受付だより~カワクリぷち情報~

2015年1月29日(木)晴れ
みなさん、明けましておめでとうございます。
そしてこんにちは。受付の後藤です。
新年のご挨拶には大分遅めと言うか、一月も既に終わりですが(汗)
今年もどうぞカワクリと受付をよろしくお願い致します。
余談ではありますが、みなさんはおみくじは引かれましたか?
後藤は毎年初詣で必ずおみくじを引きます。もう恒例行事です。
因みに今年のおみくじ結果は『吉』でした。
『吉』から『大吉』へと登っていけるような精進の年にしようと思います。
さてさて今回は、『知ればあなたもカワクリマスター!?ちょっとしたカワクリぷち情報』をお伝えしていこうと思います。
記事を読んで「へぇ~」と某番組のように思って頂けると嬉しいです。
皆さんにとって『川原クリニック』とはどんな存在でしょうか?
勿論、私にとっては『職場』ではありますが、それ以上にさまざな存在でもあります。
以前、先生がとある勉強会にご参加された際に、『クリニックとはどんな存在か』という事を発表されました。
そのご説明の際に、分かり易く紙芝居形式にされて、その紙芝居をわたくし後藤が作らさせていただいたので、
僭越ながら一緒に紹介させていただきます。
カワクリぷち情報その壱!

緑の帆を立てた船=患者さんを表しています。
そして青い線は海(波)=人生での出来事や状況、環境です。
(因みに関係ないですが、この絵の右下に(C)GOTOと書いてあります。(薄っすら後藤作をアピール))

海は常に一定ということはありません。潮の満ち引きがあり、海の高さは変わります。
船が進む間にも潮の満ち引きで海の水位は変化していきます。

船とぶつかっているゴツゴツしたものは暗礁です。
暗礁は障害や困難を表しています。
水位が下がると水面下に隠れていた暗礁が、突如水面に現れることもあります。
そして気付かぬ内に、または回避できずに船と暗礁がぶつかってしまいます。

暗礁にぶつかって乗り上げてしまった船は、無理に進もうとしてしまうと転覆してしまいます。
転覆しないように暗礁を乗り越えるには、潮が満ちて水位が上がるのをじっと待つべきか。

しかしそうは言っても、潮がいつ満ちて、どれ位の水位まで上がり、
いつどうやって暗礁を越えられるかなんてわかりません。
そんな困難を1人で耐え忍んで待つのは難しく、厳しいものです。
だからそんな時には、一緒に寄り添ってくれる存在が誰しも必要なのです。
患者さんにとって『そんな存在』であるのが、私たち『カワクリ』のお仕事なのかもしれません。
今はまだ波が引いてまだまだ満ちそうになくて、途方にくれてしまいそうな時でも、
クリニックに来て診察を受けて、「来週の何曜日まで、またね」と。
その約束は心の『一里塚』となって「来週クリニックにくるまでガンバれる」
『カワクリ』は患者さんにとって、そんなクリニックであるべきだと、先生は考えておられるようです。

そして、いずれ船は暗礁を乗り越え、また帆を進めます。
潮の満ち引きを受けながら。
勉強会にご参加されたのが医療・製薬関係の方々だったそうで、この説明に非常に感心を持たれたそうです。
勿論『クリニックの存在』と説明しましたが、勿論、『航海』の手助けの一つにカウンセリングや心理療法、薬物療法も含まれます。
多方面からの手法による手助けが、難航の手解きへと繋がっていると、先生は伝えたかったようです。
きっと皆さんが思い描いた、皆さんにとってのクリニックや医療の形と違えど、
近いニュアンスのものだったのではないでしょうか。
最近、先生はこのように様々な形で、私たち受付に専門的な知識・対応を伝えてくださいます。
「ブログや受付での患者さんへの接し方のルールを型破りにしていこう!」
少し前までは先生と受付の中でそんな目標?がありました。
そんな先生のご指導の甲斐があって、多くの方と交流ができました。
色々な方に受付の名前を覚えていただいたり、忙しかったり遠かったりとあまりお会いできない方も、
ブログで通じて和やかなコミュニケーションが取れたりと、
皆さんと受付の距離もここ数ヶ月で大きく変化したのではないかなと思います。
そんな結果を経て、また受付は更なる新たな一歩を踏み出そう!と企てております。
「型を破ったのだから、次は教科書的に戻してみよう」
以前受付ブログでも記載させて頂いた「自己開示」
自己開示によってシンクロによる共感性や、相手の認知による人間性の確認、安心感。
そんな様々なメリットがあるということでこれまで自己開示をしてきました。
しかし本当は心理療法的には、治療者側の自己開示は否定的です。
治療の場において、治療者と患者さんとの間に『信頼関係』はとても大切です。
しかし互いを自己開示しあって築く信頼関係ではなく、治療者が治療的に患者さんに関わった際に、
自然とその関係に信頼関係が生まれることが望ましい形としているからだそうです。
他にも様々な理由はありますが、基本的に治療者側の「自己開示」は望ましくないそうです。
受付は「治療関係者」という立場を利用して、教科書から脱線し、
治療の場であるクリニックの中で「治療者」というコミュニケーション以外のコミュニケーションを取れる存在として、
「自己開示」をしてきました。
それは受付が立場上、直接的治療者ではないので、治療的コミュニケーションからの信頼関係を築くの難しく、
あえて脱線した「自己開示」により、信頼関係を築きやすくしたという先生の策略かなと思います。
では「教科書的に戻してみよう」とはどうゆうことか。
私たち受付も明確な先生から指示は受けていません。
「一人一人によって異なるので一概には言えない」
では、一体私たちはどうすればよいのでしょうか?(汗)
教科書に戻って「自己開示」を封印していくのか。
そんな風に言ってしまうと、まるで「受付は自己開示禁止です。話しかけないで下さい」なんて勘違いしてしましそうですが、
そんな事はありませんので、皆さんこれからも気にせずに受付に話しかけてください。
「教科書的に戻る」と言うのは、私たち受付側がもっと意識的に「治療関係者」という立場を持って、
患者さんに接する姿勢を教科書から学んでいくという事かなと思います。
そして受付繋がりで、カワクリぷち情報その弐!
受付カウンターが少し変わりました。
さぁ、間違い探しです。どこが以前と変わったかお気づきですか?

正解は…

観葉植物から『暁美ほむらのフィギュア』に変わっている、でした!
このほむらは向かって右側にあるけいおんフィギュアの隣に並ぶまどかのフィギュアとお揃い?です。
白と黒、光と影の様な対の二人はどちらもクオリティが高く、迫力がありますので、お会計などの際に是非見てみて下さい。
因みに!今週からカワクリBGMも少し変更しました。
その選曲の中に!なんと!後藤の大好きな朝比奈みくるちゃん(涼宮ハルヒと言うアニメのキャラです)の
『恋のミクル伝説』も入っていますので聞いてみてくださいね!(←結局自己開示をしてる)
今回のBGMは総曲数433曲、総再生時間22時間35分ということで、1/22時間35分という確率です。
そんな確率の中で後藤は、出勤して初っ端のBGMがこの曲だったのでとてもビックリしました。
皆さんもカワクリでのBGMは一期一会なので、お越しになった際はBGMをチェックしてみてください♪
きっと1/22時間35分のその曲は、あなたの運命の曲かもしれません(笑)
BGM. 後藤邑子「恋のミクル伝説」


4 Replies to “受付だより~カワクリぷち情報~”

  1. 後藤さん、こんにちは。
    「恋のミクル伝説」久しぶりに聴きました。
    やっぱりハルヒのキャラソンは素晴らしいですね。
    と言いつつも、私はハルヒについては詳しくないのですが
    ハルヒのストーリーで「わたしはここにいる」というフレーズが出てくることはなんとなく知っていて、このフレーズとカワクリの存在が似てるなって思ってました。
    あと、カワクリのBGMの、曲数の多さに驚きました。
    すごいですね。

    1. mayuさん、こんにちは。
      ハルヒのキャラソンはいつ聴いても素敵ですよね。
      私も久し振りにクリニックで聴いて、やはりいいなぁ~と思いました。
      「わたしはここにいる」
      mayuさんはハルヒを読んでいないとは思えない的確な表現です!
      このメッセージはハルヒが劇中で読めない文字で書いたものです。(宇宙語?)
      先生の見えない読めないメッセージがmayuさんや多くの方に伝わっている、
      とmayuさんのおかげで確信しました。
      いつも素敵なコメントをありがとうございます。

  2. 後藤さんこんにちは。
    先日は暖かいコメント有難うございます。
    これからもハルヒと私を宜しくお願いします!

    1. Sinさん、こんにちは。
      こちらこそ、いつも素敵なコメントありがとうございます。
      またハルヒのお話しができる事を楽しみにしております!

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