カワクリの文化の秋

3/ⅩⅠ.(木)2016  文化の日
10月も終り、カワクリはハロウィン飾りに、バイバイ・グッバイ・サラバイです。
今回は、文化の秋、と題して、カワクリの模様替えをサブカル視点でお届けしましょう。
コミックス(本)には、お持ち帰り防止に、カワクリのロゴのシールが、貼ってあります。↓。

近頃は、大平さんの妹さんがデザインしてくれた、川原イケメンver.シールも登場。↓。

今年は邦画が大ヒットでしたね。もうじき、あまちゃんが声をやる、「この世界の片隅に」が楽しみです。
僕も今年は結構、映画館に行きました。
トップバッターは、シン・ゴジラでした。↓。

ここで、ゴジラ豆知識。
診察室のソファのセンターテーブルに並ぶ怪獣フィギュア達の中から、ゴジラの子供(?)をピックアップ。
左から、お馴染みミニラ、リトルゴジラ、ベビー・ゴジラ、の揃い踏みです。
宮沢りえ、のヌード写真集「Santa Fe」の新聞一面広告を背景に撮影してみました。↓。

ゴジラは円谷(つぶらや)プロダクションですが、ウルトラマンも円谷プロです。
最近のクリニックのBGM.に、ウルトラマンほか円谷プロのTV特撮ヒーローの主題歌を流しています。
毎朝、「ミラーマンの歌」でクリニックは始まります。
♪朝焼けの光の中に立つ影は ミラーマン
鏡の世界を通りぬけ 「いまだ!キックをつかえ!目だ!」♪
すごい歌詞ですね!目を狙っています。猛禽類、みたいですね。
下は、同じく円谷ヒーローのレッドマン。
「おはようこどもショー」の中でやってた短い番組ですが、ミラーマンの歌詞に負けず劣らぬ、
レッドマンのヒーローらしからぬ残虐な活躍ぶりが最近、ネットを中心に注目されてます。
ニコニコ動画の「レッドマン虐殺シーン10選」において、ウルトラマンコスモスをみせてやりたいw、って
コメントには色々と考えさせらるれものがありました。
そんなレッドマンに関心がある人へ。
中野ブロードウェイで「赤いアイツ展」が、11/17~28まで行われます。入場無料です。↓。

円谷ヒーローのフィギュアを並べてみました。
左から、ミラーマン、トリプルファイター、ジャンボーグ9、ウルトラマンレオ、です。↓。

上の写真の右隅に、菊田一夫の「君の名は」の名言の切れ端が、写りこんでますね。
という訳で、シン・ゴジラ、の次に観たのは、「君の名は。」です。↓。

僕は、「君の名は。」を2回観ました。
僕が観た2回目は、夜だったから、周りは、カップルばかりでした。
昔はデートの時は、女が戦略的に泣いて素朴さをアピールしたものですが、(バンバンの「いちご白書をもう一度」など)
それは古き良き愚かな時代のことみたいです。
僕の視界に入って来た「君の名は。」のカップルのほとんどは、男が泣いて、女がハンカチを貸してましたよ。
男女が入れ替わるというテーマでは、押見修造「ぼくは麻理のなか」の新刊があります。⑨巻、完結です。↓。

ボーイ・ミーツ・ガールという類型では、「聲の形」(こえ・の・かたち)もそうなるでしょうか。↓。

以前に記事にしましたが、それを読んでやっと正しい理解が出来ました、という声をいただきました。
つまり、映画だけだと、妹が死骸の写真を撮って家に貼りまくっていたのは、ただ単に妹の趣味だと思えて、
そして、それを見てお姉ちゃんが自殺未遂をしてしまったのでは?、と妹が悔やんでいると勘違いして捉えてしまいがちです。
本当は、自殺させないためにあえて死骸を撮っていたんですが、あれは映画だと絶対に勘違いしますよね?!
コミックスは、そのうち綺麗に陳列されるので、お楽しみ。↓。

これらの映画を観てたので、前売り券を買ってある、「傷物語」をまだ観れていません。
早く行かないと、上映終了しちゃいますね。↓。

吸血鬼と少年のボーイ・ミーツ・ガールでは、やはり押見修造「ハピネス」の新刊があります。④巻、完結です。↓。

伝説の吸血鬼・キスショット、忍野忍のフィギュアを受付に飾りました。
好物のミスター・ドーナッツのお風呂に入っています。付属のアヒルが可愛いです。↓。

そして、その元ネタの「偽物語」のポスターをウォーターサーバーのところに貼りました。
会計に立つと両者が視野に入るようにしてますが、今の所、誰からもリアクションがなく、つまらないです。↓。

忍ちゃんが入浴中なので、美男子の入浴剤、も近くに配置してみました。↓。

しかし、あまりにふざけた口をきいているので、セーラームーンの水野亜美ちゃんの名セリフのバッジをその上に貼りました。↓。

水野亜美はセーラー戦士の中で男子の人気№1ですから、この美男子もきっと頭から水をかぶって反省するでしょう。
水つながりですが、ウォーター・サーバーには、新メンバーの山下さん作成の、なぞなぞ、が貼ってあります。
彼女の、なぞなぞデビュー作です。是非、挑戦して下さい。ジャンルは、「ダジャレ」&「答えを聞いて脱力」系です。
山下さんをどうぞ、よろしくお願い致します。↓。

さて、物語シリーズの西尾維新が、「この本を書くのに10年かかった」、という小説「少女不十分」がマンガ化されています。
物語~のように怪異は登場しませんが、<この世で一番怖いのは、お化けじゃなく人間だ>と改めて思いしらされます。
全③巻、完結。↓。

そう言えば、アニメ「3月のライオン」観てますか?
「物語シリーズ」や「魔法少女まどか☆マギカ」を制作した「シャフト」という会社の作品です。
NHKでやってるから、穏便です。将棋をテーマにした作品ですが、将棋が分からなくても、大丈夫なように作られてます。
逆に、将棋好きの人は静止画面にして、チェックしないと、どんな手なのか、判らないくらいです。
皆さんは将棋、判りますか?
僕は小学生の頃、「湘南少年将棋大会」で2位になったことがあります。
「湘南少年将棋大会」とは、僕と兄が将棋をさす時に、僕が命名した冠名です。
つまり、小学校の頃、兄と将棋をして負けた、ということです。(笑)
下が、「3月のライオン」の新刊。↓。

新刊の紹介を続けましょう。
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の⑤巻です。↓。

僕は休みの日に、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の発音を何回も練習して、言えるようになりました。
今は、「デデデデ」と略して言っていますが。
「デデデデ」は面白いです。僕のリュックには、「デデデデ」に出てくる「イソべやん」のストラップをつけています。
下は、「デデデデ」のクラッチ・バッグ。折れちゃいけない紙をしまえます。↓。

上の左が、門出(かどで)でさかさまにすると、デーモン、になります。タイトルの、デーモン、はここから来てます。
右が、おんたん。世界中の武器にマシュマロをつめて世界制服をするのが野望なイカした子です。
このように、浅野いにお、の描く女の子は皆、可愛いですね。
「おやすみプンプン」なんて色んな女子のバリエーションがあって、<好きなタイプはどれ?>で話が盛り上がりそうです。
僕は大船の陶芸教室に通っていた、八木さんの娘、が好きです。
「神様神様、チンクルホイ」という呪文を唱えると願いが叶うと信じる少女です。「おやすみプンプン」③巻より。↓。

浅野いにお、は、でんぱ組.inc、のメンバーの絵も描いています。待合室の「けいおん」の横断幕の横にあります。↓。

そう言えば、今度の、でんぱ組.inc、の新曲のPVは、面白いですね。
サイキック・アニメの主題歌なので、各メンバーが超能力を持ってる設定で。
それでいて、1stワンマンのチラシ配りから、高校時代の遅刻しそうなピンキーなど、
タイムスリップしたような歴史回想シーンがあり、ちょっとメモリアル。
何故か、後半で、メンバーが50年代のビッグバンド風のパフォーマンスになってそれぞれが楽器を担当して、
お祭りっぽくて良いです。衣装もタキシードで珍しくズボンを着用しています。
通常版には、カップリングとして、ひみつのアッコちゃんの「すきすきソング」のカヴァーが入っているので楽しみです。
新刊ではありませんが、おすすめの書籍を紹介しましょう。
ナビゲーターは、ひみつのアッコちゃん。
まずは、先日の記事「アイスクリーム・ベイビー」の最後で登場した、つげ義春の「もっきり屋の少女」は「紅い花」に収録。
二色刷りです。↓。

「ボクらしく」という大島薫クンという、「こう見えても100%男子です。」という男の娘、の本は衝撃的な表紙です。↓。

これは中野ブロードウェイでサイン会をやっていて、結構、若い女の子のファンが多かったです。
壁ドン、のチェキとか撮ってましたよ。僕は、「カワクリさんへ」というサインをもらいました。↓。

タイトルの衝撃さはこれが一番です、「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」。↓。

この本は全然エロくないです。むしろ、女性の方から「共感する部分がある」と感想をいただくくらいです。
そして誰の仕業か判りませんが、付箋が付いています。
次に来る時のために、ここまで読んだ、という印をつけて行った人がいるのでしょうか?
別に良いのですが、すごく気になっています。↓。

おすすめ書籍、良かったらみてみて下さい。どれも、自分では買わないでしょう?
最近のクリニックは断捨離ですっきりしましたが、久し振りに、診察室に貼り物をしてみました。ベッキーです。↓。

これは、日経新聞の「宝島社」の全面広告をラミネートしたものです。
ベッキーが髪をバッサリ切って背中を露にして話題になりました。
コピーは、「あたらしい服を、さがそう」、ですが、ネットでは、「あたらしい男を、さがそう」にしか見えないと騒がれてるとか。↓。

僕は別に、ベッキーは好きでも嫌いでもないし、正直、あまりベッキーについて考えたことはないのですが、
さすがにそれは可哀想なので、判官贔屓、で貼ってみたのです。
今回の模様替えに伴い、我が家も断捨離して、古新聞が段ボールに何箱もあるのを思い切って必要な面だけラミして、
あとは捨てました。
喫煙所前に常設されたプロレス・コーナーに、ジャイアント馬場が死んだ時のスポニチの猪木の弔辞(写真は、BI砲)と、
橋本真也が死んだ時の東京スポーツの1面を並べて貼りました。↓。

こうして並べて比べると判りますが、スポニチと東スポではプロレスへの思い入れの熱量があきらかに違いますね。
東スポの1面と言えば、マリリン・モンローの幻のヌードもあります。
これは、ソネさんに天井に貼るよう頼んでおいたのに貼ってなくて、どうしたのかな、と思っていたら、
受付の扉の細い隙間に隠してありました。彼女には荷が重かったのでしょうか?
これがその新聞。↓。

今回の、カワクリの文化の秋、の記事は心なしか、上半身裸の図柄が多かったような気がしますね。
振り返ってみれば、宮沢りえ、のヌード写真集「Santa Fe」からですからね。
でも、それは精神科治療の醍醐味は、心を裸にしなきゃね、ってことだから、っていうオチでどうでしょう?
うまいことを言ったつもりになっていますが。
BGM.でんぱ組.inc「最Ψ最好調!」


9 Replies to “カワクリの文化の秋”

  1. 君の名は2回見たんですね。
    私も2回見たいと思ってまだ行ってないんですよね。
    でも男子が泣いてたとありますが、そんなに泣くシーンあったかな?
    先生は泣いてましたよね・・・・・2回目も泣けましたか?

    1. sinさん、おはようございます。
      まさかの早朝、コメント返しです。
      君の名は。は、2回目も泣きますが、確かにどのシーンだ?と聞かれると答えに困りますね。
      なんとなく音楽とかの雰囲気でしょうか?
      いつもコメントありがとうございます。コメントがないと結構ふさぐからです。

  2. 先生、こんにちは。
    確かにこの記事は、上半身裸の画像が多いですね。
    大島渚、じゃなくて薫くんの本は、ヴィレヴァンでみつけて少し立ち読みしました。
    「…レズ風俗…」はあまりに衝撃的で、手に取る勇気が出ません。たいていこの本に手が届く席(カウンター席)に座っているのですが。次回は手に取ってページを開いてみようと思います。
    ウォーターサーバーの後ろのポスターはその露出度に「おお!」と思いましたが、言葉で何とも反応のしようが無いのです。
    そしていつの間にか、ウォーターサーバーの左の壁にあった、先生がシンポジウムに登壇なさった学会のポスターと、BABYMETALのポスターがなくなっていますね。
    一番気になるのは、山下さんのなぞなぞです。
    直感で「この人かな?」と思う人物が二人います。でも、駄洒落にしても上手く理由が付けられません。
    映画といえば、「男はつらいよ」シリーズ、やっと11(リリー初登場の回)をDVDで見ました。
    日曜の午後、NHKのEテレ「日本の話芸」で、志らくが「寝床」やったそうです。見ようと思ったら、我が家のテレビはNHK総合しか映らなくなっている事が判明しました。アンテナをチェックして下さい、とテロップが出ます。昨年末の赤めだかは映ったのですが。

    1. トモトモさん、こんにちは。
      まさかのお昼休みコメント返しです。
      僕は今は精神的ダンシャリブームで、クリニックのホームページから、(院内写真)と「ギャラリー」を消しました。
      オープン時のガランドウの写真をみて、「落ち着く」とでも思ったのか、
      いざ来てみて、クリニックの中をみて、帰っちゃう人が割りにいます。
      ブログとかを読まない人です。
      地味にショックを受けるから、前々から思ってたのですが、今日、思い切って削除しました。
      地道に「男はつらいよ」進んでいますね!
      僕は「寝床」観ましたよ。
      番組名こそ出しませんでしたが、「笑点」の新メンバーのことにふれてました。
      「自分はメンバーのオファーが来ても受けない。座布団のとりっこなどしたくないから。
      だけど、司会の依頼なら受けた。元々、談志の番組だから、立川流が出てないのはおかしい。
      ただし自分が司会を受けるなら、一つ条件を出す。座布団運びを談春にすること」
      とジョークを言っていて面白かったですが、あまり受けてませんでした。
      「日本の話芸」には、多分、談志は出演してないんじゃないですかね?
      師匠越えかな。
      ではまた~

  3. 「日本の話芸」、羨ましいです!やはりテレビくらいはマトモに映った方が良いですね。
    談春に関するのジョークが受けないのは、やっぱりNHKが集めたお客だからでしょうか。
    ダンシャリブームなのですね。
    偶然、今日、私もホットカーペットを出したついでに、CD棚を整理しました。
    引越しの時に本はギリギリまで減らしたので、もう処分するものはないのです。志らくの書いた文章も入った映画の本(「観ずに死ねるか!傑作絶盤シネマ88」)はたぶん読まないけれど、サイン貰ったので捨てられません。
    人からCDを貰ったり、CDRに焼いてプレゼントされたりする事がありますが、聴く前から自分の好みじゃないと(変ですけど) 確信が持てるので、そういうのは、捨てます。
    あと、関心が薄くなり聞かないCDも処分です。スペースが狭いからです。物は何にしろ、増えた分減らすのが目標です。
    せっかくカワクリに来て、中を見ただけで帰る人はとても残念ですね。
    私も初診の時、驚きましたけど、話もしないで見た目で判断して帰るなんて!

    1. トモトモさん、こんばんは。
      絶望、というと、絶望音楽祭、を思い出しますね。
      志らくのサインを、その本にもらったのですか?
      それはとっておいた方が良いですね。
      談志はああ見えて、ファンサービスが過剰で、病気になってからも高座の後に、長々とサイン会をやっていましたね。
      「人間の業の肯定」だけではない、裏の(笑)談志の一面をきちんと受け継いでるのは、志らくくらいですよ。
      どちらも自分が熱心な落語ファンだったから、ファン心理が判るので、ついついサービス精神が出てしまうのでしょうね。

  4. 先生こんばんは、まさかの深夜コメント返しです(別にまさかではないか・・・)
    コメントないと先生でもふさぐんですね。
    でも大丈夫、コメントない時はありません!

    1. sinさん、こんばんは。
      今、ブログを書いてたら、「コメント数」が一個増えた瞬間をみたからビックリしました。
      まさかの深夜コメント返しでしたよ。
      コメントがないとふさぐというのは確かなのですが、11月は苦手なのです。
      だから余計にふさぐのです。だったら、おとなしくしてろ、って話なのですが…。
      いつもコメントありがとう。
      おやすみなさい。

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