3連休

21(土)~23(月)/Ⅲ.2015
・まずは夢の話から。
豆乳が冷蔵庫にない。
備蓄が押し入れにあるはすだが、トイレットペーパーやペヤングソース焼そばばかりだ。
妻に、<豆乳はどこにあるの?>、と聞くと、「豆乳でしょ?判ってるわよ」、と豆乳を取りに行った。
僕は、<なぜ豆乳のことだと判ったの?>と聞くと、「だって、豆乳、豆乳って騒いでいたじゃない」と笑った。
僕は、<豆乳ではなくて豆乳の在りかを教えて欲しいんだ>、と言うと、
妻は、「あなたにそれを教えたら一遍に飲んでしまうから、教えられないの。
今度のパジャマパーティーはいつなの?
そこに豆乳を持っていくつもりなんでしょう?」と疑っていた。
僕は本当に身に覚えがないから、<パジャマパーティー?>と聞いた。
すると、妻は「女の子たちとやるのでしょう?ブログで知ったわ」と言った。
ブログにそんな事を書いたかな?
伊藤つかさの歌にパジャマパーティーというのがあるから、それかな?
誰かの家に集まってするお泊まり会みたいな物かな?などと思うと、
女は呆れて、
「Aさんから聞いたわ。最近の若者の間でパジャマパーティーは流行っているそうね。
女の子が年上のパトロンに『パパ、あれ買って』っておねだりするそうね」。
それは、ブラック・ベビー・メタルの歌のことじゃないかな?
そんな物はきっとあるんだろうけど、僕はパジャマパーティーには行かないよ。
豆乳が飲みたいだけなんだ。
すると女はどこからか豆乳を一本持って来た。
冷えている。
きっと直前まで冷蔵庫に入れてあったに違いない。
はて?という事はうちに、僕の知らないもう一台の冷蔵庫があるということか?
僕は、家族なのに隠し事をしたり、豆乳の在りかを秘密にするのは、おかしい。
途中から気付いていたぞ、お前は偽者だな。
すると女は、「小鳥を2羽飼いたいわ、Kさんは小鳥を飼ってから幸せそうだもの」と提案してきた。
僕は<鳥は嫌いだ>とそっけなくした。
女は、「だったら私は皮になりたいです。川で洗われる皮になるべきです」と泣いた。
僕は、<君の眼球から流れ落ちているその液体はなんだい?>と冷たくあしらうと、女は「涙です」と答えた。
僕は、<その涙の意図は?>と問うた。何かあれば泣くのはアンフェアだぞ。
すると、女は、「チッ」と舌打ちをして、僕の体にもの凄い振動を与えて、おかげで僕は飛び起きた。
それは携帯の着信音だった。
・ここからは、現実の話。
それは心理の先生からのメールで、カワクリはしばらくバタバタするから、その先生に助っ人を頼んだ返信だった。
・この3連休では、エネルギー療法にも行こうと思っていたが、先生の都合でなし。
・僕の今の髪は「恋物語」の羽川翼のマネでしましまの筋とボブカットの名残りを紫色に染めていた。
僕はブローとかスタイリング材とかをつけないから、Aラインの髪は乾燥させた後はジャイアントロボみたいになる。
気分を変えるのは形からと、美容院に行く。
まず、ジャイアントロボ対策として毛先に段を入れる。
それからしましまが目立たないようにブリーチした後、黄色や赤やオレンジを細く散りばめた。
ネイルはいつも僕がネイリストさんにお題を伝えて、そのイメージで施してもらっている。
今回のお題は、<春だよ!タッちゃん、てんてこ舞い>。
そして仕上がりがこんな感じです。
右手。↓。

左手。↓。

・3連休の最終日、うなぎを食べて、精をつける。
下が、肝吸い。↓。

早いもので、もう3月もあと1週間だ。頑張らなくっちゃ。
BGM. ソフトクリーム「やったね!春だね!!」


タグ

19/Ⅲ.(木)2015 小雨
近頃の診察室で目立つのは、これ。↓。

Wさんのディズニー・シーのお土産で、「ダッフィー」の「不思議の国のアリス」の「チェシャ猫」模様。
なんでも、シーでは、ディズニー・キャラクターの色々な模様の「ダッフィー」を売ってるそうです。
うまいことを考えますね。
何事も、アイデアですね。
ちょっと前に、以前に勤めていた病院で一緒だった女医さんから葉書をもらって。
彼女は、ある日、忌野清志郎の、「アイデア」、を聴いていたら、僕のことを想い出して、書いてくれたという。
そんな彼女からもらったポストカードはなんかシュールな気分のものだった。
と言う訳で、今回のテーマは、アイデア、です。
そこで僕も、ちょっと良いアイデアを考えました。
それはこのブログに関しての、アイデアです。
ブログは結構長いこと、やっているので、最近、知った人は、過去のものを全部読むのは大変でしょうから、
CDで言うところの「ベスト盤」みたいなものを考えました。
それはブログの記事の最後に、「カテゴリ分類」というのが付けられるのを発見したからです。
「カワクリ紹介」、「グルメ」、「ファッション」、「受付」、「相談室だより」などのカテゴリを作りました。
僕より受付に興味が有る方は「受付」をクリックして下さい。
同様に、徳田さんの書いた記事を読みたい人は「相談室だより」をクリックすると、それだけが選択されます。
ついつい面白くなって、真夜中まで、調子に乗って、カテゴリ項目を量産しました。
「BABYMETAL」、「中川翔子」、「まどマギ」、「格闘技」、「けいおん」、「落語」、「川原の歴史」など…。
真夜中に書いたラブレターは翌朝に読むと恥ずかしいから、投函する前に読み直せ、とよく言いますが、
それと同じように翌朝、見たら、ブログのトップページがすごいことになっていた。
荒れていた。犯人は、僕。
思い直して、消そうとしたが、これは自分では削除できないらしく、HPの管理会社のセットアップの成田さんに
頼んで後始末をしてもらった。
もう、タッちゃん、人騒がせ。成田さん、いつも迅速に対応してくれてありがとうございます。
いつもブログの検閲をしてくれている「顧問」は、「川原の歴史」は残しても良かったのでは、と言ってくれました。
そう?
だったらついでに、「川原の歴史」だとあまりセンスが良くないので、タグのネーミングも依頼しちゃいました。
「顧問」は頭を悩ませ、アイデアを振り絞り、以下の候補をあげてくれました。
①「川原達二の物語」
②「川原達二の歴史」
③「<川原達二>シリーズ」
④「川原達二の履歴書」
⑤「川原達二の××」
⑥「川原達二の声を聞くがよい」
そうそう言い忘れましたが、このタグを増やした遠因は、僕の歴史、を編集・整理しておこうと思ったからなのです。
それは、先日、大学時代の大先輩の「ゆたかさん」に、「中西先生」の写真をくれ、と頼まれたのがきっかけでした。
中西先生とはこないだ死んだばかりの僕の高校&大学&医局の先輩のことです。
「ゆたかさん」は中西先生と学生時代同期で、今度その集まりに中西先生の写真が欲しい、との頼みでした。
僕の高校&大学&医局の後輩の「さすが」は、すなわち中西先生の高校&大学&医局の後輩でもあります。
だから、「さすが」は中西先生のお別れ会の時に、中西先生の写真を編集してDVDを作って流しました。
なので、「さすが」から写真を取り寄せ、「ゆたかさん」に渡す仲介役を僕はやったばかりなのです。
その時に観た中西先生のお別れのDVDが思いの他、感動的で、僕もそういうのが欲しくなったのです。
「さすが」、俺のも作ってくれないかな?
死んだら作ってくれるのかもしれないけれど、今、観たいんだよな。
縁起でもない、と言う人がいるかもしれないが、お墓とかは生きてるうちに作った方が長生きするって言うし。
ターキーの生前葬みたいなものだ。
小学校の時、休み時間にクラスの隅でいつも1人で何か書いてる女子がいて、ある日、<何、してるの?>って聞いたら、
「あたしのお葬式に来る人の名簿。タッちゃんも来てくれる?」と聞かれてちょっと怖かった思い出がありますが、
今思うと、それに近いかも。
あの子、元気かな?
まだ葬式の招待状、来てないから、大丈夫なんだろう。
そんな訳で、タグを作ることにしたのでした。
そして、結局、僕のタグのネーミングは、迷った挙句、④の「川原達二の履歴書」になりました。
ここをクリックすると僕の人柄や過去のエピソードがダイジェストみたいに見られる仕上がりです。
これから受診しようか迷っていて、「だけど精神科って医者との相性だよな」と思ってる方は参考にして下さい。
新患、激減したりして…。
これまでもブログを読んでいたが、もう1度、読みたいと思ってくれた人は、タグを利用してみて下さい。
この記事の右横に「タグ」が縦に並んでいますから。
初期の頃は、文体が今と全然、違います。
「受付」には懐かしい岡田さんのエピソードも出てきますよ。
さて次回は、「ゆたかさん」と中西先生の友情を軸にした特別企画「男達のホワイト・デー」をお送りする予定です。
後輩の「さすが」も脇役で出演させる予定です。
あぁ~、今年は、予告ブログはやらないつもりだったのになぁ。
BGM.忌野清志郎「IDEA/アイディア」


夜明け前

28/Ⅱ.~2/Ⅲ.(土~月)2015
毎月最終土曜はカワクリの定例会。
今回は心理の高橋さんが初参戦。
テーマは、受付の在り方について。
土曜の外来は朝から夜まで昼休みなし、のノンストップ。
僕はいきなり空腹に日本酒から始めるから、熱いディスカッションの後、散開して家にたどり着く頃には消耗のピーク。
服を脱ぐ作業も面倒だったみたいで、僕は泥の様に寝て、起きたらコートは着たまま、ジーパンも履きっぱだった。
これから新しいスタッフが加入するカワクリは、革命前夜だ。
そんな夜に僕は中川翔子と結婚式をする夢をみた。
好きなアイドルと結婚する夢なんて、中2の時にだって、見たことがない。
中2の頃、枕の下に夢で逢いたい人の写真を敷いて寝るとその人がその晩の夢に現れる、とクラスで評判になった。
主に、アグネス・ラム、山口百恵、ときどき、小学校の同級生の川守田(かわもりた)を試してみた。
実験結果は、サッパリだった。
それが、今頃になって、この年にして、良い年をして、芸能人の夢を見るなんて、人間はいくつになっても成長過程だな。
夢の内容。
僕と中川翔子は、仲間を呼んで、花をもらって、結婚式をあげる。
彼女は芸能界の人だけに披露宴のセットや演出は凝っていて、招待された誰もが楽しめた。
司会進行は誰にも頼まず、僕と中川翔子が設定だけ作ったアドリブで即興のコントを披露して行くのだ。
僕の妻になる人は、ずっとドナルド・ダックの物真似をしていて、それがあんまり似てなくて、大して面白くもなくて、
そこが愛嬌があって可愛くて良いのだけれど、僕は招待客の手前、コントにオチをつけなくてはならなくて対処に困る。
僕の妻になる人は、彼女が僕の分まで働くから、僕はもうあまりこれからは働かなくていいことになっていた。
子供は作らない。
僕らは子供同志みたいな物だから、子供が子供を育てられないと判断してのことだけれど、子が親を育てるとも云うしね。
気が変わったら、それはその時に考えれば良いね、ってことにした。
芸能人はストレスが多く、彼女の精神は不安定になりやすいから、僕はなるべく家にいてあげて家事などをしながら彼女が帰って来たら話を聞いてあげる。
それじゃあ、まるでヒモみたいな生活だけれど、それはそれでいいかな、と夢の中の僕は思うのでした。
以上が、夢の話。
話を現実に戻しましょう。
診察室の入り口の扉の正面の壁に、大森靖子のポスターの横に、中川翔子のミニ・コーナーがあります。↓。

しょこたんの生写真には、貪欲革命、とありますが、カワクリは、ま、革命などと気張らずにやりますよ。
またヒモになる夢みるといけないし。
そして、月曜日はメインテナンス・デーに。
まずは美容院。
2回ドタキャンは気まずいから、そこで自宅と美容院の中程に寿司屋があるから、そこの太巻きが差し入れに人気だから、
僕は寿司屋に<明日、寄るから>って口約束しておいた。
だけど、起きたら美容院の予約時間にギリギリで、寿司屋に寄ってる時間がなくって。寿司屋、素通り。
今度は寿司屋に行きづらくなっちゃったよ。
仕方ないから美容院でヘアー・トリートメントをお土産に買って、寿司屋に差し入れするか。
何やってんだか。
どうどう巡りのタッちゃん。
使うかな?、寿司屋、ヘアー・トリートメント。
さて、今回の髪はパープルにして、爪は春らしくピンクと髪色のパープルを基調にしました。
千石撫子と一緒に。↓。

美容院の後は、奥歯の根っ子の治療を去年の暮れから放置しておいたので、2-3ヶ月ぶりで歯医者に行く。
歯医者もキャンセル続きで行きづらくなっていたから、この勢いで行ってしまおう。
これが本当のハイシャ復活戦。
そうしたら、なんと!僕の担当の美人院長先生が辞めていた。
代わりの歯医者(男)に診てもらう。
丁寧に診てくれて良かったのだが、治療者が急に変わると、患者って動揺するなぁ。
うちはメンバーの入れ替わり時期だから、きっと患者さんは不安になったりするのだろうなぁ。
そういう患者の気持ちを我が身をもって体験したよ。
夜は、エネルギー療法。
歯の治療直後なので右上半身が痛くなっていたから、その痛みをとってもらった。
施術シャンの云う事にゃ、今日の僕のエネルギー・チェックでは、「マイナス・エネルギー」はなかったそうな。
<マイナス・エネルギーって何?>って聞くと、「ここだけの話、たとえば‘霊’」だって。
それで思い出したけど、僕は昔、3人の霊に取り付かれてると、‘神様’と呼ばれる人に言われたことがあったっけ。
その話をすると、長くなるから、機会があったら、また今度。
BGM. 中川翔子「ドリドリ」


面白くっても大丈夫

受付の採用面接も無事終りました。
さすがのタフガイ、タッちゃんも週末は疲れてしまい、休みの日は20時間くらい寝てました。
美容院は2週連続でキャンセルです。
おかげで髪はボーボー、ネイルはヌードな状態です。
なのでユニオンジャックのハットを被って診察してましたが、却ってそれが好評だったりするから、
森進一の「冬のリビエラ」ではないけれど、人生って奴は思い通りにならないもの、ですね。↓。

次の休みに美容院に行くつもりですが、2回もキャンセルしてると行きづらいですね。
よく患者さんがキャンセル続きだと申し訳なさそうにするのに、僕は<いいよ、いいよ>と寛大ですが、
でも我が身になってはじめてわかった。会わす顔がない。
人の心を専門に取り扱ってる稼業なのに、まだまだですね。一生、修行ですね。
さて気になる新人は4月1日から来る予定です。エイプリル・フールからの参入です。嘘じゃないです。
今回の求人の文章を「顧問」が良いと誉めてくれたので、その一部をHPに載せれないか検討しました。
そして思いついたのです。それは意外なところにありました。
今回、応募してくれたある人の自己PR欄に、「クリニックに清潔感がある」というメッセージがありました。
清潔感?
確かに、受付が毎日、綺麗にお掃除をしてくれていますが、カワクリの印象は「清潔感」より「雑然」でしょう。
昔、モテる男の条件は、「サ行」だと言われていた時代がありました。
「さわやか」「しょうゆ顔」「すがすがしい」「清潔感」「痩身」だったかな。
僕は1つも条件をクリアしませんでしたが、大層、モテました。
そんなことはどうでも良いのですが、カワクリのどこを見たら、「清潔感」に行き着くのでしょう?
そうか!「クリニック紹介」か!
あれは出来たばっかりのガランドウの写真で、白と黒のモノトーン。
ちょっぴり、アダルトね。
なので、あそこを見て内装イメージを「清潔感!」と勘違いしたのでしょうね。
しかし、これは放置しておくと、似たような誤解は今後も起こりうる。
あの写真をイメージして訪れて、自動扉を開けて、ぶったまげる!
そんな心臓に悪い再発例を防ぐべく、そこに「お断り文」と一緒に、今回のメインテーマを挿入しました。
「遊び」と「まじめ」をつなぐ空間みたいなことを書きました。良かったらみて下さい。
このアイデアのヒントは、南伸坊の「面白くっても大丈夫」というエッセイのタイトルです。
今回のカワクリの求人のコンセプトは、これにしました。
無断で拝借する訳にはいかないから、そのフレーズは使わずに、その精神だけを真似しました。
どうゆう精神かと言うと、つまらないものより、面白い方が良いに決まっている。
だけど世間は、面白ければ良いってモンじゃない、と目くじらをたてる。
医療の分野は真剣勝負だ。
面白さ、など要求されない。
むしろ、面白かったら、信用されないかもしれない。
だけど僕は、精神科医療は、ちょっと違うと思っている。
面白さ、が治療には必要だと思っている。
ただ、やはり、面白ければ良いと思っているのか!と言われたら、こう反論したい。
面白くっても大丈夫!
ちなみに、このタイトル・コピーは糸井重里の作です。
その文庫のカバーを診察室の入り口の扉に貼りました。興味があったら探してみて下さい。↓。

カワクリのディスプレイはレコード・ジャケットを飾るブームが一段落しました。
次なるブームは、文庫本の表紙です。
これは昔、僕が誰かに勧められて面白かった本たちです。
だから、おすすめのおすすめ、孫すすめ、ですね。
トイレの扉のラブライブのポスターは喫煙所に移しました。↓。

代わりに、トイレの扉は、「天才バカボン」の文庫本の帯を並べました。
著名人が解説を書いていて、1巻がタモリで、最終巻がたけしです。
その他にも、筒井康隆やアラーキーとかのが面白いです。
良かったら見て下さい。↓。

本好きな子にはもったいながれるかもしれないけど、どうせ本棚で眠ってるだけだから、ちょっと贅沢にお披露目です。
BGM. 桂木文「短編小説」