2/Ⅴ.(土)2020 はれ 明日から連休
めろんのめ、さんのコメントで、近頃、病気を治す妖怪・アマビエ、が人気だと知りました。下の、水木しげるの日本妖怪大全にも登場します。↓。
弘花三年(1846)肥後(熊本)の海中に毎夜毎夜光るものが出た。役人が行くと、「私は海中にすむ’アマエビ‘」と名乗り、「これから豊作だが、やがて病気が流行ったら、私の写しを早々人々にみせよ」と予言めいたことを言い、海中に消えたという伝説。予言だけでなく病気を治す能力も同時に兼ね備えていたから、妖怪というより神に近い存在か。下が、水木しげるの、アマエビ。↓。
僕はこの本を何度も何度も熟読してるから、この妖怪のことは知っていたが、アマエビ、だと思っていた。タイトルだけでなく、本文の説明にも、アマエビ、と書いていたから。ただ昨今のブームをネットでみると、表記は、アマビエ、である。きっと誤植なのだろう。これは初版本なので、貴重なミスですね。1991年第1刷。↓。
コロナの世の中、神頼みも、妖怪頼りもしたくなりますよね。そこで、アマビエ、にスポットが当たったみたいです。そもそも、出典では、「写し」を人々がみれば効果があるというから、感染症でも濃厚接触せず、インスタとかツイッターとかで拡散すればいいのですからね、現代にマッチしてますね、流行る条件、満たしてます。
下は、僕が描いた、アマエビ、と、アマビエ。アマエビはくちばしがイカのように鋭く恐ろしいので、ねずこの様に筒で猿轡をしました。アマビエは、あまちゃんが鼻炎になったら、というダジャレです。↓。
それでは良いお天気ですが、皆さん、頑張って自粛しましょう。こういう時、普段からインドア派は、苦じゃなくて勝ち組な気がしますね。
BGM. 高田渡「生活の柄」