大学の相撲部、四男も相撲をやっていて、
三男の活躍や報道の持て囃しに、悔しい、と健全なライバル心を抱いてるという、暗い話題ばかりの相撲界に明るい風を吹き込んだ。
しかし、僕が聴き漏らさなかったのは、貴闘力がボソッと、一番素質があったのは長男なんです、という発言で、
それは番組では、ほぼスルーされていた。
僕は、東京スポーツ、を定期購読してるから知っているのだが、長男はプロレスラーなのだ。
それも、新日とかではなく、初代タイガーに育てられてるのだ。僕はいずれ、この大鵬の孫が、
アウトサイダーとかRIZINとか、日本の団体を制圧して、UFCも日本の総合格闘技文化で、大相撲+プロレスで、
やっつけて欲しいと願ってるから、父の貴闘力のこの発言に期待を抱いた。

昼寝をして、夕方に起きて、お久しぶりに、鰻屋で、西尾維新の、結物語、を読みながら、一杯やる。
下は、本の栞、「北白蛇神社」おみくじ。

このラノベは、阿良々木 暦が23才になって直江津署風説課で警部補(キャリア=研修中)で働き始めた設定。
ちなみに、火憐ちゃんは生活安全課の警察官で、月火ちゃんは日本に納まりきらず海外に大学生として留学。
風説課とは、悲惨な結果になったあとで、「事前に相談はあったのに」みたいな悔いを防ごうということで設立された課。
そこに集まった警察官は何かしら怪異に関わっていて、全員女性で、例によって、阿良々木 暦は、ハーレム状態になる。
第1話、ぜんかマーメイド、の、ぜんか、とは、先輩・警察官26才の周防全歌(すおう・ぜんか)のことで、
彼女は高1の時、人魚の肉を食べて一命をとり止めたが、それ以来、水を浴びると人魚になってしまうという怪異だ。
水難事故が多発してる河川敷で捜査をするところから始まる。
もっとも、周防全歌(すおう・ぜんか)は、水しぶきを避けるから、いざという時まで河川敷には近づかないが。

そんな僕の一日をテレビと小説を中心にご紹介してみました。
無音の鰻屋で、読書しながら、6時頃に、相撲はどうなったかな、と思い、ヤフーニュースを見てみた。
そうしたら、飛び込んで来たのが、西部邁・川で死去・自殺か、だつて。
多摩川河川敷で川に飛び込んだらしい。寒いだろうに。来週はもっと寒くなるから、今日でまだマシかな。

僕はさして驚かなかった。嫌な予感が当たったと思っただけ。
同時に、好きでもないし、世代でもないが、小室テツヤが、自分の才能がもう必要とされてない、という悲痛な肉声は、
死後に分かった、加藤和彦の自殺の理由とも似ていて、何の恩もないが、小室のことが心配になったりした。

明日は、雪らしい。
クリニックは休みだが、校医の仕事がある。寒そうだな。でも、そんな理由で休むわけにもいかないな。
西部邁はなんでこんな寒い時期に自殺したのかな。北海道出身だからかな。
なんで、自殺方法が入水自殺なのかな。羊水のイメージかな。体内回帰願望なら、わからないでもないが。
僕も昼寝の最中、母の夢をみてたから。
とりあえず、合掌。

BGM. GO-BANG’S 「かっこイイ・ダーリン 」


生きる

去年から、志らく、が、ひるおび、に出てるから、毎日何を発言したかチェックしようと留守録し、
そのおかげで帰宅するとワイドショー5時間と、にゃんこスター出演番組、アニメなどをみるのが日課。
ここで、なぞなぞ。毎日呑むウイスキーって何だかわかる?答えは、ニッカ・ウイスキー。
そんな僕もすっかり世間の下世話なニュースに詳しくなり、生温いバラエティー感覚にも慣れてしまったな。
オレも汚れちまったゼ。

そんな折、年末年始は、BS-NHKで黒澤明の映画をまとめてやったから一気に5本みた。
いや~、やっぱりホンモノを観ないとダメですな。
いかに僕は常日頃、有害な電波に毒されていたかを実感したですばい。

用心棒や椿三十郎、七人の侍、を観ると、棒切れを振り回し、<あばよ>と言って、部屋を出て行く。
赤ひげ、を観ると、医者のあり方をあらためて考えたり、
生きる、を観たら、力ばかりが男の喧嘩じゃない、と粘り強い「信念」を考えた。「新年」だけに。

僕は昔から映画には影響されやすい性質で、ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」を観た後、
ブレザーと猿のシンバルのおもちゃを買って、道端に寝そべって、ゼンマイを巻いたりした。

生きる、は僕が生まれる10年前の作品だ。
主人公の志村喬が映画の中盤で胃癌で死に、その後は通夜の回想シーンになる。
癌の告知などしない時代だ。
医者は、志村喬に、「軽い胃潰瘍です」と嘘を言って、主人公が診察室を出た後に、インターンに、
「あと半年しか持たないだろう」と真実を語り、「もし君だったら、その間、どうやって生きるかね?」と問う。
この質問こそが、映画「生きる」のテーマになっている。

主人公は市役所の市民課長で、自分が癌だと知るまでは、勤続30年無遅刻無欠勤だった。
それは彼が模範的だったとか、自分がいないと仕事が回らないと思ってたからではなく、
逆に、いなくても職場が回るということを知るのが怖かったからで、仕事らしい仕事などしない、
いわゆる官僚的な小役人だった。

それが後半年の命と自らの直観で知ってからは、必死になって、~必死、とは、必ず死ぬ、と書くが…~、
この世に思い残すことないような、なすべき課題を模索するのである。
結果、志村喬は、「公園」を作るのだが、そんな彼の心の支えになったのは若い女子事務員・小田切みき。
小田切みき、が、これまた可愛いんだ。よく食べて。
つまり死人のように生きていた主人公は、死ぬと判ってから、残りの短い人生を本当に「生きる」のである。
何度観ても良い映画だ。

その影響かどうかわからないが、正月明け、ものすごく胃が痛くなって、水も受け付けない。
<すわっ、これは胃癌か?>
と、僕は志村喬のような表情で近所の公園にブランコを探す。
しかし、よくよく考えたら、単純な食べ過ぎで、1日絶飲食にしたらすっかり治った。

登場人物との同一化は映画鑑賞の醍醐味だが、過剰な同一化は病と紙一重だ。
醍醐味で思い出したのだが、醍醐味の醍醐とはヨーグルトのことらしい。
醍醐天皇って、天皇の名前にするほど、ヨーグルトのことが好物だったって高校の時の授業で聞いた。
自分の好きな物を元号に出来るっていいな。
天皇は生前退位されることで、次の元号が注目されてるところだが、
ここはいっそ、次天皇(皇太子さま)のお好きな物を元号にしたらどうだろうか?
「柏原天皇」なんていかがでしょうか?柏原よしえ、のこと好きだったから。
世の、柏原姓の人たち、大騒ぎしそうだ。
マンガ「日常」で新元号が、「相生(あいおい、主人公の女子の苗字)」になるという回があった。八巻、巻末参照。

僕も「生きる」のように生きよう。
こういうのは手順が大事だ。
「公園」を作る前に、「小田切みき」を探さなきゃ。そこが、思案投げ首。

BGM. ゴダイゴ「僕のサラダガール」


大トリは犬

29/ⅩⅡ.(金)2017 はれ 貴乃花、理事降格

僕は今日は「地獄少女」のTシャツで診察してました。最近は、「地獄少女」にはまっています。撮影は、うかいさん。

いよいよ今日が今年の最終診察日。新年は1/4から始まります。
今年は、トリ年、でしたがブログの大トリは、来年のえと、戌(犬)、の記事です。
カワクリで、犬、と言えば大平さん。
大平さん、と言えば東方神起。
と同じくらい近所では評判さ。

大平さんが前に書いた犬の記事があります。
それは小学校の頃の作文のアレンジでした。
大平さんの小学校時代と大人になった今の、文章力と画力と字の上手さの上達ぶりの比較が醍醐味です。

いっぺん、読んでみる?

BGM.吉田拓郎「お正月」