欠点

9/Ⅴ.(水)2018 水曜日に雨は多くないか?雨も水だからか?

僕に出来ないことは色々あるが、男子として割と恥ずかしい欠点は、「泳げないこと」と「自転車に乗れないこと」だ。

泳げないことは、中学の時、吉田拓郎(よしだたくろう・当時)も泳げないと知って、<だったら俺もいいや>と、
早々に投げ出した。
日本のフォーク系ミュージシャンには泳げない人がたくさんいて、六文銭の及川恒平はお風呂も怖いらしい、
とラジオで拓郎が笑って話してたのを、僕も笑って聴いていた。

自転車に関しては、友達の後ろに乗っけてもらったり、僕は足が速かったから、伴走したりしていた。
茅ヶ崎から辻堂くらいの距離だったら、自転車と一緒に走れた。
今思うと、友達が随分加減して走ってくれてたのだと判るが、当時は、<俺は自転車より速い>と自慢してたのだから、
全然空気を読んでなかったのだなぁと思う。

そういうまわりに支えられてたから、自転車を乗るという場面は回避して生活して来れた。
女の子とサイクリングに行く時は、普通は男子の自転車に女子がつかまって乗るのだろうが、僕は逆だった。
これはちょっと恥ずかしい絵で、まぁ20才も過ぎると、皆、車に乗るから、自転車に乗るという機会は減るが、
僕は自転車に乗れないくらいだから、自動車も乗れる訳がなく、大抵、他の人の助手席に乗った。
女の子とドライブする時も、助手席に乗った。

そう言えば、こないだフィギュアスケートの羽生結弦が「自転車に乗れない」と告白したニュースを知った。
僕はもう大人だからいいが、僕と同じように自転車に乗れなくて肩身のせまい想いをしてる男の子がいるとしたら、
僕にとっての、よしだたくろう、と同じように免罪符としての効果があるのではないかと思った。
「羽生結弦と同じならいいや」的な。

僕が自転車に乗れない理由は、母のせいである。
いとこ達と自転車で遠くに行くという企画があった時、母は「達二は行かないわよね」と哀願した。
だから、僕はそれに応じた。

とは言え、うちの兄は自転車に乗れるし、その後も自転車に乗れるようになるチャンスはいくらでもあった。
いつの時代も練習を手伝ってくれる面倒見のいい友人はいるもので、
「タッちゃんは運動神経がいいから、すぐ乗れるよ」と励まし応援してくれたが、てんで乗れなかった。
まるで母への忠誠心を言い訳にしてるみたいだが、僕はやれることとやれないことが極端なのである。
これも母のせいにしてしまうのだが、いわゆる家事というものが一切出来ない。
これも多分、母が自分がいなければ何も出来ない子供に仕立てて、所有物みたいにしたせいだと思う。

こないだサランラップを切ろうとして、指を切った。
耳掃除は母が楽しみにする作業だったから、自分でやると加減がわからず必ず出血する。
このあいだ耳鼻科に行って耳掃除をしてもらったら、やんわりとお医者さんから、
「このくらいのことで来ないで下さい」と言われてしまった。
家に帰って、爪を切ったら、深爪した。

そんな僕にとって大学生になって家を出たことは、物理的に母と距離をとり、自立するチャンスだった。
しかし、悲しいかな人間は、同じようなことを相手をかえて繰り返す。
一人暮らしをしても家事など出来ないのを知ったクラスメートの女子が、医学部は面倒見のいい人が多いから、
ローテーションを組んで、掃除や洗濯をしに来てくれた。
さすがにそれは申し訳なさ過ぎたから、今でいうニートやひきこもりな男友達を自分のマンションに呼び寄せ、
家賃はとらない分、家事をしてもらった。

僕が学校に行ってる間、彼らが部屋の掃除や洗濯をして夕飯を作って待っていて、
夜は僕の録り溜めた歌謡曲やプロレスのビデオをみながら、人生や本の話をした。
朝は僕だけ起きて学校へ、彼らは寝てるが、僕が帰ってくるまでに家を綺麗にしてくれてるから、ギブ&テイクだった。
彼らは家に居場所がなかったから、僕が居場所を提供し、寄生させてたつもりだったが、僕の方が精神的に彼らに寄生していたのかもしれない。

その後も季節が変わるように関係性は変わるが、身の回りのことをしてくれる男女が途切れることなくいたから、
僕はいまだに食器の洗い方や洗濯機の回し方や衣替えやATMの使い方や小包の出し方を知らない。

よく結婚相手に母親と似たような人を選ぶというが、うちの奥さんと母は全然似てないと思う。
ただ、やはり家事という点においては、僕に何もさせないから、結果的に身の回りのことは完全に奥さんにやってもらってる。
そう言えば、マイナンバーとかも知らない。マイナンバーが何なのか、番号なのか、何桁の数字なのか、
あるいは保険証みたいなカードなのか、実物をみたこともない。何かの時に必要になるのかな?

こうやって考察してみると、奥さんと母は似てないが、僕と奥さんの関係と、僕と母の関係はとてもよく似ている。

移動手段として自転車に乗れない僕は自動車にも乗れないので、自家用車は奥さんが運転している。
僕はたまに助手席に乗るのだが、うちの車の車種が何だかも知らない。
車にまったく興味がないので、ポルシェとカローラの区別もつかない。

母はここ(ブログ)では美化されているが、光あるところに影がある。
今回の自転車の記事は、母の欠点の部分だと思う。あえて、母の日近くに、ぶち込んでみた。

BGM. RCサクセション「日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ」


23 Replies to “欠点”

  1. 次に仮に診察に行くとしたら、ダークサイド記事を書きっぱなしだと、気になって行きにくくなるので、まあ、こんなもん誰も読んでないんでしょうが、深夜のブルーライトはよくないと思いつつも眠れないので、以前のフォローのつもりで少し書いてみます。
    僕は都会に来てびっくりしたのは、自転車に乗れない人が結構いる、ということです。交通網が整備されていますし、自転車止めるところ自体が少ないから、必要ないんだと思います。
    さて、テレビを体と心が受け付けなくなってから、ラジオばかり聞いていますが、この間、「遅延の肯定」というテーマで、マンガの紹介をしていました。(業の肯定に似ているなと思いました)
    1つ目は「セブンティウィザン」。70歳の初産という意味です。あらすじはずっと子供がいなかった夫婦が70歳で妊娠するというお話。
    2つ目は「メタモルフォーゼの縁側」。これもおばあさんがひょんなことからBLマンガに目覚めるというお話。
    両方ある程度ネットで試し読みできます。
    つまり、何歳になっても(人より遅れていたとしても→遅延)それでいいんじゃないの?っていう問いかけみたいなことだったと思います。ただ、マンガってオマージュというか、何かのパクリみたいなものが多いですから、いまいちなところも少しありますが。
    時の流れとともに価値観は変化していきますから、画一的な幸せって難しいのかもしれません。空想ばかりにふけっていてもいけないのかもしれません、だけど創作物というのはガチガチに固まった価値観を変えてくれる、料理で言えばスパイスみたいなものなのかもしれません。悪いところばかりではないような印象を感じました。

    1. プロテイン至上主義さん、OHA!

      都会には、自転車に乗れない人が多いんですか??
      知らなかった。
      「遅延の肯定」って面白いですね!なるほど、という感じです。

      さて、今、カワクリ受付は、「ラジオのDJ風の記事」を企画中です。
      思い思いの日常的なエピソードと、曲を散りばめて行く構成でお届けする予定です!
      乞うご期待!!

  2. 先生こんにちは。
    先生のお母様は、柔道とかの格闘技は良くても(学校の授業だから?)、自転車の遠乗りはダメだったのですね。「清水の次郎長の子孫」は自転車に乗れなくても、走って行けば良いのですね(笑)
    先生の私生活をこのブログで知れば知るほど、極端なことが沢山あって驚きます。耳掃除は、膝枕で女の子がやってくれる商売ありますよ。(たぶん。) 少し前にそれがキッカケで殺人事件になったから、下火になったかもしれませんけど。

    実は、昨日の昼からBABYMETALのワールドツアー(まず北米)が始まり、YUIMETALはアナウンス無しに不在でした。明日が2日目なので、まだわかりませんが、おそらくツアー中はこの形でやる感じです。
    ゆいちゃんが休むのは、本人の事情があるでしょうから(去年12月の広島公演は体調不良の為、とアナウンスされました。)仕方ないです。でも、解読不能の「お告げ」のみで、YUIMETAL不在の公演を開催するのは、あまりにあまりの運営だと思い、不信感がさらに強くなりました。もう18歳と20歳ですから、BABYMETALが変わっていくのは良いとしても、こんなやり方では…。
    海外のメイトさん達も” Where is Yui ? “と山のように発信しています。

    1. トモトモさん、こんにちは。

      その耳かき店、知ってますよ。秋葉原で看板だけ何度もみましたよ。
      でも、見知らぬ女の子に膝枕は抵抗あり過ぎて無理ですね。
      僕は少し潔癖症的なところがあって、それは女の子が不潔ということではなく、
      女の子に自分が汚いと思われたらどうしようという不安で、おちおち膝枕なんかしてられません。
      これは日常でもあって、受付の私物のボールペンを使えません。
      ちょっとサインや訂正を頼まれた時、彼女らが自分のペンを差し出してくれるのですが、
      同じ理由で使えません。

      ところで、ベビメタのゆいちゃん、しばらく目を離してるすきに、そんなことになってるんですか?
      TheOneのバスタオル届きましたが、スクラッチまだしてません。
      僕はスクラッチも苦手なんです。削ってるうち、コインをどっかに飛ばしちゃったりして。
      でも、早く登録しなきゃ。ではまた~

  3. 映画「リズと青い鳥」を観て来ました。
    観に行こうと思った動機は言わずもがななのですが、
    京都アニメーション制作で、謳い文句の一つにある、
    「聲の形」のスタッフが集結!
    と言うことに加えて、舞台が高校生の吹奏楽部なので、
    一応楽器を弾く自分としては共鳴し易そうだった、ということが主でした。

    ネタバレになるので、なるべく作品の内容については触れない様にしますが、(冷汗
    今回の先生の記事にも一部、テーマが共鳴するところがあります。。

    「リズと青い鳥」の公式HPを見ると、
    音楽制作協力:洗足学園音楽大学
    とあります。

    ちなみに「洗足学園」は以前は女子高等学校で、僕が通った中学校の近くにあり、
    今は跡地に大きなマンションが建っています。
    バス停は未だに「洗足学園前」のままです。
    著名な卒業生として「由紀さおり」がいて、子供の頃は「由紀さおりがいた高校」として有名でした。

    で、今現在の「洗足学園音楽大学」の特徴の一つにはジャズコースがあることで、

    「洗足ジャズコースは、米国バークリー音楽大学の提携校であり、
    洗足学園音楽大学の単位がバークリー音楽大学の単位として認定されます。
    さらに帰国後、バークリー音楽大学の単位を洗足学園音楽大学の単位として
    卒業認定することもできます。 」
    HPより抜粋

    長い説明になってしまっていますが(冷汗

    平たく言うと、それなりに馴染のある学校、だと言うことです。

    ここ3年間位、自分の中の「青春」がぶり返して来たかの様な?
    ことが色々ありましたが、昨年末辺りでそんな動きも収束しそうな感じでしたが、
    大平さんからの啓示で、
    映画「あゝ、荒野」の映画化を知り、
    「青春はまだまだ終わらないぜ」と、何かに言われた様な気がして、
    今年の正月はほぼ返上して1月末に控えていた検定試験に向けて
    勉強していました。
    このブログでもセンター試験(共通一次試験)のことが確か取り上げられていたと思いますが、
    当時の自分はほぼ学業を放擲していたので、そんなものとは無論無縁で、
    当時のニュースで正月返上で勉強していた高校生や中学生のことが取り上げられても、
    全く理解出来ない別の遠い国や惑星の話、位に感じていたのをなんとなく覚えているくらいです。

    勿論、大学入試とは「重さ」が全然違いますが、
    パラレルワールドの様に、正月返上で勉強する感覚に今更ながらに
    感慨に耽ったりしていました。(この辺りがリアル若者とは違うところですが、、(笑)

    元々僕はかなりの「出不精」で、映画館に足を運ぶことも億劫なところがあって、
    実際には映画については詳しくないのですが、(冷汗
    最近になって何故か?急に映画館に行く頻度が多くなりました。

    若い頃は、川原先生の様に一人で映画館に行く人に密かに憧れていたのですが、
    億劫さが明らかに勝っていたので(理由は自分でもよく分かりません。)
    映画館に行かないスパンは10年を超えることもありました。(冷汗

    話を「リズと青い鳥」に戻すと、
    登場人物はほぼ女子高校生だけ、少し抵抗はあったのですが、
    自分一人位違和感となってもいいや、それもまた一興だ、
    と開き直ったのはいいのですが、
    実際にシアター内に入ってみると、ほぼ「男」しかいない、
    全員を調べた訳ではないので、断言は出来ませんが、
    「男率100%」だった可能性は否定出来ないのです。(冷汗
    心の中で、「なんで、お前らは揃いも揃って男なんだ?(自分もですが)
    オッサンは自分一人か、他にいても2~3人なら違和感としては大したことがないが、
    これは違和感があり過ぎる!」
    と、マイノリティーを覚悟して意を決して臨んだ映画鑑賞は、
    まさかのマジョリティー状態、日頃なんだかんだで、マイノリティー感覚に慣れているせいか?
    それとも、とにもかくにも「異様な空気」だったからなのか?
    その点に於いてあまり居心地の良い感じはなかったです。(冷汗

    そう言えば、自分が通った高校は男子校でした。

    これもリアルな青春だったと言えばそうなのですが、、、

    7月(僕の誕生月)には押見修造の

    「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

    が映画化します。

    これはもうハンカチ位では間に合わないでしょう、バスタオル位は持って行きます。(笑)

    長文失礼致しました。

    BGM. 吉田拓郎「人間なんて」

    1. ボクシングファンさん、こんばんは。

      「リズと青い鳥」って、オーボエとフルートの女の子の奴ですよね?
      チラシだけ、みたことありますよ。

      あと、記憶違いじゃなければ、洗足学園に、昔、講師として教えに行ってましたよ。
      「音楽療法学科」みたいのがあって、そこで「精神医学概論」みたいのを1コマ2コマやった気がします。
      溝の口あたりの学校ですよね。女子ばっかりで、キンチョーしましたよ。
      ところで、志乃ちゃんは~、も映画化ですか??
      勿論アニメですよね?実写は無茶ですよね。

  4. 泳げないとか自転車乗れない人はよく見ます。
    兄弟がいなかったり練習する時間がなかったりで。
    同じ理由でスキップはどうですか?
    X JapanのYoshikiは、小さい時からピアノを弾くため料理はするなと言われ、自炊が一切できないそうです。
    やれることとやれないことが極端なのは、ある意味ROCKですね!

    1. 気になる木。さん、こんばんは。

      スキップは出来ますよ!
      スキップしながら、盆踊り踊れます。

      Yoshikiさんのエピソード、プロ過ぎですね。
      巨人の江川も指を傷つけないよう缶は自分で開けなかったそうです。
      極端な人のエピソードは、どこか壊れていて、面白くて、美しいですね。
      またコメントして下さいね~

  5. そうです、オーボエとフルートで、
    腕に覚えがある方がまさにオーボエ担当です。
    吹奏楽部に籍をおいていた川原先生ならそれだけでも楽しめると思います。

    「洗足学園音楽大学」はその辺り(溝の口)みたいです。
    「音楽療法学科」は女子率が高いのですね?
    先日のシアター内とは大違いです。(笑)

    「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は映画化します、
    でも、そのまさか?の実写なのです。(笑)

    僕はまだ原作を読んでいないので、それがどれ位の無茶ぶりなのか?
    分かりませんが、、
    妙な拘りがあって、アトレ大井町にある有隣堂で入荷されたら買いに行くつもりなのですが、
    中々入荷しないのです。

    1. ボクシングファンさん、こんにちは。

      オーボエって、多分、管楽器で一番、音程とりにくいんですよ。
      だから、音合わせの時、オーボエが最初に吹いて、それに他の楽器が音を合わせて行くんですよね。
      登場人物はそういう楽器の名手なんですね。何かのメタファーだったりするのかな?
      みてみます。

      まさかの、志乃ちゃんは~、実写化ですか??
      よせばいいのに。誰がやるんだろう?
      山Pの「あしたのジョー」以来の暴挙(みてないけど)になるのでは??

  6. 追記 また眠れないので、駄文を書いてしまいました。 
    なんか、他の人の書き込みを読んでいると面白くないので、たぶん私のもそうなんだろうと思いつつ、先生もあれやこれや書いたものに対して返答して下さって、素直に「ありがとう」です。
    だって、何の得もないもの。同じことを私はできないから。
    少し前進できそうなので、もう少ししたら受診に行きますね。いやー生きていくって大変ですね。

    なんで遅延の肯定の話を書いたかという理由の一つは、ある映画を見ていたら、主人公がスパイで、離婚して家族と離れて暮らしていたんですが、娘が大きくなって、自転車の乗り方なんてあなたが教えなかったから、乗れないよというんです。そうしたら人が大勢いるところで恥ずかしがる娘に自転車の乗りかたを教えるというシーンがあって、これを思い出したんです。
    ちなみに、ストライダーっていいましたか、小さい子供がのる自転車みたいなやつは足でこぐところがありません。あれは理にかなっていて、「こぐ」と「バランスをとる」を同時にやるから自転車に乗るのが難しいんだそうです。
    恐らく先生のお母様も人間ですから何か理由があったんでしょう。私の母はだいぶポンコツですが今となってはまあ許せるレベルです。僕が思うのは、足りないまま人は親になるので、足りない部分は自分で補えばいいのではないだろうか、今からでもと思うのです。足りないなりによう育てたな、と今では多少思うことができるようになりました
    どうですか、泳ぐことも今から覚えてトライアスロンするというのは。
    セントバーナードって犬がいますね、あれはツールドフランスのコースになっている途中にけわしい峠があって、遭難者を救護するために聖ベルナルド(これを英語読みするらしい。セントバーナードも救護犬らしい、しらんけど)さんがホスピスを作ったからだそうです(またどうでもいい事書いてしまった)
    おしまい

    1. プロテイン至上主義さん、こんにちは。

      ストライダー(?)で練習したことありますよ。駄目でした(笑)

      しかし、トライアスロンは考えられないですね。もし地獄があったら、そこでやらされるかも。

      セントバーナードのエピソード、カワクリの犬番長・大平さんも知りませんでしたよ。
      今度来たら、自慢して下さい。新人の増田さんも犬好きです。話題になりますね!

  7. 楽器はそれぞれに得手不得手があったり、
    独自の手入れや調整の仕方があって、
    話を横で聞いているだけでも面白い、と感じています。

    具体的な難しさ?は勿論分かりませんし、
    「リズと青い鳥」の作品の中で、
    オーボエと言う楽器に何か意味があるのかどうか?は
    やはり分かりませんが、(冷汗

    「ダブルリード」の楽器としての強調はありました。

    これは余談ですが、
    Facebookでサックスを吹く友人がアジアに旅行に行った時に、
    見慣れない楽器を吹く現地の人の動画をあげた時に、
    その友人の更に管楽器を吹くらしい友人が
    「これってダブルリードの音だよね?」
    と言うコメントのやり取りをしているのを見て、
    早速、リードのシングルとダブルの違いをネットで調べたのですが、
    やはり実感としてはその違いが分からなかったです。(笑)

    ただ、面白いと思ったのは、ダブルリードの場合、
    既製品をそのまま使う人よりも自分でカスタマイズ(自作)
    して使う人が多いと言うことで、
    映画の中にもそんなシーンが出て来ます。

    そんな小道具的なシーンってその経験者にとっては意外に面白いと思います。

    その経験者繋がりで話を「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」に繋げますと、
    原作の持つ独自の世界はともかく、「吃音」の啓蒙啓発と言う点では、
    「実写」の方が効果が高い様にも思えます。
    ちなみに、大島志乃 役は 南 沙良 です、
    自分は存じ上げないのですが(歳を取ると色々な若い台頭に疎くなります。)
    寧ろ、自分の知らない若い人達が演じてくれることに意味を感じます。
    その意味に於いては、嘗ての「森の石松(ガッツではない)」や芦屋雁之助が好演した「山下 清」は
    最悪だったと言わざるを得ないです。
    それらの作品は「吃音」を笑いものにしてもいい、みたいな風潮を作ってしまった
    のは否めません。

    この数年で急に目にする様になった「LGBT」の文字。
    彼らはセクシャルマイノリティーを自称しましたが、
    「性」の問題は誰にでも大きい問題で、それ故の大変さがあることは勿論なのですが、
    具体的なことはともかく、問題の大きさは容易に想像出来る筈なのです。

    でも、吃音のマイノリティー性はよりマイノリティーで、
    問題の大きさが、想像が全く出来ない、出来ないだけではなく、
    時に、ドヤ顔で勝手に解釈されてしまう、
    こんな理不尽、不条理があっていいのだろうか?いや、いいわけがない、
    みたいな感じです。

    「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の主人公は女子高校生、
    さすがに指を指して笑いもの出来る時代ではありません。

    ちなみに吃音の男女比は明らかに男の方が多く、正確には把握出来ていないですが、
    5:1~10:1だろうと言う感じです。
    10人いたら、1人か2人は女性。

    自分と同世代の女性の当事者達は芦屋雁之助が山下 清を好演する度に
    生きた心地がしなかったことは想像に難くありません。

    この件についてはあまり長い説明をするつもりはなかったのですが、
    でも、同時にいい機会だとも思えたので少し書いてみました。

    1. ボクシングファンさん、こんにちは。

      そう言えば、うちのブラバンのオーボエの先輩も、自作を使ってましたよ。

      志乃ちゃんは~、の実写化には啓蒙的な意味も狙えるのですね、なるほど。
      いい機会に、解説してくれて良かったです!
      映画も皆さん、観てくれるといいですね。ではまた~

  8. こんにちは。 そんな母の日、当日です。
    大変に興味深く拝読させて戴きました。

    さて。
    全く関係のないお話を少々連ねることをお許しください。 許可願います。

    ・・・やっぱヤメます(汗
    じゃ少しだけ。 今朝、朝マックしてたのですが。
    久々にノートなど持ち込んでつらつらと自己記録の番外編・的な物事を書き連ねようと、頁を開いてみたらば。
    前回は昨年の12月半ばで終わっていました。 ふむふむ。

    で、その辺をチラチラと振り返りながら、そして書き出し部分のフォーマット(日付とか)なんぞを踏襲しながら、
    けさの書き出し部分を手掛けていたら。 なんと。 誕生日であったことが発覚。 思わず背筋をピンと伸ばして
    周囲を見回したりして、すぐ横でゴミ箱の整理をしていた女性店員三都バッチリ目が合ってしまいました。

    仕方がありません。
    口に手をかざしてささやくように、彼女にこう言いました。(指先で自分のほっぺたを突っつきながら、)
     『まいばーすでー・・・(汗』

    きょとん・・・のあと、ニッコリ微笑みながら小声で、『おめでとうございます♪』 との祝辞を得ました。
    マクドナルドだから もっと何かあったら困るなぁ・・・との気苦労は、気苦労のままに無事終了しました。

    なのでして。
    要するに、母の日とワタシの誕生日が同じといった 数年、十数年、何十年に一度の日曜日。
    仮にマザコンであってもなくても、母を想わずにはおれませぬ。

    P.S. こーゆーのも コラボって呼べるのでしょうか。 すみません、ただコラボとか言ってみたかっただけです。

    B.G.M よく知らないけれど、一休さんのエンディングで流れてたアレ。 まだ千菊丸(?)なのかな。

    1. 散文気分さん、こんにちは。

      何年に一度かは、お誕生日と「母の日」が同じになるのですね。
      なかなか、ハピネスですね!
      特に、小さい時など、同じ日にお祝い出来るのだから、何かしら性格形成に影響を及ぼしてくれたかもしれませんね~

      お誕生日、おめでとうございます!

      PS.僕は今日は、「電話当番」で出勤です。

  9. おはようございます。
    なんと! まさかの休日・即レスだったのですね。 ほりでー・さっどぅん・あんさー ・・・っすか。 お疲れ様でした。
    いやはや、 ハピネス & ミラクル と称して差し支えないのでしょう。
    アリガトウゴザイマス。
    つい先ほど、佐波神(「サバジン」: 個人的に【エリカ様】と呼んでます。)に お参りして来た甲斐があったというものです。
    ・・・なので。 あとで何か貢いでおきます。
    (※コメントは無用です。)

  10. 眠れないか酔っぱらうかするとここのブログをよく目を通すので、つまりここに書き込んでいるときはどうかしているんだと思う、んーまあいいか。こんなに書き込んでいいのかな。

    今さらですけど、本を100冊読むより人から聞いた情報の方がためになりますね。そして女性は本当に社交性が高いですね。きっと、だから、先生は受付と話をしていってねと、よく言っていたんだと考えていますが、いかんせん、親とまた暮らし始めたら、あー、この親にしてこの子ありだなあと思いました。ずいぶんがんばったんですけどね。

    これは書いたことあるかもしれませんが、スキャットマン・ジョンて重度の吃音をあえて音楽にしてヒットしたんですよね。たしか。僕の同級生のY君も吃音でしたけど、外見上のコンプレックスを取り除いて、数年後に「俺結婚するんだ」ってきれいな日本語で話してくれたことがありました。なんなんでしょうね。

    ラジオで「都会にあこがれて上京したくせに、ごみごみしていて住みづらいとかぬかしやがる」というネタがあって、面白かったのを覚えています。ああ、ついでに「個人情報についてうるさいくせして、SNSで自ら個人情報ばらまいていやがる」もああそうだなと思いました。田舎も都会も結局住みにくいですねえ。僕は都会のお金持ちが乗っているマセラッティという車がうるさいので大嫌いです。田舎もちょっと運転ミスったら怖いお兄さんに睨まれました。ああ、住みにくい。

    1. プロテイン至上主義さん、こんにちは。大平です。先生に頼まれてかわりに返信です。
      本を100冊読むより人から聞いた情報がためになるのですね。今度受付でも話して言って下さいね。
      ラジオと言えば、今ラジオDJ風記事に挑戦中です。
      私はマセラティのような高級車を運転してみたいです。でも左カーブで右にふくれるような運転をしている私にはもったいないですね。

      コメントありがとうございます。

  11. 自転車に乗れないのは余り驚きませんが、自動車免許をもっていないのは驚きました。
    ましてや車に興味が無いとか!!

    信じられません!!我々の時代は男はバイクに車に金!!といった肉食、バブリー、パワハラ、根性世代だから・・・・

    先生の学生時代は楽しそうですね~家に帰っても友人がいて、朝まで色んなテーマで話す。
    最高ですよね。

    ほんと先生の学生時代はモテモテですね。

    おっと失礼、今もでしたね。

    1. sinさん、こんばんは。

      我々の世代は、恋愛マニュアル本がありましたね。
      ポパイとか、ホットドッグプレスとか。
      それによると、デートは必ず、車でしたね。

  12. 初めまして
    ニート、引きこもりの人と同居してたなんて、学生時代から精神科医としての素養が有ったのでしょうね。
    良かったらその時の事ブログで教えて下さい。面白そうですねー

    1. 玉五郎さん、こんにちは。

      初コメントありがとうございます。
      リクエストもありがとうございます。
      そのうち、トライしてみます。
      ちなみに、僕らは自分たちの事を、「フリーバーズ(自由な鳥たち)」と呼んでいました。
      のちに、「東京フリーバーズ」と改名し、「博多フリーバーズ」などの支部を作り、全国展開を企てるも、
      飽きたのでやめました。

散文気分 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です