17/Ⅴ.(金)2013 快晴
今日のお昼に、久しぶりに!、岡田さんがカワクリに遊びに来てくれました。
岡田さんは、カワクリの受付を吉田さんとペアで、5年以上務めてくれた、クリニックの「顔」でした。
なので、岡田さんが「おめでたい理由」で退職してからも、
カワクリの留守電メッセージは岡田さんの声を使用し続けています。
新しく入った人の声に変えようかと考えたこともありましたが、ソフトで優しい音声なので、
そのまま使わせてもらっています。
プロ野球で言う「永久欠番」みたいな扱いです。
(厳密には「永久欠番」の意味と違いますが、ニュアンスは伝わるでしょ?)
この頃の岡田さんは、元気そうで、半袖姿で、相変らずニコニコしていて良かったです。
僕は魔裟斗のTシャツでお出迎え。
お昼のひと時、塚田さんや徳田さんと談笑し、天明さんとは果物の話をして盛り上がっていました。
僕はそれを眺めていました。
新しいスタッフは、面識はないですが、「お噂は聞いています」状態でした。
岡田さんの「ほのぼのエピソード」は、天明さんから後輩達に伝承されているみたいだし。
それに、「あの留守電の声の人は、この人かぁ」という感激もあったでしょう。
観てたアニメの声優さんに会ったみたいな。
今や、声優さんって、アイドル並みに人気あるものね。
そう言えば、現役時代の岡田さんのキャラはアイドルっぽかったな。
川原クリニックのアイドル=「カワドル」。
なんて勝手なことを言っていますが、
実は岡田さんはそういう風に見られるのをあまり好んでいませんでした。
正確に言うと、ちゃんと仕事の出来る人になりたい、という志向性の強い真面目な人でした。
受付でただニコニコ笑ってるマスコット役ではなく、患者さんの心に寄り添うようなスタッフであろうとしていました。
まぁ、そういう志は、顔にも出るからね。
顔かたちではなく、表情とか、人相って言うのかな。
その人の持つ雰囲気に出ますね。
全然関係ない話ですが、僕の知り合いのある先生は、ずっと右腕的な役割の人と2人で、
精力的に仕事をしていました。
僕は側から、それを羨ましく見ていましたが、ある日、そのパートナーは女性だったのですが、
結婚して退職されました。
その先生は、僕の目にはちょっとガッカリして見えましたが、
「勉強会や学会では、顔を合わせるから」と強がっていました。
しばらくして、聞いたら、まったく音沙汰なしだそうです。
勉強会や学会にも来ないそうです。葉書1枚もない、って。
あんなに息がピッタリだったのに。
その先生は、「人間なんて、そんなものですよ」と悟ったように捨て台詞をはいていました。
「所詮、その程度の間柄だったんですよ」といじけていました。
それを聞いた僕も、人間なんてそんなものなのかな?、と同意しかけたりしていました。
悲しい気持ちや考え方は、感染力が強いですからね。
抵抗力が弱いと、伝染しちゃいます。
ここ最近は、カワクリもスタッフの入れ替わりが激しくて、僕は免疫力が落ちていたのでしょう。
僕の心も渇いていました。
そんな砂漠のような東京に、突如あらわれたオアシスのようでした。
今日の岡田さんの来クリは。
(上に書いた知り合いの先生からうつされた)悲しい気分なんて、ブッ飛ばしてくれたぜ、ベイビー。
彼に捧げよう。
♪さよならは別れの言葉じゃなくて~再び会うまでの遠い約束~♪、と歌ったポルトガル民謡か何かの一節を。
そして僕は、出合った関係性は様々でも、これからも人との出会いや縁を大切にして行こう、と考え直した一日でした。
そういう訳で、皆さん、これからもよろしくどうぞ。
岡田さん、今日はありがとう。
じゃあまたね。
BGM. 細野晴臣 「はらいそ」
先生よかったですね!岡田さんが来てくれて。
私も岡田さんのほんわかした感じがとても好きでした。
ちょっと天然っていうのがスパイスですかね。
やられメカさん
さすが、岡田さんの良さを、良く判っていますね!
僕は、新しいスタッフには、それぞれの持ち味を生かした人間味を期待しています。
という訳で、皆様のアドヴァイスをよろしくお願いいたします。
私は存じ上げず、お声も聞いたことがないのですが、
先生の渇いていた心が潤ってよかったです。
突如あらわれたオアシス、なによりでした。
花の香りさん
オアシスだと思ったら、蜃気楼だったりして。
クールファイブの歌に、「東京砂漠」ってありましたね。僕は怖いタイトルの歌だな、と思いました。
似たような恐怖を抱いた歌謡曲は、ピーターの「人間狩り」です。
岡田さん久しぶりですね、私も会いたいです。
でも元気そうでなによりです。
たまには遊びに来てほしいですね・・・・
Sinさん
岡田さんは元気で何よりでした。僕も岡田さんの前では、出来るだけ元気のふりをしました。