1/Ⅶ.(金)2016 はれ、暑い
しょこたんの30才のバースディ・ライブが、東京ディズニー・リゾートで、2日連続計4公演行われる。
寝坊をしてしまってはいけないので、ディズニー・オフィシャル・ホテルに前乗りで2連泊する。
GWの最中に部屋を確保するのは大変だったが、たまたま高額な部屋にキャンセルが生じたというので、
そこをキープした。
その部屋はサービスも豪華で、お部屋にミッキーやミニーなどお馴染みのキャラクターが訪問してくるらしい。
ちょっと前、テレビで田原俊彦のファンクラブのお泊りツアーで、トシちゃんが一部屋づつ訪問して、
ファン(オールド)はお部屋にいっぱい飾り付けをし、トシちゃんをもてなす、という番組をみて、
<この世にそういう空間があるのも、誰に迷惑をかけるでもなし、いいんじゃないか>
と何故かしみじみと思ったものだ。
何を言いたいかと言うと、ディズニーのファンは、ジャニーズのファンに負けず劣らず、熱狂的だ。
もし、ミッキーやミニー達が部屋に来るとなったら、それなりのもてなしというか、それ相応の覚悟を持って、
迎えるのだろう、ということで、僕にそれが出来るだろうか。
この与えられた至福のシチュエーションで、ミッキーやミニーちゃんをガッカリさせるのはすごく悪いこと、と
今の日本で国民投票をしたら、そう言われそうだ。
あ~あ、なんで会いたくもないディズニー・キャラクターの着ぐるみに悩まされなきゃいけないんだ。
僕はただ純粋に、しょこたんのバースディを祝いたいためだけなのになぁ。
着ぐるみで思い出したのだが、小倉優子が、中居くんと、とんねるずの石橋が司会をしてた「うたばん」に
ゲスト出演した時、「オンナのコ オトコのコ」を歌うバックダンサーに、ウサギやクマやリスやネコ、などの
動物達の着ぐるみが出てきて一緒に踊った。
歌い終わったあと、喜んでウサギの着ぐるみと抱き合う小倉優子に中居くんが、
「ゆうこり~ん、気をつけろ~!そいつ、中身、男だぞ~」と言っていた。
それと同じことが言えないだろうか。
いくらディズニーが夢の国とは言え、しょせん着ぐるみ、中身は人間だ。
僕の部屋に訪れるキャラクター達にも、中の人、がいる。
そんなことに思いを馳せて、妄想力を駆使して、イメージ・トレーニングしてみる。
ホテルの部屋の扉にノックの音がした。
ミッキーとミニーが軽快でコミカルな挨拶をしてくれている。
あの落ち着きのない独特な動きと低身長の正体は、林家ペー、だ。
そうなると、ミッキーのおどけたポーズに両手で口をおおって笑うミニー・マウスの中の人は、林家パー子だ。
この調子でシュミレーションを続けてみる。
ノックの音がした。
扉を開けると、そこには、グーフィー、がいた。
グーフィーの面をとると、首に手ぬぐいを巻いて、額いっぱいに汗をかき、
「いや~、川ちゃん、仕事は選ばないとダメだね~」と、満面の笑みの、ポール牧が。
また、ノックの音がした。
そこには、何の着ぐるみも着てない、蛭子能収、がいた。
「あの~、この部屋へ行け、って言われたもんですから~」と聞き慣れた、なまり口調で、頭をかいている。
僕はエビスさんを部屋に招き入れ、ルーム・サービスで、お酒とつまみをとって、夜景をみながら差しで呑む。
<エビスさんの初期のマンガは天才的ですが、途中から明らかに手抜きになりましたよね>と僕の言葉は上の空、
エビスさんは、
「いや~、只の酒はウマイですねぇ」と無邪気に笑った。
念のために言って置くけど、これ全て、ファンタジーですからね。IT’s ディズニー・マジック!
またまた、ノックの音がした。
そこには急いで駆けつけて来たような荒い息づかいの、ドナルド・ダックがいた。
ドナルドの面をとると、それは、しょこたん本人だった。
しょこたんは、ドナルドが好きだから、それで選んだのかな?
僕が<どうしたの?>と聞くと、しょこたんは「来ちゃった」と笑う。
僕は、<ウチくる?>と部屋の中を指差して言うと、しょこたんはシンバルを叩くように、肘を折って、
両脇をしめる動作を早いスピードで2回繰り返し、「行く!行く!」と答えた。
そんな妄想と戯れながら、当日、ディズニー・ホテルに行くと、僕はメカ音痴だから、ネット予約の仕方が間違っていて、
特別室ではなかった。
でも、全然いい。
そういうサービスは本当に好きな人のところに行ってあげるべきだと思うし。
さて、いよいよ、次回は、「しょこたんの30才のバースディ・ライブ2Days」(1年前)のレビューです。
BGM.さくら学院(クッキング部ミニパティ)「ハッピーバースデー」
特別室じゃなくて良かったですね、先生。
私も、部屋にミッキーとかくるかと思うと憂鬱になります。
別に嬉しくないのに、嬉しいふりをしないといけないのか・・・・と。
なのでよかったですね、先生。
あと蛭子さんの初期の漫画は天才的なんですか・・・・・・?
sinさん、こんばんは。
sinさんんもミッキーが来たら迷惑派ですか(笑)
お互い、少数派ですね。
ところで、青林堂から出てる単行本の初期の4冊くらいはハズレなしです!
シュールで、暴力的で、クールで、ハイセンスです。
一つ勧めるとしたら、「狂ったバナナ」というもう少し後に発表された単行本に収録されている、
「先生の肌」という作品です。
ちょっとしんみりさせる、ロマンティックな恋心で、胸がキュンとなります。
いつもコメントありがとうございます。
では先生、その漫画をクリニックに置いてくれませんか?
宜しくお願いします!
sinさん、こんばんは。
蛭子さんのマンガは、青少年には悪影響を及ぼす描写が多いんですよ。
検討してみますね。ではまた~