11月はおとなしくしてよう①~母の誕生日

5/ⅩⅠ.(土)2016  
前の記事に書いた、「湘南少年将棋大会」と同じ頃、桜木健一の「柔道一直線」がブームでした。
僕はいとこ(6つ上、男)と兄(4つ上)と3人で、「湘南少年柔道大会」をしました。
そこでは僕は3位でした。つまり、いとこと兄に柔道ゴッコで負けた訳です。
しかし、その頃の僕は負けず嫌いで、すぐに「第2回湘南少年柔道大会」を企画しました。
体格差で劣る僕は、まさに窮鼠猫を噛む、で投げられる瞬間に相手に噛み付いたのです。
兄貴は、「イテテ、イテテ~よ…」と、バナナボート、みたいに言いました。
いとこは、「タッちゃん、柔道で噛むのは反則だよ」と言いました。
僕がションボリしていると、いとこは、「でも、プロレスなら反則は5秒以内はOKだよ」と啓蒙してくれました。
プロレスラーには、噛み付きを得意技にしてる、ブラッシーという選手がいることも教えてくれました。
僕はそんな素晴らしいルールがあるのか。
清濁併せ持つのが人生だ(使い方、合ってるか?)
プロレスの方が柔道より人生向きだと思いました。
そんな頃です!テレビアニメ「タイガーマスク」が始まりました。
それ以来、僕はプロレスの魅力に取り憑かれ、梶原一騎イズムや、猪木の過激なセンチメンタリズムなどの、
相手がどんなにルール無用の悪党でも、フェアプレーで切り抜けて、こちらは正義の技で勝つ、という男の生き方が
人格形成の核になりました。
もっとも、どうしても我慢できなかったら、千倍返しの反則をしても良い、というオプションもついてます。
今日、11月5日は母の誕生日。
だから、ここ何日かは母との心暖まるエピソードや、親孝行風のちょっと良い話しを色々と考えていたのだけれど…
結局、アントニオ猪木の話になってしまいました。いのきの母A、なんてダジャレを猪木が言いそうですね。
昔、「傷だらけの天使」というドラマで、ショーケンと水谷豊が1枚だけレコードを買って良いことになりレコード店へ行き、
ビートルズやストーンズやベンチャーズやJAZZやら何やかやを嬉々として見比べて嬉しそうにチョイスする場面から、
一転して、2人は部屋に帰っていて、腕組みをして、首をひねって、レコードのターンテーブルを凝視しながら、
「どうしてこれを選んだんだろう?」とつぶやきます。
背後に流れてる曲は、浪花節、でした。
あまりに考えすぎると本来の趣旨から遠ざかってしまうということはよくあるもので、それと良く似た母の誕生日の記事でした。
BGM. 遠藤ミチロウ「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」


2 Replies to “11月はおとなしくしてよう①~母の誕生日”

  1. 11/5、お誕生日おめでとうございます。
    お母様は生きてたらおいくつですか?
    ところで先生はなんで11月は苦手なんですか?

    1. sinさん、こんばんは。
      母は、ネズミ年生まれだから、生きてたら、92才です。
      ボボ・ブラジルやカール・ゴッチと同学年です。
      11月はなんで苦手なんでしょう?
      理由が判れば、克服も出来そうなのですが…。

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