11月はおとなしくしてよう②~主任教授の土産

6/ⅩⅠ.(日)2016  不動前で呑む
僕が医者になったばかりの時の主任教授の息子から、デューラーの「メランコリア」の版画の複写をもらった。
この絵はかねてから僕が目をつけていて、教授にどうやって入手したのかを手紙に書いて質問したりしたから、
その回答としてこれを下さったのだ。
裏には、川原達二先生へ、と直筆で先生のサインと日付もある。ありがたい。
デューラーの「メランコリア」は、人間はすべての欲しい物が手に入ると、憂鬱になる、という意味深なモチーフで、
色んな成功の象徴が、天使の祝福とか完成された魔方陣とか、散りばめられていて、謎解きして行くのが面白い。
憂鬱になるくらい、すべての物を手に入れたいものだ。…本当か?(自問自答してみました)
昔、ハンク・アーロンの記録を抜いた頃、週刊ベースボールのインタビューで、王貞治が、
「好きな歌は、梓みちよの『メランコリー』」、と答えていたのを何故か忘れられない。
BGM.梓みちよ「メランコリー」


4 Replies to “11月はおとなしくしてよう②~主任教授の土産”

  1. 天使の憂鬱ですか・・・・
    でも絵をみると憂鬱というより、落ち込んでる天使って感じですかね。
    それに天使のわりに結構ごつい体してますね、レスラーかっ!って感じですね。
    でも憂鬱といえば、ハルヒですね、先生今やってる再放送見てますか?

    1. sinさん、こんばんは。
      レスラー(笑)?
      これは、母の死の直後に描かれたそうで、女性の芸術家のイメージをかりたデューラーの自画像だそうですよ。
      ハルヒの再放送、観てますよ!今は、孤島症候群、ですよね。
      原作では、合宿にキョンの妹は参加しませんが、アニメでは着いて行ってますね。
      名言「わたしコーラ」が聴かれました。

  2. 先生、こんばんは。
    すごい勢いでブログを書いていらっしゃいますね。
    そうなってしまうのが11月なのでしょうか。
    私は9月が苦手でしたが、今年から苦手な月が増えて、もうどうでもよくなって来ました。
    でも、暑さよりは寒さに弱いです。
    美術館に足を運ぶ気力が最近ありません。
    上野の国立西洋美術館の常設展は割と好きなのですが。入ってすぐの彫刻コーナーに、漁師の?少年の像があって、いろいろな方向から眺めるが好きでした。
    デューラーの版画を画像検索して見ました。
    じっくり見てみたい絵ですね。

    1. トモトモさん、こんばんは。
      トモトモさんは9月が苦手でしたか。
      しかし、今年から苦手な月が増えましたか。
      色々と大変でしたものね。
      僕も美術館には全然行ってないです。
      若冲展でしたっけ、行列が話題になってましたね、320分待ち、とか。
      そういうのを聞くと、気力が出ませんね。
      デューラーの「メランコリア」の画像検索してみてくれたのですね。
      ありがとう。
      11月はまだまだ飛ばします。間寛平のギャグじゃないですが、「止まったら死ぬのじゃ」みたいです。
      ではまた~

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